« 予算特別委員会1日目 | メイン | 広報の力は? »

2004年03月12日

予算特別委員会2日目

 歳出で総務費についての質疑が行なわれました。当然といえば当然ですが、総務費の前に議会費があるのですが、、ここについては質疑は一つも出ません。予算編成にあたり、議会運営委員会でだいたいのところを決めるからです。例えば、全議員での視察を1泊2日から日帰りに変更したり、議長交際費の削減をしたり…と私がぱっと思いつくところでは微々たるものですが削減努力は一応したと言えます。
 私の会派では市長から支給されている政務調査費の大幅削減を提案しましたが、これについては同意が得られませんでした。不思議なもので、もちろん議員はそれぞれ忙しく活動しているために同じ会派内で日程を合わすことも難しいことは難しいのですが、しかし年度末の2月に政務調査費による視察を行なう会派が多いのです。私の会派では政務調査費を使い切れなくて、今年も返還することになりそうです。政務調査費を全部使いきらない=活動をしてない…ということではないでしょう。「百聞は一見にしかず」の諺は、確かにその通りだと思います。行ってみないとわからないことと行かなくてもわかること…その判断、さじ加減には頭を悩ますところです。

 政務調査費については議員削減を試みたと同時に、引き上げられたわけで、ここに私は今でも納得いっていません。来年度予算の中で、ようやく「補助金」のあり方などを審議する第三者機関を設置することになってます。行財政診断白書、行財政再構築プランどおり、ゼロベースで聖域なく全ての補助金の見直しを行なう方針です。ここに当然ながら「政務調査費」も含まれるわけですので、どんな議論が展開されるのか注目しています。

 さて、今日の委員会は聞くだけで終わらせてしまいました。何せ持ち時間制で一人あたりだいたい30分なので、言いたいことの優先順位をつけて上手に時間のやりくりをする必要があります。もしかすると自分と同じことを質疑してくれる人がいれば、他のところで時間を割くこともできるので、じっと周りの様子を伺ってから挙手をしようと思うからです。私も昨日の質疑との関連で「市民まちづくりチャレンジ事業」のことを質問する予定でしたが、他の人の質疑を待ってから…と思っているうちにタイムオーバーで月曜日に持ち越しとなりました。

 議員が取り上げる問題は意外と集中しています。放置自転車、コミュニティセンター、パルテノン多摩、市民保養所、それから人事管理の問題に関心が集っています。特に自転車では有料と無料駐輪場のことについて厳しい指摘がありました。人気がない有料に飽和状態の無料駐輪場…私もこれは問題だなあと思います。誰しも有料よりは無料の方がいいに違いありませんが、「無料で当然」と考える時代はもう終わっていると考えています。無料駐輪場で自転車整理をしている人がいるわけですから…。

 今日は思わぬうれしい出来事がありました。というのもステイツマンのインターン生を中心に27歳を祝ってくれたのです。去年の春にインターン生でいっしょに活動をしていた懐かしい顔も集合していたのにはビックリしました。まだ、誕生日に喜べるうちは花かな~とかしみじみ思ってしまいましたが、一年は本当にあっという間です。

投稿者 hisaka : 2004年03月12日

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
/648