2010年03月08日

3月定例会 補正予算は可決 多摩市議会基本条例も全会一致で可決!

 金曜日から週末にかけて、寒暖についていけなかったようで体調不良に。でも昨日の午後から復活しています。

 金曜日は一般会計の補正予算が共産党会派は反対であとは賛成で可決。今日は引き続き、特別会計の補正予算は反対者はなく可決。予定通りに議事が進みました。


 今日は人事案件のことについてのみ、民主党TAMAとしての判断を報告します。議決結果としては本日議題に上った総合オンブズマンの委嘱に関する人事案件(2名を選任する)は同意され、教育委員の人事案件についても同意となりました。しかし、私たち民主党TAMAはいずれの判断も不同意としました。

 総合オンブズマンについては、もともと12月定例会で提案された福祉オンブズマンの総合オンブズマン化に反対をしています。総合オンブズマンの窓口を設置するにあたって十分な体制が保障されているのかについて来年度予算案を見てもいまいち不安、さらには人選についても総合化というのであれば、それにふさわしい人選がされていく必要がありますが、「福祉」のみでない専門性確保の視点が不十分ではないかと思ったので同意することに慎重姿勢を示しました。

 教育委員については、公募市民の任期切れを目前に控えての人選。今回も公募したということです。ちなみに公募は3回目とのこと。確かに欠員を出さずに、教育委員会が運営されていくことも必要かもしれませんが、市長の人事裁量が大きく活かされると言える教育委員の人事・人選につき、退任を決意した市長がこの段階で行うことへの躊躇いはないものか・・・。公募市民で今回提案のあった方に対する評価云々ではなく、市長が責任を持って提案する教育委員人事案件・・・・その責任をいかに全うすることができるかを考えれば・・・・という政治判断もできたのではないかと思うのでした。
 仮に1月に公募をかけたとしても、最終決定に当たっては、市長選挙後に行うことにしても遅くはない気がしてしまって・・・・。新市長のもとで教育委員会の人選が進んでいく方が望ましいのではないかと思ったのです。

 市長が交代すると、副市長や教育長・・・いわゆる「お役」についている方々も一緒にお辞めになる場合が多いわけですから。経営陣が変わるということですね。


 なので、そういう視点から考えても、教育委員の人選に対する市長の政治的な判断は問われるような気がします。教育委員に欠員を出してはいけないという法律がないことを考えても、3月31日が任期切れ、そのあと新市長の決定と引き継ぎ、そして新たなる人選を提案・・・という流れに必要期間・・・約2カ月と見たとして、その間に欠員があって困るどうしてもどうしてもの理由はどこにあるのだろうか?

 会派で議論して・・・と言っても、2人しかいないので議論にもなりませんが、色々と斟酌して勘案した結果、こちらも同意するには慎重姿勢を示すこととなりました。

 さて、もうひとつ。


 ようやく多摩市議会基本条例が可決しました。最終最後までどうなるのかわからなかったのですが、無事に全会一致で可決することができました。共産党、自民党系会派、公明党、民主党会派が討論をしました。それこそ賛成討論としてはあまり類を見ない大演説もあり、議会を変えていこう、議員の在り方も変えていきたいという並々ならぬ決意や思いをたっぷりと聴かせていただきました。今後、ここからどうやって私たち自身が変わっていくのかが問われるはずです。議決責任をする重み、さらには市長に対し‘議会として’政策提案するということの意味とそれに向けた取り組み・・・・たやすいことではありません。

 共産党の橋本さんが討論の中で「議会基本条例の制定は喜びもある一方で不安も入り混じっているというのが正直な気持ち。これを実践していくのが本当に問われていて、大変なこと。」ということを述べられていましたが、それには誰もが共感したのではないかと思います。


 そんな私は・・現在、議会基本条例を実践するために必要な行動のルール・・・・要綱などなどを作成中です。条例はできても要綱がないと実践編に移っていけないので。とりあえず議会基本条例制定をめざす議会改革特別委員会の任期は今月末。今月が終わったら、ゆっくりと頭を休めたいけれど・・・・。

 今月が終わることよりか、明後日から始まる予算議会のことで脳みそフル回転させないと・・・・いけないか。明日一日は準備という名目での休会日。ピアノの調律屋さんの訪問があることを思い出し、そうそう・・・・アップライトピアノの中に・・・・随分前に爪切りを落としたことも思い出しました。救出してもらわないと。

 そんなこんなで真冬に逆戻りした今朝の永山駅は指先が凍ってしまいそうに寒かったです。来月の市長選挙市議会議員の補欠選挙に向けた活動が本格化しました。

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2010年03月04日

3月定例会 一般質問5日目

 今回は一番最後に発言順が回ってくるということで・・・・思いもかけなかったけれど、よくよく考えたら渡辺市長にとっては一番最後の一般質問答弁相手になってしまった私。今回の質問は図書館と学校給食センターの民間委託化に関することで、内容的には教育委員会が担当・・・・市長の出番はない?!

 でも、実は渡辺市長は「学校給食についてはセンター方式ではなくて、自校方式という可能性も探る。」ということで多摩第一小学校の校舎建替えの際には話題にされた経緯もあり。市長が探っていた可能性は当然ながら様々調整協議の中で葬り去られたというか、断念せざるを得なかった過去の経過。市長はそのことを今、どのように振り返っているのかを尋ねれば答弁もらえる!・・・・それが今日の質問の一番の大きな目標でした。


 市長からは「今の学校給食センターもいずれは更新しなければいけない時期がやってくる。その時を見据えた議論をしてもらいたい!」という示唆をもらえました。

 私は今日は「やっぱり、給食は自校方式!」という主張をしたのですが、それはかなり非現実的。ここ数年で給食センターを統合し、施設改修や設備機器更新など、20年くらいはこの方式で行くことの計算で約13億円を投じてきたこと。仮にも自校方式を目指すとしたら、現段階での試算で必要な経費は約43億円!!


 今の多摩市の財政力でそこをやりきるだけの体力は・・・・残念ながら「ナイ!」。自然と増えていく高齢者対応をすることを考えてみても、ますます厳しくなることは目に見えていて、理想論を振りかざしていても・・・・・ね・・・・・ということになるのでしょう。


 市長もそのことを思えば、ご自身の「自校方式で!」という主張もあきらめざるを得なかったのでしょうね。とはいえ、食器変更をしたのは渡辺市長。もしかすると渡辺市長でなければ食器も変更せずに相変わらずメラミン食器とランチ盆だった可能性もあり・・・・その意味では市長の考え方って行政の取り組みに大きく反映されるのだと思います。


 その市長からは「20年後もしかするとそれよりももう少し早まるかもしれないが・・・、来るべき高齢社会、高齢者給食ということも視野に入れて、地域の学校が給食調理をやっていくイメージを持つこともできる。」という話をもらうことができたのは勇気づけられます。


 私の中では「いつかの自校式!」を!と目標を定め、今は学校給食センター方式を認めつつ、子どもたちにとってできるだけいい「食」を作っていきたいと思ったのでした。市長によれば、かつて多摩市の学校給食センターは文部科学大臣からの表彰を受けたこともあると。それは「学校給食センターだけれど、できる限り自校方式に近い内容の学校給食をつくる」と目標を立てて取り組んできたことが評価されたのだそうです。・・・・知らなかった事実。自校方式に劣らない内容に近づける努力をしてきた・・・考えよう受け取りようによっては「やっぱり、センターって駄目・・・ということを自ら認めているようなもの」と言えるのかもしれませんが、そこは多摩市というまちの歴史、その当時考えられる中ではベストではないかもしれないけれど、「より良い」という策でやってきたのだろうと考えたいと思います。

 今、問題になっているのは学校給食調理業務の民間委託化ということ。本当はそもそも学校給食はどうあるべきなのか?という議論がもっとなされ、そのあとから「では、そのサービスを提供するための手法は?」と考えるべき。にも関わらず、「そもそも」の根幹部分の議論が弱すぎる。教育委員会には「学校給食をどう考えているのか?」というビジョンをしっかりと持ってもらいたい。「安全・安心・おいしい」なんていうのは目標でも何でもなく当たり前のことなので・・・・。「食育」にも取り組まねば行かない時代。今、私たちは学校給食で子どもたちに何を伝えていくべきなのでしょうか?私が共感をし、参考にしたのは新潟県三条市の考え方

 というわけで、学校給食の話題中心に質問を終え、図書館のことまで十分に時間が取れなかったのですが、何しろ「直営はOK!民間委託はNO!」というステレオタイプな議論では今の時代は前に進んでいけないというのが私の考え方。今、何を選択すべきなのか。そこに不安があるとしたら、それはどういう仕組みを作れば乗り越えることができるのか・・・・そこに知恵を絞りたいものです。

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2010年03月03日

3月定例会 一般質問4日目

 明日の一番最後に発言順が回ってくるので、質問の構成を考えながら・・・という頭のスイッチを切り替えながらのblog更新です。

 今日の一般質問は公明党の今井さんから。今井さんはネットワーク政党としての公明党の存在意義を示すような質問内容で、国会議員の方を地域にお招きし、そのことが国会での発言につながってという事例を披露されていました・・・・・。ここは見習わないと。公明党の組織力というか結束力というか・・・「強固」と感じます。それは共産党にも相通じるものを感じますが、ウイングの広すぎる民主党では考えられない絆に眩しささえ感じるのです。

 次の質問は共産党の橋本さん。橋本さんは共産党の「団長」(という言い方がまたちょっと古臭いというか民主党的ではないのですが)らしく、さすが勉強熱心で、いつもながらポイントを押さえながらの質問術はピカ一です。副市長不在で市政のかじ取りをやってきた渡辺市長に対し、「副市長がお辞めになったことについて、まるで何か(失政)の責任をとったのだと思わせるかのような発言もあったけれども・・・」と問い詰めたところ、市長は涙をぐっとこらえて・・・・「自分にとっても副市長の辞表(一身上の都合)は苦渋の決断(で受け取った)だった。」と述べられていました。同時に「副市長がいない中で、部長のみなさまにはご負担をおかけしたと思っている。」ということも。
 

 副市長・・・・私は必要だと思います。1人は絶対に。市長を裸の王様にしないためにも必要だと思います。


 そしてその次は住田さん。「図書館の民間委託はなぜいけないのか?」という質問。私は図書館を指定管理者にすることはできないと思っています。なぜなら、図書館は図書館の活動を長年にわたってされてきている市民の方からは「勉強不足」だとも指摘されていますし、もっと勉強しなければならないし、認識の甘さを反省しなければいけないのかもしれませんが、「なぜ、直営であるべきなのか。」について図書館の専門家として議員活動を続けてこられてきた住田さんからの理由が十分に聞くことができなくて残念。これは子ども教育常任委員会でぜひご教授いただかなければならないところ。でも・・・・直営でやり続けるために嘱託職員の雇用で乗り越えていくことの選択って本当に望ましいことなのだろうか?官製ワーキングプアの温床と批判されていることにはどう答えていくのだろう?ここにも議論がもう一つ必要。


 最後に武内さん。武内さんは渡辺市長に対して質問するつもりが、市長の引退表明で「肩の力が抜けてしまって・・・・」と言いつつも、市長の8年間を総括した生活者ネットワークの主張をなさっていました。ネットの主張は私も共感できる部分もあり。市長も生活者ネットワークに対しては、理想や理念を掲げて、それをきちんと地域の中で実践しているグループとして敬意を表します・・・と発言されていましたが、考えてみれば地域レベルで言えば、私たち民主党よりも長きにわたって活動の積み重ねがある点、素直にすごい!って思います。

 そんなわけで、今日は女性議員DAYでした。武内さんが「市長は決断されて、何だかお顔がすっきりされているように見受けられる。」とおっしゃっていましたが、それにはきっと誰もが同感なんだろうなあ。
私もそう思いますが、まだまだ市長任期終わるまでは、新しい市長に引き継ぐまでには一カ月以上ありますので。予算審議もあるし、気は抜けないだろうなあ。

 というわけで、明日の質問準備を続けます♪

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2010年03月02日

3月定例会 一般質問3日目

 今日は3名が質問。民主党の遠藤さんからは市長の施政方針に対する見解をただすということだったのですが、「お辞めになる市長に伺うのも・・・」ということで、「新たな市長に対するアドバイスを」なんてことを含めての質問。

 質問の中心になっていたことは、「議会との関係」ということだったのですが、まさに、議会基本条例を制定して「討議する議会」を標榜する市議会として、市長が議会にどう向き合うのか・・・という以前に、議会がどのように市長(行政)に対峙していくのかが問われるところ。


 要望満載で次々と提案しかしない(というのは決して言い過ぎではないと思うが)一般質問の在り方だって問われているはず。政策論争ではなく、「陳情取次」質問が中心になっている今の一般質問は本当にこれでいいのか・・・というのが、私や遠藤さん・・・つまり民主党TAMA(って私たち二人)の考え方。


 一般質問は議員固有の発言の権利だと主張する意見も全くは否定しないけれど、他市の議員から「会派としての見解で市長との政策論争をやる(という想定で行われる)代表質問をやらないなら、なんで会派組むの?」なんて指摘をされたつい最近、そういえばそうだと思ったのも記憶に新しい・・・・。

 各議員個人は「議会で(一般質問で)○○を提案しました!」「一般質問で○○の発言をしました!」ということを市民に言えるだけで満足するのかなあ。もちろん市長(行政)の見解を各議員、各会派から問い質すことは必要だと思いますが、それ以上に議員同士の見解の違いを乗り越えるような議論の進化ってないのだろうか?市民が求めているのは「陳情型」議員であり、議会なんだろうか?

 議会自身で問題解決能力を持てるようになっていくことが理想。・・・・・でも、これは単なる理想論であって現実ではないと片付けられてしまうのかしら?最終的には数の力でどうにか抑え込もうとする意識が残存する限り、「討議する議会」には近づけて一歩も近づくことはできないんだろうなあ。


 質問は明後日。何でもを「お金」の問題で片付けたくないけれど、先立つものが潤沢になければできないこともある・・・・そんな現実をどう捉え、対処していくのかが問われるはず。家計になぞらえるのもおかしいと指摘されるけれど、収入が減るなら、それに見合って支出を見直すしかないのは行政も同じこと。


 明日はひなまつり。今年はまだ雛人形が箱の中・・・・。

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2010年03月01日

3月定例会 一般質問2日目

 初日に続いて、一般質問です。今回は議長を除いて2名が一般質問の通告を提出したのですが、公明党会派の小林さんが質問も取り下げて、初日から欠席されているのが気にかかります。

 市長が勇退を決断して迎えた議会だけあり、各議員が発言に先立ち、議長にはなむけの言葉を送る場面が印象に残ります。もちろん、そんなこと抜きで淡々と問題点指摘する方もおられますが・・・・。「立つ鳥後を濁さず」・・・市長はこれからは市民の一人として、活動していきたいと述べられているのですが、どんな活動をされるのかしら?・・・と個人的には興味あります。

 さて、突然(?)に閉局宣言をしたFM多摩をめぐる質問が相次いでいます。コミュニティ放送としての重要性があったとの指摘で、とりわけ災害情報を市民に伝えるときの役割は無視できないとする意見をお持ちの方が多いようです。もちろん私もそこは否定しないのですが、だからと言って、今更・・・・FM多摩の再建のために多額の税金を投じることへの合意を取り付けることは簡単ではないと思います。リスナーもそれなりにはいたようですが、FM多摩応援隊が結成され、閉局を回避するような手だてが打てたたのかと言えば、そこにもまた自信を持てない部分もあります。トータル考えて、金額も大きいし、「せいせき多摩川花火大会」のごとく市民がたちあがって何とかなるような問題でもないし。

 FM多摩をサポートしていた商工会議所の役割がきちんと果たされていたのか?・・・って指摘をしていた白田さんの観点はズバリ。多摩市の商工会議所はその運営そのものが非常に不透明なことは市議会でも各方面が口裏合わせしなくても異口同音に厳しい評価があるところ。そこと密接なかかわりあるFM多摩の運営についても、言わずもがな。もちろん番組その他にリスナーがついていた部分もあるとはいえ、経営状況状態がどこか「密室」なベールに包まれて見えてこなかったことだけは事実なのです。


 武蔵野市などのコミュニティ放送局などでは放送機材の更新にも市が補助を出していたのに、多摩市はしなかった・・・だから閉局になってしまった・・・・という論調を用いた発言も飛び出したのですが、それってとても都合のいい主張・・・・。昨年末の段階で機材更新などに財政的支援をすることにはどの会派も首を縦に振らなかったはずなのに、この段階に来て、「財政支援をすべきだったのではないか?」と主張するのは何だか筋が悪く、同調する気分にもなれませんでした。確かに災害時などのことは課題だと思いますし、何とか別の工夫でと思いますが。


 とりあえず、市としては全国瞬時警報システム(Jアラート)を導入していくとのこと。よくわからなかったのでちょっとインターネットで調べてみたところ、災害ということもその一部とはいえ国民保護法と密接に関わっているシステムであることを理解はしました。これがどんな風に活用されていくのかがいまいち見えないので、担当者に資料をもらいましたが、なかなか資料を見ただけは・・・・。自治体の危機管理能力を高めるシステムになるとのことですが・・・・。

 ところで、最近見つけたお気に入りです。また・・・と言われそうですが、永山のスーパーでも何と取り扱いが!最近のことです。「なつかしい味」。40年のロングセラーとのことですが、私は初めて出会いました♪

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2010年02月26日

3月定例会始まりました。

 3月30日までには定例会を終えなければならないということから必要な日数を逆算し、今日から第1回定例会が始まりました。

 市長が不出馬を表明した中での定例会。市長の施政方針演説の後に始まった一般質問ですが、「すばらしい実績だった」「不出馬は残念。もう一度再考して、出馬表明することはまだできる」「勇退を惜しむ声が聞こえている。もっと続けて欲しい」というのは・・・もちろん市長とこれまでべったりとは言わずとも、いい関係で活動してきた議員さんからのご意見。

 どちらかと言えば、市長に対し批判的立場の議員は今回の質問は肩すかしをくらったよう。市長に見解を尋ねたところで、もう・・・・誰になるかは別として市長が変わることだけは見えていて、今更、市長に見解を聞いて、質したとしても・・・何だか間の抜けた気がするのは当然のこと。

 私にしてみても同じ。学校給食センターや図書館の業務一部民間委託化について、見解を尋ねたところで、行政側も「一応、今の方針に基づいて粛々と手続きは進めるけれど、市長が変わればコロリと方針転換せざるを得ない。」という覚悟を突き付けられているわけなので、一般質問で現在の方針をどうこう尋ねたところで、いまいち何を獲得目標にしたらいいのか焦点がぼやけてしまいました。


 ここ数日、市長選挙をめぐってさまざまな方面と打ち合わせをして、もちろん民主党としての協議が中心ですが、深夜に及ぶ会議など・・・・連日のように続いています。どうやって多摩市政に対する責任を果たすことができるのかを考える機会だと思っていますが、会議を終えてから帰宅し、さまざま家事や雑務をこなしているとあっという間に日が昇ってしまうのですね。うす暗くなってから、ちょっとだけ仮眠をとって朝を迎える生活で、今日の議会でも頭が働いているような働いていないような・・・・ただ、民主党に対する批判をとうとうと演説される議員さんの一般質問・・・「議員の品格」という言葉を思い出しました。言葉が厳しくなったり、強くなるのはわかるのですが、私は脅すような言い方ってちょっと苦手なので。よく内々で話をするときに「恫喝系議員」なんて言葉も出るわけですが、そういうやり方には嫌悪感あります。恫喝しないで、正々堂々と主張を述べる。理路整然と意見を突き付ければいい話ですから。
そこに問われるのがまさに品格ではないかと思ったりします。


 そんなこんなで、初日が終わり、週明けは3月に。すっかり春らしい天気も今日まで?また、少し肌寒くなるみたいです。浅田真央ちゃんの銀メダル、「満足できる演技ではない」という涙にもらい泣きしてしまいました。

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2010年02月15日

3月定例会議案説明

 今日は午前中に全議員に向けた議案説明がありました。補正予算とそれから提出予定議案についてです。誰も口にはしませんが、市長選挙前にあたる今回の定例会・・・・波風立たないように終わらせたい・・・というのが「暗黙の了解」になっているような。淡々と審議審査が進んでいくようにと段取り準備を進めている感じです。

 今回の議案の中で、先週とりまとめられた特別職報酬審議会の答申に基づく報酬・給与の改定案がありました。市長は月5千円、副市長、教育長は月4千円、議長以下議員は月3千円ずつの引き下げと期末手当については支給月数を4.4カ月から4.05カ月に引き下げするという内容でした。議員報酬については、どうやって議論するのかも含めて、議会基本条例が可決するだろうことも見込んで議論になりそうです。特別職報酬審議会を頼らず、自主的な取り組みで議員報酬について考えていきたいものです。

 さて、一般質問の通告提出が目の前に。いろいろとスケジュールが立て込んでもいるので、さっさと提出しました。こんな時に運よく、発言順は24番目なので最後の方。準備の時間が少し持てそうだと安心してしまいましたが、その分・・・緊張の糸がほどけて・・・これまたあまり良くない状況かもしれません。今回は常任委員会でも引き続き話題になっているので、図書館問題と学校給食センター問題をテーマにすることにしました。


 明日は東京都市議会議長会の研修会があります。毎年一回この時期に。議員年金に関する説明があると聞いています。議員年金問題・・・私には無関係の話題だろう・・・とそもそも私が25歳で議員になったとき、40年後のことなんか全く分からないと興味も関心も持ちようがなかったわけですが、やっぱり・・・この問題、ずっと長年にわたり議員をなさってきた方々にとっては切実。きちんと説明を聞いてこようと思っています。いずれにせよ「廃止」する方がいいと思っています。月々の共済への掛け金があまりにも高すぎてそっちの方が私は驚きなので。

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年12月24日

静か静かでひっそりの市議会。

 一昨日に定例会が終わったので市議会はすっかりとしーん・・・その傍ら?・・・行政側は来年度の予算編成に向けて各担当が忙しくしているようです。年末まであと一息です。

 今日は午前中に給食センターの民間委託の件について教育部長と給食センター長との意見交換。これまでの取り組みの経過などに改めての説明を受けました。


 私の意見も会派の意見としても・・・・下記の通りで、先日の常任委員会の報告でも書きました。

給食センターの現場の調理員からも「責任を持つためにも民間委託には不安材料がたくさんある」という意見もあります。現場にいるからこそ不安材料を解消する提案ができないのだろうか?多摩市で進む少子化を視野に入れ、今後の財政状況も考えあわせ、市役所全体の業務をどのように維持していくのかを大きな視点でも捉えていく必要がある・・・市民に理解を得られるかたちを創りだしてことが何よりも必要です。民間の調理業務従事者よりもおそらく高い給与を得ている給食センター調理員の実体があるとしたら、その給与の高い分でどんなクリエイトなことをしているのかが問われるのは当然のことです。「公務員がやっているから安心」という誤謬神話も一度おさめたうえで、改めて議論をしていかねば。

 現在の計画では2センターあるうちの一方に正職員調理員を集約し(約30名)、一方を民間に調理・洗浄業務を委託していこうというもの。食材選びと献立については教育委員会が責任を持って行う体制は死守していきます!というのが現在の方向性・・・・例えば・・・そうなったときに直営と民間との比較が可能ですね。「直営≧民間」「直営≦民間」「直営=民間」・・・給食を食べさせる保護者の立場になれば当然に「直営=民間」を求めるわけで、差異が生じないようにしていくのが行政の責任・・・・・でも実は「直営≠民間」だったりするのかもしれないし・・・・と現場にしてみれば一方が民間ということになればある意味で緊張感が高まるのかもしれませんね。
 当然に直営方式で運営される給食センターで調理された給食の1食あたりのコストでいえば、人件費が高くなってしまうことはやむを得ず、人件費まで含めれば「1000円定食」になってしまったりして・・・・。
 民間業者に対しては、当初は緊張感もあり水準も高い対応をするかもしれないけれど、そのうちだんだんと質が低下するのではないか?なんて懸念も語られているわけですが・・・・。では、直営方式でやれば水準はいつも一定に維持されていて、給食の内容がよりよいものに発展していって、「高い人件費もやむを得ない」と理解されるだけのものになっているかどうかも問われるところです。例えばアレルギー給食についても施設的な制約があって困難という理由で実現できていないし・・・。


 年明けには子ども常任委員会で給食センターに出かけていき、試食もしてこようとの予定です。ひっそりの市議会ですが、年明けに向けての活動準備着々としなくっちゃ・・・・。


 ホットケーキミックスでいちごケーキを作ってみました。見た目は素敵にできて、味も我が家好みになりましたが、スポンジ下半分がいまいちふんわりではなく・・・それでも「おいしくできた!」と言ってくれる5歳に感謝!


 ☆父子家庭にも手当!これは政権交代があって実現する方向に!

低所得障害者の利用は無料=父子家庭にも児童扶養手当(12月23日22時4分配信 時事通信)

 長妻昭厚生労働相と藤井裕久財務相は23日、2010年度当初予算をめぐる折衝を行い、低所得の障害者による福祉サービス利用を無料化することで合意した。児童扶養手当の父子家庭への支給や肝炎治療の自己負担の軽減なども決まった。
 鳩山内閣は、障害者の福祉サービス利用に原則1割の負担を課す障害者自立支援法を廃止する方針を打ち出している。ただ、新制度導入には検討期間が必要なため、厚労省は、同法を廃止するまでの間の負担軽減策として、市町村民税非課税世帯のサービス利用料の無料化を求めていた。約40万人が対象になる見通しで、所要額は110億円程度。
 児童扶養手当は従来、母子家庭のみに支給され、子どもが一人の場合は年収365万円未満が対象だった。来年8月分からは父子家庭にも支給する。年3回の支払いのため、父子家庭への支給は同12月に始まる。今年3月末で全廃され、政権交代に伴い12月から復活した生活保護の母子加算は、来年度の継続が決まった。 

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年12月22日

12月定例会 最終日

 本年最後の議会が終了しました。今日の議決は粛々と。補正予算の追加案件も、契約議決の案件(学校の情報化に関してパソコンを購入する)、そして各常任委員会で審査された市長提出の議案もすべて可決しました。民主党TAMAも「総合オンブズマン条例の制定」以外には可決の態度を表明しました。

 ちなみに総合オンブズマン条例については民主党TAMAだけが否決。あとは全員が賛成です。民主党TAMAは会派のメンバーが総務常任委員会にいないため、今回の条例審査に加わることができませんでした。委員会では最終的には「附帯決議」を行ったのですが、私たちはオンブズマン条例については内容に修正をかけた方がいいのではないかと考えていて、場合によっては慎重審査で「継続」もありかな?なんて思っていました。意見討論については別途議会報告に掲載いたしますが、私たちは条例も否決、附帯決議にも賛同しませんでした。

 でも可決をした限りでは私たちとしてもその責任の一端を負わねばならないところ。附帯決議が単なるパフォーマンスに終わらないように、その後をしっかりとフォローできる議会になりたいものです。附帯決議事項は3点ありましたが、どれをとっても具体的ではなく①オンブズマンの事務局はできるかぎり市民が利用しやすい場所におくこと。②調査、鑑定、分析などに必要な予算措置を行うこと。③制度の市民周知に努めること。・・・・・・最終的な附帯決議の効力がどこまで発揮されるのかが疑問と言えば疑問です(だから附帯決議にも賛同できない)。

 どうせなら、オンブズマンの事務局は「○○」に移動させよ!・・・と具体的に。調査などのために必要な予算措置ということについても、もっと具体的に明示したほうがいい(民主党TAMAはオンブズマンの活動を補佐する「調査専門相談員」の配置が必要だと考えていて、そのことを条例に位置づけるべきだと主張)。制度の市民周知についても、行政のPR手法の不十分さを具体的に指摘し、改善を求めた方がいい!


 ・・・・附帯決議を「言いっぱなし」にしない。内容はともかくとしても、決議したわけなので、今後しっかりと行方を見守らなくっちゃ。


 実は今回の定例会・・・・・火花散りそう?というか結論出しにくい案件はすべて継続で「慎重審議」になっています。
・多摩市長及び多摩市副市長政治倫理条例の制定について(なぜ急いで制定するの?と思っている議員は少なくない)
・多摩市愛宕デイサービスセンター条例の制定について(東京都から賃貸している場所を活用して行っているデイサービスセンターを民営化するために提案されているが、その内容について法的な根拠と照らして適切なものかどうかを熟考しなければならない)
・唐木田図書館(仮称)の運営について、市の直営を要望する陳情
・多摩市学校給食センター一部民間委託化につき再考を求める陳情
・学校給食の直営の継続を求める陳情
(上記3件については教育委員会との関係もあり、議会が教育委員会に先だって結論を出すべきではないとしているが・・・・)
・市議会議員定数削減および報酬の削減を求める陳情


 3月定例会が大変になりそう・・・・・折しも、4月の市長選市議補選前なので、余計に大変だと目されているのは事実。でも、政局云々・・・・政争の具にすることなく考えていきたいものです。本年も一年間市議会活動にご理解を賜り、ありがとうございました。「市議会があってこそ!」と思えるような活動の展開を引き続き目指していきます。
 
 

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年12月21日

特別職報酬等審議会が始まりました!

 一応、議員の身分にも関わることなので審議会の傍聴をしておきたいと考えています。


 市長からの諮問事項は下記の3点。
①市議会議員の報酬の件②市長・副市長の報酬の件③報酬改定等を実施するのであればいつの時期が妥当か。

 ①②については引き上げは志向するわけがなく。報酬の改定等の時期については・・・・市長についてはたぶん・・・現市長の任期終わる4月をめどに。議員については再来年の統一地方選挙の改選後を見据えてになるのだろうなあ・・・。


 というのが私の予想です。


 今日の審議会はまずは顔合わせの1回目。15時半から審議会がスタートするというのに、時間に間に合うように到着している傍聴者は冒頭しばらく扉の外で待ちぼうけ状態に。傍聴に来られていた方「まったく、何が市民が主役だ!」ってご立腹でした。


 待ちぼうけしていた間には自己紹介と会長副会長の互選でも行われていたようですね。しばらくして、傍聴者が席に案内されてから、市長の挨拶と諮問文の手渡し(セレモニー的)が行われました。
 その後は配布資料の概要説明と意見交換が少々行われました。配布資料には都内26市の特別職の給与の比較、市議会の活動状況などがありました。

 さて、今日はメンバーの一人から「おっ!」と思える意見が出されましたが会長から「必要ないと思う。」と一蹴されて終わってしまって残念な場面がありました。その方は別の市で同種の審議会に参加したことがあるそうです。そこでは、市議会議員の報酬については議長・副議長、各会派の代表者を招いた意見交換も行ったのだそうです。非公開だったとのことですが、実際に審議会が議会・議員に呼びかけをしてヒアリングを実施するというのはかなり面白いと思うのですね。もちろん公開されればもっといと思うのですが・・・・。
 会長さんは「先入観も何もなく、忌憚のないところで意見交換したいのでヒアリングまではする必要ない。」とのお考えのようでしたが、私は一度ヒアリングをしてみても面白いような気がします。しかも市民に公開をすれば・・・いかがでしょうか?


 私は議会基本条例ができたなら、その後せっかくある出前委員会などの機能を活用して、議員報酬や議員定数のことについて市民の方々との意見交換を議会として進めていくことが必要ではないかと思っています。そして、今日も委員の方がズバリ痛いところを指摘していました。

 「市長副市長は自らの給与の削減をしているのに、市議会議員は給与削減はしていないのですね。その理由は・・・?」

 傍聴席にいた市民の方は「いいこと言うねえ」とおっしゃっていましたが・・・。


 部長はその問いかけについて「市長は自らの示しているわけなんですが、議員さんの場合はまた別でこの審議会の答申に合わせながら改定をしています。」とのことでした。


 「あぁ、つまりは市長さんは自らの身を削っているけれど・・・ということですね。議員さんには協力を求めていないってことですね。」

 それからもうひとつ。傍聴席の市民が「いいこと言うねえ」とおっしゃったのは・・・。


 「市長には退職金もあると思うんですけれど、26市の比較も含めて、いくらくらい退職金を得ているのか知りたいと思います。」

 すると「議員も確か、何かあったよね・・・」と。

 ・・・・審議会の行方ですが、どんな資料を根拠にしながら議論されていくのでしょう?議会費の内訳を知りたいなんて意見もありました(議会費の内訳をこの場でどんな風に議論の材料にしていくのかに興味あります)。
 今日は傍聴者は私を含めて4名。そのうち1名の方はこのような傍聴に来られたのは初めてのようでした。資料はもらえないのかっておっしゃっていたので。「持ち出し厳禁」なんですよね。さらに、その方は最後終わってから、「はい!」と挙手をされて「せっかく来ている傍聴者のコメントをいう時間はないんでしょうか?とっていただけないのでしょうか?」って意見されていました。それについては事務局の職員が「ご意見あるなら、こちらでお伺いしますので。」とたしなめていました。あの後でどうなったのかは明日ちゃんと確認しないといけませんが、本当は審議会として市民の意見をパブリックコメントではなくて地域に出張って聞く!ってことがあってもいいのではないか?なんて個人的には思います。


 まあ、そんなことしなくてもいいように「公募市民がいます!」って事務局をしている人事課さんからは抵抗されそうですが。

 次回は来年1月15日金曜日の15時からです。ぜひ、議員報酬等にご関心のある方、お時間あればお出かけください!傍聴者がいる方が緊張感も出て、いい議論が展開できるのではないかなって思ったりします。

 *先週金曜日18日分のブログ・・・更新していたのに公開されていなかったようです。本日アップしました。

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年12月18日

12月定例会 議会運営委員会

 朝一番・・・・始業直後に議会事務局から電話。


 「あの・・・今日は議会運営委員会で陳情の審査があるのですが、オブザーバーの方は審査には加われないので、よろしくお願いします。傍聴席で議論を聞いていただくかたちになりますので。」

 「へーーっ!」・・・・言われてみてなるほどと思ったというよりは、改めて、オブザーバーって単にいるだけの存在でしかなく、「少数会派への配慮」って本当に単なるポーズだけではないかと感じたりもしました。議会基本条例でも1人ないしは2人しか構成メンバーのいない会派が不利益を被らないような配慮をすることが謳われていますが、その配慮っていかなるものなんでしょう?!他の自治体の議会に比べると代表者会議にも議会運営委員会にも‘オブザーバー’として参加できることそのものが「先進的」で「民主的」なのかもしれませんが、一体全体何がどう先進的で民主的なのかしら?と思う場面もあります。


 「やっぱり!数!!!」


 数の世界なんだということが身に染みました。

 さて、今日の議会運営委員会で審査された陳情は「議員の定数削減(26名→22名)と議員報酬2割削減」というものでした。最終的には結論は出ず、継続して慎重審査されることとなりました。他自治体の状況などを調査して、その結果をもとに判断していくことになるのでしょうか?


 議員の定数やら報酬やらについては、その見直しがいつもいつも課題です。議会改革特別委員会で実施した出前委員会などでも会場からいつも聞かれたのが議員定数や報酬の問題。市民的には最も関心の高い分野です。でも、議員定数の削減、報酬の見直し(削減)については安易に判断できないというのが大方の意見だったようです。


 議員の定数については「決して多すぎるわけではない」という意見。確かに多摩市規模の自治体は上限34人以内で議員数を決めることができ、今は26人です。地方分権で地方自治体の業務が増える、加えて、地域主権と言われているなかで、ますます地方議会の役割は重要になっていることを考えれば増やすことはあっても減らすことはないだろう・・・という論調の方もおられた気がします。
 議員報酬の見直しは、優秀な人材、なおかつ第一線で活躍しているような若い世代を増やそうとするとき、見合った対価が必要であり、報酬を下げていくことにより、「議員になりたい」と思う人の間口を狭めてしまうようにはならないだろうか?という危惧も語られていました。

 次回の委員会の議論にもちゃんと耳を澄ましておきたいと思います。議論に参加できないのが残念。


 そうそう、今日の議会運営委員会で委員長から大ヒットの提案!それは議会運営を円滑にするためには一般質問なども行政側ときちんとかみ合う質疑応答を進めていく必要がある。そのためにも予め市長の第一答弁書(議会開催の1週間前に議員が提出した一般質問の通告書に対する市長の回答書)を議員がもらっておけばいいのではないか?全員が質問前に答弁書を得ておくことで再質問がよりスムーズにいき、議論の水準も向上するのではないか!ってことでした。


 今でも・・・市長とすこぶる良好な関係の議員さんには第一答弁書が手渡っていることが多いのですね。「ちょっとでいいから答弁がどんな感じになるのか見せてほしい!」ってお願い(懇願)してみても、見せてもらえない議員もいるのに・・・。

 これについては議会運営委員会では全員一致で「そうすべきだろう!」という判断になったので、早ければ3月定例会には実行されるのかもしれませんね。第一答弁書が事前にもらえるとなれば、再質問がしやすくなることは確か。。。。でも、「議会の議論が形骸化している」ってまた批判されてしまったりして。


 あとは最終日。週末は最終日に向けての準備などに費やします。

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年12月15日

12月定例会 子ども教育常任委員会

 今日は唐木田図書館の運営手法をめぐって、そしてまた給食センターの運営手法をめぐって・・・・議論が展開されました(議論が深まったかどうかは別)。

 図書館については直営を基本とし、業務を一部民間委託をするという方向性。新たに開館する唐木田図書館の業務を民間事業者に任せたいとするのが方針です。給食センターについてはまずは現在2つあるセンターのうちの片方について調理業務(正確には調理・配送・洗浄)を民間委託化するという方針。

 どちらも教育委員会が手がける事業についての見直し。これに関して「再考してほしい」「方針撤回してほしい」という市民の方からの陳情がそれぞれ提出されています。


 結論は両方ともに「継続」となりました。慎重審査をしていく必要があり、審査、議論を深めるため・・・・ということです。現実的にどう対応するべきなのか、ここを議会としてしっかりと見ていく必要があると思います。「民間委託ありき」の議論で進めていくべきではないと思いますが、「民間委託まかりならん」という議論で進めていくべきことでもありません。行政が直営で事業展開し続けるにせよ、民間に委託する場合にせよ、いずれの場合にもメリットがありデメリットがあるはずです。まずはそこをきちんと明らかにしたうえで、民間に委託した場合に想定されるデメリットが本当に克服できないものなのかを見ていくことが必要です。今日の委員会では「民間委託は認められない。」とする頑なな態度で意見を述べられる方もおられましたが、それではどうしても思考停止してしまう。これから本当にどうしていったらいいのかを「委員会としてももう少し考えましょう・・・」と提起しました。


 図書館のことについては新たな図書館を開館するものの人員増はほとんど臨めずに対応するとしたら・・・当然ながら現在行っている図書館運営にも多かれ少なかれ支障が出ることは確か。貸出業務に追われてしまい、本来すべき公共図書館としての業務が停滞している・・・という現状もあります。なおかつ将来構想には「中央図書館(もしくは中央図書館機能)建設」という目標も掲げられており(これは見直しが行われるとのことだが)・・・・仮にも中央図書館をつくるなんてことになれば、最低40名の人手がさらに必要になるということのよう。
 そんな中で図書館施策の推進に大きく貢献されてきた議員さんもおられるわけで、その方のお持ちになっている私よりもはるかに多くの図書館情報や見識においては・・・・これからも多摩市の図書館施策どうしたらいいと思うのかをぜひとも聞いてみたい。
 直営を堅持して現在の6つの図書館+唐木田図書館に中央図書館も含めて市民の知的好奇心に対応し、市民文化を育てる拠点でもある図書館を展開していくためにはどんな工夫ができるのか。もし、そこに現在示されている以上に提案、対案が出てくるのであればぜひ知りたいし、私も「公共図書館は直営で」という考えを主張し続けることにも自信を深められる!


