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2003年02月28日

閉鎖的な‘まち’

 遊説をしていたら、途中で話しかけられたのですが、多摩市に引っ越してきてからまだ日が浅いそうです。まずここに来て、あまりの高齢者の多さにビックリしたと言います。問題意識の高い方なので、近くのコミュニティセンターや公民館へ足を運んで、この‘まち’の人に出会いに行ったそうです。そこで感じたのは「‘閉じられた’地域」でした。コミセンもお風呂に入りに来る高齢者が圧倒的、コミセンの運営もずっと同じ人が担っている状況、‘まち’の新人には温かくないということでした。
 この話を聞いていて、‘ムラ意識’の強いコミュニティはどちらかと言えば閉鎖的だと思うわけですが、それなら一体‘開放的’なコミュニティとか‘開放的’なまちというとどんなイメージをすればいいのかよくわからないと言うことでした。このイメージを鮮明にすることが、‘まち’を元気にできる取っ掛かりを見つけられる気がしたのです。
 2月は短くて、駆け足で過ぎていく毎日でした。今日は午前中に遊説をして、午後からはインターンと共に活動報告まわりをして、一年で一番好きな3月を控え、夜はゆっくりと久しぶりにテレビを見ていました。ある番組で「‘まち’から文化を発信したい」と訴える若者がいました。彼に対して「まず‘まち’を好きにならないと何も始まらない。」と厳しい言葉を贈る方がいました。若者は田舎である自分の‘まち’を否定的に見ていました。その若者を見て「好きだからこそ、変えられるんだぞ。」との言葉に私も同感でした。
 この‘まち’に住んでいる人はここが好きなのかなあと思いました。

投稿者 hisaka : 2003年02月28日

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