2008年12月24日
12月定例会 最終日
年内最後の議会が終わりました。職員人件費、特に残業手当増の約1億円に対応した補正予算も可決されました。この補正予算については債務負担行為約7千万ほども盛り込まれていましたが、これについては緊急経済対策の一環で行うのであれば現年度で対応することもできないのかとの視点からキリリとしまった質問をしていたのはやはり共産党でした。
さて、今日最も注目されていたのは言うまでもなく文教常任委員会で否決されていた「貝取・豊ヶ丘地域の学校統廃合」に関連する学校設置条例改正の提案について。最終的には修正案が可決しました。
修正案の内容は新設する2校の場所は北豊ヶ丘小学校と南貝取小学校(これは市長提案どおり)であるものの、2校の名称については再考する必要があるとの立場から「別途条例で定める」とし、今回提案されてきた青陵北小学校、青陵南小学校という部分を白紙に戻したもの。13名の議員がこの修正案の提出者・賛同者に名を連ねて提案されたものでした。
ちなみに13名というのは自民党、公明党、生活者ネット・無所属、あおぞら、日月の会。私たち民主党TAMAは文教常任委員会での結論どおりに原案否決で修正案も否決。ゆいの会と共産党も同じくでした。
今日の会議の最後に市長がいみじくも述べたとおり・・・「この問題については一歩踏み出すことができた。」ということになるのでしょう。文教常任委員会で「否決」の結論が出た約1週間前は本会議でも「否決」されることが明白で、庁内全体が凍りつき緊張感が走ったわけですから。今日までの間に私のとうてい知りえない場所での様々な動きがあったことと拝察するばかりです。それは、文教常任委員会で「原案可決」としていた公明党、生活者ネット所属の議員も態度表明に再考を迫られ「修正案」というかたちで妥結したことからもわかります。
修正案にしなければ否決になってしまう。
「今、この時点で議会が地域や市民を混乱させることはできない。」「統合し新設される予定の学校に期待を持って向かおうとしている子どもたちの気持ちを優先にして。」
不本意ながら修正で何とか合意・・・・という結論を下さざるを得なかった苦しい立場があったことは事実です。私たちの会派も文教常任委員会の「否決」の後、さまざまな議論をしてきました。そもそも教育委員会の「学校の一定規模・適正配置」方針そのものに矛盾があることは否めない事実とは言え、それを前提に議論の積み重ねを余儀なくされてきた市民の存在・・・・立場、見方を変えてみると「これ以上、地域をかき回されたくない、乱されたくない。」との憤りも決して理解できないものではありません。
しかし、私たちの会派はやはり当初の結論をそのまま貫くことにしました。「否決」という決断を下すことは決して楽なことではありません。文教常任委員会の「否決」が行政にどう受け止められたのかも見えてこない、「否決したのは議会の責任」とされてしまうことで話が終わってしまう、議会に責任転嫁されてしまうとすれば、それもまた不本意で、やりきれない思いにもなる・・・・・今日の今日まで悩まないことはありませんでした。
というわけで、討論を掲載しています。(長いですが、ご一読いただけると幸いです。)
修正案ですが、ここに至るまでの経過で教育委員会の相当な努力があったとも聞いています。「談合だ」との非難する声が一部から上がったことも事実ですが、水面下でさまざまに調整積み重ねて骨を折ってきた議員の存在を無視することはできないと感じます。市民には見えにくい、不透明な情勢だとは思いますが、「政治の現場」というのは刻々と変化するものでもありますし、今日の修正案という到達点を「一歩前進」と捉えた市長の発言を受け、今後にどうつながっていくのかを注視していきたいと思います。もちろん、私たちは教育委員会の辻褄あわせで物事を進めていこうとしている姿勢を厳しく指摘しましたので、それに対してどう対応するのかも見ていく責任があると感じています。
討論の冒頭でも述べたとおり、「教育委員会における審議の経過、そしてまたその検討過程における市議会への陳情の提出など、紆余曲折を経て今日に至っています。その様な中で、市議会としてこの案件を正式な議題とし、判断を下すことができる機会はまさに今議会をおいて他にないのです。」という事実に議会の教育行政に対する機能の果たし方を考えさせられる機会にもなったように思います。
一つ一つ議決が出てしまえば終わりではない。それはどんな議案についても言えることですが、日々の営みの中でついつい目の前のことにおわれてしまうとフォローする視点を失いがちであることも正直なところ。議会として一定の軌道修正を指示したのが今回の修正案。修正案可決の立場、修正案原案ともに否決の立場であっても、今回の軌道修正には等しく責任が発生していることを受け止めたいものです。どんな立場の議員であっても、決して「悪いようにしたい」とは思っていない。みんな真剣に将来のことを考えた結果至った到達点であり、議決責任は同等にあるわけですから。
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2008年12月15日
12月定例会 文教常任委員会
開会前から重苦しい雰囲気。この定例会では一番のヤマが今日の委員会だったと思います。案件は豊ヶ丘と貝取地域の学校統廃合の件。教育委員会が提出していた青陵南小学校、青陵北小学校の新設のため条例改正の審査の行方に注目が集まっていました。
結果的には委員会では「否決」。日本共産党、ゆいの会そして私(民主党TAMA)がこちらの立場。「可決」は公明党と生活者ネットワーク。自民党は委員長なので採決には加わっていません。
同じ「否決」であってもその理由はさまざま。私たちの会派では今回の否決の理由を下記のとおりです。
①「青陵北小学校」「青陵南小学校」という校名の決定手続きに地域の声が反映されていないこと→例えば対等合併で新設校を設置する際には必ず「校名」決定の手続きに地域が加わっている。青陵中学校の場合にも新校名称を市民から募集し、生徒も参加するかたちで決定してきた。今回はその手続きをとっていない。もし、このような手続きを経た場合には学校の名称についても地元の歴史や由緒ある名称「貝取」「豊ヶ丘」にこだわる意見も出たかもしれない。
②最終段階において「説明不足」という観点から陳情が提出されてしまったことは、ていねいな説明を地域には行ってきたとする教育委員会にある意味「思い違い」があったと認められる(結果的には説明の不十分さを指摘できる)。統合新設校は平成23年4月から開校する予定であるため、時間の猶予が全くないわけではない。もう一度、説明手続きを経るべきではないか。
会派としてのまとめは以上の2点なのですが、私自身はそれ以上に・・・・・教育委員会の「学校の適正規模」という考えに100%納得はせずとも教育委員会の高い見識のものとで決定された方針だと認める立場として・・・・・・数年後にはまた「適正規模」に不適合となってしまうこと、その可能性が十分に予測できるにも関らず、そしてまたその危惧をすでに教育委員会の議論でも明らかにしているのであれば、ほんの数年間だけに目を向けるのではなく、もっと先のことを見越した対応を図るべきだと考えています。既にある4校を1校にしても、多摩市の他の地域の「1校」にぎりぎり規模が並ぶか並ばないかとの状態にあるわけで、それこそ4校を2校にするのか、1校にするのかではもっと将来を見据えた対応も考えていいはず・・・って思います。
でも、一方で私自身はまちづくりのことを考えれば学校の規模以上に「適正配置」の考え方も大事になってくると思っていて、それこそ今だけを見据えて4校を1校にしてしまうというのもまた異なると思うのです。
つまり、教育委員会は「子どもの教育環境のためには適正規模が必要」として、現在ある「学校の一定規模・適正配置の方針」の考え方を伝家の宝刀の如く取り出しては、小規模校がいかに望ましくないのかを理屈つけしているわけですが、そうであるならば、「統合新設校がスタートした数年後からまた小規模校化」がわかって対応を進めるのには納得がいきません。「一定規模」の考え方に変更を求められているのではないか?と思います。
教育委員会は数年後に小規模校化しないように何とか危機回避対策を考えたいと地域にあった「小中連携の推進校」にして、学校選択制による他地域への子どもの流出を防ぎ、魅力ある学校づくりにより他地域から子どもを呼び込めるようにしていきたいと示していますが・・・・・これについては教育委員会の議事録を読んでもわかるように危機を乗り越えるための「希望」「夢」の範疇でしかなく、今、そのことが具体的に示されているわけでもなければ、そのことに対する研究その他の蓄積が行われているわけでもなく、ましてや学校統廃合後について専門的にサポートするような教育委員会内部での人員体制を組んでいるわけでもなければ、そこにどれだけの「金」「人」を投入する腹積もりがあるのかも示されているわけでもなし。
そんな状況に「はい、そうですか。頑張ってください。」と安易に頷くことがどうしてもできません。それこそ教育委員会の現状を(傍観かもしれないが)見ている私にとっては無責任な判断になってしまいます。そうでなくても教育委員会には他の課題も山積みで財政のやりくりについても自転車操業状態。しかも、学校を統合するだけでも大変なのに、その上に統合新設校で「小中連携の推進」を積極的に進めようとするとどこにそのしわ寄せがいくのか・・・・学校→先生→・・・・子どもたち。先生たちが忙殺されることになれば、子どもたちに向き合う時間がなくなるわけですから。何かちぐはぐな気がしてなりません。
でも、貝取、豊ヶ丘の地域の方々の気持ちを思うとここまで議論も積み重ねてきた、そこには地域どうしの感情的なしこりも生まれたりと・・・・・「なぜここで否決されなければならないのか」との気持ちが強いことも理解します。もちろん地域の怒りや憤りも。また、4つの小学校の保護者の方々は統合の方向に向けて交流をしようと考えていることなど、ようやく地域が足並みをそろえようとしている状況があることも説明を受けました。きっと色々な困難な感情を乗り越えたところに現状があるのだと思っていますし、その気持ちに水をさすような、すべてをひっくり返すような判断を下したと受け止められ、批判免れないと思っています。
この議論の本質は「子どもの教育環境」にあるわけで、地域への説明不足その他の理由で「否決」という態度を示すことに鼻息荒くし、可決の立場の議員さんからは憤りもぶつけられましたが、事の本質が本当に「子どもの教育環境」にあるのであれば、現在の伝家の宝刀=適正規模方針に基づいた結論は「4校→1校」であるべき。またそうしないと教育委員会は言動不一致になってしまいます。まさか、ここ2、3年のことだけを考えて統廃合するわけではないでしょうから。
