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2004年02月28日

時間どろぼうの話

  強制的に休日を…と思い、一般質問の準備の傍らで、ミヒャエル・エンデの『モモ』を読みました。この作品は小学校の時に読みましたが、その時には中味に小難しさを感じていました。その後映画を見て、本の内容がやっと理解でき、私の中の「とっておきの一冊」にランクインしています。
 「あくせくしないで」と思う時、たまにこの本を読むのですが、ふっと読みたくなり「時間どろぼう」と真っ直ぐなきれいな心で向き合う『モモ』に出会いたくなったというわけです。これは児童文学作品なのですぐに読むことが出来ますが、本当に奥が深い物語です。小さいことにクヨクヨして、せせこましく迷ったり悩んでいる自分を解放してくれる気がします。議会の前に読むにはぴったりの本だと心から思いました。
 あわせて今日は録画しておいた「サウンド・オブ・ミュージック」も見ることができ、心いっぱいに元気を蓄えられた一日でした。普段、毎日に一生懸命だと、忘れてしまいがちな‘自分にとって’大事だと思うことや大切なことがあると思います。そのことを時に思い出させてくれる存在を手元に置いておく必要性をしんみりと感じています。
 

投稿者 hisaka : 2004年02月28日

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