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2002年05月21日

部長さんたちのお話2日目(健康福祉部/都市づくり部/学校教育部/生涯学習部/監査委員・選挙管理委員会)

 驚くほどに眠くなってしまう自分がとっても恥ずかしい・・・。けれども一番最後の選挙管理委員会事務局長さんが「聞くほうは眠くて大変ですよね。わかりますよ。話すほうはいいけれど。」最後に救われました。
 それにしても市役所のことをたったの2日間(明日は午後から施設見学もあるので実質今日で研修は終了といえる)で覚えるなんてとうてい無理。そのことを部長さんたちも重々承知しているんだろうなあ・・・。「以上雑ぱくな説明でした。」という言葉を何度も耳にしたような?そして話し始めには「ご案内のとおり・・・・」とつけるのが決まり文句なんだろうか?本題よりもこういうつまらぬことばかり気がついて終わってしまった気がします。行政の職員になるとみんなあんなしゃべり口調になるのかしら?不思議なくらい似ていてびっくりしてしまいます。

 それはさておき、今日は教育関係の所管が来るのでちょっと楽しみにしていました。というのも先日「ゆう杉並」に視察に行ってほやほやだったので、ぜひ多摩市の中にもこんな施設があったらいいのに!って強く思っていたからです。そこで、生涯学習部の方に質問をしてみました。

 「今、公民館の周りとかで中学生とか高校生がたまっていますよね。彼らが例えば自分たちだけで公民館が使えるとかそういうことって考えていないんですか?」
 「実は公民館の活動交流室も以前は夜間時間帯に誰でもに解放していたんだけれど、でもちょっとふさわしくない行為とかがあったからねえ。だから中高生には夜間時間帯の使用を制限させてもらっているんです。暫定的にだけれど。・・・要するに居場所づくりってことだよね。議会とかでも何どか話題になっているけどさ。」
 「そうですね、例えば中高生たちが自分たちで公民館の部屋を借りれるとかできないのでしょうか?」
 「別に彼らは部屋を借りてまでってことは思っていなくて、ただ集まっておしゃべりしたいとか勉強したいとかだからね。今、聖蹟桜ヶ丘のヴィータではそういう場所が確保できつつあります。市民ロビーには大学生とか高校生とかがお菓子とかを持ちよって自分たちで集まっています。夕方までは主婦の人、そしてそれと入れ替わりで学生たちがたくさんいますよ。始めの頃とは違って今では市民ロビーでもちゃんと公共施設を使用するルールみたいなものを守ってくれています。学ぶんだなあと思いました。ただ今正直言って、ニーズとして中高生が自分たちで部屋をとってまで何かするってことはあまりないですね。」・・・「たむろすることがダメってわけじゃないでしょ。別に悪いことしているわけではないんだから。」・・・

 逆にまるで私がたむろしている中高生を否定していると思われたようでした。私はちょっと憤慨しました。たむろすることが悪いわけではないと肯定しているわりには、あまり彼らを受け入れてあげるような社会の雰囲気を創り出せてないじゃないの!おまけに、中高生たちが公民館の部屋までとってまで・・・って言うけれど、大人という監督者がつくことが条件なら、「部屋を借りて何かしてみたい!」っていう気持ちする起きないじゃない!ただ中高生たちが集まっておしゃべりしたりしたいだけ・・・だと思っているのは大間違いだと思うのです。彼らはおしゃべりをしたいだけではないはずです。もちろんおしゃべりだって楽しいけれど、でも私の中高生時代を考えてみても、何かいろんなことに好奇心があって「これやってみたい!」「次はこれ!」みたいにもっとキョロキョロしていたし、エネルギーも溢れていて、「活動したくてたまらない!」気分がたくさんありました。今は学校の部活動もあまり盛んではなさそうだし、なんだかエネルギーの発散の場所がどんどん失われている気がします。そしてその代りに学習塾があって、みんなが使いたいところに使いたい力を発揮できなくなっているような・・・・?
 私はやっぱり多摩市の中に中高生の居場所をつくりたいなあと思います。実は面白いことに多摩市の児童館の対象年齢は0歳から18歳まで。もしかすると既に居場所が確保されています!と言われてしまうかも。でも私はあきらめず「ゆう杉並」のような施設が多摩市にも出来るように力を注いでみたいなと思っています。

投稿者 hisaka : 2002年05月21日

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