 そして給食センター。給食については食材費の部分はだいたいが1食約250円。食材費は保護者からいただいている給食費が充当されているので、税金で負担をしているのは給食センターの建物の維持管理コストとそこで仕事をしている職員さんの人件費ということになります。やはり人件費の高さは市民の理解を得にくいところでもあり、どうしていくのかを考えていかねばなりません。民間で調理業務に従事されている方の給与と比べてみることは必要でしょう。そのうえで議論していかねばなりません。人件費削減のために民間委託をするのはおかしい。そうすることによって給食の内容も質的に低下をするという指摘もあります。保護者の方からの心配の声もあります。もちろん私も「食」は大事ですので、特に食材選びは重要で行政が責任を持つことが必要だと思います。でも、だから「民間委託反対」と即主張できないのは人件費問題。そこで、人件費については給食センター業務に携わる全職員の一年間の給料一覧を要請しました。人件費総額ではわからない、一人ひとりの職員がどれだけの年間給与を得ているのかを把握することで、もう一度どう考えていくのか、委員会で議論をしていきたいと思うからです。
 給食センターの現場の調理員からも「責任を持つためにも民間委託には不安材料がたくさんある」という意見もあります。現場にいるからこそ不安材料を解消する提案ができないのだろうか?多摩市で進む少子化を視野に入れ、今後の財政状況も考えあわせ、市役所全体の業務をどのように維持していくのかを大きな視点でも捉えていく必要がある・・・市民に理解を得られるかたちを創りだしてことが何よりも必要です。民間の調理業務従事者よりもおそらく高い給与を得ている給食センター調理員の実体があるとしたら、その給与の高い分でどんなクリエイトなことをしているのかが問われるのは当然のことです。「公務員がやっているから安心」という誤謬神話も一度おさめたうえで、改めて議論をしていかねば。
 

 市民の選択。理解と納得。陳情を出された方とも一緒に考えていきたい問題です。考えるためには材料が必要。みんな多摩市のことを思う気持ち、自分の住んでいる街を良くしたいというのは共通しているので。

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年12月14日

12月定例会 生活環境常任委員会

 今日は生活環境常任委員会で市民から提出されていた陳情の採決が気になっていたのでちょっとだけ傍聴しました。途中2時間ほどは議会改革特別委員会のことで別途打ち合わせをしていたのでその間の議論は聞けていません。民主党TAMAは・・・といっても2人しか議員はいませんが、できるだけ趣旨採択という判断をせずに「採択」もしくは「不採択」にて結論を下してくことを心がけよう?(そうしていこう)と思っているので、判断がグレーゾーン(趣旨採択)になってしまいそうな陳情の行方には気になるものです。

 なかでも今日は永山地域にコミュニティセンター建設を求める陳情についてどんな審査がなされるのかに注目。もともと永山地域のコミュニティセンターについては東永山複合施設(東永山小学校跡地)内に機能を整備することになっていましたが、先般見直しされた学校跡地施設の恒久活用方針の中では「医療施設の誘致」と転換しており、コミュニティセンター機能については‘他の場所’での実現を図るということになっていました。


 今後の高齢化を見据えれば病院など医療施設の拡充は必要不可欠。私個人的には行政の方針転換にも頷けるのですが、やはり現在暫定的に施設活用している市民にとっては「場所が奪われる」という心境になることもまた理解できるものです。そんな中で9月定例会の際にも「東永山複合施設の活用方針についての請願」が出されていて、この時は議論の末に不採択という結果になっていました。


 おそらくこの結果を受けて・・・・この度の陳情の提出に至ったのだと思います。東永山複合施設で実現できないだろうコミュニティセンターを‘他の場所’にて・・・・陳情趣旨は「永山地域に文化・スポーツ・コミュニティ活動の拠点としてのコミュニティセンター建設を市民参加で立案・実行することを要望いたします。」となっているので。


 確かに、現在進んでいる多摩市のまちづくり計画(第4次基本計画)の中にあるコミュニティ構想はエリアが10に分けられていて、順次コミュニティセンターが建設されることとなっていますし、当然ながら永山地域の施設建設なくしては語れないというのも事実です。

 でも、どこか土地を確保して、新たなハコモノを建設しなければならない・・・ということになるとすれば、そこはちょっと立ち止まって考えなければならないような気がします。これ以上のハコモノを建設していく必要性があるのかないのかを問われれば、今ある公共施設をすべて維持していくことにも困難があると表明しているも同然の状況下・・・・「ありえない」というのが私の考えです。そうでなくても唐木田地域にはコミュニティセンターが新築され(工事中)、和田地域でもコミュニティセンターが新築されることになっていて・・・・。


 ・・・・というわけで、永山地域のコミュニティセンターの実現可能性としては東永山複合施設に機能整備というのがかなり現実的だったのですが、今やその線がほぼ消えてしまったので、それでは次にどうするのかというのが問われるわけですね。
 でも、私はいくら考えても「新規物件を建設する」という選択肢はとれないと思っているので、陳情趣旨の「コミュニティセンターの建設」というのがちょっとひっかかるのです。


 委員会では「永山商店街のちょうど前にはコミュニティセンターに都合のいい土地(公園)もあるし!」なんて発言もあり・・・・・「えーーーーーーーーーーーっ、あそこには諏訪福祉館あるのに・・・真向かいに建設するなんてありえない!」(って私の心の中)。


 
 結論は採択で1名、趣旨採択(気持ちはわかる)で2名が意見討論をした後に採決を行ったところ・・・、結論が「不採択」となってしまいました。なぜなら、「採択」に手を挙げたのが2名しかいなかったから(ちなみに委員会は委員長を除いて5名で構成されている。仮にも「趣旨採択」で結論をまとめたければ全員が態度表明の意見交換をすることが必要)。

 「あらっ、まあ!」と不採択になったのにはいささか驚いたのですが、「心情は理解するだけ」で趣旨採択するよりはよっぽどいいと思いました。

 ちなみに練馬区議会の議会用語解説では「趣旨採択」については下記のように記述されています。
 

趣旨採択
 請願(陳情)の願意については十分に理解できるが、財政事情等から当分の間は願意を実現することが困難な場合などに、便宜的に「趣旨には賛成である」という意味の議決をすることがあります。この場合の決定方法のことをいいます。

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年12月11日

12月定例会 健康福祉常任委員会

 今日の委員会は提案されていた愛宕のデイサービスセンター条例が継続したようです。これは現在の愛宕デイサービスセンターを民営化する提案で、来年の8月から民営化したいとの意向で提案されてきたものです。民営化について「公の施設の使用承認」という手法を用いるというのが内容です。この「公の施設の使用承認」について根拠が地方自治法244条の2だとのことですが、該当条文を何度読み返しても「指定管理者」のことは書いてあるのに、「公の施設の使用承認」という制度が読み取れず、一体これはどういう手法なんだろう・・・というのが会派内でも話題になっていたことでした。
 このことについて委員会ではかなり議論が深められた末に継続になったとのことで、慎重審査になったそうなので、少し調査時間に余裕を持つことができてよかったです。あっという間に決めてしまって、後から問題が発生してしまっては困りますので。

 個人的には今日は図書館に行って話を伺ったり、その後市民の方とお会いして市政に関する相談をいただいて、民主党TAMAの会議に出席しました。今年は2度の大きな選挙を抱えて活動をしたわけですが、それももう遠い昔のことのよう・・・・今度は4月の市長選挙と市議会議員の補欠選挙に向けての取り組みが始まります。そして4月が終われば、参議院選挙があり、それが終われば・・・今度はまた季節がめぐり次の4月がやってきて統一地方選挙になるのです。選挙に追われ、自分自身の活動を飲み込まれないようにしなくちゃ・・・と思います。今年も残りあと半月。


 12月定例会の予定も残すところあと半分といったところです。

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年12月10日

12月定例会 総務常任委員会

 今日は傍聴に行けなかったのですが、注目をされていた2つの提案・・・総合オンブズマン条例は付帯決議をつけて可決する方向、政治倫理条例については継続になったようです。傍聴をしていた市民からは、今定例会で可決すべく・・・政治倫理条例を継続することに対しても行政側はかなり抵抗していた模様。

 いずれにせよ、議会がきちんと審査をしたいとする姿勢は重要。政治倫理条例についても条例案そのものが示されたのは最近のことなので、その内容をきちんと見極めていくことは重要だと思っています。特に既定の議会政治倫理条例の内容も含め、つきあわせんがら検討することが必要かもしれません。

 そんなこんなで、実は昨日が予定外に延長戦の議会だったので今日の予定が微妙に狂いました・・・・。明日は健康福祉常任委員会があります。私は明日は図書館を訪問しようと思っています。


 図書館も給食センターも・・・民間への業務委託が話題になっています。市民からの陳情も提出されています。その審査に向けて準備を進めなければなりません。

 

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年12月09日

12月定例会 補正予算は修正案可決

 昨日に引き続き・・・100万円減額の修正案をめぐって質疑が続きました。結果的には・・・共産党会派から提案されてきた修正案が可決しました。

 ○修正案に賛成をしたのは共産党(5名)、ゆいの会(3名)、生活者ネットワーク(2名)、日月会、あおぞら、民主党TAMA(2名)の14名。

 ×修正案に反対は多摩市議会自由民主党・みどりの会(4名)と公明党(4名)


 昨日の答弁内容から今日の答弁内容とやはりどこか一貫性に欠け、答弁があまりにも場当たり的な感じで、付け焼刃にしか思えなかったわけです。体育協会が一般財団化することは否定はしません。より社会的な信用を確保するため、そしてそれに見合った運営体制をするための組織強化を図ることは望ましいことでもあります。しかし、議員の大半にとってはあまりに唐突すぎる提案だったわけです。もちろん、「体育協会は一般財団化を目指す」という情報については昨年度の決算事業報告書の事業カルテ内に記載されていたわけですが、そのために市が出資をするかどうかというのはまた別の問題。


 やはり市が出資するに見合った体制になっているのか、そのための事業計画はどんなものになっているのか、一般財団化するときに必要な定款などはちゃんと準備されているのか等々・・・・気になるところは多々あります。出資するということは、その組織の運営が仮にも行き詰ったときには責任をとることが求められることを覚悟しなければなりません。まあ、万万が一・・・解散なんてことがあれば・・・・。(ちなみに、出捐金額はけた違いだったものの、多摩都市交通施設公社が解散した時も出捐金戻ってきませんでしたから・・・・。)


 どうやら答弁からは、体育協会はどうやら多摩市が100万円の出捐金を出さなかったとしても、300万円を基本財産として来年4月をめどに一般財団法人化をしようとしているとのことだったので、それならこの段階で慌てて出捐することもないのでは?なんて思えてくるのも事実。それから、いくら尋ねたとしても「どうしても4月に設立をしなければ困る理由」にも説得性が乏しく、設立当初の基本財産の出捐に市が名前を連ねたいということであれば、もう少し準備を整えて設立時期を先延ばしすることも考えられます。

 修正案を否決したい立場の方からは、「また、プロセス論を持ちだして批判をしているが、現場を全く知らない、現場の汗を知らない者の意見だ!」と非難されましたが、体育協会に加盟している団体に所属して活動している方から「どうして、多摩市がお金を出すことになるんですか?」なんて逆に質問されたんです・・・私。もちろん、体育協会の中心にいらっしゃる方々の汗を踏みにじったり否定するものではありませんが、素朴に上記のような質問をしてくださる市民もおられることも事実です。


 それにしても100万円をめぐっての議論がこんなにも続くとは思いませんでした。でも、こんなにも議論ができたのは補正予算の場だから。もし、同じ内容で当初予算の中に盛り込まれているとしたら、これほどまでに十分に各会派からの質疑はなかったと思われます。発言時間に制限のない補正予算だからこそ、ここまで質疑が盛り上がって、よかったのだと。


 終わってから・・・・「市長は決算も不認定だったし、当初予算は修正案だったし、補正予算も修正案なんて・・・・不信任と同じだ。」なんて感想を述べておられる方もいらっしゃいました。でもその発想が古臭いような気もします。市長が提案したものが無傷でなければならない!なんてどこでも決まっていないわけで、議会が少し機能して、本来果たすべき役割を果たし始めた・・・と評価することもできるのでは?!(まあ、市長のもとで仕事をしている職員の方を思うと、議会によって右往左往させられるのはゴメン!でしょうが・・・・)


 

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年12月08日

12月定例会 補正予算・・・ただいま審議中。

 補正予算の審議。修正案が提出されました。共産党からです。修正点は体育協会の一般財団化に関し、市が100万円の出捐金を計上している点について。


 任意団体である体育協会が一般財団化することを否定するものではありません。


 ただ、そこに市が現段階で100万円を出すことには慎重になるべきだという意見です。


 はっきり言ってその通りだと思うのは、答弁が全くなっていなかったから。

 答弁がしどろもどろすぎて、答弁者が自らの発言内容を全く理解していないのではないかと思えるような・・・・そんな感じ。
 


 なので、修正案を握りつぶして、否決し、市長が提案した原案を無傷で通したいと考えている議員さんからの質疑が始まって・・・・その答弁ぶりがあまりの状況だったので、途中で時間も来たので「もう一度頭の中を整理して、明日再度答弁をさせる。」こととなり、今日は終了してしまいました。

 結局、100万円とは言え、市民の税金を使うということはその根拠を明確にする必要があるし、何のために出捐しようとするのかが説明できなければいけないはず。でも、今年の4月から一般財団としてスタートしたいとしている体育協会が説明資料として現段階で定款(案)を示せていなかったり(まだ、今、議論・協議中とのこと)、基本財産の内容についてもまだ‘未定’・・・・にも関わらず、とりあえず100万円出しますというのでは「はい、そうですか!」と言い難い。体育協会も寄付を募っていて200万円以上は集まっているようだけれど・・・・。


 もう少し慎重に対応を考えてはいかがですか?と共産党の橋本さんがおっしゃていたことには十分頷けて、共産党が修正案を提出してきた理由もよくわかる。

 それ以外にも今回の補正予算について言えば、新たなIT投資のことやら、総合体育館の大改修工事が総額で約13億円かかることの見込みが示されたり・・・・お金がないとしているわりに、そうは思えないような予算が計上されていることも事実。最初は国や東京都の補助が受けられたとしても、その後の維持補修などメンテナンスを考えてみたら、そこはすべて市が負担しなければいけないことを視野に入れておきたいもの。特に新たなIT投資は、既に9月定例会の健康福祉常任委員会で説明されていた「遠隔医療~地域連携パスのIT化による他職種参加の地域連携推進事業」のことだけれど、ITの専門家がいなければ結局業者の言いなりで「高値つりあげられてしまう」という状況は危惧されるところ(これについては公明党の小林さんも指摘していた)。国の100%負担でモデル事業ができるなんて素晴らしい!という発想で本当にいいのだろうか・・・・?5年をめどにモデル事業を展開していくとの話でした。

 とにかくも修正案。明日続行する審議で、行政側の答弁がどうなることやら?たぶんクールダウンしてから迎える明日の答弁・・・・・「昨日の発言を訂正します。」なんてことになったりして?!

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年12月07日

12月定例会 一般質問5日目

 一般質問の報告です。

 今回は「児童虐待ゼロのまち・多摩市」という具体的な目標を掲げ、子育て・子育ち施策に取り組んでほしい!

 これが私の主張でした。かなりの活動力を発揮している子ども家庭支援センターに向けて、そして児童虐待の早期発見・早期支援における学校の役割を再認識し、学校の教職員に向けた研修・啓発の一層の強化を求めたくて質問しました。

 子ども家庭支援センターに対しては、多摩市における児童虐待対応へのマニュアル見直しの必要性を確認し、もちろんそのことについては認識が一致していて、今年度来年度かけながら、しっかり内容を整備していくとの答弁をもらいました。
 いまや、児童虐待が発生してからの対応のみならず、児童虐待の未然防止の観点がより重視されるようになっています。当然のことですが、発生してしまってからでは遅いわけで、子どもの人権侵害の最たるものである児童虐待を起こさない!ことが私たちの使命。その視点でマニュアルを再検証していかねばなりません。

 そして、学校においては、教職員が児童虐待に対する認識を深め、児童や生徒たちの少しの変化を見逃さないとする姿勢が必要になります。そのために文部科学省は今年になり、「児童虐待防止と学校」という教材を配布しています。これはかなり有用な教材で内容も密度が濃いのです。各小中学校にはCDが配布されているのですが、もちろん「活用してください」と言われるだけでは、忙しい学校も十分に活用できるわけもありません。今回の質問に際し、多摩市内の小中学校の実態を調査してもらいましたが、やはりCDのデータをすべてプリントアウトして教職員に配布したどまりになっていることが明らかになりました。
 なので、この教材を今後いかに活用していくのかがポイントだと強調しました。


 実は「児童虐待」に対する先生たちの感度を高めることは、何も虐待発見するためだけにあるわけではありません。例えば特別支援教育で求められている発達支援障害児に対応できる授業力を身につけることが、すべての子どもたちにとっても効果を発揮する授業内容につながっていくのと同様です。先生たちの感度を向上させれば、そのことはすべての子どもたちのHAPPYにつながるのです。先生たちが一人ひとりの児童生徒にどんなまなざしや姿勢で向き合っていくのか、その対応姿勢をよりよくしていくことが可能なのです。


 どこまで伝わったかなあ・・・・・。


 とかく教育委員会に対しては「人権教育はすべての教育の土台」であり、その「人権教育の内容においても小中学校で子どもたちに伝えるべきことは『子ども』の人権である。」「だから『子ども』の人権侵害で最も重大深刻な『児童虐待』」をきちんと中心に据えた人権教育を進めてほしいとも主張しておいたのですが、これまたどこまで理解をしてもらったか・・・・。


 人権教育及び人権啓発の推進に関する法律があって、人権教育・啓発に関する基本計画があって、人権教育の指導方法等の在り方について(第三次とりまとめ)なんて立派なものがあり、文部科学省も力を入れている分野みたいです・・・そして東京都はもちろん・・・・しっかり手引書を作成していますが、これまた上記の教材と同じように「配布しただけ」に留まっている場合も少なくなさそう。
 結局は相当に本腰を入れて多摩市教育委員会をあげて取り組まない限りは、各小中学校とも現場のそれぞれの忙しさに追われながら、「後回し」にされてしまいそう。それに人権教育というのは当然ながらものすごく幅が広いので、どれをチョイスするのかが現場に任せきりという状況も善し悪しだと思うし。


 なので、多摩市教育委員会は人権教育をどう位置づけ、そのために何をどうしていきたいのかを明確に打ち出す必要があると思うのです。お題目として語られる「自分を大切にし、相手を大切にしよう」なんて言っても・・・・子どもたち自身が持っている「子どもの権利」を正しく理解しておくことが出発点!なはず。
 だからこそ、単に「人権教育進めます!」ではなく、一歩踏み込んで「人権教育・とりわけ子どもの人権を子どもたちが適切に理解できるような教育を進めます!」くらいのことを言ってもらいたいなあと思うのです。
 
 *京都市教育委員会では生徒指導ニュースに「児童虐待」のことを特集!独自で教職員の手引書まで作成している。

 「○○の権利」・・・というと、「なんだ、また権利・・・権利権利と権利ばかり主張して!」などという批判が頭をもたげてくるわけですが、それは「権利」のことを少し歪んで捉えている発言だと思うのですね。「権利」には必ず「義務」もつきものなはずなんです。そこをきちんと伝えられる大人がいさえすれば、子どもたちが権利濫用をするとは思えないのです。
 


 ・・・と話が少々脱線したのですが、とにかく「児童虐待ゼロ」。それが「子どもの人権」を守ること!ということ。そのことは伝わったかなあ・・・・。「伝わっていますように!」と願って・・・今日は早寝。 

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年12月04日

12月定例会 一般質問4日目

 鼻声解消しない今日この頃です。


◆待機児問題

 一般質問で各会派の方から言及があります。認定子ども園の開設(現在は幼稚園が園舎を移転させてオープンします)、認可保育園建替えでの定員増、それから新たな園を増設する予定もあり、とにかく対応せねばならぬと動いていますが、解決しません。今日は新たな園は諏訪地域に社会福祉法人の運営で設置されるところまで明らかになりました。定員は70名を予定しているようですが、諏訪地域・・・・?頭に思い浮かぶ空き地は数少ないのですが、そのどこかの場所で開設されるようです。


 「保育園をつくりたい」
 

 「はい、どうぞ!」


 なんて簡単に事務手続きなどが進むわけではありません。時間がかかります。スピーディに対応できればいいのですが、やはり色々各方面との調整などもあります。でも、決して動いていないわけではありません。


 「行政って本当にのろのろしている」というご批判の声もいただくのですが、状況を見ている限りは「のろのろしているわけではない。」ということもわかるのですが、それでもやっぱりニーズには追いつけていない現状。もどかしいです。初日のブログにも書いたとおりです。


◆ワークライフバランス

 子育ての問題そして男女共同参画の問題・・・・キーワードとして語られるのがワークライフバランス。


 多摩市で行っている調査によれば「男女による地位の平等性に対する認識」について、ずいぶんと認識には変化があるようです。10年も前は「男性の方が優遇されている」と感じている人が男女ともに多かったようですが、もちろん今でもそう感じている人はいますが、割合としては減少傾向。「草食系男子」なんて言葉まで流行る時代ですから、その背景からも減少傾向は理解できる気がします。

 男性の認識も去ることながら・・・実は「女性が女性に厳しい!」って場合もあるような気がしています。「私はこんなに頑張って家事も子育ても仕事もこなしてきたんだから!」と暗に醸し出すような先輩女性が同じ職場にいると・・・肩身が狭い思いを味わうというのはよく聞く話です。


 
 いずれにせよ、ワークライフバランスは誰もが望むところなはず。でも、男性にせよ女性にせよ・・・・先輩から後輩に・・・・「本当は自分も実践したかったけれどできなかった・・・・その禍根を後輩にまで引きずっていく・・・。」みたいな発想はごめんです。


 そういう意味で次の世代に何をどう伝えていきたいのか、そのために今の不具合をどうやったら変えていけるのか・・・・考えていきたいものです。苦々しい思いや体験を次の世代にまで連鎖させないで、しっかりとケリをつけることができればいいのですが、そうも簡単にいかないか・・・・。


 ワークライフバランス。


 行きつくところ、その人一人ひとりのライフスタイルなんだと思っています。周りから見たら「ワークライフバランス」になっていなかったとしても、自分が納得していればいい。実はそんなものなのかもしれませんが・・・・。

 男女共同参画・・・というと男女平等、女性の地位向上みたいに何だか女性ばかりが権利を主張しているような色合いで受け止められがちです。そのせいか、ワークライフバランスがなかなか男性の間に言葉として浸透していないような気がします。女性のためにある言葉ではなく、男性のためにこそある言葉ではないかと私は感じています。


 
◆学校とコミュニティ

 少子化、学校の統廃合をどうしてもせざるを得ない状況です。子どもの数は絶対的に少なくなり、ベビーブーム再来を期待することもできないでしょう。小規模校の良さを否定するわけではありません。でも、これから来るべく人口減少社会に向けて、まちのサイズを最適化していかねばならない・・・これは課題です。
 今日も愛宕地域の2小学校の統廃合問題に関連し、コミュニティをどう考えるのかという問いがありました。まちづくりは白地図に単に色を塗っていく作業ではなく、常にそこには歴史があります。その歴史をないがしろして、その歴史を受け継いでいる人が生活していることを度外視することはできません。
 
 そもそもコミュニティエリアなんて行政が便利なように便宜的に設けた区域わけのようなものと考えていかないと。考えてみれば、「中学校区」なんてものが単位になることもあるわけですが、2つの中学校が1つの中学校になった場合には・・・・それまでは2つの区域に分かれていた中学校区が1つになり、やたらと区域面積が広くなる場合もあります。結局、何を根拠にした「中学校区」なのかがわからなくなる場合も生じるわけです。なので、あてになるようでならないのがコミュニティエリアだなと個人的には考えています。


 なので、学校がコミュニティの核になるとの言い方にも惑わされないようにしないとと最近感じています。もちろん学校が果たす役割は大きいと思います。子どもと大人が交流し合いながら行事をつくることも多く、交流拠点になっている場合も少なくありません。でも、多摩市のコミュニティ施策において学校は「核」と位置づけられているわけではありません。だから、教育委員会が学校はコミュニティの「核」と記述をしていることそのものがナンセンスなのかもしれません。行政のご都合でコミュニティエリアの捉え方やら、学区域や中学校区の考え方が変わっていくことが問題なのです。変更するときに「行政のご都合主義」ではないとする姿勢が不誠実と思われてしまうのです。誠実さに欠けると思われた時点で市民との信頼関係は崩れます。話し合いは成り立ちません。


 その時々では最良、最善だと思われた判断であっても後から見ればそうではない場合も多いと思います。それは多くの歴史に見ることではないでしょうか。その当時は一番いいと思って選択をしてきたことであっても、時代の変化とともに評価が変わることがあるのです。それとは逆の場合もあります。かつては全く売れもしなかった絵画や音楽が後世でものすごく評価されているように・・・・。
 色々な廻り合わせもあるでしょう。ただ、かつての対応が今にはなじまないという場合にはその問題点をきちんと明らかにして、今、最もいい方向にきちんと転換していくべきだと思います。多摩市のさまざまな課題、問題がその岐路に立たされています。

 週末です。私は週明け月曜日にようやく発言順がまわってきます。土日を挟んでの発言順のおかげでのんびりしすぎていました。本腰入れて準備しなくてはいけません。今回は具体的なところでは「児童虐待」を取り上げていますが、「子どもの人権」がテーマです。

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年12月03日

12月定例会 一般質問3日目

 今日の一般質問は、市長の進退を尋ねるストレートな問いからスタート。でも、結局直球勝負をまともに受けてもらえず、市長は進退を明らかにし、再選に向けた意欲を示したわけではありませんでした。

 「誠実に取り組んでいく。」という趣旨でまとめた答弁について・・・・どう受け止めればいいのかと巷では話題に。


 残りの任期を誠実に務め上げるという意味にもとれるし、誠実に取り組んでいくために次の4年間に向けていきたい(再選を目指す)とも解すことができるし。


 私たち民主党TAMAはすでに前回の市長選挙で現市長は応援しておらず、対抗馬をどうするのか議論をしているところ。この市長の微妙なニュアンスのこもった答弁の真意をどう汲み取ればいいのか。


 とりあえず、次年度予算については「骨格予算」になるので、政策的な経費を計上しないことだけは決まっているものの、緊急的に必要なものについては政策的経費であっても盛り込んでいくらしく、一応それは「議会の皆さんとのご相談により」ということらしい。市長選を前に、予算が否決されたり修正されたりすることだけは回避したいという意図だけは理解しています。
 なので、今年の当初予算修正でのポイントになっていた就学援助費などの見直しはしないようです(と言っても、ペンディング)。


 それにしても、いろいろな議員さんの一般質問を聞いていて思うこと。私も自分自身を含めて思うことですが、一般質問というのは「議員の発言権を保証する重要な位置づけ」であるのか、単に「議員の自己満足で自分自身のご意見を披露する場」であるのかがわからなくなります。一般質問で自分の意見を明らかにして「市の姿勢を質した!」ということをカッコよく主張されている方もおられるのですが、問い質すという本来の意味に照らして見て思うこと・・・・行政の答弁は「暖簾に腕押し」なんですよね。ですので、「よくわからない」「あいまい」ということしかわからない場合が多いような気がします。場合によっては答弁を聞いたら余計にわけがわからなくなる場合も多い・・・・。
 男性女性で分けるのはあまり好きではありませんが、特に男性の管理職の答弁って本当によくわからない・・・・・女性の部長さんや課長さんの方が実にわかりやすく答えてくださるのですね。そういう意味ではもっともっと女性の管理職を増やしたいなあと思うのです。明らかに議員側の男女比と比べれば、答弁席側の行政の男女比はまだまだアンバランスなので。


 明日も一般質問が続きます!

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年12月02日

12月定例会 一般質問2日目

 昨日に引き続きの一般質問。そう言えば、昨日の午前中と今日の午前中は「新人研修」と称して、傍聴席で紺色とピンク色のブレザーを着用したNewFACEさんたちがじーっとしているのですね。公務員を目指して試験勉強はしているかもしれませんが、仮に採用されたとしても入庁前に市議会の傍聴なんてするわけないですよね・・・きっと。市議会の場をNewFACEさんたちはどんな感想と印象を持ったのでしょうか?聞いてみたいものです。


◆高齢者の権利擁護

 今日は高齢者の権利擁護のために「成年後見センターの設置を!」という市長に近距離の立ち位置からの力強い発言・・・さすがに市長自ら「高齢社会に向けての課題として検討します。」と答弁。調布にある多摩南部成年後見センターに社会福祉協議会に立ちあがった権利擁護センターは・・・って思ったけれど、結局のところは後見人についていわゆる社会貢献型後見人(昔のブログを辿ってみたら、リンク切れになっていましたので社会貢献型後見人のことについてはこちらをご覧ください。)を増やすために市が積極的に取り組んでほしい、そうすべきという主張でした。
 潜在的ニーズはあるのかもしれませんが、実際に成年後見制度そのものを知っている人もまだまだ多くはないでしょうし、だから利用者についても伸び悩んでいるというのが実態ではないかと感じています。超高齢化社会になるからニーズは増加するだろうと見込まれていますが、実はこの制度は手続きなど利用のしにくさがあるとも指摘をされていて、そこを乗り越えなければ飛躍的な活用を期待できないような気もします。


◆鳩山首相を先取り!

 ところで、今日の名答弁?!と言えば・・・・政権交代への評価を尋ねる問いかけに対し、鳩山首相の所信表明演説から言葉だけを拾い出しながら?友愛政治とか、新しい公共とか・・・・・市長はこの所信表明演説の内容を先取りする形で市政運営をしてきたときっぱり答弁。だからますます自信を持ったと自信たっぷりに述べられてました。

 ちなみに・・・鳩山首相の所信表明演説の「新しい公共」については次のとおり。 

働くこと、生活の糧を得ることは容易なことではありません。しかし、同時に、働くことによって人を支え、人の役に立つことは、人間にとって大きな喜びとなります。

 私が目指したいのは、人と人が支え合い、役に立ち合う「新しい公共」の概念です。「新しい公共」とは、人を支えるという役割を、「官」と言われる人たちだけが担うのではなく、教育や子育て、街づくり、防犯や防災、医療や福祉などに地域でかかわっておられる方々一人ひとりにも参加していただき、それを社会全体として応援しようという新しい価値観です。

 国民生活の現場において、実は政治の役割は、それほど大きくないのかもしれません。政治ができることは、市民の皆さんやNPOが活発な活動を始めたときに、それを邪魔するような余分な規制、役所の仕事と予算を増やすためだけの規制を取り払うことだけかもしれません。しかし、そうやって市民やNPOの活動を側面から支援していくことこそが、21世紀の政治の役割だと私は考えています。

 新たな国づくりは、決して誰かに与えられるものではありません。政治や行政が予算を増やしさえすれば、すべての問題が解決するというものでもありません。国民一人ひとりが「自立と共生」の理念を育み発展させてこそ、社会の「きずな」を再生し、人と人との信頼関係を取り戻すことができるのです。

 私は、国、地方、そして国民が一体となり、すべての人々が互いの存在をかけがえのないものだと感じあえる日本を実現するために、また、一人ひとりが「居場所と出番」を見いだすことのできる「支え合って生きていく日本」を実現するために、その先頭に立って、全力で取り組んでまいります。

先取り・・・市長はご自身に先見性があることをまさに高らかに宣言されたのですね。きっと。(っていうか、「市長の答弁書は一体どなたが作成したものだろう?」って思ったけれど。)


◆子どもたちの「食」その①


 学校給食センターの調理業務の民間委託化問題。これについては市長選の公約に掲げるに値する問題だと主張する議員に対し、教育部長が答弁。まあ、そもそも渡辺市長が再選を目指すのかどうか明言を避けている時点で問うたとしても・・・ねぇ・・・・ということかもしれませんが、教育部長が答弁するというのもの何だか不適切。


 いずれにせよ、市長の決断一つで民間委託化方針を凍結し、現行体制を存続することも可能。


 子どもたちの食が乱れている時代だからこそ、「食育」に果たす学校給食の役割に重要性があることもわかるのですが、民間委託化の話が浮上してから・・・・「今の学校給食センターの給食がおいしくて安全で安心」と急に強調され始めたような気がするのは私だけ?


 私は学校給食センターの給食を「おいしい」と食べている子どもたちにとても申し訳なく感じている市民で大人の一人。正直、多摩市の学校をいただいていた約2年弱は給食の時間ほど苦痛なものはなかったかも。低温殺菌牛乳に親しみ飲みなれていた私にとってはビン牛乳も苦手の一品で生温かくなっている夏の牛乳はさらにNGだった記憶があるのですね。本当は学校給食センター方式そのものを根本から問い直すような議論もしてみたいですが、そこはもう今更ながらで覆していくことは難しいのが事実。


 でも、できる限りおいしい。できる限りで安全で安心を確保するというのは当たり前のこと。そのために何をするのか、何ができるのか、具体的に示さすことが重要。それを示さずして、「民間でもできるから民間へ」ということで合意を得ることはできないでしょうね。


 理想に照らすと納得しがたい・・・・でも、現状踏まえて「理解する」という風にしていかねばならないでしょうから。


◆子どもたちの「食」その②


 子どもたちの「食」の問題から見えてくる養育環境問題を指摘する意見があり、その答弁でも朝食を食べてこない、食べさせてもらえない子どもたちの存在が明らかになりました。


 これ・・・育児放棄・・・児童虐待の問題ですね。


 朝食を食べてくる子どもたちを100%に近づける・・・なんて目標が食育基本計画にも掲げられているし、同じく・・・パブリックコメントが終了した教育振興プランにおいても同じことが目標になっているみたい。


 結局はそのために何をするのか?が問われているわけで、これってどこの仕事?誰の仕事?まさか朝食100%にするために・・・・朝食まで行政が学校で提供するなんてことはありえないですね!日本では!!!外国ではありえるみたいですが・・・・。

 ここに見えてくるキーワードが「教育福祉」。これ「福祉教育」ではないので要注意。全く違う意味と内容を持つ言葉です。


 私は「教育福祉」という部門がいよいよ教育委員会内部にも必要になってきたと感じています。教育委員会単独では解決できない問題をきちんと福祉部門(多摩市の場合は子ども青少年部も)と連携していく窓口的役割を果たすイメージです。特別支援教育という枠組みの中で発達支援室を設置し、教育・医療・福祉の連携を進めていこうとしていますが、それでも何か不十分で物足りなさを感じるのは教育委員会に「教育福祉」に対する考え方があるようで確立していないからだと思っています。視点をしっかりと定めていく・・・そんな議論をしてくれるのがまさに5人の教育委員さんだと思っているのですが・・・。


 明日は朝一番から「市長の進退問題について」とストレートな質問項目が待ち受けています。さてどんな答弁が戻ってくるのでしょう?みなが注目をしているのかもしれません。こればかりは部下が答弁書を準備することはできないでしょう。

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年12月01日

12月定例会初日 行政報告・一般質問ほか

 今日から定例会です。副市長席が空っぽなので市長は一人ぽっつりしていて、隣に相談相手がおらず・・・・という状況ですが、前回の定例会からこの間2か月・・・・お1人で行政運営のかじ取りをしてきた自信さえあるようにも見受けられます・・・・まあ、泣き言もぼやきも言ってられず、日々まわしていかなければいけないのが実情ですから。


 というわけで、今日は新型インフルエンザについて接種費用の助成についてまずは補正予算の審議が行われました。お隣さんの稲城市での対応を参考に助成をすることとなりました。多摩市はホームページ情報では「新型インフルエンザについてとなっているところに盛りだくさんの情報が掲載してありますが、保育園・幼稚園児や小学生1~3年生には集団接種も行われます。集団接種については既に保育園ママたちの間でも話題になっていました。

 上記の補正予算は全会一致で可決し、それからは一般質問でしたが来年4月の市長選挙を見据えてなのか、市長の進退をストレートに問う内容の質問もあり、一体どんな答弁が来るのだろうかと思っています。それぞれ議員の持ち場や立ち位置によって市長の評価も変わります。それは当然のこと。でも行政の答弁はどの議員に対しても公平にあって欲しいものです。議員の顔によって答弁する態度が微妙に違うわけですが、何かどこかに議員の格付けでもあるのでしょうか?


 今日は「子どもの貧困」に関する質問があったのでやりとりを楽しみにしていたのですが、残念ながらあまり突っ込んだ内容にまで話が及ばずに議員さんの「意見の開陳」で終わってしまいました。でも、一般質問って実は単なる「意見の開陳」だけであって、別に市長や行政側と討議するような場ではないという人もいるようです。単なる意見のお披露目であり表明に過ぎないのであれば、別に議場でやらなくたっていいですよね・・・やっぱり、議会基本条例で目指しているように「討議の場」としての議会になればいいなと思うわけですが、理想と現実との間に壁があるなあと感じます。その壁ってどうやったら切り崩せて乗り越えていけるのでしょう・・・・。


 来年4月もまた保育所が狭き門。待機児が出そうだし・・・働きたいのに働けないと涙をのむ親子の姿が目に浮かぶのです。「打つ手なし」みたいな状況になっていて、何だか担当者もやってもやっても・・・・というスパイラル構造で苦しいんだろうなあ。保育の「質」も維持しながら、責任を持って子どもたちの成長を支えていかねばならないという使命だけは堅持して進めていかなければいけない。だから・・・ある意味で時間も一定程度はかかるわけで、そこをのろのろしているとも言えない状況にあることも理解して、何とか「働かないと!」という市民の思いに寄り添いたいものです。
 
 

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年11月18日

駆け込みで?!・・・・条例制定したいのはなぜ?

