2010年11月30日

土地開発公社・・・評議会がその機能を発揮する時?!

 今日は臨時議会。期末報酬の減額に関わる全ての案件に質疑もなく、全会一致であっというまに可決。ものの数十分もかからずに終了。

 その後、土地開発公社の評議会が行われました。①現在、土地開発公社が所有している桜ケ丘のとりで公園から連なる土地一体について市に引き渡し(売却)する段取りが整ったという報告、そして②協議案件としては土地の先行取得したいとの市の意向を受けた土地買取についての評議会見解を出すということでした。最終的には評議会で土地取得について認めるのか認めないのかの採決を行うというのが当初の予定であり段取り。


 今日の採決結果が土地開発公社の理事会に報告され、理事会が最終的に12月の中旬までに土地の取得を決断するというのが事務局の目論見だったわけなんですが・・・・。


 本日開催の評議会は所要時間が1時間半以上・・・私の記憶ではこんなに審議を深めた評議会はなかったと思います。

 一味違って、単なる追認機関風な疑似展開にはならなかった今日の議論。事務局の想定外の展開になったのではないでしょうか。

 実は今日の土地取得の提案。3年間ほど温めてきてようやく買取段階までに至ったようではあるのですが・・・・。具体的には、原峰公園に連なる一帯の緑地を保全していくために、その一部を購入するというのが内容。当該買取予定地は「相続」された場所であり、このまま何もしなければ民間開発がされるだろうというのです。なので、このタイミングで土地を買い取り、将来に残していきたいというのが公社に先行取得を求める市側の意向です。


 確かに一体的にグリーンベルトが確保されていくことは望ましく、、保全できたらいいには越したことないのですが・・・・。


 しかし、立ち止まって考えたいのは・・・・何と言っても来年度の予算も約30億円から40億円もの歳入不足が見込まれるという多摩市の懐。厳しい財政事情。この状況下でいくら手に入れたい緑地とはいえ、慎重に慎重を重ねて購入決定をしていかねばならないということ。土地を取得するということは、継続的に手入れなどをしなければいけない管理コストも視野に入れなければならず・・・・なかなかすんなりと決断するのが難しい。


 グリーンボランティアの力を大いに活用していきたいと考えているし、その話の段取りも進めているとのことでしたが、それでも・・・・・。

 やっぱり安易に「買うべし!」とは言えず、積極的な購入にお墨付きを与えられない気分が。

 その思いは私だけではなかったようで、結論的には、今日の評議会では最終的な採決を見送る格好となり、継続審査となりました。とはいえ、相続税の支払いその他の関係で、12月中旬までには当該土地の買取を決定しなければならないとの話もあり、急ぎ・・・決断が迫られることは確かです。

 とりあえず、多摩市全体の緑地確保、緑地保全、緑地管理の問題を洗い直し、私としても採決に臨まねばなりません。


 実は土地開発公社評議会のメンバーは市議会議員5名。そのうち2名が民主党TAMAで私と遠藤さん。なので私と遠藤さんはほぼ足並みを揃え意見調整をし、今、ここで買取を承認するということは、いずで市が確保することを認めることにもなり、縛りをかけることにもなります。「お金ない!」と真っ青になっている財政当局・・・・今回土地開発公社が取得、そして2年後の2012年に市がその土地を購入していくらしいのですが、2年後のことを見据えた時・・・・今よりも厳しいお財布状況しか見えてこない。すんなりと「うん。緑地が必要だから買いましょう!」という首を縦にふってはいけない話に思えます。「買ってもいいですよ!」=「2年後に約5千万円(当該土地の評価額)で土地を買いますよ!」ということになりますので。


 もちろん、何でもかんでも緑地は要らないから反対と言っているわけでもありません。原峰公園から連なる一体的な緑のをどうやって確保していくのか、どんな緑の残し方をしていきたいのか、できるのか・・・という全体的なビジョンの中で判断していくべきだろうと思います。今回の土地についても場所の問題など等を総合的に考え合わせながら、「私たちの住みやすい多摩市=豊富なみどり」問題に取り組んでいかねばならない気がしています。


 さて、この土地取得問題。もう一度・・・頭を冷やして考えてみたいと思います。市長が変わったんだから改めて考えてもいいのではないか?3年前から交渉していたとはいえ、事情が変わってきてしまえば、「無い袖は振れない」にもなると思うし・・・・・それでも行政の継続性の名のもとに阿部市長が土地取得を判断せざるを得ないのだろうか?

 阿部市長を支援し、きちんと盛りたてていかなきゃ!・・・って一応責任感を感じている民主党TAMAや私にとっても辛い立場です。ここでGOサインを出すべきか、それともSTOPを出すべきか。悩みどころです。覚悟決めて答えを出さなければ!評議会が本来の機能を発揮する時が来たのか?!よくわかりませんがとりあえず、単にお墨付きを与えるだけの機関からは脱皮できそうかな?

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2010年11月26日

子育てを見直す

 今日はポスティングをして・・・途中で顔見知りさんにお会いしたら・・・「自分で配っているの?!アルバイトじゃないの。」ととても驚かれて、むしろ、その驚きようにビックリしたかも。

 ずっとボランティアで手伝いをしてくれている数名がいてくれるおかげ。あとはたまーに上京してきた両親が手伝いをしてくれたり・・・あとはできるときは極力自分自身で。問屋制家内工業ではありませんが、家族の助けを借りながら、お金をかけない活動をしています。・・・お金をかける余裕は正直ほとんどなく、いかにお金をかけずに活動することができるのかが大事だと思ってずっと取り組んでいます。目に見えないところで多くの人に支えられているのですが、特にボランティアで継続的に助けてくれる友人には感謝してもしきれないと常に思っています。その感謝に応えられるだけのパフォーマンスを出さなくちゃと思うと、プレッシャーが全くないというわけではなく、結構・・・いろいろと心には感じているものが大きそうです。

 あんまりいろいろなことに深刻に考えすぎると、体にもその影響が及ぶこともあると言われています。なので、たまーに息抜きをしてサボることも大事だと思いますが、自宅にこもって気分転換をしようと思うのに、なぜか私はそんなとき「掃除がしたくなり」せっせかと掃除掃除掃除と掃除機をかけたり、床の雑巾がけから、いつもは気にならないすき間の埃・チリをとってみたり・・・私の趣味は「掃除」で特技まで「掃除に整理整頓」となっている今日この頃です。


 さて、「子育てを見直す」と書いたのは、「子育てをすること。母親になれたということ」その大事さをもっと感じてほしいという話をつい最近聞いたので。「ちょっとでもお金がほしい」と思って働くよりも、子育ての時間を大切にしてもらいたいという話をしてくれた人がいて、そのことと合わせて、昨日紹介した東城百合子さんの本にも「子育て」についての言及がとてもたくさんあったので。自分自身も振りかえってみなければいけないなと思いながらも、暮らすために必死に働く、働かなければいけないという状態の保護者の子育てをどうやったら支えていけるのかについても、もっともっと真剣に考える必要があるなあと感じています。
 子ども社会も大人社会と同じように複雑なのは当たり前。でも、抱えている問題の深刻さ、大人が見過ごしているもの、そしてもしかしたら、いまやもうすでに気づくことさえもできていないこともあるのではないかと・・・いじめ・自殺などの報道を連日のように耳にし、心が痛みます。


 そんな気分で今日は・・・・「思い出した!・・・ランドセル買わなくちゃ!」とばかりに、インターネットであちこちとランドセルの比較検討をしてみたのですが、ありすぎて選べない!・・・・「誰か、教えて!」という状態になっています。保育園の他のお母さんたちに尋ねると、もうすでに購入した、展示会などに子どもと出かけて選んだ・・などと話を聞くと、私って子育てもっと大事にしなければいけない、子どもとの時間を確保しなければいけないとの思いが募るのでした。


 という週末を迎え、今週は議会前の土日なので、ゆっくりと子どもと休むことに決めようと「子育て」に気合いを入れたのですが、にも関わらず、・・・それでも昨日のポスティングの残り・・・手伝ってもらわなきゃ(ついてきてもらわなきゃ)・・・・なのでした。

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2010年11月25日

子どもの食と健康

 今回の質問で「和食の良さが見直されている現在、子どもたちの健康と食を考えれば、完全米飯給食を実施すべきと考えるが、教育委員会は子どもたちの健康の視点からパン、麺の献立がどのように効果を発揮し、そしてまた食育の観点からも必要だと考えているのか。あわせて教育委員会は給食の献立において味噌汁とご飯の組み合わせに牛乳がある実態をどのように評価しているのか。」と尋ねるものがあります。

 これは、食育に取り組んでいる自治体にヒアリングに行くと「悩ましいのが牛乳」という話をいつも耳にするからですが、それ以上に・・・・私が給食を食べていたときに一番嫌いだったのが「牛乳」」だったから。家では生協が配達してくれる牛乳を飲んでいたのですが、その牛乳はたぶん低温殺菌牛乳で、学校ではもちろん高温短時間殺菌されているもの。味が違うので、私は学校で飲む牛乳が嫌で嫌でたまらなかたのです。たまに牛乳ではなくヨーグルトが出るときホッとしていたことを思い出します。当時、夏は牛乳瓶が汗をかいていて、瓶を置いたら机には水がしみてしまうし、なおかつご飯でも牛乳を飲むことが苦痛で苦痛でした。


 でも、9年間ずっと学校給食で「ご飯+牛乳」で慣れ親しんだ子どもが、家の食事でも「牛乳ないと食が進まない!」となっている場合もあるのだとか。


 だから、やっぱり学校給食が子どもたちの食習慣や食生活に与える影響の大きさを無視することはできません。


 しかも「学校」っていうのは「間違えない場所」とされているから。子どもたちは無意識のうちにどこかで聞かない限りは「ご飯+味噌汁+牛乳」という献立に違和感もなくなるし、正しい献立だと勘違いしてしまいそう。


 これはやっぱりおかしい。以前にも紹介したことがありますが、「変な給食」・・・笑わずにはいられない献立メニューで子どもたちが食事をしている・・・・本当は笑えないと思っていますが、その学校給食を一緒に食べる先生たちはどう思っているんだろう?と思います。「ただ食べれればいい!」ではないはずなんですが。


 いずれにせよ、子どもの食と健康を考えていくために、学校教育における給食の位置づけももっと重要視されるべきだと思いますし、ただ単に手軽にカロリーがとれるという理由だけで牛乳を「ご飯+味噌汁」につけることだけはやめてほしい!


 と私は思いますが、教育委員会は一体どう思っているのでしょうね?その答えは一般質問で・・・・楽しみにしています。

 最近読んでいる食と健康の本。東城百合子さんの著書です。「心を育てる子どもの健康食」他。

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2010年11月18日

停電になったら。

 今日から議会運営委員会の視察でした。家族の都合や体調のこともあり今回については参加を見合わせることにしました。そのかわりに2日間を有効活用しなればと考えています。

 今日は市民の方にお会いするために京王プラザホテルに出かけたのですが、昼下がり・・・ちょうど停電に遭遇しました。ホテルの方も対応に追われていたようですが、「信号も消えているようなので、このあたり一帯が停電しているようです。」とのことでした。さすがに真っ暗というわけにはいかず、おそらく自家発電装置が機能して足元ランプ程度に緊急用の電気が灯っていましたが、随分と復旧までに時間がかかっていたような気がします。暖房が消えてしまったホテルはだんだんと寒くなってきて、ラウンジにいた女性の方が「何だか寒くなってきた。冷えてきた。」と会話をしていました。この停電で鉄道の運行にも支障が出たようですね。

 自宅などで停電を経験したことはありますが、今日の用に外出先、しかも街中で停電にあうととっさに「こわい!逃げなきゃ!」みたいな気分になりますね。こんな気分を味わったのは初めて。思わず避難経路のマーク探してしまいそうになりました。エレベーターも止まっているとなれば階段。でも自動ドア大丈夫かな?とか考えたりしていました。


 早速に停電になった理由ですが、何らかのトラブルで原因が明らかにはなっていないようですね。でも電気が来なくなると全てがストップ。街が機能停止に陥るということをとても実感した昼下がりでした。

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2010年11月16日

もしも裁判員になったら。

 私の身近なところで「裁判員」のお声がかかったという方にはまだお会いしたことがありません。裁判員裁判で初めての死刑判決が下されたことが話題になっていました。考えさせられるものです。週末に裁判員ネットが主催した学習会が行われますので紹介です。

◆フォーラム・市民から見た裁判員裁判―その現状と課題 
日時:11月20日(土)14:00~@お茶の水女子大学(東京都文京区)

 裁判員制度ではほぼ全ての市民が裁判員に選ばれ、誰もが人を裁く役割を担う可能性があります。ひとつひとつの裁判は被告人の人生を左右し、国の刑罰が下るという重いものであり、市民にその決定が委ねられます。そこで裁判員ネットでは、裁判員経験者を交えて、私たち市民の視点から裁判員制度について意見交換をするイベント、『フォーラム「市民から見た裁判員裁判―その現状と課題」』を企画しました。裁判員経験者とともに、今まで見えてこなかった問題やリアルな現場で得られた情報を多くの皆さんにお伝えし、一緒に話し合える場にしたいと考えています。また各地の裁判員裁判を傍聴した市民(裁判員制度市民モニター)から集めた声をもとに裁判員制度の1年半を検証します。どうぞお気軽にお越し下さい。

■裁判員経験者も交えた市民の視点から
このフォーラムにはゲストとして裁判員裁判経験者の方をお迎えし、実際の裁判員裁判を経験した感想をお話いただく時間も設けております。また今回のイベントでは裁判員ネットで実施している「裁判員制度市民モニター」より集めたデータをもとに、施行後1年半が経過した裁判員制度について、実際に市民の視点から傍聴して見えた課題点・裁判員裁判の現状などを検証します。

■裁判員制度市民モニターとは
裁判員裁判の法廷では、傍聴している市民も裁判員とほぼ同じ情報を得ることができます。『裁判員制度市民モニター』とは、裁判員ネットが実施している提言活動で、裁判員裁判をモニタリングする(傍聴してアンケートに答える)ことによって、市民の声を集積し、裁判員制度の検証や提言に活かすというものです。今回のイベントではその声の収集結果も公表します。

◆詳細は裁判員ネットのHPにてご確認ください!


 今日は容器包装リサイクル法の改正に向けての取り組みを多摩市議会でも進めてほしいということで武内さんと私と市民の方で打合せしました。3Rから2Rへ・・・日野市議会、狛江市議会では既に国に対して意見書が上がっているとか。日野市の取り組みは議会としてもスピーディ。さすがだなあと思います。リサイクルすればするほど自治体負担が増えていくような今の法律は変えてもらわないと。って・・・今の民主党政権に期待してもらえたらいいけど。

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2010年11月11日

よくわからないけれど、すごい行事となるらしい。

 今日は午前中は戦没者追悼式に参列。遺族会の方々を中心に一般の参列者もいらっしゃいますが、去年に比べたら参列者が少ない気がしました。実際に、このような追悼式を市の公式行事として毎年開催していることを知らない市民の方が少なくないはず。せっかく執り行うのであれば・・・・一般の参列者を増やさないのかなあと思ったりもしますが・・・・例えば、多摩市平和展と近い時期にやったらいいのに・・・とか思ってしまいますが、そういう発想はわかっていない人の浅知恵なのかもしれませんね。会の趣旨を全く理解できていない人の意見かもしれませんが、私はせっかくの公式行事であるなら、もう少し大々的でもいいのにと感じます。

 さて、お昼を挟んで・・・午後は「スポーツの祭東京2013」に向けた多摩市の実行委員会の総会と言うことで、市議会議員は全員が「参与」というポストを与えられるために、まずはどんな会であるのかと参加をしてみました。会場はベルブホールでしたが、実行委員会に参加する関係者は幅広い!なので・・・・委員総勢100名を超えるというわけなのです。ちなみの実行委員会の会長は市長です。


 いわゆる「国民体育大会」ということになり、全国都道府県対抗でトップアスリートたちが競い合うスポーツの祭典になるわけですが、受け入れまであと3年。それまでの間に「気運を高める」というのか、全市をあげた取り組みをしていこうということで、今日が実質的にはキックオフ宣言みたいなものです。参与である市議会議員は名ばかりの肩書で、実際に何をするかと言えば、とりあえず、役職につけておきたいというだけのような気もします。おそらくは「飾り」みたいなもの?!いまいち何をすればいいかがわかりませんが、国民体育大会がやってくるということを大いにPRし、市民の関心を高めるために一躍買うくらいかなと。

 でも、かなりの大イベントになるようで、3年越しでの準備をする必要があるようです。大会運営には市民のボランティアを募ったり、地元の小中学校ではまちを飾るためのフラワーポットの作成をしたりなど既に大会を実施した自治体の事例では多くの市民が関わり、まちぐるみで国民体育大会を盛り上げたようです。実際に大分市で実施された際のVTRの上映があったのですが、その撮影も市民ボランティアの協力によるものだとか。


 東京で前回に開かれた際は・・・・多摩市は「多摩村」。なので、競技は行われなかったとか。仮に当時受け入れをしていたとしても、その経験が今に生きるとはとても思えないわけで、要するに市としても滞りなく準備を進めていかねばならない、都内各自治体と足並みそろえたいということですね。多摩市で行われる競技はハンドボールとサッカーの会場になります。どんな準備が進むのか楽しみです。

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2010年11月10日

こだわりのある暮らし。

 先週末、あしたやさんのオーガニック市に。毎回、足を運ぶのですが・・・・いつも天気が悪かったので、秋晴れの下で開催された市場は近所の人のみならず、遠方からも足を運んでいらっしゃる方々も集まり大盛況でした。

 オーガニック市・・・というように、あしたやさんのこだわり商品が作り手のみなさんが直売してくださいます。いつもは単に店頭に並んでいる商品も、やっぱり直接作り手の顔が見えると商品を受け取る時の気分が違います。

 さて、ちょうどお昼時だったので、テラス風に並べられたテーブルとイスの一角をお借りし、豚汁とごはんをいただきました。相席で隣は3歳と1歳の女の子とママが同じくカレー、豚汁を。せっかくなのでママとお話をしたのですが、「こだわって買い物をしようと思うと、なかなか買い物できる場所がないですね。」という一言。農薬など使用していないもの、ナチュラルにこだわって品物を選ぼうと思っても、直接商品を手にとって選べる場所が少ない・・・ということでした。ですので、あしたやさん、グリナード永山にあるお店のことなどいくつか思い浮かぶお店をあげてみて、「そうそう」と意気投合していたのですが、最終的に・・・・「こだわりのある暮らしをしようとするとコストが高くつきますね!」というところが私たちの結論。


 「お財布へのやさしさ」・・・これまた欠かせない視点なので、「本当は当たり前のように安全安心なものが売っていて、安く手に入れられるといいのに。」と。これは誰しもの願いですね。生協での買い物は商品を実際に見ることができないのが難しさ。この点でも話をしたママと見解が一致しました。


 でも、あまりにこだわりすぎると何も食べれなかったり、何も使えなかったりするのが現実。バランス良いこだわり?を持ちつつ、暮らせればいいかなあと思いますが、やっぱり誰もが安全で安心を手に入れられるような環境を目指したいものです。


 小田急マルシェオープンしました!大盛況でした。少し落ち着いたころ、また見に行かなくっちゃ!スーパー見学が私のちょっとした楽しみなので。何が好きかって、スーパーの店員さんの動きをみるのが好きなんです。

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2010年11月04日

掲示板を再開しました。

 長い間、どうなっているのかと疑義をいただいていたことと思っています。今月から掲示板でのご意見募集を再開することにしました。よろしくお願いします。「『ご意見募集』をしてこそ、<ひさかスタイル>ではないのか」とご指摘くださる方、「大変だから、しばらく様子を見て休止でもいいのでは?」とお声をかけてくださる方、さまざまなご意見をいただきました。直接メールで励ましをいただいた方には心からお礼申し上げます。

 ここのところ、祝日も仕事半分、そしてまた眠たくなる子どもの忍耐力に助けられながら、夜の行事等が立て続けにあります。夜遅くまで子どもを甘えて預けられる先ってありません。うちの場合は「どんなに遅くなっても一緒がいい。」とお友達のお宅に行くことすら拒否します。一緒にいたいという子どもの健気さにものすごく助けられて活動できています。社会的な子育て支援とさまざまな支援サービスもありますが、利用するかしないかについて、やっぱり子どもの気持ちを大事にしよう思えば・・・・・・「仕事を極力セーブする」というのが一番。

 そう人間何でも完ぺきではないので、全てに思い通り、描いている通りの100%にはならないなあと思います。でも、それが当たり前。だから、できないことはできない。でも、できるときには120%の力を惜しみなく発揮しよう!というのが今の私の仕事に対する考えです。


 何にせよ、ここのところはせっかくの休息時間返上で活動しているのですが、それを一生懸命・・・時にはぐずりながらも応援してくれる我が子に本当に頭が下がる思いの母親です。とはいえ、私・・・・そう思っているのに、子どもに「こわーーーーーい目線」にて合図を送ることもしばしば。やっぱり、まだまだ「静かにしてほしい。」というか「静かにしてなさい!」と言いたくなる場面が多いので。


 こうして仕事と家事をこなしているお母さんは他にもきっといるんだろうなあと思いながら過ごす日々。「自分だけが大変なんだ!」って思えないのは多くの働くママたち、特にシングルマザーの大変さを共感してくれる人たちに囲まれているからかなあ・・・と思うと、やっぱりありがたいなと思います。


 そんなわけで、blogの更新が遅れています。今は、今週土曜日のタウンミーティング!これの告知活動中。どうぞお時間の許す方はお気軽にお越しください!民主党の地域で活動する議員が全員集合いたします!出入り自由です!


◆民主党タウンミーティングinTAMA◆
    日時:11月6日土曜日 14:00~
    場所:グリナード永山5階 2号ホール
  当日は、くしぶち万里衆議院議員、しのづか元都議会議員、遠藤めい子市議会議員、大野まさき市議会議員そして岩永ひさかが参加します。

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2010年11月02日

秋晴れに誘われて。

 今日は午前中はタウンミーティングのチラシをポスティング。平日日中にポスティングすることは稀なのことなので、久しぶりにじっくりと街歩きを楽しみました。

 ところで、国民体育大会がやってくるということで市内のスポーツ施設の整備、メンテナンスが進むと思っているのですが・・・・・。今月の11日には多摩市でも「国民体育大会実行委員会設立総会」が行われるらしく、市議会議員も招かれたので出席しようと考えています。それに先立って、施設でも見てこようかと多摩東公園まで歩いてみました。天気の良さに誘われた感じです。

 さすが秋晴れで寒さが緩んだ一日だけあり、陸上競技場の周りを歩く人、ジョギングする学生さん、テニスをされている方もいらっしゃいましたし、公園のベンチでもゆったりと座って日光浴されている方もいらっしゃいました。

 多摩東公園が出来た頃を思い出すわけですが、私にはとっても衝撃的だった記憶があります。「すごい場所ができた!」という印象がとてもあり、当時住んでいたマンションが面している通り、ずっと坂道を登りきったところにあった公園まで散歩しに行ったなあ(って父に連れられて妹と一緒に行った記憶が強いのですが、上り坂が大嫌いで、途中でいつも疲れていたのもまた懐かしい記憶)と思い出しました。

 そんな昔の頃を思い出しながら、駐車場の方へ行くと・・・・。「障害者用の駐車場なのに、マークが消えてしまっているんだよね。」と教えてくれたおじさんがいらっしゃいました。よくよく見てみると、駐車場のいわゆる白線が消えかかっている感じ。障害者用の駐車場もそれだと気がつかずに停めてしまうドライバーさんもいるのかなあとか思いました。細かいかもしれませんが、こういうところ、きっとメンテナンス必要なのでしょうね。


 スポーツ苦手、大不得意な私は国民体育大会がやってくると言っても、それほどに心踊らないというのもまた正直なところですが、この大会を楽しみにしているスポーツマンたちが少なくないこともまた事実。子どもたちの体力低下などが話題になっていることを思えば、国民体育大会が東京で開催されるということが子どもたちに感動とかスポーツへの関心を高めるきっかけなどにつながればいいなあと思います。


 私のような人には通用しないことなのかもしれませんが・・・・。本当にスポーツは見るだけ専門。


 今日は子どもの虫歯は保護者の責任・・・ということで、また小児歯科にお世話になることになってしまい気分的には落ち込んでしまいました。「しっかりと磨いてあげて下さいね。」という先生の言葉がずっしりきました。でも、虫歯って見つかりにくいものなのですね。少なくとも一週間前の就学時健診のときには「所見事項なし」だったのに。昨日の夜には私の肉眼ではっきりと汚れを捉える事ができてしまったんです・・・。

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2010年10月28日

久しぶりの視察対応

 今日は愛知県の岩倉市議会のみなさんが視察に来られました。多摩市議会の取り組みについて、非常に勉強になったという感想を述べられていました。そしてまた、これは視察に来られる皆さんが共通しておっしゃることなのですが、「多摩市の市民は非常に意識が高い!」という印象を今回もいただきました。

 多摩市民の意識が高いかどうかというのは、どこかに基準が設定されていて、「高いor 低い」を判断されているのだと思いますが、多摩市議会に席を置いている私自身はまだまだ市民の関心を市議会に引き寄せられていないなという感触が正直なところです。ただ、多摩市議会の場合にはいわゆる「地域代表」「地区代表」的なかたちで選出されてきた議員が多くない点は、自治会長=市議会議員へ・・・みたいな路線で市議会に席を置いている議員が多い他の自治体とは少し風景も異なっているのだと思います。つまりは、市民自身も市議会議員を選ぶ際の視点が異なっていると言えるでしょう。

 さて、今日の岩倉市議会のみなさんには議会基本条例の可能性について、特に議会におけるパブリックコメントがとても大事だという話をさせていただきました。

 行政が自治基本条例などに基づいて実施するパブリックコメントと議会において実施するパブリックコメントの違い・・・・。たぶん、これは今回の議会基本条例制定の過程で経験してきたからこそわかることなのですが、決定的な違いは「パブリックコメント」によって届けられた意見ひとつひとつの取扱いをどうするのかについて議論の過程が見えるということです。
 行政が実施するパブリックコメントはせいぜいその取扱いについて担当者がその裁量等によってどうするのかを回答するに留まる場合が多いと思いますが、市議会の場合は違います。届いた意見ひとつひとつに対して、各議員が各立場や見解から意見を述べ合い、そしてその取扱いが最終的に決定するという流れです。ですので、その意見交換の内容や質の水準がどうなのかについては評価もさまざまあるとは思います。しかし、必ず、ひとつひとつに対してどうするのかが協議され、その協議の過程は全て公開されていきます。ですので、パブリックコメントを提出した市民の方は議会に足を運ぶことは必要かもしれませんが、自分の意見が議員同士の中でどのように議論され、取り扱われていくのかがわかります。
 これは行政が実施しているパブリックコメントが単に回答が付されて、あとから公開されていくのとは異なる過程ではないかなと思っています。もちろん行政側のパブリックコメントの取扱いについても協議の場が公開されている場合もありますが、やはり議員が公式に意見交換をし議事録にも残っていくことの意義は大きいものと考えます。
 ですので、議会におけるパブリックコメントの活用はその工夫いかんで、市民と議会との距離感をより一層縮めることにつながる気もするのです。


 というのは希望的観測ですが、でも、私自身が実際にやってみての感想です。


 視察は午前中いっぱいで終わり、その後私が向かったのは桜ケ丘のヴィータで行われていたシルバーフェアエイトという催し。南多摩地区のシルバー人材センターが合同して実施される交流会なのだそうです。これはシルバー人材センターからの情報発信という意味合いもあるようですが・・・。残念ながら、その開催のあり方など見直す必要も指摘されていて、今年度限りで終了するとの話でした。(ちなみに多摩市シルバー人材センターのHPはこちら
 会場では今年の4月からシルバー人材センターの事務局に籍を置いている元教育部長に会い、状況を伺ったのですが、家事援助の依頼がさまざまあること、そしてまた、現在実施して2年目になる「子育て支援サービス」についてはもっと利用率を上げるための工夫が必要だと考えていることなど情報をいただきました。あとはシルバーフェアエイトで意見交換するテーマが「女性の就労」だということも聞きました。シルバー人材の活用で「女性の雇用」のことが話題になっているのは、やはり仕事の需要と供給のミスマッチがあるからかもしれませんね。これは毎年のように課題として採り上げられているテーマなんだそうです。


 ということで、シルバー人材ということなのですが、シルバーシートについても思うことですが、「シルバー」という表現に対する心理的距離感がもっと問題にされてもいいような気がしています。電車などでも「優先席」という表現に変わっている(この場合はシートの位置づけそのものが高齢者だけに対する優先席ではないという意味でかわったのかもしれないが )かつての「シルバーシート」・・・・何となく「シルバー」という言われたくないなあと思いながら歳を重ねる高年齢者が多いのではないかと。だからと言って、今すぐに別の表現を思い出せないのが私の貧弱な語彙力なのですが、もう少しいい表現はないものかしら?と気にしてみたいと思っています。

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2010年10月15日

お詫び

 視察報告については改めてご報告します。

 さて、「ご意見募集中」についての問合せがありますが、しばらくの間、閉鎖をさせていただきたいと存じます。再開の目途はたっていないのですが、早い段階で再開させていく予定です。掲示板は市政に対するご意見、岩永ひさかの活動に対するご意見をいただける場所だと考えています。皆さまから投稿を頂きながら、ひとつひとつ考えを深め、回答をするのにも時間がかかることも多いですが、全て目を通しながら、自分の活動を見つめ直す機会にし、また自分自身の知らなかった視点から学んだりと私にとっても必要な場の一つであると思っています。

 ただ、ご利用いただく場合には、やはり個人の誹謗中傷などにもつながるような内容ではないことをご確認いただきたいと思いますので改めて、よろしくお願いいたします。

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2010年10月12日

今週は視察シーズン?!

