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2002年12月22日

ポスティング遊説・・・の試み

 初めてのポスティング遊説・・・というのは、まちの一角を借りて、私の10分間スピーチしてる間に、ステイツマンのメンバーがその近所にニュースレターをポスティングしていくという試みです。
 これまではただポスティングをするだけだったのですが、せっかくなら一石二鳥を目指して、私の活動報告をも併せてやっちゃおう!というわけです。つい先日、確か前号のアサヒタウンズでNPOステイツマンが大きく紹介されていたと思います。私を支援してくれ、一緒にポスティング活動や遊説活動をしてくれている仲間たちです。ステイツマン・・・そう言えば・・・ということで記事を見た方から問合せがありました。そのことが私自身の励みにもなり、そしてもちろん嬉しくなりました。私とステイツマンの思いはただひとつです。「市民と政治とのかけ橋」になるということです。そのために一番重視しているのが、情報発信です。なかなか不特定多数への情報発信は難しいわけですが、「政治的無関心が問題である。」と偉そうに語る前に、もっと考えなくてはならないのは関心を持ちたくなるような情報がないこと、市民のところにはまったく知らされていない、市民が本当に欲しいと思っている情報が届いていないことを問題にすべきなのです。つまり発信者と言っても、多様な存在があると思いますが、私たちは議員という発信者を重要視しています。個人に有利な情報を流すのではなく、事実を全て公表出来るような議員でなくてはなりません。そこには必ず、自分にとって不都合かもしれない情報だって存在します。
 でも、忘れてはならないのはいい情報、悪い情報を判断するのは市民であるということです。市民自身が情報の受け手なのです。つまり議員が恣意的に情報の善し悪しを区別して流すことは出来ないのです。議員は自分が受け取った情報を出来るだけ適確に市民に伝えることが大切です。そしてその際に忘れてはならないのは、自分としてその情報を知った時、どのように受けとめたのかという自分自身の考え方をあわせて伝えることだと思っています。そこに自分自身の議員としてのポリシーが反映されるからです。
 とは言っても、まだまだ私自身の考え方がどこまで伝えられているのかわかりません。最も、伝えきれていないのが現状かな・・といつも反省の繰返しです。
 今日はある公園で男性の方が私の話しを熱心に聞いていてくれました。そして「いっぱい話したいこととか思いがあるんだよ。でも場所がないんだ。」とため息混じりにもらしていらっしゃいました。よくよく聞いてみると、つい最近定年を迎えて、会社を退職したばかりだとおっしゃっていました。今は、健康のためにウォーキングを楽しんでいるそうですが、自分自身が社会に対してやはり何らかの役立つことをしたいと考えているご様子でした。
 本当に元気な方でした。定年をして家にずっといることは宝の持ち腐れだよなと思いました。彼のような、まだまだこれから!とパワーのある人たちが多摩市の中でもっと活躍できる場所が必要なんだと思いました。平日の午後の時間帯、図書館やベルブ永山のフリースペースには、そんなパワーをまだまだ残しているような男性をちらほらと見かけます。どうやったら都心で開花していたのに地域では眠らせてしまった力を復活させることが出来るかというのは私の大きなテーマです。
 さて、今日のポスティング遊説ですが、寒さだけには参りました。一番最後に永山駅前で少しだけ演説をしましたが、震えてしまいました。そして寒さでお腹がやられてしまったようでした・・・。寒さ対策、どうやら腹まき、カイロが必需品です。これからもっと寒さが厳しくなるのかと思うとぞっとします。でも、市民との架け橋を目指すためには寒さに負けてはいられません。ステイツマンとの情報発信活動は地道に続いていくのです。

投稿者 hisaka : 2002年12月22日

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