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2003年11月03日

私のとってもシツコイこだわり・・・

 多摩市のホームページがリニューアルオープンしました!前よりも見やすくなったとのことです。確かに少し見やすくなった感じがありますが、やっぱりどこにどんな情報があるのかがわかりにくいことと、後は今一番のトピックスといえば「市民自治基本条例」、これは全国的にも注目されているし、市民生活に直結することとしては「行財政診断白書」もあるにも関わらず、そのことが全面的にPRされていないことには不満です。

 そしてもう一つ「だれもが夢をもち、互いに支えあうまち・多摩」というコンセプトが、目指すべき将来像のように掲げられていることに非常に戸惑っています。というのは、私は第四次基本構想で目指すべき将来像として掲げられている「市民(わたし)が主役のまち・多摩」というのがお気に入りだからです。そもそも基本構想は議決を経ているので、今の段階で議会に対しても将来像の変更が提案されてもいません。
 それにも関わらず、誰がどの時点で変えることにしたのかが全く説明もないのに、既成事実化してしまいいつのまにか第4次基本構想の将来像、基本中の基本のコンセプトが違う表現になっていることは私は「スジ」としても少しおかしさを感じます。
 
 きっと多摩市のホームページを開けた人は目に飛び込んでくる「誰もが・・・・」に対して、「多摩市の目指している姿なんだな」と思うはずです。でも、基本構想でしっかりと位置づけされ謳われているわけではないので、やはり堂々と掲げることには賛成ではありません。
 もしも、変更をするなら、それなりにルール(議決しているわけですから、ちゃんと議会にも説明がいると思います。)があるわけですから、そこは手続きを踏んだ後にアピールしてもらいたいものです。

 「市民(わたし)が主役のまち・多摩」については、決算特別委員会の時にも部長が確か「変更したわけではありません。」と答弁していました。しかも「誰もが・・・・」という表現についてはキャッチコピーみたいなものだと言っていました。将来像は決してキャッチコピーではありません。キャッチコピーは時代の流行なども取り入れながら変更をするのはいいと思います。だけど将来像がコロコロ変わってしまうのは好ましいとは言えません。

 だから私はものすごく基本構想のコンセプトにシツコクこだわります。「市民(わたし)が主役のまち・多摩」だからこそ、「市民自治基本条例」というような発想も生まれてきたと思うからです。計画行政ってなんなんだろう?と思います。もちろん計画は変更するかもしれませんが、基本構想はどっしりとした柱であり、そう簡単に変更出来るものではないのです。「基本構想は議決事項なのにな?」・・・基本構想上のコンセプトが見えにくく見えにくくなっていくことに私はハテナマークの今日この頃なのです。

投稿者 hisaka : 2003年11月03日

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