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2002年11月19日

今日のあれこれ・・・

 疲れすぎたために、今日の午前中は予定を変更して休養。そんな私を気遣ってステイツマンの代表が今後の打合せに・・・・と家まで来てくれました。彼女もまた、とてもタフな人で朝は支援議員の加藤公一さん(民主党の衆議院議員)の遊説の手伝いをしてから多摩まで足を運んでくれたのです。本当に感謝です。私にとっては彼女はとても貴重な存在で同じ年なので共有できる悩みが在ることです。私自身も生活者ネットワークのローテーション制がある中で、今後の人生設計を考えるし、彼女も大学院に行きながらこれからのことを考えていたり、同じ時間を生きているからか悩みの種類が似ています。今日みたいに疲れていると、悩みが増幅するので、そんな時は彼女と話すことで明るくなれるってわけです。
 午前中に元気を回復して午後は南多摩協議会。都議会報告を聞いていていつも思うのは、東京都の権限って本当に大きいんだなあということ。「都道府県の在り方」については様々なところで論じられていますが、都の目指すべき姿をどう考えながら政策を進めていこうとしているのかが見えてきません。八王子、立川に多摩市が業務核都市として加わったわけですが、東京都のまとめた報告書を読む限りでは、一体この都市図の実現のために東京都が何をするのか、そして市はどう動いていけばいいのかが具体的ではなく、結局言葉並べに終わってしまっています。これまでの報告書などに多摩市が加えられただけであとは言いまわし、表現の仕方だけが変わっただけな感じがします。
 それに比べると多摩市の計画書などは年を経るごとに充実してきました。特に私は住宅マスタープランは内容がより具体的にわかりやすくを目指して作成されていると思います。計画はある程度広く捉える中で作られるので具体性に欠ける部分があることもまた事実ですが、市民参加とか参画、協働を言うならば、計画書の中に市民がどう位置付けられ、そして市民自らが行動できる部分がどこにあるのかくらいは提示してもらいたいと思っているわけです。東京都の報告書でも市民の力を生かしながらどうにかしたいと思っているらしいのですが、そのイメージをどんな風に描いているのかがわかりにくいのです。そもそも都の言う市民参加がどんなものなのかが私自身もイメージできていないわけですが・・・。
 今日の協議会では議員定数削減問題が浮上しているため、これについても議論をしました。なかなか結論は出せませんが、「議員が多すぎる」というのが世論だと思っています。個人的にも削減に反対する大きな理由もなく、むしろ今のような議会のあり方ならば定数削減をした方がいいというのが考えです。
 そして今日は12月議会に向けた一般質問の打合せもしました。ほぼ通告書は完成していますが、都市計画がテーマなので明日の未利用地の特別委員会に出席してから、また少し考えを深めれたらいいなあと思っています。

投稿者 hisaka : 2002年11月19日

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