« 実行委員会形式の成人式だけれど・・・・。 | メイン | 明日は全員協議会です。 »

2004年01月13日

見聞を広めに?!

 同じ会派の民主党の篠塚さんに頭数…?として誘われて、民主党の大会を見てきました。品川プリンスホテルのものすごい広い会場は満員で、何と言ってもすごいマスコミ陣のカメラがあり、それだけでも「すっごーい!」と感激してしまいました。気持ちはまったくの‘おのぼりさん’で、代表の菅さんをはじめ、党の幹部は壇上にいるわけですが、いわゆる代議士と呼ばれる人たちが時折会場を出入りし、ちょうど立ち見で会場入り口付近にいた私の目の前を通過していきます。
 もちろん普通に同じ人間なはずですが、やっぱり国会議員と言うのは「エライ」という感じがします。特に、これは人によってですが、入り口までたどりつくためには立ち見の人たちに通路をあけてもらう必要がありますが、「すみません。」と会釈する人もいれば、そうではなく「眼でプレッシャーをかける」というか鋭い視線で合図を送るような態度の人もいて、ものすごく政界の序列を感じてしまいました。私にとっては居心地がいいわけありません。ネットでは都議会議員だからとか自治体議員だから…という区別は全くなく、みんなが対等な立場です。経験差はあったとしても、むしろ、その差に価値があるとの認識があるように思います。
 それからもう一つ、政党と言うのはとても中央集権的だなと言うことです。地方の方からの質疑でも、どうやって地方事情や意向を組み入れてくれるのか?というのがありましたが、そこはとても悩ましいようでした。ネットの場合は一応、東京ネットが都全体の中心に存在しているわけですが、各地域ネットごとのカラーは様々で、ある程度の共通点は見出そうとするものの、最終的には地域の決定が優先されて尊重されるので、ここが「ローカルパーティ」の良さかなと感じました。
 話を聞いていて思ったのは、政党が本気で「政策集団」になっていくことってものすごく大変なことだなということです。しかも現在の状況を見れば、まだまだ構造的に中央集権で、地方分権、地方主権になっていないので、中央で立案する政策が広く全国に適応できるような余地がなっている必要があります。だからもっと大変だということです。
 それにしても、あの会場の雰囲気、空気を吸っただけでもとてもいい勉強になった気がします。(さすがに、最後の「がんばろう!」コールの時は会場の外に出ましたが。)

投稿者 hisaka : 2004年01月13日

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
/589