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2002年06月04日

クジ運はぼちぼち???

 午前中でしめきりの通告書を大事に抱えて、議会事務局へ行きました。たいそうな手続きがあるかと思ったら、「はい、ひいてください!」と通告書を手渡すのと引き換えに、クジをひいただけでのあっさりとしたものでした。さて、クジ運は???今回は22議員が一般質問をするそうで、私は9番目です。おそらく議会の2日目の一番最後になりそうですが、きちんと日程が決まるのは、今週の7日にある議会運営委員会の会議後です。
 今回は「市民自治基本条例策定について」をテーマとしました。通告書は近日中にこのHPにアップする予定です。

 まずまずのくじ運に安心して、今日は学校教育部のヒアリングに行きました。今の小谷田部長さんは「歯に衣をきせるのは嫌い」と本人自ら公言する通りの、非常に熱血な方です。この7月くらいから、今年90周年を迎える多摩第1小学校の校舎立替プロジェクトが始まります。5ヵ年計画です。この立替について、やはり「市民参画」をとり入れる意向で、現在第1小に通っている児童も自分たちの<学校>への思いを絵や作文にすることが夏休みの自由課題になる予定だそうです。この学校建て替えへの市民参画ついては既に、三鷹市の高山小学校で同様の試みがあり、大成功!している模様です。行政の計画の中で、素案の段階から市民の意向を取りいれ反映させていく方式はまだまだ少ないと思います。市民は<思い>によって動かされるわけですから、その市民たちを一つにまとめていくのは至難の技です。最近ワークショップ形式を用いながら市民参画を進めていく動きが各地にありますが、市民たちがワークショップの中で‘合意形成’の図り方を学んでいくという大きなメリットがある一方で、やっぱり時間がかかるし、かかりすぎるというのも現実なのかもしれません。何はともあれ私は学校は子どもたちが使うところなのだから、彼らにとって魅力的な場所になるように、私たち大人がサポートする必要があると考えています。
 実はワークショップ形式とは市民も多大な忍耐力が必要で、結構根気の要る作業です。そしてその事務局を引き受ける側=行政も、ジリジリしてくるのではないかと思います。でもその中から市民同士の信頼関係、市民と行政の信頼関係も醸成されていくのだと私は思っています。(今回の一般質問のなかで強調しています。)
 多摩第1小学校の建て替えはビックプロジェクトで、これは市民と行政の『夢』の実現になりそうな、そんな予感がしています!

投稿者 hisaka : 2002年06月04日

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