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2002年08月26日

環境から改善して!

 やっと完成した9月議会の一般質問の通告書を持って事務局へ。質問の順番をくじで引いたところ「26」という数字が出てきたので、今回の議会ではおそらく一番最後の質問者になりそうです。
 今日はたまたま庁舎で『環境マネジメントシステムキックオフ宣言』があったので覗いてみました。これは環境基本計画にのっとって多摩市と多摩市の職員自らが環境に配慮して活動をしていきましょう!という宣言で、いわゆるISO14001の認証にのっとってはいるものの、多摩市独自の環境マネジメントを行なっていくというものです。ちなみにこのシステムに関するコンサルティング会社は富士総合研究所です。とあるシンクタンクの研究員に聞いたところ富士総研は非常に腕がいいとか・・・?せっかくコンサルとともにやるのだから、いい成果を発揮出来るようにしてもらいたいです。けれども市長の話の中にもありましたが、今日は環境審議委員会、市の幹部職員全員、そして多摩市環境市民会議の人々が一堂に集まっての集会で、このような試みは初めてのことです。渡辺市長が表明していた「横断的」な取組みがまずは環境から始まるのかな・・・と期待してみたいと思います。
 マネジメントシステムの説明を聞く限りだと環境審議委員以外の市民たちの提案や意見などをどのように取り入れていくのか?そしてどう生かしていくのか?についてはあまり具体的ではありません。ここが一番重要かと思うわけですが、このシステムがスタートしながら、システムそのものの改善もはかりながら、進めていくものであろう・・・と少し見守っていくつもりです。
 もし、このシステムが上手く稼動するとすれば、環境に対してもいろいろな配慮がなされ改善されていくこととも思いますが、それ以上に私は先にも書いたとおり、縦割り行政の所管ごとの壁が少しでも低くなるといいと思います。市長は「考える時は地球規模で、でも行動は地道なところから・・・」とおっしゃいました。その通り、「考える時は多摩市全体を見渡して、そして仕事は地道な積み上げで・・・。」常に大切なことは「今、どの位置にいるのか?」という自分自身の把握だと思います。バランス感覚と言うことかもしれません。どんなことでも不必要なことはなく大切なことばかりだと思います。けれども時に優先順位というものもあり、それを測りながら職務を遂行することが大切だと感じます。いろんな意味での「環境改善」につながることを私も応援しなくてはなりません。行政活動のチェックという議員の役割を、こういう場所で生かすことが大切なんだと思います。
 そして、今朝は永山駅で遊説しました。顔見知りの方がわざわざ私のところに寄ってきてくれて、手を振ってくれたことが何よりもうれしかったです。励みになります。さらにちょっとした面白いことがありました。市内で医者の開業を考えている人に声をかけられました。彼は長野の村で地域医療に携わっていたそうです。私がたまたま、9月議会でとりあげる介護保険などについて話していたのを聞いて、「すみません・・・。」と多摩市の高齢者の状況などを尋ねられたのでした。話しているうちに「えーっ、あなた・・・あなたが議員さんなの!」って言われました。そういう驚きを持ってもらえることはうれしいことです。つまり彼の中では政治家、議員といったイメージが固定化されていたと思うからです。
 今日は午後からは「NO MORE TAX!」と訴えているJTRの東京ミーティングへ行ってきました。アメリカのキーマンであるグローバー・ノーキスト氏に会うことが出来ました。彼の活動は、アメリカで相続税の撤廃までに結びつけてしまったのです!かなりスゴ腕の人物なのです。そういう人物を間近に見れることは感動でした。<日本税制改革協議会

投稿者 hisaka : 2002年08月26日

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