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2003年03月27日

明日で最後だから

 今日は静かな一日でした。明日は議会最終日。任期中最後の議会です。一年間をゆっくりふりかえりながら、明日の準備をしました。
 明日は来年度予算の討論があります。昨日、ネットのメンバーと話し合いをしたので、そのことを踏まえて、討論原稿を作成しました。
 昨日の夕方に、駅前の遊説をした時のことを思い出しました。そのとき自然と出てきたのは「議会をもっと市民の身近な存在にしていきたい。」という言葉でした。そして私は少しでも市民と議会をつないでいきたいと考えて、月に一度のニュースレターを発行してきたのでした。つまり私のニュースレター「ほうれんそう」は、いつも意識をしているわけではないけれど、市民と議会の「架け橋」の一つになってもらいたいとの強い願いがあったからこそ、楽しみながら作りつづけることができたんだと思います。
 一年前の今日は、ステイツマンの審査を受けようかどうかと迷っていた時期でもあります。何せステイツマンの審査を受けるために提出する資料は手強くて、どうして議員を目指すのかという志望動機から、政治理念や優先政策などを書かねばなりませんでした。そんなこと真剣に考えたこともなかったので、どうしてもにわか仕立てで思いつくこともできずに困っていたのでした。だけど私が思いつづけてきたことは「どの人にも一つ以上の長所があって、社会には必ずその長所が生かせる場所がある」ということだったので、今、考えてみれば、みんなが社会の中で自分の居場所が見つけられるようなきっかけづくりがしたかったのかもしれません。審査を受けた時に私は「もしかしたら、私が心地いいなと思える社会をつくるための手段の一つが議員」ということを言っていたように思います。今でもその思いは変わっていません。
 そしてもう一つは、やっぱりステイツマンの目指す「政治の架け橋」という言葉の響きに共感がありました。選挙の報道などをみていると本当に政治離れが進んでいることが明らかで、そして政治界で汚職などがあれば市民は批判し、そして文句を言う・・・でも、だからと言って一票の力を信じない人が多いのが現実です。むしろ汚職が起きれば起きるほど、政治が私たちの生活から遠ざかっていき、あきらめ感だけが漂って広がっていく状況を感じていました。これを何とか変えていかなくちゃと危機感を抱いていた一人としては、ステイツマンの活動に共感していました。だから私はステイツマンと一緒に活動をしていきたいとの思いが強くありました。
 なんとその時から、もう一年経っていることが信じられない感じです。明日が任期中の議会では最終日。明日、自分自身の一年間の総括をしながら、来年度予算編成に対しての意見討論しようと思います。

投稿者 hisaka : 2003年03月27日

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