« 118ヶ所も未利用地があるなんて!!! | メイン | おばあちゃんのおはなし »

2002年09月19日

何もない一日・・・?

 今日は静かな一日でした。「ほうれんそう」5号を朝の9時から印刷開始。お昼くらいまでかかって印刷を終了しました。その間に事務所に来た事務用品販売の営業マン、「選挙とか言っても、ホントに誰にいれたらいいのかわからないっすよね。…でも自分はこれまで120%選挙行ってますよ。わかんない時は何も書かない。」これが市民の肌感覚なのです。半年前の私も彼と同じような考え方をしていました。
 午後からは9月議会の最終日に行われる昨年度決算についての総括質疑に備え、話合いをしました。つまり昨年一年間の行政の取組みなどを大まかに捉え、それに対して例えばこれまでの進捗状況や、今後の方向性などを含め、質問を行うのです。当日、生活者ネットにはたったの20分(質疑と答弁を含めて)しか割り当てられず、この限られた時間の中でやりとりをしていかなくてはなりません。相当難しそうです。その役目を受けることになったのでちょっと気が重いです。
 今日一番のうれしかったことは、やっと一本目の歯が完治したことです。でもまだ、治療は続きます。歯医者は何度行っても好きになれません。歯医者独特の音は、余計に痛みを増すように思います。
 夜は久しぶりに、高齢者社会参加拡大事業協議会の定例会に出席しました。そこで一緒になった方から私の「ほうれんそう3号」についての感想をいただきました。「本当は電話をしようと思ったんだけれど、やっぱりおじいさんが電話をするのはなかなか気がひけちゃって・…」。 彼は『中高生の居場所について学校跡地などの施設を活用できるのではないか?』という私の意見について、こう述べました。「中高生は学校が嫌いなんだよ。学校が嫌いなのに、放課後までもまた、学校の校舎に行きたいと思う?彼らは目立ちたがりやなんだよ。多摩市で見てご覧。学校はみんな駅からも遠いしぽつんとしてるでしょ。そういう場所に行きたいと思う?確かに財源のことはあると思うけど、やっぱりそんなねぇ…かわいそうだよ。管理されていて放課後までも、また管理。そういうのはよくないよ。もっといい施設があればな・・・。」
 なるほど、その通りだなあと思いました。でも、もしかするとちょっと駅から離れていても、例え学校の跡地だとしても、中高生たちが『自分たちの空間』だとして実感を持てるようなつくり方をすることでクリアできることかもしれない…私はこちらの可能性にかけてみたいと思います。「まちづくり」でもそうですが、『自分たちの足跡』がある場所には思い入れも深まります。だからこそ自分たちでつくることの必要性があるのです。それと同じで、私はやはり中高生たちの居場所をつくるなら、彼らを主体にして『彼ら自身の足跡』を着実に残していけるような手法を取りたいです。そのことで恐らく、どんな古ぼけた施設であってもそこは愛される空間になると思うからです。

投稿者 hisaka : 2002年09月19日

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
/120