 12月定例会に提案される予定議案について事前説明会。全議員が招集されて行われるようになったので随分な効率化だと思います。従前は大会派、市長と親密な関係な会派から順番に説明を受けていたので。

 今回は新たな条例提案が提出される予定になっていて、一つは総合オンブズマン条例、もう一つは市長・副市長の政治倫理条例です。

 内容は別として。何だかものすごい滑りこみセーフで完成させた条例のような気がしてならず。・・・言ってみれば、現市長の任期中にやってしまわねば~・・・・ってもっとわかりやすく端的にいえば「実績づくり」(って指摘していた人もいるけれど)、、、、市民の立場でクリーンなイメージを彷彿させるような条例設置。


 オンブズマン条例にしてもその必要性がどう認識されて検証された結果なのか。現行の福祉オンブズマンでは不十分と判断した理由はどこにあるのか。いまいちすっきりせず。とりあえずの説明では「広範な市民の権利擁護の拡充を図る」という基本方針に基づいたものらしいことだけはわかったけれど。


 「何だか・・・拙速すぎると思わない?」


 これ、私の漏らしたため息ではありません。他の議員さんもおっしゃっていたことです。


 もうひとつの政治倫理条例にしても「公正性」「高潔性」を確保するために必要な措置だとか。


 それって、今ではなくて、もっともっと現市長の1期目最初の仕事してやるべきことだったのでは?・・・・なぜ、この時期?どうして今になって?・・・・制定しようとする姿勢は高く評価し、否定すべきものではないと思うけれど。

 しかし、それにしても「駆け込み」な条例提案。釈然とせず、すっきりしないんだよなあ。


 たぶん、そんな感想を持ったのは私だけではないはず。残念ながら、両議案ともに総務常任委員会で審査される内容なので、その意見交換には加われない。12月定例会のみであっさりと可決しちゃうのかしら?


 市民にとって「最良」「最善」にしてもらいたいことを考えても、議会として十分に検討、審査しがいのある条例提案と受け止めたいですね。定例会、結構ハードになりそう?!

 この2つの議案を含み・・・12月定例会前の意見交換会は下記の日程で行います。どうぞお気軽にご参加ください。


 ◆民主フォーラムTAMA 議会前意見交換会
 日時 11月22日日曜日 14時から
 場所 関戸公民館第2学習室(ヴィータ・コミューネ8階です)

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年10月05日

知らないうちの意見募集・・・・。

 議会が終わった週末も慌ただしく・・・青少年問題協議会の北諏訪地区委員会、朗読劇にヘルプとして参加している座・多摩が一応主催団体になっていたのでヴィータ・コミューネのロビーでの佐治麻希さんの紙芝居「さだ子と千羽鶴」で心が洗われ、それから40周年記念で多摩ニュータウンタイムズが開いた記念イベントの「永山ウーマンライフ」を鑑賞。永山ウーマン・・・というよりは、団塊の世代の女性の生き方、その一つのモデル=永山福祉亭に‘自分の生き方’を見つけた女性を描いたドキュメンタリーに私の母親にも重なるあの世代の女性たちの葛藤にちょっぴりの痛みを覚え・・・・そして昨日日曜日は・・・子ども教育常任委員会有志(と言っても全員が揃っているが)で多摩第二小学校のPTCAの方からの呼び掛けによる懇談会に参加。内容は今、検討されている「学校の一定規模適正配置」のことについて。

 懇談会に参加して改めて感じたことは2点。
 ①教育委員会が示している「学校の一定規模・適正配置方針」は破綻している。
 ②とにかくも行政が主催をしている審議会などに対し、市民は怒っている。(なぜなら、行政が敷いたレール、路線に市民を参加させて「市民の意見を聞いた」ことにしがちだから)


 ①も②も・・・私個人としては前々から指摘をしていること。とはいえ、個人的見解の効力は行方知らずで「無視」「聞かなかったことにされる」場合も多々あり。そこで、昨日の懇談会で「子ども教育委常任委員会」として市民の気持ちを受け止めるのであれば、個人の枠を超え、党派の枠を飛び越えいくことが第一条件ですね・・・・・委員会として働きかけることってたぶんものすごく重要。


 政治的に中立とはいえ、本音と建前をいかんなく使い分けているのが教育委員会のような気もしている私。市民の怒りについては共感します。


 というわけで、今日は自分としての「休日」をつくり?・・・・社会科見学をしました?!どこに・・・ってサンリオピューロランド

 ここがまた厄介な話=サンリオピューロランド撤退話があったのです。結論的には撤退はしないことになったのですが、9月議会直前に「撤退するかもしれない。」などとの意向を漏れ聞こえていたこともあり、「仮にもサンリオ撤退したら多摩センターどうなる?!」と危惧されていました。「ハローキティに会える街」ではなくなる危機だったわけですが、どうやら回避されたようなのでよかったです。(これについては公明党の小林議員さんが青少協の委員会でも報告されていたので、撤退回避は確実なはず。)→言葉足らずの言及だったようだったようなので、合わせてこちらも読んでください!☆10月6日のブログ☆

 そんな状況もあったので一年半ぶりくらいに久々に足を運んでみたのです。「サンリオ、いいなあ~。入りたいなあ。」とため息をつく5歳を連れての「休日」を多摩で楽しむ♪ショーを見るのに並んでいる際にたまたま声をかけたりしてどこからきているのかをリサーチ・・・・「千葉県の流山市」・・・・には驚き!「通勤列車で来たんですよ!」とお母さんが話をされていました。遠いところから(って海外の人もいるわけですが)、多摩センターに来てくださる方がいらっしゃる・・・うれしいことですね。そう考えるとやっぱりサンリオピューロランドってすごい。「いいですね、(ピューロランドがあるから)多摩市に住めてうらやましい!」なんて言ってくださる親子も。

 ちなみに、たまたま声をかけた方に多摩市民はいませんでした。土砂降りの雨も関係なく過ごせて何よりでした。懐かしいサンリオキャラクターグッズもありました。私はボタンノーズ大好きなんですが、残念・・・あまり知られていないキャラクターなのか復刻されていませんでした。

 今年はキティちゃんが35歳になります。キティちゃんが30歳のときに(って5年前)、多摩市ではキティちゃんの住民票の発行がスタートしました。キティちゃん絵柄入りのシートは増刷されていないはずですが。いずれにせよ、「ハローキティに会える街」なら、それなりにもう少し地域にある観光資源を生かす必要があるのでしょうね。

 ところで、学校給食センター業務の一部民間委託化についてホームページで意見を募集しているらしいと聞きました。ですので、さっそく・・・一体どこで募集をしているのかと・・・・。多摩市の公式ホームページって本当にわかりにくい。意見募集したいはずなのに、トップページで意見募集の告知をしないという‘こころ’が私には理解できないのです。
 ようやくたどり着きました・・・・ありましたありました・・・・意見募集が始まったのはどうやら先月かららしく・・・締め切り間近みたい。
 →学校給食センター業務の一部民間委託化についての意見募集(締め切りは10月16日金曜日) 


 もっと積極的に意見がほしいなら重要告知として扱うべき。にもかかわらず、あまりにも静々と、ひっそりと何か気づかれないように掲載しているのではないかと誤解されるような取り組み方が市民の不信感につながっていくのに・・・・。


 明日の午後は北諏訪小学校でこの件に関する保護者への出前説明会が開催されます。私も同席させてもらおうと考えています。

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年10月02日

長かった定例会が終わりました♪

 9月議会終了しました。本当に長丁場でした。昨年度の一般会計については決算が不認定になりました。これは予定通りのことです。不認定すべきは13名で認定すべき10名・・・市長の昨年度一年間の事務執行に対し、議会は「評価できない」との判断を下したことになります。

 特別会計のほうはすべて認定されました。(もちろんすべてが全会一致というわけではありません。結果については改めて議会ホームページにてご覧、ご確認ください!)


 今日の最後は副市長退任の挨拶でした。「勇退」という言葉でいいのだろうか・・・3年と3カ月という志半ばでの引退ではなかったかと思いますが「一身上の都合」・・・その理由の重さを慮るのみ。市長は「断腸の思い」で退任を認めたとの話でした。「立つ鳥跡を濁さず」ということわざを思い出しました。どうしてここで辞めなければならないのか・・いささかの不自然さが奇妙にも感じるのが気のせいだといいなと思っています。


 昨年度の決算は不認定。「市長の失政」「市長の失策」と批判する声は議会サイドで高まっていますが、それに呼応するかのような引退劇?・・・さまざまな憶測が飛んでいますが、引退が一体何を物語っているのか・・・真実はわからないまま。このまま市長は残り半年の任期をやり過ごすのでしょうか?真相を根掘り葉掘り聞くことはやぼったいわけですが、今日の多摩市議会を取材に来ていた記者さんはかなり興味津々という様子でした。


 でも、議員に聞いたってわからないのよ・・・いくら取材しても・・・って私は言いたい。

 副市長は今日のあいさつで「(ご自身が)口が悪くて議会の皆様にもご迷惑をおかけしたことと思うけどお許しいただきたい。」と述べておきながらも・・・「議員の皆さんが憶測や風評などによって事実を誤認して発言されているのかなと感じる場面もあったが、ぜひ事実に基づいて活発に議論を展開してもらい、まちを豊かに市民の幸せを導いてもらいたい!」とねぎらい(苦言)を忘れないところあたりがさすが!
 議会基本条例の中で議論されている市長の「反問権」を市長代理で行使するとしたらおそらくピカ一だったろうなあ。

 ・・・ある意味で、「議員先生、議員様様・・・・」とゴマすりしたり、必要以上にへりくだるのではなく、対等に議論に臨み、挑んでいた姿勢(あの偉そうな態度は何!・・・という人もいるほどでしたが)をかう人もいました。

 とりあえず、今日については定例会が終わってほっとしていること。その他少し報告が必要な事項もありそうですが、それは後日に綴ります。決算が不認定になったという結果は・・・市長には痛くもかゆくもなし、使ってしまったお金のことを言われたって「後の祭り」という感覚ではないと思いますが、議会が‘たいそうに’熱心に取り組んだ事務事業評価をどう受け止めて次年度予算に反映させていくのかの技術力と技量が問われます。


 特に社会福祉協議会、商工会議所に対する補助金については助成に見合った成果が見えないということであり、成果の上がらない事業に補助し続ける意味そのものが問われていることを次年度予算書にどう反映していくのでしょうか。もちろん議会も成果が見えないと評価をしているのに、次年度も前年踏襲で予算計上されてきた場合にどう対応するのか・・・これまた議会も試されていますが。

 とにもかくにもひと段落で長月から神無月へ。明日は「月見て、一杯」のお月見です。我が家は「月より団子」という感じです。

 お時間ある方・・ぜひ!

☆シネマ&トークのひととき☆
 10月3日(土)永山公民館(ベルブ永山)多目的ホール
 15:30~ドキュメンタリー映画「永山ウーマンライフ」上映
 16:30~トーク「多摩ニュータウンを語ろう」
   横倉舜三(多摩ニュータウンタイムズ社主)と地域の方
 主催:ニュータウンの映画を見る会
 共催:多摩ニュータウンタイムズ 後援:日本映画学校
 連絡先:多摩ニュータウンタイムズ TEL042-374-8588

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年09月30日

やっと定例会も最終日が目前

 長かった定例会も明後日に終了します。今日は最終日の議事日程を確定する議会運営委員会がありました。同時に来年度の議会費の予算についても意見交換が行われました。

 私は・・・・交渉会派ではないので、出席はするもの「オブザーバー」。オブザーバーというのはなってみてよくわかるけれど、一応・・・委員長は気遣いから意見を求めてはくれるものの参考意見にもならないような感じで、結局のところは3人以上の会派から選出されている議会運営委員会正式メンバー(?)の合議によって物事は決定します。

 議事はおそらく淡々と進み、一番最後のところで副市長が退任の挨拶、それに対し議長が謝辞を述べるというのがイレギュラーで追加された日程。無難に終了することと思います。不認定になった昨年度決算内容について各会派が意見討論すると思うのですが、その内容には注目したいと考えています。それぞれ「理由」があって最終的な判断をしているので、その理由こそが重要。なかなか臨場感も含めて、議場の様子が伝えることができないのが残念ですが、単に挙手して採決するのではなく議会ではそれぞれ会派ごと(もしくは議員がそれぞれに)に意見討論という場が準備されています。‘討論’と付いているので誤解を招くのですが、これは各会派の意見表明と解するほうが正しいかと思います。私の議会質問内容でも自身が担当したものなど一部掲載しているのですが、各会派の討論が出そろう決算や予算に対する意見を聞き比べることは結構面白いです。(ただ、自分自身の考えをその他みなさんに向けて披露しているだけとも言えるのですが・・・。)


 ところで、来年度の議会費についてですが、来年度は市長選挙があるので骨格予算の編成になるという話でした。私たちの新たな要請としては「インターネット中継」などにかかわる予算が優先度が高いのですが、これについては「慎重にしかし消極的ではなく検討を進めることが必要」という結論となり、実際の予算化は先送りとなりそうです。インターネット中継については市民にアンケートを取った際には要望が高かった一つ。でも、実際に他市議会などのインターネット中継を見てみるとこれまたお世辞にも「楽しい」とはいえず、一般質問など一議員さん約60分間の映像を全部見ようとすると途中で睡魔に襲われたり、ずっと見ているわけにもいかず、他の用事をしてしまうというのが正直なところ。その点からしてもインターネット中継の有効性を疑問視する声があるのも事実。これは費用対効果という意味からなのですが、でもやっぱり・・・時代の要請としては取り組まざるを得ないことなのかなと薄々というか重々承知しています!・・・というのが私の見解です。

 ここのところ私は「子どもの貧困白書」を片手に、暇があれば熟読しているところです。これは一読の価値があるものです。子どもに関わっている方々のみならず、多くの方に社会の実態を見つめるためにも一緒に考えていただくためにも目を通していただく機会があればと望みます。とても読み応えあります。現場の実態から個人情報に配慮しながらも実態が綴ってあるのですが、胸が痛くなるような事例もあり、「何とかしないといけないのに、何も出来ていない私」に気がつかされ、いてもたってもいられないような気分になります。子どもたちの声にもっともっと耳を傾けられるような社会を!・・・そう思います。それこそ声なき声を聴くということではないかと・・・そう思います。

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年09月28日

決算特別委員会 昨年度一般会計予算は不認定に。

 決算特別委員会最終日でした。私にとっては懸案事項な議員どうしの意見交換についての感想については後述で。

 何しろ一般会計については「認定せず」という結果に。ちなみに内訳は下記のとおり。
 


 認定  自民党3名 公明党3名 あおぞら1名 日月会1名 (計8名)
 認定せず 共産党5名 ゆいの会3名 ネット・無所属の会3名 
        それと・・・・民主党TAMA2名 (計13名)

 すでに使い終わってしまったお財布に関することと言えばそれまで。「痛くもかゆくもなし」・・・とは言え、決算は市長の昨年一年間の仕事についての総点検であり、評価をする場とも言えるので、この結果はそれほど軽いものではないはず。

 とってもきな臭いことを言えば・・・・・市長の任期はあと半年。市長は3期目を目指すのかどうか・・・なんてことも今定例会のどこかの場面ではある議員が問うていましたから。


 決算特別委員会は議長と議会選出の監査委員(公明党)を除いて構成される22名。委員長は自民党会派なので、本会議で最終的に議決をする際には「認定」の立場に監査委員と委員長の2名が加わることになりますが、それをしても「認定せず」という結果が今日で明らかになったわけです。


 さて、この結果を市長はどう受け止めるのでしょうね。民主党TAMAは昨年度予算そのものに反対しているので、今回の決算も「認定しがたい」という立場から審査を進めてきました。もともと予算に反対していた私たちが認定するとすれば、それこそ「大そうな理由」が必要になるというわけです。私たちの「認定しない」という結論はあちら側からすれば当然のことと言えば当然のことでしょう。

 ということで、多摩市議会の目玉なる議会における決算の事務事業評価+議員どうしの意見交換についての所感です。注目されているだけあり、他市からの議員も含めた来訪者、傍聴者が多数でした。その感想は「やっていないところから見れば、なかなか面白い。」というものだったようですが、渦中に置かれている私としてはやはり複雑な心境。「どうやったら意見交換になり、議会としての見解が一つにまとまるだろうか。そういう意見の交換ができるなら参加しよう。」と思っていた私は結局・・・・意見交換の発言時間として与えられていた6分間を1秒も使わずじまいでした。民主党TAMAとしても無言のまま意見交換を終了しました。


 なぜなら、やっぱり「意見表明大会」に終始する傾向になってしまい、私たちが考える意見交換にはなっていなかったから。それぞれの会派の立場から意見は表明されたかもしれないけれど、結論を一本化して、議会として何らかの到達点を見出すまでの議論にまでは深化できずじまいでした。それに、会派どうしの意見を一本化するというのはかなり至難の業。


 ある発言に対し「大変卑劣なご意見としか思えない!」というような・・・・「品位がない。品格が問われる。」と傍聴席からも指摘されるような場面にやり取りもあり、一応?私たちの意見交換のギャラリーの一部になっていた市長や副市長も苦笑いする一幕も。
 全部で4項目にわたって意見交換をしたものの、どれ一つとっても統一した見解は出ずに、委員長も苦労をしながら「出された意見の整理」をしていました。同じような方向性を指し示しているような内容であっても「似て非なるもの」「同床異夢」といった表現がぴったりくるような意見交換会でした。交換をしたというよりは、それぞれの意見を表明し、違いを明らかにしたというのが客観的な事実かと思います。


 ・・・・と、傍観的に記述している私も無責任と言えば無責任なのかもしれませんが、しかし「誰に向かって、誰に向けて意見を発するのか」という点においても、どちらかと言えば「市長に対して(もしくは行政に向かって)・・・・と思う。・・・すべき。」というような感じでの意見交換は、「議会としてもっと○○を××しよう。」というものにはなっていかないのが正直なところ。


 「さまざまな意見がある」

 それが議会。


 こう割り切ってしまえば、もともと意見交換をし、「議会として見解を一本化する」というような試みそのものが無謀なのかもしれませんね。


 だから、最終的には「数」・・・多数決・・・・という便利な機能が議会には完備されているわけで。。。。


 なんて書くと「討議する議会を目指す!」と言っている議会改革のお題目までも陳腐化しそうですが、私は討議するならもっと時間が必要で、一人6分の発言時間だけでどうにかなるものでないと思っているので、あえて今日のところは発言を控えただけの話。決して「討議が無理・無駄・無謀」とは思っているわけではありません(>言い訳?)。6分の発言時間で解決しようとする方が無謀!


 そんなこんなで今年の決算委員会での意見交換会も終了しました。意見はどうあれ、事業評価の結果すべての会派が「成果が上がっていない」と判定している事業などへの市長の対応の行方が気になります。結果一覧は改めて議会のホームページが更新され次第ご覧いただけると思います。お楽しみに!(?)

 

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年09月25日

決算特別委員会4日目

 昨日に引き続き、衛生費、労働費、商工費、農林業費に土木費、そして消防費から教育費へと一気に審査が進みました。・・・って発言の持ち時間が残り少なくなっているわけで、本当は質疑したくても時間がなくてできない・・・という場合がほとんど。

 やっぱり、決算審査の質疑の在り方というよりか、決算審査を重視するといならば現行のやり方を変えなければいけないと思います。十分に審査を尽くす・・・という観点からすれば、時間は絶対的に足りないと考えています。現在、鋭意検討中の多摩市議会基本条例の中では「決算・予算の連動」ということが一つ大きな特徴で目玉だとされていますが、実質化、具現化しようとするならば、現行手法の踏襲で進めていてもあまり褒められたものにはならないような気もします。


 それにしても数十万、数百万単位の事業から数千万、数億円単位の事業までがあり・・・・何となく全体予算額の中の数十万ともなればわざわざ取り上げる必要もないのかと見過ごしてしまいがちですが、実は数十万の積み重ねが「ちりも積もれば」で結構な馬鹿にならない金額になるわけです。「どの事業も税金でやっているんだから、例え数十万だとしても無視はできないね」ということを私たち会派(と言ってもたった2人ですが)の共通認識にしなければいけない・・・と改めて確認したのは、審査時間不足の中で見落としている部分、もしくは「このくらいの額の事業なら」とあえて質疑をしなかったり、とりあげない事業が意外と盲点かもしれないと感ずるからです。

 ところで、せいせき多摩川花火大会は夏の風物詩で、多摩市にとっても一大イベントと位置付けることができるかもしれませんが、このイベントが実行委員会方式での実施に変更がなされ、事務局を市がほぼ丸抱えしているのが実態です。もともとは商工会議所が主体で行っていたイベントに市が補助金を出していましたが、行財政再構築で補助金見直しを行った際、花火大会補助金も減額をしました。そこで減額するならば商工会議所は花火大会から撤退します・・・・ということとなり、再度復活させたというのがこれまでの経緯です。復活させて実行委員会方式になり、市長が名誉実行委員長だか何だか肩書があったように記憶していますが、とかく経済観光課内に事務局が設置され、そこに職員がつきっきり状況になっているのですね。


 って・・・・・しかも補助金も増額されていて、「あの補助金見直しはなんだったのか?!」と言われても仕方ないようなちぐはぐさがあることも事実。

 このことについてズバリ共産党の小林さんが指摘をされていました。経済観光課はあるべき仕事が他にもたくさんあるのに、実行委員会方式の花火大会事務局をそこまで抱える必要があるのか・・・・と。そのご指摘はご尤も。「全体市民に花火大会についてのアンケートを実施すべき」というのが主張でしたが、せいせき多摩川花火大会は市民にとってどんな位置づけでどんな存在として受け入れられているのか・・・・「ごみもたくさん出るし、やらなくてもいい。」という人もいるのは事実。地域の活性化、地元経済の活性化と言っても「花火大会をしたからと言って、地域の商店街などが潤うわけではない。」という人もいたりします。


 いろんな観点で見てみることは必要かもしれませんね。個人的には花火大会はあったらいいなと思いますが、市が丸抱えで実施している現状は変えていく必要があると感じます。


 それから・・・・公衆トイレの使い勝手ってどうでしょう?私は公衆トイレはいまいち使わないのですが、やはり必要ですか?多摩センター、桜ケ丘、永山駅前と豊ヶ丘商店街のところにある公衆トイレのことです(公園のトイレは「公園管理」の中で実施しているので別扱い)。私は公衆トイレよりも近くのコンビニを探しますし、近くの公共施設やお店が空いていればそちらにまで足を運ぶタイプなんですが・・・・・。冬場(1月2月)は一日1度、あとは一日に2度の清掃を行っていて、「意外ときれい」なんてことも言われますが、やっぱりあったほうがいいのかしら?私は代替できるものがあるとすれば、公衆トイレの役割も再検討してもいいと思っているのと、それから、都内へ行くと有料の公衆トイレもありますが、「きれいで快適な有料公衆トイレ」・・・・私は悪くないかもと思います。まあ、有料というのは市民に理解を得られにくいかもしれませんが・・・・。


 公衆トイレのことも話題に上ったのですが、「せっかく必要だという声で設置してきた経過があるからなくさないでほしい」というのがそのかたのご意見。何でも発言した議員さんの実績のうちだったのかな?って思うような内容の質疑でした。

 とにかく大小さまざま課題はたくさんあるのですが、決算審査の中では指摘しきれずに・・・課題抱えたまま次年度に前例踏襲で進んでしまっているものも山とあるはず。そういう審査しかできていない現状をどう打開できるのかが課題です。これは議会としての課題。それをひしひしと感じている今日この頃です。

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年09月24日

決算特別委員会3日目

 今日から民生費の審査に入っています。気のせいかもしれませんが、「何のためにこの特別委員会を開催しているんだろう。」というようなそんな空気が流れているような気がします。もちろん、私がそういう気分になっているだけかもしれません。何か、どこか・・・・この決算審査が今後にどうつながるものであるのか、「議会で行う事務事業評価の質はどうなのか?」なんてことを思いながら質疑を聞いたり、自分の質疑の内容も考えたりしているのが原因かも。

 民生費と言えば、今回の事務事業対象事業となっている「社会福祉協議会」への補助金に質疑が集中。端的に言えば・・・その存在理由とそこに多摩市が補助金を出し続ける意味が問われ続けているのに、処方箋が示せずに・・・・とうとう今に至る・・・・という感じです。

 今でも事務局長は多摩市からの出向職員ですし。


 と・・・こんな感じで、社会福祉協議会なんですが、これは「営利を目的としない‘民’」という位置づけになっているのです。‘民’と言ってもその運営費はほとんど多摩市が丸抱えしていると言っても言いすぎではないくらい・・・。地域福祉の推進を目的として、地域福祉のコーディネーターという役回りが期待されるらしいけれど・・・・その運営費補助のなかみは人件費がほとんど。「うーん」・・・・別にコーディネーー役を社会福祉協議会に任さなくても・・・・市役所内で賄えるなんてことはないのかしら?なんて思ってしまったり。市の職員が直接的に地域福祉のコーディネーター役を担うよりも社会福祉協議会がやった方がメリットが大きい理由ってどう説明されてきたのだろう?・・・・などと疑問は次々わいてしまうのですが、とりあえず、今日のところは、種々雑多な歴史的な積み重ねもあるだろうし、、、、それを紐解きながら、今後の改革の方向をきっちり見定めていくしかないなということだけは理解。


 それから、いろいろと事業を見ていて思うことですが、一つ一つ事業に関わっている人たちはそれぞれに持ち場持ち場で一生懸命やろうとしているということ。でも、うまくいかないというのはやっぱり指南役というかガイドする方向性が違っていたりするのかなと・・・社会福祉協議会についても「地域福祉」についてのビジョンを市と共有しながら・・・なんて言うわけですが、そもそも多摩市の「地域福祉」のビジョンって何なの~・・・みたいなことから問われるというものです。


 ビジョンを問うている側の議会にビジョンがあるのか!・・・って個々の会派や議員にはあるのかもしれませんが、そのあたりもまた突っ込んで議論されているわけでもありません。

 ところで、今日は議会の終了後に職員人事の異動内示があったのです。その際に、市長から・・・今定例会最終日の10月2日付にて副市長の退任を認める決裁をされたという報告があったそうです。まだ、正式には私も聞いていないのですが・・・・市長も残りはあと半年。半年間・・・副市長は不在になるということ?!むしろ退任する理由は何?・・・と物議を醸し出しますよね。何か深い深い理由でもあるのでしょうか?市民に対し、このことを市長はどう説明をするのでしょうか?
 

 副市長って大事な役回りだったはず。


 本当は2人配置したいくらいに重要な役職=副市長。


 「一身上の都合」・・・・個人的な事情にまで踏み込むべきではないのかもしれませんが、「なぜ、今の時期に、この時期に・・・・。」と心にくすぶり続ける思いを持たざるを得ないですね。ここでまた・・・この事態に市役所全体の空気が重たくならないかが本当に心配です。誰しもが釈然としない気持ちのままでとりあえず現市長の任期あと半年を過ごすことになるのでしょうか?

 ちなみに今日は私は学童クラブの延長問題について質疑をしました。多摩市は保育園は延長保育19時までなのに、学童クラブは18時までしか延長をしてくれていない現状を解消することは喫緊の課題。保護者のニーズは当然ながら19時までの延長をして欲しいというもの。それに・・・既に保護者のニーズに応える必要性を認めるかのように・・・・いくつかの保育園では試行的になのか、保護者の状況を見るに見かねて・・・・場合によっては学童クラブの子どもたちで19時までの延長が必要な子どもを一部受け入れているケースもあるのです。そのことからも、早急に学童クラブの19時までの延長を実現してもらいたいものです。
 「ニーズが把握しきれていない。すべての学童クラブで必要かどうかには検討が必要。」としながらも、19時までの延長に対する必要性への認識は相当程度高く持っていることはわかったので、ぜひ実現に向けて欲しいと考えています。

 今週は今日と明日の2日間で・・また週末。決算特別委員会の最終日は来週月曜日です。冒頭書いた「決算特別委員会・・・・」に何となく憂鬱というのは・・・・連休を挟みながらの決算特別委員会なので気分的に間延びしているのかもしれません。

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年09月18日

決算特別委員会2日目 

 今日は総務費に関する質疑応答から始まりました。集中したのは「職員人件費」のこと。多摩市職員は日本一高い給料とマスコミにも報道されていたこともあり、これに関しては昨日の総括的質疑でも言及する人もいました。私はこの報道を見た時にも思いました。多摩市でもいろいろと他市との比較でデータを出すわけですが、「与条件」が違うということを一応前提としておきたいということです。どの自治体も画一的に同じような業務しかしていないとすれば・・・・比較してどうこうと指摘できるのだと思ったわけですが、自治体ごとの業務内容にはかなりの違いがあるのではないかと考えています。もちろんスタンダードなものもあるわけで、それにおいては比較することはできますが、全体丸めて比較してしまうと必ずしも正確ではないということ。自治体ごとの「業務量」を測定しない限りは、単純比較だけで語れないことも多いと思うのです。


 多摩市が行財政診断白書を作った時にも他市との比較をし、多摩市は他市よりも云々と「平均値」を目指すために効率の悪さを強調するようなデータと資料が提示されたわけですが、私はその時から「データにごまかされないようにしなくちゃ」と思ってきました。「他市比較」というのは傾向は何となくつかめるのかもしれないけれど、それを鵜呑みにすることもできない・・・との思いがします。なので、日本一高い給料の多摩市役所報道もはずれていないけれど、的を得ているわけではないと考えながら捉えていました。

 って書くと・・・・市民の方からは批判をいただくと思うのですが、先日の「ごみ減量市民会議」の際、「多摩地域の昨年度のごみ量比較データ」を説明してくれた職員が「一言でごみ収集と言っても、各自治体によって分別方法も違っているし、データをちゃんと分析しなければいけない」として、分析結果までを報告してくれたのですね。その時に私はやはり「データに対するリテラシーを高めないといけない」と思ったのでした。


 余談はさておき、いずれにせよ、単純比較をすれば多摩市の人件費が高いのは事実。その理由を分析しなければなりません。市長は職員の年齢構成のこととなどを説明していました(市長メッセージ)が、それだけでもなさそう。結局残業代まで含んでの他自治体の比較データですから、何が高額人件費という結果を出したのかを考えてみないと・・・というわけで、本日質疑の集中事項は「残業手当」のことでした。

 去年と言えば、組織改正や国の制度改正に伴う対応などでかなりの残業が発生していたようですね。なので残業代がめちゃくちゃ・・・・・でした。ブログで書いていいものかと躊躇もするわけですが、議場で明らかにされたことで議事録にもいずれ掲載されますので・・・・・何と・・・・最も残業をした職員の残業時間は993時間にも上るのです。


 「ありえない」


 国の制度変更に伴う担当者の負担が大きかった。

 これは事実。

 ですので、その職員の残業時間の多さを責め立てることはできませんが、はっきり言えることは職場の業務管理がちゃんとできているのかどうか!ということ。こんなに残業していたら心身に影響きたして当然・・・・(って残業時間ベスト5の職員さんは元気に活躍されているとのことだが)・・・・職員の健康管理も含めて、上司がしっかりと管理できているとは到底思えない状況ですね。

 一人の人に業務が偏り、しわ寄せがいっているとしか思えません。担当者どうしでフォローできる体制、円滑なコミュニケーションで・・・業務を適切に分担しあっている状況はどうしても目に浮かんでこないわけですが、もちろん答弁は「お互いにフォローし合えるように努力しています。」というもの。しかし、そんなにすんなりとその答弁に納得できるものではありませんね。電話での問い合わせ対応も担当者がいなければ「後で電話をかけ直してください。」とか「こちらからかけ直します。」とか言われるケースも少なくありません。


 要するに・・・・「業務量に見合って適切に人事配置できているのか」「そして上司がきちんと業務を管理しているのか」が問題になってくるわけで、本当は人事配置が必要であっても、人員不足であれば増員もできないのが現実で・・・・公務員改革という大き流れの定数削減の流れの中、一生懸命に国の下命に従ってきた優秀自治体の憂うべき結果につながっているような気も。
 そして上司の業務管理能力についても・・・・いろいろと問題はありそうだ・・・・・。

 いずれにせよ、地域主権やら地域分権やらと・・・掛け声をかけて、国から都から・・・・どんどんと降ってくる(押し付けられるように)お仕事・・・・業務量は減っていません。減らしても減らしても増え続けていくというのが今の傾向です。
 なので、人を減らすことはできないのです。もし、減らすとすれば、業務こなせなくなります。だから「業務を見直す」・・・「本来行政がやるべきことを見つめ直す」→「民でできるものは民で」という発想になるわけですね。

 
 現況言えば、そもそも「業務量」そのものが的確に把握できている状況でもなさそうで、民主党TAMAとしても「業務の棚卸し」作業をやって欲しいと言い続けていますが、着手できているのかどうかすらわからない状況になっています。


 実は、これについて言えること。最終的には市民が市役所に何を求めるのか、どんな業務をしてもらいたいのか(もちろんスタンダード業務はあるけれど)・・・「市役所のサイズ」は市民によって決められていくもの。市民が「市役所にお願いしたい」ことが多ければ、それに見合った人が必要で、、それに伴って人件費が発生するのは当然のこと。そうなれば、人件費総体は減っていかないわけです・・・。


 というわけで、この状況を改善するためにも行政のみならず、議会もともに考えることが必要です。本当にどうすればいいか。将来をきちんと見越した上で。

 しかし、相も変わらず・・・・全体としてはまだまだ「おねだり型」議会から脱皮できているとは到底言い難い状況では、行政が本当の意味でシンプルになるまでの道のりは程遠いなあと思うわけです。

 「残業代減らせ!」・・・・・という議会側のプレッシャーが残業をしなければこなしきれない業務量を抱えている現状をどう変えることができるのでしょう?!

 そこが問題です。そのためにも議会がもっと「業務の見直し。役割の終えた業務の廃止」を積極的に提案ができるといいのですが。そこには様々な利害が複雑に絡み合い・・・・その対立やら調整をも一挙に引き受けている行政はやっぱり業務が減らないという悪循環、ぬかるみにはまり込んでいる気がします。

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年09月17日

決算特別委員会1日目

 決算特別委員会が始まりました。今日は各会派が昨年度を振り返り、総括的な観点から思い思いに質疑をしました。その後、歳入に関する質疑に入りましたが、珍しく?・・・歳入に関しての質疑は数名の発言があっただけで終わってしまいました。明日は歳出、総務費の質疑からスタートします。

 総括的質疑では、各会派が思いの丈を市長にぶつけた・・・という感じです。この質疑が一体・・・来年度の予算編成にどう生かされていくのだろうか?今後にどうつながっていくのだろうか?


