2008年9月議会

一般質問通告書

一 貝取・豊ヶ丘地区の学校の統廃合と新たな特色づくりについて
二 発達障害児(者)支援体制の新たなスタートに向けて

一 貝取・豊ヶ丘地区の学校の統廃合と新たな特色づくりについて

 先日、「南豊ヶ丘小学校、南貝取小学校、北豊ヶ丘小学校及び北貝取小学校の統合について」教育委員会の案が決定をしました。今後、この案をもとに保護者をはじめとする関係者への説明会を実施し、具体的なスケジュールの確定を行い、本年12月に学校設置条例の改正を提案する段取りだと伺っています。

 豊ヶ丘、貝取地域については今年度より中学校が統合新設となり、青陵中学校がスタートしています。小学校についても4校を2校にし、適正規模を確保するための話し合いが進められていましたが、そこでは地域対立を招くような事態も発生しました。審議会における議論のあり方を含め、教育委員会の学校統廃合に関する取組みに不信感を抱かざるを得ず、ひいては市民の多摩市の教育行政への信頼低下を招くことにもつながったことが非常に残念でなりません。

 さて、今回の上記、小学校統合に関わる教育委員会の案によると、4校を2校に再編成しただけでは、教育委員会が提唱する「適正規模」としてふさわしい学校規模の確保ができないことが認識されています。しかし、審議会での審議経過や答申を尊重したために、4校を1校にするのではなく、2校とすることで教育環境の向上を図るとの方針が述べられています。そして、教育環境に関しては、「本地区にふさわしい小学校2校の連携教育の推進及び小学校2校に青陵中学校を加えた3校を小中連携教育の推進校として位置づけることを検討するとしています。

 現在、多摩市内では各小中学校それぞれで小中連携の取組みを実施していますが、今回の教育委員会案で示された「推進校」としての貝取・豊ヶ丘地域の取組みは、魅力ある学校づくりの一つとして取組まれるもので、新設校の特色ある学校づくりにもしていきたいと考えられているようです。しかし、学校の統廃合は、それ自体で児童・生徒、保護者そして関係者・教職員全てにとてつもなく大きなエネルギーを求めるものだと思っています。そのエネルギーを新設校の魅力づくりにしていくことそのものを否定するわけではありません。ただ、教育委員会として、それをどう支援する腹積もりがあるのでしょうか。
 
 小中連携の必要性は感じますし、積極的に進めることに異議を申し述べることもないのかもしれませんが、あえて新設校での取組みを表明した理由など確認をいたしたいと思います。以下、質問いたします。

①新設された青陵中学校では、旧貝取中学校及び旧豊ヶ丘中学校の学校文化がどのように融合をしているのかについて。
②上記について、新設校における問題点や課題をどのように把握しているのか。また、克服のためにどのような取組みを行っているのかについて。
③現在、市内の各学校で進めている小中連携の取組みにはどのような事例があり、また、それを市全体としてはどのように共有が図られているのかについて。
④「本地区にふさわしい」という魅力ある学校づくりと小中連携教育の推進校の位置づけはどのように関連付けられており、今後どのように進めていこうとしているのかについて。
⑤他自治体では小中一貫教育校の設置を進めるところもあるが、本地域では小中一貫の取組みを進めていく予定なのか。また、小中一貫教育校に対する評価について。

二 発達障害児(者)支援体制の新たなスタートに向けて

 来年度4月を目指して取組みが進められている就学前から就学後のとぎれのない支援体制づくりの進捗状況について改めて確認をいたします。
①発達障害の関係者等から構成される予定の「発達障がい者(児)支援体制検討会」の設置と提言の時期について。
②コーディネーターの組織的な位置づけと役割整理・業務内容について。
③②にも関連し、総合相談部門の設置に向けての庁内連携の具体的な方策について。
(人員を中心に伺いたい)

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