« 『新人発掘プロジェクト』 | メイン | アレクセイと泉 »

2003年07月05日

続・・・給食の話

 給食市民連絡会の総会がありました。細々としか活動が出来ていないのですが、やっと人数が15人になりました。
 今年は「強化磁器導入」を最優先課題として、まずはこれだけに特化した活動をしていくことに決めました。今日、話しながら、私も認識が誤っていたことに気がついたのですが、実は「強化磁器を導入する」と答申を出した給食センター運営委員会は市長からではなく、教育長からの諮問を受けていました。でも結局、教育長の考えや方針があったとしても財政は市長当局にあり、市長の考えが問われることになるというわけです。その意味で私たちも、教育長よりはお財布のヒモを握っている市長に嘆願するのが一番効果的だと考えています。
 今年度、教育委員会側は当初予算で老朽化の進み具合を調査するために「コンサルタント費用」の要求を指定たといいます。けれども結局、予算として組みこまれなかったわけで、「給食センター建替えと同時に強化磁器ショック導入をはかる」という方針を聞かされてきた私たちは驚いたわけです。
 つまり建替えが先延ばしになるということは、それだけ食器変更も遅れるわけです。何が何でも危険性たっぷりの食器を変更したいなら、「建替えありき」でなくとも、何らかの対応は出来るはずです。予算を見る限りでは従来通りに学校給食が続いていくとしか思えない状況に私たちも言葉が出なかったのでした。「建替えが出来ません。だから食器導入も先送りです。」では納得いくわけがありません。
 とにかく私たちとしては「強化磁器食器導入」を求めていくことにしました。あとはどのような手法や段階を経て、導入へと踏みきるのかは市側が考えることです。

 以前、私たちのメンバーで市長に申し入れをしたことがありました。その際に市長から「もし強化磁器に変更するならと、ご自分たちで試算してみてください…。」と言われました。私たちはそれは市の仕事ではないかと考えていたのですが、今日は、少しでも私たちなりに試算が出来るようにと教育委員会に資料作成を依頼することに決めました。何とか強化磁器の導入に対する理解を取り付けたいのです。私たち自身も「財政難」を理解していこうと思っています。
 メンバーの中にはお子さんがホルムアルデヒドにアレルギー反応を起こすと診断されたという方もいらっしゃいます。これを個別問題として扱える時代ではありません。教育委員会にも協力をしてもらい、資料を作成してもらいつつ、私たちなりに今後の学校給食問題の理解を深めていきたいなと考えています。

投稿者 hisaka : 2003年07月05日

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
/400