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2003年12月22日

青空を見ながら・・・・。

 昨日は助役のお通夜、そして今日は葬儀に参列しました。とても天気がよく、青空が広がっていました。よかったなと思いました。
 助役と言うお仕事は庁内だけではなく、議会との調整役も果たさなくてはいけないとても大切な任務です。今年の6月議会で監査委員選出の際、助役が粘り強く私のことを説得しに来たことを思い出します。私は正直、自分でも泣きたくなるくらいどうすればいいのか迷いに迷っていたけれど、同じように助役もどちらかというと悲壮感たっぷりの顔で「お願いしますよ。」と言われたなと。
 私はいつも議場で思うことは、自分の両親と年齢が同じ位の部長さんたち・・・まるで子どもが親に意見しているみたいだ・・・ということです。いつかその話を助役にしたことがありましたが、そのときに「親だって、すぐには認めたくないけれど、子どもから教えられることってたくさんあるんだから。それに当り前ですけど市民には色んな年齢の人がいるんだから、岩永さんが議会にいるということは貴重ですよ。」「まあ!そうですか!そう言って頂けるとうれしいです。」と単純な私はとても喜んだことがありました。
 ある時、他の市の職員である知人に「古藤さんって助役になったんだね、びっくりしたよ。とてもいい人だよねえ。」と言われ、こちらがびっくりしたことも思い出しました。そのことば通りの人だったんだと思います。
 去年、私が補欠選挙で当選して初議会が6月。そのときに助役や収入役の人事がありました。反対の声もありながら、なんとか助役と収入役が決まりました。その議会の最終日、市長が議員に向けて、なぜか大洲部の涙をぽろぽろこぼして「ありがとうございます。」とお礼発言がありました。私は当時、市長の涙の意味がわからずに「どうして、こんな場面で泣くのかしら?」と感じていたわけですが、何となく意味がわかったような気がします。それは助役を引き受けた古藤さんの決断がそれこそものすごく大きなモノであった・・・ということです。

 それにしても助役なしでしばらくの間は動いていくのでしょうか?今、とても大事な時期であることを考えれば、職務代理者を置いたほうがいいように思っていますが。

投稿者 hisaka : 2003年12月22日

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