 明日から視察です。私たち子ども教育常任委員会は石川県白山市と福井県の越前市にお邪魔する予定です。お邪魔?・・・・訪問します。有意義な視察になることを祈るのみです。インターネット時代とはいえ、ある程度の情報は得られますが、やっぱり百聞は一見に如かずというのはそのとおりだと実感できるような視察になりますように。

 越前市では実際のスクールランチもごちそうになる予定です。楽しみ。事前に、委員はそれぞれ自分の好みでランチを選びました。さあ、みなさんはどれを選んでいるのかしら?ちなみに訪問する14日のメニューはこちらから・・・。私は迷わずご飯メニューを選びました。ただし、牛乳だけはどうにかしないと。ランチボックスCを選んだのは「キムチ鍋」が苦手だからです。辛いものは好きですが、どうも体質に合わないようで辛口カレーを食べるとお腹を壊す傾向があります。なので、キムチは好きなのですが、控えておきたいと考えました。残念。


 明日から、議会はシーンとする一週間になります。健康福祉、生活環境常任委員会も視察に行くからです。9月定例会が終わると一挙に視察シーズン突入。これは全国的な状況でもあります。ですので、議会改革(?!)の視察に来られる御一行様の予約も次々とある模様。新幹線などでも他自治体の議員さんのバッチに遭遇することもママありますので。


 さて、今日は民主党東京都連の大会がありました。この時期に実施され、今年の予算が提案されるのもちょっと不思議な気もします(なぜなら、今年はあと3カ月で終わってしまう)。でも、選挙などいろいろな予定と合わせると致し方ないのかも。今回は都連の会長選挙がありましたが、最終的には無投票で加藤公一さんに決定しました。今までは、都連などの組織も国会議員中心でしたが、これからは組織運営にも都議会議員をはじめとした地方議員の参画も増やしていこうと考えたい方向のようです。地方主権やら地域が大事というのならば、もっともっと自治体議員を市民に最も身近なところで仕事をしている議員の存在に光が当たってもいいなというのはその通りかもしれません。
 それにしても会長を選ぶということになると、いろいろとそこに集まる人々の思惑もあり、何だか大変。多摩市議会でも議長を選ぶとなれば、いろいろと水面下でワサワサした動きがあるのと同様です。


 というわけで、明日からの視察・・・・無事に行程終えたいなあと思っています。

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2010年10月06日

10年前から変わっていないでしょう。

 秋になるとというか9月定例会が終わると、地方議会では視察時期になります。多摩市議会でも今月は各常任委員会の視察日程が続々。来週は健康福祉、生活環境、子ども教育が、最終週に総務が、そして来月に議会運営委員会が視察に行くのです。

 定例会が終わると日中には市民からの問い合わせなどに応じることも増えてきます。今日お会いした方からは「少子高齢化なんて、今に始まったことじゃないのに。」と言われました。そうですね、、、、「私も議員になって9年目ですが、9年前も少子高齢化のことを話題にしていたなあ。」「そうでしょう。」と。世間話をして終わることも多いですが、その中にいろいろとヒントがあるので「人に会う。」ということが議員にとってはとても大事な仕事だと思います。

 昨日の民主党の会議の後、大野さんが「僕、明日と明後日の午前中は完全オフにしますので。」と宣言をしていました。「完全オフ」宣言は大事かもしれないと思ったのでした。私が名言だと思っているのですが、「仕事は休めても、ママ仕事は休めない。」というのは本当にその通り。たまーに母親業から解放されたいという気持ちになることに「意識の低さ」を指摘する人はいないと思っています。


 ところで、医者入らずの「びわの葉」エキス。今、我が家でリカーに葉をつけています。毎日見るのが楽しみです。何でもに効くらしいです。アトピーなど肌のかゆみに効果もあると聞いています。じっくりと熟成させる必要があるそうで、3ヶ月くらい先になるようですが・・・・使ってみるのがとても楽しみなのです。そのために、ベランダの植木鉢にびわを植えていて、時々水をやり忘れていたのですが、よく育っていい葉っぱになっています。明日は久しぶりに都内まで出かけます。

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2010年09月29日

栄養補給だ・・・。

 今日は休会日。明日が最終日なのでちょっとゆっくり・・・と思ったのですが、朝一で郵便局に行ってからベルブ永山に立ち寄って目についたのが今日の催し。

 一つ目は午前中で山田真さんの講演会で「ワクチンってどうなの?~予防接種のその前に」というもの。山田先生は小児科医で知る人ぞ知るというか結構有名な先生。「ちいさい・おおきい・よわい。つよい」編集者の一人でもあります。ワクチン行政の後進国日本、まだまだ本当は海外で効き目があるとされているワクチンについても日本人に適するのか、日本人の体質ということだけではなくて日本の風土などあらゆる環境を踏まえた上での分析が不十分すぎるという指摘でした。
 にも関わらず、やれ子宮頚がんのワクチンだのヒブワクチンだの・・・研究が不十分ということや厚労省における議論でも疑義が申し述べられているにも関わらず、その声については公開されないままに、とにかくどんどんと「効き目がある」ということだけが前面に押し出されたプレスリリース・・・・そんな状況に私たちが冷静であるべきだとの指摘をいただいたと思っています。
 ワクチンを接種するかどうかについて私たちが自分にとって適切な判断ができるだけの情報提供が必要だということでしょうね。誰にとってなのか都合のいい情報しか出さないというのはやっぱりアンフェアですから。日本の公衆衛生、疫学部門がいかに未熟であるのか、発展途上にもないこと、そもそも専門家がほとんどいない状況でワクチン行政が判断されている現状は私たちにとって不幸ですね。計画的に医師の人材育成がなされてこなかったことも指摘をされている山田先生から、「ワクチントーク」のご紹介をいただきました。
 市民にとって、市民の立場で情報公開をしていくというのは簡単なようで難しいのかもしれませんね。多摩市政に対して市民からさまざまご意見をいただいている内容を重ねながら講演を聴き入りました。


 ちなみに・・・久しぶりに午前中は休暇?という市長が今日の講演にいらして、最後まで熱心に話を聞いておられました。


 お昼の休憩を経て、次は会場はベルブ永山に。山田先生の講演会はパルテノン多摩だったので永山に移動しました。次は「身元引受人と任意後見人との違い」がテーマ。セミナーのテーマというよりは「多摩で100年コミュニティをつくる会」という主催者のほうに関心があったので足を運びました。主催団体は社団法人コミュニティネットワーク協会でした。この主催団体は聖ヶ丘2丁目の都市再生機構の土地に高齢者住宅を建設する計画を進めています。この住宅計画については少しずつ進捗しているという状況の模様。セミナーの内容については成年後見制度の説明でもあったので、私の頭の中味を整理することができてよかったのですが、何とビックリしたのはこの協会の事務局長さんが以前とってもお世話になった方だったのです。8年ぶりの再会に「ずいぶん落ち着いたわね~・・・・」と言われました。「はい・・・あの頃は若かったので。。。。。」。思わぬ再会、彼女は間違いなく活躍してくださる!と私は思っています。
 「聖ヶ丘で100年コミュニティをつくる計画」・・・見守っていきたいと思います。今日のセミナーにも30名ほどの方が集まっておられました。「終の棲家」「私の人生」どうやって終わりを迎えるのか・・・を真剣に考えておられる方々の空気を感じました。

 「あーーーー久しぶりに、脳に栄養剤を注入した感じ。」・・・午前中は子どもとワクチン問題を中心に、午後は高齢になったら、高齢者の住まいについてのお勉強。新しい学びを得ることってやっぱり楽しい!を実感した一日でした。

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2010年09月14日

9月定例会 続・閑話休題

 今日は生活環境常任委員会。雑多な所用をこなすために傍聴はせず。

 午前中は1時間ほど、大野さんとタウンミーティングのチラシをポスティング。民主党として初めてのタウンミーティング開催しますのでその告知です。

 日時:2010年9月26日日曜日14時~
 場所:パルテノン多摩 アトリエ


 今日は代表選も無事に終わったのでホッとしています。菅直人代表が継続され、個人的には胸を撫で下ろしています。私を支援をしてくださっている方からは、「代表が交代するようなことがあったら、これからは民主党は応援しない。」というご意見を頂くことも多かった2週間でしたので・・・。
 ところで、菅さんのホームページですがフランス語、中国語、韓国語にもちろん英語に対応できるようになっていて、私はここに注目。私の場合には多言語に対応するバージョンは不要ですが、やはり総理大臣級になれば格が違いますね。いまさらながらグローバルな視点、世界からも日本の総理大臣選びに関心が寄せられるのだとしたら、というか寄せられてほしいですし、そのためには多言語対応は標準装備とも言えるでしょう。


 ところで、最近「がばったー」に目を通すこともあるのですが、地方自治体などのつぶやき・・・これまた結構大変そうだなあと・・・・。リアルタイムにつぶやいてこそ意味があるとすれば、担当になった職員は気苦労も多そう?!


 インターネット時代にどんな風に情報発信していくのかには工夫がさまざまですが、ちょっと気になるのは次の情報。


 議会のインターネット中継についてはかねてからの要望の高いところ。多摩市議会の場合は予算云々を理由にしてなかなか実現することができていません。リアルタイムで中継するのは難しいまでも、翌日に録画映像を公開することくらいはできるのではないかと思いますが、なかなか難しいのか?現状としては実現できていません。議会のインターネット中継など・・・・例えば私が都議会や国会などのインターネット中継もしくは後ほどの録画映像とか見ているかと言えば全く見たこともないわけですが、先日の小田原市議会で行った市民アンケートの結果がやはり興味深い!言ってみれば、議会への関心が視聴率に結びつくものではないことが明らかです。これは例えば市民の参加に当てはめても言えるかもしれないなあと。関心があっても参加しない場合も多いと。


 地域で初めてのタウンミーティングも同じく。関心はあっても、なかなか参加の呼びかけが届きにくく、そしてまた参加の輪も広がりにくい・・・これが現実なのかな。とりあえず頑張って声かけしてみますが、本当は声かけしなくて、人が寄ってくれる集まってくれるというのが理想。さてどうなるやら?あえて声かけしないでやってみるという手法でもいいかと思うのですが、そういうわけにはいかないか・・・・。

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2010年08月31日

クーラーが・・・・。

 暑過ぎて暑過ぎて・・・・暑さに思考停止状態・・・・を回避するためにエアコン生活を強いられています。本当は省エネ、地球のために扇風機生活をしたいと願っていますが、扇風機はもわっと生温い空気を対流させるだけなのでNGです。

 なのに・・・・何と我が家のエアコン、10年くらい使用しているからでしょうか?とうとうガタが来ているようで、室内機から水が滴っているのです。気がつけばまずはカーテンがびっちょり。

 そこで対策にとインターネットで調べたところ、ドレンホースのつまりではないかと思ったので、ドレンホースクリーナーを早速に購入。いまどきはインターネットのお買いものは即日に商品が届くので、早速に手元に届いた業者も使用するというドレンホースクリーナーを使ってみました。


 ところが・・・・全くその効果が見られないのです。


 これはドレンホースの詰まりが原因ではない?ってこと?


 せっかく購入したドレンホースクリーナーですが、インターネット口コミ情報でも「一度使ったら、あとはしばらく使用しない代物」ということのよう。ですので、ドレンホースクリーナーを試したいという方には貸出したいという感じです。


 ちょうど、お隣さんもエアコンの調子が悪いということで、我が家と同じ症状を呈しているということなので、まずはお貸ししたいと考えています。何はともあれ、それ以外の原因を探り修理に出すよりも、省エネエコ製品を購入したほうがいいのかも。


 ドレンホースクリーナーに夢中になっている間、私は随分と蚊に食われた夕刻でした。明日から定例会です。

 ちょっとした知人が本を出版しました。「営業のミカタ」。明日からはキャンペーンということです。よかったら、ぜひともご一読を!私も読んでみるつもりです。

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2010年08月23日

残暑、残務、残る疲れ?!

 今日は永山駅で8月号のニュースを配布。途中、「民主党なんて!」と唾を吐き捨てられたりしましたが、じっとその方の背中を見つめるしかありません。逆に、「頑張って!」とおっしゃって下さる方もいるのが励みになります。今回のニュースも話題は図書館の業務委託のこと。紆余曲折して、とりあえず、ここで一つ方向性が示されたからです。

 さて、昨日は恒例の議会前懇談会でした。参加して下さる方もお馴染さんなので、もう少し参加者を増やしたいところですが、宣伝不足・・・とはいえ、少人数の会合なので、参加者の方との意見交換がしやすい規模です。

 「市長が変わったことへの期待感」というのはとても大きく、先日のたま広報でも「市民主権のまちづくり」とタイトルしての1面記事がのっていたので、「これは!」と期待をして紙面をめくったら、具体的なことがどこにも載っていない、市長が何を考えているのかがこれではわからなかった・・・・というご意見を頂いたり、市長の政策でもある「地域委員会」構想に対しても活発に意見をいただきました。地域委員会構想については権限、財源を地域に移譲していく、地域分権への受け皿と説明されています。「市民自治」の担い手になる存在のようですが、「道筋が全くわからないし、見えない」・・・「思い先行型」ではないか、「理想はあっても現実をどうしていくのかが大事」・・・・とても冷静に分析されている市民の方のご意見は参考になります。


 「理想や思いは大事だけれど、でも、やっぱり。」

 
 頷ける言葉です。帰りがけ、「せっかく市長を交代したんだから、批判だけじゃなくて、ちゃんと支えてあげないといけないね。」とも言われたことがズシンと重く。


 
 それにしても残暑厳しく。都内にも出かけてきたのですが、紫外線がささります。学校給食について、他市の状況など調べているところです。でも、他市と比較をしても、参考程度にはなっても、多摩市の歩んできた歴史の蓄積があるので、そこをも比べなければ、ここでは具体化できない面もあるのかなと感じています。

 
 この暑さはいつまで続くのでしょう?夜は少し過ごしやすくなりましたが、窓を開けると蝉がうるさすぎて・・・・眠れなくなります。なので、何となく寝不足ぎみが続いているせいか、「顔が疲れていますね・・・」と言われています・・・・・って歳のせい?!

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2010年08月20日

今年は2冊で4700円です。

 今日は一般質問通告書の締切日でした。通告書については議会報告に掲載しました。

 一般質問の発言順についてはくじ引きの結果で「22」番目。一般質問最終日の1番目になりそうです。くじ運がいいのかわるいのかわかりませんが、とりあえず準備には少しの余裕がありそうです。

 あわせて今日は決算特別委員会の資料も届きました。枕にするとちょうどよさそうな決算事業報告書は2巻で頒布価格は4700円です。2巻で約5千円の価値があるのかないのか・・・これには議論が分かれそうですが、他自治体から見ると多摩市の決算関連資料(決算事業報告書)はかなり先進的であり、「すごい!」と絶賛される代物です。

 今日はたま広報の発行日。阿部市長のこだわりが前面に打ち出された広報になっていました。多摩市自治基本条例をもとに「市民主権」のまちを目指すこと、大事なことは市民が決める・・・・誰かにお任せではなく、共に考え行動していくことを呼びかけていきたいとの姿勢が強調されていました。市民と対話をしていきたいとの話していた市長のことばを思い出します。市長はタウンミーティングとかやらないのかなあ。


 暑さが少しは和らいだ今日・・・・このまま涼しくなってもらえるといいなあ。梨の季節になってきて、駅前で稲城の梨が販売される季節。今年もお隣さんの美味しい梨をいただこうと考えています。

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2010年08月19日

やっと完成した一般質問

 一般質問通告書がぎりぎりに完成。あわせてブログを書いていたのに、誤って全消去してしまったので、そこでやる気が一挙にダウンしてしまいました。
 今回の一般質問は6月定例会に引き続いて①図書館について②学校給食についてとの課題とそれに関連して③教育委員会について・・・教育長の答弁は求めないで、私が知りたいのは市長の見解。質問通告には答弁者の希望を「市長」とだけ書いておくことにして、あとは提出のみ。通告書の内容は、締め切り直前にもう一度見直してから、ホームページに掲載したいと思っています。


 阿部市長は「市民主権」にかなりのこだわり。市長の市民主権というのは市民がきちんと自覚と責任を持ってまちづくりを進めていくということのようですが、その際にボトムアップだけにこだわっていると進んでいくものも進んでいかない危惧が。やっぱりリーダーにはトップダウンとボトムアップを双方織り交ぜていくことが必要なんだなあ・・・というのが池田市で感じたこと。

 それから、池田市長は元ニセコ町長の逢坂さん(今は民主党の衆議院議員)がしていたように「市長とびある記」を発信していますが、市の職員の方にお尋ねしたところ、職員は市長とは直接会話をする機会は少なくても、「とびある記」を読むことで市長の考え方を理解できたり、市長の方向性を何となく感じ取ったりしているとおっしゃっていました。「とびある記」が羅針盤というか市政運営のよりどころになっているのでしょうね・・・きっと。ホームページでも読むことができるので、市民理解という点でも「とびある記」の存在が大きいような気がします。これはトップダウンで独善的な発言をしているものではありませんが、ある意味で市長の意向を理解してもらう足がかりになっていて、知らず知らずのうちに市長のマインドが広がっていくという意味ではトップダウン的?!市長マインドを理解して、職員も市民も知らないうちに日々の行動していくこと=ボトムアップにもつながる?!・・・という相乗効果がありそうです。

 阿部市長も活字メディアにこだわったり情報発信にこだわるとすれば、毎日ちょっとでもいいので何かが綴ってほしいなって思います。きっと書くことで整理できることもたくさんあると思いますし、具体的な方策は暗中模索状態でも、市長の意向が何となくでも理解できれば、知恵や工夫や具体的な提案を出してくれるような人材は十分にいると思うので。

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2010年08月17日

残暑にうんざりならずに。

 今日から夏休み気分は一掃・・・と思いきや、こんな時にトラブル親子関係。暑さにさらに暑さを増すような朝が今日はスタートしました。「もしかしたら、私は具合が悪いから発熱するかもしれない。」と口走り、「お腹が痛い」と言いながらの保育園への送迎。本当は午後から横浜の公田町団地まで高齢者安否確認システムの運用について取材に行く予定だったのですが、何となく何かがあったら困るかもしれない・・・とのことで、私の選択は自宅作業。
 公田町団地の事例については報道にもあるとおり、2年間の成果を見極めていくようですが、阿部市長の公約でも「孤独死をなくす」というものがあり、もしかすると具体的な対策として参考になるのかもしれないと考えています。

 それにしても暑い日が続きます。一日中クーラーの室内にいると体調不良の原因にもなると窓を開けて無風。手軽にサウナ状態?まるで蒸し風呂状態の部屋で体中の毛穴が開く気分です。扇風機の助けを借りて、ようやっと今月号のニュース原稿の作成、通告書の作成など・・・諸々雑務をこなしました。明日は9月定例会の議案説明です。いつしか全議員集合形式で行われるようになった事前の説明会。補正予算など注目しています。


 おかげさまで保育園からの呼び出しのない一日だったものの・・・・お迎えに行ったらなぜか目を赤くしている・・・その理由とは・・・・「ママ、もっと早くに迎えに来て。」


 「明日は保育園に行けないかもしれない。」「行きたくないかもしれない。」という呟きが心にしみる夜。そして、蝉が暑さをかきたてる夜です。

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2010年08月12日

夏休み中です。

 夏休みにしています。

 休みにしないと休みにならないので、まずは保育園に‘お休み宣言’をしました。あとは過ごし方を考えるのが私の仕事です。結局は半日は掃除に明け暮れて、自己満足で部屋をきれいに。あまりにも、掃除・・・掃除・・・というので、部屋の一角を占有して段ボールや箱やらで造作してあったシルバニアファミリーのお家を壊したとギャーギャー責めたてられて暑さ倍増。ちょっと箱を移動させただけなのに。


 そんな中でも我が家は初めて桃狩りに行きました。もぎたての桃の新鮮さに感激しました。コリコリというかシャキシャキというか、私はかなり好みの味です。我が家6歳は早速作詞作曲?!「桃食べよ、桃食べよ、スーパーの桃はブヨブヨだけど、これはシャキっとしていて新鮮!おいしい!」と即興でへんてこりんな一度きりしか歌えない歌を数回繰り返していました。


 とびひは治らず、悪化する一方で、プールには行けず(ちょっとラッキーと思っている私)。保育園に行ってプール遊びに参加できないことを毎日のように悔いている6歳を楽しませるためには・・・・?我が家のベランダ!植木にはお水をあげて、ロウセキでせっせか絵を描いて、それから、バケツに組んだお水を流して、ごしごしとブラシでこする・・・・こうして、私のお掃除負担も軽減されるのです♪


 来週月曜日は豊中市と池田市への視察です。それに先立って、会派のメンバーは事前にヒアリングをしてくれています。最近は会派の活動も今までとは違って、‘チーム感’を重視しながら、取り組めるようになりました。これは大野まさき効果!と私は思っています。早速に、大野さんからは事前に視察に行くための資料として・・・・国交省の地方公共団体向け総合評価実施マニュアルなるものが届きました。視察前に目を通しておかねば・・・というプレッシャー・・・まさに夏休みの宿題です。


 ブログの更新も週明けまでお休みします。

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2010年08月11日

我が家から・・・花火!

 昨日のせいせき多摩川花火大会。我が家は北側の部屋を真っ暗にして・・・・‘向こう’の空高くに上がり、時折・・・手前の建物にさえぎられるも1時間余りの花火を楽しみました。

 花火大会に行きたい!と直前までゴネテイタ6歳も大満足。「ほら、桜ケ丘まで行ったら、帰るときにバス乗るのが大変だけれど、お家の中から見れるし、終わったらすぐに寝れるからよかったでしょ~。」と私。

 この花火大会、多摩市の夏の風物詩であり、観光資源の一つになっていることは確かです。商工会議所が主体でやっていた時代、補助金を削減したことにより中止した時期を経て、市民の実行委員会形式で行っていますが、実際に事務局裏方を担当しているのは行政=経済観光課・・・・今後、この事務局体制についてはだんだんと市民に移行していく段取りとは聞いていますが・・・・。


 ところで、多摩市のフィルムコミッションのことを尋ねられたので、久しぶりに「多摩ロケーションサービス=たまロケ」のホームページにアクセスしたら、意外と、思った以上にロケがなされているんだなあと我がまちを再発見した気分です。
 これまた、事務局機能など市民主体ではありますが、経済観光課がどっぷり(?)関わっている事業でもあり大変です。


 さらに、経済観光課ですが、次年度に向けてはベルブ永山にビジネススクエア多摩を移転させる案件も抱えています。ビジネススクエア多摩については、成り立ちの経緯や成果も含めて、税金投入の妥当性などもう少し慎重に考えるべきだと思っています。新たに移転させると同時に運営体制についても、大学連携を視野に入れているようですが、大学にとってこの事業に関わることのメリットってどこにあるのだろう?というのがまだ見えてこないのです。メリットがないのにわざわざ関わるのだろうか?と疑問で、市が目論む大学連携の実現可能性をもう少し調べてみなければなりません。
 そもそもビジネススクエア多摩に対して支出されている税金ですが、投資に見合った活動が展開されているのかに疑問を持つ人は少なくありません。ベルブ永山への移転にどういう契機が訪れるのか不明ですが、とりあえず9月の補正予算では準備に必要な予算が提案されてくるそうです。


 今朝は花火大会終了後の清掃活動があったはず。地元の遠藤さんや大野さんも参加すると言っていました。私はゴメンナサイ・・・と不参加です。楽しいイベントごとの後には必ずゴミがつきもの。永山のお祭りでは、ゴミ分別ステーションがあり、地域の方が必死になって分別ガイドをされていました。捨てる側の気持ちの有りようが暴露されるのがまさにゴミ!きっと今日も大変だったろうなあと想像します。

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2010年08月10日

再び・・・高尾の森わくわくビレッジ

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 青少年問題協議会の北諏訪地区委員会のデイキャンプに参加。行先は昨年度同様の「高尾の森わくわくビレッジ」でした。メニューは作ン年度と同様に屋外炊飯場でのカレーライスづくり。そして午後からはクラフト・・・・で・・・・今年は陶芸?にてサラダボウルの製作にチャレンジ。ちなみにこれは‘初級’コースです。誰もが確実に作れる方法を伝授いただきながら、手動ろくろも一部使用しながらの図工の時間。

 私、図工や美術は嫌いではなく、無心に取り組む作業にはまり込むタイプだったりするので、途中からは周りの音は聞こえないくらい?聞いていない、聞こえていないくらいの状態でした。

 でも、それほど腕があるわけではありません。粘土を型抜きして成型するというだけの作業ですが、決して、簡単ではありません。継ぎ目をなだらかにしたり、ふちを整えたり・・・絵付けもありましたが、絵心のない自分のスキルを十分に自覚しているので、私は絵付けはせずに、仕上げてもらうこととしました。絵はつけなければ全体白い陶器に変身。約2ヶ月後に手元に届くのだそうです。ちょっと楽しみ。


 自己満足で「できた!」と充実時間を過ごし・・・デイキャンプのお世話係どころか、自分がものすごい楽しんでしまった一日でした。

 というわけで、今週の1枚番外編で今日の場面を公開します!出来ばえがどうなるのか・・・・乞う!ご期待のほど?!(【今週の1枚】写真がBlogに載って、楽しい!と言われたのでついつい載せてしまいました。)

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2010年08月03日

クーラー病。

 ここのところ本当に暑過ぎて・・・・アトピーっ子の肌をさらりと保つためにとばかりにクーラーを使用。我が家はなるべくクーラー使用は控えることを心がけているのですが、せめて「ドライ」を使用しないと夜中にものすごいポリポリ音(寝ぼけながら、ボリボリと肌を傷めつける音)で目覚めてしまうのでした。

 というわけで、部屋の中の空気をサラリ快適だと満喫していたのですが、どうやら私が今度はクーラー病ならぬ・・・体調不良に。喉が痛くなり、今度は鼻水。挙句の果てには微熱・・・というわけで、今日は会派で打ち合わせのために控室にこもって午前中議論をしていたのですが、帰るころには頭痛腹痛・・・・。


 明日は昭島市への視察。会派での調査活動なので体調万全に整えておかないと。視察内容は総合オンブズマン制度について。多摩市では福祉オンブズマン制度が総合オンブズマン制度に発展して、この4月からスタート。でも、私たち民主党TAMAは総合オンブズマン制度発足に当たっては条例改正案を否決しています。なぜ否決したのかについてはあえて繰り返すことはしませんが、結局のところ、この条例案可決には議会の付帯決議がついているものの、それをちゃんと活かしているとも言えないのが現状。まったく、議会の議決って喉元過ぎれば何とやら・・・・状態と指摘せざるを得ません。そんなこともあり、阿部市長には総合オンブズマンを本気に運用したいともあれば、まずは昭島市を見習ってほしいと、再度のお願いをしなければと思っているのです。オンブズマンへの相談日を設定するとか、本当に市民に役立つ相談窓口にしたいのであれば、もう少しやりようがあるはず。


 そんなわけで、直接話を伺いに行くことにしたのでした。病は気から・・・早寝早起きで明日に備えます!

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2010年08月02日

8月になりました。

 今日は「公契約条例」の学習会でした。阿部市長の公約にもかかげられており、早い段階で公計約条例を制定したいという方針が示されています。議会としても条例提案がなされたときに、対応できるようになっておかなければ・・・ということで、会派での勉強会を開催するのをちょっと拡大。他の議員の皆さんなどにもお声かけしました。

 公契約については、連合のHPがとても見やすい仕上がりになっていますが、今日の講師も連合総研の龍井葉二さんにお願いをして、まずは概観を解説していただきました。阿部市長は条例制定にどのようなプロセスを考えているのかわかりませんが、機能する条例を制定するためには、そのプロセスに市民参加をどのように得ていくのかが大事なポイントだとのご指摘でした。ただ単に働く人の賃金を一定水準確保するだけでなく、女性の雇用、障害者の雇用、地元市民の雇用その他・・・・いわゆるさまざまな社会的な価値を評点とし、契約するにあたっての事業者選定の視点に盛り込んでいこうとするならばなおさらのこと市民レベルでの理解と納得が求められるとの話でした。


 ところで、週末には平和展に出かけたのですが、今年は我が家の6歳もさすがにこれまでとは異なる反応を。「戦争はしてはいけないんだよね。」と一言感想を述べていました。毎年行われていますが、パネル写真の展示は「怖い」「かわいそう」というだけでなく、「どうして、こうなったのか?」と真剣に見入っていました。平和展を継続することの意義を感じた瞬間でした。
 今回の平和展では第五福竜丸関連の資料展示がありましたが、小学校か中学校かどちらかの社会科見学で第五福竜丸の展示を見に行った記憶が蘇りました。当時、実物の船の展示を見た時、ここから放射能が出ていないかどうかと友だちと心配しながら見学をしていました。


 今日から8月。この週末には永山地域のお祭りにも参加をしました。永山ハイツのお祭りでは子ども会のみなさんが多摩太鼓の先生の指導を受けた太鼓演奏を披露。子ども会の活動として太鼓指導があるそうで、羨ましい。太鼓演奏について評価のほどは私はわからないのですが、とっても素敵な演奏でした。そしてまた永山南公園で行われた永山団地自治会のお祭りでは・・・何と言っても「ごみステーション」における分別の徹底が印象的でした。ゴミ捨てに来た人たちに、ちゃんと分別をしてもらうように「監視員」ならぬ自治会のボランティアのみなさんがしっかりとガイドをなさる姿・・・印象に残りました。


 地域力がなくなっていること、地域での面的なつながりが失われているのは否定しようもない事実ですが、こうしたお祭りが毎年継続されていく、担い手がまだまだ存在していることに希望が持てないわけではありません。お客さんとして参加するけれど、主催者側にはなかなか加われないし加わろうとしない・・・・そんな人も少なくないのかなあ。お祭りシーズンは「人の縁」を感じる季節でもあります。

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2010年07月27日

組織力を向上させるマインド

 今日は午前中は特別支援教育説明会に。今回からベルブ永山のホールに会場を変えたのに・・・私は例年通りに教育センターが会場だと思い込んでしまって・・・・大幅に遅刻。それでも、発達障害疑似体験前には会場に。一体どんな体験になるのだろうと楽しみにしていたところ、手先の感覚、視野が狭いという感覚、聞き取りが少し困難であるという感覚・・・発達障害の子どもたちの支援活動を行っている「キャラバン隊にじのかけはし」の皆さんによるプログラムでした。キャラバン隊の皆さんというのは発達障害の子どもたちと日々向かい合っているママたち。多くの人に発達障害を理解してもらいたいという活動を積み重ねているそうです。

 軍手を二重にして丸いシールをはがし、シートの円の枠の中にきちんとはりつける、ペットボトルを利用して視野の狭いのを体験、ただ単に口頭で指示を出すだけではなく、図も併せて示すことで分かりやすくなるという体験など。

 実際にはどこまで疑似できているのかは未知ですが、自分の当たり前を当たり前と思わない(というのはどんなことにでも当てはまりますが)ことが相手を理解することの出発点であることを再確認した場でした。


 さて、今日は武蔵野市の学校給食センターの訪問をしてきました。実は私は本日伺った北町調理場にはかつて見学に行ったこともあり、ちゃんと当時のブログにも報告がありました。
 でも、当時と違うのは・・・中学校給食が実施されていて、北町調理場も4000食弱を調理していること。また、給食センターの運営方式についても新たなる‘財団化’にシフトしていることでしょうか。そして、何よりも・・・とっても素敵な給食配送車に出会いました。この給食配送車には中学校給食が始まり、さらにオレンジ色車輌が導入されていて、「けんこちゃん」という名前なんだそう。この由来は「まごはやさしい」から来ているとのこと。健康レシピのためのスローガンですね。配送車が走ることが「食育」!子どもたちにも大人気、ママたちにも人気モノなんだそうです。


 まあ、とにかくも給食センター職員のモチベーションというか、やる気というか「子どもたちにいい給食を提供するんだ!」という気合いというか。誰が指示するまでもなく全ての調理員が毎朝7時50分には仕事場に入っているんだとか。そういう伝統というか何と言うか、「子どもたちのため」を思えば当たり前に早く仕事に就き、より丁寧な仕込みつくりこみにと体が自然に動くんだとか。


 何と言っても、今日は昨年まで現場で調理一筋39年間、今は武蔵野市給食・食育振興財団で人材育成を一手に引き受けている大ベテランの伊藤さんからもお話を伺うことができたのですが、クラス訪問などについても、上からの指示命令で実施したわけではなく、もともとは陶器食器導入を目指した調理員たちが理解啓発のためにと学校へ出かけたことがきっかけで今でも継続されているのだとか。昼休み返上してでも、学校に出かけよう!それが楽しい、子どもと出会えることが楽しい!そんなモチベーションが継続継続されているそうです。武蔵野市の場合は学校給食に関するホームページを見てもその充実ぶりがわかります。
 しっかり取り組んでいるから、アピールもできる。そう感じます。学校給食新作メニュー発表会も今年で5回目。その準備は夏休み期間で学校の休み期間を有効活用。栄養士調理師で編成されたチームがそれぞれにアイデアメニューを考案し、ある意味で腕を競い合う場になっているのだそう。グループ内で討議、それぞれのグループ同士が互いのアイデアメニューへの注文その他などそれはそれは活発に意見交換が行われるのだそうです。

 「毎日献立どおりに調理するだけでは単調。でも実は調理する以外にもたくさんの仕事がある。何も調理場だけで留まっている必要はないし、次々と子どもたちのため、学校給食のためにできることを探そう!という姿勢が組織そのものの活力になっていく。」・・・・とっても力強い説明でした。前回の訪問では、まさに聞けていなかった現場の肉声!

