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2003年05月21日

懐かしい出会い!

 人のつながりは本当に不思議だと思います。今朝は桜ヶ丘で朝遊説をしましたが、あとの予定がつまっていたので、少し早めに切り上げました。そのことで私はなんと大学時代のゼミの同級生と再会したのでした。桜ヶ丘を通って通勤中の彼にばったり出会えたのです。
 以前出会ったのは、教授の退任パーティの時で、その時を思い出せばちょうど昨年の2月のことでした。確かそのパーティの当日に市長逮捕の情報が入ってきました。もちろんその時はOL3年目で同期生がそれぞれ頑張っている姿に「私も、楽しく生きなきゃ!」とか思っていました。それ以来の出会いです。彼は永山に勤務先が変更になったので「(私のことは風の便りで知っていたそうで) いつか出会うのではないか?と楽しみにしていた。」と言います。それにしても偶然でした。
 彼はハンディを抱えているのですが、大学卒業までしっかり学び、そして卒業後も事務の仕事をこなしています。今、出納係をやっているようで銀行に行かなくてはならないと言っていました。彼は身長が低いので、銀行のATMに手が届かないのではないかと思いました。実は、今日私は彼と話しながら、初めて気がついたことでした。今日は尽きない話題にも時間の限界があったのが残念ですが、彼と一緒に歩いているとよくわかるのはこの‘まち’が決してバリアフリーでないということです。私にはわからない不便さがたくさんあるように感じました。そしてもう一つ、先日身体障害者協会の総会で色々な話しを聞いていたので、彼の話しから働く場所があることへの感謝の気持ちがとても伝わりました。

 彼と別れてから、私は「みんなが自分らしく暮らせる‘まち’」とか「安心して暮らせる場所」をつくるシステムが、本当に私たちの提案している政策で実現出来るのかどうかを考えてしまいました。ちょうど来月の議会に向けての一般質問の通告書締め切りも迫っていることのあり、今の多摩市の状況をどう捉えて、そしてどう変えていけばいいのかを具体的に提案していくことって難しいよなあとつくづく感じているところです。

投稿者 hisaka : 2003年05月21日

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