足掛け3年間審議をしてきているのでその都度その都度「時点での状況が違うんです。」ということを言い訳がましく述べていたものの、審議をしていたときは「2校」にすれば大丈夫だと思っていたんだけれども、今は状況が変わったなら、それこそ「現時点」で下すべき判断と決断があってしかるべきでしょう。いずれにせよ、破綻することが目に見えているというか既に綻びが見えてしまっている「適正規模」の考え方を見直さば、教育委員会が取組んでいる学校の統廃合の「理屈」が合わなくなっていることだけは確か。
やっぱり詭弁に詭弁を重ねているようにしか見えない教育委員会の対応には今後説明がつかない部分が生じると思っていて、その時に誰が責任をとるのかを考えると・・・・・「きっと、今、学校統廃合問題に関っている教育委員や職員たちはいないんだろうなあ・・・・・。」と。
統合新設校の開校は平成23年の4月。時間的な余裕はあるようでないのかもしれないけれど、もう少し説得力のある根拠と考え方で示しなおしてもらえないのだろうか・・・・って。また、教育委員会でも最後まで焦点になっていた通学区域の区割りのことについても再検討する余地はないのだろうか。私は貝取は貝取で豊ヶ丘は豊ヶ丘でのまとまりにすることが相応しいと考えてきたし、議会にもそう考えている議員もいます。教育委員会でも3人と2人で結論が分かれていたことも事実だし・・・・再考してはと思うけれど。
「適正規模方針」のことを持ち出してしまうと、さらに議論を難しくしてしまうので、あまりそこには触れずに議論をしたほうがいいのでは?・・・・・・・・・・という助言を途中でいただいたりもしましたが、やっぱりそこが原点になってしまうし、それこそ、この結論が将来的に市民を欺くことにつながりかねないともなれば慎重になってしまうし。安易な判断はできません。
「小規模校をなくすことが多摩市の教育環境全体を向上させることと即結びつきますか?」
そもそも学校の数が多すぎること。整理する必要があること。それは事実だし、私もそのことについては異論なし。だから統廃合を進めざるを得ません。でも、これは実は「適正配置」だけの問題で、規模云々から議論することにそもそも無理があるのかもしれませんね。今回の一連の流れの局所局所では教育委員会に物申したいこともたくさんあったけれど、「教育委員会の独立性」を楯にされてしまうと議員は何も言えなくなってしまう・・・・・「教育委員会が議論しているときに議会から口出しすべきではない。」という正当な言い分には返せない面もありますし。
でも、ある意味で、そのことが今の結論、結果に至らしめている部分もあることは確か。いっそのこと文教常任委員会と教育委員会とで意見交換と情報交換をしてみてはどうかと思います。
そうそう、最後に・・・・。市内卒業式や入学式に市長(副市長)も挨拶をするようになるのだとか。一体何のために?今までは教育委員会が「告辞」ということで行っていたわけで、私はそれで十分だと思うけれど。学校の設置者が市長だからというのが挨拶をする理由になっているようですが、正直・・・・不必要。すべての学校に市長が行けるわけでもないわけだし。何のため・・・・・・・?
選挙対策?
なんて思ってしまったのは私だけ?!
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2008年12月08日
補正予算は賛成多数で可決。
今日は補正予算の審議から。議長が何度となく指摘をしていたのは「質疑なのに意見が入っていますので、注意をするように」ということでした。「質疑」というのは意見を入れてはいけないんです。私にはいまいち「質疑」がよくわかっていないので、どうしてもいつも「意見」が入ってしまうのですが、これは長年議員をやっているからとスキルアップするものでもないみたい。
一応、意識をしてみようとは思いますが、多分私も意見を言わずにはいられない性質なので、「質疑」というスキルは身につけられなさそうだと思ってしまう・・・・。
ということで、無事に賛成多数で可決をした補正予算ですが、内容的にはちょっと考え込まずにいられないような内容も含んでいることは確か。特に市民活動情報センターの新体制に向けたレイアウト変更に伴う費用(どうやら、市民活動情報センターの受付窓口が4月からリニューアルされるらしい。説明によると現状は単なる受付カウンターがあるだけだが、そうではなく正規職員もそこに机を配置するようなことになるみたい。←神戸の「協働と参画のプラットホーム」みたいになるのかしら?)
これについて言わせてもらえば、NPOセンター問題の解決に先が見えないし、市民活動情報センターの活動も拡充を目指すようだしと・・・・・正直、神戸市のプラットホームのような機能ができることには大歓迎でも、その前にまだまだ整理すべき事項があるのではないのか?って思えてならず・・・・とりあえず「そっと、見守ってみるか。」という心境。市民参画や協働を進めてきた私にとっては今の多摩市の状況に歯がゆさも感じ、「どうして、そんな風にしか進まないのか。」と憤りも感じたり・・・・最後には情けなさに終着してしまう・・・・というのが私の本音かも知れず。市長の敏腕にお手並み拝見という状況ということでご容赦ください。
さらに、もう一つ気になるのは「ひまわり教室」のこと。この4月から民間委託する段取りも、準備委託で引き継ぎ期間を半年取ることになったので民間事業者への完全移行が果たされる時期が来年7月に。今回の補正予算には来年1月から3月までの間の準備期間に対する予算が計上されていたわけですが・・・・・・私の心配は来年4月からの3ヶ月間のこと。つまりは完全移行が果たされる前の3ヶ月間をどうするのかな?って思っているのです。例えば、提供している給食の調理業務の問題、それから子どもたちが通園するために必要なバスの問題はどうなるのでしょう?
現在は総合福祉センターで活動していますが、4月から場所は諏訪複合施設への移転が決まっています。移転先の諏訪複合施設内の「ひまわり教室」のフロアには調理ができる部屋はないし、さらに言えばあそこにはミニバスしか通っていなくて、交通不便地域だから、絶対に「足」は必要。。。そのあたりの整理がどうなっているのかその他・・・・現職員の引継ぎ問題など突っ込めば突っ込むほど課題山積中、、、、、、。
私は決して「物分りがいい議員」ではないけれど、とかく担当者がてんてこ舞いしている様子には同情心も。いつもいつも人手不足の障害福祉課。私と同じ問題意識を持っていることだけは事前に心得ていたので・・・・・とりあえずこちらも「様子見」。いよいよの段階になったらどうなっているのかをしっかりと確認しなくては。ここは民間委託も視野に入れるべきだと主張をしてきた責任の一端があると思っています。
とりあえず、今回の補正予算に反対をしたのは共産党会派であとは全員賛成。結局は「総論賛成」になってしまうのです。私もそんな一人かもしれませんね。市民から見れば「甘い!」となってしまうのかもしれないと考えた一日でもありました。でも、質疑をする時期やタイミングってあると思っていて、そこは「馴れ合い」とかではなくて「あ・うん」の呼吸も必要ではないかと感ずるこの頃なんですが・・・・これってやっぱりだんだんと長いものに巻かれろ的でいわゆる旧態然に足を踏み入れている証拠なのかな?自分が嫌だなって思っていた感覚が自分自身に染み付いてきたとしたら、そこはきちんとリセットしながらにしなくては。
補正予算その他については今日と明日の日程を確保していたのですが、今日一日ですべて終了したために明日は休会になりました。
と言っても、どの議員も?どの会派も多分明日は集まって、条例その他のことについて意志統一など調整会議をするのではないかな。もちろん私たち民主党TAMAも朝から会議の予定です。
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2008年12月05日
12月定例会 一般質問5日目
開会直後、トップバッターでの一般質問が終了。感想は「やれやれ・・・・・・」という感じ。
何と言っても今日のテーマ「図書館政策」については初めての分野。とりあえず他市の図書館で話を聞いたり、市民の方と議論をしたり、もちろん多摩市の図書館長にも話を聞いたり、学校図書館司書の件でも教育委員会の担当者と状況を聞いたり・・・・・でも、昨日の夜になってからインターネットで情報収集をしていたら、実に自分自身の知識がいかに薄ペラなものかを痛感してならず・・・・・・いつになく緊張感たっぷりで朝を迎えたのでした。
結局のところ、私が一番言いたかったのは「多摩市に図書館政策がない」ということ。図書館を通じて何を実現したいのかがわからない。だから過去から先送りされている中央図書館問題も宙ぶらりんにされているまま。仮にも財政状況が厳しくて中央図書館を新たに建設する能力がないと判断するのであればそれも一つの見識かもしれないし。もちろん、その場合には判断を根拠をしっかりと示す必要があります。
でも、多摩市にとって中央図書館がどうしても必要であるならば、実現できる方策を考えていかねばならないのに・・・・・・その必要性の判断についてもあいまいにしているまま推移していて・・・・・・・市民的な要望は低くはないので「否定はしたくない」・・・・・・・・でも、本音ベースでは「やりたくない」ではないかと穿った見方も十分可能な取組み方しかできていないのが現状です。
図書館の職員さんたち、頑張って光っている人もいるんですよね。今回の質問のために資料として購入した「学力世界一を支えるフィンランドの図書館」という本の執筆者の一人として、多摩市立図書館の職員も名前を連ねているんです。この本はフィンランドの図書館に研修に出かけたグループが執筆しているものなんですが、多分・・・・職員研修費から派遣されたわけではなく、自費でフィンランドに学びに言ったに違いないので。
そういうことを思うと、人材が本当に活かせる図書館になっているのかと心配になります。図書館は市役所よりも市民が多く足を運ぶ場所。それこそ、図書館職員の働きぶりや応対は「市役所の顔」」とも言える場所かもしれません。でも、そのことを意識している図書館職員はどのくらいいて、もちろんそう考えて人事配置がなされているのかについても気になるところです。
図書館は「貸し本屋」だけではありません。そこには市民の知的欲求に応える資料がなければならないし、それを収集する能力も求められます。歴史が蓄積される場所とも言われます。アメリカなどでは図書館長の位置づけは「副市長」などに匹敵するほどに重要なものだと聞いたことがあります。でも、多摩市に限らず日本の場合にはアメリカなどと比較すると図書館の位置づけそのものが軽い感じもします。
今日は発言する冒頭で「図書館の設置者は誰なのか?」と尋ねました。当たり前のことですが、図書館を設置しているのは「市長」。つまり、市長の考え方がものすごく図書館政策にも影響すると言うことを意味するのだと思います。