 そんなことを思いながら、やりとりを聞いていました。位置づけ的には市長の考え方を問い質していく=総括的質疑になると思っていますが、考え方の違いが明らかになったとしても、それはそれで「見解の相違」という一言にて処理されてしまえばこれにて終了。市長とスタンスをたがえる会派の人間はあえなく撤退という感じです。「のれんに腕押し」系に思えてしまい、やりとりを聞いているとエネルギーが吸い取られそう。


 本当はその先もう一歩進み、発展した議論ができればいいわけですが、それは不可能に近いのでしょうか?議員側にも「違うものは違うで結構」と違いを明らかにすることだけで十分と考えている方もおられるようですが、私には違和感があります。
 やっぱり「違いを乗り越える努力」をどのくらいしていけるのかが大事ですよね。まあ、これについては、「市長×議員もしくは議会」のみならず「議員×議員」にまずは求められることとも言えますが。


 いずれにせよ、今回の決算特別委員会では「議会としての見解」を少しでもまとめる努力をしたいものです。「議会における事務事業評価をどう受け止めるのか?」・・・「議会としての見解が一つにまとまったものであれば、それはそれなりに対応します。」(副市長答弁)

 「そりゃそうだよ~」・・・・各会派に思いの丈をぶつけられたところで、実は市長は痛くもかゆくもないんだって思うので。「私には信念がありますから!」って言いきってしまえばいいわけなので。

 それにしても、行政側の答弁を聞いて、「安心しました。」なんて納得する一言が発せられることもあるのですが、これまた「安心も納得できないけれど・・・・。」とあっさりと行政の説明に頷けてしまう他の議員さんの理解力の高さにも感心させられる私。議員が依って立つ場所や考え方によっても、市長に対する理解度が雲泥もの差があり、その違いが浮き彫りになりますね。総括的質疑は傍聴席で一番愉しめるのではないかと思ったりもします。


 漠とした感想めいたことだけ書いていますが、一つだけ。


 実は昨年度と言えば、大幅に組織改正があったことが結構大きな点だと感じています。そして、市長は副市長2人制だとしてきたものの、「議会の同意が得られそうにもない」ということで、1人の方が退任されて以降から今まで副市長1人体制で組織運営をひっぱってきました。
 それについて「2人の方がよかったのか、もしくは1人でも十分やりきれたのか」という問いに対し、「今は1人体制でやるしかない」と考えていると述べておられました。こちらは「2人か1人か」を尋ねているのに、全くピント合わない回答だったわけです。実は、1人で奮闘している副市長は「2人体制から1人体制」になったことに伴い「当然に、自分自身の仕事は薄く広くならざるを得ないし、それによって部長以下職員に負担や影響が出ていたと思う」って答弁をしていたので、私としては当然に・・・市長からも「2人いるのが望ましい。」くらいな回答があるのかと思っていたのですが、そうではありませんでした。


 副市長2人体制もそして今の1人体制も両方経験している市長ならでは・・経営者として思うところってないのかしら?市長の経営感覚的に見て、どちらの方がよりよい組織運営になっているのか言及すべきだと私は感じます。


 副市長が発言したところの「部長以下職員に負担や影響」というところが、職員の心身とも健康にまで及んでいなければいいわけですが、多摩市の職員の長期病欠者割合は他市に比べて多い・・・というのが現状。これについて、今日の質疑でも数名からの指摘がありました。行政側の回答のように「確かに仕事だけが理由にはならない」のかもしれませんが、それでも一日24時間、睡眠時間を除いて少なくとも8時間は拘束されている職場って重要ですよね。職場の雰囲気、環境・・・・やっぱり無視できないような気がしています。


 ということからしても、市長には副市長2人がいいのか1人でも十分やっていけるのかというあたり、、、、明確な答弁が欲しかったと思います。

 朝夕ずいぶんと涼しくなり、秋・・・ですね。やっと蝉がいなくなった感じがしますが、さっきベランダに蝉の亡骸を見つけました。秋味が次々と発売されています。「栗キャラメル」もその一つ。でも、私は栗キャラメルよりも・・・きなこキャラメルが美味しいと思います。疲れたときの2粒がおすすめです。

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年09月16日

9月定例会 議会改革特別委員会。

 「あっ、まだやってたんだ・・・・議会基本条例をめざす議会改革特別委員会!!!」


 って妙に驚かれたりしました。

 今日はまだ続いている・・・議会改革特別委員会でした。前回の委員会は8月5日だったので、記憶をさかのぼってさかのぼらないと・・・というような半ば浦島太郎状態でしたが、何とか少しずつ議論しながら・・・・議会基本条例素案に対して市民からいただいた意見と提案を一つ一つつぶさに点検しながら、取り入れられるものそうでないものの取捨選択をしています。

 この作業が意外に意外と時間がかかり、今日も途中までで終了でした。


 議論は「行きつ戻りつ・・・・。」

 物事をより民主的に決定していこうと思えば「効率性」という言葉はどこかに閉まっておかなければいけないことを痛感させられます。日頃・・・「効率的!」なんてことを求めているのが議会だとすれば、全くそれに反するだろう・・・なんてお叱りをいただきそうですね。きっと、そう思って傍聴されている方も多いと思いますが、これこそが民主主義の対価というか、「やっぱり時間かかるんです。」・・・・だから、自治基本条例なんぞ策定し、市民参加・市民参画をしながら、政策形成もしくは政策決定過程などしていこうと決めた多摩市に求められるのは「段取り力!」。


 そう感じる今日この頃です。

 今日の委員会での議論はいちいちと報告するまでもないなと思っていますが、とにもかくにも「苦労しています。」・・・みんなが。それでもやり続けている気力に万歳!と自画自賛するのはおかしいかもしれませんが、「議会を変えていかないといけない。」という思い(改革への情熱)については?・・・「ここまでやったんだから、やめるわけにはいかない!」という思い(ある意味で意地とプライド)については?いよいよ本物かもしれません。


 というわけで、明日から決算特別委員会が始まります。「使ってしまったお金」のことを嘆いているだけでは仕方がないので、来年度予算の編成に向けてどこかなにか建設的な提案をしていきたいなとは思っています。でも、「使ってしまったお金」だからと言って・・・「仕方ない」ではいけません。ちゃんとキラリ☆目を光らせることのできる議会でなければ。委員長は藤原正範さん、副委員長は加藤松夫さんです。

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年09月15日

9月定例会 子ども教育常任委員会

 今日の委員会の審査案件は陳情1件。「唐木田図書館(仮称)の運営について、市の直営を要望する陳情」でした。多摩市に中央図書館をつくる会が陳情団体です。

 この件については私も先の一般質問で取り上げた事項です。いわゆる当該新設する図書館に関し、「直営を基本としつつ、一部民間業務委託」の方針が固められつつあることに対し、市民から不安の声が上がっているというわけです。陳情団体は、直営が望ましい一番の理由として「私たちの図書館宣言」を挙げています。その中でも市民の図書館発展の願いを実現する方法というのです。ちなみにこの宣言は下記のような内容になっていて、図書館友の会全国連絡会が決議をしたもののようです。

私たちの図書館宣言

 図書館は人類の叡智の宝庫です。安らぎと交流の場として、情報発信の場として、
私たちの自立と地域社会の発展になくてはならない施設です。

私たちは、ここに図書館のあるべき姿を掲げます。

一 知る自由と学ぶ権利を保障する図書館
二 いつでも、どこでも、誰でも、身近に無料で利用できる図書館
三 資料・情報が豊富に収集・整理・保存されている図書館
四 司書職制度が確立され、経験を積んだ館長と職員がいる図書館
五 利用者のプライバシーを守る図書館
六 情報公開と民意に基づく図書館協議会が機能する図書館
七 教育委員会の責任で設置し、直接、管理運営される図書館

私たちは、この実現のために、図書館を支え、守り、すべての人と手をつなぎ、
図書館とともに成長することを宣言します。
                                  
          図書館友の会全国連絡会

 この宣言はおそらく財政難を理由に、全国的にも図書館業務を民間化している流れに歯止めをかけたいという思いから発せられたものだと考えていますが、行政組織を縛るような性格のものではなさそう。もちろん「あるべき姿」としてはなるほどと理解するわけですし、その通りだとも感ずるわけです。しかし、これを根拠に行政に訴えていったとしても、共感は得られて終わってしまいそうな気がします。現実現状と照らし合わせて、将来的な展望をどう描ききることができるのか・・今そのことが問われていますが、その時にこの内容をどうどこまで網羅していけるのかは・・・今すぐ安易に答えを出せるものではありません。
 

 新たに図書館を増やす=業務量は増える=しかし、図書館に対する人事配置が手厚くなる可能性は薄い・・・なんて、勝手に方程式を作って、将来展望を想定してみたりしますが、今現在でも図書館が本来果たすべき機能や業務でやりきれていないものもある(年月重ねるということは、それだけ時代環境の要請として求められる内容にも変質が迫られるし、多様化する価値観に対応しなければならない図書館の業務は増えていると言える。)→今、やりきれていないものをやりきれる体制をまずはどう構築するのかが課題→にもかかわらず、また新館がオープンする・・・・って自転車操業・・・・図書館業務はまぎれもなくどんどん深みに入って、押しつぶされそうになっている職員たちが目に見えるよう。

 って書いても・・・・「図書館はパラダイス」なんて言い回しを耳にしたこともありますが、なぜか職員内での位置づけは図書館の業務は「楽」という評判があることも事実。なので、ちょっと体調的に万全でない人が異動を希望する先であったり、そしてまた・・・とても言いにくいことですが、長期病欠者が非常に多い割合で存在する職場の一つだったりするのです。(これは人事課の問題)。職場として考えてみたとき、配置されている人数のうち稼働率どのくらい?なんてことを考えると・・・・一人の職員がカバー、フォローせざるを得ない状況が日常茶飯事とも言えるわけで、現場現状の大変さを生み出している人事当局の責任はこれまた重いものがあります。
 図書館という職場には余裕がなく、余裕ない分・・・新たな業務展開を期待することは難しい上に、現状でこなすべき業務をどこまで「質」も維持してこなせているのかというのは・・・・再検証することが必要になるはずです。


 この人事配置をどうするのか・・・みたいな問題で言えば、現場の実態を認識すること。そして市として図書館の運営をどうしていきたいのかという大きな方針、その認識に深くかかわってくることだと感じます。


 というわけで、私の耳には「図書館のカウンター業務くらいは民間でも十分対応できる」「府中や稲城の例を見てもわかるように民間業者が活躍している!」という意見も入ってきます。その意見を覆せるくらいのパフォーマンスを出せなければ、直営を市民に納得していけない時代に入っているような・・・私はそんな気もしています。市民が図書館に求めていることは何なのか?・・・図書館は貸本屋ではないけれど、「気軽に読書でき、本を借りることができ楽しむことができる。」という機能だけで充足している市民も多数いるという事実にも目を向けながら、しかし、図書館が資料収集と保管を適切に行い、知を紡いでいかねばならないという責任の果たし方を考えていくべきなのでしょう。
 本来は直営で運営し続ける方が望ましいとしても、現状のパフォーマンスしか出せないようであれば、他の手法を検討すべき・・・という意見も出てきて当然です。


 何はともあれ、「今、市民が図書館に求めていること」そして「図書館が今、抱えている課題」・・・これをきちんと出し合う場が必要です。

 図書館はこれ以上業務を増やせずにお手上げ状態?!もしくは、もっと違った形で図書館サービスの内容を高度化していきたい、充実していきたい?!本音をもっともっと探っていかないと。そして直営でできることなのかどうか検討していかないと。運営するために最良の選択をして欲しいですね。図書館だけではなく、その他のことにも税金を使っていかなければならない・・・・行政が担う事業として何を優先させていかねばならないのか・・・・そこに市民も向き合い、あらゆる意味で厳しくなっている時代を乗り越えていくために解決策を模索せよ!・・・・こんな風に未来から宿題を突きつけられている気がします。(図書館だけのことに限りませんが。)

 
 そもそも、今、前提となっている中央図書館(機能に留まる?)+7つの地域図書館で多摩市の図書館政策が完成するなんていう構想そのものに検証を加えてもいいのかもしれません。構想そのもののダウンサイジングを考えたなら、違った選択肢が生まれてくるかもしれませんね。今回の「直営を基本とした一部業務委託」という方針が図書館職員内部での議論の積み上げにも支えられている面がありますが、なぜ職員たちがそう判断せざるを得なかったのか・・・そこも含めてまだまだ明らかにされていない部分がありそうです。


 そんなわけで、今日はこの陳情には結論を出さず、現状分析や今後の見通しに対する行政側の見解やらをもう少し詳細に調査していくこととなりました。と思いつつ・・・私たち議会は図書館に何を求めているのだろう?議会として図書館のあるべき姿をどう考えているのだろう?・・・と議論してみたくなったのでした。

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年09月14日

9月定例会 生活環境常任委員会

 今日は生活環境常任委員会です。道路の認定が議案になっていたので、委員の皆様は開会直後にプチ視察。市道の認定を行う場合などは必ず現地視察に出かけます。その後、審査案件に入ります。今日は市道認定の議案と陳情が1件が議題でした。傍聴はしていないので、のちほど結果を聞きたいと思っています。

 今日は・・・と言えば、朝は久しぶりに個人活動としての永山駅での遊説を行いました。今年は選挙yearだったので、どこか個人活動が中途半端になってしまいました。毎月発行してきた「ほうれんそう」もまた復活しますが、今朝は編集作業が間に合わなかったのでマイクだけでの市議会報告を行いました。通勤・通学の市民の方々にマイクで訴えても・・・と言われることも多々あります。やはりニュースを一枚一枚配布することが大事で、それこそが活動の意味だと思っています。
 それにしても永山駅の風景はずいぶんと様変わり。エレベーターが設置されましたし、今は小田急線高架下が耐震補強工事中です。高架下の工事が終了したらどんな風にリニューアルするのかがいまからとっても楽しみな私です。
 ・・・・でも、しばらく個人活動をやっていなかったせいか、何となく今日は「おひさしぶり」の照れくさい感じもありました。そんな私に声をかけてくださる方もいてありがたい限り。励まされます!


 朝の定例遊説が終わってから、市議会に。今日は今週の木曜日から始まる決算特別委員会前に出さねばならない書類の締切日でした。


 どんな書類?


 「議会による事務事業評価」を行っていますが、決算委員会の審査前の「一次評価」の提出日でした。今回評価する項目は全部で14項目あります。

①多摩市立複合文化施設等管理運営事業(パルテノン多摩のこと) ②多摩市社会福祉協議会助成事業 ③障がい者就労支援事業 ④シルバー人材センター助成事業 ⑤いきがいデイサービス事業 ⑥こどもプラン推進事業 ⑦(旧)管路収集センター維持管理事業 ⑧ごみ減量化推進事業 ⑨多摩商工会議所補助事業 ⑩観光事業 ⑪せいせき多摩川花火大会補助事業 ⑫公園整備事業 ⑬住宅耐震改修等促進事業 ⑭地域教育力支援事業

 これらに一つ一つ評点をつけていくのですが、これまた結構複雑で評点をつける観点は全部で5つ。「必要性(市民ニーズ)」「公共性(市が行わなければならないか)」「費用対効果(コストに見合った成果はあるか)」「優先性(他の事業に優先してやる必要があるか)」「成果(目標の達成状況)」・・・ってさらに全体評価をし、それにコメントも付さねばならないのです。
 とりあえず第1次評価はコメントはなくて点数だけでも良かったらしいのですが、なぜ、その点数をつけたのかについて理由を明らかにした方がいいと思ったので、できる限りでコメントをつけてみました。


 この5つの観点のうち「公共性」という表現は何とも微妙。「市が行う=公共性が高い」というわけではないでしょうし。「官=公共」なんていう発想そのものが古臭く、その発想に縛られてしまうと新たな第一歩を踏み出せなくなる気がします。今回の場合はとりあえず、評価シートに示されているとおり「公共性=市が行わなければならないかどうか」という点で評価してみましたが違和感を感じました。

 ところで週末に私は途中まで「(仮称)ごみ減量市民会議」なるものに参加しました。その会議の席上で担当者から多摩市の減量状況の報告がありました。有料化の実施により、多摩市のごみの減量率は26市中で一番だったとか。有料化を「ショック療法」にしてはいけないと思うのですね。これからも継続的に持続的に・・・ごみの減量を進めていくことが必要です。そのために何ができるのか、次なる一手を考えていくことは必要です。でも、なかなか打つ手が見つかりにくいというのも現状と言えますね。やはり製造者責任をもっと追及し、ゴミになるものはつくらない社会に変えていくしかないような気がします。そういう意味ではやっぱり政権交代に期待したいです。
 リサイクルしたらリサイクルするほど自治体にツケ=市民にツケというような「リサイクル貧乏」構造から脱皮できるかどうか・・・問われています。


 でも、有料化が導入されたとはいえ、市民の皆さんの減量努力、分別への協力にはまずはお礼を。ありがとうございます!もしも、何か今後の取組みにご意見や名案があればぜひともお寄せください!

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年09月11日

9月定例会 健康福祉常任委員会

 昨日に引き続き委員会の話題から。民主党TAMAからは遠藤さんがメンバーとなり健康福祉常任委員会に参加をしています。常任委員会はメンバー構成によって随分と雰囲気が異なります。健康福祉常任委員会には大病を患った方が2名おられます。現場の声を届けるという意味では切実感ある発言が飛び出しそうな委員会なのですが、それぞれの方の体調に配慮しながら委員会を進めていかねばならない委員長の采配などは大変そうだなあと苦労を察するばかりです。

 ところで今日の委員会ではヒブワクチンの公費助成を実現し、定期接種ができるように国に働きかけてほしいという陳情が審査されました。委員会での結果は「採択」だったそうです。私としてはヒブワクチンのみならず、最近話題に出していますが「ワクチンで防げる病気を知ってもらいたい!」ですし、何せ、日本は予防接種行政についていえば後進国であるという認識にたち、今後の展開に期待したいものです(政権変わったから、少しは良くなる?)。

 今日はもうひとつ。「遠隔医療~地域連携パスのIT化による他職種参加の地域連携推進事業」なんてものが話題になり報告されていました。事業総額が約1億円。事業内容については「地域中核病院と回復期病院・療養型病院と在宅療養支援診療所・訪問看護ステーション・介護施設をブロードバンドでつなぎ画像診断を導入した遠隔医療の基盤整備」ということらしい。


 うわっ。また新たな公共事業だ。


 情報化っていうのは第3の公共事業だと言われていますが、まさにまさにドンピシャな金食い虫的事業に思えるのは決して私だけではなさそうです。


 これは地域情報技術利活用推進交付金を活用する事業らしい。国のバラマキ補正予算を消化する一助を担っているわけではないと思うけれど。

 それにしても国の補助金というのも本当にさまざまあるんだなあと感心するのは、まだまだ他にもあるけれど「まちづくりにお役にたてることができる補助金」として紹介されているだけでもその一覧を一つ一つ点検するだけで気が遠くなりそう。・・・・さまざまな理由、理屈に裏付けられた予算の存在・・・きっとどれ一つとっても無駄なものではなく、しかし無駄なものであるのかもしれません。
 ・・・・その補助金獲得のために各自治体がしのぎを削っている?!国からの補助金をどのくらいひっぱってくることができたのかで、自治体職員の評価や職務への貢献度合いが測定されるなんて話を聞いたことがあります(そんなことってあるの?!)。

 ようやく週末。明日は「まったなし!ごみ減量懇談会」が復活し、リ・スタートで「(仮称)ごみ減量市民会議」が開催されます。ベルブ永山消費生活センター講座室で午前10時から。もし関心のある方・・・足をお運びください。私も途中まで参加する予定です。

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年09月10日

9月定例会 総務常任委員会

 今日の委員会では学校跡地活用に関する請願が提出されていました。請願の審査というのは久しぶりのことだと思います。多くの場合は陳情だからです。多摩市議会の場合、請願も陳情もほぼ同じように取扱い、審査にかけられます。ですので、多摩市議会のホームページでは「市議会は、市政について市民のみなさんの希望や要望などを、請願書・陳情書の形で受理しています。」と案内されています。

 でも、請願と陳情には違いがあります。請願書の場合には請願紹介議員の署名が必要になりますが、陳情書の場合は、紹介議員は必要がありません。紹介議員は請願書の内容に賛意を示すと言えるでしょう。


 総務委員会で審査された学校跡地活用に関する請願は、東永山複合施設のことについてでした。すでに9月8日までの間、学校跡地施設の恒久活用方針案へのパブリックコメントが募集されていましたが、当該東永山複合施設については「医療施設の誘致」というのが市の提案内容になっていました。請願は、現状、施設を利用している団体のメンバーを中心に活動拠点を現在の場で確保してほしいとの視点、特に東永山複合施設は駅からの利便性もいいことから、活動拠点にはふさわしいとし、医療施設の誘致そのものを否定するものではないけれど、市民の活動拠点を「別の場所で実現を図る」のではなく現在地で何とかならないものか・・・・というのが含意と受け止めています。


 傍聴された方からの報告によると、委員会において請願は「不採択」という結論に至ったようです。民主党TAMAは委員会にメンバーがいないので、後ほどその他案件のことも含めて、総務委員会の委員長から審査の経過の説明を伺うつもりですが、「現在の利用者」の視点に立てば、それこそ活動拠点が奪われてしまうような感もあり、不安な気持ちになることは確かなものの・・・・しかし、まちづくり全体や市民全体の視点に立ち、どうやって今後の余剰(?)施設を活用していくべきなのかを考える冷静な視点も持つべきではないかというのが私の意見です。
 実は・・・昨日は委員会の傍聴に足を運んだものの、ちょっと野暮用で別途打ち合わせをしていたので傍聴できなかったのですね。どうやら「医療施設構想」についても今すぐの話ではなく、少なくとも5年はかかるだろう・・・・というのが行政側の見解だったらしく、その見込みに対し・・・請願していた市民の方々は「安心していた」なんて話もちらほら聞こえているのですが。5年間もあれば、その間に別途市民活動拠点を確保しながら、ソフトランディングできる方向性も十分模索できそうですね。

 学校跡地施設の恒久活用をめぐっては、暫定活用で利用している市民の存在にも配慮しながらも、やっぱり全体的な視点で捉え、市民にとって最も意義ある活用方法を提案することが政治の責任だと感じています。

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年09月09日

9月定例会 一般会計補正予算は賛成多数で可決

 一般会計、特別会計とも補正予算は可決しました。一般会計については賛成多数、特別会計はすべて全会一致で可決です。一般会計予算について民主党TAMAは反対しました。ちなみに結果は下記のとおり。

 賛成したのは自民党、公明党と生活者ネットワーク。反対は共産党、ゆいの会、民主党TAMA。(会派構成などについては議会HPでご確認ください。ちなみに菊池議員は欠席。)

 最後まで賛成するか、反対するのかでは迷いました。総論賛成各論反対、総論反対各論賛成・・・本当は各論反対部分に修正案でも提出出来たらよかったのですが、残念ながら・・・1名減となり2人しかいない私たちの会派は議案提出要件を満たしていないために難しかったのです。やはり「3名以上」で会派を構成していることの意味合いは大きく、1名減の損失を改めて感じさせられたものです。

 
 議会質問内容に「否決」の討論全文を掲載しましたが、民主党TAMAとしては下記のことを市長に一番伝えたかったです。(討論一部抜粋)


  

最後にやまばとホール及び旧図書館本館解体工事について一言申し上げます。
 
  この提案はまさに市長の姿勢が問われるものだと思います。一連の予算組替え動議や修正案に対し、市長は「重く受け止める」と表明されました。議会との関係において何を重く受け止めたのでしょうか。

 また所管から議会に対して「理解を求める努力が不足していた」という答弁もありましたが、まさに市長の私たち議会、議員に対する姿勢の表れではないでしょうか。


 本来市長がすべき努力を担当所管や職員に任せきりになってはいなかったでしょうか。


 市長が何度も何度もおっしゃる「切磋琢磨」が言行一致していると市民に評価される実のあるものにしていただきたい。市長と議会との関係が一層磨かれていきたいものです。

 以上を申し上げ、「否決」の討論といたします。


 3月の当初予算でやまばとホール建物の解体工事は急ぐ必要がないと・・・これが修正内容の含意であったのにそれを全く無視するかのように・・・今回の補正予算で解体工事費が盛り込まれ提案をされてきたわけなのでそれには本当にびっくり。

 ところで、今日の教育費の質疑では「学校情報環境整備」のことが話題に上りました。大きな投資、新たなる公共事業への着手ということで、私も問題視してきたことです。個人的には3月の予算委員会で、予算の編制替えや修正案を協議した際にも、3年間で3.5億円にものぼる投資、ランニングコストが約7千万強を立ち止まって考えられないものかと提起をしていました。でも、その時には職員室に個人パソコンを持ち込んでいる先生たちの存在など、個人情報への配慮なども含めて・・・・教職員一人一台パソコン体制をはじめ、学校の情報化を進めていくことの必要性への認識もあり、残念ながら私の問題提起も合意を得られなかったわけです。
 私個人の思いとしてはかなり渋々・・・当初予算の段階で「学校の情報化」の方針を認めたという経過があります。


 今回の補正予算では国のバラマキ予算の恩恵にもあずかり、先生方に配布するパソコンについて5年契約のリースではなく、購入することにしたという変更の提案とあわせ、教職員支援や学校のサポートを行う人材確保のための予算が提案されていました。
 「なぜリースではなく購入?」と感じてしまうわけですが、市の持ち出しを減らすことを考えれば購入する方が「安上がり」になるそうです。機器は日進月歩なので購入するよりもリースの方がいろいろな意味で「無駄」がでないようにも思いますが・・・・。
 それから、学校サポートの人材確保については必要な対応だと思っているので異論はありません。日野市のICT活用教育推進室に学び、サポートデスクを設置していくことは必要なことです。単に問い合わせを待っているのではなく、各学校に積極的に巡回していくようなサポート体制を考えているとのこと。「何かしらの困りごと」を探しに積極的に学校に出向くとの発想で取り組もうとするのは評価できます。


 というわけで、学校情報化についてはとにかく新たな環境を学校に導入していくことの教職員の負担などにも配慮しながら、順次取り組んでいくしかないわけです。

 ってところが、今日はこの件について学校の情報化方針そのものに危惧や不安、懸念を述べるような質疑、意見が他の議員さんから発言されたという顛末。


 「それなら、もっともっと3月の当初予算の時に問題指摘をして、発言してくれればよかったのに!」と心底腹立たしく。予算特別委員会では発言時間が限られて、「思っていても発言時間がなかったから」というのかもしれませんが、「教職員の負担が増えることへの危惧」やら、そもそもの必要性やらを確認して疑義を述べたとしても後の祭りという感じがしてならず。「いまさら次郎」(←死語)・・・・。この期に及んで学校情報化に対し消極的立場を表明されたとしても・・・・と複雑な思いでたっぷりでした。すでに動き出している事業・・・・不安があるなら、その不安を解消できるような積極的な提案をが欲しいところです。


 そんな私・・・やっぱり、学校現場の情報化については必要性も一定認めるものの・・・どこまで必要なのかについてはまだまだ疑念が払拭できているわけではありません。子どもたちの学校・教育環境が本質的に向上されていくように今後の行方をしっかりとウオッチしていかねばならないと思っています。


 それにしても今回の補正予算は麻生首相の最後のばらまき(って他を批判している場合ではありませんが)が随所に見受けられるものになっているというのが感想です。子育て応援特別手当も今回の提案に盛り込まれています。ちなみに我が家も子育て応援特別手当対象世帯です。

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年09月08日

9月定例会 補正予算の質疑から

 今日から補正予算の審議です。それほど議論になるところはないのかな・・・・と思いつつも、やはり予想通りに和田コミュニティセンター土地取得問題には質疑が集中。

 いよいよ唐木田コミュニティセンターの後に和田地域のコミュニティセンターを・・・・ということで動きだします。既に和田地域についてはコミセン用地として2000年(平成12年)12月に土地開発基金にて取得していたというのが経過です。土地開発基金というのは将来的にいずれは使用することを決めている土地を先行的に取得することを目的に設置されている基金です(→多摩市土地開発基金条例)。今回は150,000千円分を買い戻すという提案になっています。
 
 また公共施設を増やすのか!というお叱りの声もありそうですが、私としては建設する用地すら取得もされていなかった唐木田地域のコミュニティセンターがあれよあれよという間に都市再生機構さま保有の土地をお分けいただいて(高額で購入させられて)来年には完成してしまうというおかしさの方を指摘したいですね。どうして土地が準備までされている和田地域は後回し、先に唐木田となったのでしょう?そこにはどんな政治力があったのかとついつい想像してしまいます。・・・・・というわけで、和田のコミュニティセンターの建設については進めざるを得ないものだろうと判断をしています。
 とはいえ、公共施設を「縮減する!」というのが市の大大方針なはずなのに、減らす話よりもまえに増やす話しか聞こえてこないことには大変なる疑問を感じています。議会の側も「減らす」提案については消極的、市長もやっぱり消極的・・・・きれいに呼応するらせん形スパイラル・・・・。このあたりの「決断力」が議員、市長双方に問われているのでしょう。しかし、火中の栗を拾うようなことはしたくないということでしょうか。なかなか口火を切る人がいないというのが現状で、そこは会派その他での話し合いを十分かつ慎重にしていかねばならないところ。かなりデリケートで軽々しく発言もできないのが正直なところで・・・。


 というわけで、今日明らかになったことは和田地域のコミセンについては図書館や児童館といった機能も併設される複合館ではなく、コミセン単体として設置されるものということ。他のコミセンと同じく、地域住民による協議会をたちあげながら議論を進めていくことでした。


 それについては「そうなんだろうな。」って思いました。


 私・・・・それ以上に気になるのは土地開発基金に150,000千円の現金が返戻するということになるわけで、その現金の次なる使途があるのではないかということ。

 ばっちりと指摘してくれたのはさすが共産党の橋本さん!土地開発基金には今は現金が約90,000千円ほどあり、そこに150,000千円が積まれるわけなので、考えようによっては「将来に必要」ということで土地取得の検討が始まりそうな臭いですね。「今のところ、すぐに計画されるものはないが必要であればもちろん基金を活用する。」というのが副市長の回答でした。
 基金で土地を取得する場合には議決を経ることはないため、情報が「ブラックボックス」に入りがち。この問題点については企画部長は十分に認識と意識をしていて、「動きがあった場合には議会にもきちんと情報提供をします。」ということでしたが、「基金を活用してもいいかどうかの問い合わせ」をしてくれるのではなく、「基金をこのように活用させていただきます。」という単なる事後報告でないことを願うのみです。


 ところで、私は今日は「エコライフ普及啓発」のための予算について取り上げました。これは東京都の地球温暖化対策等推進補助金を活用するものだそう。何でもホームページからもダウンロードできる「家庭でできるエコライフ」とアンケート(返信封筒つきで配布)と省エネサポートデスクの案内(エコライフや省エネについての相談窓口)を全戸配布するんですって!アンケートは各家庭でのエコライフの取り組みを尋ねる内容になるそうですが、多摩市内約75000戸に配布をし、20%のアンケート戻りを期待しているんだとか。全戸配布してエコライフを周知することが大目的とのことですが、既に2004年3月に「家庭でできるエコライフ」(今回配布される前の版のもの)を配布しているんですよね・・・・。


 パンフレットの全戸配布にアンケート調査、分析以外にも省エネサポートデスクを設置して、(仮)省エネ協議会(市民、事業者、大学などがメンバー)に委託をし、エコライフの普及啓発、地球温暖化防止のための取り組みを広げていくのだとか。それからモニター制度にも取組んで、省エネ製品や商品の活用を進めていく模様です。あとは省エネ機器(太陽光発電など)に対する補助もあります。これらはすべて東京都の補助金を活用しての3年間の取り組みになっているのですが、全部でトータル約50,000千円の事業!3年間で本事業の効果検証をし、エコライフの浸透率?を測定していく腹づもりのようです。
 

 「エコライフの普及」に反対はしませんが、どうやって取り組むことがいいのか?という点について、私はどうも全戸配布というのが引っ掛かる・・・・。全戸配布もその配布の手法によっては効果的な方法もあると思いますが、単なるポスティングでは・・・ねぇ(私が配布している「ほうれんそう」はゴミ!と怒鳴られたこともありますが、そんな感覚に近い?!)。


 いかに関心を寄せてもらうのか、今まで関心のなかった人のアンテナに引っかかるような手法を考案することが必要でしょう。と言っても、なかなか鈍チンな私の頭でも考えあぐねることも多いわけですが、とにかくより有効な手法を考えてもらいたいと思っています。


 議会事務局長からは私があまりにもしつこくこの件について質疑をしていたので(通算だと答弁含めて1時間にもなると言われてしまった)、「やきもきした」ということ言われてしまいました。すみません・・・・。いわゆる「KY」ってことのよう。しかし、議長は「ちゃんと確認するべきことは確認することが必要だしね。」と途中で質疑を打ち切ることもなく、見守っていてくれたいたようです。そのことを後から知って本当に感謝。納得いくまでって必要なことだと思います。大事な税金の使い方だもの・・・。私が市民に説明できないのでは困りますから。

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年09月07日

9月定例会 一般質問5日目

 今日の午前中は傍聴席に新人職員さんの姿が。毎年恒例の新人研修の一環で議会傍聴というのがあるようです。議会傍聴も悪くはないし、市の業務を理解するためには必要なのかもしれませんが、もっと他にやるべき研修があるのかな?なんて思ったりしてしまいます。これ・・・議会を傍聴して何かレポートとか書くのかしら?もし、私が新人さんなら、困るなあ。

 余談はさておき、今日は個人的には今井さんが「がん教育」ということで子宮けいがんのワクチンのこととヒブワクチンの話をされていましたが、ワクチンで防げる病気(VPD)のこと全般にまでは話が至らなかったので、決算特別委員会かどこかの場で話題提供してみたいなと思っています。今井さんはヒブワクチンについての助成制度を新たにつくるべきだと主張されていましたが、今回の定例会にはこの件について市民からの陳情も提出されています。ヒブワクチンのみならず、本当はワクチンさえあれば防げる病気に対する正しい知識を広げていくことが必要です。


 さて、肝心の私の一般質問ですが、「ようやく終わってやれやれ」というのが一番の感想。今回取り上げた唐木田図書館の「直営を基本とする(民間企業への)業務委託」、学校給食センターの「調理業務の民間委託」という方針について、「無責任に結論を出したわけではない。」ということを確認することを主眼に置きながら、質問をしようと考えてきました。
 私は行政が直営でやるよりも、民間に委ねていくことの方がより責任が重くなると考えていますが、どうも安易なる「コスト削減論」に走りがちで心配だったりします。民間のノウハウを活かすと言っても、民間のノウハウの内容を正しく把握していなかったり、ノウハウを活かしよりよい市民サービスができることを十分に説明できない場合も多々あります。


 議会というのも何とも不思議なところで、他市でやって上手くいっていることについて多摩市でもやるべきだ・・・と主張する場合もあれば、他市で上手くいっているからと言って多摩市でそうなるとは限らない・・・・となる場合もあり、「直営から民間へ」という場合には必ずと言っていいほど後者の主張が頭をもたげてくるのですね。


 私としては民間に任せていて上手くいっている場合と上手くいっていない場合があるとすれば、「上手くいっている場合」に着目をしてその理由を分析し、多摩市でもどうやったら実現できるのかを考えていく方が建設的だと思うのですが・・・・。

 いずれにせよ、民間に任せたらよりよい市民サービスの展開が期待できることが説明できなければならないし、「民間に任せていく」に対する市民の不安や懸念は必ず存在するものなので、そこにどう説明し、理解を広げ、合意を得ていくのか・・・ということできちんと向き合う姿勢が求められます。今日のところは唐木田図書館の件についても、給食センターの件についても「まだまだ市民に理解してもらうために説明を尽くしていく必要もある。その説明作業を進めている中では方針を変更する可能性もある。」なんて示唆もあったと理解していますが、市民の意見にどのような形で耳を傾けるのかに注目してみたいですね。給食センターについては給食センター運営委員会に「民間委託をするかどうかも含めて」諮問をしていますが、唐木田図書館のことについても「自治基本条例の手続きにのっとって」市民からの意見を聞いていきたい・・・・と誠意を持って取り組む姿勢を示しておられましたが。


 何はともあれ「行政はやることすべて善」という誤謬神話からは卒業していかないといけません。何でもかんでも民間に任せていけばいいと思っているわけではありませんが、「行政がやっていることには間違いなし」との考えに雁字搦めになってしまうと、発想に広がりが持てなくなる気がします。「自分たちは間違わない」なんて頑張りすぎることで職員の態度そのものも硬直的で四角四面になりがちですし。


 民間委託論などが浮上すると必ずそこには市民の不安や懸念の声が広がるので対応するのは楽とはいえません。でも、「考える場」が設定されることは悪いことではないと思います。なぜなら、行政、市民、議会それぞれに問題解決のために知恵を寄せ合うとしたらそれは「自治」だから。まさに今回の2つの業務委託方針はそれぞれに「これからのサービス提供の在り方」をどう考えて、どう進めていけばいいのか、税金をどうやって使っていこうか・・・・ということをみんなで考えるための「教材」とも言えるのかもしれませんね。それぞれの立場で「よくしよう」と思って展開する議論が、将来にとって有意義なものになるよう願ってやみません。市民の意見を聞くというのが単なる手続きで「ガス抜き」に終わらないようにしたいものです。

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年09月04日

9月定例会 一般質問4日目

 今日の一般質問と言えば、共産党の安斉さんが「教育安心社会の実現に関する懇談会」の報告書をもとに、義務教育での私費負担のことを指摘なさっていました。この懇談会は数回ほどの意見交換で報告書をとりまとめたようですが、そのメンバーたるや各界の大物中の大物!って感じで、文部科学省の単なる私的諮問機関に過ぎないとはいえ、これが今後の政策にどう反映されていくのだろう・・・と個人的にも行方を注目しています。

 というわけで、本報告書について・・・子ども教育常任委員会で委員長の安斉さんにもぜひ目を通していただきたいとお渡ししたのは私。それを早速質問にとりあげてくれたのがさすが。きっと報告書そのものの下書きはお役人さん作だと思うのですが、なぜこの時期にこのような報告書?というのが結構気にかかっていた私。これは多摩市に尋ねたところでどうこうできるわけではないものの、やはり気になるところです。


 安斉さんは義務教育は無償で・・・が原則と主張されながら、各学校によって私費負担に違いが生じている現状を指摘されていました。あとは私費負担、いわゆる学校で徴収する教材費などの未納のことも。未納問題で言えば「給食費」のことも思い出しますね。特に、就学援助を受けているご家庭については教材補助分が一旦、各家庭の口座に振り込まれ、各家庭から学校に届けるという仕組みになっていますが、そこがある意味でネックいなっていて、正しくお金が支払われない場合もあるというのです。つまり各家庭から学校にお金が届かないということですね。学校では教材費未納への対応にも苦労している現状があり、校長先生などが立替負担をしている現状はかねてからの指摘事項でもありました。教育委員会では就学援助で給食費補助への対応と同様に、教材費補助に関しても、各学校の校長先生の管理する口座に振り込みをしていく方向で考えているとの話でした。
 でも、就学援助を受けている家庭への対応はそれでフォローできたとしても、そうではない家庭で未納の場合にはどうするのかそちらの対応についてはやはり学校に預けられていることになります。多摩市の給食費の未納に関して言っても、就学援助を受けていない家庭への対応が必要になるわけで、学校が各家庭に徴収をする構造が何ら変わるものではありません。

 ということで、教育費の家計負担についての問題は民主党の公約でもかなりの重点項目なので、政権交代でどうなっていくのかも注目されます。今日もまた「民主党にお願いしたらいいよ~」という野次が飛んでいました。期待に応えられるといいけれど(笑)

 少なくとも多摩市議会レベルで考えるなら、民主党議員2名は非力すぎます。市長に働きかけをするなら、私たちではからっきしダメ。

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年09月03日

9月定例会 一般質問3日目

 引き続き、一般質問で次々と議員さんの主張が展開されています。


 今日は「民間委託」話題だったので、睡魔に襲われることも少なく、質問を聞くことができました。共産党の小林さんはそのものズバリ「「民間でできるものは民間で」というドグマ(教条)を一掃しよう!学校給食・図書館業務の民間委託の問題点」というテーマで質問を進めていました。ドグマ(教条)なんて言葉が語彙力不足の私にとっては死語に近かったので、テーマを見ただけで‘ギョッ’とします。

 私は「行政がやれば安全で安心」という考え方も当たっているようで当たっていないと思っていて、行政は間違わない!という誤謬神話からも抜け出すべきだと思っています。行政がやっていることがいつもいつも正しいわけではないでしょう。ひとつひとつ検証をしていくことも必要だと思います。


 「官から民へ」と言われるものが、コスト削減論だけで語られてしまい、「安かろう悪かろう」みたいな極端なところから批判や非難が浴びせかけられることに疑問も感じます。行政の提供しているサービスは最善最高最良のサービスであるのかどうか・・・・なぜか行政が実施しているということだけで安心感が生まれるのは何故でしょう。不思議なものです。民間の努力にどう評価できるのか、そして努力してもらえるように誘導するためにはどうするべきなのか・・・このような視点を持ってみることも大切ではないかと思うのです。


 学校給食の民間委託についても、図書館業務の一部民間への業務委託(たぶん、カウンター・窓口業務)・・・・これはすでに教育委員会では方針がほぼ決定している模様です。これって議会の力で覆すことができるのでしょうか?実際に、教育委員会ほど聖域な領域はありません(これについても色々と言いたいことはありますが)し、私としては教育委員会がどのような見解を持ち、どのような信念で新たな方向へ進もうとしているのかを確認し、質せるところは質せればと思いますが、その壁はぶ厚そう?!


