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2004年01月14日

明日は全員協議会です。

 12月議会中に途中のまま先送りされていた行財政再構築プラン(案)についての全員協議会が明日開催されるので、そのための打合せをしました。それと合わせて、多摩テレビで録画放映されているプランの「市長説明会」を見ました。市長も何度も同じ説明をしているからか、説明文を暗記したかのような口ぶりでとても流暢な説明をしていました。ほぼ内容としては、議会に対する説明の時と同じでした。一番見たかったのは、市民の質疑だったのですが、その場面に来る前に放映時間が終了してしまったので「なーんだ。」とがっかりしてしまいました。
 さて、市民との合意形成がどう行われてきたか?、それから担当職員との意志疎通がどう図られ、最終案として提示されてきたのか?そこがとても大切だと考えていますが、プランの案だけを見てもなかなかその部分がわからないのが現実です。特に経費の削減部分では、どの部分を削減したのか?例えばイベントなどへの補助金は今までかかっていた費用をただ削減したわけではなく、おそらくその積算根拠があるわけで、何でも今以上に市民主体でのイベント実施へとシフトさせていきたいとの思いはわかるものの、市民でやればなぜ‘安価’になるのかという理由が見えてきません。もし人件費分をということでは、今までは当然に市民は手弁当で参加をしていても、職員には手当がつくこともあり、この手当分が削減されたとしたら、人手としての職員の数までも減ってしまうのか?という問題などなど…わからない部分があります。
 経費削減はわかるけれど、ただやみくもに削減しても意味がなく、何をどう削減し、今までの仕組みを含めて変えていこうとしているのかが具体的に見えてこない、今後、その部分が明らかにされるのでしょうか?
 本来は、今までの行政計画の作りかたをなぞるかたちで、踏襲して計画を作成するのでは不十分だという認識からスタートして計画づくりに着手してもらいたいわけですが、その議論をするためには時間が足りなすぎたのかもしれません。このプランは、いわゆる毎年毎年ローリングされる形で示される実施計画と同様です。私は今までの実施計画の中味そのものに不十分さを感じているので、やっぱりプランに対して「これなら…。」と納得することができないのです。

投稿者 hisaka : 2004年01月14日

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