2010年10月07日

地道な活動をし続けるということ。

 今日はRightsのスタディツアーの報告に参加し、日本の子ども・若者政策がまだまだ立ち遅れていることを改めて感じた次第です。子ども・若者育成支援推進法という法律が知らないうちに(?)制定されていて、その後どうなっているのか・・・・次世代育成支援対策推進法を具体化していくだけでも自治体にとってはアップアップかもしれないのに、全くわけのわからない法律が駆け込みで制定されたのは民主党政権の前の話です。

 「あなたは社会を自分の力で変えられると思いますか?」

 こんな問いかけに「そう思う」と回答できる若い世代が少ないという日本の現状をただ憂慮するだけでは困ってしまいます。やっぱり、そこにしっかりと若者に目を向けた政策が必要。政策を明確に打ち出していくことの必要性が指摘されていました。宮本みち子さんからも問題指摘や海外の動向について解説していただきましたが、「若者が自分自身でエンパワーメントできるような仕組み」が必要だと何度も繰り返して主張されていたことには同感です。


 若い世代に元気が不足しているというのは、日本だけではなくて海外でも同じ傾向が表れているが、その状態への対応姿勢、スピード、内容を含めてフィンランドをはじめとする諸国の取り組みに学ばないと。


 実は、私はRightsの古いメンバーとは知り合ってからも10年以上もたっているのです。若者政策についてもここ10年間、動いてきたようで動いていない感じ。やっぱり発言する人の声があってもかき消されているのかなと思います。私・・・20代若かりし頃に出会ったメンバーも・・・・どんどん若者から中年時代へとGO!・・・・もちろん私もご多分にもれず。でも、若者政策の必要性を当事者ではないけれど、かつての若者として主張し続けることは大事だなと思いました。

 引き続き、場所は変わって・・・・「3R→2Rへ」・・・・容器包装の3Rを進める全国ネットワークの集会に参加。「リサイクルだけでは、ごみもCO2も減りません!」・・・・発生抑制と再使用を進めるための制度の構築を進めていこうという活動です。リサイクルすればするほど自治体が貧乏になる!自治体への負担が増加する・・・2006年の法改正の時にも市民が動いても、やっぱり業界団体などの強固な壁が存在してきたことは事実。そして今も・・・。リサイクル偏重の3R運動を変えていこうとする市民サイドのうねりを大きくするしかありません。

 それにしても若者政策のことも、容リ法のことも含めて、市民が汗を流しながら、活動を広げていく、そしてまあ国会議員などにもロビー活動を行っていく・・・・すごく地道な活動ですが、諦めないで継続している人たちに素直に「すごいなあ。」と思います。もちろん、市内に目を転じてみても同じく「諦め」という言葉が辞書にないんだなあ・・・と思えるような活動家の人たちは少なくないですが。「継続は力なり」なんだと思います。きっと。これは、私の座右の銘。

 週末にお天気崩れる?・・・・保育園の運動会なんだよなあ。てるてる坊主登場させないと。

投稿者 hisaka [若者と政治] | トラックバック