 大事なことは何をやりたいのか。どう進めていきたいのか。そのことが市民、まちのHAPPYにどうつながるのか。


 ところで、この夏話題になった?職員給与日本一問題について、公明党の安藤さんが質問をしました。「民主党は公務員問題など天下りのこととかいろいろと改革に切り込む勢いだけれど・・・・こと労働組合に対してはしがらみもありそうで、どこまで改革を進めてくれるのかを期待したい・・・・。」なんてねぎらい?嫌味?もありながら、「公明党だけはしがらみゼロ」っておっしゃりながら、多摩市の給与水準の高さを何とかすべしと訴えていました。一部報道では必ずしも正しい表現がなされておらず、市民にも誤解を招いたとはしながらも・・・・「平均約800万円」という給与水準の高さ、それに見合ってちゃんと仕事をしているのかということの指摘をなさっていました。それはご尤も。そういう意味では「人事評価システム」の確立が必要になってくるのでしょうね・・・議会の中には人事評価とか経営コンサルみたいなことが専門だとおっしゃるかたもいらっしゃり、随分も前からこれらの問題には指摘が及んでいますが、改革改善というのは一足飛びにもいかないのですね。公務員という身分にかかわる件については本当に難しい。

 この人件費の高さが「民間委託」という発想に結びつきやすいわけですが、民間委託するというのは必ずしも人件費だけのことではないような気もしています。もちろん人件費というのは一つ大きな要素だと思うのですが、人件費だけで語ることはできないものもあるような気がしていて。行政側は「自分たちの守備範囲を再考する」と表現をしているわけですが、行政があれもこれもとやりすぎていませんか?ということは問い直せる気がするのです。あれもこれもやりすぎてしまって、逆に何をすべきなのかを見失っているのかもしれません。


 このあたりはどこが守備範囲なのかを含めて、そこには市民のニーズもあるのでしょうし、要求要望があることは確か。議会内でも活発に意見交換ができる環境があればいいのですが。そこまでの道のりはまだまだ遠いかなあ。

 そんなこんなで一般質問の発言は半分終了しました。週明けの質問ですが、私が確認しておく必要があると思っていた点については、小林さんや住田さんの質問で明らかになった部分もあり・・・観点変えた内容で質問しなければいけないと思うとちょっとプレッシャー。週末は自宅に缶詰かなあ。その前にまだ明日一日残っていました。明日も午前10時に開会して、5名が発言にたちます。

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年09月02日

9月定例会 一般質問2日目

 議場からは・・・・「与党になったんだから、民主党に頼んだら~。」というような野次が聞こえてくるようになって2日目。

 
 「期待をどうも。」


 としか言いようがないわけで、実際にはどうなることやら・・・・と私でもよくわからない不測の事態が他多々ありそう。

 今日の一般質問では民主党の遠藤さんが「学校保健」のことを取り上げました。これについては昨年の6月定例会で私も触れたテーマです。彼女はもともと健康保険組合にいたこともあり、子どもたちの健診結果をちゃんと分析して、疾病傾向などを把握してそれなりの健康づくりに役立てていくべきという観点やら、学校保健室の重要性から養護教諭に質の向上のための研修に力を入れるべきという提案で質問をしていました。

 私が去年質問をした時にも感じたことですが、養護の先生は忙しすぎるのです!今や特別支援教育のコーディネーターやら食育リーダーやら・・・・「心身健やかに」という視点からさまざまな業務が降ってくる感じですね。なので、研修云々などとスキルを磨く余裕よりも、現場での対応に追われているというのが実情です。
 あくまでも個人的な見解として・・・・養護の先生はそれこそ偉大なり!なぜなら、一人で全校生徒の状況を健康面から把握しているわけで、その存在は校長先生よりも副校長先生よりも大事な位置づけ!というくらいに思ったりします。場合によっては職員室の先生たちのカウンセリングまでやっていたりして?!


 というわけで、教育委員会の養護教諭への認識は・・・・例えば学校の統廃合の際、東京都では特別に先生を多く配置し、子どもたちのフォローなどをしていく制度(「加配」と言います。)があるのですが、貝取と豊ヶ丘中学校の統廃合の際には養護教諭をその対象にし、今回の竜ヶ峰と多摩第二小学校の統廃合にあたっても同じような対応をしたことからも明らか!「養護教諭」の重要性、大切さはしっかり認識されていると言えるでしょう。
 本来は養護教諭は一人いれば十分なわけですが、統廃合という環境変化に子どもたちをソフトランディングさせるために、「顔見知り」の養護の先生が必要不可欠・・・・そこで養護教諭を二人ともを残し、子どもたちのケアができるような体制を敷いているのです。
 

 あえて「養護教諭」を二人とも残すというところに教育委員会の見識があるのです。これは大いに評価したいところです。


 

 学校保健室の課題については学校ごとに異なり、個々の養護教諭が抱える内容も千差万別。現場の数だけ仕事があるというような感じなわけですが、いずれにせよ、学校の規模に限らず養護教諭は基本的には一人しか配置されていないわけなので、当然に大規模校の先生は大変になっていることは想像に難くありません。学校の先生に限らずですが、「心の余裕」を持ちながら仕事に向かえる環境づくりが何よりも必要ですね。「学校規模の違い」=「業務量の違い」という問題が最も深刻なんだと思います。教育委員会が求める「養護教諭の働き」という点でもこの視点を外してはいけないと考えています。500人以上規模の学校には複数の養護教諭の配置を提案していきたいと考えます。養護教諭の再任用制度など活用していけないのかしら?

 また、今後もこの問題についてはフォローしていきたいです。

 今日は一番最後に藤原前議長が唐木田に新設される図書館の運営について尋ねていましたが、明日の一番目の小林さん、続く・・・住田さんも同じく「唐木田図書館」運営問題がテーマに。全く私の一般質問の内容とかぶってしまうけれど、それぞれの議員さんの観点が異なるのでなかなか面白そう。明日のやりとりが楽しみ!藤原さんは「積極的に新しい運営手法を取り入れるべき」というのがどうやら主張だったようですが、明日は異なった見解が聞けそうです。

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年09月01日

9月定例会始まりました~一般質問1日目

 今日から定例会がスタート。主には一般質問が順次行われるというのが日程ですが、定例会の初日というのは冒頭に議長や市長から雑多に諸報告が行われます。その市長の行政報告にあっと驚いたのは多摩都市交通施設公社が解散され、清算された結果・・・多摩市に返戻金があったのだとか・・・・その額が27万5801円!!!

 戻ってきただけ良しとする?!


 私は「桁がずれているのではないか?違っているのではないか!」って耳を疑ってしまったので、市長の述べる行政報告の原稿内容を思わずチェックして金額のみ確認をしてしまいました。

 何回見てもその金額や27万5801円。


 いやはや・・・・杜撰も杜撰な運営実態を改善することもできず、旧住宅都市整備公団の天下りポストの提供し続けてきたことに言葉も失ってしまいます。

 というわけで、今日の一般質問には菊池さんが復活。脳梗塞の後遺症は残るものの、リハビリによる機能回復は驚異的で、ご自身の経験と境遇をもとにして「介護・福祉」の問題を取り上げていました。病に倒れられた際には、議場に復活できないのではないかとの心配の声もありましたが、市民や市政に対する思いは変わることなく、むしろ「介護を受ける側」からの現場の声を生で発し、届けることができるという臨場感に満ち溢れた質問は気迫十分でもありました。
 「政権交代で大きく政治の流れが変わっていくと思うが、その変革を待つまでもなく、市長はきちんとギアを切り替えていくべき。介護や福祉に対して国にも先駆けて、多摩市が先頭を切って思い切った取り組みをして欲しい。」ということを切々と主張なさっていました。


 菊池さんの姿に「感動した」という声もありましたが、私も・・・目頭がちょっぴり熱くなりました。

 ところで、地上デジタル放送のこと。橋本さんが難視聴地域のことを取り上げていました。ちょうど私も市民の方から地上デジタル放送のことについて「放送が映らない可能性」の心配の声が届いていたので、とても興味深くやりとりを聞いていました。橋本さんは移行期を迎えるにあたっては、多摩市でも専任専門に「相談窓口」を開設するべきではないか?という提案をされていましたが、どうやらそういうつもりはないみたい。一応、多摩市内の担当としては情報システム課が受け持っているみたいですが。そこは単なる調整機能を果たし、市民からの苦情その他は広報広聴課が担当しているのが役割分担との話はわかりました。


 橋本さんの指摘通り、地上デジタル放送のことについて問い合わせをすると「相談センター」の電話番号を知らせるというのが現状。0120で無料通話できるわけではなく、ここに相談電話をして通話料を支払うというのに納得できないという橋本さんのご意見も一理ありますね。とりあえず、橋本さんの一般質問を受けてなのか、公式ホームページの「地上デジタルテレビ放送」の内容は今日付けで最新内容に更新されたみたいです。


 結局のところ、難視聴地域への対応としては聖ヶ丘5丁目のところに「永山サテライト」とかっていう中継基地局を設置する方向になっていて、来年の6月から稼働するというのが予定らしいのです。ここが設置工事を完了できれば、何とか行けるだろうというのが見込みになっていると確認しました。


 そう言えば、決算特別委員会で評価をする対象事業14項目について問い合わせがありましたので掲載いたします。


①多摩市立複合文化施設等管理運営事業(パルテノン多摩のこと)
②多摩市社会福祉協議会助成事業
③障がい者就労支援事業
④シルバー人材センター助成事業
⑤いきがいデイサービス事業
⑥こどもプラン推進事業
⑦(旧)管路収集センター維持管理事業
⑧ごみ減量化推進事業
⑨多摩商工会議所補助事業
⑩観光事業
⑪せいせき多摩川花火大会補助事業
⑫公園整備事業
⑬住宅耐震改修等促進事業
⑭地域教育力支援事業


 忙しい9月が始まりました。9月議会は決算特別委員会もはさむので終わるのは来月の2日です。

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年08月24日

学校跡地の活用に改めてご意見を!

 今日から「多摩市学校跡地施設の恒久活用方針(案)」についてパブリックコメントがスタートしました。

 ちなみに、現在の計画と異なっているのは・・・・新たなる学校跡地のことにも言及されているところが大きく1点。それから、東永山複合施設については「病院の誘致」となっているところが大幅な変更点で目につくところ。
 ちなみに・・・旧竜が峰小学校の跡地については教育施設の誘致が活用方策で、すでにそれに向けてのパブリックコメントが本日からスタート。これにはちょっとびっくり。すでにアテでもあるのかしらと勘ぐってしまいそう?!
 また、旧豊ヶ丘中学校と閉校予定の南豊ヶ丘小学校についてはについては将来の街づくりのための担保用地、そして北貝取小学校については市民活動の拠点となることが方針としては明確に示されています。


 なんだか、改めて「多摩市学校跡地施設の恒久活用方針(案)」ということなんですが、既に現在も計画があるわけで、本来であれば‘改訂版’とかなんだとかつければいいのに・・・。「現在の計画については骨格だけ堅持して必要な箇所のみ見直すことにした」という趣旨ならなおさら、「改訂版」ははずですが、「改訂版」にはならないんでしょうかね・・・・?私としては見直したとする「必要な箇所」に対する新旧対照表が欲しいところで、議会の委員会には参考資料で提出されるのかどうか?って思っています。
 特に東永山複合施設の活用についていえば、コミュニティセンターの実現とかコミュニティビジネス支援、起業支援とのことで現在のビジネススクエア(創業支援施設)を活かしていくような機能整備が示されていたにもかかわらず、突如「医療施設」となったわけで、これまでの方向性については「他の場所での実現を図る」のだそうです。ビジネススクエアについていえば、それなりにお金もかけてきたわけで、私としてみれば「もったいない!」とまず言いたい。暫定施設に見合って投資をするべきなのに、そこに対しては恒久活用方針で一定程度の方針が示されていることに後押しされ(援護され)、積算したらどのくらいのお金を投資してきたでしょうね・・・(計算しておかないと!)。

 というわけで、学校跡地の活用に関する新たなる方針は「骨格だけを堅持して」とは言い難い部分もあるので、多くの方に関心を持っていただけるとありがたいのです。パブリックコメントは8月24日(月)から9月8日(火)までになっています。 

 それから、今日は教育委員会で歴史・公民の教科書について選定がありました。いろいろと物議をかもしだしているこの問題ですが・・・・多摩市教育委員会は「東京書籍」を選んだとのこと。(新しい歴史をつくる系統の教科書にはなりませんでした。)

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年08月17日

9月定例会前・選挙直前。

 今日は午前中は一般質問の作成(と言ってもなかなかテーマも中味も定まっていないが)のためにヒアリングをし、午後からは休憩をはさんで9月定例会前の市長からの議案説明。全議員集合での開催・・・全議員一同に会する議案説明は効率的で時間は節約できると思うけれど、ここに来る前段階に各種の議会調整(特に個別議員と)が行われているのかどうかは私の知るところではなく。

 私としては教育委員の人事案件に注目。医師会からの推薦をいただいた人物だと。北諏訪小学校の学校医さんで諏訪で開業されている中村先生が提案される模様。子どもたちの健やかな育ちという点での見識をいただきたい・・・とのことだったけれど、教育委員会は決して学校のことだけをやっているわけではないんだよなあ・・・・なんてちょっぴり思ってしまったり。
 とはいえ、多摩市教育委員会は学校教育に重点と比重を置く組織体制になっていて、生涯学習分野はすでに市長部局に吸収合併されていることは事実。世代的にも若い中村先生には何となく私としては親近感を覚えます。あくまでも個人的に。


 今日はお盆明けでぼーっとしているからなのか、議案説明でもらってきた資料を民主党事務所に忘れてしまったらしい。補正予算のこととか「ふーん、なるほど、、、、。」と思ったり、その他大きなことでは報告事項でサンピア多摩の売却の件や職員人件費のことでも市長からの説明があり。


 サンピア多摩については、市長からは「議会全体としての意向があれば市が取得するということも全く検討しないわけではない。」との話でしたが、現段階としては「買取るのは難しい。」との判断している模様です。最低限・・・建物とプールのあるところでは約25億円以上、駐車場のところで約12億円以上と示されているわけで、そんなお金を厳しい台所を抱えている多摩市が買い取るというのはとても考えにくいというのは常識だとは思います。・・・・・でも、多摩市の街づくりを考えてみたら・・・・・。ご当地周辺の住民の心配事項もやはり売却先、その事業者のこと。サンピア多摩そのままの機能を継承してくれるような事業者が現れれば吉。でもそうではなく開発ディベロッパーのような事業者が取得するとしたら・・・・。


 多摩市としても企業誘致条例で一応の街づくりへの誘導に条件を示してはいるのですが・・・・。


 そんなこんなで慌ただしく会派説明を終えてから、サンピア多摩の件では議会各会派の代表者が集まって、改めて協議することにもなったようです。

 明日から、いよいよ政権交代実現に向けてのラストスパートです。ホームページの更新にも一定の制限がかかりますが、いろいろと議員さんのブログなどを見ていても当たり障りのない更新をしている方もおられますし・・・選挙でインターネットを使用することに民主党も自民党も積極的推進の立場を表明しているそうですが?
 議会前ということですし、多摩市政情報、選挙には触れない限りで随時更新してみようかとは思います。毎日の更新はしないかもしれませんが、たまーに覗いてみてください。議会前なのでやたらとやらねばならないことが目の前にツンダカツンダカしてしまって・・・・大変です。

 ☆逢坂誠二さん
   毎日のメルマガに私はいつも元気をもらっています!前ニセコ町長さん。
 ☆とくらたかこさん
   ブロガーとしても有名。彼女のブログに私はいつも学んでいます。

 この東京23区はもちろん・・・くしぶち万理さん!みなさんのご支援をぜひ♪

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年07月24日

「信念」という言葉で説明されたこと。

 臨時議会で議会選出の監査委員の人事について提案がありました。結果は賛成多数で可決しました。予想の範疇で可決したこと自体に驚きはありません。この人事案は6月定例会で否決=議会不同意だった提案と同一のものです。

 市長はその際・・・結果について重く受け止めて早急に次なる対応を考えたい・・・というか「誠に遺憾」だと表明していたっけ?!私の記録によれば・・・・

ところで、今日の議会ですべての議事が終了した後に、市長からの発言がありました。先般、議会で否決をされた議会選出の監査委員の人事案件については「決算特別委員会を前に議会選出の監査委員が空席になっていることは大変遺憾なので、対応を考えていきたい。」とのことでした。議会にもご相談をしたいとのこと。
ってなっているのですが、議会に?個々の会派に?個々の議員の意見を聞くために?・・・少なくとも私たち民主党TAMAの会派には何の相談もなかったことだけは事実です。


 市長に6月定例会での提案が否決されたにもかかわらず、なぜ今回も同じ内容での人事案件を提案したのか?って質疑をしてみたら・・・・「口述書(提案説明)の中には多摩ニュータウン環境組合で監査委員をなさっていたことを加えました。」それから「信念です。」ということでした。


 「うーん」それだけの理由で「あら、そう・・・納得しました。」なんてことには当然ならないわけで、もしも納得のいくような答弁があれば同意することもできたかもしれませんが、同意できるだけの理由には値しないような答弁でした。

 むしろ・・・市長から学びました。「信念」ってとっても便利な言葉なんだと。どんなことでも「信念だ!」って言いきってしまえばモノ、コトは片付いてしまうような気がしてしまいました。

 事実として、前回6月定例会と大きく違っているのは民主党TAMAでともに活動していた篠塚さんがいなくなったこと、それから病欠をなさっていた菊池さんが存在していた・・・・という議会内の構図。つまり、前回は不同意を表明していた議員が一人いなくなり、同意を表明する人が一人増えていたということだけ。だから、結果が変更したということですね。

 「数」

 そう・・・やっぱり「数」なんです。「数合わせ」だけしてきたというわけです。なぜ、議会が否決をしたのか、不同意を表明した議員の考えを聞こうとの努力はせずに、数読みだけをしていたのが市長だったとも言えるでしょうね。
 どうせなら、一人でも多くの同意者を得るべく努力をするのが市長だと思います。たとえ、同じ内容の人事案件を提案するにしても、それに至る経過の中で市長たるものがとるべき行動ってあるのではないか?なんて私は思ってしまったわけです。


 私には市長が「信念」という言葉で語った内容や意味が全くわかりませんでした。

 そんなもやもや感を抱きながら・・・今日は東京自治研究センターの月例フォーラムに足を運びました。今日のテーマは「東京の産業廃棄物を考える」というもの。講師は熊本一規さんでした。日本は「汚染循環型社会」という言葉にドッキリ・・・どう向き合っていけばいいのでしょうね。私たちの大きな大きな課題ですね。ごみ問題を考える環境問題を考えるための大事なキーワードです。

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年07月14日

臨時議会の日程決め

 急遽、議会運営委員会が招集されました。と言っても、私は交渉会派(3人以上)ではないので正式メンバーではなくてオブザーバーとして傍聴?傍観者な位置づけ?

 いずれにせよ、意見が求められる時には発言できるけれど、あとは大人しくしておく必要があり、お世辞にも「苦痛ではない」と言えない会議のひとつになりそう。


 今日の議題は「臨時議会」の開催について。6月定例会に否決された議会選出の監査委員の人事案件を提案したいとのこと。どうやら人選については前回と同様の人物で提案されると噂があります。民主党TAMAが1名減となり、おそらく全会は欠席していた入院中の1名が復活するとなれば・・・・という見込みなのでしょうね。この日を待ちかまえて再度同じ提案をするということだと思います。


 さて、この件については臨時議会が招集されるようだ・・・・というこれまた噂があり、どうなるのかなあと思っていました。ここについては都議会議員選挙に対する配慮があったのか、市長から臨時議会を開催してほしい旨の依頼があったのが昨日の正午だとか。聞くところによると、「7月29日に監査があるらしく、その日までに議会選出の監査委員を決めておきたい。なぜなら、昨年度決算の監査を行うという重要な任務がある。」ということのよう。


 しかし、余りの唐突な日程の提案かつその日程についても当初は「22日でお願いします。」というような1日ぽっきりしか提案がなかったのだとか。さすがに、種々雑多に暇ではない議員は「そこで対応するのは無理!」というわけで、「24日どうか?」「22日どうか?」「23日どうか?」もしくは「21日は?」なんて具合に各個々人の予定優先にしながら調整をし始めたら埒があかず。今日の議会運営委員会は日程決めだけで約1時間の時間は要しました・・・・あまりに非生産的すぎて議会改革どころじゃないと言われそう?!


 議会は通常は午前10時から開催されるのが原則。これに倣えば当然ながら臨時議会も「午前10時開会」にしなければならず、議会事務局長も「市民の方には開会は10時ということになっていますから・・・・。」と当初は公務員的発想の紋切り型でルール重視。
 そもそも「公務優先」の原則があるので、個人の私用返上しても「午前10時開会」で調整すればいいと思うけれど、そこは議会内調和原則でなかなか難しい面もあり・・・・そんな状況を見ていてオブザーバーの私から僭越ながら一言・・・・「どうしてもの臨時議会なんだから、日程がどうしても調整しきらなかったら時間変更するしかないじゃない。」って発言をしたら、自民党会派の議員さんたちも「そのとおり!」と同調をして下さいました。

 自民党会派の方は市長にも一言物申したそうですね。「臨時議会を開くにしても、ちゃんと事前に(こちらに)調整してくれなきゃ困る!」って。臨時議会22日の開催に不都合なのは自民党会派の方だったので。(なのでオブザーバーも睨まれることもなく済んでよかった。)

 そんなこんなで、明らかになったのは市長の「調整不足」ということ。事前段階で調整連絡を上手くやってくれていればスムーズにいきそうなものなのに・・・・。市長が日程調整の「いわゆる与党会派」への根回しをせずして提案したことが混乱のもと。自民党会派の方は「22日に臨時議会を」と1日しか日程を上げなかった市長に対して「そういう一方的な提案の仕方はおかしい。」と苦言を呈したとおっしゃっていましたから。「一言言ってもらいたい!市長与党としては・・・。」みたいなニュアンスになるのでしょうか?

 結局は臨時議会は7月24日の午前9時からになりました。案件は「監査委員人事の同意について」。議会の会派人数構成が変わるのをじっと待ち・・・・市長のリベンジということです。


 臨時議会の開会時間が午前10時ではなく1時間前倒しの「午前9時」。議会事務局長は「市民の方に開会時間変更についてそれなりの理由をきちんと説明できなければいけない。」と最後の最後まで気に気にしていた様子。「それなりの理由」については議長、議会運営委員会委員長が説明責任を果たすことになるのかな?!

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年06月22日

6月定例会が終了しました。

 今日が最終日でした。今日議題になっていた市長からの提案事項はすべて全会一致で可決しました。こんなことは珍しいです。
 私事と言えば、本日付で議会運営委員会を辞任しました。なぜなら、同じ会派の議員が辞職をし、民主党TAMAは2名になったため。3名以上の交渉会派にならなければ、代表者会議や議会運営委員会にも正式なメンバーとはなれませんので「辞任」というわけです。ここは議会のルールに粛々と従って。ちなみに、議員辞職の理由は「都議会議員選挙に立候補を予定しているため」ということです。議員辞職をする場合、本会議で「議案」とし、辞職を認めるかどうかについて諮るという手続きがあることを初めて体験しました。もし、会期中でなければ議長が辞職届を受け取ってそこで許可をすれば済むらしいですが、本会議の場合にはきちんと議案化されるのがルールなんだそうです。

 そうそう、私の交代要員は自民党の平野さん。多摩市議会では最大会派が5名で共産党。続くのが4名の自民党、公明党、ゆいの会。5名の共産党会派からはすでに議会運営委員会に2名の委員がいるので、4名で構成されている3つの会派の中で調整し、1名を選ぶことが必要でした。これに関しては代表者会議で協議されたようですが、最終的には3つの会派で籤を引き、自民党が大当たり!(笑)になったそうです。

 議会運営委員会は共産党と自民党から2名ずつの委員。あとは公明党、ゆいの会、生活者ネット・無所属の会から1名ずつ。民主党TAMA、あおぞらはオブザーバーとなります。(日月会は1名ですが副議長なのでオブザーバー参加ではなくて副議長として会議に同席します。)


 そんなこんなで多摩市議会の議会構成も少々変化がありました。私も交渉会派ではない立場で議会運営にかかわるというか、オブザーバー=傍観者?!になるということで、しばらくの間その立場を楽しんでみたいと思います。


 
 ところで、今日の議会ですべての議事が終了した後に、市長からの発言がありました。先般、議会で否決をされた議会選出の監査委員の人事案件については「決算特別委員会を前に議会選出の監査委員が空席になっていることは大変遺憾なので、対応を考えていきたい。」とのことでした。議会にもご相談をしたいとのこと。
 それから、先日来話題になっている職員給与問題について。日本経済新聞で発表されていたデータは昨年4月の実績をもとに12か月分を算出し、そこに賞与などを加えたものになっているのだとか。昨年4月実績と言えば、家庭系ごみの有料化、組織改正に伴うレイアウト変更(各課の引っ越し作業)などで忙しかった時期で残業が多い時期だったとの話。つまり平常時ではなかったとのことみたいでした。どうやら昨年4月実績のみに着目されているという点で正確さに欠けるということなのでしょうね。そこで、市が日経新聞での算出方法と同様の考え方で昨年の実績数値で計算をすれば「804万円」になること、そしてまた給与制度の見直しにも取り組んでいる(例えば、臨時議会で行ったボーナス支給率の見直しなど)という話がありました。多摩市はニュータウン受け入れ時に市職員の採用をものすごく増やした経緯があり、その方々が50歳代中心であることや採用抑制に取り組んできて若年層の職員数も少ないことも「平均年収」を割高にしているという説明も。

 「ふむふむ」なるほど。


 市長は「市民から信頼できる体制をつくっていきたい」とおっしゃっていましたが、どういうイメージでおっしゃっているのかは具体的ではなかったので、また機会があれば伺ってみないと。(ちなみに市長の定例会終了にあたってのコメントはこちら


 私の感覚としては多摩市が計算をした「804万円」という数字・・・これについても市民は決して納得はしないと思っているので。


 今日で定例会が終了したということで、議員さんは荒波に?!・・・・・みんなそれぞれ政党に所属をしている人中心に「選挙活動」にまっしぐらという様子です。私も含めて?!

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年06月15日

久々に市議会活動 子ども教育常任委員会

 一週間ぶりに市議会に。今日は委員会なので。本当は他の常任委員会もきちんと傍聴すべきなのでしょうが、今回はごめんなさい・・・という感じで市議会情報が希薄です。

 6月定例会に提案された議案のうち委員会付託されて審査された案件はは・・・概ね「無風」な感じですべて可決する見込みです。今日の委員会も午前中には審査は終了し、あとは行政からの報告事項の説明でした。午後3時からはリニューアルした多摩第一小学校の見学会が予定されていました。こちらは非公式行事で多くの議員が参加したようです。・・・・私も参加する予定でしたが保育園から呼び出し電話がありましたので、また別途日程調整し、訪問したいと考えています。


 さて、今日は「多摩市立子育て総合センター」新設の提案がありました。市立多摩幼稚園の廃園になって3年あまり。跡地というのかどうかわかりませんが、その施設の有効活用方策が検討されてきた結果です。正直、多すぎる公共施設をどうにかしたいというのが我が市の悩みであるのに、ここで新しく公共施設を‘新設’してしまうわけなので、その意味を市議会としてもきちんと受け止めていきたいものです。

 「在宅育児」をしている保護者への支援を柱にした事業展開(子育て広場・リフレッシュのための一時保育)に力を入れるとのこと。ここが特徴でもあるらしい。あとは現在のファミリーサポートセンター、子ども家庭支援センターについても事務所機能がここに移転してきます。また、人材育成機能もあります。子育て支援にかかわる人材の育成ということで、こちらは既に大妻女子大学との連携で進めていきたいと調整段階にあるとか。人材育成プログラムの内容については今後、多摩市のニーズを調査しながら検討を進めていくとの説明で具体的な内容までは示されず、とりあえず説明を聞いただけでは「ふーん」としか言えなかったわけですが、大学の持っているノウハウが活かされることを期待するしかありません。

 なにはともあれ、個人的には「100%不必要」とは言いきれず、あったらあったに越したことはないけれど、「でも・・・・」とその必要性をどう見極めればいいのかを考えてしまうのは、先にも書いたように、公共施設を減らしてスリム化をしていこうとか、行政の業務内容を見直して減らしていこうとか・・・・その流れとはどうも齟齬があるような気がしてならないから。
 市立幼稚園を廃園した当時と今と比較しても財政的な余裕が飛躍的に回復したわけでもなく、新たな施設を増やし、事業を増やすだけの余力や体力が一体どのくらいあるのかと思案をしてしまう・・・・・。


 とはいえ、市立幼稚園を廃園するときの経過を辿ってみると、そこには幼稚園に用地を提供した地元地域との調整協議などがあり、廃園後の施設の有効活用がある意味でひとつの約束になっていた面もあるので、「紳士協定」というのか何なのか、尊重すべき経緯はあるのも事実です。そしてまた、施設のリ・スタートに向けて、耐震診断、改修工事などの予算には賛成もしてきたし、今更条例提案に云々と言える段階でもありません。とにかく今後の活動展開を見守るしかないでしょうね。


 ただ、「子育て総合センター」とは何をやっている場所なのかがわかるようでわからない。この名称についてもさまざま議論をした結果の提案との話でした。これに代わる提案ができたらいいわけですが、これもまたなかなか難しく・・・・・部長の説明では子育て支援のプラットホームと言っていたけれど・・・・。今後、愛称募集をしながら、事業のPRもしていくそうなので今後に期待。


 委員会では「ニーズをどう把握しているのか?」という質疑があり、「事業評価をする際に、どこまでニーズを把握し分析しているのかをきっちりと評価するから覚悟しておいてほしい」なんて意見もありました。「総合的施設」というわけで、どこでどうニーズを把握して分析をすればいいのかも多面的に見ていく必要があることを思うと「数字把握に分析」ってどこまでできるのかいまいち疑問だったりもします。少なくともこの施設に入居する「子ども家庭支援センター」や「ファミリーサポートセンター」へのニーズは既に実証済みです。


 条例については全会一致で可決しました。委員会が「文教常任委員会」改め「子ども教育常任委員会」になったことから、教育委員会と子ども青少年部に関わる問題を担当することとなりました。でも、「母子保健分野」については健康福祉部に所属しているままなのが残念。いずれ我が常任委員会の所管事項になれば・・・なんて思います。0歳からの子ども施策全般をよりよく把握するためにも母子保健分野の移行が必要だと感じます。


 とりあえず今日のところの報告はここまで。行政からの報告事項には今後の学校統廃合のこと、給食センター民間委託の方向のことがあり、これらについては調査を進めておかないと。

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年06月08日

6月定例会 議案提案・・・議会選出監査委員は空席に

 今日は市長からの人事案件他提案が行われました。人事案件と契約案件は即決。その他条例については委員会に付託されました。委員会は新たなメンバー構成で明日から順次スタートします。

 さて、議会人事とは切り離して考えるべきものという建前の議会選出監査委員については市長から今井さんが提案されました。結果的には可否同数で議長裁決により「不同意」となりました。一瞬・・・「議会を混乱させてどうするんだ。」「議長不信任だ。」などという野次というか罵声が飛びました。市長が次の提案をするまでは「監査委員が空席」となります。
 監査委員選出については、橋本さんより質疑がありました。「市長に確実に届くかたちで、これまでの経験を活かして監査委員を務めたい」との意思を表明していたので、市長の人事提案に至るまでの見解を伺いたいとの趣旨でした。
 
 市長は「これまでの議会人事とは別とはいえ、あらかじめ議会に相談をし、監査委員の選出をしてきたので今回も議長、副議長に打診をし、相談をしました。その結果、橋本さん、今井さんのお名前があがり、総合的に判断をしてこのようにしました。」とのことでした。


 「うーむ・・・総合的判断って何だろう?」


 ・・・・・・・・・・・・・「同意得られる。」・・・・・・・・・・・これが大前提なはず。そこをも含めての総合的判断だったのだろうか?

 人事案件を否決することは市長不信任と同意と言われることもありますが、今回に限ってはそういうわけでもなさそう・・・・その他2件の人事案件(教育委員と人権擁護委員)は全会一致で可決されているわけだし。


 ちなみに挙手の結果は下記のとおり。

 不同意 共産党多摩市議団 改革ゆいの会 民主党TAMA
 同意 多摩市議会自民党 公明党 無所属・生活者ネットワーク 日月会 あおぞら
 →不同意11名で同意も11名で、議長裁決で不同意
  採決の時には提案されていた今井さん(公明党)は退席。菊池さん(無所属)は欠席。


 ところで、昨日は一日中出前委員会でした。午前は関一つむぎ館、午後は乞田貝取ふれあい館、夕方からゆう桜ケ丘。参加者は片手で数えられるくらいだったのですが、その分‘めっちゃ’密な意見交流をすることができて何より?!その報告については少し頭を整理してから後日に。何しろ昨日は夜帰宅をしたら、頭の中がはちきれそうで脳みそがパンパンという感じだったのです。でも、出前委員会は「楽しい」という感想は持ちました。
 参加者の一人からも「参加者が少ないとしてもやり続ける意味がある!」とのエールももらいました♪

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年06月05日

6月定例会 一般質問5日目

 今日は唐木田駅の朝街宣活動からスタートし、総選挙・都議選に向けてのいわゆる決起集会が締めくくりの一日は、終わってみると「議会」の記憶が彼方・・・という感じです。議会の方は今日で一般質問が終了しました。

 市長の答弁はやはり「市長と仲良し」議員に向けてはリップサービス多い感じが否めませんね。議長が「市長」と指名をしても席を立たないで「市長から託された」部長が答弁する場面も少なくありませんでした。それについてとやかく言うつもりもないのですが、議員側もむやみやたらに市長に答弁を求めているわけではなく「ここでは市長に!」とあえて市長に答弁を求めることも多いので、その意図も汲み取ってもらえるとうれしいですね。

 一般質問項目からは議員の問題意識などが見て取れるわけですが、「学校の校庭芝生化」のことが話題に上っていて、私は結構・・・これが印象に残っています。
 というのも、「学校の芝生化」については「ヒートアイランド対策」として東京都も力を入れていることは周知のとおり。ちょっと調べれば「校庭芝生化キャンペーン」なんて取り組みもあり、「東京都は、オリンピック招致を目指している2016年に向けて、全公立小中学校の校庭の芝生化に取り組んでいます。」とのことのようです。

 つまり、この機を捉えて「校庭芝生化を!」・・・と議員が発言するのは東京都からの援助を‘あて’にできるからだろうなと思っています。


 でも、芝生化はいいのですが、これが一体どのくらいヒートアイランド現象に貢献できるのでしょう?私はいまいち疑問です。今日の質問者は校庭芝生化も推進の立場のようでしたが、その一方で全公立小中学校の教室にエアコンを設置せよ!ということも話をしていたので私としては何となく違和感を感じましたね。
 既に多摩市内にも芝生化している学校もあるのですが、今回の定例会で明らかになった実情は「手入れが大変!」ということ。杉並区などでは芝生化している校庭のメンテナンスのために年間でかなりの予算を組んでいるらしく・・・・「200万円くらいで管理できるそうなので、専門の業者に任すべき!」なんて意見が出されていました。・・・・・200万円?!


 恐るべし!・・・・もし仮に多摩市内全小中学校が校庭芝生化になったとして、管理を業者委託にするとしたら5000万円以上もの予算が必要になるということでは・・・?!ちょっと調べたら東京都が補助をして整備をした芝生化については当初3年間ほどは管理費にも面倒を見るよ・・・となっているみたいですが永続的なものはなさそう。


 子どもたちの教育環境が向上するのだからそのくらいは当たり前との声もあるのかもしれないけれど、本当にそれが必要かどうかはよーくよく見極めないと安易に取り組んで、その後の管理経費を考えて他が苦しくなるとしたら本末転倒なお話。校庭芝生化をしている南鶴牧小学校の場合には校長先生が先頭に立ち、地域の皆さんと協力をしながら管理を行っているようですが・・・それはそれはメンテナンスが大変だという話でしたね。また現場を見に行って校長先生に話を聞いてこなくちゃ。
 いろいろと調べてみて・・・懐かしい私の就職活動でお世話になったこともある「日比谷花壇」さんのホームページにも芝生化のことが書いてありました。


 企業側も東京都の取り組みなどに目をつけて次々と新製品の開発もしているようです。また、サッカー協会も応援しているみたいですし。


 ま、いろいろあるのね。。。ということは理解しました。


 環境行政という視点から考えても否定しにくいのかもしれませんが、「本当に必要であるのか」の見極めはとても重要で、何でもかんでもできる時代ではないからこそ「優先順位」大切にしたいものです。今日、教育長が発言をした中に「何と言っても教育には人材だ」というものがありました。私も同感。やっぱり「人」。優秀な人材確保こそ優先すべきだと私は思います。多摩市独自の教員採用なんてことがあってもいいのに・・・って思うくらいですから♪

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年06月04日

6月定例会 一般質問4日目

 毎日があっという間に過ぎゆく今日この頃です。今日の一般質問も4名でした。今回は21名しか発言をしないので明日も4名で終わります。

 今日の質問・・・と言えば、「心のノート」のことが話題になっていました。「心のノート」は教科書ではないのでなかなか手に入らないそうです。これは「副教材」らしいのです。これに関して質問をした平野さんは「とてもいいことが書いてある。前に、これについて質問をした議員は『とんでもないもの』のように扱っていたけれど、そんなことはない!とてもいいことばかりが書いてある。」と主張されていました。
 別に悪いことが書いてあるとは思わないんですけれど・・・・。


 でも、国がこうした副教材を作成したのは戦後初めてのことのようで、「国定教科書」ではないかという指摘もあります。そして、単なる副教材であるはずなのに、文部科学省は「心のノート」を使用して授業を実施するようにとする趣旨の通知をだしているらしく、その手法には違和感を感じている人たちが少なくありません。
 それに、「心のノート」を全国小中学校に配布していることについて自民党の河野太郎さんたちが行った事業仕訳では「無駄遣い事業」にもあげられていました。とはいえ、今日は「心のノート」にかけている税金は無駄でも何でもない!との主張でした(・・・当然か・・・・)。


 「心のノート」は多摩市内全小中学校で活用されているそうです。この副教材で指導を受けた子どもたちってどんな風に育つのかしら?