あとは「読書週間はいつ、どんな趣旨で始まったものなのか」ということも尋ねました。でも、「図書を多くの人の普及するため」なんて回答が返ってきたのでがっかりでした。読書週間は1947年(昭和22年)にはじめられましたが、「読書の力によって、平和な文化国家を作ろう」という決意がありました。そこに図書館の価値を見出すことが可能です。お金があろうがなかろうが本を手に取り、読むことができる・・・・だから公共図書館というのは片山善博・元鳥取知事さんの話ですが、共感します。
まずは多摩市の図書館政策に柱を作ってもらいたい。特に市内小中学校全校に学校図書館司書を配置していることなども含めても、もっと踏み込んで図書館をまちづくり政策に位置づけてもらいたい。そのためにも引き続きテーマにしていくつもりです。
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2008年12月04日
12月定例会 一般質問4日目
今日最も・・・・‘珍’答弁だったのは・・・・。
「検討することを検討します。」
もちろん、議場は一瞬凍りついて失笑。発言者は‘元祖’多摩人の増田さんで今日も、真剣にニュータウン開発を受入れてきた民の思いを切々に訴え、かねてから(今まで何度も何度も)課題として投げかけてきたことの検討状況がどうなっているのか?って尋ねているのに。
「検討することを検討します。」
階段を一つ踏み外しそうになった気分。増田さんは怒りを鎮めながらも「あまりにも馬鹿にしすぎだ。」と憤っていたけれど、笑うに笑えないくらいにお粗末な答弁。市長はどんな気持ちであのやりとりを聞いていただろう。
今やニュータウンなくして語ることのできない多摩市。市制施行したときには約4.5万人だった人口も現在は3倍を超えたのはニュータウンがあったから。でも、増田さんが冒頭で述べた「町から市へとの移り変わりを直接、目にしたり、農村地帯から多摩ニュータウン開発で、どれほどの造成が地権者の協力のもとで行われてきたのか、将来の夢のある多摩ニュータウンに胸をはずませてきたのかを実際に体験してきた方々は、現在、どのくらい、いらっしゃるのでしょうか」という問いかけには、さすがに考えさせられます。なぜなら、ニュータウンの受け入れには、悲喜こもごものドラマがあったんだろうなあと思うから他なりません。
今日の質疑のポイントとして外せないのは学校統廃合に関してのこと。実は、今回の議会には貝取・豊ヶ丘地域の小学校の統廃合に関し、北貝取小学校の統合に関する陳情が提出されています。陳情では北貝取小学校を廃校にすることに対して、地域への説明が不足していることへの疑問が述べられています。当該地域の統廃合問題については教育委員会でも紆余曲折ありながらも時間をかけて手続きを進めてきたことは事実。それが十分だったか、不十分であったのかは別としても当初のスケジュールどおりに事を運ぶことができなかったことは明らかです。ようやく、この定例会に「青陵北小学校」「青陵南小学校」の提案が出されるまでに至りました。曲がりなりにも保護者説明会や地域説明会など・・・・抜かりなくやってきたのではなかったの?
条例が提案される最終局面での陳情の提出・・・・・文教常任委員会の審査にも大きく関わることです。
私の掲示板のご意見にも「旧貝取地区は、元は3小の学区域にあり、北貝取小の完成とともに、学区域の変更で北貝取小となり、その後区画整理で豊ヶ丘の町名に変更され、その後また、北豊ヶ丘小へという話しがあり、これはさすがに住民が反対し、何度も学区域を変更するなという事で署名運動をし、北貝取小のままできました。」・・・・・・・略・・・・・・・・・・・・「何度となく、学区を変更されてきた人たちの気持ちがわかるのでしょうか。」という問いかけがありましたが、増田さんも「お墓まで仮移転をしながら、ニュータウンに協力をしてきた人たちの気持ち」にきちんと配慮をして、地元に説明をして欲しいと仰っていました。そういえば・・・・貝取のコミュニティセンターと言えば貝取豊ヶ丘で「こぶし館」って思い浮かぶ人が多いかもしれませんが、これはニュータウンエリアの話。旧の貝取地区は乞田貝取「ふれあい館」が拠点になっていることも無視できないことと言えるでしょう。
普段は温厚な増田さんですが、今日はいつになく怒りをあらわに質問をされていました。教育委員会は今回の事態に対し、夕刻から地元の方々に説明をするのだとか。地元の方々からは16項目の質問が提出されており、それに対する回答をする会を持つのだそう。増田さんはとにかく地元が納得できるように誠意を持った対応をして欲しいと切望されていたけれど・・・・明日また状況報告を聞かなくては。
歴史ある土地、そこに暮らしてきた人々、コミュニティ・・・・・地図上だけで単純な線引きができない部分があるということでしょうね。そこには「心」があるわけですから。
ある意味で我が家は「根無し草」。なので、私にはなかなか理解しようとしてもとうてい理解できない深い思いなんだろうと感じながら、一連のやりとりに耳を傾けていたのでした。
明日は一般質問最終日。私はトップバッターで発言します。正直・・・・最終日まで発言順がまわってこないと集中力が切れてしまう感じ。
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2008年12月03日
12月定例会 一般質問3日目
今日が終わって一般質問も残すところあと2日間。ところが、私・・・自分の発言順は最終日の一番目なので「中だるみ」という感じです。3日目の今日はお昼休みの後に新人職員さんたちがずらりと傍聴に。「新人職員研修」の一貫だとか。・・・・・・これ・・・・・・傍聴した感想とかあとから提出させられたりとかしてるのかしら?
大学時代に公務員を目指していた同級生はたくさんいたけれど、おそらく彼、彼女たちは学生時代に「地方議会」のことなんて意識もしていなかっただろうし、ましてや自分の住んでいる自治体の議会にだって一度でも傍聴に行った経験があるかといえば、恐らくなかっただろうな・・・・・。
たぶん、今日の新人職員の方々もいろんな意味で今日の傍聴は勉強になったのではないかしら。私が多摩市の本会議場に初めて足を運んだのは忘れもしない・・・多摩市制施行記念でのイベント「子ども議会」のとき。これはイベントだったので、平常時議会とはまた違った雰囲気だったと思われますが、議会の場所が市役所の4階にあることも初めて知ったのがこのときでした。子どもたちの後姿がまぶしかったことを覚えています。まさか自分が議員になるとは全く想像もしなかった頃の話。
今日はたまたま向井さんの発言の中で「子ども議会」のことが話題になったので上記のことを思い出したのでした。向井さんは「公立学校だからこそできる教育改革」というテーマだったけれど、親の経済格差が子どもたちの学力他の格差に結びついているとのご自身の認識を明らかにしていました。向井さんに続く橋本さんの質問でも同様な見解が述べられていた気がします。貧困の再生産、親の所得×子どもの育ちのことを話題にしていました。私も、その点についてはもう既に否定し難い事実もあるのだと感じていて、弱いところにますますしわ寄せがいくような構造を根本から変えていかなければいけない気がしています。
橋本さんによると、教育に「受益者負担」的発想が浮上したのは1971年で昭和46年で、当時の中教審(中央教育審議会)で議論されたのだそう。(っておそらく今でも引き続き議論は続いていると思われるが)
「あーーーーーー・・・・私の生まれる前の話。」
歴史を遡らないと・・・・ってちょっと勉強不足を反省した一瞬でした。
本日は教育長がとてもいい発言をしていました。さすが元教育者だけあり、そこは的確な答えをはっきりと表明してくれるところがすがすがしい感じ。
「自分がよりよく生きようとする能力」を育んでいくために教育があるのだと。これは文部科学省が言うところの「生きる力」ということなのかもしれませんが、子どもたちが自分自身でよりよい生き方を選択する力を身につけること・・・・本当に大切なことだと思っています。そのために何ができるのか。子どもたち全員に向き合うことができる「公教育」の現場の重要性は言わずもがな。だからこそ教育環境を整備することには踏ん張っていく必要があると思うのです。
というわけで、私の図書館政策の質問も視点の一つにあるのは「公教育」の環境をどう整えていくのかと言うこと。学校図書館司書を全校に配置をするのであれば、そのことの意義や意味がしっかりと市民に理解される必要があり、そのためには教育委員会がもっとしっかりと下支えしていかねばならないし、その姿勢を見せて欲しいなって思う。全校配置の成果が実を結び、多摩市の教育の柱になるべきではないかって・・・・・これがここ最近の私の考え。まさに子どもたちに直接届くサービス(という言い方も変かもしれないけれど)のところをどう充実していけるのかがポイントだと感じるので。
◇閑話休題その①
いよいよ明日・・・・パルテノン多摩の4階、5階に「トレーノ・ノッテ」がグランドオープンするそうです♪→オーナーのBlog
◇閑話休題その②
内田樹さんのBlog「新55年体制へ向けて」が面白い。
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2008年12月02日
12月定例会 一般質問2日目
今日も昨日に引き続いての一般質問。議員が質問を作成するときにはやはりトレンドがあって・・・・今日も解散する多摩都市交通施設公社の今後のこと、計画の精査(見直し)に伴う決議時期を先延ばしにした諏訪2丁目団地の建替え問題、妊婦たらい回し事件を発端に明るみになった救急医療体制確保の問題、それから定額給付金に対する市の見解などへの質問が集中。しかし、どれも歯切れがよく、これは期待が持てそうだな・・・と聞いている側には思えないまったり答弁に元気が奮い立たないというのが正直なところ。
加えて・・・市長の早口がさらに加速化。どうやら今回の一般質問に対する答弁はスピーディーをモットーにしているらしい。
しかし、これでは、第一答弁を聞いてから次の質問へと展開する発言者はたまったものじゃありません。まともにメモをしようと思ってもメモできないくらい早いので。これは私だけが思っていることだけではなく、少なくとも私の周囲に着席する議員さん(はみんなどちらかと言うと‘どっぷり’と市長派って感じではない)は皆、同じことを感じているようです。
はっきり言って、超特急での答弁をするのであれば、事前に市長の第一答弁をご提出いただきたい!私たち議員は少なくとも事前に通告書を提出しています。私たちが発言をするときには、改めて「通告書」の全文を読み上げますが、その際になるべく発言時間35分間を有効に使いたいと少し早口にスピーディになるのとは全くわけが違います!
