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2003年11月06日

すごい人だかりに圧倒された!

  朝から勢力的に選挙の応援。残りが今日を含めて3日間で、各候補者の陣営ともマイクを使わずに駅前では街宣活動。今日は多摩センター駅でした。あいにくの雨だったものの、午後にかけて晴れ上がりました。

 ところで、私は気がついたのですが、2回の選挙を通じて、知らずしらずに市内の道路に詳しいようです。というのも朝の1時間、街宣カーの道先案内人として同乗したのですが、「自分の選挙の時の記憶」が次々と蘇って来たからでした。「けもの道」みたいな感覚かもしれません。

 今日は、恐らく最初で最後!くらいの経験をしました。というのは、町田駅前にそれこそ「顔」である政治家が応援弁士に来たのですが、到着時刻が遅れてしまいそうということもあり、急遽、町田市の選対と合流したのです。
 まずは、行ってみてびっくり!主催者発表では約3千人の聴衆ということですが、町田駅前のマルイのところにワンサカと人がたまっているのでした。ちょうど候補者カーの屋上では東京生活者ネットワークのメンバーが話をしているところでした。
 それが終了した後、何と多摩市の選対から・・・ということで紹介されたわけですが、そこで「一番若いから」という理由で演説するハメになりました。「げーっ。」どうしよう・・・一応、心の準備はしたのですが、いざマイクを持つと頭の中は真っ白になり、何を話したかも忘れてしまうくらいに緊張しました。(実際にどんな風に話したかも忘れてしまいました。)
 それにしてもこれはとても貴重な経験です。多摩市の中で街頭演説をしたとしても、これだけの人を集めることは無理だと思います。第一スケールが違います。そもそも町田市は人口も40万人超で、‘まち’そのものの規模自体、比較の対象にはなりませんが、私はここで一つ気がついたことがあります。

 というのは、私たちが多摩市内で街宣活動を行う時には、マイクの音量などわりと‘おとなしめ’ですし、叫ぶようには喋らないで演説をするのが普通です。どちらかというと「語りかける」と言う感じです。
 ところが、一緒に選対を組んでいる同じ市議会議員でも、町田の方々は非常に大声で身振り手振りも十分でそれこそ「見せ方」をちゃんと心得ているというわけです。町田市の人たちと並んで、一緒に演説をすることを考えると、私たちのやり方とのギャップがありすぎて、何となく違和感あるな・・・、空気の違いを感じると感覚的に捉えていた理由に納得です。
 もしも、多摩市内の駅前で町田駅前と同じようなことをすれば、多くの人たちは冷たい視線に変わるだろうな・・・というのが感想です。そして私にはやっぱり多摩市という‘まち’のサイズの方が好きだし、似合うななんて勝手に思いながら、すごい人だかりを眺めていました。

 でも‘まち’で人が動いている空気があり、躍動感がありました。それにしてもこんな経験、二度と出来ないと思いました。さらには、警備に来ていた警視庁の強面の人たちの中に、何と知り合いが・・・・終わった時に声をかけられてびっくり。「げー、めっちゃ恥ずかしい」以外の何物でもありません。とは言っても、そんなこと思っているのは私だけ。町田駅前の人たちは「顔」である大物政治家の話にきっと酔いしれて、私のことなんて記憶彼方に飛んでいるはず!「あーよかった。」

投稿者 hisaka : 2003年11月06日

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