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2003年07月18日
まちの変化
今日は午前中に‘ほうれんそう’の印刷をし、午後から一部の地域にポスティングをしました。曇っていると本当に助かります。
ポスティングをしながら、ちょっと目を話した隙に‘まち’が変化していくのを感じました。モデルルーム公開中だったマンションはすでに入居者もいて、管理人さんが掃除をしていたり、ただの空き地だったところが整地されて売りに出されていたり、新しいマンションが建っていたり…実際に‘まち’を歩かなければ、わからないことがあるなと思います。
‘まち’の姿が変わるということは、そこに住んでいる人の‘顔’も変わっていくことだと思っています。マンションやアパートを見ながら、どんな人たちが住んでいそうかを考えることは地域ごとのコミュニティのあり方を何となく特色づけます。コミュニティの雰囲気を見る時には‘ゴミ’の集積場所や自転車の並び方も参考になります。住んでいる人たちの意識のバラバラさは面白いと思います。これが私の‘まち’歩きです。
さて、掲示板で紹介された「あなたが世界を変える日」を購入しました。絵本仕立てのステキな本ですが、内容は‘恐ろしい’と思えるほどの力強いメッセージです。子どもの曇るところのない真っ直ぐな眼で語られる言葉を大人たちはどんな風に受け止めたのでしょうか?この1992年6月のスピーチ以来10年は経過している今、なぜこの絵本が書店に並んだのかにも私たちは反省しなくてはならないように思います。
ぜひ、多くの人に手にとって見てもらいたいメッセージです。
そのことと合わせて、今日、私のところに「朝日新聞の投稿を見た…」とメールをくれた学生がいました。早速確認してみると、長野県にお住まいの女性の投稿でした。
「…最近の政治家たちの子育てや若者に関する発言、嘆きたくなる気持ち分かります。でも、その前に考えてください。『エライヒトタチ』は私たちが選んでしまったのです。
そこで、あなたたち若者にお願いがあります。もっと選挙に参加してください。大人の「シガラミ選挙」を壊して下さい。
『エライヒト』感覚の当選者が多すぎます。・…」(2003/07/18朝刊)
今日はネットの全体会があって、議論をしました。私たちは2期ローテーション制をとっているので、どうしても「期数が多い方がエライ」感じになりがちな議会コミュニティの中ではいつも「政治的取引」とか「政治的駆け引き」の蚊帳の外に置かれがちです。水面下での取引をしたくない私にとっては都合がいいわけですが、それでは私たちの主張が通りにくい…結局は‘ベテラン議員’の壁を乗り越えられないのかな?という悩みを私はしばしば感じるからです。
それについては結論めいたものもなかなか出なかったわけですが、「言い続ける」「ぶつかり続ける」ことのほうがむしろ大事なのかなと
朝日新聞の投稿にちょっと励まされました。
「自分の地域の議会が一体何をやっているのか?」についてもっと多くの人に点検してもらいたいなと思います。でも、そのための情報が少なすぎるのが現実。その部分をどうにか変えたいなと知恵を絞っていきたいと思います。
★ぜひ、ご意見、ご提案お寄せ下さい!★
投稿者 hisaka : 2003年07月18日
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