 これこそが多摩市の学校給食センターに決定的に欠けているもの他なりません。多摩市の場合には、調理業務の民間委託化が話題に出た際・・・・栄養士や調理員が不足しているから学校訪問なども思うようにできません・・・・という趣旨で現場の声を記したチラシが新聞折込でばらまかれて記憶もありますが、そんなところが違いなのかなと。


 組織力向上はやっぱり人材育成が不可欠。少々人手が足りなくても馬力を出せる組織が理想かもしれません。「人がいないからできない!」ではなく「少ない人員だけどこれくらいはできる!」という気合いで何をやっていけるのか?それをどう追求していけるのか、追求させていけるのか・・・・という職場風土と文化をつくりあげていきたいものです。民間感覚の阿部市長は市役所組織をどう変えようとしているのかなあって・・・その処方箋をそろそろ聞きたいものです。

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2010年07月15日

揺れる方針?!

 目下・・・・私たち会派の大きな懸案事項としては、唐木田図書館と学校給食センターの今後の方針を市長や教育長がどう考えているのかについて。

 今日は午前中に会派で会議をして、そのことがひとしきり話題となりました。特に図書館は開館が目前に迫っていると言ってもいいので。

 市長は6月の定例会の私に対する答弁では・・・・「民間感覚に照らすなら、新しいプロジェクトはそこに即戦力のスタッフを投入するのが普通のこと。仮に民間委託化を進めるにしても、試みるなら既存館でするべきだ。そうすれば、直営の時とそうでないときとの比較もできる。」という趣旨の答弁をされていました。なるほど・・・それが民間感覚なのか・・・と思いつつも、仮にそうするとしたら、今までに教育委員会が示してきたような「唐木田図書館は民間委託化をして、来春にオープンする」という方針を完全に転換することになるわけで、一体全体・・・・どう動いていくのだろう?既定路線の変更を鼻から否定はしなくても、当然ながら、従来の準備とは全く異なった工程を進んでいくことになるわけで・・・そこに要するさらなる労苦と時間はどのくらい・・・なんてことを考えていたわけです。


 どうやら市長は既定路線を踏襲することはしない方向性を示していく噂も聞こえてくるので、そうなるとしたら、私たちのこれまで示してきた判断とは異なる市長に対し、どうやって対応していくべきなのか・・・・協議をしなければなりません。はっきり言って、人員増やさずに新しい図書館をオープンすることはできないし、民間委託しないままで直営で開館するとしたら必要な人員としては7人から8人とも言われていて・・・・・それだけの人材を増やすだけの余力(財政+人員配置も含めて)はあったのだろうか?・・・みたいな。

 「うーん。」


 名実ともに現市長の当選を思いっきり応援してきた立場としてはどう対応していけばいいのか?

 なかなか悩ましいところでもあります。というか、かなり悩ましいところで、市長路線の変更に‘しなやかに’・・・・あっさりと「はい、そうですか。」とはならないということだけは確かです。

 ですので、私たちの見解を再度議論し合ったのですが、まだ今日の段階では議論途上。どうするにしても市長の腹積もり、覚悟が最も大きなところ。その覚悟たるやを私たち会派がどう評価するのかにもかかっているかもしれないですし、一度、市長との意見交換をしてみることが必要!というのが本日議論の到達点・・・・早速、市長室に日程調整をお願いすると・・・・こちらの希望日時ではかなわず・・・・。もちろん、それではと別日程を再調整して、予定リザーブしておきましたが、その一方で教育委員会にも意見を聞かねばならないです。市長にとっても教育委員会にとっても、そしてもしかしたら私たち議会や議員にとっても正念場かも。

 何と言うか・・・・決めきれていない方針をぶら下げられている職員にとってはいい迷惑なのかもしれませんが・・・・。(とはいえ、教育委員会方針を受けて、議会では過半数は民間委託やむなしの結論を得ていると理解できる状況ではありますが)

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2010年07月09日

たまプレ情報・・・議員アンケート

 やっと・・・たまプレ企画の議員アンケートに回答しました。早速、、、掲載をいただきました。議会情報や議員情報について新たな発信ができることはありがたいことだと思っています。私以外の議員さんの回答もぜひ、ご覧いただきたいと思います。

 今日も選挙活動は続きます。夕方からはものすごい雨。選挙活動に雨降りと言うのは「ついてないな」と思うわけですが、それ以上に残念なのは、保育園の行事に雨天ということ。今日から年長組は「お泊り会」で、保育園に1泊するのです。その際、多摩市で唯一の銭湯・・・言ってみれば昔ながらの‘お風呂屋さん’「立花浴泉」に行くのですが、道中で雨が降ったら、園児たちがかわいそうだと心配をしていました。立花浴泉は聖蹟桜ヶ丘にあります。その存在は知っていますが、私は行ったことはありません。うちの5歳は我が家にある「おふろやさん」の絵本を穴のあくほど隅々まで研究し、今日の日を楽しみいしていました。立花さんは今日の保育園行事に対応するために、営業時間の前にお風呂に入れてくださるのだとか。ありがたいですね。一度「26日」・・・ふろの日にでも行ってみようかしら?・・・・でも、私はお風呂屋さんとか温泉とか・・・・行ってしまえばいいわけなんですが、好んで足を運びたい場所ではなかったりします。小さくても我が家のお風呂が一番落ち着けます。
 それにしても、夜が深まり、ますます雨がきつくなってきたので、せっかくのお泊り会もミニキャンプファイヤーもできなかったでしょうし・・・・。明日の朝、どんな顔で帰ってくるかしら?お迎えに行くのが楽しみです。


 参院選投票日は明後日。明日は最後の選挙活動。晴れますように・・・・・お泊り会のためにつるしてあったベランダのテルテル坊主に祈願!

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2010年07月08日

言い訳ばっかりするな・・・。

 今日は多摩センターに全国比例の候補がやってくるとのことで、民主党TAMAにて受け入れ。全国比例ではぜひ当選してほしいと思っている女性候補者。女性のための政治スクールを設立し、現在まで継続して運営の中心にいらっしゃる方。女性の政治参画を進めよう!・・・と旗を振っても、そこについてくる人材がいなければ単なるスローガンに終わってしまいます。ですので、こうした政治スクールが人材の掘り起こしと人材輩出をしていくことの意義は間違いなく大きいと考えています。政治業界は男性社会。少数派の女性だからこそ、女性議員は目立つ存在なのかもしれませんが、国政のみならず地方政治も全体含めて考えれば、まだまだ女性の政治参画は進んでいるとは言えません。(多摩市議会の場合は都内でも女性議員が多い議会なのです。26名中10名が女性!)


 というわけで、女性の政治参画をリードする存在としても、当選してほしいと応援しています。女性の政治スクールについては、私も一度、参加してみたいなと思いつつ、いつもその機会を逃しています。議員になってからの方が、こうした定期的な学習会の参加がより重要な気がしています。定期的な参加を自分の義務にでも課さなければ、日々の雑事にだけ追われてしまい、自己研鑽が後回し後回しになってしまう・・・・たぶん、議員になると今までになかった忙しさが加わるので、そこだけにとらわれると必要な勉強を重ねる時間を持つ余裕がなくなる・・・のは私だけではなく、他の人も同じ悩みがあると思います。


 ところで、今日は多摩センターでチラシを配布していると、年配の男性が近づいてきて・・・マニフェストは嘘つきだ!・・・と詰め寄られました。マニフェスト冊子にはこれまで取り組んできた報告が掲載されていて、2009年に掲げた政策数179のうち、35は実現してきたことがわかります。そのことを伝えると、思いっきり「言い訳するな!」って唾が飛ぶほどに吐き捨てられました。所得税率はおかしい、あんたはどう思うのか?・・・と言われ、思わず答えに窮したのが心象さらに悪くしてしまい、「そんなんで、やってんなよ。」と。私は数字がなかなか頭に入り込まない性質なので、税金のことを調べるときには常に国税庁のページが頼り。思わず所得税のことも調べてしまいました。こうして、市民の方に叱責されることも必要です。

 でも、言い訳はしていないんですけど。「言い訳ばっかり・・・」というのは、たぶん、私に対してではなく、政治に対する憤りなんだろうと理解しました。本当は言い訳ではなくて、きちんと説明責任を果たす意味合いから、「できなかった理由」を述べる場合もあると思いますが、それはやっぱり市民にとっては単なる「言い訳」に過ぎず、聞いていて気分悪い!となるのかもしれませんね。言動一つ一つ難しいなと思う日々です。

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2010年07月07日

街の反応。

 今日は立川駅から吉祥寺駅を目指して、多摩地域を遊説して回りました。朝から夜まで・・・お昼休みの一時間を除いて、ずっと選挙カーに乗車しました。一日車に乗っているのは大変じゃないか・・・って心配してくださる方もいるのですが、運転するよりはよっぽどましで、何よりも知らかった場所に行けることほど楽しいことはありません。何より、今日は・・・と言えば、武蔵野市内の大きなお家を見学することができて、なるほど・・・武蔵野市の税収を支える市民像が具体化されたという感じでした。地元の議員さんが乗車していなければ、行くことのない路地などに入り込めるのがこの活動の醍醐味かもしれません。


 ところで、全国に飛び回っている候補者が東京に戻ってこれるのは3日間のみ。今日はその1日でした。三多摩地域にはいるのは今日で最初で最後。立川駅と吉祥寺駅で街頭演説会を行ったのですが、人気があるというよりは、ものすごい期待感に圧倒されそうでした。いわゆるスター候補・・・というか知名度がもともとある芸能人だったり、スポーツ選手だったり・・・だから観客があふれるというのではなく、街から感じる熱気は候補者に対する「期待」そのもの。街宣カーに乗っていても、とにかく手を振ってくださる方、「頑張れ!」と大声をかけてくださる方・・・こんなに反応を直に受ける経験は初めてです。


 「国には約5500の事業があり、それについて全て情報を公開していくことを夏過ぎまでには考えていきたい。その上で、これからの税金の使い方をオープンな場所で議論していきたい。年齢に関わらず、とにかく多くの人に関心を寄せてもらえるような政治をつくっていきたい!参加をしてもらえるようにしていきたい。」


 こんな力強いメッセージに、共感した人は多かったはずです。これはたぶん国政に限らず、市政でも言えること。とはいえ、実際に進めていこうとするとそこは山あり谷ありで、ものすごい抵抗が待ち構えているんだろうと想像します。これは市政でも言えることなので。ガチガチに抵抗をしていく官僚組織に向き合っていく姿勢を応援するのは紛れもなく国民であり、市民。そういう意味でどのくらいの国民、市民が共感するのか、背中を後押ししてくれるのか・・・・それが選挙の結果として表れてくるとも言えます。選挙戦もあと3日間。街の中の反応が最終的にどんな結果に結びいていくのでしょうか。


 候補者の関係者(パートナーの村田さん)ですが、時々マイクを持つことがあります。その演説を聞いていて共感すること。「候補者本人だけが当選して、本人だけが良ければいいわけではない。一人では何もできないわけだから、一人でも多くの仲間を増やしたい。そんな思いで今選挙活動を精力的にやっているんです。」・・・でも、そうは言っても自分自身の選挙区に入って、候補者としての活動が思うようにできないお留守選挙・・・・不安も背中合わせなんだろうなあって私は思います。だから、私は余計に応援したい!って思います。

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2010年07月05日

土砂降りの合間をぬって・・・。

 投票日まであと1週間!東京選挙区は2名の当選に向けて、支持支援のお願いです。


 それにしても、雨の降り方が怖くなるくらい。局所的な大雨にあたってしまうと大変。おかげさまで、私は今のところ大雨に遭遇せずに何とか活動ができていてラッキーです。そんな土砂降りの合間をぬった活動、選挙活動に時間をとられつつ合間を見つけては・・・自宅留守電に入っている市民からの陳情への対応。市民の方からの陳情には私で解決できることもあれば、そうでない場合もあり、話を聞くだけに終わってしまうことも多いのですが、市政に関することのみならず、政治全般に対する関心を寄せてくださる方の意見を受け止めることは重要だと感じます。


 ところで、この前の土日はせいせき朝顔市でした。毎年の恒例行事ですが、朝顔の品評も行われていて、賞を取った朝顔が展示されます。でも、私にはどれもこれも同じに見えてしまうのですね・・・・。
 朝顔と言えば、小学校一年生の理科の課題というイメージが強く、夏休みには「朝顔観察絵日記」が宿題になるのもまた恒例かもしれません。我が家にも来年の夏休みには朝顔かやってくる予定ですが、それに先立って・・・・今、ベランダには朝顔。毎朝、朝顔が咲いているかどうかが楽しみ。いまどきの朝顔は色合いが随分とおしゃれ。江戸紫系の花が咲いています。

 そう言えば、市役所の緑のカーテン・・・どのくらい育っているかしら?

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2010年07月01日

とにかく昼間は暑い!

 副市長の紹介・・・こんなページは今までになかったように思います。昨日まで部長で、今日から副市長・・・気分的にはどんな感じなのかと想像しますが、そんなことは私にはあまり関係なく。とにかく副市長不在というのは組織的にはいろんな面で支障があったようなので、やっぱり「副市長必要」と再確認できるようになることが、何よりもまず必要なことと感じます。

 今日も相変わらず、朝一番に国立駅。そこから国立市内、国分寺市、小平市を通過しながら、西東京市へ。そして最後は三鷹駅で下車。その後・・・突然に全国比例で出馬中のオリンピック金メダリストの選挙カーが多摩市入りすることになり、民主党TAMAにて受け入れ。候補者本人はもちろん不在の選挙カーで市内遊説をしてから、都市づくり部から生活環境常任委員会での協議事項の説明を受けました。

 民主党TAMAは生活環境常任委員会にメンバーがいないので、情報提供とのかたちで説明をいただいたのですが、今までこんなかたちで丁寧なる説明をいただく場はなかったような気がします。一番の重要事項はどうやら「みどり確保のルール」のこと。
 ちょうど、みどりの基本計画の見直しに差し掛かっていて、当時のみどりの審議会(3月定例会で条例改正があり、環境審議会と合併して「みどり・環境審議会」になる・・・正式名称が思い出せない・・・・)が「今後のみどりの確保と借地公園について」という答申をまとめたばかり。この答申に基づく格好でルールをとりまとめて‘案’を作成したとの話でした。この‘案’については「みどり・環境審議会」に意見をもらってから、正式に確定するということですが、これまでにも議会では緑地の確保に関し、その取得順などに不透明さがありすぎると指摘されてきたことを受け、前市長時代から検討されてきたことを、阿部市長がどのように評価していくのかがポイント。
 多摩市としては優先度の高いみどりは和田と原峰公園のところだと位置づけしているようですが、それ以外にも農地(生産緑地)の確保などいくつか目星をつけているもようです。でも、「みどりは大切」ということで何でもかんでも取得できるような財政事情ではないですし、やはり市民にも納得のいく必要性への説明をしてもらうこと・・・これなくして次々と安易に、しかも・・・いわゆる秘密のポケット(土地開発基金とか土地開発公社による取得)で購入されてしまっては、困ります。先行取得して、いずれ市が買い戻すことが約束される格好になるわけですが、取得時に議会に対して、事前にきちんとした説明があるかと言えば、その事前説明の内容やらが非常に納得のいかない場合もあるのが現状です。

 これから、取得していきたいと考えているところもいくつかあるようですし、先日の補正予算でも買い戻す格好で用地取得をしましたし・・・・。一体どこまで土地取得をしなければならないのだろう・・・と思う一方で、残された緑を確保していくことの必要性を認識している狭間に葛藤があります。

 約1時間程度、諏訪2丁目の建替え問題などの話なども伺って・・・・その後・・・また民主党TAMAは今度は歯科医師会推薦の全国比例候補の選挙カーが多摩市入りしたので再び街宣活動に・・・・。私は今日は福祉団体と議員との意見交換会、懇談会がありそちらにも出たかったのですが、この度はどうしても難しいということで諦め・・・・その話を知人にしたら、やっぱり言われたのが「選挙活動するために報酬払ってるわけじゃないんだから。」・・・・「はい。」とこっくり首を縦に振りつつも、今回の選挙はやっぱり勝たなきゃいけないって思うし・・・・と複雑気分。

 
 投票日までは・・・・あと残り9日間!上手な時間のやりくりをしながら、議会活動と両立できればいいけれど。朝は涼しく、昼間は蒸し暑く・・・夕方はまあ、そこそこ涼しく。脱・クーラー生活を目指したいけれど、やっぱり・・・無理かも。

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2010年06月29日

やっと明日が最終日。

 議会最終日の前日は「事務整理日」という位置づけで休会です。今朝も朝一に府中駅に行き、それから小金井市へ行ってから、また府中市内に戻り、多摩市経由で町田市入りして、また多摩市に戻って、夕刻は桜ケ丘駅での街頭宣伝活動をし、その後、しばらく音切れいっぱいいっぱい20時まで(選挙活動中はマイクを使えるのは8時から20時)、市内を遊説して回りました。

 うーん・・・結構な寝不足には打ち勝てず、お昼過ぎには道行く人に手を振りながら、瞼が半分以上閉じてしまっていました。

 
 ところで、ヤフーのマニフェストマッチをやってみました・・・結果は・・・・民主党のマニフェストは全て理解しきれていないという成績でしたので、ちょっと反省をし、マニフェストを頭の中に入れておかねばと焦っています。でも、その前に明日の最終日の準備もしなければと思っています。


 明日は重大議案と言えば・・・副市長の人事提案があります。それ以外には取り立てて、議会世論を二分して話題奮闘するようなものはないと思われるので、スムーズに終わるだろうと思っています。子ども教育委員会にかかっていた陳情に対して、討論をした方がいいかなと考えているので、明日の朝までに作成をしなければなりません。このブログを綴るのと並行して・・・頭の中では討論原稿の構成を考えている感じです。


 それにしても最終日が明日。あっという間と言うか何だか長かった・・・という気分です。そう・・・たまプレさんは多摩市議会議員アンケートをやっていて、順次掲載されています。私も早くアンケートを提出しなければいけません。ある意味で、議会だよりに先立っての議会報告。議員にとっても、こんな風に新しい情報発信の場が設定されてありがたい限りだと思っていますが、それは私だけ?議員にとっては願ってもない、自分たちの宣伝チャンネルができたことになります。市議会ウオッチングニュースのように傍聴席から見た感想その他が辛口コメントともに掲載されるのとは異なりますし。市民にとっても、新しい媒体による発信は歓迎できることではないかとも思ったりします。


 あじさいの花がきれいです。あじさいの花には朝露が似合います。しとしと降る雨とジメジメした空気は不快指数をあげますが、あじさいの花がそんな気分を救ってくれます。

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2010年06月23日

「充電したーい!」

 今日は朝から市役所へ。明日は委員会なので、それに先立って担当者の方にヒアリングをしたり、準備のために資料を探したり・・・・。会派の控室・・・私の机は資料が山積みになっています。家にはなるべく仕事を持ち込まない!と決めているので、資料などはほとんど控室に。私の頭の中ではどこに何が置いてあるのかほぼ整理されていますが、きっと他の人にはわからないと思いますってくらいに机の上は資料の山になっています(時々、どこにあるのかがすぐに思い出せないこともあります。)。


 お昼から、図書館の民間委託化に反対する市民のみなさんとの意見交換。図書館問題については会派でもかなり意見交換をしながら、判断を進めてきました。明日の委員会では意見交換をさせていただいた方々が提出をした陳情が審査される予定です。図書館の民間委託化をしなくても、適切な人事配置をすることで乗り越えられる・・・・唐木田図書館は現行手法の継続させることによって運営してほしいと願っていらっしゃる立場からのご意見です。
 私たちの会派は「やむにやまれず民間委託化」と判断せざるを得ない図書館の抱える根本問題は、そもそも多摩市には図書館政策が存在しない!ということだと思っています。はっきり言って、民間委託化しようがしまいが・・・・現状のままでは救われません。私たちは民間委託化を進めると同時に、そこを起爆剤として、図書館政策の再構築をしていきたい、職員の人材育成計画、図書館の専門性を向上させていくための研修のあり方を含めて、根幹から考えなおしていきたいとしている方向を何よりも期待しているのです。
 今日の意見交換も私たちがずっと積み重ねてきた議論のもと到達してきた現時点での判断をお伝えしました。唐木田図書館の運営に民間委託化を導入することについては「3年間限定」とし、その後の保障もないことが懸念されていて、確かにその意見も一理あると理解はします。実験材料にすべきではないとのご意見があるのも承知しています。でも、その後の保障、つまりはリスク管理の視点が問われると思いますが、それをも含めて、「再構築」なされることを信頼するしかありません。


 と思っているのですが、その考え方はやっぱり甘過ぎるのでしょうか。明日は再び、学校給食センターの民間委託化に反対する立場の陳情も出されていて、またもやハードな意見交換が行われる委員会になりそうです。

 ここのところ頭をゆっくりと休息させる暇がないので、新しい知識と情報がなかなか入る余地がない感じです。物事考える上で、幅を広げていくためにはある程度の余裕がなければと考えています。充電期間をいかに確保するかが課題です・・・と毎晩のように思うのですが、朝になるとそんな思いは頭の片隅から消えてしまうくらいにあれこれとやることばかりが降ってくる感じ。とりあえず、今晩から明日にかけては、頭の中を整理して委員会に望まないとと思っています。


 明日から参議院議員選挙スタートします!

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2010年06月21日

蒸し風呂にいるような暑さ・・・。

 本当に暑い一日でした。朝は永山駅で遊説しました。久しぶりに都議会議員の篠塚さんが参加。参院選挙前の遊説という位置づけで行いました。「民主党、頑張れ!」と声をかけてくださる方がおられました。ついつい最近までは「しっかりしないと!」と叱られることもあったのですが、街中の空気が少し和らいだことを肌で感じます。

 市議会の方は今日から委員会が始まります。本当は傍聴に行くべきだと思いますが、役割分担でそれぞれ委員会は会派内の委員さんに委ねつつ、情報収集を進めないとと思っています。子ども教育常任委員会は24日。ちょうど参院選スタート告示日です。今日から選挙支援がスケジュールを占用するようになっているのですが、告示日当日に委員会とは・・・。週末土曜日は立川市議選の応援に行き、街頭演説会のゲストの蓮舫さんに対する期待感を感じ、日曜日は町田駅での街頭演説会があり、総理大臣になった菅さん、蓮舫さん、小川敏夫さんがゲストでものすごい聴衆に熱気に包まれ・・・有権者が民主党が変わることへの希望感を強く持っているんだと思いました。大臣がやってくるというと、すごい人数の護衛・・・・特に町田駅の場合は総理大臣に大臣がやってくるということで厳重警備体制でした。野党時代には考えられなかったこと・・・・。


 そんなこんなで週明けの今日ですが、参院選前にやらねばならないのが「ほうれんそう」のポスティング!選挙に入ると配布できなくなってしまうので(法律上)、午前中をかけて地域に。それから一休みする暇もなく、調布の市議補選へ。調布市は市長選挙は無投票ということもあり、何だか盛り下がった選挙戦になりそうですが、同い年の女性が民主党公認で立候補しているので他市とはいえ仲間を増やしたいなという思いです。その後、立川市議選挙の報告会に伺いました。26歳の小川あきこちゃんをはじめ、民主党公認・推薦の候補者は全て当選しました。


 とにかく外にいると蒸し風呂にいるような一日・・・日焼け止めが原因なのか、汗が原因なのか、顔全体にかゆみが・・・・。また肌がかぶれているようです。

 明日は蓮舫さんの政策宣伝にまわります。というわけで、朝一で羽村から出発し、帰着点は八王子のどこかです。

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2010年06月08日

メロンパンの午後。

 今日は大野議員と共に行動。地域での活動も仲間がいると励みになります。話をするのも二人で聴けば、二人分の意見があり、その後の会話も弾みますし。

 午前中は落合中学校を訪問し、4月に着任されたばかりの校長先生から話を伺いました。実は・・・川越校長先生は以前は諏訪中学校で校長先生をされていたというご縁でお世話になっている方。福生市の教育委員会でスクールソーシャルワーカー活用事業の取り組みを推進するために尽力されたとの噂はかねがねから伺っていたので、3年ぶりに多摩市に戻ってこられたところを捕まえて・・・・・お忙しい業務の合間にお時間を拝借したのでした。

 そう言えば多摩市でも今年からスクールソーシャルワーカーを採用するなんて予算がついていた気がしますが、一体・・・全体的な取り組みってどうなっているのかしら?多摩市の教育はソフト面はかなり充実していると言われていますが、何だかさまざまな人員配置がちぐはぐしている気がして、頭数はいるけれど、仕事全体、業務全体、施策全体で捉えてみた場合には決して円滑に進んでいるとは思えない、効率いいとも思えない=(あまり使いたくない表現ですが)費用対効果に疑問を感じる部分がある・・・・というのが正直なところ。
 事業仕分けではないですが、もう一度再点検し、再検証し、よりよい環境づくりを目指していかねばいけないような気がしています。教育センター改革についても「かけはし」なんて愛称をつけたところで・・・今後どんな風になっていこうとしているのかもよくわからないし。


 いよいよ任期最後の1年間、明日から始まる6月議会を含めて残すところあと定例会は4回のみ。任期中の取り組んできたことの総括をしていかねばいけないと思っています。6月議会が終わってからはこの間、3年間を振り返ってみなければなりません。教育センター、発達支援室などなどに関係する事業を洗い出しながら、施策全体を眺めてみたいと思います。


 落合中学校での訪問の後、大野さんと私は都市計画のお勉強。市民の方からレクチャーを受けました。私は理工系、理数分野というのにはどうも苦手意識が先立ってしまうので、容積率とか建蔽率とか数字が出てきて、%の記号を見ただけで「うわっ」という感じ。しかし、今日は大野さんと二人、具体的な建物の写真を見ながら都市計画についての入門の入門の入門編を教わり、ちょっとは苦手意識を克服できた気がします。


 その後・・・さらにお昼を挟んで(と言っても昼休みはなしで)、NPOの事務所を訪問。補正予算に関する調査のためにヒアリングをしました。


 で、ようやく一休み。大野さんと私・・・なぜかメロンパンの話で盛り上がり、その先・・・大野さんが「最近メロンパンを食べていない!」というので、「そう言えば。私もメロンパンとはご無沙汰!」となり・・・じゃあ、メロンパンをどこかで食べようというわけで、今度はメロンパン探し。イートインスペースのあるパン屋さんにたどりつき、久しぶりにメロンパンをかじったのでした。メロンパンって当たり外れあります。今日のは「メロンパンを食べた!」という満足感が先立ちましたが、お味の方は・・・点くらいです。(点数はヒミツ)


 ところで、帰宅をしたら、それほど宣伝もしていなかったのですが・・・・・数分のテレビ番組出演にたまたま遭遇したという方からお葉書をいただいて思わぬビックリでうれしかったです。お恥ずかしい・・・。この番組ですが収録ではもう少し色んな場面の撮影もあり、例えば、大学時代はアメフト部のマネージャーだったことから、ボールを持って走らされるとか・・・。ちなみに、大好物に「かりんとう」ということで、かりんとうを食べるシーンがあったのですが、これについても何度かやり直したんです。かりんとうと言えば、副議長の増田さんがどこかから仕入れてくるという「かりんとう」がとても美味しくて絶品。ついに私はそのかりんとうを製造している会社(板橋区の企業)を発見。先日はセレモニーの返礼品に当該会社の絶品かりんとうが。なかなか多摩近隣のスーパーでは手に入らない会社の品です。一度、板橋まで出かけないとと思っていて、まだ達成できていません。

 話題がそれたところで、明日からの定例会モードに頭の中身をもう一度リセットしなおして、かめメロンパン(を今日は子どもの喜ぶ顔を想像しながら購入)を眺めながら、あとひと仕事したいと思います。

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2010年06月01日

6月定例会の議案説明

 今日は午前中に学童クラブの今後の方向性について担当課長にヒアリング。保護者の間には、延長される学童クラブとそうでないところがある・・・・との情報が広がっていて、サービスの格差が話題になっています。6月定例会の補正予算では、育成時間の延長を実施するということで、民間委託化していうる3か所から現行の18時まで→19時に1時間延長する予算が提案されます。これは都型学童で、東京都が実施する事情に則って行うもの。端的にいえば、東京都の予算をひっぱってきて実施する事業なので、都が示しているガイドラインよらなければなりません。ですので、民間事業者が実施しているクラブが補助の対象となっており、ギリギリの予算のやりくりをしている多摩市でも、まずは民間事業者に委託化しているところで‘試行’という形で進めていくことにしています。

 保育園の待機児解消も問題になっていますが、同じく学童クラブにも入所待ち希望者が多く、とにかく希望者は全員入れるようにしてもらいたい!との声もあります。地域差もありますが、学童クラブへのニーズを把握し、対応していかなければなりません。「働いて、やっと生活が成り立っているのだから。」という声を耳にすることは多いです。


 さて、今日は一般質問の通告書を提出しました。発言順は20番目となりました。「いつも順番が後のほうですね~。」と補選で当選したばかりの大野さんから。幸か不幸か後の方。市長が変わって所信表明に関する質問をする議員さんが多いと思うので、今回の場合は後に回ってくると・・・・他の議員さんと意見がかぶってしまったり、言い尽くされてしまったり・・・なんてこともあるのではないかと想像しています。明日の午前中が締切日なので議長を除いての全員からの通告書が出揃うことでしょう。


 午後になり、市長からの議案説明。肝心な副市長の人事についてはもう少し検討をしたいとのことで具体的な氏名の発表はなく、定例会中でも準備が整えば、追って議案提出するとの話でした。あとは人権擁護委員の推薦についてや文言整理などを中心にした条例改正案が提出されそうで、あまり問題になるところはなさそう。


 やはり注目されるのは補正予算です。というのも、3月定例会で示されていた段階では・・・・市長選挙が終わったのちに提案予定の政策予算として約21億円分あるとされていたからです。少なくともそれは渡辺市長時代に検討されていたものと認識しているので、阿部市長になってどう対応されるのだろうかと考えていました。でも、2か月余りの中で、そう簡単にどうこうできるものではないのでしょうね・・・・前市長時代に参考資料として示されていた政策予算約21億円が少し絞られて、6月の補正予算の額は約16億円。項目内容を見てみれば、ほとんど参考資料内容との変更はなく、市長公約の実現のために必要な予算として説明を受けたのは2項目。一つが地域自治のあり方の調査検討、もう一つが市民参加による公開事業仕分けに関して行政評価市民委員会の設置・・・・というもの。それぞれ約28万円、約90万円という予算。

 阿部市長の公約を活かした部分は約118万円ということになります。もちろん全体を提案するのは市長ですし、阿部市長が予算査定を一つ一つ行っていると思うわけですが、それにしても純粋なところ・・・と思えば全体提案額約16億円のうちの・・・・一体・・・・・何割何パーセント?!