もしかすると、どちらかと言えば‘市長派’と言われる人たちは事前に市長の第一答弁書(市長が読み上げる原稿)を受取っているのかもしれないので、流暢に答弁されたところで別に問題を感じないのかもしれませんが、私の議席のご近所さんたちは皆・・・そんな境遇にはないのです。
まあ、議事進行時間にロスがないように(職員をなるべく残業させないように)とのお心遣いがあるのかもしれませんが、市長にわかってもらいたいのは・・・・市長の発言は「市民に向けられているんだ!」ということ。単に「議事録」に文字面になればいいというものではないんです。おそらく市長もちょっとお考えいただければわかると思うのですが、昨日今日の答弁書の読み上げ方が仮にもインターネット中継などで放映されるとなればいかがいたしましょう?このような棒読みでは市民はがっかりするような気がします。
答弁書はただ書いたものを読み上げることだけで事足りるわけではないはずです。言葉に魂がないのって聞いているとがっかりです。答弁書はまずは職員が作成するわけですが、職員が片手間で書き上げているものではありません。議会に対する答弁については正確性に最大限の留意し、過去からの答弁にも目を通しながら誠意を持って職員が執筆しているはずです。それを思うと、そんなに軽々しく扱えるものでもなく、やはり大切に読み上げていただきたいなって私は思うのです。市長は昨日の答弁で「言葉の重み」と仰っていましたが、「答弁書の重み」をもう少し感じた答弁を聞きたいなあなんて思うのは部外者からの余計な口出し?!
でも、議会が始まり、とりわけ議員の一般質問に対する答弁の作成は中途半端な気持ちで取組めるものではないですし、議会前はそこにかかりきりになってしまう職員の状況を傍目で感じている私にとっては「答弁書」を大事に取り扱って欲しい!って思えてならないのです。
・・・・私は教育委員会の所管事項への質問なので答弁者は教育長。教育長もやっぱり早口を意識しているのかなあ?まだ今日までは登場回数が少ないので何とも言えませんが・・・・。
とかく・・・・「答弁書」が泣いている気がしてならず、もったいないなあという印象が残る2日目。今日は職員の残業も楽々回避できる時間に終了。明日は傍聴側がメモの走り書きくらいできるような応答をしてもらえるようにお願いしようかしら。
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2008年12月01日
12月定例会スタート!!
いよいよ今年最後の定例会がスタートしました。今日はちょっとイレギュラーな初日でした。通常は開会をして市長の行政報告などが行われた後にすぐに一般質問に入るのですが、その前に「補正予算」が審議されました。
この補正予算は、「原材料高騰対応等緊急保障制度」(国・都)とタイアップした緊急対策として提案されたもの。本制度の対象者に対し、市が信用保証協会に対する保証料を補助するというのが内容です。実はこれについては緊急性が高いとのことで、市長が議会を召集せず、いわゆる専決処分で対応したいとの意向があった模様。市長の専決処分を認めるのかどうかで議会内でも代表者会議が緊急招集されてちょっとひと悶着。議会の審議に付さず、市長の専決処分を濫用されるのは困るとの意見と議会を召集する暇がないのだから市長の専決処分に付すことが必要ではないかとの意見・・・・結局は意見が一致できなかったので、本日冒頭での補正予算審議と言うイレギュラー日程になったのでした。
信用保証協会といえば、懐かしき過去・・・中小企業金融公庫時代を思い出しましたが、信用保証協会の保証が下りるのかどうかでヤキモキしたりしたことがあったっけ・・・・。
これについてはほとんど問題なく、全会一致で可決。「だったら、専決処分でもよかったじゃない!」という市長の心の叫びが聞こえるような気がしたけれど、議会での審議という段階を経ることの必要性と重要性への認識を再確認する機会になったよかったと前向きに捉えたいと思います。議会の存在意義を自ら放棄するかの如く、市長専決を承諾することは避けるべきでしょうね。
さて、今日の一般質問は発言する議員によって答弁者側の対応の差異が露骨にわかるような一日でした。私はそういう差別とか区別的な扱いをするような対応に嫌悪感を覚える性質なので、後味悪い夕刻でした。特に、一番最後の発言者に対する市長の答弁はものすごいスピードの早口。私も劣らずに負けないくらいの早口なわけですが、市長は「わかりやすくゆっくりとした答弁」をモットーにするのであれば、すべての議員にその姿勢で臨むべき。残業しないため対策だと言うのかもしれませんが、議事進行のスピードが遅れていることを理由に「早口」になるのはおかしい。
ちなみに今日は同じ会派の篠塚さんが発言したのですが、市長に対し、現麻生政権(朝令暮改がまかり通ってしまうような状態)をどう思っているのかを尋ねたところ・・・・「一言の重みを本当に感じる。・・(略)・・・・信念は持つけれど、しかし謙虚に。」という答弁をなさっていました。市長は政治家としての「麻生さん」をどう評価するのでしょうね?安易に答えられるような問いかけではないのかもしれませんが、率直なところで伺いたいものです。政治家が求められていることは何なのか、自分自身の姿勢もピリリと正していかねばと思うわけですが。
そうそう、市長が委員になっていた「無駄ゼロ会議」が麻生首相に提言を出したとか。
◇行政支出3500億円削減を=「無駄ゼロ」会議が提言◇
12月1日19時47分配信 時事通信政府の「行政支出総点検会議」(座長・茂木友三郎キッコーマン会長)は1日、首相官邸で会合を開き、行政の無駄な支出を削減すれば、2009年度の各省庁から公益法人への支出額は06年度比で3500億円(37%)削減できるとした提言をまとめ、麻生太郎首相に提出した。政府はこれを踏まえ、年末の09年度予算編成に向け作業を本格化させる。
首相は同日夜、記者団に対し「37%削減が決められたのは成果として大きかった。各閣僚(には)、これに基づいて(省内に)指示するように話してある」と述べ、提言を尊重する考えを示した。
同会議は、マッサージチェアなどの購入が判明した道路特定財源の不適切な支出や、運転手から金品を受け取る「居酒屋タクシー」問題などへの批判が高まったことを受け、今年7月に当時の福田康夫首相が設置を指示。「行政の無駄ゼロ」を目指し、支出の3割減を目標に有識者が検討を重ねてきた。
多摩市の「無駄ゼロ」はすでに一掃済みなのかな?
救急医療体制の構築を・・・・と迫った自民党の藤原さんは「多摩市の医療政策を!」と強力にプッシュ。必要なことには税金を投資することにも理解を得られるはずだと。だから、「周産期センター」をと。医療のことで言えば、多摩市民病院とも言われる永山駅前の日医大は手狭になっているとの話もありますね。これから高齢者が増えることを思うと、病院へのニーズは増加して当然。もちろん病気にならないための「予防」対策もいるわけですが、そうは言っても・・・・の状況はあるでしょう。医療の確保も重要な視点。ようやく「連絡会」のようなものを設置し、市内の総合病院との懇談会などが行われつつあるみたいですが・・・・その中味までは具体的に明らかにされませんでした。
それから、もう一つ。めちゃくちゃ住民ニーズに答えた質問としては「ミニバスのルート」の問題がありました。あまりにも具体的で議場からは失笑も。なぜなら、ものすごくダイレクトに「多摩永山中学校前」のバス停を設置して欲しい・・・・と懇願する内容だったからです。ミニバスについては公共施設をつなぐ、交通不便地域の解消を目的に運行をしているとのこと。以前から指摘されていますが、多摩センターの旧西落合中学校跡地に移転した図書館本館へのアクセスがものすごく悪すぎる。それについてはどこかで検討がされているのかしら?
年末に向けてのカウントダウンもスタート。早々と飾ったクリスマスツリーがようやく似合う時期になりました。
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2008年11月17日
12月定例会の議案説明
今日は午前中に会派説明がありました。12月定例会では補正予算も含み17件が提案される予定です。議会審議で火花が散りそうな案件はざっとみたところ見当たりませんが、百草学童クラブの廃止、貝取・豊ヶ丘地域の小学校の統廃合のための条例改正が提案される運びです。
また、過去にはさらなる軽減措置を講じたいと提案されたことのある都市計画税ですが、今後3年間も現在と同じく税率100分の0.3(本則)を100分の0.23に軽減することで対応をしたいとの話でした。そこであわせて示されたのは都市計画税の使途拡大について「特区申請」をしているとの報告でした。都市計画税は施設更新や維持管理経費に充当することが認められておらず、言ってみれば新たなハコモノ整備(インフラなども含めてですが)にだけしか使うことができません。しかし、多摩市のように一定程度の生活基盤整備がなされている場合には適切な維持管理が求められてくるわけです。今後の施設更新その他に必要な費用は下記のように試算されています。
今後30年間に想定される都市更新費用
道路 約150億円
都市公園 約200億円
下水道 約600億円
学校施設 約470億円
都市計画税を以上のような施設維持管理にも活用していけるように認めて欲しいと懇願する「特区申請」ですね。果たして認めていただけるのでしょうか?いや・・・国に認めていただきたいものです。それにしても新しいハコモノ整備だけにしか都市計画税を使ってはいけないと決めた法の趣旨はどこにあったのかしら?
