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2002年06月15日

国の役割と地方の現状?

 今日は土曜日。定例の学習会があります。先生からの課題は「国の役割と地方の現状」をどう考えるか?ってことです。今、総務省は5兆5億円を新たに地方に対して委譲すると言っています。それについて、財務省は交付税の財源保障機能廃止・・っと対抗していて、これをどう考えるのか?について自分の意見をまとめる時間がありました。

 国の役割は何?地方の役割って何?私は一体、このたびの地方分権って自治体に何をもたらしたのか?とつくづく感じてしまいます。権限だけは移ってきたけれど、財源は移ってこない。だから「言い逃れ」の根拠になってしまう。そして国も国で財源を渡さないくせに何かと言えば「地方分権」を訴える。やっぱり責任回避しようとしている気がしてならないのです。『無責任』を助長しているのではないかとさえ感じる、みんなが責任をとらなくたっていいような状況を生み出していると思うのです。そして最終的には何も知らされておらず、何も知ろうとしなかった庶民が責任を取らされるに違いないのです。なんて恐ろしい社会なんだろうと思います。国の役割と地方の役割を権限、財源の問題をとにかくスッキリして明確化する必要がある。そうしないと何もスタートしない気がする・・・・4日間の議会経験のなかで私が感じることでした。

投稿者 hisaka : 2002年06月15日

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