 議案説明の後、会派でも少し意見交換しましたが、6月補正予算への対応について判断難しいところがありそうです。阿部市長を応援したということでは、最初から反対姿勢というのはなかなか取りにくいわけですが、正直、この予算の内容に関しては認めがたい内容も含まれているのが事実。これから意見調整をしていかねばなりません。


 なかなか気の重い定例会になりそうです。

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2010年05月28日

所信表明は朗読するのに1時間?!

 6月定例会は9日から。通常は1日始まりなのですが、市長交代で種々雑多な事務作業、特に補正予算関係もあるとのことで1週間ほど先延ばしにしての開会です。初日には市長の所信表明が行われることになっていて、今日はその原稿案が配布されました。当日は少々内容の変更もあるかもしれませんが、おそらくほとんどこの案文通りに朗読されるのだと思います。議会としては、所信表明の演説が終わってから一般質問が順次行われます。おそらく、どの議員も市長の所信表明をベースにした一般質問で考え方を質すのではないかと思います。

 というわけで、午前中に所信表明原稿案が配布されたので早速受け取りに。その際、無所属の会の菊池さんに「ちょっと朗読してくれないかなあ。」と言われたので、安請け合いして引き受けてしまったところ・・・・まあ、これがとても大変。12ページにわたってぎっしりと文章が詰め込まれてあり、読むだけで1時間弱はかかると思います。私のスピードで40分くらいはかかったので・・・・。


 多摩市を取り巻く状況・・・歴史的な政権交代、政権交代の背景にあった経済情勢、フラット化する世界、世界の多極あ、協調による経済運営、財政への懸念、少子高齢化と社会モデルの転換、地域社会と地球環境問題、平和を実現することの関わり

 ・・・・内向きではなく外向きにポジティブに、政治姿勢

 4つのは政策の柱と基本的な姿勢・・・市民主権のホスピタリティあふれる多摩市へ、持続可能な住宅都市・多摩市の再生へ、人にやさしく希望ある多摩、未来へ夢をつむぐ地域コミュニティの創造

 という構成になっていて、4つの政策の柱に関しては具体策としていくつかのことがあげてありました。結びのところ「ぜひとも、誰かにお任せではなく、ともに考え、行動していくことを、市民のみなさんに呼び掛けたいと思います。」という一言は市長になる以前の阿部さんの姿そのもの。一市民として地域に関わる必要性や行動することの大切さを実践していた阿部さんだからこそ言えることですね。

 
 これを踏まえて、一般質問通告書の作成を急がねばなりません。提出は週明けです。新市長の思いが重たく詰まった所信表明演説・・・楽しみです。

 夕刻には引き続きで参院選の会議。今日は蓮舫さんの支援について。蓮舫さんは東京選挙区から立候補予定で2期目を目指します。民主党は東京選挙区は3名擁立と目標を掲げていますが、今のところは小川敏夫さん、蓮舫さんの2名が後任決定しています。事業仕分けなどではすっかりと、さらに有名になった蓮舫さん。地域での担当窓口になっています。東京選挙区で2名の当選を目指すということになりますが、選挙の受け皿になる地域にとっては2名当選のために活動するのはそんなに簡単なこととは思えません。どちらを応援するんですか?・・・・と尋ねられれば・・・どう答えたらいいんでしょう?みたいな感じでもあります。
 それにしても国会は荒れ模様。民主党に対する風向き・・・吹き飛ばされないように粛々とやるしかありませんが・・・・国政を見つめる私の気持ちは複雑です。


 週末ですが・・・楽しみなのは諏訪商店街あしたやさんのオーガニック市。必ず行かなくちゃ!絶対に購入したいものがあるのです。


 カトウファームのプリン!これは絶品です。この近辺では三和さんに売っているのですが、タイミングによっては買えない時も多い。一度、直接・・・カトウファームさんまで足を運ぼうと思っていて、まだ実現していません。なぜなら、運転手が必要なので、誰かにお願いしなければいけない!デパ地下などで話題になっているプリン以上に美味しいと私は思う一品です。もし、オーガニック市にお立ち寄りになる場合にはぜひ!

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2010年05月27日

近づく参院選 その2

 「何だか熱があるみたい。」ということで、5歳からの申請を受け止めて、保育園を欠席させて病院に。議員の仕事は自分で時間のやりくりと調整がしやすいので、会期中でなければ、臨機応変に休むこともできます。今日も市民の方の相談にのる予定があったのですが、延期してもらいました。

 ところが、5歳の体調悪さはすっかりと病院に行き、薬をもらい・・帰宅したころには快方に向かっていたのです。鼻水に咳・・・完治しないままに保育園に連れて行っているせいか、一年中・・・・風邪薬が手放せない感じで生活しています。喘息のようなひどさはないのですが、就寝前、早朝とや深夜に咳が止まらなくなって、寝苦しくて悶えている時もあり。加えて、アトピーの痒さが手伝って眠れないと体中を爪でひっかきまわるのを見ていると、どうしようもなく途方に暮れることも。眠れなくてかわいそうに・・・という気持ちが、仕事のことが頭をよぎると・・・・いつしか「早く寝てほしいのに」というイライラに変わることも多かったりするのです。

 イライラした自分に反省する夜は「完璧な親なんていない」(Nobody's Perfect」ノーバディーズ パーフェクト)を思い出しています。


 「保育園を休んで、家でゆっくりしていたら元気になってきた。」と午後過ぎから話していたので、今日は夕方から予定されていた参院選対策の会議に参加。その会議で「票にはならなくても役に立つ議員こそ必要」という発言を聞いて、なるほどなあと理解したのでした。全国に名前を馳せるような目立つ人は票稼ぎという点では優れているかもしれない。でも、それ以上に重要なのは本当に国民、市民のために役立つ人かどうかということ・・・・というのが解説。選挙は人気投票的要素がとても強いので、本当は議員として本来果たすべき役割にぴったりの能力があっても発揮する舞台には上がれないことも。それは市議選などでも当てはめて言えることなのでしょうね。


 参院選ですが、今日参加したのは円より子さんの会議。全国比例で出馬されます。何と、民主党は全国比例の48議席をめぐっての争いに・・・44名の公認決定をしているのだとか。厳しい選挙戦になりそうですね。円さんはハンド・イン・ハンドの会というのをされていますが、私は円さんのことは知る以前から、ハンド・イン・ハンドの会の存在を知っていました。しばらくしてから、円さんが主宰されていることに気がつき、勝手ながら、円さんはとても身近だと感じてきました。大きな組織をバックにしているわけではなく、市民のネットワークの広がりを大事にしながら活動されている議員のお一人でもあります。民主党東京都連の重点候補者の一人になるそうです。円さんは国政で活躍してもらいたい人の一人。応援したいと思います。


 それにしても雨が降ったりやんだりと・・・・そしてまた明日から少し気温が下がるとか。子どもの体調管理をするのが私にとって何よりも最優先事項になりそう。

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2010年05月25日

近づく参院選。

 昨日紹介した「たまぷれ」さんにも連絡済みで、訂正記事を掲載してもらったのですが、参院選が近づいているので、ご案内?いたしたテレビ番組については政治家を出演させるのはいかがか?という意見が出され、延期されるのだとか。もちろん、番組そのものは放映されるそうですが、全国津々浦々の女性議員に番組制作の協力を仰いだコーナーについては放映を中止した模様です。プロデューサーの方から連絡をいただきました。
 「わざわざ録画までセットしたのに・・・・。」なんて冗談めいて、番組を楽しみにしていた方もおられるようで・・・・。もともと、この番組の視聴率はあまり思わしくないので、ある意味で女性議員を扱うコーナーを設けることで視聴率対策をしようとしているのかなあとか勝手な想像をしていました。それはさておき、参院選を理由にした延期のようなので、放映するならば、7月11日の投票日以降になるのかしら?せっかくの収録も日の目を見ないなんてこともあるのかもしれません。何にせよ、いい経験です。


 今日は夕方に多摩センターの駅で民主党TAMAのメンバーと参院選に向けた遊説をしました。思ったよりもチラシを受け取っていただいたのですが、「俺は自民党なんだよ!」と唾をかけられる勢いで言葉を吐き捨てられたのが印象的でした。民主党に対する期待が大きかった分に落胆も大きい。そのことを肌で感じます。国政の動向などについては私のような立場の議員がいかんともしがたい部分もあるので、批判や非難を受け止める際に戸惑いもあるのが正直なところです。でも、時計の針を元に戻すことはできないし、元に戻した方がマシということにもならないでしょうし・・・・現状を受け止めながら、目指すべき方向をきちんと追求してもらいたいと思っています。それは市政においても同様で、過去への回顧心で発言したとしても何も変わっていかないような気がします。


 ところで、今日の午前中は福井県敦賀市の皆さんからの視察がありました。議会運営委員会のメンバーの方々です。議会改革にも取り組んでおられ、議会基本条例の制定を目指したいと考えておられるとの話。多摩市の取り組みを紹介し、制定過程での苦労話などもちょっぴりご披露いたしました。敦賀市と言えば原発でもんじゅですよね。私としては原発を受け入れているまちの話を聞いてみたかったのですが、もちろん・・そんな時間はなく。敦賀市は人口約7万人で市議会議員の人数は26名です。そこからすれば、多摩市は人口が約15万人で市議会議員の人数が26名で決して多すぎるということにはならないなあ・・・・と今日は思いました。
 議会基本条例・・・・多摩市は決して先進事例とも言えないと思っていますが、それでも2年あまり検討をしたことや、策定過程のプロセスが他自治体の皆さんからはかなり注目されているようです。一応、外見で言えば、時間をかけて丁寧に議論を積み重ねてきたことは確か。もちろんその議論の経過、過程など十分だったのかと言えば、評価はさまざまありそうですが、私自身はこの段階では精一杯取り組んだ結果として納得しています。問われるのは施行された後ですから・・・・。

 東京都内で議会基本条例を制定しているのは唯一多摩市だけ。その点でもある意味・・・羨望のまなざしをいただくことも多い今日この頃。注目をいただくのはありがたいことです。

 最近は早朝に小鳥のさえずりがとても心地よく。少々やかましいくらい!鳥の種類などには全く疎いので、よくわからないですが、目覚めた瞬間に鳥のさえずりを耳にすることのできる多摩市の環境の良さをしみじみと感じる朝・・・・この街が好きだなあって思える瞬間です。

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2010年05月22日

明日予定されていた議会前懇談会の変更について

 民主フォーラムTAMAが行っている、議会前懇談会の日程が変更します。


 日時 6月6日日曜日 14時から 
       (当初は5月23日日曜日とご案内いたしておりました。)
 場所 ベルブ永山 学習室
 内容 6月定例会に向けた意見交換


 どうぞ、お気軽にご参加ください。出入り自由です。 

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2010年05月11日

学校の選択制を案内されても・・・。

 今日は北諏訪小学校の学校説明会でした。もう早、来年の就学に向けての準備ということで、教育委員会からは指定校の通知とともに学校選択制の案内が届いています。正直、こんなに早く届くのかと驚いたわけで、保育園のママたちも私と同様の感想を持ったようです。とりあえず、我が家は北諏訪小学校への入学を決めています。親子で同じ小学校を母校とできるというのはうれしいこと。そして青少年問題協議会などでも小学校をはじめ地域の方々とも接する機会に恵まれているなかで感じることは、「いい地域で信頼できるところで、熱心な方も多い。」ということ。「地域で子育て」というなら、やっぱり指定校に通うのが一番安心できるような気もしますし、特別な理由がない限り、学校選択をする必要性をあまり感じないというのが私の実感かもしれません。
 まあ、学区域というのがある意味で便宜的に線引きされているとするならば、その線引きできわどい場所に住んでいる場合に「選択」という発想もあるのかもしれませんね。あとは保育園や幼稚園の友達関係などでも選択する場合もあるのかもしれません。でも小学校への就学の場合には部活動云々で選ぶとか「子ども」の意思というのは全く反映されないわけなので、学校選択制が隣接学区域の学校から選択すること・・・と変更されてよかったと思います。


 さて、学校説明会ですが雨降りということもあり参加者は20名をちょっと超える程度。説明者の校長先生によれば毎年は40名ほどの参加だということ。今日の天候で20名くらいかと思っていたら、当たりました!なんて冗談もおっしゃっていました。参加者の中で知っている保育園のママたちは休暇をとっての出席・・・・平日開催というのは働く人にやさしくないなあなんて思ったりもしながらの参加です。子どもためなのだから休暇を取るくらいは・・・なんていう意見もあるのかもしれませんが、現実的ではありません。本当は参加したかったという意見もあるにはあるのかもしれませんね。もちろん、そこまで「学校選択」ということを考えない人も多く、指定された学校へ入学しようと決めていればそれはそれで説明会などに行く必要もないのかもしれませんし。さまざま状況はありそうですね。


 それで、結局・・・学校説明会に出てわかることというのは、校長先生と副校長先生の顔かな?って思いました。あとは校長先生の学校経営の方針など。


 でも、説明を聞いただけでは「いい」「悪い」って判断できず、やっぱり最後には噂をかき集めるしかないというところに行きつきそうです。他の学校説明会に行ったとしても、そこにはその学校の経営方針なり学校行事なりさまざまあるわけで、それらが学校選択の基準にまでなるかと言えばそういうわけでもなさそう。・・・・・だから「噂」など情報収集合戦の中で学校選択を考えるとすれば、これまた第1子の保護者の場合には「どうしたらいいんだろう?」と悩みの境地に陥るだけな気もします。

 今日も保育園のママたちと話をしたら、「それで、北諏訪小学校ってどうなの?」ってこと。要するに「選びようがない」というか、何を基準に学校選択したらいいのかがいまいちよくわからない・・・・選択できるっていうのは一見よさそうだけれど、逆によくわからなくなる・・・・というのが感想だということです。
やっぱり「迷う」「悩む」・・・・・公立か私立か・・・・・というならばいいわけですが、公立どうしで選択するというのはよほど特異で目立ち過ぎる学校がない限りは難しいのでしょうね。


 今は、学校規模の問題などもあり、クラス数なども選択する理由にもなりそうですが、学校統廃合が進んでいけばどの小学校でも複数クラスあるようになっていくわけで、そこもまた選択として積極的理由からは消去されていくと思いますし。


 色々考えた結果、私はやっぱり小学校の学校選択はなくてもいいと感じます。噂に翻弄されるというのが一番困るというのもその理由。どの学校に行けてもHAPPY!と思えるようなそれぞれの環境があることが望ましいわけで、そうするために教育委員会が力を発揮すればいいのだと改めて感じます。

 そう言えば、多摩市教育委員会が教育振興プランで打ち上げたESD(持続発展教育)!これがもしかすると教育委員会全体の特徴や特色にもなっていくのかもしれませんし、そのことを期待するのですが、色々情報収集してみると「よくわからない部分」が多い内容だと。なので、これを一体どうやって各小中学校で進めようとしているのかを聞いていかねばならないと思っています。
 ちなみに、ESDの一環?として北諏訪小学校でも「緑のカーテン」を取り入れるとか。そのために‘ゴーヤ’の種まきをしたそうなんですが校長先生によればまだ芽が出ない・・・と。夏に間に合いますように。

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2010年05月10日

生まれて初めて見た春菊の‘花’とか。

 我が家には育ち過ぎた春菊を飾っています。土曜日に青少年問題協議会の地区委員会の総会があったのですが、その際に北諏訪小学校の校長先生に分けていただきました。収穫の時期を逸したら、何と黄色い花をつけたのだとか。春菊の花なんて見たことがないので、喜んで持ち帰って飾っているのですが、その薫りは当り前ですが「春菊」。でもさすがに食用では無理!とりたての春菊のふわっとしたやわらかさはなく、筋っぽく鍛え上げられ茎とかたい葉はとてもじゃないけれど面白がって味見をしていようなんて気分には・・・・。でも、タンポポ色のマーガレット風なお花は殺風景なお部屋に彩りを添えてくれたのでした。


 今日はひさしぶりに「ほうれんそう」を配布しながらの街頭宣伝活動。ひょんなことから大学生がインターンを希望するということで受け入れすることにしました。インターンを希望してくれる女性はいないかなあ。


 「男子学生を周りに従えて。。。。」


 と言われたことがあるのですが、女性でインターンを希望してくれる学生が皆無なんです・・・実は。性別は関係なく、やってみたいという意欲がある学生は全て受け入れているのですが・・・・・・。やはり、政治業界が女性からは不人気なのでしょう。一般的な傾向かもしれませんが、このような活動に関心を持つ割合の多くは男性であることを実感します。それでも、今日は私の活動に関心を寄せてくれている女子大生も参加をしてくれたので、励まされました。


 さて、今日は久しぶりに控室に足を運びました。会派での打ち合わせ。今週来週と・・・議会基本条例を具体的に運用するための要綱や規則づくりが急ピッチに進む予定です。議会内の役割分担で、代表者会議で議論するものと議会運営委員会で議論するものがあります。会派での意見を取りまとめながら進めていかねばならないので連休前後の情報交換も兼ねてトップリと午前中に会議。そして午後からも、今度は党の会議でした。民主党も地域に根差した組織づくりを進めていくことが必要なので、多摩支部を立ち上げる方向で準備を具体化しようとしています。地域に支部をつくるには都議会議員が活動していることが前提条件として必要です。ですので、この問題はようやく昨年から議論の俎上にのぼったこととも言えます。


 でも、多摩支部と言っても・・・実態は・・・・?実際に活動するのは議員中心になりますので、偉く名前だけが重い肩書が付されることとなりそう。支部長は都議会議員。副支部長やら幹事長やら副幹事長やら・・・・組織を作るために必要なポストというかなんというか・・・・・議員の人数が少ないので、名義貸しではないですが、全員が何らかの肩書を引き受けなければならないというのが実情。冷や汗ものです。名ばかり管理職・・・なんて言い回しもありますが、まさにそうなっていくのではないかという危惧があったりして(笑)


 ところで、時々目を通しているネット選挙ドットコムの本日のニュースには「議会ネット中継のコスト削減 」という記事が掲載されていたのですが、これってとても参考になります。今日も議会への傍聴の話を議論していたのですが、乳幼児を連れなくてもインターネット中継がされていれば自宅で傍聴できるし、わざわざアクセス悪い市役所に通わなくてもいいし、昼間に仕事をしている人もあとから見ることができる・・・・にも関わらず、我が多摩市議会でも導入コストのことが話題になり、インターネット中継はなかなか実現しないのですね。これって、まさに「やらない理由を探している」としか言いようがない状況なのかもしれません。


 加えて、同じく地方自治の記事からはちょっと以前の話になりますが顔の引きつる話も。参考までに。「東広島市議会議員補欠選挙で投票率8.82%」。


 多摩市も低投票率だと思っていて何とかしなければと思うのですが、上記ニュースは顔が引きつるどころかちょっとどうする?・・・・選出された方のお気持ちもお察しするばかりですね。どう理解したらいいのか。私なら、とても複雑な気持ちになるでしょう。

 それにしても公園の木々が青々としていて、家の中で深呼吸するのも気持ちいい感じ。この時期の夜・・・ベランダで深呼吸をするととても心地がいいのです。明日も頑張ろうという気持ちになってよく眠れる気がします。

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2010年05月07日

雑感・・・。

 昨日の女性議員ネットワーク会議で話題になった「女性と医療」に関連し、やはり子宮がん健診や乳がん健診など必要性を再認識。そしてもちろん若年層に増えている子宮頚がんを予防するためのワクチン接種のこと。自治体によってはワクチン接種に助成をし始めたところもあります。杉並区が公費助成をスタートした情報もあり、多摩市でも助成を!という提案はちらほらと3月定例会で出されましたが、反応はと言えば「渋い」という感じ。このあたり、各自治体任せというのではなく、本当は国あたりでしっかりと方針立てしてもらえると本当にありがたいところです。日本はワクチン行政では後進国。世界の目を転ずれば、当たり前のように国の健康政策においてワクチン接種をきちんと進めているのに。ワクチン接種の効果をしっかりと数字で示すことが必要にもかかわらず、それをしたがらないのが厚労省行政だとの指摘もある通り、例えば日本全国小学6年生全ての女子に子宮頚がんのワクチン接種をするとすれば要する費用は約210億円。でも、それで70%未然予防ができるとしたら医療費としてみれば約400億円の削減ができるのだそうです。
 「予防医学」という観点で健康政策を点検しなおしていくことが必要なのでしょうね。子宮頚がんワクチンもそうですが、もうひとつ・・・乳児へのヒブワクチン接種のことも必要性がかなり指摘されるようになっています。ワクチンの安全性などを問う声もありますし、ワクチン接種に対して否定的な価値観を持っている方も中にはいらっしゃいます。でも、やっぱり多くの場合はワクチンで助かることがわかっていることも事実です。


 ワクチン行政の必要性などについては、引き続き情報収集をしていこうと思います。


 それからやっぱり「予防医学」と言えば各種健診。私のところにも子宮がん健診の通知が届いていますが、受診しない人へのフォローをどう進めていくのかが課題の一つにもなっています。受診率のことは決算委員会の時にも話題になることですが、健康診断の大切さを伝えていくことが何よりも必要ですし、会社などに属していればこそ定期健診がやってくるわけですが、今、この時代状況を考えてもますます自治体での健康診断実施が求められると考えています。


 どちらかと言えば私も自分では「健康」と思っているところがあるのですが、その認識こそ改めねばならず、まずは前回は受診しなかった子宮がん健診を受診したいと思っています。

 さて、今日は地方自治体議員を対象にした党の研修会がありました。国では政権与党になっているものの、地域に目を転ずれば民主党議員が少数派の地方議会が多いのは多摩市でも同じこと。そんな中で民主党が進めている地域主権の政策がどう浸透し、そしてまた理解されていくのか、結構重荷だなあというのが正直な感想。私と同じような気持ちを抱いている人は少なくなさそうです。
 実は、地域主権を進めていくためにこそ議会基本条例のようなアイテムが必要になります。つまり、地域で税金の使い方を決定していく仕組み(これこそが議会の重要な役割)をどう構築するのかが問われるからです。そこに市民意見がきちんと反映されなければ意味がないわけで・・・・。多摩市の場合は議会基本条例は制定したので、まずは第1段階クリアしていると言えるのかもしれませんが、制定したから「良」というわけではありません。制定したのに期待されるような活用も運用もしていないとなれば、制定していないよりもよっぽどたちが悪いようにも思ったりします。


 来週の水曜日、議会運営委員会が開催されます。条例運用に必要な各種要綱の制定が議論される予定です。その先、さらには具体的運用にまで話が進んでいける状態になればと願うものです。だんだんと来年4月の統一地方選挙の話題などもちらほら・・・・きな臭い話も。このまま進んでいけばますますきな臭さが増してくるわけなのですが、そうなってくると議会基本条例が死に体になるのではないかと危惧しています。そうならないようにしないと。ここは議長や副議長などの手腕にも期待されるところかもしれません。いかに議会全体を取り纏めていくのかという力量。条例制定してから一年間の間、何も活用できなかった・・・という風にだけはならないようにしたいものです。

 明日、ベルブ永山で映画「犬と猫と人間と」が上映されます。TAMA CINEMA FORUMによります。この映画は「あしがらさん」の飯田基晴監督によるもの。飯田監督のトークが楽しみ!知人つながりで「ぜひ!」との紹介なのですが、「あしがらさん」同様に楽しみにしています。お時間ある方はぜひご一緒に!

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2010年05月06日

すっきりと青空。すっかりお休みしました。

 とてもとても久しぶりの更新になりました。実は、4月末から神戸に行きました。用事が入ったので、連休前には多摩に呼び戻された感じでしたが、すっかりとお休みをいただいて・・・「仕事しなくっちゃ!」という気持ちになっています。


 神戸に行ったのは2年ぶりくらいのこと。ここのところ、ずっと選挙活動続きだったので、まとまって休みが取りにくい状況でした。乳児だった子どもの健診があったころは、必ず出産した病院に3カ月に一度は足を運んでいたのですが、その後・・・・だんだんと子どもの成長とともに多摩から神戸の道のりが長く長く感じられるようになりました・・・・・5時間かかる道のりに子どもをじっと我慢させておくことはとても辛いので。でも、さすがに5歳にまで到達した我が子!成長ぶりを感じる道のりでした。


 新幹線と言えば、スジャータのアイスクリーム。これは実は新幹線車内でしか口にできないのですね。ちょっと寒かったのですが、バニラと抹茶を購入して半分ずつ食べようと考えていましたが、結局のところ私が一個半食したというのが顛末で、食後には美味しさよりも体の冷えを感じて、今度はコーヒーの車内販売を待ち望んだという道中。新幹線に乗ると「絶対、食べなきゃ!」という気持ちになってしまいます!


 神戸に行った目的は少し気持ちをゆったりさせたいということ。それからもう一つは祖父のお見舞いです。祖父は兵庫県内の老人介護施設に入所しています。93歳の巳年です。ちょう巳年の私とは60歳、5週違いのおじいちゃんなのです。自転車屋さんなどを営んでいたので、一年中顔が白くなることもなく、手の爪は黒かったし、ごつごつしていたイメージだったのですが、すっかり色白なある意味できれいなおじいちゃんになっていました。車いす姿で、記憶もほとんどないおじいちゃん。せつなくて何となく涙がほろりとこぼれそうになりました。でも、そんなおじいちゃんがハーモニカを吹いてくれるのです。でも吹くのは記憶をたどりながら「夕焼け小焼け」「くつが鳴る」の2曲。昔はバイオリンもハーモニカもなぜか独学でしかも楽譜を読むのではなくて、耳で聴いて、アレンジをしながらの演奏をしてくれたのものです。もちろんハーモニカと言っても、和音ありで伴奏つきというのは今も変わらないのがすごい。若いころに身に付けたというか身にしみついていることって生涯やっぱり忘れないのかなあと思いました。


 おじいちゃんは私の名前もわからないし、娘と息子の名前を思い出すのも精一杯。でも、お見舞いに来た私たちに嬉しくて涙を流してくれました・・・でも、その涙もどうしてこぼれるのかが上手く説明できないおじいちゃんなのです。あと残された時間は・・・神様だけが知っていること。同じところには101歳になるおばあちゃんが入所されていたのですが、これまたびっくりなことに頭脳明晰でハキハキしているおばあちゃんなので驚きました!それから、目の当たりにしてまたもや実感したのは高齢者にとっての「子ども」の存在。うちの5歳児はすっかりとアイドルのようになっていました。その光景は、高齢者と子どもたちが交流できる場の必要性を絵にしていました。「子ども」という存在を眺めるだけでも元気がもらえる・・・という空気がありました。私たち親子にとっても貴重な場でした。

 そんな風に親戚などに会うだけですぐに時間が終わってしまう神戸滞在でしたが、気持ちをリフレッシュして多摩に戻りました。多摩では少しだけ仕事も入りながら、あとは連休もゆったりのんびりと過ごすことができました。新緑がますますますます深まっていい季節です。乞田ふれあい公園のにぎわいも相変わらず、多摩センターの子どもまつりも例年どおりに、そして永山駅前の雑木林もにぎやかになってきました。「多摩っていい街だなあ。」と思います。実は早めに多摩に戻らねばならなかったのはお笑い番組の取材依頼があったから。改めて多摩の魅力は?って尋ねられて・・・やっぱり私は「みどり」と答えてしまいました。。。駅に降り立ったときに深呼吸したくなる!そんな多摩市が私は好きです。


 という思いで、今日からまた再始動かな?少しプライベートな話題を書いてしまいましたが、今朝は民主党本部で行った女性議員ネットワーク会議の研修会に参加してきました。「女性と医療」という観点から話を伺ってきたのですが、とても勉強になりました。この話をもとに、女性と健康政策の問題に取り組んでみたいなと思っています。

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2010年04月24日

阿部市長からみなさんに

 昨日、消団連の総会で市長にお会いした時に「ぜひ、市民に向けても市長のメッセージを」とホームページで市長就任の挨拶をのせてはどうかと一言お話をさせていただきました。既に、就任した直後、庁内放送ではあいさつがあったのですが、それを聞いているのは市民のごくごく一部なので。

 さっそく市長メッセージがホームページに掲載されましたのでぜひ、ご覧ください!

