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2003年06月10日

突然最大会派の誕生で・・・!

 まったくびっくりなことです。一人会派として活動をすすめていた7人の方が突然、会派結成をしたのです。会派名は「多摩市議会改革議員連盟」とのことで、何も知らなかった私たちの会派は目が点になりました。
 3人以上で会派を結成しなければ、議会運営委員会も代表者会議にも決定権を持って参加することは出来ません。それを承知でおそらく一人での議会活動を貫く決意をしたんだな・・・特に新人議員の方々に対しては、ある意味で‘強いな’と思って見ていました。多数決民主主義はやっぱり数の力…という部分は否めないので、一人で自分の思想信条だけを貫いて活動をしていくことはいい面もあり、辛い面もあるからです。
 でも、ちょっと不思議なことはどんな政策目標を掲げて会派を組んだんだろう…ということです。簡単に言えば、例えば国旗掲揚に賛成派もいれば反対派もいて、その方々が一緒に手を組んでいるので、今後どんんな風に会派の意思決定をしていくのかが私には皆目検討がつかないのです。
 ただ、きっと会派名にもあるように「議会改革」という一点は一致していると思うのですが、議会改革だけでしかまとまっていない会派が数の力で対抗するというのが、一体どんな風に議会運営に影響を与えるのか、そして会派とは言え、政策目標が一致できていない場合に、行政側の対応って難しそうだな…など色んな疑問が沸くわけですが、どちらにしても私たちの会派はこれまで通り、議会改革の提案は続けようと思います。

 そして、今日は明日の一般質問を前にして参加することを躊躇したものの、第1小学校の建替えワークショップに出席しました。今まで3つのグループに分かれて検討をしていた配置平面図を設計事務所の方が一本化してくれていたのですが、やっぱりプロはすごいなと思いました。3つのグループのバラバラの意見を出来る限り反映させるかたちで案を示してくれました。
 もちろんこれは決定ではないので、更に私たち市民サイドからの意見を出しました。でも時間切れで、再来週も設計事務所案をさらにいいものにするために意見交換、議論をすることになっています。

 私が一つ疑問なことがあります。それは第1小学校のリニューアルに合わせて、学童クラブが併設されることになったのに、その説明が議会に対してないことです。・…つまり今年度、本来は多摩中学校の旧クラブハウスを改修して関戸学童クラブを設置する予定だったのを変更したはずなのに、なぜそのことが私たちにも、地域の人にも知らされていないのだろう…と思うのです。
 クラブハウス改修は900万円ほど計上されていたのですが、第1小学校に設置するならば、改修の必要性がないのではないかと考えるのです。もちろんオープンまでには5年ほどかかる予定ですが、5年のために900万円かけるとしたら、これは少し議論の余地がありそうです。

 でも、それにしても今日は一人会派の人たちが徒党を組んだことに私はとてもビックリしました。明日からひと波乱あるかもしれません。

投稿者 hisaka : 2003年06月10日

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