 いつも元気でいよう。感謝の心を忘れずに。明るい私でいよう。家族を、友達を愛そう。学校を愛そう。日本を愛そう。社会のルールを守ろう。自然を大切にしよう。


 そんなことが羅列されている副教材は私の感性からするとしっくりこない上に、こんなものを子どもたちに指導するってその技量や技術ってどんな指導スキルなのかと思ってしまう・・・・。


 「時に元気じゃなくたっていいんだから!」「頑張りすぎないでいいよ!」


 ってこんな言葉で心が救われることの方が多いと思うんだけれど・・・・。

 以上が今日のつぶやき。


:::::::::::::::::::ご案内:::::::::::::::::::::


 さて、明日は政権交代に向けての集会を行います。お時間ある方、よろしかったら覗いてください!
 ◇民主党「東京元気宣言!~めざせ政権交代」
 ◇会場 パルテノン多摩小ホール
 ◇18時開場 18時半開会(終了予定時刻19時半)
 ◇弁士 くしぶち万理 しのづか元 
 ◇ゲスト 石井一民主党副代表 ツルネン・マルテイ参議院議員、


:::::::::::::::::::ご案内:::::::::::::::::::::


 それから、もうひとつ。集客に懸念あり・・・かなり心配?!明日の広報にも掲載される予定ですが・・・
 ◇「議会基本条例素案に関する出前委員会
 ◇日時
  6月6日(土) 18時~20時  愛宕かえで館  Bグループ
  6月7日(日) 10時~12時  関・一つむぎ館  Cグループ
  6月7日(日) 14時~16時  TOMハウス  Bグループ
  6月7日(日) 14時~16時  乞田・貝取ふれあい館  Cグループ
  6月7日(日) 18時~20時  ゆう桜ケ丘  Cグループ
  6月14日(日) 14時~16時  貝取こぶし館  Bグループ
  6月20日(土) 19時~21時  ひじり館  Aグループ
  6月25日(木) 19時~21時  諏訪地区市民ホール  Aグループ
  6月26日(金) 19時~21時  総合体育館  Aグループ

  A 安藤邦彦 遠藤めい子 佐久間むつみ 平野勝久
  B 今井三津江 小林憲一 萩原重治 向井かおり
  C 岩永ひさか 菊池富美男 白田満 住田啓子 橋本由美子

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年06月03日

6月定例会 一般質問3日目

 都議会議員選挙の告示(7月3日)まであと1か月。


 定例会中ですが、頭のなかみは75%が選挙カレンダーという感じです。一般質問で医療・介護・福祉の問題をテーマにする方も多いですが、これらの問題はすべて国や都を抜きに考えられず、多摩市としては市民生活に最も身近な立場から現場の窮状を訴えていくしか術がなさそう・・・・そう感じる話題が多いです。
 もちろん自治体独自の努力で何とかすべきこともあると思います。でも根本のところでもっと大きく税金の使い道を変えることができたら・・・と思わずにはいられません。


 例えば失業率、求人状況など、不況で「仕事がない!」ということが言われていますが、先日聞いた話によると「医療・介護・福祉」の現場では決して仕事がないわけではなく、むしろ「人手不足」の状況です。そう言えば毎週日曜日の求人広告に目を通すとわかるように「医療・介護・福祉」の求人は絶えないですね。でも、そこに従事する人がなぜ少ないのでしょう・・・言わずもがな。「志」はあったとしても続けることができない現場があり、職業替えを迫られてしまう環境があるからでしょう。賃金の問題もあるでしょうし、職場の環境等もあると思いますが、とかく「続けることが難しい」という事情を抱えている現場です。
 ようやっとそんな現場に目を向けて、介護人材の賃金アップのための予算も確保されたものの、しかし実際のヘルパーさんなどにどのくらい還元されているのかと言えば・・・・20円~30円くらい時給が上がっただけという人も少なくない・・・なんて実態もあるようです。一般質問で披露される議員が現場でつかんできた実態を聞くにつれ、「何かおかしい!」って思います。今回も国では15兆円で過去最大規模と自慢される経済対策の盛り込まれた補正予算が可決してしまいましたが、同じ15兆円あればもっと他にやるべきことがあるのではないか・・・って本当にそう思います。

 厚生労働省の推計では今後10年間で新たに40万~60万人の介護職が必要だとされていますが、その確保もままならない状況です。多摩市の場合には世界最速で進む高齢化率・・・・とも言われていますが、「高齢化=介護を必要とする市民が増える」なわけですから、介護予防策に力を入れることはしたとしても介護人材をいかに育て、確保していくのかが必須の課題といえます。
 

 そのために多摩市が独自で何らかのてこ入れできるだけの体力(財力?!)があるかと言えば、とてもとても「やりきれない!」というのが現実。とすれば、やっぱり根っこを何とかしないと。そう思うと、都議会議員の選挙がますます大事だと思います。


 
 地域に目を転じて都議選を語るとすれば、市議会的には民主党の議席が1つ減ってしまうことになるのですが(って現職の市議会議員が立候補する予定だから)、東京都議会に民主党の議席を増やすことの意義と意味はあると思います。

 今の都知事は待機児解消で東京都が独自で推進してきた「認証保育所」の仕組みについて国が認めてくれたと言っているように、東京都が国の施策に与えるインパクトは大きいことを思うとやはり大都会東京都の取り組みの重要性が見いだせると思います。東京都の施策を見ていても「もっとやるべきことあるでしょ!」って思わずにいられないようなことも多いです。


 そういうわけで、今日の一般質問で「地域コミュニティ」のことが話題になって「回覧版」のあり方を改善すべきではないかとの指摘がありました。回覧版を自治会にまわすのに時間がかかり、情報が遅くに届いたら無意味な場合もあるのではないか?とのことです。行政が市民に届けたい情報をどうやって伝達していくのかって・・・例えばホームページは新しい媒体ですし、基本の基本と言えば「市の広報」などもあるわけですが、インターネットが使えない人との「情報格差」やら新聞をとらない人の場合には広報が届かないなどといろんな問題がある中で「回覧版」をいかに活用するのかも一つの手段かもしれませんね。でも・・・「回覧版」がまわってくるようなご近所づきあいのない地域に住んでいる市民(私も)も存在しています。
 要するにどれか一つに力を入れるというのではなく、いろいろと手段を講じなければいけないということになるのでしょう。情報伝達はやっぱり難しい。(あっ、議員も同じですね。どうやって市民に情報を伝えていけるのかって課題です。後援会の人だけに顔向けした活閉鎖的活動では不十分でしょうし・・・「開かれた議会」を標榜している限りにおいてはどうやってそれを実践できるのかが大きな課題。)

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年06月02日

6月定例会 一般質問2日目

 今日は5名の議員が一般質問を行いました。民主党TAMAからは遠藤さんが「男女共同参画社会の実現」をテーマに発言しました。ワークライフバランスをどう捉えているのか、そしてどのように市役所の中でも実践していくのかについて、そしてまた「男女平等条例(一応・・・仮称)」の制定に対する考え方を質問しました。

 ワークライフバランスについては民主党の政策でもかなり重要に位置づけをしていますし、男女共同参画社会についても民主党都連には「男女共同参画委員会」があり、学習会もしています。先日の勉強会の感想についてもブログに書きましたが、意識を変えるというのは相当に大変なことで、それについては行政の見解と私の見解は一致しています。そもそも市議会でも市役所職員でも「私はワークライフバランス実践できています!」なんて言う方はどのくらいいるのでしょうね?
 それにしても「ワークライフバランス」・・・・仕事も生活の調和(っていう言い方も最近ますますよくわからないけれど)も両方とも充実していて「自分らしく」というのは、極めて個人的感覚による部分も多いような気もします。「残業が減ったからワークライフバランス」というわけでもないでしょうし、「家庭で過ごせる時間が増えたからワークライフバランス」というわけでもないでしょうし、「趣味の時間を増やせたからワークライフバランス」でもないでしょうし・・・。
 ということで意外と曲者な言葉だと思っています。「働き方」をどう変えていくのかについては大事な視点だとは思いますが、働き方を変えただけで「ワークライフバランス」にはならないところがミソなのです。


 男女平等条例の制定については、過去に私も質問をしたことがありますが・・・当時から制定しない理由の説明は「市民の機運の盛り上がり」。市民の機運の盛り上がりを待つのではなく、市民意識の醸成をするために制定をしていくとの考え方もあるような気がしますが、その立場ではないようですね。「気運の盛り上がり」をどこの時点で判断するのかもわかりませんが、全く機運も土壌も存在しないところに条例を策定することの意義を見出して制定した条例が存在するのも事実。つい先立っての定例会で「寄附条例」を制定したときには「寄附文化の醸成」が滔々と述べられた制定理由になっていたのは記憶に新しいところです。
 見解の矛盾に対する説明の不十分さは行政の信頼度を低下させますね。残念。


 ところで、その後にネットの向井さんが「子どもの権利条例の制定は時代の要請」という立場で質問をされていました。彼女は「権利・権利と主張することを嫌う人もいるのかもしれませんが・・・・」とおっしゃっていましたが、男女平等条例の制定については「女性の権利」、子ども権利条例についてはそのものズバリ「子どもの権利」を全面的に主張するだけのものだと考える方もいらっしゃるのかもしれません。でも、実は両方とも根幹の根幹の部分では「人を尊厳を大切にしよう」というところで結びつくもので、両方に対して私たち一人一人が問われるのがいわゆる「人権感覚」になるのだろうと思っています。


 行政は「理念的な条例」を制定することにはかなり慎重になっていて、制定をするなら「実効性のあるものを」と考えているようです。条例を制定することでどうなるのか?その先を描きながら条例の存在意義を問うとすれば、慎重にならざるを得ない意味が「ちょっとはわかる」というのが最近の私。
 まあ、条例制定をする過程において男女平等や子ども権利バッシング論者の意見が頭をもたげてくるとしたら、それは制定したいと考えている側の意図がストレートに活かされない条例内容になる心配も十分にありますし。


 そういう意味では何でもかんでも条例がいいというわけではない・・・・という行政の立場も汲み取って、行政活動の実践の積み重ねの中で、市民一人ひとりの人権が守られていることをきちんと確認することが議会の役割。私は当面は条例制定についてはそっとしておいて、行政活動がどう進んでいるのかをじっとチェックしてみたいと思っています。


 どんなことに関してもそうですが、市民一人ひとりの意識や価値観を変えることは簡単なことではありません。大事なことはいろいろな考え方があると認めた上で、だけどあるべき姿を提示しながら進むべき方向性に理解と共感を広げていくことですね。そのためには理念等を振りかざすのではなく、自分自身がその実践者になることが必要なんだと感じます。

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年06月01日

6月定例会スタート 一般質問

 やっと雨上がりで今朝は永山駅の街頭宣伝からスタート。6月定例会の初日でした。冒頭でご逝去された辻誠一議員の追悼演説がありました。演説は共産との安斉さん。傍聴席では「どうして公明党の議員の追悼演説を共産党の人がやっているのか・・・。」というつぶやきもあったそう。
 多摩市議会の従前の例を学ぶと追悼演説というのは、ご逝去された方の政治的スタンス・ポリシーと真逆な立ち位置にある方が行うことになっているそう。その慣わしに倣って、辻さんの所属されていた公明党とは政敵のような(って言いすぎ?!)共産党会派が行ったのです。「人として同僚を悼む」・・・そういう意味があるそうです。


 さて、今日は4名が一般質問して私は2番目に発言順がまわってきました。私の質問事項は「教育委員会の今後と教育センターの在り方について」というもの。内容としては「学校の情報化」のことが中心と言えば中心だったのですが、要するに私が言いたいことは「教育委員会はものの進め方」に問題があるのではないか?ということ。
 学校情報化の推進は今年から3年間で約3.5億円の大型投資プロジェクトとして3月の予算議会で認められていること。今更、進めるべきではないとか、やめるべきとか・・・・進め方に問題があるとか・・・・そんな批判をしていても仕方がないと思っているのですが、多摩市の教育施策において「学校の情報化推進」がどのような位置づけにあるのか、または多摩市全体の情報化推進施策においてどう位置づけされているのかは見えないですね~・・・・。


 教育長によれば「学校の情報化への取り組みは遅れてきた。ここで遅ればせながらも人並みになれる。」という趣旨の発言。確かにそのとおり。学校情報化は財政との相談もあり、なかなか進んでこなかったことは事実(これは不交付団体ゆえ。東京都は全国でも学校情報化整備率では最低ランク)。なので、「ようやく人並みに追いつく」という認識も決して間違っていないとは思います。
 でも、だからこそ「どう進めていくのか?」という点が非常に重要。整備するからには「いち早く人並み」になれるように目標を掲げていくべきですね。どうやら「校長先生にますますのリーダーシップを期待する」との話でしたが、これって、聞こえはいいけれど「校長先生に丸投げ!」とも受け止められるんです。

 傍聴者の方から届いたメールに・・・・。


 「それぞれの学校の事情に合わせて、情報化を進めていければ良いのではないか」の意味に、教育長の考え方を理解もしたけれど、「そうはあっても、教育委員会として、各学校を全面的にバックアップしていくつつもりです。」との言葉が欲しかった・・・・ということでした。「リーダーとして、前向きな取り組み姿勢を示し、情報化する意義・必要性を市民に述べて欲しいと思いました。」


 とあったように、教育委員会は今回の情報化推進のために作成したハード的インフラ整備計画とは別に、どのように学校の情報化推進で子どもたちの教育環境そのものを変えようとしているのかをもっと明らかにすべきでしょう。

 
 今日も「わかりやすい授業」ができるというメリットが述べられていましたが、ICTを導入しただけではダメ。それをきちんと使いこなせる教員なくしては実現できません。お隣の日野市などは明確にそのことを目標とし「ICTを活用できない先生‘ゼロ’」を推進方策の一つに掲げています。多摩市の場合にも単に「授業をわかりやすくします」「事務の効率化を図ります」「保護者とのネットワーク」などと言うだけでなく、そのために具体的にどういう行動をするのかを明らかにすべきでしょう。今後、行動計画なるものを示すべきです。
 「国が推進しているから、だから多摩市もやるんです。」という古臭い発想では困ります。国が推進していることでも、多摩市にとって不必要なことは何もやる必要はないのです。

 国の大きな方向性になっていることであっても、それをきちんと多摩市の実情に合わせて主体的に捉え直し「多摩市にとっての必要性」をきちんと意味付けしながら取り組んでいく姿勢が求められます。遅ればせながら人並みになった多摩市が、その「遅れ」をどう解消していくのかに今後注目をしていきたいと思います。

 結局のところ「ハードの導入」だけを決めて、その次の段階でどう進めていくのかに「ちょっとの展望」はあるのかもしれないけれど答弁としては「今後検討していきます」くらいのふわふわとした感覚しか感じられなかったのは残念だったので。

 いずれにせよ、この問題に限らず、教育委員会にはもっと鮮明に「多摩市の教育」をつくるための行動計画を出してもらいたいと思っています。
 特別支援教育を進めていること、学校図書館司書・ピアティーチャーという手厚い人員配置、そして学校の情報化、学校の統廃合その他・・・・学校教育に関わっても多岐にわたる取り組みをしています。これら現場はそれぞれに孤軍奮闘中ですが、全体的に俯瞰して捉えていくことが必要です。教育長はわりとご自身の考え方を議場でも発言されるのですが、その発言がいまいち教育委員会全体の方針として合意されているのかがわからないのが残念なところ。
 私としてはぜひとも「教育長の考え方」が市民にもきちんと伝わるように工夫してもらいたい!決して思いつきで教育施策を進めているわけではないことを明確に示す計画なり何なり「拠り所」欲しいと思います。


 つまり、これが教育委員会の「ものの進め方」ということにつながってくるわけで、教育予算を確保(死守)するためにもその裏付けになる計画の策定を求めたいと思います。

 さて、最後に教育センターのこと。


 ずっと瀕死状態だった「教育センター運営委員会」がやっと息を吹き返した模様。昨年一年間をかけて、この委員会に「多摩市立教育センターの各事業における事業評価と今後のあり方について」を諮問して答申が提出されています。・・・「諮問した!」ということそのものが初めてのこと。ここは評価をしてもいいと思います。私はなくて同然の委員会であるならば、そこに毎年委員謝礼を計上することが無意味と考えてきたので。
 運営委員会の議事録に目を通しましたが、かなり示唆に富む意見も出されています。本来は教育委員会がこれらの答申の行方をしっかりと議論してほしいものです。残念ながら、教育委員会の議事録を読む限りでは淡々と「こういうものが行われました。」くらいの報告で終わっています。もしかしたらどこか別の場所では議論しているのかもしれませんが、とかく、「教育センター運営委員会」が蘇生したことを評価し、私としても答申内容がどう反映されていくのかを見守っていきたいと考えています。


 教育センターは確実に変わってきています。ここは職員、関係者の努力によるものです。「変わる」ってものすごい大変なこと。そこに使う労力は想像以上のものだと考えています。「学校・子ども支援センター」として教育センターを発展させていきたいとのことでした。その中味についても今後改めて検討されていくことと思います。どこかの段階でいずれ示されると思っているので楽しみです♪
 教育センターの職員のみなさん、その雰囲気を含めてすごく頑張ってくれているんです。それは教育センターに行けばわかります。数年前とは異なって活気感じられます!「教育センター改造計画?!」・・・子どもたち・市民にとって必要な施設にしてもらいたいです。ここは条例で設置している「公設公営」施設なので、どんなに頑張っても機能発揮されていない、不要も同然の施設なら条例を廃止するしかありませんから。


 それにしても、そもそも教育センターが多摩市の教育施策全体の中でどのように位置づけされていくのかをまずは明確にすることが大前提ですが・・・・。(そのくらい教育施策全体がどうなっているのかがわからない。)

 叱咤激励!大いにエールを送りながら、子どもたちの教育環境の充実を求めていきたいと思っています!

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年05月29日

臨時議会

 臨時議会でした。結果についてはこちらで(市議会ホームページ)。とても速やかな情報更新。


 ちなみに、昨日の臨時議会は質疑も意見討論もなかったので開会してから15分ほどで会議が終了しました。人事院勧告にならって、公務員のボーナス支給割合の見直しをしました。0.2か月分の削減。


 議会基本条例の素案についてパブリックコメント情報も掲載されました!実際にはたま広報発行などとの関係で来週から受付スタートです。出前委員会情報も掲載されていますのでご覧ください!

 ところで、今日は稲城市で都議会・国政選挙に向けての集会があったので出席しました。そこに来賓でいらっしゃった稲城市長さんの挨拶・・・・「麻生首相は地方分権を全く理解していない。早くお辞めいただいた方がよろしいのではにかと思う。」と自治体の首長としてきっぱりおっしゃっていたのにびっくりしました。稲城市ホームページ内の市長のページを早速拝見したのですが、「時代への視点」という市長のコラムにもはっきりとそのことが書いてありました。広報いなぎに毎月執筆されているコラムのようですが、市長の発言ってとても重要だと改めて感じた次第です。


 麻生首相の「厚生労働省分割・再編」の提案に対する迷走ぶり・・・・こちらについても稲城市長は「厚生労働省なんてものに首相はもともと関心はなかったんですよね。」と一言。


 いよいよ週明けから6月定例会です。初日に発言順とは・・・というわけで、質問づくりもタイムリミットが刻々と迫っています。それにしても毎日がとてもスピーディでもう早6月・・・このまま梅雨入り?!

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年03月30日

3月定例会終了。注目の予算は・・・・・。

 ようやっと定例会が終わりました。注目されていた来年度の一般会計予算については、予算特別委員会の結果と同じく「修正案可決」となりました。


 しかし、この「修正案可決」の現場ではいつにない騒然とした雰囲気に包まれたのでした。


 というのは、予想もしなかった展開になったからでした。実は粛々と議事が運ぶであろうと考えていたため、今朝始まる前までは「修正案可決」は決まったものだと考えていました。ところが、朝一番で私たちが連絡を受けたの、病院療養中で今定例会には一度も出席できていない議員さんが退院してくるから・・・・ということでした。脳梗塞に倒れられ、現在はリハビリなどが必要と伺っており、まだまだ議会に出席する体力もないとの話も伺っていましたが、昨日の朝は「意思もはっきりしているし、6時間7時間と車いすで座っていることもできる。」とのこと。病状を心配していた私としては回復されていることにはほっとしますし、それはそれでよかったとは思いました。

 でも、定例会・・・・・今日の今日まで一度も出席もしていないのに、どうして最終日だけ出席をするのだろうか?

 答えは単純明快。

 「修正案可決」をさせないため。彼が参加することにより、可否の構図がすっかり変わるのです。もしも、彼が出席しなければ修正案は12対11で可決したでしょう。しかし、彼が参加をすれば12対12の可否同数で議長裁決となり、「修正案否決」→「市長再提案可決」となる可能性が大・・・・というかそうなるシナリオが描けるからです。実際にそのシナリオがあったのかなかったのかはわかりませんが、私はきっとどこかでシナリオを描いていた人がいたのだろうと考えています。


 傍聴席にいた市民の方が今日一連の顛末を見ているわけですが、病院から民間救急車で議場にやってきたのがお昼休みの後(もちろん、午前中から予算に対する各会派の意見討論が行われています。)、ちょうど採決のための挙手の直前に議場に入場なさいました。そして、予算の採決が終わったらすぐに退場され、また入院先にお戻りになったようです。


 
 「議員は這ってでもでてくるもの。」という意見もあるようですが、お姿から見受けられたのは痛々しさ。意思ははっきりとされていたのだと思っていますが、体力的にはまだまだ回復途上のご様子でした。傍聴席の市民の方は挙手をするのも辛そうだったとおっしゃっていました。

 「なぜ、そこまで・・・・・。」


 議員にはそれぞれの情報網があり、療養中のところを市長や副市長などが訪問をしているとの情報、いわゆる市長「与党」的な立場の議員がお見舞いに出かけたという情報も漏れ聞いていました。ですので、もしかすると、療養中の方を無理やりに採決だけに参加させるのではないかとの噂もありました。でも、私は「まさか」と思っていましたし、仮にもそんなことがあったなら、人権無視で許されることではないとも考えていました。単なる「風邪」「発熱」のレベルで入院されているわけではありません。市民がそこまでしても議員としての職務全うを求めるのかどうか・・・・見解の違いなのかもしれませんが、一時は生死をさまよう状態から少しずつ療養を重ねてきた方を予算の採決だけのために出席させようとの画策があったとすれば、それこそ信じられないことです。
 


 でも、他の議案の採決には加わらず、予算の採決だけのために病院から来られたことは誰の目から見ても明らかでした。「修正案」を通させないというシナリオが描かれていたことと思います。

 しかし、予算は「修正案可決」になったのです。可決に挙手をしたのは12名。挙手しなかったのは10名。退席したのが2名。どこかで描かれていたシナリオ通りにはいかなかったと言えるでしょう。2名の退席は想定されていなかったことと思います。お二方はそれぞれ一人会派で活動されている方。終わってから話を伺いましたが、「採決だけのために、病院からわざわざ連れてきたとしか思えなかった。」という状況に対する態度表明だとおっしゃっていました。


 修正案可決  民主党TAMA(3名) ゆいの会(4名) 日本共産党(5名)
 修正案否決  自民党(3名) 公明党(4名) 生活者ネット・無所属(3名)
 退席  あおぞら 日月会


 退席した2名を批判非難する意見表明とも言える発言もありましたし、修正案についても「事もあろうに」・・・とその内容が議会運営を軽視したものであるとの批判非難も行われました。市長「与党的」な立場の議員が形勢逆転したときにどのような言動をするのかを垣間見ました。
 退席をするということに無責任さを追求する声もあるのかもしれません。しかし、私かれ見れば、入院療養中で退院できる状況とはとても思えない方を出席させることだって同じように「事もあろうに」ということになるのではないかと思います。私が「事もあろうに」と感じているその思いは傍聴席にいた市民の方とも十分に共有できるものだと考えています。

 私は療養中をおしてもその責任感から出席しなければならないと苦渋の決断で病院から来られた議員に心が痛くなりました。そこまでしても「修正案」を可決したくないとした攻防戦の一幕だったとしても・・・・・市民とこの状況をどう共有すればいいのかとも思わずにはいられません。人権尊重を強調し、人を大切にしたいと常々述べる市長の決断は「修正案可決」を受け入れるということで決着できなかったのでしょうか。


 最終最後、市長はすべての議事が終了した後に、「市民、議会との信頼をきちんと構築していきたい。」とおっしゃってはいましたが。

 この一般会計予算以外の議案はすべて予定通りに可決されました。結果についてはおそらく明日にでも市議会のホームページに掲載されると思います。


 最後になりましたが、辻誠一議員がご逝去されました。ご冥福をお祈り申し上げます。 

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年03月27日

予算特別委員会では修正案が可決。

 午前中は総務常任委員会で継続審査になっていた寄附条例といきいきTAMA基金新設の条例が可決され、それに伴って文教常任委員会では国際交流基金廃止を審査して可決。また、文教常任委員会では就学援助制度や奨学金制度の見直しを思いとどまってほしいとの趣旨の陳情が提出されていましたが、これは採択が3名、趣旨採択が2名という結果でした。民主党TAMAは採択です。

 午後からは本会議で市長の予算再提案があり、すぐに予算特別委員会が開会。結論としては修正案が提出され可決しました。修正案は民主党TAMA、日本共産党、ゆいの会から提出されたもの。内容としては動議の内容をそのまま修正案として成案したものです。先般の動議は市長に予算の編成替えを求める内容になっていました。もともと予算の編成は市長の権限になっています。なので、動議の内容を市長がどのように受け止めるのかが注目されていました。しかし、その内容は動議を提出した3つの会派でさらなる協議をした結果「不十分」と判断し、修正案の提出に至ったものです。

 修正案の内容については特に「やまばとホール」「心身障害者のタクシー助成/ガソリン代助成」のことが話題となりました。というのは、この2つについてはすでに議会でも了解事項であるにも関わらず、この折にきてまるで判断を違えるような内容の予算修正をすることはおかしいというのです。
 
 やまばとホールについてはすでに9月定例会で廃止を決定しています。ですので、それに基づいて解体工事を行って、駐車場整備をしていくというのが市長の当初案。私たちは廃止は決定したけれど、その後すぐに解体を行い、駐車場を整備するという跡地活用については示されていたものではなく、「いずれ解体はしなければならない。」けれど、それは「今」ではないだろうというのが判断です。
 早急に壊さない方が危険であり、安全性の問題があるという批判もありましたが、そもそも市長の案でもやまばとホールの解体工事は来年度すぐに取り掛かることにはなっていなかったので、安全を確保するための必要経費が一部は計上されていたようです。その時期を少し引き延ばすことになるだけだと考えました。解体工事は一般財源です。ホールの解体と駐車場整備を合わせれば・・・・約1億5千万円に上ります。「急ぐ必要はない」という判断はやはり市民に受け入れられないものとなるのでしょか?

 それから心身障害者のタクシー助成、ガソリン費助成について。これは、今回の制度の見直しに伴って、既に12月議会で対象者の変更その他に対応するための「システム変更」経費が補正予算(約210万円)が計上され可決されていた事実があります。「システム変更」=「制度の見直しへの対応」と理解する立場からは、当然ながら批判が出ることは予想していました。でもこれについても、3つの会派で協議をした結果、それ以上に削減することの影響の方を重視すべきとの立場をとりました。

 上記2つの件については修正案に対する質疑でも「修正案をここまで作り上げたことには敬意を表するが、見るも無残な内容だ。」という意見とともに厳しい批難批判が浴びされられた部分です。


 実は昨日は15時からの休憩の後・・・・約1時間半ほどずっと再開できずにいました。その間、修正案の内容から上記2つのことについてはもう一度再考を願えないかということで副市長、担当部長と3つの会派の代表者が協議調整をしていました。議長が仲介役でした。
 この長々とした休憩の間、いったい何をやっているのかと傍聴者の方々がやきもきされていました。「こんなに待たせるなんて、市民を何と思っているのか。」との声もありましたが、そこは議会内での調整などに時間がかかっていることを理解してもらうしかないなと思った次第です。市民にとっては「見えない場所で協議をしている不信感」がやっぱり拭いきれないのかなあ。


 わりと淡々、粛々と議事運営は進みました。委員長が欠席されていたので、私が委員長代理をつとめ、最終的には「可否同数」となり、委員長代理の私の判断で「可決」となりました。修正案は動議と同じ内容でしたが、生活者ネットワークは賛同をせず、結局は民主党TAMA、日本共産党、ゆいの会がまとまった構図となりました。でも、最終日まで可否の最終決定は持ち越されていることは確かです。何しろ賛成反対・・・拮抗しているからです。

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年03月26日

3月定例会 議会運営委員会

 今日の議会運営委員会は週明け最終日の議事運営について決定するのが主な内容でしたが、珍しく陳情の審査をしました。多摩市外にお住まいの方から提出されていたものでしたが、「議会はちゃんと行政に対する監視機能を果たしてほしい」という趣旨の内容でした。陳情者の方は下水道料金の負担について障害者に対する配慮がないことが行政の不作為であり、それを指摘しない議会は機能をはたしていないとお考えのようでした。下水道料金のことが行政の不作為という点には違和感を感じるとの意見もあり、最終的には採択ではなく「趣旨採択」という結果になりました。

 最終日の議事運営は粛々と進みます。明日に控えている予算審査の方がむしろどうなることやら・・・・。予算の組み替えを求めた動議は予算委員会では過半数で成立をしています。ですので、もし、市長がその内容をすべて受け入れるとすれば、予算が全会一致で可決します。当初予算が全会一致で可決するというのもまた前代未聞というくらいに珍しいことではないかと思います。
 が、再提案の内容については「一部は意見を伺いました。」だけであり、組み替え動議で市長が求められた事項については「丸呑みはしない」との姿勢を示したこととなります。少なくとも組み替え動議の内容については、日本共産党5人、ゆいの会4人、民主党TAMA3人、生活者ネットワーク2人が挙手をして成立させたもの。議会の過半数が示した意思表示なので、その受け止め方に市長の政治スタンスも見えるわけです。市長の座右の銘とも言える「切磋琢磨」の表現の一部なのかと受け止めています。
 組み替え動議については生活者ネットワーク2名の議員は提案者としてではなく、他の3つの会派で調整協議を重ねた内容に対する賛同者という立場で挙手をしています。ですので、市長の再提案内容について明日に向けた対応策については3会派で協議をしていますが、修正案を提案することになりそうです。もちろん、明日の再提案、質疑内容を踏まえてになると思っていますが・・・・。


 ところで、議員にも配布されている職員組合のニュースに「人心一新を!」というタイトルの投稿が掲載されていました。今の多摩市政運営に対する経営者に対するひとことでした。

「振り返れば数年前の暫定予算編成以後(註;予算が否決されてしまったため)、毎年何らかの調整が実施されてきている。議会と首長との関係の中では様々な調整があることは当然としても、このような状態の中で今回の事態は全く想像できなかったのであろうか?」
職員は当然ながら、市長が議会意思も踏まえた上で方針を決定し、それに基づいてそれこそ粛々と職務を遂行しているにすぎません。今回の動議の内容で指摘をしている福祉や教育予算の削減、公園用地購入、やまばとホール解体と駐車場の整備、花火大会に対する補助金などすべて最終的には市長の意思なのです。職員として方針に基づいて一つ一つの仕事を積み上げ、積み重ねてきているため、最後の最後にお皿をひっくり返させるような事態が起きてしまうことに気力も萎えてしまうことは想像に難くありません。だから、市長の政治センスが問われることにもなるのです。「今回の事態は全く想像できなかったのであろうか?」・・・・というのは素朴なる職員のつぶやきですが、多摩市議会は予定調和、昔ながらの古臭い手法が通用しない議会にいよいよ変わってきていることを市長はあまり感じていなかったのかもしれませんね。
 

 

 
 さて、今回の再提案の中から削除されている「公園用地購入」については、「みどり」を残してほしい、「生産緑地」を残してほしい・・・という声も届いています。私も決して「みどり」「生産緑地」を否定するわけではありませんが、しかし、昨日のblogにも書いたとおり、個人の資産を公共用地として取得をするということに対して、その公平性その他が問われているとしました。
 たまたま昨日、農業委員会があったそうです。生産緑地はそれを存続させることができなくなった場合、市に買い取りを求めることが可能です。そして、市が買い取りをしないと判断した場合には農業委員会に買い取り希望者のあっせんをするというのが手続きです。今回、中沢池公園用地として取得を予定している土地は「生産緑地」。多摩市は生産緑地を購入するのは初めてのケースだと聞いています。生産緑地の買取申請については「生産緑地法に係る買取申出に伴う農業の主たる従事者の証明事務の処理に関する要綱」というものがあって、これに基づいて農業委員会のところで何らかの事務処理が行われているはずなので、確認してみないと。何しろ農業委員会でも話題にもならず、議会にもほとんど情報提供がなかった土地の取得が突然に予算の段階で示されてしまったことに多大なる不信感を招いているのが現状なのですから。行政にはいつの段階でどのような書類が出されていたのか、そして協議がなされてきたのか・・・。
 生産緑地の買取手続きについてはどんな手続きが必要になっているのかなど、調べ始めると終わらない・・・・。でもインターネット時代、他の自治体のホームページからも情報を得ることができるのは便利です。例えば参考になるなあ・・・・→習志野市(多摩市のHPもこれくらい情報を掲載したらいいのに)、葛城市(こうやって検討委員会を設置している自治体もあるのか!)、弁護士さんのblog、東京都のHPで見つけた国への要望書。ついでに、市が土地を購入するということはどういうことなのかも再確認。公共用地として土地を買収された方に対する補償。まだまだ他にもあって、見始めると朝になってしまう・・・・。

 市長は「誰もが希望をもって安心して暮らし続けることができる多摩市」を目指すとしています。その予算になっているのかどうかが問われていると思っています。
 動議成立を受けての市長の意見表明・・・・こちら

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年03月25日

3月定例会 代表者会議

 今日は市内小学校の卒業式でした。ちょうど桜が咲くかなと思っていましたが、寒さで少し足踏みです。来月入学式まで桜が残っていてくれたらそれはそれで嬉しいですが。

 さて、今日は午後から代表者会議がありました。この場で調整される意見書については全会一致で合意できなかったそう。就学援助について国の責任を求める意見書を決議していく意味って大きいと思うのになあ。


 明後日再提案される予算案の内容が示されました。動議の内容と対比をさせる下記のとおり。

◆復活させるべきだと求めたもの
①心身障害者ガソリン費助成、タクシー利用料金助成の基準の見直しをしない
→復活させず
②重度脳性麻痺者への介護人派遣事業の回数削減をしない
→復活させる
③心身障害者福祉手当支給について対象者の削減をしない
④特定疾病者福祉手当支給について単価の見直しを行わない
→このたびは復活させるが、制度全体を再検討していく
⑤補そう具支給事業の利用者負担の見直しを行わない
→復活させる
⑥高齢者保有電話の使用料助成の見直しを行わない
⑦高齢者おむつ支給事業の見直しを行わない
→復活させず
⑧介護保険居宅サービス利用料助成の見直しを行わない
→復活させる
⑨奨学金給付事業の対象者見直しを行わない
→特別枠を5名に限定していたが15名にする
⑩就学援助費の認定基準見直しを行わない。
→復活させない
⑪上記に伴う給食費の助成見直しも行わない。
→復活させない

◆復活に必要な予算の財源になるところは
①庁舎増改築基金原資積立をしない(50,000千円)
→積立を20,000千円にする。つまり、30,000千円は財源になる。
②やまばとホール跡地の駐車場整備をしない(11,300千円)
→もう一度駐車場整備のありかたを考えることにしたとの説明。11,300千円は財源に。


 と以上のとおり。私たちが復活すべきと求めた内容すべてを実現するためにはその財源にやまばとホールの解体工事をやめる(141,015千円)というのが含まれていたのですが、市長が再考をした結果は上記のとおり。やまばとホールは取り壊さなければ取り壊さなかっただけで、約5百万円の経費を要してしまうらしい。なので解体はしたいとのこと。
 
 それから、緊急性がないとして再考を求めていた下記の2点。
①せいせき多摩川花火大会補助事業を半分にする(6,500千円)
→これは花火大会の実行委員会には17,000千円の特別会計(繰越金)があるため、半分できるのではないかと考えから。花火大会は行財政改革の中で補助金の減額減額を進めてきた経過もあり、一旦は中止されてしまいました。そこを市民実行委員会が引き受ける形で復活をしてから、補助金がまだ増額増額でついには行財政改革に着手した当時の補助金額を上回る金額になっていたのです。
 説明としては、以前に補助をしていた程度に戻す・・・・ということで提案されていたのは13,000千円でしたが、これを10,000千円にするということ。
②中沢池公園用地買収と原峰緑地用地買取をとりやめる(186,885千円)
→一旦は取り下げますという説明。
 「みどり」は一旦なくなってしまうと復活させることができない・・・だから計画されているところについては買取りをしていきたい。」との主張には変更はないそうです。

 「みどり」を保全してほしいというのはそのとおり。誰も反対しないと思います。議会も緑地保全のためにここ数年も買取提案について了解してきているのも周知の通りです。
 今回の「みどり」の購入については特に中沢池公園用地のことに注目が集まっています。当該地は生産緑地として指定されてきたところ。昨日の説明でも、現所有者の方は相続税のために借金もされているので、早急に市に買い取ってもらわなければ民間事業者に売却をしなければならない・・・・というの事情をお持ちのようです。民間事業者に売却されて開発されることを阻止したいというのは確かにその通りですが、所有者の方は既に相続税の納付も完了されていて、その時期は平成19年というから2年も前のこと。なぜ、その当時からしかるべき情報提供が行われていないのでしょう。農業委員会でも話題にもならず、もちろん議会への情報もなく・・・そういうことがますます不信感を募らせる結果を招いていることは事実です。
  「経緯なども含めて、もう一度整理をしてから説明をさせていただきたいですし、納得をしていただきたいので。」と副市長はおっしゃっていました。この問題は市長がこれまで進めてきた緑地保全、土地取得問題にも関わって「公平性の確保」という視点が問われていると受け止めています。


 いずれにせよ、明後日に向けて各会派の協議が行われていることと思います。動議を提出している3つの会派(共産党、ゆいの会、民主党)は上記再提案内容を検討しているところです。

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年03月24日

3月定例会 議会基本条例制定をめざす議会改革特別委員会

 昨日に引き続き特別委員会です。議会基本条例の制定に向けて、内容の確認と文言の整理などをしています。この作業を経て素案を完成させ、全議員説明会(意見交換会)、駅前施設ではなく地域コミニュティセンタなどでの出前説明会、パブリックコメント、専門家からのヒアリングなどを行い、8月ごろに条例案として確定させ、9月議会で制定していこうというのが今後の段取りです。私たち特別委員会の委員の任期は9月末までですが、場合によっては任期を延長することも考えながら今後の取り組みを進める予定です。

 今日は市役所内は人事異動の発表でした。議会事務局は局長が定年を迎えるので誰がポストにつくのかが注目されていましたが、何と現くらしと文化部長があらたに就任することに。そして局長補佐とも言える課長ポストまで交代。いわゆる事務局における管理職2名がそっくり変更されてしまって大丈夫?って思いますが、一応・・・・人事については議長判断もあると聞いているので議長が「了解」したのでしょうね。
 議会の活性化などを考えるときに議会事務局の存在の大きさは議員誰しもが痛感するところ。その専門性、調査能力その他求められるスキルの水準は高いです。議事運営など一つとっても経験に基づいて臨機応変、的確な対応ができなければいけません。議会運営を支える「要」です。なので、欲を言うと議会事務局の管理職というのは若かりし日々に事務局職員を経験している人の中から選べるのがベスト。でも、そんな簡単にはいかないのが現実。
 異動してくるお二方も議会運営などについては「ゼロ」からの出発なので大変なんだろうなあ。・・・・でも、支える部下(職員)がいるから大丈夫。議会事務局でキャリアを蓄積している職員もいるので(まさに議会運営の「生き字引」のような存在)。


 ところで、今日は昼休みを挟んで、議会運営委員会が開催されました。27日に予算が再提案される予定だからです。議会としては当日にまず本会議を開催し、「予算の撤回」を正式に認めた上で再度市長からの提案を受け、即予算特別委員会を開催し審査する予定になっています。できればこの日で結論を出そうという段取り。実は当日は結構ハードスケジュールで午前中は総務常任委員会(継続審査になっていた寄附条例といきいきTAMA基金の審査)、その結果を受けて文教常任委員会(国際交流基金廃止の件を審査他)、それから厚生産業常任委員会も開催される予定です。なので、本会議も予算特別委員会も午後からスタートすることとなります。なので、問題は議事運営の進め方。鼻から職員の残業を見込むことはできないという判断から「17時まで」に終わるような段取りで予定を組む必要があるということに・・・・・なので、発言時間は議員一人当たり5分ということになりました。


 でも、一人5分なんて短すぎますよね。なぜなら「再提案」ということなので、改めてもう一度予算編成の考え方から市長の方針を聞く必要があるわけで・・・・。5分というのは時間が足りないのではないかと感じます。特に一人会派の方にとってはあまりにも短すぎます(こういう時には会派の人数が多い方がいいなあと思います。)。ということで、一人会派には少し下駄を履かせたらどうか・・・なんて意見も出て、その結果「一人会派は6分」ということに。あとは議員一人5分の発言時間で会派プール制となりました。
 今、市長再提案の内容について動議を提出した側と市長側とで調整をしていますが、昨日も書いたように歩み寄りができそうでできない・・・・?動議提出した側では「修正案」という意見も。どうなるのかはまだまだあと2日間の攻防戦かもしれません。
 とはいえ、行政側からは明日の夕刻までには(もしかしたら遅れる可能性もあるが)、再提案する予算案資料を配布したいという申し出もあり、私たちも?私は少々緊張しながら、再提案の内容を待っている感じです。


 議会の中には動議が成立して予算案が撤回されるなんて「異常事態」と鼻息荒く憤っていらっしゃる方もおられますが、波風立たず予定調和で終わるよりはよっぽどいいなと思います。議会改革で目指している議会の活性化にも近いかなと思いますが、「ただの議会の混乱だ!」と言う人もいるにはいます・・・・・・。

 

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年03月23日

3月定例会 ストックマネジメント(資産管理)計画と公共施設の配置のあり方特別委員会

 今日は別の用事があったので市議会には行けませんでしたが、本日開催の特別委員会(長い名前はついに最後まで私の頭の中に入らない・・・・)はとりあえず今回で閉じる段取りで最終とりまとめに向けた意見交換をする予定だと聞いています。

 あわせて、今日の動きとしては撤回された来年度予算の再提案に向けて、副市長と企画部長、健康福祉部長、教育部長に財政課長と動議の提案者3名との協議があったのだとか。しかし、動議の内容と再提案の内容にはかなりの距離があった模様です。動議内容をそのまま予算修正案として提案することも視野に入れる必要があるかもしれないとの意見もあります。


 さて、夕刻からパルテノン多摩の評議会がありました。来年度の事業計画と予算が議題でしたが、こちらは意見は少々あったものの無事に可決されました。
 パルテノン多摩・・・未来志向で「子ども」に眼を向けた事業展開を柱の一つとして力を入れていきたいとしています。私はかなり期待しているのですが、どうしても未就学児は対象外にされがちで(それはある意味では仕方のないことかもしれませんが)・・・私としては少々歯がゆかったりします。でも、この6月には子どもの年齢を問わず親子で鑑賞できるオーケストラコンサートの企画もあります。どのくらい集客できるのかがちょっと不安ですが・・・・。
 とにもかくにも、いずれにしても「挑戦の年」になっていきそうかもしれません。これまで以上に積極的に発信できるパルテノン多摩に変わろうとする兆し?!