 それにしても寒い日が続きますが、明日からは少しは晴れやかな天気になりそうですね。

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2010年04月12日

選挙が終わって・・・・。

 市長選挙と市議補欠選挙が終わりました。両方ともに応援していた候補者が当選しました。よかった。投票率も予想よりも伸びました。投票率40%行かないかもしれない・・・と思っていたので、45%に達したというのはまずまず。でも、50%超えないという事実を見据えておかねばなりません。もしも投票率が50%超えていたら選挙結果が変わったかもしれませんし。そういう点で思うこと・・・自分自身の選挙でも思うことですが、「ホッとして良かったと思うけれど、だけど喜んでだけはいられない・・・。」。
 魅力ある候補者がいない、政治なんてよくわからないから投票には行かない、投票なんて言っても行かなくても同じで何も変わらない・・・・せっかく手元に届いた投票権が「紙くず」になってしまう理由さまざまを自分なり解釈しておかねばならないと思います。今回も同じく。


 「誰に入れたらいいのかがわからないし、最後まで迷った。」・・・本当は迷った理由こそ、聞いておきたいものですね。政策などを含めて、選択肢を示しきれていないからこそ投票行動を迷う有権者の声は何よりも貴重です。もちろん、迷っている有権者に投票を働きかけ、応援している人の紹介をした責任が問われるのは当然こと。応援するということはその結果責任まで含めて問われます。


 私が応援した候補者が市長になるというのが初めてのことで、これは一緒に選挙カーに乗車した同僚の市議会議員の多くも同じ。これからどんな風に市政全体が運営されていくのだろう・・・渦中にいる市議会議員に問われることも大きいだろうと感じます。責任重大・・・・私たちの残りの任期1年間・・・・市民に変わったと実感してもらえるような政治をつくりだせるかどうか・・・・ここも新たな挑戦ですね。

 ☆多摩市長選挙開票状況(確定)

  ◎無所属 阿部ひろゆき   20,904
        (民主党・社民党・生活者ネットワーク・共産党推薦)    
   無所属 遠藤ちひろ    19,429(みんなの党推薦)
   無所属 こやた進    12,657(自民党推薦・公明党支持)

 ☆多摩市議会議員補欠選挙開票状況(確定)

  ◎民主党    大野まさき 14,262  
  ◎自由民主党 さえき美生  12,318   
   日本共産党 樋口ひとみ   8,487  
   無所属    山口ひろし  7,043
    無所属    向井弘    5,061
    無所属   中沢みほ   5,018 


 市議の補欠選挙は最終的には6名の候補者。政党からの候補者はスタンダードな選挙戦を展開。無所属の方々はユニークな選挙活動をされていたようですね。それにしても多摩市の選挙管理委員会は「ゆるゆる」「甘すぎる」・・・・ということで、他の地域から応援に来てくださった方からは市内に掲示してあるポスターその他など選挙活動に対してのチェックが厳しくない多摩市に驚愕していました・・・・。(他の地域だと真っ先に警告が来たり何なり・・・と指導が入るようなことも入っていないようです。)

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2010年04月05日

いよいよスタート!

 昨日、告示を迎えた市長選挙と市議会議員の補欠選挙が始まりました。にぎやか(うるさい)な一週間が始まりました。

 低投票率が心配されます。ホームページにも今回はしっかりと掲載されていますが、駅前の期日前投票が便利なので、こちらも合わせて宣伝をしながら、投票を呼び掛けていくことも大切なことと感じます。


 市長選挙には3名が、市議会議員の補欠選挙には6名が立候補しています。市長選挙については「選ぶのがとても難しい。」という声をあちこちで聞いています。政策のチラシを見ても、「どの候補者も耳触りのいいことしか言っていない。」と指摘をする市民の方もおられます。「どう選べばいいかわからない。」というのは、「この人を選んでほしい。」と訴えている関係者の説得力にかけているということにもなりますね。政党推薦や支持は有権者には最良の選択肢を選ぶための参考にもなっていない印象を受けます。


 今日はとても寒い一日でした。昨日はお花見日和でした。市内を選挙カーで回っていると多摩市の桜並木の美しさにため息が出るほど。四季折々の自然が楽しめる多摩市は住環境としては最高だと思います。その思いがますます深まる今日この頃です。
 

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2010年03月19日

卒業式の涙。

 諏訪中学校の卒業式に出席。卒業生たちが入学したころのことを思い出しながら、卒業証書授与を見つめていました。入学式のとき、代表であいさつをして印象に残っている子も卒業。月日を感じます。中学校の卒業式は毎年、とても感動させられるのですが、今年は男子生徒も涙していた姿に私も思わず涙が誘われてしまいました。

 校長先生の言葉は「守破離」。卒業生たちにはこの言葉、どう届き、響いたのでしょう?校長先生のあいさつにも毎年毎年考えさせられるひととき。先生もあいさつを考えるのに時間をかけているのかもしれませんね。次は小学校の卒業式での校長先生の言葉が楽しみです。


 卒業式は午前中いっぱいくらいまでかかりました。その後、私はとある方に呼び止められ、陳情をいただきました。多摩市の子育て支援のことについてでしたが、児童相談所と関わりのあるという方で、現状をきちんと把握してほしい、児童相談所に足を運んでまずは話を聞いてもらいたい・・・とのことでした。ですので、少し落ち着いたころ、児童相談所に行ってみなければなりません。児童相談所は東京都管轄なので、近くにはあっても心理的には距離感がないわけではありません。諏訪にあるのでとても近所なんですが。困っている子どもたちを育てる環境整備はまだまだ不十分なのかもしれないと感じました。


 明日から3連休ですね。連休明けに委員会などがあるのでそれに向けての準備もしないと。図書館、学校給食センターの業務を一部民間委託することについて議論になるはずですから。どういう観点で議論を進めたらいいのか・・・直営OK!民間委託NO!⇔直営NO!民間委託OK!だけで議論をしていても根本的な問題解決には結びつかないはずです。


 卒業式・・・・アンジェラアキの「手紙」はいい歌だなあとしみじみ・・・・頭の中でリピートしています。

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2010年02月24日

「品格」・・・・!

 今日は午前中に議会運営委員会がありました。継続審査になっていた議員報酬・議員定数削減に関する陳情についての結論は次回に持ち越されました。「議員の報酬・定数削減ともに慎重に考えていく必要があるのではないか?」という考え方は全体に共有されているような気がします。福島県矢祭町のような日当制の議論もありますが、議会の仕事がこれからますます重要になっていく時代を考えれば、副業持ちながら議会・議員活動をこなしていくことはなかなか難しく、また将来の議員のなり手のことを考えても、安易に報酬削減をすることには慎重になる意見の方が多いです。私もそう思います。議員報酬は高すぎるとの意見もありますが、本当は報酬に見合った働き方をすること、高い報酬でも市民が納得する仕事ぶりができていればいいのだと思います。

 先日、「他市の選挙が忙しいのはわかるけれど、そのことで本来業務が疎かになるのは困ってしまうし、そんなために市民は報酬を払っているわけではない。」とのご指摘をいただいたのですが、それには返す言葉が見つかりませんでした。


 いよいよ明後日から定例会です。市長が引退を表明した中での議会。「花道を作ろう」などという意識で送り出すための場になっていくのでしょうか?


 ところで、今日の議会運営委員会でとある委員さんからの発言。「議場に入るときに恰好が乱れている人がいる。ジーンズとか・・・。議員バッヂをつけていない人もいる。最近『品格』ということが言われているが、議員もちゃんと品格を持ち、服装などにも気をつけるべき。」と。


 「うーーーーーーーん。」

 ジーンズをはいて議場にいる人=傍聴人?とか思ったのですが、議員でジーンズというかデニム生地風な上下のスーツを着用している方はおられますが、さすがにジーンズ姿で乱れた服装の方はいないような?


 と思っていたところさらなるご意見が。


 「ある女子大学の決まりでは、スラックスをはいてはいけない、スカートでというルールがある。」

 とのこと。

 ・・・・あっ、それって服装の乱れって、女性に対しての発言だったんだ・・・・・・(確かに、男性はみなさんスーツ姿なので)。

 まさか多摩市議会の女性議員にスカート着用を求めるわけでもなさそうでしたが、とにかく服装の乱れということで、指摘をしている真意が一体どこにあるのかしら?と読み切れなかったものです。


 「ファッションといこともあるし、個人の趣向ということもあるでしょうし・・・とりあえず、ご意見として服装の乱れなどに対する意見があったことを確認しましょう。」ということで最後落ち着いたのですが、「女性は女性らしく」と言いたかったのでしょうか?!

 「議員の品格」というよりも女性議員に対して、何らかの指摘をしたかったのだろうと受け止めました。たまたまこの話に至るきっかけには前回の議会で、不穏当発言を繰り返した議員がいたために、議長が改めて「発言するときには言葉を気をつけて」ということで、発言取消や発言撤回をするような場面をなくして円滑な議会進行をしていきたいのでと述べたのがきっかけ。それに対して「あー、そのことに関連して・・・・」と突然に議員の品格に話題が移ったのでした。

 議員の品格やら品性ということはあるのかもしれませんが、それっていったい何なのか?それは個人の尺度によっても違うことですし、仮にジーンズ姿で登場する議員であってもそのことが個性として認知されていき市民の支持を集めているとしたら、否定することもできないのではないか?とも考えてしまいます。それにしても「服装の乱れ」論・・・やっぱりかたち格好ってとても大事なのですね。そこから入るということが必要なのでしょうか?どっちかというと見た眼よりも中身で判断・・・というのが私。

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2010年02月22日

春が待ち遠しい!

 今朝は永山駅で街宣を。実は2週間ぶりのことで、声が出ないトラブルなんかもあったので、久しぶりでした。暖かくなってきたなと思います。昨晩は日野市、町田市の選挙結果が出るまで起きていたのですが、私が支援に入っていた候補者は当選。ホッと胸をなでおろしました。町田市は市長選挙もありましたが現職が圧巻で大勝でした。

 今日、多摩市では現職市長が再選を目指さない・・・4月の市長選挙に不出馬を表明しました。後継者いるのかしら?後継なくて、ただ任期全うして次に任せる?ということなのでしょうか?現在、お二方が市長選に名乗りを上げていますが、現職市長の路線を継続するという方針は聞こえていません。後継者なき市長選となるのでしょうか?・・・・選挙が終わらないと市役所全体動きがとれないような気もしています。とりあえず、来年度予算は「骨格予算」ということになっていますが、それにしたって、勝手に「骨格」と定義づけているだけの話で、その内容・・・・急な中止は難しくても、見直しが必要なものも含まれている気がします。

 さて、教育委員会の傍聴に出かけました。「給食の質を低下させないための実効的手段が何ら立案されていない現状で、市財政支出削減効果を明確に示さないままに給食センター調理民間委託を行うことは控えることを求める請願」が提出されていると聞いたからです。
 ところが「請願内容について真偽など事実関係をしっかりと調査する時間が欲しい。」と教育庁が発言し、あっさりと継続されてしまいました。傍聴していると最初からそのつもりだったのかなあと思ったわけですが、この行方を見守るとすれば、子ども教育常任委員会で現在継続している学校給食センター民間委託再考を求めるという趣旨と直営を継続してほしいという趣旨の2つの陳情はまた「継続」となるのが妥当なのでしょうか?
 「教育委員会で結論がでないうちに議会が結論を出すことは控えるべき。」「教育委員会の結論を拘束してしまうような結論を議会が先んじて出すことはできない。」という考えを踏まえて、行動してきたのが従来だからです。

 なので、教育委員会が決定してしまえば、その後に議会がどんな結論を出そうが、どこ吹く風のところがあり、結局のところ政治的中立性(本当にそうなんだろうか?)という建前のもと教育委員会が「聖域」になっていることは言わずもがなです。


 学校給食のあり方についてはその後改めて担当者から説明があり、多摩市学校給食センター運営委員会からの答申(調理業務を民間委託していくことを示唆している)を受けて、
①業務委託の範囲をどうするのかを改めて検討・確認
②委託するにあたって留意すべき内容の検討・確認
③委託するとしたらその時期
④2つある調理所のうちどちらを委託するのか
⑤委託する事業者の選定の手法(プロポーザル方式を検討しているが)の検討・確認
という上記5つの事項を協議し、6月には方針決定をしていきたいとの意向が示されました。


 この問題ひとつとっても、現市長のもとで進められてきた行財政再構築方針に基づいているもの・・・ってことは・・・・・?・・・・・・と市長が交替することだけは明らかになった今、方針そのものがそのまま踏襲されるのかどうかだってわからないまま・・・・・どうなるのでしょう?粛々と手続きが進んでいくのかどうかすら不安がたちこめてきたかも。


 私としてはそもそも教育委員会は学校給食にどんなビジョンを描いているのかがわからない、それがほとんど給食調理員、給食センターで仕事をしている職員に伝わっていないことが大問題だと考えていて、今回の質問は学校給食センターの在り方ではなく、学校給食の在り方に対する教育委員会の見解を質す予定です。

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2010年02月16日

議員年金の話

 今日は市議会議長会主催の研修会。東京都内26市の議会が集結した研修会です。毎年恒例でいつもこの2月中旬の時期に開催されます。当然ながら・・・町田市と日野市の方々の出席は極少。これは「公務」ということなので、滅多なことがない限りは出席必須です。


 今回は研修の講師が童門冬二さんなのですが、日本橋長屋の端で育った落語好きということもあり、「笑い」交えたトークでしたが、ちょっと「おやじギャク」系だったり。「どーも(童門)、すみません。」と。


 それはさておき、私が今日の研修で聞きたかった議員年金制度の件。すでに財政破綻目の前にして制度運用をどうするのか?という議論が進んでいるという報告でした。はっきりいってさっさと「廃止」してもらえばいいのではないか?原資として積み立てしてある残金については分配してしまえばいいのではないか?それですっきりするのでは?・・・と思うわけですし、議員どうしで話をしていても、私の周りには「廃止論者」が多いです。

 ・・・・・が、やっぱりそういうわけにもいかないみたいですね。市議会議長会としての対案が説明されましたが、正直・・・・この対案では市民の理解得られないだろうなあというのが私の感想。詳しくは地方議会議員年金制度検討会の議事録を読めばいいとのことでしたが、現行制度を維持させるため、公費負担を増やそうとする主張に頷いてもらうのは難しいでしょうね。時代に逆行している気がします。今日の話によれば、市議会議長会の主張として、「平成の大合併」での影響には一定程度の配慮が必要とする視点には理解得られたみたいですが。


 ちなみに、【市町村合併による影響】として、本日配布された資料によれば下記の通り。

【市町村合併による影響】

☆市町村合併が大規模かつ急速に進展したことに伴い、市区町村議員数が大幅に減少する一方、受給者数が増加した。

       <平成10年度末>→<平成20年度末> 
  団体数  3,255市区町村  →  1,800市区町村
  議員数    約6万人    →  約3万5千人
 受給者数   約7万9千人  →  約9万3千人


☆平成14年と18年の改正により、大幅な掛け金の引上げと給付の引下げが行われたものの、毎年多額の赤字が発生し、市・町村共済会の積立金は急激に減少

        <平成10年度末>→<平成20年度末> 
 収入      約504億円   →  約537億円
 支出      約518億円   →  約659億円
年度末積立金 約1,913億円  →  約389億円

☆一方、市町村合併等により、議員報酬手当にあかる地方公共団体の財政負担は毎年約1,000億円軽減されている(平成10年度比)


 「ふむ」


 ということなんですが、結局、これを踏まえた市議会議長会の案としては、給付水準は現行通りとし、負担のあり方についても議員各々の特別掛け金を含む議員負担の掛金は引き上げをせず現行を維持(掛金=報酬月額の16%・特別掛金=期末手当の7.5%)、でも・・・・いわゆる公費負担分については引き上げが必要とする内容。それに、合併影響分についても公費負担を新たに・・・というもの。


 これでは、なかなか・・・というよりは、絶対に納得されないと思います。公費負担分を引上げするなんて論外。全く考えられません。それにしても、かつての国会議員年金制度は公費負担率が約70%だったみたいですね。地方議員年金制度は公費負担率は約40%ということで、今回の対案では公費負担率を50%(他の公的年金制度と同様にしていく)にまでしていく提案のようですが・・・。


 でも、きっと市議会議長会の主張が理解されにくいという見込みがあるからなのか(って誰が考えても理解されないことは自明)・・・・もしも公費負担分の引き上げができないならば国会議員年金廃止の例に倣って(という条件付き)廃止もやむを得ないとも表明していることがポイントです。


 というわけで、地方議員年金制度は廃止の方向に向かうと思いますし、そちらに向けていくべきだと思っています。結論は今年の秋口をめどにつけていく模様。ところで、地方議員の年金制度の問題を議論するのが国会議員・・・というのには何となく違和感覚えます。

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2010年02月05日

政権交代をしたからと言って。

 今日は午前中は図書館にヒアリングに。唐木田図書館の業務委託問題を色々と考えていて思うことは、これから図書館は何をどう目指していくのか?ということ。なぜ、今、図書館を新規開設しなければならないのか、そしてそれにあたって、なぜ業務を委託しようと考えたのか・・・・ここがもっとしっかりと説明されなければいけないような気がします。

 市役所の業務ってとても不思議です。正規職員のみでやっていた仕事に非正規職員を参入させようとすると・・・そこにまず反対の声が起こり、そして、その業務を今度は職員ではなくて民間事業者に任せていく方向を打ち出すと・・・・何も民間事業者に任せる必要はないじゃないか、非正規職員の雇用で対応できるではないか?というような論調が頭をもたげるのはどういう意味なのでしょう。思考停止しないで時代環境に柔軟に対応していける部分はあるはずです。

 
 その昔、図書館でもいわゆる貸出カウンターは聖域で正職員しか入れないなんて時代もあったようです。非正規職員がカウンター業務に携わるなんてとんでもない!ということが言われていた時代があったと。でも今は非正規職員の皆さんの活躍にこそ支えられている場所になっています。その時々にきちんと時代に対応しながら業務発展をしている証だと私は思います。でも、こんな考え方は青臭くて、図書館を理解していないとされてしまうのかもしれません。図書館業務を放棄すると言っているわけではなく、よりよい図書館運営を目指すために、唐木田図書館に民間事業者の知恵や発想を求めていきたいと必死に説明をする教育委員会なのですが・・・・図書館活動に長年かかわっている市民の方々からは「そんなことすると後で後悔する」という声もあり、私も正直その板挟みになりつつあります。

 
 もう一度考え方をリセットして、図書館が果たすべき役割を見つめてみたいと思って今日のヒアリングをしました。何を考えて、何を目指すべきなんだろう・・・。今年は折しも国民読書年ですから。今回、一般質問では改めて図書館問題を考えてみたいと思います。

 ところで、夕刻からは民主党TAMAの新春の集いでした。多くの関係者や市民の方々にお集まりいただきました。「政権交代したからって言って、気を抜いてられないよ。多摩市は2つしか議席がないんだから!」と言われました。「はい・・・」・・・。


 町田や日野市の選挙の支援に入りながら、考えるんです。政権交代って市民にとっては何だったのか、私にとってはどんなことだったのか。国会議員と地方議員で上下関係はないと思っていますが、地域の政治ってそんなに簡単には変わるものではなく、地域の政治の実態こそが本来の姿なのではないか?って思います。従来からの関係性、しがらみ・・・・より地域で生活している市民同士の方が密接です。関係性やしがらみがすべて悪いわけではありませんが、雁字搦めになっている政治の風景は決して珍しものではありません。新しい人が政治に参加するときのハードルの高さというのは絶壁ではないかと思うほどです。
 「僕はね、本当は地域の政治になんて政党はいらないと思うんだよね。」・・・・って・・・・今日の集まりでも別々の方から言われました。その言葉が何だかとても重たい帰り道。夜空の大気は乾燥注意報・・・・明日も晴れて冷たい一日になりそうです。

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2010年02月03日

FM多摩が解散!

 2月1日付の連絡で、エフエム多摩が今年度末で終了するという報告が手元に届きました。びっくり。エフエム多摩のあり方については、議会でも話題になってきたこと。特に多摩市の行政情報告知の番組に広報宣伝費を毎年多額に計上していて、予算審議や決算審査の度にその費用対効果が厳しく指摘されてきたところです。

 経営が思わしくない、あわせて設備機器更新という課題もあったようです。設備機器については数年前からトラブルがあり、何とかしないといけないという問題意識はあったようですが、結局のところ更新しないまま今に至り、トラブルも抱えていたそう。昨年末だったか、経営改善に取り組んでいきたいという意欲があること、そしてまた、だから設備更新に行政が力を貸してほしい・・・・・そんな打診があるという話を聞いていました。でも、エフエム多摩のこれまでの経営状況その他斟酌したならば、そう簡単に援助の手を差し伸べるわけにもいかないだろう・・・・市民の税金を使うわけなので、そこは厳しく判断されるべき点となります。おそらく議会においても、各会派や各議員に説明があったと思いますが、誰もすんなりと首を縦にはふらなかったのではないかと思います。っていうか、ふれなかったはずです。当然ながら、議会の理解は得られなければ、設備機器更新への支援は不可能。


 そんな状況もあっての今回の会社解散という判断に至ったのだと推測します。すでにFM多摩のホームページには「重要なお知らせ」が告知されていますが、多摩市のホームページではまあ、別会社のことなのでその話題には触れていないようですね。一応「コミュニティ放送」的な位置づけかと思っていましたが・・・・それほどでもなかったのかな?なんて思ったりしました。
 それにしても、設備機器更新を援助しなかった多摩市が悪い・・・みたいな会社の解散理由について非常に不本意なんですが。これまでの経営改善努力をきちんと市民に示してはどうかと思います。資料を見せていただきましたが、正直・・・・経営改善計画は絵に描いた餅ではないの?どこまでの経営改善ができてきたの?って感じさせられるような結果しか出ていなかったわけですし。本来はもっと会社の経営に対しても、外部から人材登用をしてみるとか、初期の段階でやれることはあったはずです。そういう指摘があっても、そこに耳を貸さなかったということも事実としてあるのでは?非常に閉じられた経営をしていて、全然情報公開もされていなかったというのが私の印象なんですが。


 突然の解散告知ということで驚いたわけですが、いずれにせよ、そうなれば、来年度予算ではFM多摩への番組提供への経費が節減できることになります。それでは・・・それをどう使う?大事な市民に対する広報費だとすれば、そこをどう次なる工夫に使っていくのかと思うわけですが、来年度は骨格予算でもすでに約10億円も歳入不足が見込まれていることを考えれば、願ってもない・・・・節減・・・・なんて考えられていたりして。それは残念だなあ。FM多摩への番組提供に変わる手法をいかに考えていくのでしょうね?少なくともあれだけ批判されても番組提供し続けてきたわけなので、そこを追求されることは確かでしょう。

 夕刻からまた雪がチラホラ・・・・・寒い時期の選挙準備は大変です。町田も日野も・・・投票日今月の21日に向けて、いよいよ街の空気やムードが高まってくればいいのですが、何となく低投票率モードになりそうな予感。

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2010年02月02日

街角で。

 今日は町田市議選の支援のために鶴川へ。ちょうど40年前に入居が始まったという団地の一角におじゃましました。雪が降り積もった団地内道路・・・・雪かきをしている住民の方にお会いしました。みなさんのお顔・・・・高齢重ねていらっしゃいました。ちょっと立ち話をすると、みなさん40年前ほどからここに住んでいらっしゃるのだとか。諏訪や永山の団地と重なる光景でした。団地内道路をシャベルやプラスチック製チリトリを片手に道に真っ白な息を吐きながら・・・・。

 まちの課題・・・やっぱりエレベーターのない5階建てが辛いと話をされていました。多摩市の団地と同じだなと思いました。高齢になると住めない、粗大ごみを下ろすことができない、古新聞も下ろせない→だから新聞を買うのをどうしようかと思う・・・・どこかで見聞きした悩みと同じだと。私が隣の多摩ニュータウンに住んでいると話すと「多摩市でも大変でしょう。」と言われました。「そうなんです。」


 エレベーターのない5階建て。これは多摩に限らず・・・町田に限らず・・・・・たぶん、経済成長の時代にどかどかと建設された団地群の共通課題。全国同様の団地が抱えているに違いない課題です。


 これからは人口減少時代だから「減築」の住宅政策になるのだとは思いますが、だからと言って、そこに一足飛びにいけず、団地5階で半ば閉じ込められるように生活している高齢者の方々もおられるのでしょうね。買い物一つ考えても「宅配」なんて便利なものがあれば、ますます気持ちを働かせなければ、外に出るのが・・・というより階段の昇降がきつくて閉じこもりがちになる・・・・悪循環。

 でも、雪が降ったら、「さあ!」と雪かきに集まれるコミュニティが育まれているというのは素敵ですね。みなさん、ぱっと見・・・60歳代後半だとお見受けするお顔でした。


 というわけで、お隣町田市のとある一角の問題が町田市の問題とは思えなくて帰路に着いたのでした。

 今日は文京区議会の議会運営委員会のみなさまが多摩市議会に視察にお越し下さったようです。視察対応は委員長。かなりの力説だったとか・・・・、知人の区議さんがいらっしゃったので久しぶりの再開を喜び、一言二言交わしました。彼女の視察の感想は「委員長の力説ぶりに圧倒された。」とのことでした。内容ではなくて力説ぶりが印象強かった?!

 明日は節分です。ぐっとまた寒い日が続きそうなので、活動に「貼るカイロ」が欠かせなくなってしまいました。

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2010年02月01日

雪になりました。

 今朝は「何だかいつもよりも暖かい気がする」などと適当なことを思いながら、永山駅での活動報告を行いました。久しぶりにマイクでの演説でした。「元気でいいね!」なんて声をかけていただいたのですが、あまり上手ではない演説は実はいつも迷いながらなので、苦手なのです。今日は首都圏の中学校受験がスタートするとあって、塾のカバンを背負った子どもと保護者が改札の向こうに行く後姿を見送りました。私も中学受験をした一人ですが、私が受験をした中学校は試験が3日間もあり、初日だけ母親と同伴。あとは自分で試験会場の学校に行った記憶があります。周りはほとんど保護者同伴・・・・こんなとき保護者がいないと減点されるのではないかと心配していたことを昨日のことのように思い出します。

 今日は中学受験組の親子の姿を見届けながら、「私立を選択できる家庭環境」というものをしみじみと考えさせられました。そして、やっぱり「公立中学校が選ばれるような環境づくり」をしなければいけないとも思ったのでした。先日も新聞報道で、「塾・けいこ事 控え気味」という記事が掲載されていましたが、子どもたちへのいわゆる教育費、未来に対する各家庭の投資も縮小気味という傾向が示されていました。塾やけいこ事がすべてではありませんが、子どもたちの可能性を磨く場の少なさは指摘できると思います。何と言っても縦つながりが希薄な地域では、子どもそれぞれが持っている可能性に気がついてあげる大人の存在が少ないですし、または子どもたちが多様な経験を持つ年長者などに出会う機会も少なく、ある意味で学べる機会も少ないのが現状です。なので、「塾・けいこ事 控え気味」・・・そのかわりに子どもたちは「塾」「けいこ事」ではないどんなことで時間を過ごしているのかが気になるところです。


 ところで、昨日、市議会だよりが新聞折込されました。ご覧になった方から連絡をいただきました。その方は私の「ほうれんそう1月号」がポスティングされる地域にお住まいのようです。ですので、それと合わせて市議会だよりを見たので理解ができた・・・というのですが、「あんな書き方では、民主党TAMAの二人だけがどうしてオンブズマン条例の反対したのか理由が全く分からないし、問題点もわからない。」というのです。確かに、賛成多数で可決したということ、さらには議会としては附帯決議も議決したということで「美談」になっていますね・・・・。民主党が反対するほうがわけがわからない・・・と受け止める市民の方もおられるだろうなあ。詳細はこちらをご覧いただければ(議会での反対討論)。議会だよりは何を伝えるのか・・・報道の仕方(?)の難しさを垣間見る事例です。でも、「可決したものは可決した」というわけで、議会内で反対というかもう少し熟考する時間が必要ではないかと働きかけが不十分だったところには私たち会派の至らなさがあることも事実です。
 なので、やっぱり・・・まずは交渉会派になれるように市議会議員選挙で1議席獲得していかないとの思いを強くしたのでした。

 夕方から雪になり・・・今は23時半近く。公園がすっかりと雪化粧。足跡がついていないのでとってもきれいな白い絨毯のようです。 

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2010年01月25日

青空見上げて。

 今朝は永山駅で定例の遊説。市議会議員補欠選挙に擁立予定の大野まさきさんと一緒でした。寒い中をわざわざ手を出して、ニュースを受け取りに来てくださる方には「ありがたい。」と心の底から温かい気持ちになれることがうれしいです。

 遊説後に知人の葬儀に参列しました。昨日はお通夜でしたが、地域・市民活動を熱心にされていた方だけにたくさんの方が参列し、そして仲間として活動をしていた市民の方々は私と同様のやりきれない思いに涙を流しておられました。喪主であるパートナーが「子どもたちのことを本当に愛していた」と挨拶の中で述べられていました。彼女がライフワークにしていた環境問題もその中心には「子ども」がいたことは確かです。彼女のエネルギーはものすごかった。実は彼女は私と同じ誕生日で、そのことがぐっと彼女を身近な存在にし、その存在が非常に心強くもあったのです。誕生日という共通点は不思議な縁を感じさせるものです。ある意味でこれからもっと一緒に活動もし、色んな事を議論したかったなと思います。残念です。涙を我慢できず・・・見上げた空の色と彼女の思いを心に刻んでおかねばと思ったのです。


 さて、その後は事務所で会議・・・・って、話題はお隣町田市の選挙のことだったりするのですが、寒い時期の選挙は本当に大変です。困ったとき?大変な時はお互いさまということで、衆議院議員選挙区が同じ町田市の選挙に多摩メンバーも支援に行くことが決まっています。「応援し、応援してもらう」という関係ですね。「選挙の借りは選挙で返す」なんて変な言葉があるんです。


 会議が終わってから、今度は市役所に行き、企画部長と財政担当の課長さんとの意見交換。先週の予算説明後の言ってみれば「調整」ということです。副市長がいないので、企画部長がその役割を担わざるを得ないようですね。心労も大きそうです。「骨格予算を否決されたり、修正されたりなんてことはありえない」という考えのものと、波風立たないように予算を議決したいというのが市長の意向でもあるようです。そのために調整しているみたいですね。各会派に回っていくのだそうです。・・・・でも、市長選を見据えて、色々な思惑も絡みあいますし。ある面では「政治決着」ということが必要になるとき、企画部長にその任をすべて委ねることはできず、市長がきちんと矢面に立って、各会派と討議したり調整することが必要になってくるでしょう。
 まあ、「骨格予算を否決することもあり得るし、修正だってすることがあり得る」・・・否決修正ともしてはいけないという決まりはどこにもありません。


 「選挙対策予算だ!」なんて声と印象をばらまいている骨格予算ですから、各会派ともさまざまな立場と見解を持ちながら、調整協議に臨んでいくのだと思っています。それを踏まえて、来年度予算案が確定していくのでしょうね。

