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2004年03月13日

広報の力は?

 午後から広報についてちょっとした打合せをしました。広報についても、それぞれ採り上げるテーマなどを事務局、議員、担当者を中心に話合いをして決定します。
 多摩市内の話題で市民が共有した方がいいニュースはどんなことか…それぞれ持ち得る情報を寄せ集めるのですが、今回はすぐに決定しました。現在、大型マンションの建設で話題になっている連光寺1丁目のことです。これは‘まち’にとっても重大なことだと誰しもが一致する話題でした。
 来年度、いよいよ「まちづくり条例」制定に向けた取組みがスタートするようです。予算で事務経費が計上されているからです。それとも併せて、ぜひ一人でも多くの人と問題意識が共有できればいいなと思います。たいていは自分に直接の害が及ばなければ、なんとなく「一部地域の問題だから」とか「一部の人の問題だから」と片付けてしまいがちです。でも、その意識を少しでも変えることで、‘まち’の課題への対処療法が変わっていき、物事の進み具合をスムーズにするのではないか?と思うことが多々あります。
 特に、今までとは違い、ことさら優先順位をつけながら税配分をしなければならない時代には、変な「自己犠牲」は不要ですが、客観的で的確に物事を捉えて対応することが求められます。
 「自分さえ良ければいい。」という誤った自分主義でなく、物事の判断をする力が一人一人に求められるとも言えます。ある意味で大変な時代なのかもしれません。

 ところで、広報の力がどのくらいあるのかはわからないけれど、読者の人たちが何かしら考えるきっかけを持ってくれたらな…と思います。そのためには紙面の作り方、内容が問われます。心に届くようなメッセージが掲載されているかどうか?「ただのお知らせ」にしないための技術を磨かなくてはなりません。私は広報は何よりも重要な仕事だと思っています。

投稿者 hisaka : 2004年03月13日

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