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2003年07月21日

ポスティングの感謝と苦労

 今日はポスティングの日。けれども月曜日なので、やっぱり天気が悪いのですが、紫外線対策としてはばっちりで、長袖に帽子着用、さらには手袋まで…重装備をしなくていいのは楽でした。

 一軒家地区と違って、集合住宅はポストがあるのでとてもラクチン。担当した諏訪4丁目地区を2時間かからずにチラシをまき終えてから、次の仕事…今日は遊説が予定されていたのですが、あまりにも久しぶりのために事前に遊説原稿の組立をしました。

 実は、最後までポスティングを手伝えないというのはとっても残念なことです。ポスティングの苦労を自分自身でも味わうことが、政治活動の原点だなと思うからです。一枚一枚に「読んでもらえますように…」と気持ちもポストに入れるわけですが、「ごみ箱行きなのかな?」と想像したり、「気がつかれないかもな」と思ったり…それでも「ここで止めたら始まらない!」と気合いを入れなおす瞬間には、同世代で活動を支えてくれているステイツマンの存在の大きさに感謝をするばかりです。
 ほんの一部の活動しか、伝えることは出来ないけれど「ほうれんそう」が政治への窓口の一つになるように・・・というのが最終的な目標です。

 さて、話は変わりますが、多摩センター三越前で遊説をしていたところ知人に声をかけられました。ちょうど今、三越の中で土日休日とお盆休みの期間に「子育て広場 CouCou」を開催していますが、その運営スタッフとして任されているグループのメンバーでした。
 土日となれば忙しくて、まだ私も足を運んでいませんが、なんと今日1日で122人もの利用者があったとことでした。開催期間が8月末までなので、何としても一度は見に行きたいと思いますが、休日だけしか開かれないというのは残念です。
 ちょうど議員研修で茅野市の駅前の大型空き店舗に設置された「0123広場」も子育て支援広場として同じような趣旨で展開している場所ですが、少子化が進む中で「(母)親つながり」をつくれる拠点はますますますます重要になりそうです。
 CouCouには「休日だけでなく平日も開催してもらいたい」という声もたくさん寄せられていて、何とか今後も継続できないかと考えているみたいですが、運営資金をどうやって捻出するかが大きな課題です。今は新都市公社などの企画事業と言うことで、行政の負担はないそうですが、「子育て支援」に力をいれていくとするならば、今回のCouCouの実施状況を見ながら、今後の市としての対応を考える必要があるのかもしれません。
 聞くところによると来年度は歳入が約30億円近く減収になるとの見込みです。ますます「どんな‘まち’をつくりたいのか?」が問われ、それに対してメリハリをつけた予算組みが求められるはずです。庁内では事業の抜本的な見直しをして、行財政診断も行っているそうです。それについて市民の眼でチェックをしていくことが必要だろうな…と思っているところです。ちなみに行財政診断市民委員会も開催されますが、公募市民が男女一人づつの二人のみ。専門的なのであまり委員会の人数が多すぎるのも…という説明でした。私はこの市民委員会での議論がどのようにオープンにされていくのか注目しています。

投稿者 hisaka : 2003年07月21日

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