 明日の子ども教育常任委員会のために改めて資料を読み直しています。早急な結論を出していいのかどうかを考えているところです。
 

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2010年01月20日

慌ただしい1日が続きそうです。

 今日は午前中は日田市議会の視察に対応。「多摩市の市議会は決算を不認定にしたりしていて、市長部局にとっても緊張感があるし、とてもいいことだ。」とお褒めの言葉をいただきながら、和やかに視察を終えました。

 その後、唐木田図書館の業務を一部民間委託化することについて反対をされている市民の方と意見交換。図書館側は根幹業務については行政がしっかりと担っていくとしていますが、市民の方は、「根幹」に該当するような部分まで民間に任せていくような方向になっているとも指摘。また、現在の多摩市の図書館は従事している人たちがきちんとマンパワーを発揮していないのではないか、他市との比較データからも職員の配置人数としては決して少ないわけではないのに、市民へのサービス内容的には他市の方が優れているとの話も。多摩市の図書館では全く人を育ててこなかったことを指摘されていました。
 来週は子ども教育常任委員会があり、唐木田図書館の業務を民間委託化することに反対している陳情の審査があります。ちょうど図書館からは委員会審査に向けた資料が事前配布されましたが、唐木田図書館に関するアンケートの結果をみると民間委託化を導入していくことに不安の声もありながら、「期待する」とする市民も少なくないことがわかります。この結果についてもアンケートの作り方に問題があるというのが今日面会をした方々のご意見でしたが、それについては再度、考えてみたいと思います。


 ところで、その後、市長から来年度「骨格予算」の骨格についての説明がありました。会派ごとではなく全議員に向けての説明会でした。4月の市長選挙を見据えて、政策的経費を除いた部分を予算編成するとはいえ・・・・・内部的に政策経費として整理をしている予算は概算で約20億円。その主な項目も列挙されていたので、骨格予算は見せかけでしかないというのが私の感想。しかも、骨格予算にもかかわらず新規事業が含まれていたため、ここはさすがに・・・・「新規事業を骨格予算に含めている根拠をしっかりと例示せよ!」という議員からの意見も。そのとおり。
 市長側は「骨格予算なので波風立たず、無難に可決してもらいたい」という意向があるのだと思います。今日示された内容についてはそれぞれの意見もあろうかと思う・・・・ということで、議会と調整させてくださいとのことでした。事前に調整しなくとも、市長は提案というかたちでボールを投げて、あとは議会が引きとって修正するなり何なり議論したりいいのに・・・・。


 ということで、その後は民主党TAMAでの会議、それが終わってからは町田の市議選についての打ち合わせということで、どたばたと1日が過ぎて終わって気がついてみたら21時近くになっていました。明日は午前中は議会改革特別委員会世話人と市長部局との意見交換。「議会基本条例ができた時の困りごと?!」をヒアリングすることになっています。

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2010年01月16日

空高く。

 どうも金曜日の夜は私にとって鬼門で。。。「ふー。」と深呼吸をついて、ついついブログ更新を後回しにしてしまうようです。

 昨日は特別職等報酬審議会を傍聴しましたが(電話の応対があって時間通りに到着できなければ、傍聴している間にも電話が鳴って落ち着けなかったけれど)、議員報酬については「議会開催日だけではない議員の活動もきっとあるのでしょうね。いろいろ調査とか・・・・。」という会長さんの意見を踏まえて・・・・「うーむ。」と審議会全体の雰囲気としては考え込んでいる雰囲気でした。どうやって今後の方向性がまとまっていくのだろう?と思いながら議論の行方を見守っていますが、まだはっきりとは見えてこない状況です。
 
 先週末の日本経済新聞の記事には・・・・

地方自治法を抜本改正 総務省、議員を行政要職に

 総務省は地方議会のあり方を見直すなど地方自治法を抜本改正する。都道府県や市町村の首長が議員を在職のまま副知事や副市長、各部局のトップに起用できるようにする。地方議会の多くは無所属の首長を与野党相乗りで支える総与党化で本来のチェック機能が働かず、存在感が薄れている。議員を政策決定や執行に参加させることなどで議会を活性化し、民主党が掲げる「地域主権」の実現に向けた基盤を整備する。今月下旬に発足する「地方行財政検討会議」で議論し、2011年の通常国会に関連法案を提出したい考えだ。

 現行の地方自治制度は首長と議員がそれぞれ住民の直接選挙で選ばれる「二元代表制」。首長と議会はほぼ同等の権限を持つが、議会は審議の形骸化で多様な民意の反映や執行機関の監視などの役割を十分果たせていないのが実情だ。(11日 07:00)

 加えて、共同通信の方からも・・・

地方議会の住民参加を促進 自治法抜本改正へ議論

 総務省は鳩山政権が掲げる「地域主権」推進のため、地方自治法の抜本改正などを議論する「地方行財政検討会議」の初会合を20日に開く。地方議会の活性化に向け、会社員や主婦ら多様な住民参加を促す方策などがテーマとなる。早期に意見集約し、2011年の通常国会に同法改正案提出を目指す。

 同会議は、原口一博総務相を議長に自治体の首長や有識者ら計18人で構成。地方議会改革のほか(1)教育委員会の設置を義務付けている規制の見直しなど自治体の自由度拡大(2)政令指定都市の権限強化を含む自治体の在り方―などを中心に議論を進める。

 議会制度の見直しでは、会社員が議員活動に専念できるよう休職、復職制度の導入を労働法制との整合性も勘案しながら検討。1年間に開く定例議会の回数を条例で定めている会期制を見直し、通年化して柔軟に開催できるようにすることも議論する。

 抜本改正に先立ち、18日からの通常国会にも同法改正案を提出する。複数の自治体で保健所などを共同設置できるようにして職員が少ない自治体でも行政サービスを充実させる制度や、人口に応じて決められている議員定数の上限撤廃などが盛り込まれる。(2010/01/16 16:46)


 ということで、報酬問題の決着をどこでつけるか・・・法律改正もにらみながらということになるのでしょうか?

 ところで、本日は乞田ふれあい館、ふれあい広場にて開催されたどんと焼きに参加をしてきました。点火の場面に立ち会ったのは初めてのこと。火をつけるとあっという間にメラメラと燃え上がり、ちょっと怖いくらいでしたが、灰が空高く舞っているのを見ながら、一年間の健康や無事を願いました。こんな年中行事が将来にも続いていくことも願いました。やっぱり、これはキャンプファイヤーの炎とは全然違う意味を持つものだと感じたのでした。


 もう少し、どんと焼きを見ていたかったのですが(できたらお団子を焼いて食べたかったなあ。)、今日はお隣町田市にて民主党の新春の集いがあったので、そちらに移動。町田市は来月14日告示で21日が投票・・・市長選挙と市議会議員選挙が行われます。ちなみに日野市では市議会議員選挙があります。政権交代は果たしても、市民の一番身近な議会の議席の構図が変わらない・・・。なので、「政権交代の礎」をつくる必要があります。その活動をともに進めてくれる仲間を増やしていかねば。町田市議会議員選挙には10名が立候補を予定しています。これまた全員が男性という点が残念なのですが、みなさん「レディーファースト」徹底しています・・・あしからず。

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2010年01月14日

「市長選挙どうする?」

 今日は来月に開催する民主党TAMAの新春(早春?)の集いの案内をするために党のサポーター登録をしてくださっている方々のところに足を運びました。久しぶりにお会いする方もいらっしゃり、ちょっとした意見交換や情報交換もできて有意義でした。

 政権交代後のさまざまな民主党の動きについてはご批判や不安の声。これについては弁解の余地もなく・・・しかし、地域の政治はまた「別」と考えてくださっている方も多く、4月の市長選挙のことについて「民主党はどうするの?」というお尋ねを随所でいただいたのでした。

 「今、人選をしています。」

 というのが現状です。4年前にも民主党は現職市長を支持していなかったことは周知の事実。今度の選挙はもっと頑張らないと・・・・という気分にさせられます。でも、政権交代を果たす前の追い風はだんだんと静まっているのも事実・・・・実際のところ政権交代の風は上空を吹いていて、地上には全く吹いていないよなあ・・・・との表現が妙にぴったり。多摩市議会に民主党の議席がたったの2議席しかないことについても「大いなる驚き!」と言われる場合も多いのです。


 というわけで、市長選挙も合わせてですが、民主党TAMAとしては市議会議員の補欠選挙も重要で、せっかく議会基本条例を制定したとしても3人以上の会派にならなければ、議会運営にも実質関われないわけなので、どうしても1議席の回復を目指していかねばなりません。


 それにしてもここのところ本当に寒い。毎日天気予報を見ると最高気温が10度に満たないのでがっかりしてしまいます。でも、「寒い」とは言っていられずに朝遊説その他街宣活動もやっていかなければいけません。あわせて、お隣の町田市では市議会議員選挙が来月に控えていて、私たちも手伝いにちょっとは協力もしなければなりません。


 ようやく1月号のニュースを完成させました。来週月曜日から配布します。実は・・・12月号はスキップしてしまったので。作成と配布の段取りをきちんととっていくのが今年の目標です。

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2010年01月07日

それぞれにあった働き方を探す

 「働きたい」「働かないといけない」

 多くはありませんが、そんなご相談をいただきます。就学前や学齢期のお子さまをお持ちの女性の方、そして外国籍の方もいらっしゃいます。

 子どもがいる場合にはどうしても子どものことが優先になってしまうのが女性・・・・と決めつけてしまうのはおかしいかもしれませんが、現状で仕事をせずに子育てをしている女性が働こうとする場合にはやっぱり「働くことはしても、子どものことは私が。」の意識からどうしても抜け出すことも難しいのが現実。最も、その意識は押しつけられているわけではなく、子どもにとっての母親の存在はとても大きなものなので自然とそうなっている場合もあり、一昔前のように「女性は家庭」と縛られているのとはちょっと違うのかなとも思ったりしますが。

 でも、子どもがいて働こうとすると・・・幼稚園、学童クラブ・・・・このあたりがネックになり、「子どもが帰宅する時間には家に居られるように。」と希望される場合がとても多く、その時間に合わせた働き口を見つけようとするとなかなか大変。実際に面接に行っても「お子さんいらしゃるんですね。おいくつですか?」とか尋ねられたり、失礼な場合には「お子さんが今後生まれるなんてことはないですよね。」なんて質問をした面接担当の男性もいたらしい・・・・・色々と市民の方と話をしていると「なんてこと・・・・」と思って、憤りが。


 外国籍の場合はもっと難しい。日常生活に支障のないほどに日本語が話すことができ、理解もできても難しい。これだけ失業者があり、就職難であることを思うと国籍のことは無関係だと思いたいけれど・・・。


 そんな状況で就職口に関する相談をいただいていています。でも、その方にあった働き方を一緒に探すというのはとても難しく、最終的には「求人広告」を見るだけではなく、実際に府中にあるハローワークに足を運ぶことを進めたり、場合によっては一緒にハローワークに付き添ったりとしています。ハローワークは混んでいます。


 今度はマザーズハローワークにも行って、話を聞いてみようと思うのですが、市民の方にとってマザーズハローワークは立地的に遠距離に感じるのも事実。一度、どんな求人があるのかとか、実際の現場に行く必要があると考えています。

 でも、さまざまな個別事情にあわせた働き方を見つけるのは本当に難しく、「仕事探し」を一緒にすることはできても、面接やその先まで一緒に行動するわけにもいかず、なかなか就職できないことで落ち込んでしまったり、悩んでしまったりしている場合には励ますしかできないことも・・・・。景気が回復すればこの状況も変わるのだろうか?景気が回復したら、無理して働くという選択をしない人もいるような気もするし。今年も保育園や学童クラブは入所希望があふれてしまっている状況。保育園も学童クラブも増設しても増設しても・・・・追いついていかない。「需要が供給を喚起する」ということが指摘される場合もあるけれど、決してそういうわけではない社会状況。この社会状況は一体誰がどうやったら変わっていくのだろう?その場かぎりの経済政策では何ともならないことは証明されていると思うし。従来型のどこに原因があり、上手くいかなかったのかが検証されないまま・・・時ばかりが過ぎていくなあと思う今日この頃。


 「明日は明日の風が吹く」


 こんな言葉で勇気づけられる時代ではなく、カラリと開き直ることができずに本当に苦しい状況だなと切々と感じます。

 それぞれにあった働き方・・・ワーカーズコレクティブとかNPOとか・・・・まだまだその受け皿になり担い手になりきれていない状況を変えていくことが必要なのかもしれません。そうなると多摩市でできることも少しはある?・・・・・NPOセンターにまた話を聞きに行ってみるか・・・・。

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2010年01月06日

暖冬は撤回・・・・。

 今冬は暖かいと言われていましたが、どうやらそうでもなさそうですね。昨晩からまた頭痛がするのですが、何とか一日無事に過ごすことができました。
 
 午後からの議会改革特別委員会の打ち合わせは委員長と私、議会運営委員会の委員長と議会事務局長と次長で。議会基本条例の素案を確定させていくために、最終の意見提出を・・・と求めていたのですが、結局のところ提出があったのは2名のみ。その意見をできる限り取り入れて、次回の会議の時に示していきたいと思っています。

 ところで、今日の話題でちょっと気になったのは「元号」と「西暦」のこと。公的文書などに用いられるのはだいたいが元号。西暦が使用される場合には元号が記載されている後にカッコ書きになっているのがほとんど全部です(平成22年(2010年)みたいに)。元号を使用するかどうかについては、賛否が分かれるところなんですが、「公的文書には必ず元号を使わなければいけない」というきまりがあるのでしょうか?
 その場ではすぐにわからなかったので、インターネットで調べてみましたが、公的文書などに用いられているのはどうやら「慣例的」であって、使用しなければまかりならん!ということでもなさそうです。もう一度確認してみないと。


 いろいろと雑務が多くて、自宅作業が多いのですが・・・・こんな時はちょっとまじめに料理をしなければいけないと生まれて初めて「豚の生姜焼き」を作ることにしました。今は料理本がなくてもインターネットで検索すれば一発でレシピが手に入って本当に便利。年末に一度ちゃんと料理を作ってみようと生協で肉やら魚を注文したのに、結局・・・冷凍庫で眠りっぱなし。そのまま目覚めないかも・・・という感じなのです。アイスクリームを入れるスペースがなくなってしまって、心寂しいので少しずつ冷凍庫冷蔵庫整理をしなくっちゃ。

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2010年01月05日

黒豆の話。

 年が明けると色々な団体の新春の集いとか旗開きとか・・・挨拶回りで忙しいのが政治家・・・と思われているわけですが、私が今月に参加しようかなと思っているのは毎年出席している市内の障害者団体の新春の集いくらい。お招きをいただいているところもそのくらい。

 なので、他市の議員さんなんかと話をしていても、ずいぶんとノンビリした年始だと・・・。

 今日はそんな私と同じようなスタイルで活動している他市の議員さんとお会いして、情報交換を。すでに来年の統一地方選挙に向けた活動のことが話題に・・・・私、考えてもいなかったけれど、ポスターの写真をどうする?とか事務所をどこに開設しようか?とか等々・・・・地域の選挙事情などによって、そのあたりの準備も結構大変なようです。

 そう言えば、私も・・・・選挙と言えば事務所を探すのがとても大変だったことを思い出しました。永山駅周辺で適当な物件を・・・・と思うと、オーナーさんが「民主党支持ではない。」というバリッバリッの熱血保守(自民)なお方の物件で、空いているのに貸してくれないという目に遭ったわけです。最終的には・・・現副議長の増田さんを通じて、話のわかるオーナーさんの物件をお借りすることができて、助けられました。間際になって焦ったことを思うと、今から準備?!・・・・「鬼が笑う」と思っていたので考えてもいませんでしたが、事務所を借りなくてもできる体制が組めることが本望と言えば本望ですね。そうもいかないのかもしれませんが。
 でも、選挙のスタイルもさまざま変化してくるのだと思っています。公職選挙法の改正で戸別訪問やインターネットによる選挙運動なども解禁される方向です。戸別訪問についてはなぜ禁止されていたのかしら?と思いますが、実態としてはどの候補者も戸別訪問というか「活動報告」との名目で地域のお宅を回ったりしています。このスタイルも今は昔で、オートロックマンションとか、インターホンとか・・・・玄関扉は分厚いです。


 ところで、「黒豆」の話。おせち料理の中で私が一番好きなのは黒豆。なぜ黒豆を食べるのか・・・って「まめに働き、まめ(健康)に暮らせることを願う」ということのよう。でも、なぜ「黒豆」なんでしょう?・・・・おせち料理に黒豆が入っている理由は「黒い色が魔を追い払う」からとのこと。
 もともと黒い食べ物は体にいいといわれます。黒糖、黒ごま・・・毎日食べるといいとのことで、我が家の食卓にもなるべく「黒ごま」を登場させる料理をと思って心がけています。黒糖はもちろんかりんとうで・・・ということで、かりんとうを食べ過ぎるとかえって逆効果ですが、「かりんとう」はどうしてこんなに美味しいんだろう・・・と思うお正月を過ごした私でした。
 

 明日から議会モードがスイッチオンです。午後から議会改革特別委員会の世話人会(委員長と私と議会運営員会の委員長で構成されている)で打ち合わせ。


 実は、特別委員会のメンバーのみなさんに冬休みの宿題が。最終最終最終段階の条例文その他に対して、ご意見あれば洗いざらい提出してもらいたい!・・・というもの。どのくらい提出されているかな?ちょっと楽しみ。ちなみに今日は小寒。

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2010年01月04日

謹賀新年 仕事始め

 あけましておめでとうございます。

 今朝は民主党TAMAの新年の街頭宣伝活動からスタートしました。月曜日なので場所は永山駅でした。まだ通常よりは人が少なめに感じましたが、2010年に気持ち新たに通勤されている方々に向けて挨拶をしました。

 今年は寅年。「虎穴に入らずんば、虎子を得ず」という故事を思い出した方も多いのではないかと思います。

 年末年始はパソコンもすっかりクローズして過ごしましたが、毎日パソコンに触れている生活をしていると、遠ざかる快適さと不安を感じました。もともと私は文章を書くのは上手ではなくても、嫌いではないのでBlogの更新をしたくなってしまう・・・という感じ。でも、お正月くらい仕事を忘れようとつとめて、年末から3日間はパソコンも休息できたかなと思っています。

 今年は「怪我なく健康に!」


 やはり何よりも体が資本です。昨年は4月に・・・・単に転んだだけで左肘を骨折・・・・思わぬ災難に遭遇したのですが、年末もまた・・・・なぜか久しぶりに発熱し、寝込みました。麻黄湯という漢方薬とても効き目がありました。


 私は正月2日目は多摩動物公園に行くことにしようと決めていた5歳との約束を果たすことができてほっとしています。多摩動物公園では「トラ」のシズカちゃん(3歳・メス)の凛々しい(?)声も聞くことができ、今年も幸先良く行きそうだと満足して帰宅しました。


 政権交代から100日を過ぎて迎えたお正月。春には市長選挙と市議会議員の補欠選挙。こちらに向けた準備を進めています。市長選挙については民主党TAMAとして推薦できる候補者の人選も昨年から続いています。補欠選挙については既にご案内しましたが、大野まさき氏の公認が決定しています。


 私にとっては市議会議員9年目を迎える今年。任期残り1年になります。毎日の積み重ねを大切にしていきたいと思います。そして日々のささやかな喜びを見失わないようにしたいと思います。本年もよろしくお願いします。

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2009年12月28日

仕事納め

 今日が仕事納めとほっと一息をつける・・・保育園も明日から年末年始のお休みですが、医療現場や百貨店関係で仕事をしている保護者の方には「仕事納め」という言葉も無関係。24時間365日休むことができない職場で従事している人がいて、私たちの生活があるんだなと思います。

 毎朝届く、民主党の逢坂誠二さんメルマガに下記のようなことが書いてありました。

◆権力者の自戒

ニセコ町長に就任して以来、
権力者としての力の大きさを
権力者そのものが自覚することの
大切さを痛感しました。

権力者とは、何も首長だけではなく、
組織の中の課長も係長も、
あるいは対人関係の上下など、
色々な権力関係があります。

こうした中で、
自分がどんな程度の権力を持っているかを、
権力者そのものが知ることが必要なだと、
私は考えています。

====

権力は刃物に例えることができます。

自分が持っている刃物の、
形、大きさ、種類を認識することが必要です。

つまり、それがたとえば、
カッターなのか、日本刀なのか、
出刃包丁なのか等
自分がどんな刃物を持っているかです。

そして権力者自らが、
それをどう使う予定なのかを、
十分に認識することです。

こうした認識がないままに、
手に刃物を持ったまま勝手気ままに、
刃物を振りかざすと、
権力者も予期しない重大な事態が発生しかねません。

もっとも恐ろしいことは、
権力者であるにも関わらず、
自分が刃物を持っていることすら
認識していない権力者が少なくないことです。

これは極めて危険です。

実は権力者は、刃物を持っているだけで、
何もしない場合であっても
その権力を背景にして、
他者に影響を与えている場合があります。

権力を持っていることを認識しない権力者は、
誠に困った存在です。

また権力を持っていることを認識していても、
その権力の大きさ強さなど、
その内容を認識していない権力者も同様です。


権力とは厄介なものですが、
最近、改めてこんなことが気になっています。


 政治家の持っている権力・・・市議会議員であっても考えなければいけないことなんだろうと感じます。
「実は権力者は、刃物を持っているだけで、何もしない場合であってもその権力を背景にして、他者に影響を与えている場合があります。 」という一文が心にぐさりと刺さる感じがします。何もしない場合であっても影響を与えている場合がある・・・・そのことを自覚しておかねばならないと私も改めて思います。知らず知らず権力が行使されている場合があるということなのでしょう。そのことの意味を考える年末年始にしたいと思います。


 今朝、学校給食についての相談を受けたので給食センターに問い合わせをしてみました。「場所がない」からアレルギー給食にも対応ができないし、個別対応はできない。」という現状なのだそう。それにアレルギー給食に対応するとなると調理員も別に配置をすることが必要で、その余裕はないとか。場所がないからできないのか、調理員が不足してできないのか・・・一体のそのどちらなんだろう?それに、個別対応に使用した調理器具の保管をどうするのかとか考えなければいけなくて、対応しきれないということもあるんだとか・・・・(そんなこと理由になっていないよ・・・と思うけれど)

 いずれにせよ、アレルギーのあるお子さん、ハンディのあるお子さん・・・どんな子どもにでも一人ひとり対応していける「特別支援教育」なはず。個に応じた教育を展開するという上で「給食」の位置づけはどうなっているのでしょう?特別支援教育の理念は学校には浸透しているのかもしれないけれど、給食センターにまでは全く浸透していない!きちんとした理念を一貫させてほしいけれど、できていない現状・・・どこに責任が?!


 
 アレルギーやハンディのある少数のお子さんにはなかなか対応できないのが給食センターだとすると、「自校方式」にしていくべき!と主張したくもなってしまう。

 何はともあれ、年末で私がすべきこと→大掃除。年末のお天気、掃除日和になりますように。

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2009年12月27日

変える勇気。待つ覚悟。

 この3日間、何となく慌ただしく過ぎていきました。今日は民主党で多摩センター、永山、桜ケ丘駅前での街頭宣伝活動をしました。人通りはいつもより少なめでしたが、通りすがら「しっかりね!」と声をかけられたり、街宣カーでの移動中も沿道で手を振ってくださる方も多い・・・・選挙ではないのに反応が温かく感じたのは私だけではなかったようです。

 ところで、どんなことにも共通することだなあと思うのですが、「変える」っていうのは勇気がいることです。でも「変える」と思っても、過去からの蓄積物があればあるほど変わるのには時間がかかる・・・・なので「待つ」ということも同時にしなければならない・・・・。


 って、実は駅前で話しかけられた市民の方に言われたのですね。「だから、頑張って!」ということになるのでしょう。とてもいい言葉をいただいたと思いました。「待てば海路の日和あり」をまずは信じてみるということでしょうか。政権交代への期待感はまだまだ薄れることなく、忍耐強く民主党の動きを見守ってくださる市民の方の存在を心強く思います。


 こちら・・・多摩市に目を転ずると来年4月は市長選挙と市議補欠選挙2議席。民主党TAMAは、都議選で失った1議席の回復に向けて取り組みます。何としてもまずは会派を3人にして交渉会派にならなくては。先週、候補予定者の公認が決定しました。異色の経歴を持つ即戦力・・・大野まさきさんです。ぜひ、ご注目を。

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2009年12月17日

オリオン座が見える寒空。

 今日は代表者会議がありました。私は今日は議会は休憩。午前中はとある県でバリバリ仕事をこなす公務員をすっかり辞めて、都内にある大学院で研究活動をなさっている方からのインタビューに対応しました。15年間もキャリアを積み重ね、お辞めになるときには係長ポストについていらしたそう。それでも、一度きりしかない人生・・・・このまま役所にずっと勤務し続けている自分、もしかしたら課長、部長になったかもしれない・・・・でも60歳になったときの自分の姿を想像し・・・・「私らしくない!」と思い立って安定職場を去ったのだそう。女性、働き方、子育て・・・ということをテーマにして論文の執筆をなさりたいとのこと。知人を通じての出会いでしたが、それはそれは素敵な女性(先輩!)ということで、元気を分けてもらった気がします。ちょうど、県庁を辞めた時の年齢が私と同じくらいだとのこと。考えさせられます。

 さて、今日はパルテノン多摩の評議会でした。パルテノン多摩は4月から公益財団法人化を目指しています。来月中旬に設立に当たっての申請書類を出すとのことで、その内容の説明を受けました。4月以降の役員の選任についてが議題になりましたが、提案通りに決定しました。多摩市からはくらしと文化部(パルテノン多摩を所管している)の部長が理事に、教育長が監事になります。


 ところで、パルテノン多摩の連続講演はかなりレベルの高い内容なのですが、今回も「看過される日常的排除」・・・・かなり興味深い内容です。私としては「キャラ化する/される子どもたち―排除型社会における新たな人間像」の著者でもある土井隆義さんの第一回目の講義に注目。参加したいと考えています。


 それにしても冬本番!多摩センターのイルミネーションは平日なので人通りはそれほどでもなく。きれいと言えばきれいでしたが、やっぱり私は多摩センターから永山に帰ってきて、真っ暗な空を見上げながら帰る方が好きですね。何だかほっとしました・・・永山駅で見上げた空に。今日のようにオリオン座の輝きに笑顔になる冬空は寒さをちょっとは忘れさせてくれます。

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2009年11月30日

明日から師走。定例会スタート♪

 我が家では・・・「明日は朝起きたら、アドベントカレンダー♪」とルンルン笑顔の子どもと「明日から議会だ~・・・♪?!」という大人がすでに11月のカレンダーを12月にしました。

 盛りだくさんな内容の定例会が始まりそうです。今日の私は永山駅での朝遊説の後、教育委員会から質問に対するヒアリングを受け・・・こっちがヒアリングするのではなくて、教育委員会の担当者の方がわざわざいらしてくださり、私の考えをまとめる手助けをしてくださったのかな・・・・?担当者の方のヒアリングはとても誠実で、私(議員)がどんな意向や立場で一般質問をするのかと丁寧に聞いてくださるのですね。まだまだ、頭の中が整理しきれていなくて、断片的に種々雑多に情報がインプットされている状況なので会話をしているうちに「あーそうだった。」とか「こういうことか・・・。」とか自分でも咀嚼できてくるのが助かります。


 今回は「子どもの人権」→「児童虐待」ということをテーマにしてみました。文部科学省が「児童虐待防止と学校」というかなり力作な研修用教材を作成しています。このCD-ROMを全国の都道府県教育委員会を通じて配布しているのですね・・・・もちろん全国の小中学校に!


 ということで、文部科学省には実際にどう活用されているのかを調査しているのかを照会したら・・・・もちろん「把握していません。」ということで・・・・まあ配布完了してからも日にちが浅いことを多めに見て・・・・ではどうやって活用していけばいいのかっていうよりか、一体どなたが講師をおつとめになるのか?ということまでを含めて考えた時・・・・・やっぱりそこには市教委自身のやる気が問われてくると思うのですね。
 この教材の内容はかなり吟味されていて、密度の濃いものになっているらしく、マスターすることにより、スキルアップ、意識改革ができるのではないかって期待されているものなのです。かなりかなり分量も多く・・・・「これをすべてプリントアウトしてくださいっていうのはかなり酷・・・・」・・・・プリントアウトして目を通すだけでも時間がかかり理解するのも結構大変らしいので、おそらく市教委何もやっていないだろうなあ~・・・・各学校も配布されたCD-ROM・・・・無くしていないだろうなあ。開封もされずに放置してあったりして?!なんて思うわけです。

 ということで、実情はお見込みなとおりのようですが、まあ、そこも大目に見るとしても、やはり来年くらいからはしっかり取り組んでもらわねば!と思うわけです。何しろ多摩市教育委員会の示している教育方針のトップに掲げられているのが下記の事項ですから♪

 1 「人権尊重の精神」と「社会貢献の精神」の育成  すべての大人、子どもたちは、人権尊重の理念を正しく理解し、認識を深めるとともに、思いやりの心や社会生活の基本的ルールを身に付け、社会に貢献しようとする精神をはぐくむことが求められています。

 このため、人権教育及び心の教育の充実により権利と義務、自由と責任についての認識を深めるとともに、子どもたちの個性や主体性を尊重しつつ特別支援教育を推進し、公共心を持ち、自立した個人を育て、生き生きと活躍できる共生社会の形成に資する教育を推進します。


 この方針に基づいて何を行っているのか?ということになりますよね。「心のノート」があります。道徳の時間があります・・・・みたいになっているのが現状?どんな答弁書が準備されるのかどうか・・・・最終的には教育委員会と言うか教育長のセンスなのかな?!


