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2004年02月05日

苦しい時の神頼みもできない?!

 1月の末に引き続いて、再度、予算に関する会派説明がありました。ほとんど内容的には前回の説明から大きく変わっているところはないように感じましたが、それはもしかすると私の見過ごしかもしれないので、予算の見方の勉強も含めてやらなくてはいけないなと思いました。
 ただ不思議なことは、前回と今回で多少金額が違っているところもあるのですが、合計額だけは変わらない…ということです。歳出について前回以降もいろいろと見直しをしたとして、少し節約できた部分が生じたとしたら、自ずと合計額も減るのかな…と思うわけですが、最終的な総額は前回とばっちり同じなので、その意味ではどこの部署もキツキツで予算組をしたとも考えられます。
 とは言え、どこに無駄があると考えたのか、もしくはどこがどう見直せると思ったのか?というところまでの細かい説明があるわけではなく、本当にその予算が妥当なのかどうかまで、なかなか突っ込んで聞くことができず歯がゆく思います。全体的に緊縮財政であることは変わらないわけですが、緊縮財政でそれとともに事業そのものまで先細りになっていくような気がして寂しく思う部分もあります。
 市長にはスタッフが約1000人ほどいるとすれば、議員にはスタッフはほとんどいないわけで、なかなか議員が一人で市の財政の全貌を解読し把握するということは難しいなと思います。大切な「税金」なので、いちかばちかで新しい事業にトライしてみる・・・という余裕すらないのが今の状況なのかなあと感じるだけで精一杯ですが、それならそれでお金をかけずに面白く出来る方法を考えてみたいものです。

投稿者 hisaka : 2004年02月05日

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