それにしても上記の試算を数字だけで見てしまうといやはやゾッとしてしまいます。
ところで、粗大ゴミの直接持ち込み時の手数料が品目別料金から従量料金に変更されるようです。今までは品目ごとに手数料が決められていたため、検品作業などの確認等かなり事務作業が煩雑だったとのこと。そこで従量料金で対応し、持ち込まれた粗大ゴミの「重さ」で手数料を決める方式にしたいとのこと。八王子などでも既に従量料金を導入しているとの話です。結果的には捨てる側の市民の負担金額は減るの?増えるの?・・・・聞き忘れました。
さて、提出議案以外での情報提供では、旧南落合小学校の跡地を利用する民間事業者は決定し、地域貢献のことも視野に入れた提案のあった学校法人になったとの報告がありました。それにしても来春には竜が峰小学校が廃校になり、豊ヶ丘中学校、南豊ヶ丘小学校、北貝取小学校・・・・・と続々と学校跡地になってしまう施設が予定されている中で、今後はどのような対応をしていくのでしょう?現在ある学校跡地の恒久活用方針もお蔵入りしかかっている感もありますし。
本当・・・都市基盤の更新、維持管理その他も含めて課題山積み。多摩第二小学校の建替え計画も動き出していますが、ニュータウン地域の学校の建替え云々の話題も今後は確実に出てきます。今回の補正予算では諏訪団地の建替えについても予定よりも取組状況に遅れが生じていることが明らかにされましたが、私たちのまちの未来・・・・決して悲観することも無いけれどきちんと将来描けるような設計をしていきたいものです。
多摩市の第5次総合計画に向けて・・・・無作為抽出2000名の方に市民討議会(?)なるものへの参加依頼の通知が届けられているようです。2000名のうちどのくらいの方が参加してくださるのでしょうか?
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2008年10月03日
9月定例会 ようやく最終日
長丁場だった定例会が終わりました。終わってみればあっという間。補正予算、決算の認定など市長の提案した30の議案は全て可決されました。どれもこれも大事ではない案件ではありませんが・・・・その中でもちょっと重要かなと思われるものを改めて確認。
〇犯罪のない安全なまちづくり条例の制定(市民の防犯に対する要望をかなえるため)
〇教育長の給料が本則に戻る(行財政改革で市長・副市長とともに△10%していたのを取止め)
〇市民保養所を民間移譲(といっても富士見町の公社が引き取る格好だが)
〇保育料の改定(実質値上げ。しかし低所得者への配慮。多子軽減措置は手厚く)
〇やまばとホール廃止(役割が終わったわけではない)
〇公共施設の使用料の一部改定(値上げはしない。見直しによって一部値下げ。施設の利用促進に。)
ところで、犯罪のない安全なまちづくり条例については総務常任委員会での附帯意見がありました。本当は本会議で全会一致で「附帯決議」にしたかったようですが、全会一致の見込みがたたなかったので常任委員会での「意見(決議)」に留めたようですね。その効力はいかに?
これ・・・・多摩市議会の前例になるみたいです。委員会だけで「意見(決議)」を付すなんてことはこれまで例になかったみたい。
「前例ないなら前例にしてしまえ」
その発想が斬新ですね。これまでの市議会といえば「前例にないから、できない。やれない。認められない。」というわけで、行政と同じように前例踏襲型で「変えることを望まない」傾向のほうが強かったですから。
というわけで、その点については総務常任委員会の功績は大きいと言えるのかも?!
私としては教育長の給料を元に戻すことに議会の反対があるのかなと思っていましたが、いつも反対の共産党会派までが賛成の態度。私たち民主党TAMAと改革ゆいの会が反対しただけでした。議場外ではこの措置に対して疑問の声を述べている議員さんもいらしたのですが、やっぱり最後は手を挙げざるを得なかったのかな。いろんな柵の中で議員の態度表明も決まってくるのかもしれませんが、「市長・副市長・教育長」の減額措置を全て取止めるのではなく、「教育長のみ」の減額措置を取止めると言うのが本当に不自然。
そのうち・・・・・本来は副市長を2人配置したいけれど、議会の賛同が得られないので1人体制で行くことにしました。ついては、1人にかかる責務が重いので副市長の報酬も元に戻します・・・・・なんてことになったりして。
働きに見合った報酬・給与を。
それって基準がとても難しい。共産党が主張しているように「行政がワーキング・プアを生み出している」という現状もやはり無視できないでしょうし。いわゆる正規職員ではない職員さんが行政の仕事を支えているのが現実。
私たちは市民の貴重な税金を預かり、市政運営をしている立場。そのことを痛々しく感じながら今回の決算審査などに向き合いました。特に、保育料の改定については色々思うところもありましたが、会派でもかなりさまざまに検討をして結論を出しました。市民に負担をお願いする。それに見合ってきちんとした行政サービスを提供しているのだろうか。そしてこれからもしていけるのだろうか。そうなっていくように一市民の立場から行政を評価する視点を忘れないようにしないと・・・と思ったのが最終日の感想でした。
いよいよ解散総選挙?
さまざまなことにじっくりと整理をつけずして、次の活動に頭を切り替えていかなければならない状態に。政局争いばかりに巻き込まれていくのって本当に不本意・・・・・。
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2008年10月01日
9月定例会 議会運営委員会
明後日最終日の議事運営がスムーズに決定したところで・・・・・。今日の議会運営委員会では来年度の「議会費」についての意見交換などが行われました。
これが、妙に時間のかかる議論になりました。
来年度、多摩市では6億円の減収を見込んでいるそうです。そして、議会費についても今年度よりも「約230万円」の見直しをしていなければならないとのこと。それを前提にしながら、各会派で予算要望をそれぞれに検討をして事前に意見の提出をしていました。その内容は下記のとおり。
◆多摩市議会自由民主党 ・常任委員会など調査旅費の見直し(毎年1泊2日で実施する必要を再検討)
◆改革ゆいの会 ・議会事務局職員を1~2名増員
・常任委員会など調査旅費は現状のまま
・参考人招致などの予算を明示
・会派政務調査費見直し(増額)
◆公明党 ・議員研修会のとりやめ
・庁内のイントラネットではなく、インターネット回線導入
◆民主党TAMA ・必要なときに必要な予算を措置できるようにして欲しい(補正予算などで弾力的な対応ができるといい)
・・・と以上が予め提出されていた意見でした。議会費において削減しなければならない「約230万円」というのは、かなり大幅な見直しが必要で議長を通じて「常任委員会の調査旅費を何とか見直せないのか」という打診がありました。私たちの会派は常任委員会で実施をしている調査活動は必要なものだと考えていますが、視察の受け入れ先などの状況などで「希望する視察先」と「視察日程」がマッチングできない場合もなきにしもあらず。委員会では視察先の前にとにかくバラバラな議員たちの視察日程の確保のほうが先決なので、日程ありきで場所を決めていく感じも。
まあ、「百聞は一見にしかず」とも言いますし、どんなことであっても見に行って「損」ということはありません。もちろん、見に行ったものが多摩市の取組みに役立つかどうかは別として。
でも、「無理無理」に行く必要はないですよね。
そこで、私たちの会派は本当に必要に迫られ、必要だという理由を市民にきちんと説明できる状態になってから、補正予算対応などで視察旅費を工面できるようにならないのか・・・・と思って、上記の意見を提出していました。
それは全議員で行っている毎年の研修も同じです。「研修費(講師代)10万円」が計上されているあまりに「研修は実施する」ことが前提で物事が進んでいきます。そこで「予算消化」のために、日程のやりくりやら、講師の選定やら・・・・を行っている状況も見受けられます。なので、その必要性を改めて確認しながら、本当に不可欠なものと判断した時点で改めて予算計上できればいいと思うのです。
というわけで、最終的な結論としては「議員研修会のとりやめ」では一致をし、常任委員会などの1泊2日の視察旅費については「必要な視察ができるだけの予算を確保しておくことが必要ではないのか・・・・」というわけで、上限1泊2日の設定で現行どおり変更の必要なしとの話になりました。ただ、毎年の予算の執行率を考えて、「10%くらいカット」しても話で一致しました。
っていっても、議員研修会費用を削減して、常任委員会の視察旅費を10%カットしたところで100万円の削減にも満たない感じで。
こうなってくると、議員定数を削減するとか、議員報酬を削減するというような議論がまたもや頭をもたげてくる傾向に。おそらくどの議員も改革ゆいの会の主張のように政務調査費の増額にも頷ける面があると思いますが、それにしても「どこに財源を見出すのでしょうか?」と尋ねられれば答えに詰まってしまいます・・・・・。
でも、議員に十分な調査費用を保障することは必要不可欠だと思うのです。少なくとも多摩市議会の場合には政務調査費が「あらぬこと」に使われていることはないでしょうから。かなりルールも厳重なので。
そうそう、市長は市議会の役割を決して軽んじているわけでもないと思います。議会費にも削減を求めなければならないほど厳しい財政状況だということかもしれません。しかし、議会費を削減すると言うことは・・・・どういうことを意味するのでしょうね。
ある意味で市議会の持つ権限などを骨抜きするためには調査活動の費用を削減してしまえば・・・簡単ですよね。さらにその先に議員報酬の削減、そしてまた議員の人数の削減ともなれば、ますます市議会が弱体化するようにも思うのは私だけでしょうか?
議会も受難の時代です。
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2008年09月30日
9月定例会 代表者会議
今日は代表者会議がありました。意見書の調整など行われました。各会派から事前に提出したい意見書の案文が配布されているのですが、今回は結構な数があったような気が・・・・。私たちの会派も公会計制度導入に関する基準整備を求める意見書と年金未納者に対し国民健康保険の短期証を発行する措置を廃止することを求める意見書を出したいと思ったのですが、一致してもらえなかったのは残念。
少数意見も尊重するという理由で全会一致ルールを導入している多摩市議会ですが「良し悪し」ですね。
ところで、昨日終了した決算特別委員会ですが、予め会派ごとに配布されている事業評価シートに記入をしなければなりません。事業の質と量をそれぞれ4点評価(0.1.2.3)し、さらに総合評価を3段階(A.B.C )で評価する手法です。・・・・・何だか複雑。さらに、そこにコメントを付すのです。代表者会議終了後に会派で集まって、シートの作成をしましたが、質やら量やらの評価って「感覚」と「気持ち」で何となくの評点になってしまいます。何か議会として評価するときのばっちりと定まった基準がないので正直・・・信憑性からするとあいまいなものです。「感覚」や「気持ち」というのは各議員、各会派の心の持ちようで決まってくるわけですから。
なので、昨年も今年も・・・・我が会派は他のどの会派よりも評点、評価が厳しく・・・・・「そんな厳しい評価をしているのに、決算を認定しているのは不思議。」と言われるほどでした。いつも反対姿勢を明確にしている(不認定)共産党会派よりも厳しいので。。。
でも、長年議員活動を積み上げていると、それなりに各事業を担っている個々の職員の顔も思い浮かんできたりして・・・・・・・何となく「ドライ」に評価を下すことができにくくなりそう。「この事業・・・・・あの職員さん頑張ってるもの。」とか何とか。
これが恐るべし「馴れ合い」の始まり?!