 まだ私の順番まで時間があるので、もうしばらく色々と調べてみたいと思っています。

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2009年11月27日

12月定例会前の議会運営委員会とか。

 議会運営委員会があり、12月定例会の議事が決まりました。定例会の初日に新型インフルエンザのワクチン接種についての費用助成に関する補正予算がまず審議されるのがちょっとイレギュラー。あとは一般質問、補正予算、各常任委員会、特別委員会で最終日を迎えるというかたちです。

 今回は市民からの陳情がいつになく多い・・・・。学校給食センターについて民間委託化反対を趣旨とする陳情が2件あり、これは私の子ども教育常任委員会の案件ですがが、前回から継続している唐木田図書館業務の一部民間委託化反対の陳情とも合わせてかなりハードな審査になりそうです。
 この2つの問題についてはこの間の定例会で一般質問をしたわけですが、市民の合意をどのように取り付けていくのかが問われている象徴的な問題。しかも2つとも教育委員会の取り組み。本当は委員会審査の場に・・・教育委員長にでも出席をしていただいてご意見を伺いたいくらいです。委員長にお願いしてみるかな。

*唐木田図書館については実はアンケートしているのですが・・・。(図書館のホームページ見ていないと気がつかないのです・・・)


 それとともに・・・今回は「職員の給与見直し」「議員定数見直し」についてもそれぞれ陳情が提出されています。前者は総務常務委員会で、後者は議会運営委員会で審査されることになりました。どんな意見交換が展開されるのでしょうか。

 ところで、今日は午後から議会基本条例案の議員全員説明会を行いました。議会改革特別委員会は各会派から2名ずつ委員が選出されていて議論を積み重ねてきました。つまり、委員会で討議を深めていくその前提には・・・各会派内でしっかりと意見交換がされていて、会派の意見をまとめてきている・・・はずなんですが、どうやらそういうわけではなかったようですね。全員説明会では委員ではない方から条例案の内容に問題点が多いという指摘をいただきました。もう一度、リセットするわけにはいかないのですが、最終的に決定するまでの間、どうやって議会内での合意形成を図っていけるのか・・・あと一息が・・・なかなか。

 そうそう、たまたま全員が集まった場だったので議長からは地方議員年金問題について情報提供があり。すでに破綻は2012年度と言われていて、目前のなかで小松原市議会話題は記憶に新しいところ。
 

 11月3日付の読売新聞『破綻寸前の地方議員年金、総務省が廃止案諮問』

 全国の市議会議員などの議員年金が2012年度にも破綻(はたん)する問題で、総務省は2日、議員年金制度の廃止案を同省の有識者会議に諮問した。
 存続案も併せて提出したが、制度維持には毎年140億円規模の新たな税金投入が避けられず、同省として初めて廃止論に踏み込んだ。年内には答申を受ける予定。

 地方議員年金は、現役議員の掛け金と自治体の負担金とで運営。廃止案では、地方議員すべての年金を10年度末で清算し、現職議員は在職年数に応じて、掛け金総額の最高63%を一括支給する。年金受給者の議員OBはこれまで通り支給する。

 存続案は、受給額を5%か10%カットする2案が提出された。
 国会議員の年金は06年4月に廃止されている。


 これについて・・・「年金受給者の議員OBにはこれまで通り支給」・・・には疑問が残る。でも、今なら63%は返してもらえる。その方がいいかもしれない・・・これ以上損害を大きくしないためにも?!と思うけれど、「利子や利息まで払ってほしいとは言わないまでも、支払った掛け金が帰ってこないなんて泥棒のよう・・・・」という声も。・・・でもそんなこと言っていられない。破綻しているし、あてにもできないセーフティネットに毎月8万円ほども議員共済の掛け金が給料から天引きされていることには疑問をいただいてきたので、今回の検討の行方を注目している・・・・でも年金を受給できるのがまだまだ先の先のことの私とそうではない議員さんとでもこのあたりの感覚には差異がありそう。
 でも、明らかに地方議員制度は議員特権の一つと言われるのは当然で見直すべき、廃止すべき・・・という流れを押しとどめることはできないだろうな。 

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2009年11月26日

思い出に残る場所と忘れたくない場所。

 今日は本当に暖かい一日でした。久しぶりにポスティングをしました。そう言えば・・・私・・・今年は春に左肘を骨折なんぞしていて、自分でポスティングできない状態だったり、本当にボランティアをしてくれている後輩たちに助けられています。

 すっかりと紅葉も終わりの頃ですが・・・・真っ赤に色づいたもみじの葉、黄金色のいちょうの葉・・・・どうしてこんなに鮮やかなんだろうと感心してしまいます。ちょうど諏訪2丁目の団地周辺ではポスティングをしているというよりも、今年最後の秋を満喫するために散策をしている気分でした。

 ところで、景気経済のアップダウンにどうしても左右させられる団地建替えの取り組み。諏訪2丁目団地の建替えについては、住民の合意形成に丁寧に時間をかけながら現在進行中です。老朽化した団地の再生は問題は多摩市のまちを未来につないでいくためにも避けて通れない課題です。諏訪2丁目団地のプロジェクトはその規模の大きさからも多方面から注目されています。
 どんな風に建替プロジェクトが進んでいくのか、そしてどんな街に生まれ変わっていくのか・・・・・。


 しみじみと小学校の頃に遊びに行ったことを思い出しつつ・・・ポスティングをしながら、「ここは写真でとっておきたい場所」といういくつかをピックアップしておきました。今は住棟と住棟の間にある小さな公園や広場・空間で子どもが遊ぶ姿はあまり見かけないわけですが、「ここでケイドロ(ドロケイ)をした」とか「ポコペン(ってご存知ですか?)をした」とか思いだし始めると色々と記憶辿ってしまいます。


 そして、突然きれいでかわいらしい建物ができたな・・・って思ったら、児童相談所。でも、何をしている場所なのかが全く分からなくて、いつも門がぴしゃりとしまっていて「こわそうな場所」というイメージを醸し出していて・・・・手入れの行き届いた芝生の広い庭・・・でも誰もいない。人がいるのかいないのかもわからないようなひっそりとした建物に不気味ささえ感じたこともあると思い出しました(今はその理由もわかるのですが)。


 
 忘れたくない場所・・・記録しておきたいなって思いました。昨日聞いた話で共感したこと。「子どものときに暮らした場所・・・・いい思い出があれば・・・・戻ってきたくなる。」


 そう思います。だから子どもたちが育つ環境を整えたいですよね。「多摩には絶対戻りたくない!」なんて言われないようにしなくっちゃ!と思うのです。


 ということで、12月定例会の一般質問の発言内容が早々とホームページに掲載されていますが、「子ども・教育」系の質問がズラり!それぞれの立場で見解は違うのは当然ですが・・・視線の向いている方向に「子ども」があるということはうれしいことですね。

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2009年11月24日

いよいよ12月議会!

 今年最後の定例会は・・・12月1日から始まりますが、何しろ今日の午前中が一般質問の通告書の提出〆切。合わせて議案書も配布されたので、すっかりと議会モードという感じです。

 今回の一般質問は「子どもの権利」がテーマです。通告書本文は議会質問内容に掲載しました。

 子どもの権利と言うと、合わせて語られるのが「子どもの責務」・・・ということで、ちょうどタイミング良く、札幌市の子どもの権利条例の話を聞く機会を得ました。紆余曲折、策定過程には様々な壁があったようですが、40名ほどの子どもたちも大人に交じりながら、完成した条例のようです。札幌市の市長さんは子どもの人権などにも造詣の深い弁護士さん出身ということ。その経験があるからこそ、条例制定ができたのでしょうね。参加した子どもたちが、特に意見交換したところが第3章「子どもにとって大切な権利」というところだそうです。
 この章の第10条「豊かに育つ権利」のところ、下記のような内容です。


第10条 子どもは、様々な経験を通して豊かに育つことができます。そのためには、主に次に掲げる権利が保障されなければなりません。
(1) 学び、遊び、休息すること。
(2) 健康的な生活を送ること。
(3) 自分に関係することを、年齢や成長に応じて、適切な助言等の支援を
受け、自分で決めること。
(4) 夢に向かってチャレンジし、失敗しても新たなチャレンジをすること。
(5) 様々な芸術、文化、スポーツに触れ親しむこと。
(6) 札幌の文化や雪国の暮らしを学び、自然と触れ合うこと。
(7) 地球環境の問題について学び、豊かな環境を保つために行動すること。

 私はざっと条文を目を通し、ちょうど第1号・・学び、遊び、‘休息する’ことに目が止まったのですね。「休息する」という権利・・・これは子どもたち出された意見なのだそう。

 現代社会に生きる子どもたちの心の底に眠っているというか、吐き出したい気持ちを感じずにはいられません。「休息したい!」・・・・心の声だと思います。


 とこれについては、「子どもたちが怠けるだろう!」という趣旨の大人(議員)の意見もあったそうです。そのせいか?・・・・きちんと解説文には次のように記されています。

第1号関係
 ここでは、学ぶ権利、遊ぶ権利、休息する権利を規定しています。
「学ぶこと」は、成長・発達する過程にある子どもにとって、保障されなければならない最も重要な権利の一つです。また、「遊ぶこと」についても、年齢に適した遊びやレクリエーションなどを通して、多くのことを経験することができる大切な権利です。さらに、適度に「休息すること」は、健やかな成長・発達にとって欠かせないことです。

 なお、これらの「遊ぶこと」や「休息すること」は、好きなだけ遊び、休んで良いというものではありません。子どもの発達段階に応じた適切な遊びや休息とはどのようなことか、大人と子どもが共に話し合うことが大切です。


 うーん、なるほどぉ・・・と思いました。


 条例づくりというのはとても難しい。「助詞」の使い方一つで大きく意味合いが変わってくるものですし、特に市民参加で策定するような条例の場合には解説文をつけなければ行間に込められた思いなどまで表現しきらないのが実際です。例えば多摩市でも自治基本条例は解説文付きで読み、そして策定した市民の思いを分かち合っていきたいですし、おそらく私たち議会が悶えている?議会基本条例ですが、こちらも解説文をしっかりと書きこんで作成しなければいけないと感じています。(条例施行までには仕上げたい!・・・というのが目標)


 話を戻すと、今回の私の一般質問では範疇幅広くある「子どもの人権」の中でも、とりわけ最も深刻な人権侵害とも言える虐待のこと。子どもたちの発達支援のことをいろいろと調べていきながら、行きつくのが虐待の問題だったから。保護者もとっても悩んでしまうのです。誰かにもっと早く相談できれば、もっと早い段階でサポートが届いていれば・・・・そんな状況もあるからです。


 というわけで、今日のくじ運・・・番号は「21」。発言順を決めるくじを引くのはやっぱり毎回何となく緊張するのですが、番号見てほっとしたということは・・・・まだまだ準備不足っていう証拠だろうと自覚して、もう少し調査を進めないとと思っているところです。
 

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2009年11月19日

上から目線。

 一段と寒さが身にしみる朝でした。月曜日にできなかったので今朝は永山駅でニュースを配布しました。11月号です。おそらく・・・賛否両論あるだろう学童クラブの民間委託化を内容としました。保育園同様に学童クラブに対するニーズも増加していますが、既に新設する場合には民間委託をすることが方針になっています。民間委託化された学童クラブでは職員が定着しないということを耳にし、だから民間に任すことはできない・・・という論調に変わっていく意見もあります。しかし、実際に利用している保護者の方々の評判を聞いてみるとそれほどに大きな問題だと受け止めたり、子どもたちに影響が出ているとの話にもなってはいないようです。もちろん理由あって職員が変わっていくのだと思いますが、受託した事業者の努力で何とかカバーできているのだろうと受け止めています。
 
 今回のニュースでは「対話で二元論を超える」とタイトルをつけたのですが、まさに今後の行政改革で民間とのパートナーシップが求められる時代・・・・どのように行政×民間事業者×市民の関係性を構築していくのかが問われます。学童クラブ民間委託化の事例を通じて考えていきたいと思い、どのように民間委託を進めてきたのかの流れを再検証してみました。


 いずれにせよ、大事なこと・忘れてはならないことは子どもにとって安心できる居場所=学童クラブを作っていくとの視点。そのことがひいては保護者が安心、安定して働いていける環境になること。


 今回、多摩市では民間事業者が運営する学童クラブに通っている保護者(利用者)からアンケートをとりましたが、その評価を見ても、受託している事業者への信頼を感じることができます。特に公設公営の学童クラブも利用したことのある保護者からの評価も高い点にも注目できますが、「どうやって私たちが必要としている学童クラブを作るのか」という視点で関係者が議論し続けることが「安易な民間委託化」という批判を乗り越えることになる気がします。


 何を真ん中に置いた議論をすべきなのか・・・ここをを外さず、関係者が向き合える場を作ることが必要です。「民間委託化」の方向を模索しているすべての行政サービスについても、関係者全員でサービスそのものを再構築するつもりで取り組まねばなりません。

 もちろん、議論し尽くした後、やっぱり民間委託化を断念するというのも選択肢。

 ところで、今日は市民の方から職員の「上から目線」の対応についての苦情をいただきました。職員個人を名指しするものではありませんでしたが、とにかくその対応に心労も来たすほどだというのです。議員への職員の応対は必要以上の謙遜があるのではないかと感ずることも多いですが、市民には威圧的な場合が多いのでしょうか?時と場合による?いろいろな場面が想定されるような気がしますが、とにかく窓口に立つ職員の対応一つで市役所の印象が変わっていくのは周知のこと。
 でも、仕事でいっぱいいっぱいの場合・・・窓口で市民の方にゆったり向き合うことがしにくいというか余裕がないという状況は否めず・・・ここはどうしたら改善できるのか・・・・。いつもは穏やかでも・・・たまたまその時は・・・なんてこともあるのかも(もちろん、そうならない方が望ましいけれど)。


 っていうか、職員のことばかりを言っているわけですが、議員は?私は?「上から目線」になっていないかどうかも自らの襟もたださないとと思いますね。たまたま接した議員の態度により市議会に対する印象やイメージもおそらく大きく変わるような気もするので。


 「議員先生になっちゃわないでね!」


 という言葉を久々に思いだしました。あちこちで電飾が・・・イルミネーションですね。昼間みると趣も何もあったものではなく、木々が電気のコードでグルグルまきにされているのを見て複雑な気分ですが、夕刻になってくれば・・・まあそれはそれでいいかと。雨に濡れた落ち葉に滑らないようにと気をつける今日この頃です。

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2009年11月11日

行政の原状回復義務?

 さわやか福祉財団が主催し東京都が後援していたシンポジウムに参加してみました。

 地域に‘居場所づくり’・・・と言うと真っ先に思い浮かぶのが高齢者対象・・・という感じもしますが、子育て中の特に母親、ハンディのある方、とかく老若男女誰もに必要な場所ですね。

 さわやか財団では居場所づくりを応援しようと各地で今日のような研修を企画しているようで、今回の場合は東京都とタイアップをし、都の「地域ケアシンポジウム」の一環で開催したもののようでした。


 「地域ケア」=コミュニティケアは言われて久しく。


 でも、地域ケアの発想を広げる取り組みに問われるのは地域力であり、市民力。行政がいくら旗振り役をしたところで、振り返ったら誰も付いてくる人がいないという状況も無きにしも非ず、、、ということもあるようです。「やってください!」と言うだけは無理。結局・・・しかるべき支援(たぶん一番は財政的なもの)をしなければ進んでいかないのも実態でしょう。もちろん、合わせて担い手を育てていくことも必要です。


 地域の居場所と言えば・・・その先駆けになっていると考えてもいいのは・・・多摩市内でいえば「永山福祉亭」ですが、今日もさまざまな地域での取り組みが事例発表されていました。でも、聞けば聞くほどに担い手の重要性・・・やっぱり「人」ありきだなと感じるわけです。「場所の継続」はこれからの一つ大きな課題になっていくのではないかと思いました。


 ところで、基調講演では堀田力さんのお話を聞いたわけですが、彼は居場所づくりを行政が支援することについては「原状回復義務だ!」なんておっしゃっていました。行政は税金を使ってまずはハードのインフラを整備し、いわゆる物質的に豊かさを実感できる社会づくりはしてきただけ。でも、そのかわりに人間として最も必要である支え合いやふれあいを破壊してしまったというのですね。行政がなんでもかんでもやりすぎてしまったし、市民もそれを求めるようになってしまった・・・・「嗚呼!」・・・・というわけです。なので、もう一度社会、地域に支え合う関係づくりをしていくことは「原状回復義務」として行政が負っていかなければいけない→だからしっかりとし支援をしなければいけない!


 というわけですね。たぶん・・・行政へのエールなのかもしれませんが、研修会に参加をなさっていた職員さんたちはどんな風にこの言葉を受け止めたでしょう。なかなかこの基調講演、パネルディスカッションを聞いただけで「わが街でもできる」と勇気づけられるのは難しいなあと思ったりもしました。
 

 実は今日のシンポジウムには分科会がありました。ここに「行政や社会福祉協議会が支援をするためには」というグループがあったので参加したかったのですが、どうしても別の予定があったので話を聞くことができませんでした。発表者に武蔵野市の社会福祉協議会が名前を連ねていたので早速に帰宅してホームページを開いてみました。社会福祉協議会ではなく・・・「市民社会福祉協議会」という名称にもびっくりするわけですが、ホームページもずいぶんと見やすくて思わず多摩市の社協のものと比較してしまいます。社協に対する多摩市の補助金について先般の決算特別委員会でもかなりの改善改革が必要だと議会でも指摘されています。武蔵野市の社会福祉協議会に出向く時間を作ってみたいです。

 分科会に出れなかったものの・・・東京ライフ主催の勉強会「学校評価と学校広報」に参加をしたのですが、なかなか面白く参考になるお話でした。学校の広報の重要性を改めて認識。講師の豊福晋平さんの管理するサイトはこちら。学校のホームページ更新ランキングで思わず多摩市の学校探してしまいました。都内小学校に限って検索をしたらやっぱり聖ヶ丘小学校は40位以内にランクインしていました。ホームページなんてほとんど見てもらえない・・・・意味がない・・・・とおっしゃる方もいますが、どうやって情報を発信するのかってやっぱりホームページも必要だと思います。

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2009年11月08日

秋空のもと。

 週末少しはお休みしたいと思うわけですが、そういうわけにもいかないのがこの仕事?・・・金曜日は葛飾区の区長選挙のお手伝いに行きました。葛飾区までは小田急線の多摩急行で直通。ずいぶんと便利になったなあと思います。一日中みっちり手伝いをしましたが、行きも帰りも一時間半の道中を電車に座ってゆっくりと眠ることができてラッキーでした。今日が投票日です。葛飾区は先般の衆議院選挙でも自民党の大物議員が唯一選挙区で勝ち抜いたところ・・・ですので選挙戦も決して楽ではない場所です。結果を祈るような気持ちで見ています。民主党が推薦をしている内田たかしさんは40歳。葛飾区議会議員2期目の選挙をやるといっていたのがいつの間にか区長選に変わっていたのでびっくり。


 ところで、昨日は青少協の地区委員会で「お釜でご飯」を炊くイベント。新型インフルエンザで学級閉鎖が相次ぐ中で参加できなかった子どもたちもいて残念ですが、たくさんの子どもたちが集まりました。土曜日日曜日の子どもたちの過ごし方をどうやって充実することができるのか・・・ここに地域の力って大きいのかもしれませんね。土曜日の授業がなくなったしわ寄せが平日授業や子どもたちへの宿題量などに響いてきて大変という声を聞くこともありますが、週休2日の土曜日休みって本当に有効に機能していると言えるのでしょうか?却って、せわしい状況があったりして・・・。
 

 気がついてみれば11月になっていて、次の定例会の準備を進めていかないと。今月は児童虐待防止月間。各地でさまざまなイベントがあります。オレンジリボン・・・ご存知でしたか?

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2009年10月31日

おしらせです!

 ☆意見広告☆・・・・「来年も今年と同じ選挙でいいですか?」(Yahoo!JAPAN)


 ☆明日11月1日が投票日!柏市長選挙☆ 秋山ひろやすさん(民主党推薦)

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2009年10月27日

台風一過・・・。

 うってかわっての青空とおひさまのポカポカ陽気でした。今日は市民の方からヒアリングや意見交換をして終えた一日でした。つぶさにその内容を一つ一つお知らせすることもできないわけですが、介護の問題でも話を伺ってその時に出た話題の一つが介護労働者の問題です。仕事の厳しさと介護報酬の問題に焦点があたり、報酬見直しと引き上げについての理解はされている状況・・・・でも報酬を引き上げすれば問題が本当に解決するのだろうか?・・・・・介護労働を続けられないというのは報酬問題もあるけれど、それ以前に労働環境としての質や問題がもっと問われる必要があるのではないかということです。

 介護される側、サービス利用する側には例えば虐待防止の視点から制度(高齢者虐待防止法とか)があったり、苦情処理的な窓口もあるわけですが、それに比して介護労働の従事者への対応はどうなっているのか?ということです。認知症の方などは突発的に暴力的になるというような事例もあるわけで、身の危険を感じたことがあると話すヘルパーさんたちも決して少なくありません。「ぐっとこらえて我慢する」ということで、それをも含めて介護労働に求められるものなのかなあ・・・という意見を以前にも聞いたことがありますが、介護労働が長続きしない理由には報酬だけの問題ではない事情があることへの理解を広げていく必要があるのではないか・・・・これが今日の話題で改めて認識させられたことなのでした。


 ちょうど、医療介護情報のキャリアブレインのニュース

東京都社会福祉協議会の調査結果「都内の特別養護老人ホームにおける外国人従事者についての調査結果を発表した。それによると、ほぼ3分の1の施設で外国人が就労していることが分かった。
との記事が掲載されていましたが、これからの高齢社会で人手不足の解消に外国人従事者の力を借りねばならないという状況があるのだろうと予測しています。その時に受け入れ態勢ができているのだろうか・・・この国、このまち、この地域・・・・なんてことにも話が及んだのですが、国際化が進んでいるとはいえ、私も含めて言葉の問題一つとっても、まだまだ個人的には「鎖国」状態で生きている人も多い地域にどう受け入れが進んでいくのかという問題・・・・遠い先の問題としてボーっと考えてもいられなさそうです。

 ところで、ちょっとした知り合いが千葉県柏市の市長選挙に立候補。運よく?!民主党からの推薦もいただいたようです。ぜひ応援してください!投票日は今週末です。
 ‘柏・再生請負人’秋山ひろやすさんのブログ公式ホームページはこちら!

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2009年10月20日

秋晴れの一日。

 今日は午前中は民主党の会議。午後からは議会改革特別委員会の委員長、私、議会運営委員会の委員長で次回開催の委員会前の打ち合わせ。

 条例を制定したところで、要綱や規則、規程をセットで定めておかなければすぐに具体的な活動に移れないということで、我々3名で下準備を進めています。そこには議会事務局長と次長も加わっています。
 具体的に協議している事項としては議会に新たなる市民参加を得る方法が中心です。陳情・請願以外に市民が政策提案するための手続きや議会内での取扱手法、議会報告会や出前委員会など市民との意見交換をするための具体的な手法、それから市長が反問権を行使した場合への対応、文書質問をするときの手法等も共通ルールを作成する必要があると考えています。


 中でも新たなる市民参加の手法として・・・・委員会などに公式に市民発言を得ていく道筋をどうつくっていけるのか・・・・ここが私たち議員3人は力点を置いているわけですが、THE公務員しかも優秀役人・官僚だなあとしみじみと感じさせられる場面多々ある議会事務局長は「いかがなものでしょうか?議員さんと市民とでは正当性が異なるのではないでしょうか。」「市民の方のとっていただける責任というのもあるでしょうし。」等などと心配事を次々とつぶやく感じで。
 

 「何とまあ、役所で働く続けると上記のような心配事を次々と考える思考形態が身につくのか!」


 と感心させられる感じ。とっても細かいところまでの配慮・・・・と言えば配慮で、心配事先立て身動きできなくなり、「柔軟性」なんていう言葉とは程遠い距離に位置する思考回路が廻っているんだろうなあなんてしみじみと。

 委員長からは「まあまあ、いろいろと心配事はあるけれど、でも、大丈夫大丈夫。まずは取り組んでみながら・・・」とたしなめられ、「市民発言を得る機会と場を無制限に広げるわけではないのだから・・・・(まずはそういうところから制度設計をして取り組んでいくということ。将来的には色んな場に市民発言が取り込めるといいなあとは思うけれど。)。」ともう少し弾力的にやることを求められ・・・・渋々ながらも「みなさん方のご意向であれば・・・まあ。」。

 今日は夕方まで本当にお天気が良かったわけですが、窓から見えている空模様に比して、議会事務局長を交えた議論は「曇りがち」・・・・・議会改革というのはそれを支えていく職員の柔軟性が何よりも求められそうですね。私たち議員の「やっていないとわからない。やりながら進めていこう。考えていこう。」的思考は単なる行き当たりばったりにしかなっておらず、公務員的にはNGなんでしょうね!


 そんな違いを乗り越えて、私たちの進んでいく先にある新しい議会への市民参加の展開が少々楽しみな昼下がりでした。

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2009年10月06日

・・・昨日の続き。

 今日は北諏訪小学校のPTAが主催した「学校給食センター業務の一部民間委託化について」の保護者説明会に参加をしました。保護者側の参加者は10名くらいで説明者は教育部長、給食センター長2名でした。

 6月から9月末近くまで、全小中学校PTA役員に対しての説明会を実施し、その後・・・全保護者向けの出前説明会(本日実施された会のようなもの)を順次開催していきたいとのこと。ちなみに今日が全保護者向けとしては初めてだったとのこと。

 少なくとも今日の会全体の雰囲気としては一部民間委託化に対して鼻から否定するという空気もなく、その立場からの積極的な意見も出ませんでした。むしろ食材選びや献立作成のところも民間に委託したほうがメリットがあるのではないか?という意見もあり、それに対し説明者側が「給食の安全性の確保」という観点からそこは教育委員会が責任を持ちたいと意向を強力にアピールしていたのが印象的でした。


 私としてはとかく公式ホームページの意見募集の仕方を改善してもらいたく、広報広聴課に連絡をしてしまいました。市民から意見を募集したいんだから、それなりに目立つように告知や周知をしてほしい・・・・という思いは一応理解してもらったと考えています。あとはどう対応するのかを見て、その対応の仕方が今後の私のさまざまな判断にも大きく影響してくることは言うまでもありません。(なんてプレッシャーをかけてみたりして)


 こそこそとアリバイ作りのように意見募集をしているなんて姑息さを感じたくはないのですが、堂々としていない姿勢が見え隠れするというのは事実。そういう点で誤解を招かないように、穿った見方をされないようにやっぱり正直な取り組みこそ必要ではないかと思います。


 「正解」を見つけるのではなく、「納得解」を見つけていく。それが議員にも求められているし、合意形成には求められていることなんです。そこをなぜか行政は「正解」を見つけたがり、自分たちは間違っていないと主張したがる・・・・そういう姿勢から脱皮してもらわなくちゃ。


 そもそも市民参加時代というのは、千差万別、十人十色な市民たちの思いを束ねていく時代で、そこに「正解」を見つけていくという発想そのものがナンセンス。「納得解」をどうやって見出していけるのか、そこに力をきちんと注ぎ込んでいかないと。

 ところで、昨日のブログにサンリオピューロランドのことに言及したら、予想通り、議会事務局長からの指導を受けてしまいました。検閲しているわけではないと思いますが、愛読はしていないけれど、定期的に目を通していただいているので誤字脱字、表現方法などに意見もいただけてさらにブログスキル向上させていきたいと前向きに思っています。


 事務局長はサンリオピューロランドの件については慎重な取り扱いをすることで合意をしていたことであり、そのことをブログに書くことは不適切だということでした。確かに、私自身も昨日より以前には言及もしてこなかったですし、行方を見守ってきました。でも、結果的には多摩市にとって不利な状況にはならなかったことにほっとしたわけですし、私よりも年長者の先輩議員が市民に報告をしたことでもあったので、ブログに書いても問題はないのだと理解しました。(下記、参考までに昨日のブログの一文)

ここがまた厄介な話=サンリオピューロランド撤退話があったのです。結論的には撤退はしないことになったのですが、9月議会直前に「撤退するかもしれない。」などとの意向を漏れ聞こえていたこともあり、「仮にもサンリオ撤退したら多摩センターどうなる?!」と危惧されていました。「ハローキティに会える街」ではなくなる危機だったわけですが、どうやら回避されたようなのでよかったです。(これについては公明党の小林議員さんが青少協の委員会でも報告されていたので、撤退回避は確実なはず。)

 ・・・・って局長に説明をしたら、ベテランの先輩議員にも強く注意を促しておいたとの話をしていました。


 サンリオピューロランド側に立てば「撤退する」ということそのものが市民に知られることが企業イメージのマイナスにもつながるわけだし、とても慎重なことであり、軽々しく取り扱っているのはまかりならん・・・とこういうわけです。


 改めて読み返してみて、確かに「撤退する」ということについて「なぜ」という部分の書き方が不十分だったかなとも思っているのでそこを追加しておきたいと思います。「撤退」と書いてしまうと、事業そのものから手を引くと思われるかもしれませんが、そうではなくて「多摩市からは移転しよう」というような話なのでした。多摩市のまちづくりとして「ハローキティに会える街」を標榜しているのに、まち全体としての姿勢が積極的ではなく、「ハローキティ」というサンリオの看板とも言えるような大事な大事なキャラクターの名前を使用することの意味や価値を十分に理解しているとは言えないような姿勢に・・・・・他地域から「ぜひ、うちに来て、まちの活性化に一躍力を貸してもらえませんか?!」というお声がかかったそうで、かなり熟慮に熟慮を重ねていたというのが事実だったようです。


 多摩市としては毎年約2億円の市民税を納めていただいている企業であり、雇用を考えても市民も多いのである意味でサンリオピューロランドを他に取られてしまっては大変!・・・・そんなこともあり、市長もかなり汗をかいたみたいですね。・・・・結果、オーライで何とか引き続き多摩市でまちづくりにも協力していきたいとの姿勢を再起してくれたということ・・・これって喜ばしいことですよね。事後報告ですが、市長の熱意がサンリオピューロランドを引きとめることができたと考えるならば、それはそれで全然OKなことだって思います。


 なので、私としてはブログから消去するつもりもなく、これまで以上に多摩センターが「ハローキティに会える街」になってくれるのは大歓迎。かつて私は「もっとキティちゃんを活用してほしい」と要望したこともありますが、ご当地キティグッズができたら、必ず宣伝しますし、もちろん携帯のストラップやキーホルダーなどは間違いなく必須アイテムにします。


 私はキティちゃん、サンリオピューロランドは多摩センターの観光資源であることは間違いなく、そういう意味で他市から人が呼べるという点でも、市民間にもさまざまな評価があるとはいえ、ぜひ多摩センター活性化という視点からも応援してもらいたいと思っています。団塊の世代が多く住まう街ですから・・・・私たち民主党TAMAは「多摩センターで孫育て、子育て」と言っていますが、個人的にも、ぜひ「お孫さんと一緒に多摩市で楽しむ絶好の場所」にもなればいいなあと。「お孫さんと行こう!」なんてツアーもあります(昨日もツアー一行を見ました。先だってのシルバーウイークにもシルバー世代と同伴だと割引の特典もありました)。


 パレードは何度見ても感激します(って私だけかもしれませんが)。子どもたちはもちろん目がきらきらしていますし(って年齢にもより、うちの場合は前に行ったときには・・・・キティちゃんなどキャラクターが人間のように動いて、ジャンプしていたりするのを怖がっていたし、半べそかいてましたけど)。


 
 ということで、またこのようなことを書いたら問題だと指摘を受けるのかもしれませんが、「企業市民」とどういうパートナーシップでまちづくりを進めていくのかがとても重要な視点です。多摩市に人を呼びたい!観光政策を進めていきたい!・・・・・少なくとも昨年の組織改正で「経済観光課」なんてものを設置したことを考えても・・・・その観光資源の活かし方をもっと工夫しくことが必要です。もちろん、そのために市民自身も応援していくって大事な姿勢ですよね♪


 大学時代に広島出身だった友人が「やっぱりカープだ!」と言っていたのが昔々妙に印象的でしたし、同じく「鹿島アントラーズだ」と言っていた鹿島市出身の人がいたことも思い出します・・・そういう愛着をどうやって作っていけるのかなのかもしれません。個人的趣味の領域にもなりますので、それと行政がどうリンクするのかと言われればなかなか難しいわけですが。


 でも・・・かつて(と言っても私が小学生の時)はグリナード永山にもサンリオのお店があったのに、今は市内でサンリオショップと言えば桜ケ丘の京王デパートにまで行かないと(面積は狭い)。サンリオが永山からなくなったとき、私はかなりショックだったのですね。その後、中学生になり、仙川まで通うようになってから、商店街に「Giftgate」のお店がありよく寄り道をしていたものです。
 

 個人的な趣味の領域で私はかなりサンリオ好きですが、必ずしも全市民に共感はされないだろうと思いつつ・・・・でも、応援してもらいたいなって思います。「多摩市に住んでる」って言ったら、「サンリオのあるところでしょ」ってすぐにわかってもらえる場合も少なくありませんが、「舞浜=ミッキー」レベルにまで知名度を上げるまでには相当な努力が必要になるかな・・・・・・・。

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2009年09月29日

熟慮中・・・です。

 今朝の読売新聞の朝刊に多摩市の副市長が退任するという情報が掲載されたようです。そこで数件の問い合わせをいただきましたが、退任の理由については私は存じ上げませんし、「一身上の都合」ということ以上のことはわかりません。

 昨日の決算特別委員会の最終日に、共産党の橋本さんがかなり丁寧にこの件に関連し、市長に質疑をしていましたが、今後について・・・任期残りもあと半年の市長が後任人事をどうするのかについては「熟慮中」ということでした。

 でも、市長は副市長二人制度は堅持する方針とのこと。昨年度来、副市長は一人体制。これについてはもう一人の人事について議会に同意を得られなかったからだと説明していますが、議会もふさわしいと判断できる人選であれば認めないとするものではないでしょう。もちろん、もともと副市長二人は不要だとの見解もありますが、市長が答弁していたように「政権も交代し、ますます地域主権、地方分権が進むことを考えると副市長二人いてもいい。」というのはその通りかもしれませんし。

 実際に副市長が一人になり、「業務は停滞はしなかったけれど、でも、加重がかかったことは事実。広く浅くの対応にならざるを得ない場面も無きにしも非ず。」ということだったようで、その点から考えても、人選によっては二人という考えも否定できないのかもしれません。


 副市長二人制について民主党TAMAはどちらかというと否定的な立場ですが、市長の言い分については一応理解はするものです。


 
 ということで、副市長が0人になるということですから、この事態をどう考えればいいのでしょう・・・・。市長は「熟慮中」という言葉を繰り返すのみでしたが、当面は職務代理者を立てながら(企画政策部長、総務部長やら)進んでいくはずなので、業務が恐ろしいほどに停滞するとは思えないものの、やっぱり、職員ではない立場で市長に対し物申せる人がいないという状況はあまり望ましいとは言えない気もします・・・・。


 かといって、議会がどうこう働きかけるような問題でもなさそうですし。

 でも、今朝の報道で副市長退任のニュースを知った市民も首をかしげずにはいられないのでしょう。それは私も同じ気持ちです。市長は「総合的に判断をして、退任を認めることにした。」ということ・・・腹の中にぐっとこらえている気持ちを当然お持ちとは察するのですが、それ以上のことまでは私が立ち入れるものでもありません。ただ、私は・・・粛々と進んでいくであろう行政の事務執行をこれまでどおり見守っていくしかないというのが事実です。


 市長はいつまで熟慮なさるのでしょう・・・・定例会最終日までに結論が出るとは思えないのですが・・・・。

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2009年08月21日

安眠まくらが欲しくなる。

 今日は一般質問の通告書提出締め切りでした。何とラッキーなことに・・・私は発言順の抽選籤にて24番目が当たりました!


