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2003年03月08日

「まち多摩」総会

 生活クラブの地区総会に出席しました。これまで全然面識のない組合員の方が参加するということで楽しみにしていました。ライフスタイルなどの変化で戸別配送システムが確立し、ちょっと前までの班単位での組合員活動は消えつつあります。以前はいわゆる議員である「代理人」は班会に参加することで活動報告の場所がありましたが、今は組合員への活動報告の場所が皆無です。私も約一年間の中で一度も班会に参加したことはありません。今日のような機会はとても貴重です。
 生協活動は自分たちの「欲しい商品を共同購入すること」、その商品を手に入れ続けるためには「購入」しなくてはいけません。製造する人がいて購入する人がいるのではなく、商品を作っているのも買っているのも組合員という仕組みです。だから「自治」と結びついてきます。でも、なかなかそのことが理解されにくくなっているように思います。「注文」という行為の意味は実は奥深いのです。要するに、この考え方が「代理人運動」にも共通してくるわけですが、それもまた、今後の展開の仕方が難しいなあと感じます。
 総会の中では「説明責任」が問われました。というのも生協は政治活動は出来ないので、直接ネットの代理人運動に結びついているわけではありません。ただ政策協定を交わすことで協力関係にはあります。説明責任は、ネットの活動状況があまり組合員に伝わっていないことへの疑問の声でした。
 私は一年間の自分自身の活動の反省もこめて、やはり「説明責任」をどう果たしていくかをもっと考えたいと思います。それはもちろん、組合員だけれはなく市民に対する説明責任ということにもなります。振り返ってみれば、議会で決定したことを私はどんな風に語れるのかなと思うわけです。なぜなら個人的な議員としての見解と議会の決定は必ずしも一致するわけではないけれど、でも議会の決定に対しての責任は一議員として負うからです。そこがものすごく難しいと思います。でも「自分は知らない」では許されないので、自身の意見とは違っても、決定したことに対して自分の意見も踏まえながら、市民に伝えていく必要があるからです。まだまだその役割は果たしきれていない・・・この指摘をしっかりと受け止めて今後の活動を豊かにしこうと思っています。

投稿者 hisaka : 2003年03月08日

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