それにしても、こんな感覚的に行われている多摩市議会の決算特別委員会の事業評価が全国から注目されてもいいのだろうか?と個人的には思う部分も無きにしも非ず。
もちろん、注目されることはうれしいことで、取組みの斬新さも認めるところではあるのですが、事業評価の「質」そのものはまだまだ改善の余地これあり・・・・・ということで、今後も試行・試行・試行・試行・試行・・・と重ねていくしかない?
そうは言っても、私たちには4年間と言う任期があり、このメンバーでの議会運営ももう少しで折り返し地点です。決算特別委員会で言えばあと2回。その間にシステマティックになることを望むものですが、なかなかこれもまた一筋縄でいかないだろうと予測している私です。
明日は議会運営委員会で、最終日(10月3日)の議事運営の進行などの決定をします。
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2008年09月29日
決算特別委員会 無難に終わる。
決特(けっとく=決算特別委員会の略)の最終日でした。今日は予定通りに意見交換からスタートしました。1人あたり持ち時間が8分・・・・終わってみれば、時間を残した会派もありました。
予め決められていた4事業について意見交換(?)が行われました。初めての試みなので、TRYする私たちも要領を得ていなかったわけですが、初めてのわりにはそこそこの出来ばえ?!それは手前味噌?とりあえず、4つ(①(仮称)庁舎のあり方検討事業②学校跡地施設管理経費③市民活動情報センター運営経費④特色ある学校づくり事業)の意見交換対象事業ですが、その論点のまとめは委員長におまかせするとして、後の報告を待ちたいと思いますが、この意見交換を市長(行政)はどのように受け止めたのでしょうか?
ちなみに、意見交換の場は議会のみで行ったので、行政側の出席者はありませんでしたが、副市長が立会い、時々・・・・意見の要旨などをメモしていました。副市長はさらりと反論の答弁を述べるのがお上手な方なんですが、そのときの材料になりそうな情報を得ていたのかもしれませんね♪
意見交換がどうであったのか感想だけ。
立場による意見の違いなどわかりやすく浮き彫りになったと思います。ただ・・・・「合意形成」をつくっていくための意見交換をするためには時間が足りなすぎました。何となく各会派がそれぞれの立場を主張し、そして相対する見解を受け止めてから次なる提案に結びつけていけるような前向きな意見交換ではなく、デベート大会風で「違う意見は叩く」系な雰囲気のほうが強かったかな。
本当はそこから一歩脱皮して、合意形成ができたらいいわけですが、やはり議会として見解をまとめていくというか第三の道を探るような議論の展開をしていくのは単なる理想論にしか過ぎないのかもしれませんね。やはり議会は多種多彩ということで、議会として一丸で事業の存廃(というか廃止)を考えていくことは相当程度難しい。
今日の意見交換で1つたりとも事業廃止の結論を見出せなかったことは正直残念。これって、市長(行政)に事業の廃止など見直しを迫っている立場としても非常に不本意だと思いますが、私と同じような感想を持ってくれた議員さんはいるのかしら?
初めての試みなので、そこまで求めるのは難しい?!
しかし、そのくらいに、ひとたび始めてしまった事業を中止・廃止する決断って重いものなんでしょう。各それぞれの事業にはそれぞれに市民・職員・推進してきた立場の議員などなど利害関係者がいるわけですから。また、議員(各会派)にはそれぞれに「しがらみ」あり・・・と言ったところでしょうか(いろいろな意味で)。そのことを痛感させられました。時代環境を感じるならば、すでに廃止に踏み切ってもいいような事業もあると思いますし、抜本的見直しを迫るべき事業もあると思います。意見交換でも大勢がそのような立場で見解を述べた事業もあったわけですが、「大方の意見こそおかしい。認識が不足しすぎている。」というごり押しな反論も強烈に出される状態もあり、私としては「なるほど、自分の意見の正当性を主張すると言うのはこういうことなのか・・・・・・」と学んだ次第です。
終わってみれば、「そんなものだったか」ということですが、「意見表明大会」的な感は否めず。何と言うか・・・・・「見解の相違」というのは何処まで言っても「見解の相違」にしかならないのかなあ・・・・。
まだまだ今日は試行的取組みですから。
傍聴席にいらっしゃった議会通の市民の方はどんな感想をお持ちになったしら?また聞いてみたいと思います。
一般会計予算、特別会計予算とも「認定」されましたし、無難に終わった決算特別委員会ですが、今回の決特で出した意見が次年度予算でどこまで反映されるのかが何よりも重要。私としてはそこに着眼をして、次年度予算の賛否の判断をしようと思っています。
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2008年09月26日
決算特別委員会 その⑤
とりあえず、一般会計の質疑が終了しました。月曜日は議員同士の意見交換からスタートし、特別委会計の審査に入るという予定になっています。議員同士の意見交換は下記の4項目について行われます。1人あたり8分の発言時間で会派プール制。正直・・・・8分間しかないことを考えると十分に意見交換できるとは思えず、ただ単に意見表明大会になってしまいそう。
そうならないためにも委員長の采配が期待されるところですが、建設的な意見交換ではなく言葉尻を捉えての挑発的にしかやりとりができないとすれば議員同士の意見交換のマナー取得が課題になりそうですね。ちなみに意見交換対象事業には事前に各会派(7会派)がそれぞれA/B/Cで評価をしています。
【意見交換対象事業】
①(仮称)庁舎のあり方検討事業 B評価・・・2会派/C評価・・・5会派
②学校跡地施設管理経費 B評価・・・4会派/C評価・・・3会派
③市民活動情報センター運営経費 A評価・・・1会派/B評価・・・3会派/C評価・・・3会派
④特色ある学校づくり事業 A評価・・・1会派/B評価・・・4会派/C評価・・・2会派
しかし、このA~Cまでの評価と言うのも正直言って「感覚的」なもの。評価の基準なども一定の基準が定められているものではなく、「こんな感じ」という基準でつけているような気がします。「Aとは言えない。でもCっていうわけではない。そうなるとB。」みたいな感じで。
以上の決算特別委員会の評価に関してもしばらくしたら議会のホームページに掲載されるかなと思っています。
ところで、今日の質疑のことに少しだけ触れておきます。思い出すだけでもまた情けなくなるわけですが・・・・・。
「多摩市はまだまだ財政力があります。」って言うのは「絶対に違うと思う。」と私は思っていて、なぜ、一般的な基準に照らし合わせると多摩市の財政力がまだまだ良好だっていわれるのかが私のは本当によくわからない。そして、努力に努力を重ねて改革をしています・・・・って言うけれど、どこに改革が施されているのかもよくわからない・・・・って私は感じます。そして、私の怒りが大爆発してしまったのは行政側の答弁について。
「その場しのぎでしか答弁していない。」のではないかと思わざるを得ない状態に、議会軽視を感じてならないんです。
私が取り上げたのは「ことばときこえの教室」のオージオメーターのこと。おそらく「ことばときこえの教室」の存在は市民レベルではマイナーだと思いますが、北諏訪小学校に設置されている「通級指導学級」です。多摩市内の全小学校から対象児童が通っていて、難聴の子どもの指導、言語指導を行っているところです。実は、昨年に北諏訪小学校内から場所を教育センター内(諏訪複合施設)に移し、「ことばの教室」に「きこえの教室」も開設しました。
「きこえの教室」で使用するのがオージオメーター。いわゆる聴力を測定する機械です。このオージオメーターの設置の要望・・・・というか、「きこえの教室」で指導するためにはオージオメーターがどうしても必要になるわけですし、最低限の備品と思っていますが、昨年度の決算委員会では「適切な指導を行うためにもオージオメーターは必要だけれど、高価なものなので(って色んなレベルがあるが約100万円強だと聞いている)どのように対応できるか検討したい。」って話でした。そして、今年度予算委員会では「ようやく導入できる運びになりました。」ってことだったのに、先般の一般質問ではまた答弁が後退し「どのように対応できるのか検討したい。」ということに。
「一体どういうこと?」
「きこえの教室」には現在オージオメーターがあるというのですが、市立幼稚園の健康診断で使用していた備品をリサイクルで使い回しをしていて、当該中古品オージオメーターは指導内容にも全然適さない機能しか兼ね備えていないもの。「きこえの教室」を開設したものはいいものの、「そこでの指導の質ってどうなの?」。
「必要な機能を備えたオージオメーターがなければ指導にならないじゃないの!」って私は言いたい。
そもそも、予算委員会での答弁をどう考えているのでしょうね。「導入します。」って答弁したにも関わらず、「どうやって導入するか今後検討します。」って前回の答弁を無にするような答弁が飛び出したことに私は説明責任を求めたのですが・・・・・。
「全体の予算との見合いで、そういうことになりました。」
「は?」
「えっ?」
どこまで尋ねても教育委員会の答弁によくわからないし、理解もできない。
必要な設備がない=適切に指導ができない・・・・・・私に言わせれば、ってかなり言い方はひどいかもしれませんが、「きこえの教室」っていう看板に偽りあり!って思います。見せ掛けだけは「聞こえの教室」も開設して子どもたちの教育環境の充実が謳われているかもしれないけれど、そしてそこにかなりレベルの高い指導者も配置しているのに、そもそも指導に必要な最低限の機器がないなんて!
「ありえない!」
って嘆いていても仕方ない。どうしてこういう事態になっているのかの原因を解明しなければ。
その原因は何も難しいことではなく、オージーメーターにまでまわす余裕がないということだけなのです。でも、今年度予算でははっきりと「導入する」って発言していても、それってあくまでも「予算」の段階にすぎないから・・・って言えてしまうの?