 未来の芸術家を育てよう!・・・っていうか、子どもたちって実はみんな芸術家なので、それぞれの子どもに備わっている可能性をパルテノン多摩に持ってきて!ここを拠点にしてもっともっと磨いていこう!伸ばしていこう!って呼びかけをしていくことになるのだと(勝手に)思います。


 私の頭の中にある世界はかなりイメージが膨らんでいるんですが・・・・。


 キッズファクトリー事業の新設(内容は近日中に公開されるはずなのでお楽しみに!)、そしてまた今年は美術展の公募に「キッズ部門」を設けるとの話でした。先週末から始まった企画展示も「親子」で楽しめる「どうぶつ」がテーマ。期間中数回は足を運んでしまえそうな企画です。「料金free 」も魅力です。

 もちろん改善すべき事項はまだまだありますが、何となく「今までとは一味違ってそうだ?!」と感じられただけでも大収穫だと思っています。「従来通り」「無難に」「淡々と」「波風立てず」「前年踏襲で」というのがポロって向けた感覚かもしれません=ちょっと脱皮。
 なので、とりあえず、頑張ってほしいという思いです。


 帰り道、パルテノン大通りでは女性2人組がギターを持って歌っていました。見上げた寒空・・・・でも、寒さはへっちゃらなすがすがしい顔でした。後ろを振り返ると少しライトアップされたパルテノン多摩の大階段・・・・堂々とした姿でした。夏に、あの階段の一番上で缶ビールを飲んでいた若かりし頃が懐かしい!


 パルテノン多摩が市民の心にどんな「存在感」を示せるのかが勝負ですね。ただ名前が知られているだけではなく。そのために「子どもたち」に視点を向けることは大切。ぜひ、パルテノン多摩の取り組みに注目を!

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年03月19日

3月定例会 建設環境常任委員会

 今日の委員会は中学校の卒業式などと重なって傍聴していませんが、3時頃に会派の控室で打ち合わせをしていたころに終わったようでした。特に大きな問題もなかったのかな?あとから報告を聞いておかないと。


 さて、昨日のブログについて、国際交流基金の廃止のことを書きましたが「いきいきTAMA基金」の原資になっている3500万円のうち、個人団体からの寄附分が3500万円分あるわけではなくて・・・・・ということ。いわゆる積立していたものには「利息分」があるわけで、その利息分も含めてあるので純粋に個人・団体からの寄附が3500万円ではないと親切に教えていただきました。国際交流基金に積み立てしてある限り、利息分についても「国際交流の推進」に関する事業に充てられるものと理解するものですが、国際交流基金が廃止された場合、利息分は必ずしも「国際交流の推進」に使わなくてもいいみたいで・・・・。


 ところで、総務常任委員会で継続審査中の「寄附条例」について担当部と意見交換しました。意見交換というか、私たちの会派がとりあえず主張をした「修正」部分について確認をしたという感じです。27日に再度審査される予定になっているので、それまでに協議をして「修正案」をまとめる必要があるからです。
 「多摩市の寄附条例は「寄付による投票条例」ではない!」ということ。そうなるとただ単にまちづくりのためにお金集めしたい!ということになり、その考え方には異論がありますが、「寄付者の意向を踏まえ、寄附金の使い道を明らかにしていく」ことを優先するのであれば、実質的には「寄付による投票条例」っぽくしていかざるを得ないですし、運用していけばそれに近い形になっていきます。
 根本的な発想について「違い」を強調されましたが、寄附をする時の指定先について「規則」(本当は条例上に明記しておく方が望ましいと思ったけれど)で細分化することとなりました。

 当面は、寄附が「ゼロ」に近い多摩市に寄附文化を醸成することが第一目的みたいなので、寄附が集まり始めてから運用その他問題点を検討しなおすこともありかなと。行政はとかく「規則」「規程」とか行政内部のルール「内規」で決めたがる傾向がありますが、それは議会に諮らなくても行政に都合よい変更ができるものなので、そこをきちんと注視しておかねばなりません。
 「規則であっても、きちんと対応しますから。」という現担当者が永続的にそのポストにいるわけではありませんから・・・・。

 というわけで、昨日のブログの続きで文教常任委員会の報告。


◆図書館の開館時間の変更

 4月から本館、永山図書館は開館時間が9時30分からになります。市民から「早く開館してほしい」という要望があったからなんだとか。
 でも、図書館が来館者や市政メールモニターに行ったアンケートを穴のあくほど見つめても、「早く開館してほしい」という声よりも「閉館時間を延長してもらいたい」という要望の方がはるかに多い。にもかかわらず「早く開館する」ということをいかにも市民サービスの向上だと胸を張るのは本当に滑稽。あと、本館については休館日を第一木曜日のみにし、さらに閉館時間についてもサマータイム?なのか6月から8月までは19時まで延長するのだとか。
 それが本当に市民の要望に沿った変更なのだろうか?それに、図書館の休館日は結構大事で、そこで図書館員が日常業務に追われていてできないことができる貴重な一日。図書館は本の貸し借りだけが仕事ではないわけで、資料の整理も大事、それに図書館全体の今後の方向を議論することなど図書館員の意識共有など情報交換も大事、学校図書館との連携のこと一つとったって休館日にできることしなければいけないことがたくさんあるはず。当然に休館日も「開けて!」という市民の要望もあるかもしれないけれど、その要望に沿うことが本当に「図書館行政」の質的水準の向上につながるのだろうか?という視点が不可欠なのに。
 
 市民にとって便利であること、役立つことは言わずもがな。でも、それは30分早く開館することなのだろうか?図書館業務の一日にとって朝の時間もこれまた大事。図書整理その他準備にかなり作業があるんです。開館してしまうと正職員、嘱託職員、臨時職員と一丸となって業務を行っていくわけで、それらのチームワークを維持していくためにも朝の時間にできることあるはず。その時間が30分縮小されるということは・・・・?


 図書館が行うべき市民へのサービスは決して「本の貸し借りだけではない!」そこを外さないように展開してもらいたいなあ。
 開館時間変更については30分前倒しは頑張れたけれど、延長についてはできません。だから「指定管理者」「業務委託」します・・・・とあっさりなりませんように。


◆給食センターの民間委託

 これについてもいよいよ本格化するらしい。計画によれば今年から職員との協議をはじめ、それが整った段階で保護者などへの説明会を行う。まずは2年後、2011年度(平成23年度)の9月から1センターを民間委託する段取りとの話でした。現在、給食センターは2センター。1つについては民間委託の時期まで明らかにされているのにもう一つのセンターは?・・・・・そちらについては時期が未定だとか。


 同時に民間委託をするのかと思っていた私はいささか驚き。よくよく聞いてみると「職員」の関係なんだとか。現在約40名ほど仕事をしている「正職員」の方がいらっしゃるらしく、彼らが退職をした場合には正職員は補充しない方針は既に決定済み。要するに、その方々が全員退職を迎えられるのを待ちながら、給食センターの民間業務委託を進めていく模様。
 ってことは、民間委託されなかった方の給食センターを担うのはすべて正職員ということ?!

 給食そのものは「おいしくて安全」であればいいわけですが、まさか2センターでの違いがくっきり浮き彫りにはならないですよね・・・・・。子どもたちに提供される給食の内容には違いがないのかもしれませんが(そうしないと大問題になるでしょうが)、それを調理する側に格差が生じることは目に見えています。一方の給食を調理しているのはすべて職員。もう一方は民間事業者雇用の社員。同じ給食なのにそこにかかっている人件費コスト・・・・・・その違いをどう説明するのでしょうね?


◆続・学校の統廃合の件


 貝取・豊ヶ丘地域の小学校統廃合については議会で名称を再検討することを求めたので、いよいよ「新校名募集」がスタートするようです。
 教育委員会としては次なる学校統廃合で「愛宕地域」にとりかかるみたいです。東愛宕小学校、西愛宕小学校の統合になりますが、この2つの小学校だけが統合をしても「一定規模」にはならないので、第二小学校の学区域の見直しにも触れざるを得ない模様。現況でいえば、そのために設置する審議会のメンバー人選に少し時間がかかっているらしい。これは今後どうなるのかを見守っていかなければ。


◆その他

 予算特別委員会で動議が成立してから・・・・・その後、「しーん」としてしまっているので、市長はあまり焦ってもいなくて、本会議では「可決」されると踏んでいるのかもしれませんね。もし、予算が否決されるかもしれないとなれば、もう少しエンジンかかって議会側と調整してもいいわけですが、何の音沙汰もほとんどないという状況が気味悪くて・・・・・。

 動議が成立をしている=議会の意志(もちろん予算特別委員会だけれど)の受け止め方に政治家としてのスタンスや姿勢を感じますね。一旦、予算を撤回したものの・・・その後何のアクセスもないということは一体どういうことなのでしょう?

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年03月18日

3月定例会 文教常任委員会

 今日の委員会は思いのほか長丁場。いくつか議論になったところを。

 ◆「国際交流基金の廃止」のこと。

 これは月曜日の総務委員会で継続になった「いきいきTAMA基金」設置とも関連しているもの。結論としては「継続に」。総務委員会の結論を待った方が手続き的にはいいだろうという判断です。
 国際交流基金には3500万円分の個人・団体からの寄附金があり、それについては今後「いきいきTAMA基金」の原資として積み立てをしておいて、活用していきたいとのこと。でも、よくよく話を聞いてみると、毎年300万円ずつを多摩市国際交流センターの活動補助に充てていきたいとの意向が明らかに。

 「えっ・・・・ってことは、10数年だけは補助できる計算になるけれど、その先はどうするの?」

 これからの日本を考えると労働市場を含めてますます外国人市民が増えてくることが予測されるわけで、多摩市としてもきちんと対応策を見据えておく必要がありますね。10数年先にどうなるのかについては「きちんと考えています。」という当然に、無難な回答だったけれど、在住外国人に対する日本語指導をはじめ、災害時への対応、医療通訳のこと、住まいの支援のことなどなど単なる国際交流の枠を超えたところの生活支援が必要になっていることは明らか。共産党の小林さん(現在、国際交流センターで議会選出の理事をつとめている)がそのことをズバリと指摘をしていたけれど、この問題について「きちんと考えています。」とその場しのぎでのんびり答えているだけでは時代についていけなくなりそう。


 
 ◆就学援助の基準見直しと奨学金制度の見直しの陳情のこと

 「見直さないでほしい」というのが陳情趣旨。私たち会派を含め・・・・予算特別委員会で成立した動議に中に入っていた項目でもあるので、陳情については結論が出せるかと思っていましたが、・・・・・予算を撤回した市長から再提案されていないことに配慮をして、「継続」を主張した約一名の方のご意向を受け止めたかたちに。
 就学援助やら奨学金やら・・・・本当は国の責任が大きいはず。就学援助についてはいわゆる生活保護世帯に準ずる世帯(準要保護)の子どもたちに学用品の購入などの金銭的な援助をしていくもの。給食費についても援助があります。この「準要保護」の基準をどうするのかは自治体裁量任せ。なので、多摩市は生活保護基準の1.5倍というのが現行基準。これを来年度は1.4倍にして、3年後には1.3倍にする方針。
 経済的にも厳しい環境もあり、毎年就学援助対象者が増加中。2004年には「準要保護」の基準を1.599倍から1.5倍に見直しをしたにもかかわらず対象者が減ったわけではありません。今回の見直しでは予測値だと対象から外れてしまうのは約600名。
 だけど、今の情勢を考えれば・・・・・就学援助の対象者を減らすことが本当に必要なのかどうかは議論が分かれるところ。


 今の基準にあてはめて考えれば年収ベースで517万円、所得ベースでは360万円(標準世帯の場合両親と子二人)ということで、それが「生活困窮者なのか?!」という意見もあったけれど、世帯収入の構成でいえば両親一人の収入なのか、それとも両親二人が必死に働いてその収入なのか・・・によっても生活の困窮度って違ってくるような気もします。それに、ちゃんと残業代が出る会社であればいいけれど、厳しい会社の場合には死ぬほどサービス残業して得た収入ということになると、生活のゆとりなんてありませんよね。
 ゆとりと言えば「ゆとり教育」で学力低下が言われていますが、「ゆとり教育」をカバーするために子どもたちを学校以外の場で学習させている家庭も多いのが現状。教育費のかかり方が昔とは全く異なるような気がします。


 昔の発想のままで「就学援助制度」を捉えていても考えていても・・・・自治体がこの制度を維持することを考えていたら持たないと思います。まだまだ多摩市のように余力ある自治体であればいいわけですが、余裕も余力もない自治体は就学援助制度そのものを維持することもできません。最低限度、「保護世帯」についてはその財源の半分(だったかな?)が国から補填されるので対応していかねばなりませんが、「準要保護」世帯への支援ができないと判断する自治体も出てくるでしょう。まさに「自治体格差」「地域格差」につながる課題です。


 奨学金についても同様。日本ほど高等教育にお金を出さない国はありません。多摩市の奨学金制度は他市に誇るべき制度だと思います。財政的に余力がなくなってきても頑張って維持をしてきたと評価することができるでしょう。・・・・でも、ここにも財政難からとうとうメスが入ったといえるのです。


 担当者が「できる限り支援をしていきたいとは思うけれど、それではとても制度を維持することができない厳しい財政状況がある。」と胸の内を明らかにしていたように、担当者の心境を察するにこちらも胸が痛みます。

 大学が実施をしている「学生生活実態調査」を見てもわかりますが、教育格差と所得格差はやはり。。。

 「家計支持者の年間所得額(年収)」
 東京大学 「950万円以上」  47.8%(前回50%超)
 一橋大学 「1000万円以上」 41.4%
 京都大学 「900万円以上」  34%
 北海道大学「1000万円以上」 17.5%
 徳島大学 「1000万円以上」 15%
 新潟大学 「1000万円以上」 14.7%
 ※なお、国税庁『民間給与実態統計調査』によれば、平成17年分平均給与は437万円です。
 ⇒東京大学の2人に1人は、
 家庭の年収が1000万円以上、ということです。
 (慶応教育会のホームページから)

 その他、いわゆる「交通安全指導員」の廃止の条例提案もありました。これは「みどりのおばさん」のことです。既にお辞めになった方の後任については配置せず、その後はシルバー人材センターへの仕事として移行しています。今回最後の1名の方が定年を迎えることになったので、これをもって条例も廃止できる段取りです。


 あと協議会でもかなり重要なことが報告などされていたので、それについての所管はまた明日続きを書きます。明日は中学校の卒業式です。

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年03月17日

3月定例会 厚生産業常任委員会

 今日の委員会は淡々粛々と行われたようです。別件で控室で調べ物などしていたので傍聴はしていませんが、新規に提案されてきた犯罪被害者支援のための条例も可決すべきとの結論が出ました。結局、私たち会派も含めて委員会では全会一致。障害者、子ども、女性の人権という問題についてはそれぞれに個別の人権条例を制定することに後ろ向きだった市長ですが、犯罪被害者支援のための条例制定についてはいつの頃からか前向きに取り組む姿勢に。思い出してみれば安全安心まちづくり条例にしても、当初は制定することにそれほど積極的ではなかったはずなのに、いつのまにか方針変更されていて、そこもまたずっと議会答弁その他見てきた立場としてはちょっと釈然とはしないかも。
 
 時代環境の要請というものがあると判断するのかもしれませんが、時代環境の要請をどう受け止めているのかがいつも十分には語られないのですね。人権を守る立場から制定すべき条例というのは犯罪被害者支援のことに限らず、障害者をはじめ子ども、女性と条例の必要性はもっともっと以前から指摘されていたわけですから。

 ところで、今日は来年度予算内容に連動して提案されていた条例改正がありました。「予算は予算」「条例は条例」ということもあり、委員会で条例の可否の判断を行うことに何ら問題はありません。ところが、「市長が予算案を撤回して、再編成している最中なので、その間に委員会で結論を出すのは望ましくない。」との意見が出たようですね。そこで条例は「継続審査」になったのだとか。市長が予算案を再提案し、その結論が出てから審査をする段取りになったのだそうです。
 でも、今日の委員会で条例の判断があったほうが市長もそれを踏まえて再編成しやすかったのではないかと思います。ちなみに条例は心身障害者福祉手当の支給に関する見直し、特定疾病者福祉手当の支給に関する見直しの提案でした。両方とも「見直すべきではない。削減すべきではない。」というわけで、予算の組み替え動議の内容を踏まえるのであれば「条例は否決」ですね。


 厚生産業常任委員会に付託されていた条例案の中では介護保険料の見直しがありました。保険料は所得に応じて段階が設定されているのですが、従来は6段階であったものを10段階設定にし、所得の多い方には相応に保険料負担をお願いしていこうとの考え方です。「本人住民税課税で合計所得200万円以上」の方々はすべて一律ではなく、さらに「同合計所得600万円以上」「同合計所得1000万円以上」という段階が設定されます。所得状況に応じたきめ細かな対応とのことですが、もっと細分化してもいいのではないか・・・・という意見もあったりします。


 
 
 
 さて、昨日の総務常任委員会で結論先送りされた「寄附条例」なのですが、傍聴をしていた私にとって「寄附条例に対する理解が本当にあるのかなあ・・・。」なんて心配になってしまう見解を述べられていた議員さんもいらっしゃったので、資料を作成して説明に行ってしまいました。「寄付を集めるのは間口が広い方がいい!」と発言をされていたので。
 ただ単なる財源にするためのお金集めに寄附条例を制定するのでしょうか?そうではないはずです。
「寄付による投票条例」の発想で条例を制定するならば意味があるのだと考えています。なので、何でもかんでもお金が集まればいい!という考え方ではないのです。


 ★参考:寄付による投票条例→「寄附を通じた市民参加型の地方自治に向けて
 

 ★いよいよ明日!!! 80のNPOが集まって・・・・定額給付金基金が発足します

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年03月16日

3月定例会 総務常任委員会

 今日から委員会です。先週末に動議が成立したことは職員の負担増や残業増につながる・・・・という批判が聞こえてきました。何の前触れもなく動議が提出されて、成立したことは確かですが、予算案はその策定過程で市長と各会派が事前説明と意見交換の場を持っていたことも事実。市長がその意見交換の場を活かしきれなかったとも言えるのかもしれません。動議の内容にも関連する条例案その他が各常任委員会でも審査される予定です。特に動議で復活を求めた高齢者や障害者関係の手当については明日の厚生産業常任委員会でも議論になります。
 私が所属の文教常任委員会でも就学援助の基準見直しと奨学金制度の見直しに反対を求める市民からの陳情が提出されています。もちろん動議の内容にも関連することなので審査する前から「採択」と思っていますし、委員会のメンバー構成からしても「採択される」と予測しています。


 さて、今日の総務委員会で注目していたのは「寄附条例」と「いきいきTAMA基金」。この二つはセットで議論しなければならない問題です。3年前から温めてきた構想とは言うものの・・・・・。


 最終的な結論としては「継続」になったのですが、この定例会中に可決していく方向性を目指すとのことで来週27日の午前中に再度総務委員会を開催して議論をするのだとか。民主党TAMAが「継続」を主張したこともあって、それまでに修正案の素案を作成することが条件となりました。
 寄附金について資金の流れを明らかにするということはもちろんのことですが、多摩市に根付いていない寄附文化を醸成するために本条例を設置したいのだとか。たぶん、議会議事録を検索してみると「寄附条例」について最も最初に言及したのはどうやら私。でも、市民活動を市民どうしで支えていく仕組みの一つとして想定して提案をしていたので、今回の提案とはずいぶんと異なる内容。

 私が質問したことについて市長は「今後は、これらの仕組みをより発展させていくとともに、ご質問の1%条例や寄附条例などについても、市民の活動を資金面から支えていく重要な仕組みづくりの一つとして検討してまいります。」って回答をしているけれど、今回の寄附条例の内容は「市民活動を資金面から支えていく重要な仕組み」を感じさせるものではないところがいま一つ納得できないところ。


 
 今日の部長の答弁では、場合によっては「市民ファンドみたいなものがあったら、そこに助成をするという考え方もある。」という話もあり、市民活動を市民が財政的に支援していくための団体なりがあった場合の対応もにおわせていましたが、民間団体である市民ファンドに行政が補助・助成をする理由や根拠の方が難しいのでは?って思うけれど。

 結局は 今回の寄附条例を何のために制定するのかを考えてみると、すぐに予算化しない寄付金をプールする先を市民に明らかにすること。例えば多摩市の「みどり」を残してもらいたいとして5000円の寄付金があってもすぐに予算化するのは難しいのでその場合は「緑化基金」にとりあえず一旦「貯金」しておくということになりますが、その道筋を寄附者にきちんと示すためのルールというわけです。
 特に、上記のように「みどり保全」ということであればわかりやすいですが、そうではない分野を指定することも可能なので、その場合の対応として今回の条例提案になっているようです。
 ★参考ふるさと納税 「ふるさと・多摩の応援を!」


 なので、「市民活動を資金面で支えあう仕組み」という発想はとりあえずさておきで提案されてきたものだということ。


 「残念だなあ・・・・・。」


 それで、「いきいきTAMA基金」についてはそれほどの寄付金は集まらないだろうから、当面は様子を見ながら運用はしていきたい・・・・というレベルのもの。この原資としては3500万円だけれど、一部(大部分)は今回廃止される国際交流基金にプールされていた寄附金。この寄附金はまぎれもなく「国際交流の推進」に対しての寄付者の志。なので国際交流基金を廃止しても、その寄付者の思いを踏みにじることはできず、それについては適正な取扱いをすることとなります。


 要するに国際交流基金はいまいち役割も終了しているし、この財政難の折に取り崩しをして財源にしていきたい。でも基金すべてを一般財源に繰り入れることはできない。なぜなら、一部には「寄付者の志」があるから。だから、そこは残していく必要があるけれど、そのためにどうすればいいか・・・・・。

 だから「いきいきTAMA基金」!


 
 国際交流基金の「寄付者の志」も引き継ぐこともできるし、ふるさと納税への対応もできるし・・・・ということになって、都合よく発足する基金ということなのかもしれませんね。何となく・・・・来年度、かなり厳しい財政運営を迫られた結果、財源として目をつけられてしまった国際交流基金があって、そこを取り崩すための理由づくりのために寄附条例やいきいきTAMA基金が浮上してきたような気もするなあ。だから、慌てて制度設計されて提案されてきたもののような感じがしてしまう。

 もし、3年間も温めて考えてきているとしたら、「市民の活動を資金面から支えていく重要な仕組みづくり」という部分もきちんと活かした形で条例提案されるはずだから。
 そう考えると、やっぱり「残念だなあ。」

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年03月13日

予算特別委員会5日目 動議が成立→予算案の撤回

 一般会計予算は撤回されました。

 予算の編制替えを求める動議が成立したからです。提案者は民主党TAMA遠藤さん、ゆいの会折戸さん、共産党橋本さん。賛同者は上記3会派と生活者ネットワークの2名。

 動議の内容は簡単にいえば福祉・教育予算でスクラップされたものを復活させて、その代りに庁舎増改築基金の積み立てをしない、閉館するやまばとホールの建物を解体し駐車場整備することを急がない・・・・こうすることで財源を確保するとともに、緊急性を要しないと判断したみどり」の確保(土地購入)をしない、花火大会実行委員会への補助金を一部減額(実行委員会には財政的な余力があると判断できるため。特別会計として1700万の資金を保有している。)の再考を求めました。

 ちなみに復活させたものは下記のとおり。
①心身障害者ガソリン費助成、タクシー利用料金助成の基準の見直しをしない
②重度脳性麻痺者への介護人派遣事業の回数削減をしない
③心身障害者福祉手当支給について対象者の削減をしない
④特定疾病者福祉手当支給について単価の見直しを行わない
⑤補そう具支給事業の利用者負担の見直しを行わない
⑥高齢者保有電話の使用料助成の見直しを行わない
⑦高齢者おむつ支給事業の見直しを行わない
⑧介護保険居宅サービス利用料助成の見直しを行わない
⑨奨学金給付事業の対象者見直しを行わない
⑩就学援助費の認定基準見直しを行わない。
⑪上記に伴う給食費の助成見直しも行わない。

 これらに要する費用は170,661千円。それで、そのための財源として

①庁舎増改築基金原資積立をしない(50,000千円)
②やまばとホール跡地の駐車場整備をしない(11,300千円)
③やまばとホールの解体工事をやめる(141,015千円)

 さらに緊急性がないと判断した下記についてもストップ。

①せいせき多摩川花火大会補助事業を半分にする(6,500千円)
②中沢池公園用地買収と原峰緑地用地買取をとりやめる(186,885千円)

 国庫補助や都市計画税の充当をしていた部分もあるので、それらを勘案して全体としては都市計画基金原資積立に125,885千円を積立もでき、財政調整基金(貯金)の取り崩し109,661千円をしなくて済む内容になりました。

 私としては昨日のブログにも書いたように、全小中学校のICT化については3年間で3億5千万円の設備投資が必要で、さらにその先のランニングコストとして年間7500万円必要とのことでかなり躊躇したところだったのですが・・・・・・これについては他の議員さんとの意見交換を経て再考を求めるまではしないことに・・・・・でも、あまりにも大きな財源が必要なので、将来的にどうなるのかも心配ですし、必要な財源を見出すためにピアティーチャー(多摩市が雇用している補助員)や学校図書館司書その他学校配当予算のこれ以上の削減・・・・・にしわ寄せがいかねばいいのですが・・・・。
 現段階で市長も財政当局も「多摩市小中学校のICT化が遅れていることを認識しているし、それについてはきちんと財源を確保していきたい。それが学校予算に響かないようにしていきたい。」と答弁をしていたのでそこを信用せざるを得ないわけですが、ICT化を進めるというのは設備投資と単なるランニングコストのみならず、それを活用していく先生・学校側のサポート体制がより重要になるわけで、先駆的に取り組んでいる日野市などの事例でも独自でメディアコーディネーターと呼ばれる支援員・支援チームとともによりよい指導プログラムの開発など行っています。せっかくの設備が店晒しになってしまわないようにサポートする環境なくしては進んでいかないことも考慮して、今後必要な経費はしっかりと確保してもらわないと。
 正直、昨日まではここに対する経費も見合わせた方がいいのではないかと考えていたくらいでしたから。


 というわけで、動議の内容をどうするのかについては私は参加できなかった場で会派どうしでの調整をした結果のものです。もちろんお互いに妥協点を見出して内容調整をしたもの。これについては賛同者を得るために、昼休みに提出者3名が他の会派に説明に。その結果・・・・生活者ネットワークのお二人は賛同して下さったこととなります。


 しかし、3時の休憩が2時間にも及びました。・・・・・・議会審議がストップ。なぜなら、動議が提出されれば可決されることが目に見えていたのでそこへの対応を考えていたのでしょうね。

 動議の採決を行った後、市長から発言があったのですがすでに発言内容が立派に作文されていました。今年の予算については市長も厳しい判断が迫られたとの苦しい胸の内と編成にあたって工夫をしたところなどを述べたのち、「動議の成立については重く受け止める。撤回をする。」とのことに。

 その後、特別会計が淡々と審査されてこちらはすべての特別会計が全会一致で可決。しかし、本来であれば今日で終了するはずだった予算特別委員会は終了できず。ということになりました。今後の手続きはどうなっていくのでしょう。
 今までも当初予算の審議では、共産党会派が単独で同様の動議を提出していましたが、結局いつも不成立なのでそのままクールダウン・・・となっていました。動議が成立した場合にはどうなるのか?

 モノの本から知恵を拝借したりするわけですが、かなり辛辣で、成立した動議の受け止め方によっては「市長不信任案にも至る」なんてことが書いてあったりしました。

 とりあえず、週末なので今後の動向は月曜日以降に。

 動議の成立に傍聴の市民は・・・「こういうかたちで議会が頑張れることを示せることがよかったね」と一言。

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年03月12日

予算特別委員会4日目

 とても厳しい財政環境。それでも全国自治体の中ではまだまだ恵まれている自治体。本当にそうなんだろうか・・・・と狐につままれた気分での4日目。


 
 「無駄が多いのか?」

 4日間の質疑を聞いていても「無駄かどうか」というレベルでの話をしていても埒があかないことだけが浮き彫りになるばかり。議会が議員どうしで行政全体の活動がどうあるべきかについて意見交換していかないとの思いを強くするばかり。本当に悩ましい。


 一つ一つの事業について問われる「必要度」は「そこまでの税金を投ずる意味」のこと。そこは市長、行政に問われるのと同時に私自身にも問われることなので責任があります。財政状況が厳しくなればこそで、ますます予算の執行を認めるということの責任が年々重くなっているように思います。


 今日は土地の買収=「みどり」の確保のことが話題になりました。生産緑地だった土地が相続され、生産緑地法に基づいて公共的団体=市に買い取り申請が提出されていた場所に約1億3千万円の買収費用が計上。これについて「生産緑地が相続されたら売却されないようにすべて市が買い取るのか?!」という質疑から始まりました。市は「みどりの基本計画」の「みどりの拠点」に位置づけられているからぜひとも確保をしていきたいという説明。何とか何とか「ご理解を」ということでした。
 

 「金額的にとても大きな買い物について議会に対する説明や協議があまりに不十分だったのではないか。」また、当該地については「公園」として都市計画決定をする手続きをとる予定との話(それで国の補助をもらえる)からは、都市計画審議会などでの情報提供もないことも問題ではないかとのご意見も。


 今の時期にどうしても購入しなければならない緊急性等がわからないし、納得できないと言いきった議員さんもおられました。
 ところで、「みどりの基本計画」では「市域の37%をみどりに!」という目標を掲げています。その目標自体を否定するわけではありませんが、それを達成するために買い取りをしなければいけない用地(緑地)はまだまだ存在するわけで、それらを全部市が買い取ることになったらそれこそ大変!破産します。


 そういう意味では「市域の37%をみどりに!」という目標値そのものに再検討が必要なのかもしれませんが、「みどり」に対する市民の思いの深さを考えると目標値の削減というのはなかなか言い出しにくいところなのかもしれませんね。私もやっぱり言いにくいことなので。


 明日は消防費に教育費の質疑をしてから特別会計の審議に移ります。明日の教育費で質疑する内容がとても重くて。小中学校の情報化推進のための初期投資。3年間計画で整備するそうだけれど、その総額は?そしてその後のランニングコストは?


 情報化の推進って「第三の公共事業」と言われていて、初期の設備投資、システムに必要なソフトの開発から始まってとかく維持するだけでも結構な経費がかかるはずです。そのことも含めて尋ねたいと考えています。

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年03月11日

予算特別委員会3日目

 今日がちょうど予算委員会の中日。中日になるとちょっとだけ委員長も一息いれて後半に備えなければ・・・・?というわけで、午後の2時間だけ委員長の代行で議事進行をしました。議場からは「子どもが議長席に座っているようだ!」なんて言われましたが、自分でも「そう見えるかも。」って思いました。全く「貫禄なし」なので。
 それにしても、議長席って本当に眺めが良く、議場の一番高い所にあるだけにニュータウンが一望できる感じ?!(大袈裟かな。)議長席は行政側のところに位置しているので、答弁を求められた担当者の息づかいがダイレクトに感じられました。でも、職員って本当に一生懸命答えよう、答えなくちゃってしているのです。大量の資料をあわてて焦ってめくる様子(音)など・・・・・議員席で見ているよりもリアルでした。


 さて、今日は「民生費」が中心に質疑応答が展開しました。財政の逼迫状況は全国的に見れば、まだまだ基礎体力があるとする多摩市。市長の「今こそ間に合う改革」は断行されています。そんな中で市長が進めていく改革を図にまとめたと考えられる「平成21年度予算 ビルド&スクラップ」という資料が示されています。この資料は職員がかなり苦労に苦労をして作成したものだと聞いています。確かに力作なんでしょうし、力作だと思います。


 ところが、これこそが・・・実は今回の審議にかなりの物議を醸し出す材料になっているのです。わかりやすい資料がゆえに審議で有効に活用されるとも言いかえることが可能です。


 何せスクラップとして示されている「市民サービスの見直し」メニューのほとんどが福祉サービスの削減。例えば、示されたメニュー項目から今日の質疑で話題になったのは・・・・

●特定疾病者福祉手当単価見直し
●障害者福祉手当対象者見直し
●高齢者おむつ支給額見直し

 というような内容。

 これらを見直すことが「真に必要とされる施策へ重点的に配分をすること」につながり、「市民のみなさんの夢の実現」に向けて着実に前進するとの説明付資料になっているのですが・・・・・・・。
  市長は「市民の暮らしの視点」「暮らしの安心を守ること」を優先にして予算編成をしているとするけれど、「守れていないよ!」って異議あり。
 

 なぜなら、市長が考えている「ビルド&スクラップ」って、私たちの会派が考えている「ビルド&スクラップ」とは全く異なっているのです。問題はスクラップしたことで縮小したサービスをカバーできる(またはそれを上回る)手だてがビルドされているのかどうかです。
 しかし、スクラップされたものは単にスクラップされて削減されただけの話にすぎず、結局はサービス切り下げ、「後退」としか目に映らないことが問題点。職員力作(これはお世辞ではなく)の資料を穴のあくほどに見つめて「ビルド」されている事業メニューの内容が・・・・・・。


 現行のサービスはなくなったとしても、そのことで福祉サービスを削減された当事者の生活が停滞したり、悪化しないことが大前提でサービス全般を見直し、再構築されていかねばならないはず。例えば、単なる理屈付けを変えただけで事業内容そのものは重複して存在するいくつかのものを廃止し、整理統合して新たな事業といて再出発する・・・・こういうのが再構築だって考えるわけですが・・・・。どうやらそうでもないらしい。


 例えば、高齢者へのおむつ支給の問題も、お金に余裕のあった高齢者はおむつを減らされても対応はできるかもしれない・・・・でもそうではない高齢者はどうなる?そのことで生活水準は?衛生的にはどうなる?
 おむつの支給を減らす代わりに、「自己排泄」機能を回復させていくような取り組みが促進されていくならばいいけれど、、、、、答弁にあったように「減らす分については、おむつの使い方の工夫で」なんて!

 「もはや福祉も聖域ではない!」と言い切った答弁は福祉予算を削減することに対する心の痛みを感じるものでもなく、市の苦しい台所事情を切実に訴えるというよりも、市長の「改革への自信」を印象づけするだけに終始してしまいました。


 そんな答弁は、日々市民の相談に対応している障害福祉、高齢福祉その他の窓口を含め、本当に苦しい思いでやっている現場の葛藤に目を向けているとも感じられず、私も意気消沈してしまった感じ。もちろん、これまでのようなサービス水準を維持することもできないことは明らか。そうは言っても「ぎりぎりまで維持していく努力」をして欲しいというのが福祉予算に対する私、私たち会派の考え方。


 なので私たちの会派として質していきたいのは市長の姿勢。でも、市長の意図や考え方を尋ねたいと質疑をしても、最初の答弁で矢面に立たされるのは障害福祉課長や高齢福祉課長さん。予算全体の考え方はこのお二方の課長や部長に尋ねても答えの出るものではないのに・・・・・・・・まるで被告席に座らされた状態で議員からの厳しい追及にさらされてしまう課長たち・・・・その情景に同情心すらわいてしまうほど。


 議員側は課長に物申したいわけでも、課長を責めているわけではなく・・・・市長に問いかけているのに・・・・・。聞きたいのは「あれか」「これか」の取捨選択のつけ方なんだけれど。「どれもこれもやってほしいけれど・・・予算がないから各部、各課で工夫して!」というレベルの話ではなくて、もっと大きな視点から市長のポリシーを聞けるといいなあ。


 でも、市長は決して答弁に立たず。市長の代わりに最終最後には副市長が答弁席に送り込まれ、「改革の必要性に理解を賜りたい」の一点張りと「聖域ない見直し」の主張を繰り返すばかり。私たちは聖域なく見直すことを真っ向から否定はしていなくて、その見直し方と優先順位のつけ方を問題視しているのに。

 聖域・・・・というならば、もっともっと聖域たる部分があるのでは?

 例えば次々に土地購入をして資産を増やしてしまっている状況とか?! その他にもどうやって取り組むのかがよくわからないままに予算計上されているような事業もありそうですし(NPOセンター?!を筆頭にして?)

