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2002年09月07日

てるてる坊主に感謝して

 午後からの「子どもの王国」は諏訪児童館と青少協北諏訪地区委員会と地区の子ども会との共催によって開催されるイベントでした。児童館とタイアップするのは今回がはじめて、学校開放の制度を利用して、北諏訪小学校を借りて実施しました。前日から雨が降り続いていたので、「てるてる坊主」を用意して、せめて雨が上がってほしいと昨日はお願いしていました。おかげで、なんとか曇り空のもと、当初予定していた(出張)ミニ動物園は中止でしたが、その代りに体育館ではゲームコーナーを設置し、地域みんなで創るイベントがスタートしました。
 青少協と子ども会はなんでも「10円」でポップコーン、ジュース、ウインナー、わたあめを販売、児童館の職員と小学校のPTAは体育館内でのゲームコーナー担当、中学生ボランティアが20名ほど、大学生も10名ほど加わって、イベントを盛り上げました。児童館でもこれまで単独で「子ども祭り」を開催してきたので道具例えばわたあめ製造機や、ウインナー販売のための用具などは全て児童館からの拝借、こどもが楽しめそうなゲームなどの企画などももちろん児童館の職員、そして児童館長が指揮を取って見回りを担当してくれる・・・・という児童館の能力を活用して、初めての開催にしてはなかなか良かったのではないかと感じました。参加者も幼児に同伴した親も含めて475人、それにボランティアやスタッフを加えると500人ははるかに超えると思われます。地域の資源を活用して、地域の子どもたちに楽しんでもらいたい!という目的はある程度は達成されたのではないかと思います。校長先生はじめ、小学校の教員もお客として参加しました。
 それほど派手で華美でもなく、どちらかというと地味なイベントでしたが、みんなで少しずつ「持ち寄り」の精神で創ったことは大きな成果です。来年にもぜひつなげられるようにしたいと思っています。
 青少協の活動は議会などでも指摘されるように、市内全てを見回すと活発に活動をしているところとそうでないところがあるようです。活動をしていないのに予算を一律に振分けていくことは問題だという指摘には同感です。少なくとも北諏訪地区委員会では、地区住民が協力的で、活動もとても活発。そして何よりも「今年よりも来年へ」という活動の質についても向上させようという意欲があります。これまでのように全ての地区委員会に同じだけの予算をつける時代は終わっているのでしょう。市長は同じ地区に住んでいるので、高齢者の慶祝イベントの合間をぬって一瞬だけ来てくれたわけですが、教育委員会の青少協を担当している職員が来てくれなかったことには少々不服です。

投稿者 hisaka : 2002年09月07日

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