一方で、土地や緑地を購入したり、新たなハコモノ事業を手がけようとしたりなどなど・・・・何を優先させていくのかって多摩市政全般を見てみたら‘ちぐはぐ’すぎて。
オージオメーターを導入して欲しいこともあるけれど、私はそれ以上にアンバランスに税金のやりくりが行われていることや、議会答弁に対する無責任さに「どうしてこんな事態になっているのか!」って本当に説明を求めたい。市長側は予算の編成は各部局ごとの「枠配分」方式になっていて、ざっくりと大枠だけ当てはめて、あとは部長の采配、教育委員会であれば教育長の指揮監督の下で工夫をしてもらいたいというわけだけれど、結局は最終最後に「調整」をしていくところで市長の権限の大きさがあるはず。
市長は私の指摘に対してどう感じてくれたのでしょうね。市長に対して問いただしてみたけれど、その答弁をしたのは企画部長だったのにも私はがっかりでした。
オージオメーターを早期に導入してください。そして、税金の配分のあり方を見直してください。物事の優先順位のつけ方を改めて考えてみませんか。私が指摘したオージオメーター事件?!は氷山の一角ですから。
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2008年09月25日
決算特別委員会 その④
各会派とも発言時間の残りを気にしながらの質疑です。今日は衛生費からの質疑でしたが、その後・・・・労働費、農林業費、商工費、土木費、消防費、教育費・・・・まで到達。今までは教育費になる頃には発言時間の余裕がなくなるなんてこともありましたが、今回の決算では教育分野、教育費に対して時間を残そうとの意識が働いていることになります。
私は衛生費では、「障害児(者)歯科診療事業」のことにさらっと触れておきました。すでに今年の3月には「障がい児(者)にやさしい歯科医療をめざして」の報告書が出され、来年度に向けての改革の方向性が示されています。しかし、改革をするその前段に求められるのは情報公開!私は6月定例会の際に「市と委託先である八南歯科医師会は市民への説明責任を果たすために、事業全体の収支を情報公開すべきで、市は歯科医師会に情報の提供を求めるべき」と主張していました。
市は歯科医師会に対し、人件費や事務費などの委託料を毎年約4千5百万円支払っているわけですが、ここでの治療行為に対する診療報酬も歯科医師会に直接支払われる仕組みになっているところがミソ。委託料で人件費を払っているのに、診療報酬も歯科医師会の収入になると言うことに対し、「人件費の二重払い」という批判がなされてきました。しかし、行政は診療報酬の実態についても把握して来ず。
しかし、ようやっと歯科医師会から事業全体の収支報告がなされ、診療報酬約1千万弱の収入が明らかになりました。何と、事業開始から20年経過し、ここで初めての「情報公開」。行政も「今回初めて、歯科医師会からの情報提供をいただくことができた(と敬語になっている)」と述べていました。
収支報告を眺めると指摘すべきと思われる点がいくつかありますが、とりあえず委託料は見直しすることが十分可能であることだけはわかります。「やっと実態が明らかになったので委託料の見直しについてもきちんと取組んでいきたい」と担当課長からの答弁があったので、あとは来年度予算の審議の際、どう見直したのかを確認するまで見守っておくつもりです。
いわゆる業界団体というか、歯科医師会や医師会と市との力関係って微妙と言うか色々と難しさがあるようですね。今井さんが老人保健対策事業の中で医師会と連携を図っている生活機能評価のことを話題にしていましたが、これについても委託料の単価見直しを迫った緊張感ある質疑で、最後には市長が血相を変えて「自らが対応します!」と答弁。自ら対応した結果が後に問われることになるでしょうね。市長との距離が近い会派の方の発言ってやっぱり重みが違います。
ところで、情報公開といえば、私は教育委員会にいわゆる全国学力テストの結果の公表を求めました。学校別の成績を公開することには問題があるのかもしれませんが、多摩市の平均正答率の実態などを公開することには何ら問題がないでしょう。多摩市の子どもたちの学力の実態を明らかにすることは全国学力テストを実施しているその目的にも合致しているはずです(って私は全国学力テストに対し、積極的な立場ではありません。)。
しかし、今回のところは「平均正答率の情報公開については教育委員会でも話題になっていますが、まだ話題になっているだけで、情報公開することには慎重になる必要もあるので、もう少し検討をしたい。」との答弁どまり。私としては「いつまでに検討をするのか」をしつこく尋ね、「来月開催される教育委員会でも話題になります。」というところまで答弁を得ることができたので、そこで一定の結論が出るものと期待するしかありません。もちろん「情報は公開する」という方向性で。
「教育委員会は、本調査の結果を有効に活用し、多摩市の特徴や課題を把握し、課題の改善を図ることで多摩市の教育のさらなる充実・向上に努めてまいります」ということだったので、本調査結果の有効活用を求める必要があるでしょうね。私としては先般開催された文部科学省の事業見直しで「全国学力テストは実施しても無駄!」と言われたことのほうに賛意を表する立場ですが、多摩市教育委員会の場合は、全国学力テストに不参加を表明している愛知県犬山市教育委員会とは異なり、全国学力テストの意義を積極的に認めている立場なので、それならそれで、しかるべき対応と対策をしてもらいたいものです。
正直言って、多摩市の結果を公表しないとするならば、全国学力テストに参加する意味はありませんね。すでに「無駄」と指摘されているくらいですし。教育委員会が結果を生かそうという姿勢をきちんと見せてこそ実施の意義を見出せると言うものです。
以上、今日の報告は私の発言事項中心に。
そう・・・・給食センターの調理業務の民間委託化が話題なっていました。確かに、給食センターの運営費全体において人件費が約45%相当を占めている状態を放置しておくわけにはいかないでしょうね。「民営化」ではなくてあくまでも「調理業務の民間委託」というわけで、献立や食材などは市の栄養士などがきちんと管理をする体制にすることで「安全安心給食」の質を一定程度担保していくようですが。これはかなり具体的で、今はスケジュールを検討している様子でした。きっと、具体化に向けた検討を後押しするために質疑がなされたんろうなあ・・・・・・。でも、内容としては「ご尤も」って思いました。人件費の占める割合を考えると市民の理解は得られないような実態としか言えないですから。
行政の仕事は「人」で成立っているものも多数あり、人件費だけで語れないものもいくつもあります。高い人件費をかけても惜しくないようなものだってあるでしょう。しかし、それは「仕事によりけり」。何でもかんでも「官から民へ」には反対ですが、民間でできること、民間でやったほうがいいと判断される場合には積極的にそちらの方向に進めていくことは必要です。どうしても行政の仕事は高コスト体質になりがちなので。
明日も引き続き教育費の審査が続きます。それが終わったら、議員同士の意見交換があり、それから特別会計の審査に入ります。ちなみに議員同士の意見交換についてはいくつかの対象事業を絞り込んで行うことになっています。一体どの事業になったのだろう。不得意分野だったら意見を言うにも意見が言えなかったりして?!
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2008年09月24日
決算特別委員会 その③
引き続き総務費、そして民生費、衛生費と審査が続いています。総務費では女性センターの話題が取り上げられましたが、女性センターは来年で10周年を迎えるのですね。やはり節目の年になるのかもしれません。10年分の蓄積がこれからにどう結び付けていくのかが見えればいいのですが・・・・・・・。お世辞にも女性センターの活動が広がりを持てているとは評価できない状態に焦燥感を覚えます。本当はもっともっと可能性がある場所だと思いますし、可能性がなければいけない場所だと感じているのですが。
それにしても、「女性のほうが強いよ~。」とか「今更、男女平等とか、ジェンダーフリーとか言っている場合じゃないよ~(言う必要なんてない!)。」なんて野次やご意見も出る多摩市議会。女性問題をまだまだ正しく理解していない男性陣がいることを肌で感じますね。議会は市民の縮図・・・・ともなれば、これが社会の現実だと思わざるを得ません。まあ、女性のほうが「生命力」はあるのかもしれません。寿命も長いですから。
さてさて・・・と民生費の質疑ですが、わりと無難に終了しました。もっと質疑が集中するのかと思っていましたが意外と少ないなあというのが印象です。各人一人あたり30分の時間をいかにやりくりするのか・・・・って考えたとき、前のほうで時間消化できないという判断があるのかもしれませんね。私もそういう判断をしています。教育費に時間を残しておきたいので。。。。。
民生費は高齢者、障害者、子ども、地域福祉、生活保護などなど問題が多岐にわたっていますが、国の法律にまだまだ雁字搦めになっている面もあり、そしてまた独自での施策展開を考えられる余力や余裕もなさすぎる状態で日常過ぎ行く市役所業務・・・・・という印象しか残らない感じです。新たな事業などもあるわけですが、思うような展開ができていなかったり。もともとの事業の必要性をどうニーズ分析したのかを問わざるを得ないようなものもあります。そしてまた、業務の見直しについてもほとんど手つかず状態に放置されているものもありそうです。
しかし・・・・・福祉分野の各種サービスなどの見直しというのはそこを生命線にしている市民の存在もあり、なかなか見直し統合再編が進みにくいのが現状です。
でも、何と言うか、大きな視点から見ると福祉分野に改革のメスを入れる前に、すべきことやできるところがあるというのも正直なところで、これは自治体レベルだけではなくまさに国レベルに物申したいところ。国の制度変更に翻弄されているにも関わらず、最終的には「地方分権」を強調され、地方の裁量が活かしたサービス展開をと迫られる自治体の立場の苦しさを訴えたいものです。そんな中で仕事をせざるを得ない職員の立場に同情してしまう一方、「それでも」の部分を探し、多摩市独自の努力で何とか改善策を見出すこともしなければ。ところが、先にも書いたとおり、努力を求めたところで「人手不足」症状を克服しなければ処方箋を描けなさそう。
何と言っても、福祉部関連の事務事業評価表を見れば一目瞭然なのは、まともに人が配置され職務をこなしている状況が見えてこないということ。この事務事業評価表は別名「コスト計算書」との言われ方もしているのですが、一つ一つの事業にかかる費用にはご丁寧に間接経費として職員人件費が計上されています。例えば、「〇〇事業」~事業にかかる実コスト内訳(直接経費/間接経費)という感じです。例えば、支給ミスのあった障害者福祉手当の支給事業などは0.45人分の人件費しか計上されていない。つまりこれは従事人員数0.45人を意味していて、それで対応できる業務量だと言うことを示すと受け止めざるを得ないわけですが、給付するための事務は申請書の確認その他などとかく大変で、しかも慎重に慎重を期していかねばならない業務のはずなのに、0.45人でできるの?・・・・・・。これでは支給ミスが発生してもおかしくない状況だと言えませんか?