 明日以降も・・・・・まだまだ問題点の指摘と追及が続くに違いありません。

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年03月10日

予算特別委員会2日目

 予算特別委員会の2日目。歳入を終えて、歳出「総務費」の質疑に入りました。

 それぞれ各議員個々人の立場から行われる質疑は視点もユニークでバラバラ。興味関心により質疑するターゲットは全く十人十色で千差万別。しかし、時に「集中砲火」を浴びてしまう事業もあり。


 朝一番でまずは職員人件費のことがやり玉に。やはり職員の人件費削減は市民的な関心が寄せられている部分。まずは管理職よりも多くの給与を得ている職員の存在が話題に・・・・人事課の提出した資料によれば全庁で10名の職員が管理職以上に給与を得ているのだとか。そんな状況が管理職を志願するモチベーションの低下などにもつながっているし、即効見直しをすべきというのがある会派のご意見。けれど、そんなのごくごく一部のまたまたごく一部の一部に過ぎず、それは全体ではないはず・・・・・でも、いつかどこかで言われていたように(確かSmile(笑顔)、Speed(迅速)、Sincerity(誠実)に基づいた「3S窓口」に関連する話だったかな?)「100-1=0」になってしまうのが辛いところ。
 とはいえ、「人事管理」という視点からいえば、業務に見合った人員配置ができているのかなどなどそれこそ管理職のマネジメント能力が問われるところにはなるのでしょう。

 今回の予算審議にあたって、職員の残業代がどのくらいなのか各部署別の資料を提出してもらったところ、残業が恒常的になっている部署などは一目瞭然。たぶん、職員の能力云々の問題ではないと思います。業務量が膨大すぎて恒常的な人員不足が要因としか思えません。・・・・となれば必要なのは「人」。しかし、単に人だけを増やせばいいという話でもないはず。増員すればいいという安易な考えで、臨時職員などで代替できない職務もあるのが明らか。やはりスペシャリストとなる人材の育成も合わせて行っていくことが必要です。それについては大分認識があるみたいですが・・・・・・「人事力」・・・・・それに乏しいのであれば、それこそ「経営建て直し」のコンサルタントなどに組織力向上にアドバイスをもらってはどうか・・・という意見もありました。


 
 
 ところで総務費には「市民参画・協働」といった分野にかかわる事業も含まれてきます。私が気になるのは今年で5年目を迎えた自治基本条例の今後について。これまでの運用上で何か問題点、不具合などがあれば見直しを検討してもいい時期かなあと思っているので。とりあえず、事前にヒアリングをして質疑はしないまでも、条例に基づいて設置されている「自治推進委員会」の活動ぶりも気がかり。自治推進委員会は存在意義そのものからして、「動きながら考える」みたいな側面もあり、道なき道を歩んでいる印象が否めなかったので。
 しかし、今回の自治推進委員会がまとめあげた「市民参画白書」の内容はなかなかのもの。こういうものは行政職員が下書きしたのでは?なんて思ってしまうのが常ですが、実はこの白書はすべて推進委員会メンバー自らが作成し書き上げたのもの。一読に値する内容で、ここで指摘されている事項を今後、どのように反映させていくのかが重要で行政の腕の見せどころだなと感じています。特に現在策定作業中の第5次総合計画は当然ながら、市民参画や市民協働が柱になるはずですが、そこに自治推進委員会が市民参画白書で指摘している内容がいかに盛り込まれていくのかが見ものかも?!

 

 市民参画やら、市民協働つながりでいえば・・・今日の最後に「集中砲火」にあったのが「多摩NPOセンター」のこと。今、市ホームページでも「(仮称)多摩NPOセンター運営会議」市民委員の募集を呼びかけていますが、この会議で改めて「今後のNPOセンターの運営の在り方」が検討されていくとのこと。しかし、この運営会議なるものが一体何を根拠にして設置されるもので、どういう位置づけのものかわからず、一見行政が呼びかけているように見えるけれど、でも、行政が要綱その他で設置するような性格のものでもないらしく、とても曖昧模糊とした存在。
 今後、この会議体と多摩市がパートナーシップ協定を締結して「多摩NPOセンター」の運営を考えていくらしいが、そこでの検討結果に最終的責任を負うのは一体誰でどこなのかはわからず。現段階として、私としては無責任な状態にならないようにと願うのみ。


 これに関しては私以外にも数名が質疑をしました。そもそも運営内容が見定まっていないのに、「多摩NPOセンター」を閉鎖せず、とりあえず施設管理(場所の開放)を続けるもおかしな話。それについて辛辣に批判する声もありました。「そんな状態で予算化するなんて認められない。」と言い切るに近いご意見も。でも、「内容が決まっていないからと、すぐに施設閉鎖をしなかった対応には感謝。」・・・・と(ある意味)市民参画・協働に対する行政の寛容性を評価する声もありました。
 確かに市民参画や協働には正解もなく紆余曲折しながら進んでいくもので、ある意味で「動きながら、動かしながら考えていく」という側面が強いわけですが、だからと言って、いつもいつも「市民任せ」で行政としてNPOセンターに対するビジョンが持てていないとすれば困ったお話。NPOセンターを本当に必要としている市民は?そしてまた行政はNPOセンターを必要としているの?


 やっぱり・・・この議論で登場してくるのが渡辺市長が突貫工事でつくりあげた「市民活動情報センター」(すでに突貫工事だったことは忘れかけられて、動いていけばそれなりの地位が付与されていくことを見せつけられている感じを受ける今日この頃)。改めて「市民活動情報センター」と「NPOセンター」の役割の違いを質疑していた議員さんもいたけれど、それに対する回答にストンと合点がいった議員は何人いたのだろう?私はよくわからなかったけれど。2つを区別しておくことの意味、その意義がわからないのは我々議員サイドの勉強不足なんだろうか?


★☆★ぜひ、パブリックコメントを!「学校選択制の見直し」★☆★

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年03月09日

予算特別委員会はじまる~「あれかこれか」時代

 2009年度予算の審議がスタートしました。今日は‘総括的質疑’ということで、来年度予算編成方針などを含めて、「何でもかんでも質疑できる」時間からスタートしました。概ね各会派から1名が代表して質疑をします。私たちの会派では順番制で私が担当。会派で意見交換したことを踏まえて質疑内容を構成しました。

 市長の表現の仕方では「選択と集中」となるようですが、私たちの会派は「あれもこれも」ではなくて「あれかこれか」の時代だと思っていて、右肩上がり時代のように市民からの要求や要望があれば何でもかんでも予算化できる時代ではないとの認識、だからこそ益々「なぜ、その事業に重点的な予算配分をするのか、手当てをするのか」の説明責任が問われ、税金の使い方に対する透明性を高めることが必要だと感じています。

 市長もその必要性については私たちと同じ認識で、全国自治体から国の「無駄ゼロ会議」のメンバーに加わった経験からも「市民目線できちんと捉えていきたい」という姿勢を宣言されていました。
 ちなみに市長は「無駄ゼロ会議」の内容については的確にそのポイントを説明して下さいました。(これは市長の持ち味で、市長はさすが優秀な行政マンだっただけあって説明はとてもお上手なんです。)


 ところで、多摩市の行政の「無駄」についてはすべて解消できたのか?


 副市長は「多摩市は国にも先駆けて行政改革に取り組んできた。昭和61年からのこと。」ということを何度も強調。


 改革というのは休む暇なしという面もあるので、絶えず取り組んでいるわけで、「無駄」の基準も時代背景とともに質・量ともに変化をしていくのだろうなあと理解はしているけれど、多摩市の場合には今回の予算・・・・・底をつきそうな基金、国への借金をしてまでも「市民の暮らしの維持のために」をうたい文句にしていることを考えれば、おそらく「無駄」なんてないはず?!(と思いたい)


 私の結論としては「無駄かどうか」については、見る人の立ち位置によって評価が変わるということ。だから、結局のところは市長の価値基準による「選択」がカギを握ってくると言えるのです。

 わかりやすい事例でいえば都知事が躍起になって招致しようとしている「オリンピック問題」。オリンピックを否定する人はいないでしょう。平和の祭典は素晴らしいことです。でも、これが市民生活、今の市民の暮らしの実態を直視したときに本当に優先すべき政策課題に挙げられるのかどうかはまさに価値観の違い。オリンピックのために毎年積み立てをしている1000億円という「とっておきの財源」があると共産党会派の小林さんも指摘をしていたけれど、まさにどこに税金を使っていくのか、使っていかないのかは市民が選んだ政治家の価値観が大きく左右するのです。
 


 来年度多摩市予算を見てみると・・・・・高齢者、障害者、子ども・・・・・と「弱い者イジメ」と言わんばかりの予算編成だと指摘する声もあるとおり、「そこから優先して見直しが必要なの?!」と思わず言いたくなるような部分が無きにしも非ず。詳細は今後質疑の中で明らかにされていくと思いますが、「市民の暮らし」に負担増を求めざるを得ない一方で、例えば「環境保全」「緑地保全」という名目で来年度も約2億円で「みどりの確保」をする予定になっていて、そのあたりの市長の判断基準には疑問が生じます。100歩譲って市長が言うように「一度失ったみどりを取り戻すことは至難の業」だからと緑地確保を否定しないまでも、「みどりの確保」をするにあたって、どの場所の「みどり」から確保していくのかという優先順位の決め方がいまいち見えていないことが問題でしょうね。
 
 
 その時々の環境変化に柔軟に対応する・・・・・と反論が飛んできそうですが、毎年の見直しの中で「それまで示されていなかった土地の確保、少なくとも戦略プラン(平成22年度までの多摩市のまちづくり計画書)や今後の財政見通しでの計画になかった緑地保全」が浮上してくるのは非常に不可解なのです。


 「みどりを増やす」「みどりの確保」に反対する人はいないでしょう。「オリンピック」と同じですね。でも、それを今、この時点で「優先すべき課題」と位置づけるのかどうか・・・・・そこに市長のスタンスが垣間見えることとなります。それについてきちんと市民に説明責任が果たされなければなりません。もちろん計画外のものが浮上してきたとなれば、それを取得しなければならない緊急性が語られなければならないでしょうね。

 というわけで「あれかこれか」時代に臨む市長のスタンスと私たちの会派のスタンスには少々齟齬もありそうです。

 それからもうひとつ。市長の施政方針で「環境政策推進本部」なるものの設置が示唆されていて、ここが引っ掛かるところ。昨年・・・すったもんだしながら「環境部」を廃止。その理由は効率的な組織運営をしていくため。環境部を解体することは時代に逆行すると反論をしてきた私にとっては驚くべき対応。まさか・・・環境部を解体したことが逆に「環境施策」全体の後退につながってしまったということ?!と問いたくなるのは当たり前。市長をわざわざ本部長に据えなくたって、円滑に環境施策が進むことが想定されての組織改正ではなかったの?

 それにしても「市民の暮らしと生活を守る」との視点で組み立てられた予算。その視点はおそらく市民生活の厳しさを認識していると思うわけですが、正直言って、そんなに苦しい市民生活、さらには今後の負担増を考えたとき・・・・・市長が語る「夢」の一部に位置づけられて今議会に提案されている「寄附条例」やら「いきいきTAMA基金」やらはどこまで機能していくのか本当に疑問。税負担さらにその上に寄附を求めていくわけで、そんなに余裕のある市民は一体どれだけ存在しているのだろう?
 


 今の税負担、それに見合ったサービスに納得のしていない市民が「寄附したい!」と思えるかどうかって・・・・・みなさんはどうお考えになりますか?

 いずれにせよ、これからの時代は「無駄ではないけれど、でも行政がやらない(というかできない)」との選択が求められる時代。議会も「あれかこれか時代」に対応していかなければならないけれど、結局のところ「人には我慢させるけれど、自分は我慢しない」と言わんばかりに、意見の潰しあいの泥試合?と思える場面も残存している限りではまだまだ?!
 市民の数だけの考え方があり、そんな市民が選んでいる議員どうし。だから基本的には「異質」なるお互い同士を「排除の論理」から潰そうとするのではなく、「どこまで歩み寄れるのか」「どこまで譲歩できるのか」というところから議論をしていきたいものですね。それが「あれかこれか時代」だからこそますます求められていると感じています。

 予算特別委員会は金曜日までの5日間。今日は歳入(収入)に対する質疑の途中で終わりました。明日から歳出(支出)に関する質疑も始まると思いますが、「選択と集中」の視点で編成された予算が「帯に短し、たすきに長し」になっていないかどうか・・・・この評価がかなり分かれそうな気配です。

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年03月06日

3月定例会 補正予算は全会一致可決・定額給付金も可決

 今日は補正予算の審議の続き。3月の補正予算の審議は、決算を見据えた整理などが多く・・・言ってみればほとんどは審議しなくてもスルーできてしまう感じもあり。でも、補正予算の審議の場合には時間制限がないので、好きなだけ時間を使えて、意味がある感じ。来週から始まる予算特別委員会は持ち時間があるので、時間の制約の中で答弁と質疑がかみ合わなければ・・・・ものすごく時間がもったいない・・・・という風にもなってしまって、行政側の「はぐらかし答弁」にごまかされて終始してしまうことも多いので、補正予算の審議で触れられる部分があれば、拡大解釈で質疑の範囲を逸脱しているとの野次に負けずに質疑し続けるのがコツらしい。

 今日も私も含めて、議事運営を円滑に進めたい議長がかなり「イライラ」っとした視線を感じつつ、自分の意見を盛り込んではならない「質疑」の時間に、かなりの意見表明がありました。私が言っておきたかったのは「文化財保護」のこと。文化財の保護は行政の仕事の中でも重要なもの。専門的な分野ということもあって、議会の中でもあまり光の当たらない部分だけれど、歴史を残すという意味でも行政の果たすべき役割は大きいと考えていて、特に・・・多摩市の場合には博物館機能のある「パルテノン多摩」の存在を意識するならば、いかに連携していけるのかがカギを握るなって思っています。多摩市も文化財の調査として専門員を設置してきたのですが、実は今年度は採用を予定していた人が別の自治体で採用されてしまったので欠員になってしまったのだとか。でも、その代りに考古学を専攻してきた新任の職員の方が配置されたとの話。今は正職員2名体制で対応しているとのこと。これまでは正職員1名と非常勤職員1名(専門員)だったので、正職員2名で情報共有しあいながら仕事を進めていけることは有効だと判断できます。なので、この体制を維持してもらいたいですし、できればそこに非常勤の専門員さんも加わって、あとは臨時職員の方、市民のボランティアの方々も含めて歴史・文化を残すことをしてもらいたいと思っています。


 それから、当初予算で「購入します」と明言していたにもかかわらず、その後の財政的やりくりで「購入しなくなったらしい」ことが判明した「きこえの教室」の指導に必要なオージオメーターについては、昨年末に購入したのだとか。決算特別委員会の中で教育委員会に対して議会答弁に対する責任はどうなっているのかと厳しく追及したけれど、事の発端が明らかになったのは共産党の議員さんがきちんと状況を把握してきて、教育委員会の対応の不十分さを指摘したからこそ。その成果もあり、子どもたちの指導に必要な環境整備が一歩前進してよかったなと思います。

 ということで、今日は「定額給付金」「子育て応援特別手当」が最後に追加議案で審議されて賛成多数で可決。反対したのは民主党TAMAと佐久間さん、住田さん。共産党や生活者ネットワークの議員さん方も経済対策としては「無策」に等しいことを指摘しながらも、心待ちにしている市民の存在があることを理由にして賛成に。


 それにしても定額給付金、子育て応援特別手当合わせて約22億円が市民に給付(ばらまかれる?)されることになるのですが、それにかかわる事務費が約1億円。この事務費には職員の残業代は含まれているけれど、いわゆる午前9時から午後5時までの職員労働の対価については含まれていない。やっぱり、どう考えても・・・・結局は国の尻拭いを自治体がさせられている感じ。これはどのくらい地域経済の活性化、景気浮揚策になるのだろう。

 多摩市の給付までのフローとしては、ベルブ永山に3月25日ごろに事務所が開設されて、市民への通知は今月末。その後申請(申込)があり、審査があって、第1回目の振り込みについては4月末になっています。その事務たるや・・・想像を絶しそう。何せ市民の方は振込口座を指定するわけで、そこを確認したり、間違いにないように対応するなんて胃が痛くなりそう・・・・・・(もちろん、口座をお持ちではない方にも対応はあります。)。いずれにせよ、今回市役所内に設置された「給付金対策」の新しいチームに「室長」が配置されたけれど、お気の毒と思ってしまうのは私だけ?

 定額給付金・・・みなさんはどうされますか?多摩市でも「いきいきTAMA基金」が設置されるのでそこに寄附して多摩市のまちづくりのために使ってもらう選択もあるのかもしれませんね。せっかく寄附条例の制定目前なので(と言っても私は現段階では寄附条例には反対ですが。)。
 私は・・・・マスコミでも報道されていたけれど、「フレンチトースト基金」かな?って思っています。シングルマザーも大変ですが、シングルのパパたちでも苦労している人はとても多いのです。「ファザーリング・ジャパン」を応援しています。

 週明けから予算特別委員会。どんな議論が展開されるでしょう?そんなにすんなりと来年度予算が可決されるとは思えないです。 

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年03月05日

3月定例会 補正予算審議

 「事なきを得ました。」・・・・・・と今日の会議が終了した後の議会事務局長。


 実は、今日の補正予算・・・・他の議員さんが質疑をしている間に予算書を眺めていたら素朴なる疑問が生じてしまったことがきっかけで、思わず私が「家庭系ごみの収集手数料」のことを尋ねてしまったことが発端となり、私たちの会派で修正案や補正予算の組み替え動議を出そうかと準備をしていたのですが、結局は質疑の中でとりあえずは納得できる答弁を獲得できたので一件落着。

 修正案やら組み替え動議やらを出すことを想定していない議会事務局としては、途中からイレギュラーな動きがあるとそれだけそこに振り回されることになり、局長としても気が気じゃなかったんだろうなあという感じ。


 「事なきを得た!」

 と言われた私たちの会派はもちろん・・・・「いったい、何が事なきを得たんだ!」と返答しておきましたが。


 私の素朴な疑問というのは、市民の方に購入して頂いている家庭系ごみの有料指定袋が当初予算の見込みよりも多くなり、その分「収入増」になっているのに、「収入増」になっている部分はどこに使われているのか?が補正予算書からや読み取れなかったというもの。手数料として市民から頂いた収入は「環境行政」に使用する「特定財源的」な取扱いをするというのが市の方針。私たちの会派も「お金に色はついていないけれど、環境行政に、それもまた特にごみの減量などにきちんと使っていくべき。」との主張のもと、「ごみの有料化」に賛成してきた経過があります。なので、当然ながら「収入増の部分がどう使われるのかを市民に説明してほしい」と求めるのは当然のこと。


 結局のところ、最終的には「決算」の段階にならないと整理しきらない・・・・・ということが明らかになるとともに、とりあえず、そのことが理解できたので、「だったら決算の時(今年の9月)にはきちんと明らかにしてほしい。市民にわかりやすく説明してほしい。」ということで妥協点。行政側も市民に対するしかるべき説明責任は果たし、そのために必要な仕組みがあれば検討もするということを表明しました。


 もともと「家庭系ごみ有料袋」による収入は「塵芥収集事業」にしか充当できないもの。しかし、お金には色はついていないですし、要するに全体で見れば「新たな財源」になってしまうわけで、結局「新たな財源」を何に使っていくのかが問題。
 でも、もともと「減量を進めることが有料化の目的」だとさんざん説明してきたことと照らし合わせば、やはり市民から徴収している袋代をごみ行政とは無関係なところに使われたくないというのが市民感情。


 思い出せば悪名高かった「ごみ有料化担当」という担当部署の名が「ごみ減量化担当」にも変わったことからもわかるように、私たちが進めなければいけないのは「ごみを減らす」こと。だから、自宅のごみが減量できるようにと例えば家庭で簡単に取り組める生ゴミ処理機の普及をはじめ、リサイクルの促進など啓発には力を入れなければならないし、今年はかなり手厚い予算になっていたことは事実。


 ところが、補正予算書上では約3000万円ほどプラスになっていた収入部分が支出で一体どこに消えてしまったのが全くわからなかったというのが私の素朴なる疑問。

 まあ、素朴なる疑問というか、見方を変えたら「予算全体の仕組みを理解していない。」「予算書の読み方がわかっていない。」となるのかもしれませんが、「市民にわかりやすい予算書づくり」とか「市民に説明責任を果たす」という観点からすると、行政は補正予算のわかりにくさをわかりやすく市民に説明する必要がありますし、そこに立脚して、最終着地点(決算)に向けては、市民に誠実なる対応をすることを明らかにすることは必要でしょう。

 なので、私の素朴なる疑問から出発し、そこをさらにフォローした篠塚さんがいて、最終的には遠藤さんが全体をとりまとめて疑義の解消までたどり着けたということで・・・・・・まさに今日は私たちの会派はチームプレーでした?!

 要するに「家庭系ごみの手数料収入」をいかに使っていくのか・・・・結局なし崩し的に「単なる財源」として都合よく使われたくないというのが私の意見。ごみの減量につなげていくために使っていくこと、そのためにはまだまだ啓発も足りていないと思いますし(例えば、家庭で気軽にできる生ゴミ処理機だってもっともっと普及できる余地もあるはずですし)、やらねばならないことはたくさんあるのだと考えています。


 ごみの減量は「市民協働」を言い分に・・・・・・・・・・行政改革で「環境部」がなくなって、なぜかその他環境行政とは切り離して「くらしと文化部」に部門そのものが編制替えされたのも記憶に新しいところ。そういう意味で市民とともにごみ減量を進めるための事業、その有効性をしっかりと検証するならば、そこにしかるべき予算を確保しなくちゃ!

 「ごみの減量で家計もダイエットしなくっちゃ♪」と・・・我が家もかなり「袋代節約」を心がけた生活をしています。やはり行政だけが旗振り役をしてもどうしようもないので、市民がしっかりとついていける施策に工夫を打ち出してほしいですね。「頑張れ!」


 というわけで、本日「事なきを得た」審議は終了しましたが、まだ明日は防災関係、教育委員会関係の補正予算の審議が残っていて、私はもちろん教育委員会関係の予算には色々注文付けたいところもあるので質疑する予定です。

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年03月03日

3月定例会 一般質問

 明日は休会になりました。自民党、公明党会派がそれぞれ1名しか一般質問をしなかったので思ってもみない中休みです。明後日から補正予算審議、条例と来年度予算の提案があり、来週月曜日から予算特別委員会がスタートします。

 議員個々人の個性あふれる質問は内容が多彩。議員の場合は自分の興味関心を中心にして「テーマ」を持つことができるので、ある意味で専門性深めようと思えば深めることも可能です。でも、市長の場合は興味関心云々ではなく、行政の活動全般のことを隅々とは言えないまでも把握しなければならないので大変そうです。そんな市長を支える知恵袋としては職員がいるわけで、個々の職員がそれこそ専門性をもった集団であるならば、議員一人が太刀打ちできるものではありません。ですので、議員個々人の孤軍奮闘から「議会全体」の結束で市長に立ち向かえるようにしていこう・・・・・少なくともそれが議会の目指す方向性だと思っています。

 でも、それは理想にすぎないのかもしれない・・・・・・と思うのは、とにかく一般質問をしていて飛び交う野次の品のなさ。

 「野次を飛ばしてカツを入れる」というよりも、傍聴席で聞いている市民が「気分悪くなるような野次」で、言ってみれば議員同士が足の引っ張り合いをしているような、「人を小馬鹿にするような野次」に聞こえているとの感想からも窺い知ることができそうです。


 高邁な精神を掲げて進めている議会改革の行方にちっとも期待できない・・・・・私のところに届く方々からの意見が出てくる所以かもしれません。

 ところで、卒業式と入学式間近。そんな中で今年は衆議院選挙や都議会議員選挙もあるということで・・・・・教育長から各学校に次のような趣旨の指示があったのだとか。「いわゆる‘政治家’と呼ばれる方々からの祝電披露の場合には「名前の紹介」か「祝電の掲示案内」という取扱いをしてほしいと。」。各学校では祝電の取り扱いがかなり異なっていたようですね。全文紹介をして名前まできっちりと読み上げる学校もあれば、そうではない学校もあったりと・・・・ですので、そこを統一したようです。
 それについて「今までの慣習やらお祝いの気持ちがあるわけなので、全文披露することを妨げるような指示はおかしい。教育委員会で議論すべきではないのか。」と教育長の方針に異議を唱えたのが今日の発言者。しかし、これについては議場から「教育長の見解の方が正しい。」と教育長を支持する声が!もちろん私も・・・・・なぜだか全校に届く仰々しい‘政治家’からの祝電には首をかしげていた一人なので、教育長の考えに賛同します。

 ところで、市議会議員はどうでしょう?卒業式や入学式には‘地元’の議員が出席をします。今年は中学校の卒業式に代表者会議の日程が重なっています。「公務優先かな?」と思いきや、卒業式に出席できるようにとその日に会議の開始時間は午後からに遅らせて設定するなどとしています。
 でも考えてみたら、地域によっては議員が出席しない学校もあるわけです。「議員はどうして卒業式や入学式に出席するの?」・・・・・議員だって別に出席しなくてもいいのでは?・・・・・という意見があるにはあるのです。
 
 市議会議員の場合には地域で青少年問題協議会のメンバーであったりするので、そういうつながりから出席していると捉えればいいのかなと個人的には思っています。

 今日の質問では「給食センターの民間委託化」方針に腹を決めているんだろうなあ・・・・・と思わずにはいられない教育委員会サイドの答弁があり、「民間委託化せよ!」と加勢する立場の議員からは「年収1千万の調理員はいらない」というような野次も。必ずしも民間委託ということを否定するものではないのですが、民間委託化した給食センターで作った給食の献立と食材、その内容は?2年後から小学校に上がる我が子を目の前に考えさせられるものです。
 もともと私は給食センター方式ではなくて「自校方式」がいいと思っていましたし、札幌で2年間小学校に通っていた時の給食に比べて、多摩市の給食がおいしいと感じられなかった経験があります(これって20年以上も前の話)。なので、メラミン食器導入にあわせて「弁当持参」をするようになった時にはほっとしたわけです。食の安全という点でもやっぱり「お弁当の方が知れている」から安心でした。


 脱脂粉乳の給食があった時代と現代とでは「給食」の意味合いや位置づけも微妙に異なることは確かです。でも、「食育時代」だから「給食」が必要という人もいるくらいです。飽食時代だとは言え、見方によっては食卓が'貧困’になっているからこそ「給食」がつなぎとめる「食文化の継承」「食の伝統」もあるのでしょう。

 いずれにせよ、「給食廃止」にはできない中で安全・安心な子どもたちへの「食」の提供をどうしていくのかは課題です。

 明日は休会。定額給付金については明日の国会で可決の見込み。可決されたなら、明後日以降の早い段階で多摩市議会にも追加提案が。いち早く市民への給付を行うためです。すでに定額給付金のための特別対策チームが編成され、市役所の体制は万全ですので。

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年03月02日

3月定例会 一般質問

 今日は発言順がまわってくるということもあり、朝から頭は自分の一般質問のことで頭がいっぱいでした。とりあえず、必ずここだけは聞いておかなければいけない、確認をしておかないといけないと思ったところだけは尋ねることができたのでよかったです。ごくごく当然のことを尋ねたので、「当然の回答」が返ってきたわけですが、回答内容は後々にとても重要になってくると考えています。


 というのも、7月から「ひまわり教室」が民間委託されるわけですが、「民間に委託する=行政が楽になるものではない」ということを確認し、委託者としての行政の責任がますます重大になってくるとの認識では一致できたと考えるからです。
 民間に業務を委託するということは、民間のノウハウ・・・たとえば専門性などを生かすことができたり、行政とは異なって柔軟性を発揮できたり、より一層の創意工夫ができたり・・・なんてことを言うわけですが、そういう一面はありながらも、本音ベースでは「経費削減」「効率化」一辺倒な場合もあるのでここは要注意しなければならないところ。表向きには「経費削減」なんてことは口が裂けても言わないわけですが、「経費削減」が優先されて安易なる民間委託を進めた結果、後に首を絞めることにならぬようにしていかねばなりません。つまり、市民へのサービス提供について「質」「量」ともに市民の満足指数が上がればいいわけですが、サービス内容が低下するなんてことがあれば本末転倒だからです。
 「ひまわり教室」の行っている療育事業は子どもたち一人ひとりに寄り添って育ちを支援していくためには必要不可欠な事業です。よりよい事業展開を図るための民間委託であったことが市民に評価されるようにとしてもらわねば。
 そのために問われるのが委託する行政の姿勢であり行政の意向であり、行政が描いているビジョン。そこを明らかにしながら、民間事業者とのパートナーシップで事業の充実を図ってもらいたいものです。


 ここが今日の質問で一番のポイント。これからますます「官から民へ」になりスリム化を目指すともなれば、「民間化」の流れは必至。「ひまわり教室」のことに限らず、すべてのことに共通してあてはめられる問題点であると思っています。


 そのほか・・・・今日は提案事項としては次の2点を。「5歳児健診の導入」と「セカンドステップの活用」です。


 発達障害者支援法では障害の早期発見早期支援だとしていています。見方によってはレッテル貼りだとか、障害の有無を選別するかのようだとの言われ方もありますが、私は決してそういうものではないと思っています。早い段階から支援することの必要性の方が大きいと考えているからです。いわゆる発達支援の必要な子どもは「個性がとても強い」ので、その個に応じたサポートプログラムが必要なのです。子ども可能性を伸ばすためのサポートであり、訓練だと考えています。そういう意味で、5歳児健診の有効性はすでに認められるところで、すでに鳥取県では全市町村で導入されている取り組みです。健診をひとつ行う(増やす)ともなれば予算が伴うわけで、担当部署としては頭を痛め悩むところなのかもしれませんが、鳥取市の場合には全5歳児ではなく希望者が受診できる仕組みにしているため年間予算も小児科医と保育士の日当で約25万円での対応から進めているようです。なので予算的に多摩市で取り組むのも工夫をすれば可能な範囲ではないかと思っています。

 それから「セカンドステップ」はNPO法人日本こどものための委員会がアメリカからのライセンスを持ち普及をしているプログラム。子どもたちのソーシャルスキルを磨くためのプログラムで「子どもたちを加害者にしない」を合言葉にしているもの。日本の文部科学省にあたるアメリカの教育省からも有効なプログラムだと評価されているそうです。品川区では区内一部の小学校1、2年生の「市民科」で取り入れていて、その効果を検証し、全校での実施に広げていくことが決まっています。
 今年の秋から市立幼稚園跡地に「子育て総合的施設」がオープンしますが、そこでは子育てにかかわる「人材育成」に取り組むといわれています。子どもへの接し方や現代の子育て事情その他・・・・支援者の育成に取り組む研修は今でも行っていて、かなりその内容も充実していますがそこをさらに発展させていきたいとしているのでしょう。子育て総合的施設は大学連携で進めていくそうなので、そのノウハウを期待したいです。
 そこに合わせて、「セカンドステップ」のように子どもたち自身のスキルアップをしていけるような研修プログラムの開発とその指導者育成にも取り組んでもらえるといいなあと思っています。セカンドステップは「4歳から8歳」がまずは1コースになっています。もし多摩市で「4歳から8歳」というつながりで一つのスキルアッププログラムをつくることができ、市内の幼稚園保育園、小学校で導入することができたなら・・・・・まさに就学前就学後の連携やつながりを一層強くすることも可能です。


 日本の子どもたちは海外の子どもたちに比較して「キレやすい」という調査結果もあるのですが、子どもたちのいわゆる「対人関係能力」をいかに育んでいくのかが今後ますます課題になっていくでしょう。「一人っ子」時代のニーズだと思っています。


 
 以上が今回の質問の概要説明。
 ところで今日は築地市場移転問題に対する市長の見解を問うものがあり、答弁その他少々混乱気味に陥っていました。議場でも「ここは都議会じゃないよ!」というような趣旨のヤジも飛んでいましたし。でも、市長として築地市場移転問題に対してどういう姿勢を持つのか・・・というのは例えば住民基本台帳ネットワークにどういう姿勢を持つのか・・・・というような政治姿勢やポリシーにもか関わってくることになるのでしょうね。「市は関係ありません」ってもちろん市行政の事務には直接的にかかわらないのかもしれませんが、市長が政治家としてどういうスタンスをとっていくのかを厳しく追及する質問だったと受け止めた次第です。何といっても「食育時代」ですから・・・・・。食卓の安全は基本です。築地市場移転問題、私も注視しておかなければ。これは実は都議会議員選挙の大きな争点になりそう。しかし、そうなりそうでならないのは・・・・やっぱり築地が多摩の生活圏からは遠いから?距離は遠くても実は私たちの食卓とは切っても切れない関係にある都民の台所の問題をもっともっと私たちは知るべきですよね。

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年02月27日

3月定例会 一般質問

 いわゆる・・・・市長との距離が近い会派の方々は昨日に「代表質問的一般質問」を終えたので、今日からは市長との距離が「やや近くない」「やや遠い」「かなり遠い」・・・・・・「程よい」?!というような微妙な立ち位置の議員たちの質問が続きます。

 なので、褒め言葉でいえば「緊張感」の漂う?


 言い方を変えれば、「批判精神旺盛」な?

 議員側は、あえて使用してみれば‘野党っぽい’質問なので、議論などがさらに活発になるのかなあなんて思って期待していたのですが、相対する行政側の答弁は「のらりくらり」が基調となっているような感じで、傍聴席からみていると「やる気のないような、やる気のあるような、結局・・・・何もやりたくないらしい。」としか受け止められないような雰囲気がムンムンしているのだとか。


 一言でいえば、「歯切れが悪い!」ってことでしょうね。


 この業界にいれば、それも当然のこととサラリと受け止めてしまいがち・・・・というのも、金科玉条のごとく答弁があったとしても、だからと言って、すんなりと挙手してしまうような面子ではないから・・・・市長側も早々簡単に「手土産渡さず」という感じです。


 アップテンポ、歯切れよく!打てば響くみたいな答弁というのは・・・・やはり「代表的一般質問」を行う立場の方々のもの。「よいしょ質問」っていう言われ方もありますけど、行政側の答弁が「1・2・フィニッシュ」みたいにばっちり決まってしまう場合もあるにはあるんです・・・・・‘与党さんっ’的立場の方々に限っては?!
 それに‘与党さんっ’の場合には絶対に冷酷で冷淡な答弁はありません。でも、それに引き替え私たちの立場には「心のこもっていない」というか「力を込めていない」というか「血の通っていない」答弁も少なくありません。

 傍目からも行政の答弁に「差別感」を抱かざるをえないとの声が聞こえてきます。それはとても由々しきことだと思っています。やはり、議員への答弁はその議員個人に対する答弁ではなくて、その議員を通して「市民に向けられた回答」だからです。議員に対して差別的な取扱いはなはだしい答弁を堂々とやってのける行政って問題がありますよね。きっと市民に対しても同様ではないかというのは邪推かもしれませんが、やはり「公平に」というスタンスはどんな場面でも大事なことだと感じます。それってやはり「トップ」の姿勢なのかなあ?!


☆一般質問の発言順・・・・日程公開されています!→市議会コーナー

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック

2009年02月26日

3月定例会始まる。

 3月定例会がスタートしました。正式には平成21年(2009年)の第1回定例会です。市長の今年度の決意と抱負が表明された施政方針演説。さっそくホームページに掲載されています。(でも、トップページだけでは新規に更新されていることがわからないので、かなりひっそりと記事掲載という感じ。)

 市長の並々ならぬ決意表明に拍手喝采に近い形で、公明党、自民党会派から初の試みとなった「代表質問的一般質問」が行われました。どういうものが代表質問であるのかの定型がよくわかっていない私ですが、仮にも本日の質問者の発言の形式が「代表質問」だとすると、市長に対して「政党もしくは会派の考え方」を滔々、朗々と述べるだけで終わってしまうのが代表質問なのかなという感じ。公明党は導入部分で20分間の演説。市長はそれに対して15分強の答弁を。自民党は25分の大演説の後で、市長は20分超の答弁を。
 私としてはもっと意見のやり取りが活発にあるかなというイメージでしたので単なる「我が政党」「我が会派」の代表が市長に対抗して抱負を述べるに留まった状態というのは少々期待とは異なるものだったのが残念。
 このような代表質問のやり取りであるならば、それぞれの議員が個々のテーマで質問を繰り広げる方がよっぽど面白い議論の展開や意見交換もあるのになあと思った次第です。


 市長は「夢をかたちに」とおっしゃっていたのですが、これはどうやら「市民の夢」というよいは「市長の夢」ということのよう。市長の抱いている夢にどのくらいの市民が共感しているのかなあ・・・なんてこれまたちょっぴり斜め目線で視線を送っているのは私だけかしら?


 この定例会は来年度予算も審議するというスケジュール。予算は特別委員会にて審議されるのですが、私たちの会派は特別委員会の副委員長ポストを引き受けなければならない順番。民主党TAMAのメンバーはポストにこだわらず、どちらかというとポストを敬遠しがちな遠慮深い性格のメンバーたちなので(と言っても私を含めて3人しかいないが)、誰が「充て職」を引き受けるのかも順番で。なので今回は私が・・・・・。副委員長と言っても委員長に「事故ある」ときのみ交替するのみでほとんど役割ってないのですが、今回の予算委員会は決算委員会の運営と同様に「理事会」を設置して、審議の進め方その他を「理事会」が議論するという手法をとります。理事会というのは各会派から1名ずつの代表が集まって、予算委員会について種々雑多なことを話し合うというイメージ。この理事会が中心になって市長の提案してきた予算案の「議会修正部分」を議論できるようになったり、議論したものを取りまとめられるようになればいいわけですが、そこまで発展した議論と合意形成の手法は確立していないのが現状。なので設置した「理事会」が一体どう機能するのかは暗中模索・・・・。


 ところで、年度末を迎えるにあたって、「ごみの有料化」から1年経過したこと、プラスチック分別収集がスタートしてから1年経ったことなど、この件はかなり大きな出来事だったと思うのですが、私も含めて関連する一般質問をする議員が一人もいないという状況が話題になりました。予算特別委員会ではきちんとフォローアップするような質疑をしておかねばならないなと思っています。有料化をしてごみはどのくらい減ってきているのかも気になります。
 市役所正面玄関すぐのロビーでは多摩市のごみの収集方法について案内するコーナーが常時設置されていて、ごみや環境に関する市民活動をなさっている方々が中心になり、応対する体制が敷かれています。その活動状況についても尋ねておきたいし。ごみの減量のためにさまざまな施策展開を試みているその結果が「減量目標15%」にどんな風に結びついているのかな?なんて思っています。


 ちなみに、私の家・・・・たぶん人並みにはごみの減量に貢献していると思います。とにかくごみになるものを買わないを徹底しています。

 あっ・・・そういえば、今日は定額給付金のことを尋ねている質問があり、市長に「受け取りますか?」って問いかけていたのですが、結局それに対する答えは述べないで終わってしまいました。。。。質問した人もどうして突っ込まなかったのだろう?って思いました。
 議会の中には今回提案されている「寄附条例」は定額給付金を多摩市に寄付したいと考える人のためにわざわざ制定するものではないの?っておっしゃる方もおられるのに。

投稿者 hisaka [多摩市政の動き] | トラックバック