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2003年07月15日

少子化は乗り越えられるのか?

  昨日に引き続き、東京ネットの政策委員会に設置された部会に参加しました。昨日は女性政策でしたが、今日はこども部会で子ども政策について調査や研究などを行います。
 深刻な少子化を乗り越えるために、国もついには法律を制定し、子育てを奨励するような方向に動いています。少子化社会対策法として審議されていて、衆議院はすでに通過しています。その中でも私は「次世代育成支援対策推進法」に注目をしています。来週、その法律について問題点などを学習する予定ですが、基本理念に掲げられた「子育てに伴う喜びが実感されるように配慮」する社会をどのように作っていくのでしょうか?
 確かに子育て環境を整備するという点では子ども施策全般が総合的に進められそうで期待できる法律かな?と思える一方で、「子育てに伴う喜び」を実感することを強要されないといいなと思います。昨日も書いたように最近の「女性蔑視」発言をしている政治家たちが、この法律を審議しているのかと思うと何だかとても複雑な気分です。

 私は子ども施策についても様々、個別課題はありますが、やはり「子どもの権利」を条例化して、多摩市としてどのように子どもの権利を保障していくかについて柱を策定するべきと考えています。特に子どもの意見を反映させるためのシステム設計が必要です。子ども参画の権利は子どもたちの年齢などに応じて質と量が充実していくと思っています。それはもちろん責任が伴うものです。次世代育成支援対策推進法で義務づけられる自治体の行動計画を確実に進めていくためにも、子どもの権利を再確認していきたいのですが、何せ、法律の施行期日などスケジュールがガチガチで、またもやそれに縛られて動くわけで、先が思いやられてなりません。

投稿者 hisaka : 2003年07月15日

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