そんなこんなで間接経費に着目をしてみると、福祉現場のキュウキュウとした状況が見えてくるわけです。要はこのコスト計算書がどんな風に活用されているのかが問題ですね。民主党TAMAとしては、間接経費の職員人件費ではなく「従事人員数」に着目をしているのですが、業務量とそれに見合った人員配置バランスを考えるための重要な報告書になっているような気がします。これを行政当局、特に管理職はどのように捉え、そして人員配置に活かしていっているのでしょうね。
とにかく業務見直しのためには、まずは業務量を把握していくことが必要で、そしてそれに必要な人員を適切に配置しなければいけないと思っているのですが、それは理想の境地?!
今日、私があえて指摘をしたことは「ごみ減量推進事業」のこと。決算でわかることは「家庭系ごみの有料化」の実施に向けてかなりの啓発事業を行ってきたこと。人件費を除いた直接経費で考えてみれば、2005年38,127千円、2006年41,025千円、そして2007年は79,276千円となっていることからも明らか。「有料化云々に関わらず、ごみ減量に関わる啓発はエンドレスでいかなければならない・・・」というのが公式答弁として残っているものの、その方針をきちんと貫いてもらわねばならないので釘を刺しておきました。「決して、有料化の導入に安心しないように!」って。
喉もと過ぎれば・・・・で終わってしまっては全く無意味。ごみ減量をし続けるために効果的なPRを続けてもらいたいと思っています。今までは「待ったなし!ごみ減量」ということで、職員が首からぶら下げている「名札」のところでもPRしていたのに、最近は「『ありがとう』を集めよう!」なんてものに変更しているらしい。
「ごみの減量」=多摩市から発信!!!となるくらいにもっと力を入れて欲しい。有料化の導入で「待ったなし!ごみ減量」の旗印をおろしてしまうのは‘もったいない’。「ごみの有料化」ではなくて、まさにこれからも永遠のテーマとして「ごみの減量化」をし続けること、全庁あげて、職員一丸となって、職員も一市民としてこの問題に関わり続けることが必要なのにな。今後に期待!
有料ごみ袋の販売によって得られる収入は袋作成費用と啓発費用に使う!くらいの思いっきりがあってもいいかもしれませんね。減量すれば販売して得られる収入も減りますが、それはうれしい悲鳴。袋作成費用も啓発費用もともに減っていくことになるのはわかりやすい。
明日は衛生費の審査から始まります。6月定例会で取り上げた「障害児(者)歯科診療事業」の来年度に向けての見通しを確認しなければ!と思っています。市長は今後の見直しをしっかりと考えていきたいと答弁していましたから。
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2008年09月22日
決算特別委員会 その②
今日は朝の永山駅遊説からスタートして、決算特別委員会の2日目でした。今朝は新しく多摩・町田地域の民主党の支部長になったくしぶち万里さんと初めて駅頭活動をしました。彼女はちょうど私と10歳違い。17年間というNGO活動のキャリアをお持ちでなおかつその活動では事務局長という役割を果たしてきただけあって何だかとっても姉御肌。前任者の石毛えい子さんからのバトンタッチを受けたわけですが、まだまだ多摩デビューしたばかり。国際平和というグローバルな視点は日々身近な身近なところに目を向けて活動をしている私には結構刺激的です。
さて、決算特別委員会は歳出の審査に移りました。個別事業、項目についてそれぞれ質問が行われます。もちろん事前通告云々はなく、一問一答形式なので、傍聴者には内容がわかりやすい質疑応答が展開されると評判(?)です。
本日の総務費は「庁舎のありかた検討事業」から始まりましたが、やはり行政に対して常に批判的立場から事業を総ざらいしてチェックする共産党の議員さんの質疑はさえています。特に解散が決まっている多摩都市交通施設公社の問題をかねてから追い続けている橋本さんは出捐金の1億円についてはどうなるのかを尋ね、行政が「取扱いとしては‘寄附’になる」という趣旨の答弁をしたことに対し市民的な立場からご尤もな指摘をなさっていました。多摩都市交通施設公社は一定の役割を果たしていたが、法環境の変化などもあり(大店法の改正やら、公益法人化など)、その使命もここで整理(っていうか清算)してしまうことが望ましいとの判断があったようですね。もちろんこれっぽっちの使命がなかったとは思っていませんが、都市再生機構が体よく天下り先として活用していたとしかいいようがないところあたり・・・・今までメスが切り込めなかったことは本当に情けない。まさに、こういうところに多摩市のまちづくりに対するスタンスがちらつく・・・・国(都市再生機構)については強い態度に出られないって感じで・・・・・。
それにしても、出捐金の1億円は戻ってこないし、天下り官僚に毎年支払われていた報酬そして退職金が返還されるわけでもなし。そこにいくら責任を問うたところで・・・・・誰も責任が取れないで、結局は市民が泣き寝入りするしかないことだけを実感させられるようなやりとりでした。
「次年度の予算編成に決算審査の結果をきちんと反映させるべし。」ということで、決算審査が重要視されるようになってきつつありますが、そのまた昔と言えば「いずれにせよ、使ってしまったお金は取り戻すこともできない」みたいな感じで決算審査がそれほどまでの重きも置かれず、注目もされてなかったことの意味を思い知らされたような感を味わいました。
また同じく橋本さんが指摘をした「多摩稲城交通安全協会」の運営と経費処理の仕方、そこに充当されている補助金の取扱いがわかりにくく、不適切ではないのか?というのも的を得ていました。活動全体にかかるお金の動きについて、助成金収入と会費収入ので別立て会計にしている‘わざわざ’さは否めないです。来年度に向けてはまずは助成金収入に会費収入、さらには毎年開催されている「市民のつどい」に関わる委託料も含めて、会計を一本化を求めることが必要でしょう。でも、これもまた・・・交通安全・・・警察署・・・・などとの関係もあり、裏事情があったりして?!
ところで、「放置自転車やごみのぽい捨て等など・・・・これらは市民がマナーさえ守れば、対応のために税金を使わなくても済むわけで、もっと多様で有効な税金の使い方ができる!」と吠えていた方がおられました。確かにそういう側面もあると思いますが、やはりそのためには「取締強化」が必要になるでしょうね。放置自転車を撤去する費用が無駄遣いに見えるかもしれませんが、放置自転車を防ぐためにしかるべき場所に人を配置するとなれば一定の経費が必要になるでしょうし、もちろん人ではなく監視カメラ(行政は防犯カメラと言っているが)を設備として投入するなんて考え方もあるでしょうが、実際には余裕が持てていないなと思います。
私は啓発事業はやらなければならないし、むしろやり続けるべきと思っていますが、「市民にマナーを守らせる」という観点で取締強化をするのはあまり好みではありません。市民がお互いに目を光らせあって暮らさなければならないとしたら、息苦しそう。そこそこに注意しあえるというか、普通に市民として「迷惑かけない」って意識があればそれで十分なんです。過剰にジロジロと見合うなんて世の中は居心地悪い。
ちなみに、私は「広聴活動費」のことで一言だけ質疑しておきました。というのも、いわゆる市民相談窓口では、いわゆる専門家(弁護士さんなど)にも予約相談できる仕組みが存在します。それに対し中長期的な視点では‘相談者の実費負担’の検討を加えるというのです。広聴活動は市政運営の基本的な事業で、市民が信頼感を持って気軽に相談できることが必要だとの認識を示す一方で「相談者の実費負担の検討」との考え方をとることが全くの意味不明。というよりも、市民相談窓口に「実費負担」なんて考え方はそもそもなじまないと私は思っているので、検討作業をすること事態にも意味不明・・・・。
今日の答弁では、以前には1ヶ月2ヶ月先までの予約受付をしていたので、当日に相談予定者からキャンセルされたり、すっぽかされたり・・・なんてことも少なくなかった。だから「相談予約したことへの責任」を市民が果たすためにも「実費負担」は有効な手段だという議論が存在し、今後の検討課題にしていきたいと思っていた?らしい?????
でも、困っている人の相談事にきちんと対応できる。しかも公平に接することができる。これこそが公務員の一番の役目だと思っています。なので、「実費負担の検討をしたい」という発想そのものが私にとってはナンセンス。なので、「検討すらしなくていい」と意見を述べておきました。「検討する時間」に他の業務をやったほうがいいと思っています♪
明後日は民生費に入ると思っています。扶助費は毎年増加しています。どんな質疑がそれぞれに展開されるのか楽しみです。
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2008年09月19日
決算特別委員会 その①
今日から決算特別委員会。初日なので総括‘的’な質疑からスタート。総括的質疑と言うのは、言ってみれば「何を尋ねても許される質疑の時間」。
多摩市の決算特別委員会のやり方は‘この業界’の巷では結構注目されているので、浜松市議の鈴木めぐみさんがご自身の定例会の合間に傍聴に来られていました。傍聴した感想として「市長が決算特別委員会に出席しているの!」と驚いていたことと、部長たちが原稿無しで舌滑らかに饒舌にペラペラ、すらすらと議員の質疑に対応して答弁していることに「いやー、全然違う。うちの市では考えられない。」と述べていました。そしてまた、議員も原稿無しで質疑をしていることにもいささか驚いていました。特に、自民党系議員さんが質疑をしていることにもびっくりしていました。一言で表現すれば「レベルが高い」となるのかも?!
地方議会は自治体ごとによってその運営方法もさまざま、議員のありようも随分と異なるのです。
ところで、今日の総括会議では市長がメンバーになっている「無駄ゼロ会議」のことを引き合いに出す議員がいました。「無駄ゼロ会議」って正式名称
