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2003年10月12日

格好つけるほうが格好悪い

 今日は議会後の3駅での遊説でした。桜ヶ丘からスタートしましたが、桜ヶ丘ではちょっとした駅前イベントがありました。京王ショッピングセンターが主催なのかな?という感じで、社員とおぼし気ネームプレートをつけた人が見張り番として数多く配置されていました。(遊説は出来ませんでした。)通常の休日よりは幾分にぎわっているように思いました。

 その次は永山駅。永山は通常の休日はいつも閑散としていて、人はまばらです。今日も電車に乗車する人と降車してきた人…がほとんど、お買い物客はほぼいない…時間帯の問題もあるのかもしれませんが、休日は‘マイカーでお買い物’というパターンが多く、とにかく最近コストコなど外資系の大きなスーパーが多摩境に出来た事もあり、人が流れているのかな?と思います。
 それからグラン多摩フェスタに行きましたが、ちょうどフリーマーケットも一緒に開催されていたこともありグリナードの4階広場とベルブ永山のところには人が集まってきているように思いました。国士舘大学の学生が昨年からボランティアとして参加しています。たまたま彼らがリードするフォークダンスに出くわしました。
 グラン多摩フェスタは別名「高齢者いきいき祭」。若者(若い男性)と手をつなぎ、輪になってマイムマイムを踊っている高齢の女性たちは楽しそうでした。

 そして最後の多摩センター。三越前ではベデストリアンデッキにいつもの露店が出ていました。とにかく空間が広々しているので、人の数が少なく感じます。でも、意外なのは市外の人も多いこと。ネットニュースを配布しても「私は多摩市じゃないので…」と断われることも多いです。

 やっぱり3連休の中日には人が少ないのかなあと思いながら、遊説終了後に南大沢に行ってみました。買い物がてらに南大沢を見に行ってみようと考えたからでした。駅に降り立った瞬間から活気があることを感じました。買い物に行く人が「うきうき」しているような雰囲気が漂っていること、それから若い人がたくさん下車したこと…そして改札を出た瞬間からとにかく人が‘いる’といううごめきのようなものを感じ、南大沢再生の起爆剤となったアウトレットモールには信じられないくらいの人が集まっていました。
 特に客層ですが、小さな子ども連れの家族と若いカップルが圧倒的多数。レジのところも軒並み列を作っているように見えました。「恐るべし購買力」を目の当たりにしました。人が集まるところには集まることがわかります。

 比較するのも情けない話ですが、多摩市の3駅では人の群れを感じなかったなと思います。つい最近まで南大沢は多摩市よりも、もっと活気がない‘まち’でした。それが仕掛け一つで見違えるようになったわけで、きっとやり方一つで多摩市も元気になるはず!と思います。
 多摩市内だけで解決しようとせずに、もっと幅広く多摩を救うためのアイデアを募集したいところですが、実は駅前活性化などで頭を悩ます自治体はどこでも同じような思いで空回りしているような気がします。私も批難だけするのではなく何か名案を思いつけばいいのですが・・・。

 ただ、私が思うことですが、多摩センターといえば「多摩の山の手」と言われた時期もありました。でもこのプライドはもう捨てた方が良さそうに思います。こうやって「山の手」イメージの多摩ブランドはゼロにしなければ、実態にそぐわないからです。いつまでもそれに拘っていると逆に格好悪くなっていく・・・まちの元気がなくなっていくことについて市民がどう考えるのかが大事だなと思います。

投稿者 hisaka : 2003年10月12日

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