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2002年05月22日

やっぱり見学は楽しい!(会計課/監査室/エコプラザ・総合福祉センター・アクアブルー・清掃工場・リサイクルセンター)

 今日が研修の最終日。待ちに待った見学でした。とにかくエコプラザにせよ、清掃工場とリサイクルセンターにせよ、あれをみてしまうと私の出しているゴミについて再点検しなくてはならないという気持ちにさせられます。ゴミをなるべく出さないように、そしてゴミを出す時には必ず分別を徹底しなくては・・・・と思います。手作業でゴミを仕分けしている作業員の方々の姿には頭が下がります。熱い場所でそしてきっと臭気だってあります。そんな人たちがいて私の生活があるんなあとつくづく感じました。飲み物を買うなら紙パックで、そしてなるべく簡易包装を申し出て、自分がゴミ減量に貢献しているんだ!というちょっと自己満足にも似た気持ちを持ってみんなが生活をしたら、随分と状況が変わる気がします。ただひとつだけ、ちょっと面白い現象があります。清掃工場での余熱利用の施設としてアクアブルー(温水プール)があります。多摩市では平成12年の10月にダストボックスが廃止されたことでゴミが少しは減少しているとのことです。(とは言え、確か多摩市のゴミ排出量は東京都26市でもワースト5内にはあるのではなかったでしょうか?)そうすると清掃工場の余熱量が減ってしまうわけで、その分を多摩市は都市ガス購入で補填しなくてはなりません。つまりその出費は大きいと言うわけです。ゴミが減るのはうれしいけれど・・・・?不可思議です。

 今日はとても有意義でした。・・・と言うのも私はオンブズマンの制度に関心があるのですが、監査室の方が非常に詳しい説明をしてくれたからでした。オンブズマンは介護保険導入にあわせて平成12年の10月からスタートしています。けれどもなかなか知名度も低いし定着していません。多摩市は専門で福祉オンブズマンなのですが、多摩市ならではの特徴があります。それは民間のサービスについても苦情申立できるということです。民間で福祉サービスを提供している事業者と協定を交わすことで実現しています。これは多摩市の制度で特筆できるところです。この部分については担当職員の方も強調していらっしゃいましたが、全国的に見ても恐らく多摩市と葛飾区にしかない特徴だろうとのことでした。自分の住んでいるまちの制度が充実していることってうれしいですね。なんだか誇りを持ってしまいます。まだまだ認知度も低く、やはり議会でもなかなか理解されにくいというこの制度ですが、私は市民に対してさまざまな角度から窓口を置いておいた方がいいと思っています。議員かもしれない、行政の担当部署かもしれない、もしかすると直接業者に向けてかもしれない・・・いろいろな窓口が開いていることが、市民が安心できる社会になっていくのではないかと考えています。そういう点ではオンブズマンも福祉だけとは言わず、どんどんとその分野を広げていくことが必要です。特に私はこどものオンブズパーソンを置きたいなあと考えています。

投稿者 hisaka : 2002年05月22日

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