昨日の夕刻、永山の駅前でビラ配りをしていたところにわざわざ来て下さった菊池富美男元市議会議員。菊池さんは元議長でもあります。「明日、一緒に、地域を回るから」と声をかけていただいたのです。せっかくお声かけをいただいたのだからと、ご一緒させていただき、マイクを持つとシャキッと車椅子から立ち上がる菊池さんの姿を見て、ホロリとなってしまいました。ありがたいという感謝の気持ち、そして、菊池さんから発せられる力強い言葉にも勇気づけられて。「私は病気になって、左半分が動かないけれど、でも障害があっても、高齢になっても夢と希望を持って、地域で過ごしていきたい。そのためにがんばりたい。子どもたちと高齢者の交わる場を作りたい。」…何だか魂を感じるひとときでもありました。まだまだ議員を続けたいという思いもありながら、健康状態を考慮されて引退されたと伺っていますので、熱弁に込められた思い…その期待に応えられるようにもう一回、市議会で仕事をしたいとの思いが後押しされるような感じでした。
菊池さんの背中にプライドを感じました。「応援しなければいけないからスーツを着ないと」とおっしゃっていた通り、菊池さんはちゃんと背広を着用していらっしゃいました。こんな選挙戦の展開になるとは想定外でもあり、今日一日のスケジュールを大幅に見直すことにはなったのですが、それでも今日の貴重な時間、大切なひとときにもなったと考えています。
いよいよ明日が投票日です。今日は聖ヶ丘コミュニティセンターの運営協議会の定期総会に出席してから、多摩市聴覚障害者協会の定期総会にも出席。それから、時間があったらぜひ見に来て!…とお誘いをいただいた近所にお住まいの方のダンスを見せていただくためにベルブホールへ立ち寄ったり…今回の選挙…選挙活動に120%の集中ができず、そしてまた、周りからは事務所も設置せず、選挙カーも持たずにトラメガ隊で遊説活動をする体制に「大丈夫?」という心配をかけ、不安をふりまいた選挙戦だったかもしれません。「議長公務はもうほどほどでいいのでは?」というお声かけをいただいたりもしました…。「大丈夫ですか?とても心配です。」というご連絡もいただいたりと…そういう意味でも市民のみなさんの温かさを一層感じることのできた選挙戦でもありました。
とにもかくにも、一週間…多くのみなさまにご理解ご協力をいただいた選挙戦でした。まずは心から感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。