 まさに「当たり!」という感じで・・・ほっと胸をなで下ろしました。まだまだ・・・8月30日の投開票日まであと一週間は選挙戦が続き、その翌々日から9月1日から定例会が始まるという恐ろしいスケジュール。発言順が初日だったなら、選挙戦どころでもなくなり、かと言って準備万端もできずに中途半端になってしまいそうなので、今回は順番が遅くなるようにと祈願しながら籤を引いたわけですね。

 念力通じたのか?!


 一番最後というのは待ちぼうけ気分になる場合もあるのですが、今回ばかりは本当に「ラッキー♪」・・・選挙が終わってからでも余裕をもって準備できそうな感じがしていますが、それは感覚的なものに過ぎず、実際には順番は無関係に「準備不足は準備不足」「俄仕立ては俄仕立て」になってしまうのかもしれません。私が一般質問で取り上げるのは一昨日のブログのとおり、唐木田図書館の運営と学校給食センターの運営に関わる諸課題について。ここを入り口にして、図書館政策や食育推進に対する取り組み姿勢を尋ねたいと思っています。羅針盤なき航海を続けているわけではないと思うのですが、市民から聞こえてくる声は「ビジョンがない!」というもの。

 なので、「ビジョン」とやらを問うてみたいと思います。おそらくは何らかのビジョンがあって、動いているのでしょうし。

 以上、一般質問の通告書の提出は無事に終了しました。とりあえず、今後は選挙に集中します?!

 と言いたいところですが、本日は定例会に先立って議案書が届きました。決算特別委員会もあるのでその資料も合わせて届いていました。決算書に合わせて・・・・その説明資料である決算事業報告書上下巻合わせて約8センチほどが手元に。寝心地の悪い枕・・・というよりか、1ページずつめくって読んでいると眠気を誘うほど私の苦手な数字の羅列です。でも、これを読み解いていかないと昨年度一年間の活動、税金の使い方の総括ができないので・・・・・・・大変です。
 


 そう言えば、今日はまた議会事務局長からアドバイスをもらいました。17日にあった議案説明会の報告ブログで教育委員の人選のことに言及をしたことに関して・・・・非公式会議で明らかにされていることなんだから・・・・と言われました。そう言えば、会派説明というのは非公式な場なので、そこで明らかにされた情報の取り扱いは厳重にしなければならないとのご忠告と受け止めました。素直に。


 私としては教育委員会に医師会から推薦で人選を進めたこと自体、市長には学校保健に力を入れていきたい云々など意図があってのことと思っていて、その期待感が先走りでの報告になってしまったなあと反省をしました。
 たとえば・・・議案説明から議案提案までの間に・・・「撤回」なんてケースもあるわけなので慎重なる取扱いが必要とのことでしょう。そこは理解するのですが、撤回することが想定されるような議案を提出するのもまた非常識な気もしますから、 考えようとも言えるのかも。


 でも、今回の場合は「人事」ということになるので、相当にデリケートに対応しなければいけないというのはその通りでしょうね。

 夜の寝苦しさ・・・涼しいかと思えば、蒸し暑くて・・・蝉もやかましくて。あー安眠まくらが欲しい。決算事業報告書はまくらには出来ても「安眠」「快眠」にはならないなあ。

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2009年08月19日

残暑厳しく。

 選挙戦2日目です。多摩と町田とでは人口比でどうしても町田に比重を置いた選挙戦になるのがご当地の選挙区。なので、候補者の街宣カーは本日午前中から多摩入りしました。選挙の際にはマイクの音出しは朝の8時から夜の8時までと決まっています。音切りぎりぎりに合わせて、事務所びらきのセレモニーをやりました。もちろん「緑茶」の乾杯で。爽快な疲労感で政権交代に向けてラストスパートしたいものです。


 それにしても選挙向きな天気というのか、そうではないというのか・・・・・暑さに耐えながら選挙するのがいいのか、それとも寒さに耐えながらの方がいいのか・・・・うーんと考えてしまいます。車に乗っていると紫外線が刺さる感じです。


 選挙戦と並行しながら、一般質問の作成をしています。唐木田図書館の運営のことと学校給食センターのことを尋ねてみようと考えています。でも、未だに質問項目ができていないのです。提出日の明後日正午までには何とかしたいものです。
 私は一般質問を作成する際に、テーマにしたいと思う内容について過去の議事録をチェックするのですが、今回はその時間がいまいち不足しています。このままだとタイムオーバーになるのかも?!そんな中で、一般質問に盛り込んだらいい視点などをアドバイスしてくださる市民にはありがたい限り。助けられています。


 そんなこんなで図書館もしくは学校給食センターに対するご意見ありましたら、ぜひお寄せください!
 メールは・・・・hisaka_box@yahoo.co.jp

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2009年08月06日

高尾の森わくわくビレッジ

 今日は北諏訪地区青少年問題協議会主催のデイキャンプに参加してきました。行った先は高尾の森わくわくビレッジ。施設については名前だけ知っていたものの、行ったことはなかったので・・・・なぜだか、勝手に丸太のコテージ風の建物を想像しながら道中バスの中で過ごしていたのですが・・・・現地に着いたらびっくり!立派なコンクリート建物で、しかも研修施設風で宿泊もできそうなしつらえの建造物。

 実はここはもともと「都立高校」だったのだとか(えらく便利ではない場所にあったんだなあ。)。そこをリニューアルオープンして、京王グループと東京YMCAが協力しながら運営をしているのだそう。

 さすが東京都?!

 施設リニューアルにはかなりのお金をかけていそう。ホームページを見るとPFI事業でやったみたいですね。学校跡地施設のリニューアルモデルというか、なるほど・・・こういう活用の仕方もあるんだなあと思ったわけです。


 今日のデイキャンプのメニューはもちろん?・・・カレーライスをつくること。ご飯については施設の食堂にお願いをして、カレールーを作ったのですが、現地で人数分の食材の調達などもやってくれるので助かります(費用はかかりますが)。また、スイカ割りなどについても同様で、活動プログラムの中から選べば準備品などはすべてお任せできるということでした。子どもたちは工作体験も行いましたが、それについても専門にアドバイザーの方がいらっしゃり、楽しむこともできました。


 一応、個人で行くにもグループで行くにも予約をすることが必要みたいですね。館内には私たちグループ以外にも来館者がいて、ゆったりと楽しんでいる様子でした。多摩からは一時間くらいあれば到着できて1日遊べる場所で手ごろでした。工作体験など・・・リゾート地にあるようなクラフト体験みたいなイメージ。中学生くらいまではギリギリ楽しめるかな?

 週末の映画上映会のご案内です。東京では初上映!「沈黙を破る」。多摩平和イベント実行委員会の主催です。メンバーがとにかく一生懸命チケットの販売をしているところです。ぜひ、お時間のある方はお出かけください。

 開催: 2009年 8月8日(土曜日)
 会場: 多摩市立永山公民館5階ベルブホール  交通のご案内
 上映スケジュール:
 1回目 上映11:00~13:15
 2回目 上映14:00~16:15
  上映後、土井敏邦監督トーク(~16:45)
 3回目 上映17:30~19:45
  上映後、土井敏邦監督トーク(~20:15)

 ☆詳細はホームページにてご確認ください!

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2009年08月03日

決算特別委員会に向けての事務事業評価とか。

 今朝は永山駅前での街頭宣伝から一日がスタート。都議選、総選挙とすっかりと選挙モードなので日常活動は「おあずけ」という感じ・・・・。今月来月と「ほうれんそう」お休みで、9月から再開する予定です。時節は夏休みにお盆ということですが、私のみならず、とりあえず政党に所属している議員はそれぞれに忙しそう・・・・。他の地域の候補者支援にすっかりと駆り出される場合もあるわけで、それもまた仕事?活動のうちなのかもしれませんが、なかなかハードな日程をこなしている模様です。

 そんなわけで、今日は午前中に決算特別委員会に向けた準備会(理事会)が開催されました。議会における事務事業評価が前回に引き続きの話題です。結局のところ評価もするし、議員どうしの意見交換も行うことになり(去年を踏襲する)・・・・しかし、昨年度の改善は加えていくということで、今日のところは評価を行う対象事業を20くらいにすることが決まったくらいかな・・・・あとは評価の手法については今年の決算特別委員会の委員長を務める藤原正範さんと副委員長の加藤松夫さんに一任。
 とりあえず、複雑ではなくて「シンプル」なもので、市民にもわかりやすく結果が示せるようにするという点だけで一致をしているので、あとのところは藤原さんと加藤さんによりよい手法を編み出してもらう・・・ということで。

 
 私自身は現在の決算特別委員会の運営手法では議会で事務事業評価を行うことの限界を感じていて、どうしても積極的にはなれないのが正直なところ。とは言え、「事務事業評価を行う」ということは決定しているので粛々と従う立場なわけですが、評価結果の有効性がいかほどか?については心底疑問。何しろ「議会で評価をしてくださることは大いに結構だけれど、各会派・議員ごとにばらばらの評価が示されたとしても受け止めようがありません!」(市長側の主張)・・・・「これにて終了」・・・・なので、「うーん、いまいち」と思ってしまうのです。この市長側の主張に対してきっぱりと反論できるだけの‘戦闘‘体制も整っていなければ、戦力もなし・・・が今の市議会の現状ではないかと感じるのです。


 そんな個人的な考えをまとめて、とある地方自治系雑誌に見解を載せてしまったところ・・・・少々物議を醸し出し・・・・・、「内部告発のようにして見解を述べるのはいかがなものか」なんてご意見をいただいてしまいました。あくまでも私見を述べたにすぎないのですが、多摩市議会がこれまで蓄積してきた実績を頭ごなしに否定しているようであり、問題だと指摘をされました。特に、私の場合は議会改革特別委員会の副委員長という立場をわきまえた振る舞いが求められるとのことです。でも、副委員長なんていう肩書を添えて執筆したわけでもないんだけどな。

 いよいよ8月。事務局の方が「お願いしまーす」と・・・・9月定例会の一般質問の通告書締め切りの通知が手渡されました・・・・。選挙どころじゃないのか、議会どころじゃないのか・・・・・。

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2009年07月31日

童謡コンサートで。

 多摩童謡友の会が結成以来初めてという自主公演にお誘いをいただきました。桜ケ丘の関戸公民館のヴィータホールでのコンサートは開場間もなく満員御礼でした。多摩童謡友の会と言えば、多摩ファミリーシンガーズとともに高山佳子さんが主宰されていて、かなり幅広い活動を展開しています。海外公演などの実績もあるようですね。高山さんが「みなさんもぜひ生涯学習としても一緒に歌いませんか?」とコンサートの最中にいくどか呼びかけていましたが、多摩童謡友の会の会員の方は年配で高齢層の方中心でした。その皆さんが笑顔で、声高らかに楽しそうに歌っている姿にまずは感動があります。

 そして、私・・・・唱歌や童謡って本当に不思議な力があると思っているわけですが、あのメロディーは聞いているだけで懐かしさがこみあげてきて、「日本の風景」「日本のこころ」だなって気がするわけです。一緒に行ったうちのお嬢も知っている歌を口ずさんでいたわけですが、経験的に見たことないような情景も歌詞とメロディーから心にふんわりと思い浮かべることができてしまうのが童謡の力ではないかなって私は思います。残念ながら都会育ちの私には唱歌や童謡の「原風景」があまりインプットされていないわけですが、それでも情景思い浮かべて勝手に懐かしがることができてしまうのです。
 童謡は日本の文化遺産とも言える・・・との高山さんの挨拶文に同感です。わらべうたも同じく。


 「童謡は童心芸術である。童心とは、真っ直ぐに物事を見る事のできる心であって、誰にも与えられている才能だが、それを持ち続けることは難しい」


 北原白秋の言葉として紹介をいただきました。唱歌や童謡を口ずさむと心が洗われる気がした昼下がりでした。日本人の心の宝物って感じですね。

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2009年07月28日

強制しない「読書」を。

 「子どもの本全国研究集会」に足を運びました。主催は日本子どもの本研究会です。テーマは「読書の力と学ぶよろこび」というもの。今日明日の2日間の日程で行われるのですが、今日1日しか参加できないのが本当に残念。でも、北はりま「子どもの本の学校」を主宰されている笹倉剛さんの話を聞けたことが何よりも収穫でした。笹倉さんについては、いろいろと子どもの本のことなどを調べていると名前だけは存じ上げていて、お会いしてみたい人物の一人だったので。

 それにしても、参加者の圧倒的多数が「女性」!なんですね。会場で男性の数を指折り数えられるような感じで、ほとんどが女性の参加者・・・・どうやら現役の保育士さん、幼稚園、小中高の先生や学校図書館司書、公立図書館の司書さんなどなど、または地域で文庫活動など行っている方々多く参加していたようでしたが、「子ども」「読み聞かせ」「絵本」・・・・性別役割分業を感じてしまったというのは決して言い過ぎではないような光景でした。


 今日の感想を一言で言えば「やっぱり読書は大切」ということになりますが、しかし、「読書がすばらしい!」と強制するのでは本末転倒で、読書のすすめが「本嫌い」になってしまわないようにと危惧するのが私。きっと読書というのは「量」も必要だと思うのですが、その「質」も大事になってくるわけで、読書マラソンで100冊目標にしようなんて半ば強制するような取り組みにはあまり賛同できないなあ・・・と思っていたら、同じようなことが今日も話題に上っていました。

 そして、その子ども子どもに合った本を探し当てることができ、自然に子どもが「自分にとって素敵な一冊」に会えるガイドをするための学校図書館司書の役割の重要性と必要性を感じたわけです。多摩市では小中学校全校に学校図書館司書が配置されていますが、ただ単に学校図書館の本の分類整理ではなく、その先もう一歩進んで「子どもと本」との懸け橋になれるような司書さんがいるかどうかで「子どもと本」との関係性が大きく変わっていくことは言うまでもありません。
 そんな意味でも「読書推進」をするのであれば、学校図書館司書の力量アップが欠かせないわけで、教育委員会の認識やら取り組みをここらで一度確認してみたいと思っています。去年の9月には図書館に関する一般質問をしてみたので、そのフォローもしておかなければいけないなあ。


 あっ、図書館の民間委託云々話もちらほら聞こえてきていたけれど、その話は今・・・どうなっているのかしら?中央図書館建設の話は?これらも忘れてはならない今後の大事な図書館政策の話題!

 解散総選挙だと9月定例会直前の選挙活動には本当に迷惑しているわけですが、並行して議会や議員活動もこなしていかなくっちゃ!・・・とのんびりの「夏」はお預けですね。

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2009年07月15日

梅雨明けの空と紫外線と。

 かんかん照り。


 外の日差しを見るだけで外出するのが億劫になる季節がやってきましたが、そうも言っていられずに細々と選挙残務をこなしています。次に控える衆院選挙に向けて、体制づくりもしなければならないし。


 選挙期間中等に送られてきていた郵便物をチェックしていたら、「多摩市給付金対策室」から封書が。中味は「定額給付金の申請について(お知らせ)」となっていて、未申請の方々に対する案内通知分でした。さらには、「申請しない」意思のある市民(受け取りを希望しない)に対しては多摩市寄附条例の案内も。この案内に呼応して多摩市にどれくらいの寄附が集まるのだろう?


 ・・・私、とりあえず申請しないと。私の分は「フレンチトースト基金」かもしくは「チャリティ・プラットフォーム」のいずれかにって思っています。


 ところで、市民に出会い選挙の話題になると・・・・・「渡辺市長が選挙の運動員になっていた。」という話を結構耳にしますね。多摩市内と稲城市内を比べると稲城市内の方が選挙カーに対する反応がすこぶる良かったらしく、比較をすれば多摩市民の冷静さ(?)を感じるというのが私たちの選挙事務所内での会話でした。でも、市民はよくよく見ているのですね。
 市長が平日昼間に選挙カーに乗っていたということや、市長が駅前で一緒になって演説をしていたとか・・・・。


 別にこれらは合法的活動。市長には禁止されている活動ではないので、ご自由と言えばご自由ですね。私たちの陣営でも稲城市長の石川さんには選挙事務所開き等の際には来賓者としてお招きもしましたし、ご挨拶もいただきましたので。さすがに平日昼間に選挙カーにまで・・・ということはありませんでしたが。


 そう言えば、投票日の結果が出てしばらくしてから、副市長がまずは事務所にやってきて「おめでとうございます。」と一言。その後に市長も来られて同じく「よかったですね。」と。当選した本人は既に稲城に挨拶に出かけていたために不在だったのですが、事務所内は副市長や市長が突然に来られたので、正直びっくりしました。


 でも、言ってみれば多摩市と東京都をつなぐための2名の人材が決まったのが今回の選挙。つまりは、市長が熱を入れて選挙を応援したどうかは別にしても、<市政⇔都政>と考える上では大事なパートナーになることは確かですね。挨拶に来られる理由には頷けます。

 それにしても梅雨明け=紫外線恐怖になるわけですが、洗濯日和が続きそうで何より。都議選の残務をきれいさっぱりさせてから、次の選挙に向かうわけですが、やっぱり夏休み返上だけは勘弁してほしいというのが本音。

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2009年07月13日

臨戦態勢が続く?

 都議会議員選挙が終わりました。結果は民主党が圧勝ということに。党勢拡大という点では喜ばしいことなのかもしれませんが、「熱しやすく冷めやすく」・・・・小泉郵政選挙と言われたあの時と同じような雰囲気を感じずにはいられず、社会全体が政治に対してどう成熟していくのかなあと個人的には考えさせられる選挙でもありました。

 とりあえず、当該地域では市議会で1議席を減らしてまで民主党都議の誕生を目指すことを目的にしてきたので責任は果たせた感じですね。これからが大変です。市政と都政をどう連携していけるのでしょうね。視点を少し広げていけることは確かです。ぼちぼち考えるか・・・・というくらい、睡眠不足すぎて一気に眠気爆発というのが今日の一日でした。

 少しずつというか「平常平時」に戻さないとと思い、朝は永山駅で「当選御礼」も兼ねての挨拶を行い、その後は選挙残務に関する打合せ、午後から教育委員会主催の「子ども安全・安心シンポジウム」があったのでそちらに足を運びました。今年のシンポジウムは「薬物使用の防止」というもので基調講演とパネルディスカッションの2部構成で行われました。後の予定も考えて私が参加をしたのは基調講演まででしたが、会場のパルテノン多摩の小ホールは参加者が少なく、途中で帰宅するのが申し訳ないくらいとでも言ったらいいほどでした。「開催した」という事実しか残らないシンポジウムはそこに投入される労力を考えると工夫改善が必要になりそうですね。いわゆる行政内部でも流行り言葉?な「費用対効果」に照らして考えてみるとすぐにアウトになりそう。
 シンポジウムの内容そのものは意味も異議もあると思っていますが、開催時期が悪いのか場所が悪いのか周知の仕方が悪いのか・・・などなど考えなければいけないですね。


 って・・・・・これは議会の出前委員会その他でもぴったりそのままあてはめて言えることなので他人のことばかり指摘するわけにもいきませんが、「熱しやすく冷めやすい」社会風土に適合するような働きかけができたなら、参加者も増えるということなのかもしれませんね。

 今日からはいつもの日常を取り戻したいと思った私ですが、ひと休みが許されず・・・・どうやら国政選挙の日取りも確定した模様。このまま臨戦体制?・・・・9月定例会突入ということになるのでしょうか?夏休み返上?! 


 「勘弁してよ!」が私の正直な気持ち。誰のためにどこに視点を据えて選挙を行うのでしょうね。国政選挙の場合には為政者たちの考えが本当によく見えてくるものです。

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2009年07月02日

明日から東京都議会議員選挙スタートします!

 明日が都議会議員選挙の告示です。今日は朝の桜ケ丘関戸口の遊説から始まり・・・・その後事務所で各種作業をしたらあっという間に日が暮れてしまいました。実は帰宅したのは日付が変更してからです。


◇民主党の公認候補者についてはこちらに!
   東京都連ホームページ

 ◇民主党の東京政策2009についてはこちらに!
  東京ライフホームページ

 ◇民主党南多摩選挙区の候補予定者はこちら!
  しのづか元(新人・42歳・元市議会議員)


 明日からホームページの更新に制限がかかるのかな?東京ライフのホームページを初め、上記のサイトについては一時的に更新停止します。


 これだけインターネットの時代なのになあと思わずにはいられません。私のブログについても更新するのは7月13日からとします。

 なので、早めに・・・・ご案内です。


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 民主フォーラムTAMA☆多摩市議会6月定例会議会報告会☆
 日時 7月12日日曜日 14時から
 場所 関戸公民館 第3会議室
 お問合せ 岩永ひさかまで(hisaka_box@yahoo.co.jp) 

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 ちなみにこの日は都議会議員選挙の投票日です。投票を済ませてからぜひ足をお運びください!


 とにかく、「政治は変わる。変えられる。」そんな実感を市民の皆さんと分かち合うことのできる結果を目指していきたいと思っています。期日前投票のお知らせは多摩市の選挙管理委員会のページにてご確認ください!
 はっきりいって、これはとても大事なことなので市のホームページのトップページに目立つように掲載してもいいくらいの事項!明日になるとトピックスに掲載してもらえるのかしら?

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2009年06月30日

都議選スタート3日前

 都議選がスタートする3日前に・・・・何と民主党では第11次として新たに3名を追加公認しました。ちょっとビックリ。噂ではいろいろと聞いていたけれど、この段になって新たな候補予定者の決定とは・・・・。民主党に所属をしている議員としては党方針に対し「そうなのか」と粛々と受け止めざるを得ないわけですが、もしも新たなる追加公認が自分自身の地区だったとしたら・・・と思うととても複雑な心境です。「地域に分権」と言いながらも党の組織はなかなか「地域主権」になっていないようにも思えてならず、この段になって「風」を判断して、駆け込み的(別に駆け込みではなかったのかもしれないが、少なくともそのように市民の眼には映る)に公認候補者を擁立するというのは、何となく数年前のあの?かの?国政選挙の頃を思い起こしてしまいます。
 本当にコツコツと地道に地道に活動を積み重ねてきた現職、または候補予定者の立場になればやりきれなさも感じるのではないかと思うのです。「地域の信頼」を少しずつ育んできた人たちにとって、突如上部組織の方針(言ってみれば命令だとすれば)で新たな候補者が立ってしまうという手法が地域の議員や支援してくださっている市民どうしにあった信頼関係に何らかの揺らぎを持ち込むことにならなければいいのですが・・・。

 もちろん、民主党の議席を都議会に増やしていく。仲間を増やすことに異論があるわけではありません。でも、何かどこか「不信感」に似た捉えどころのない気持ちや蟠り感が地域に広がることを危惧します。


 でも、そんなこと傍観者のように見つめているのでは政党の一員としては責任が果たせていないのでしょうね。とかく「党の決定には従う」・・・これが大大原則であることには変わりありませんが、今回の公認決定にはただただ驚くばかりです。

 
 あっというまの6月末。明日7月1日と言えば、就学前の心身障害児通所訓練を行っている「ひまわり教室」の事業が本格的に民間委託に切り替わります。午前10時からセレモニーがあるというので選挙活動からお暇いただいてそちらに足を運ぶ予定です。民間委託が「ひまわり教室」の新たなスタートとよりよい事業の発展につながればいいなという願いを込めて、セレモニーに場を立ち会いたいなとの思いです。 


 この事業にこだわり続けて質問してきたこと、そしてこれからも引き続き「ひまわり教室」の事業の展開をしっかりとウオッチしていかなくてはいけないし!
 ・・・・・明日の予定にわくわくしているわけですが、この気分は久々かもしれない。


 ◆民主党東京マニフェスト公開中!→生活者のための生活・政策情報サイト東京ライフのHPはこちらでご覧ください。

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2009年06月29日

カウントダウン? 都議選スタート4日前

 週末終えての月曜日の朝。永山駅の遊説からスタートです。先月くらいから、個人活動から選挙向けの活動に変わっているのでいます。なので駅前で「ほうれんそう」の配布ができていません。忘れられていないかと思ってみたり・・・しています。
 私にとって駅前で宣伝行動をすることの意義は、1枚1枚市民の方にニュースを受け取ってもらうことにあります。朝の通勤通学の忙しい足取りの中、わざわざ受け取りに来てくださる方もいらっしゃいます。そんな市民の方に励まされます。たったの「1枚」であっても手渡せると本当にうれしいって思います。

 いよいよ都議会議員選挙の告示が今週の金曜日に迫りました。先週末には本番ポスターの掲示板が立てられました。街の中も選挙に向けて本番準備が整ってきました(ってたぶん思っているのは関係者だけ?!)


 今日は朝から梅雨空一変のすがすがしさ。青空を見つめて、これは紫外線との戦いだと覚悟して外出。永山駅の朝の宣伝活動終了後は宣伝カーに乗車をして朝から夕方まで市内の各所で街頭演説を22か所行いました。宣伝カーの活用というのはなかなか難しいものですね。個人的には次の自分自身の選挙に取り組む時には「NO!選挙カー」でやろうと決めているのですが、こちらは「党」の政治活動の位置づけになっているので「拒否」はできません。
 でも、選挙となると応援してくださっている方は自身の自宅近くに「なかなか、選挙カーがまわって来ない!」なんて電話を下さったりするのです。逆に選挙カーが全然来ないので心配されてしまったりもするのです。

 
 というわけで、騒音になっていることも覚悟で宣伝カー活動を行っているわけですが、今日はとんだハプニング。何と、夕方ころに宣伝カーのエンジンが突如プッツンしてしまい、車が立ち往生してしまったのです。ちょうどとある団地の駐車場の入口だったので、これまた大迷惑・・・・・後ろからデイサービスの送迎車がやってきて・・・・「Oh!NO!!」という状態に・・・・。でもデイサービスの運転手さんと乗車をされていた職員さんに助けられ、何とかエンジンかからない車を後ろから押し、邪魔にならない場所まで移動することができ、とりあえず一難クリアできたのですが、本当に焦りました。いきなりエンジンがかからなくなるなんて!びっくりです。「民主党」なんて大きな看板付きの車・・・・「迷惑な宣伝カーがさらなる迷惑車になってしまった」というわけですね。下り坂だったのがこれ幸いで、何とか男手で押して車を動かすことができて本当によかった。
 しばらくして、宣伝カーに乗車をしていた私たちも迎えの車がやってきて、その場から救出され?!宣伝カーはそのままオートバックスで緊急オペして何とか回復できたようです。


 「本番でなくてよかった。」


 ハプニングがつきものの選挙。どんなことでもそうかもしれませんが、後からの「笑い話」が一つ増えました。今日は初めて宣伝カーを運転するという方のご協力でしたので、特に彼にとっては忘れられない珍事になったのではと思います。

 そんなこんなで私も市政の動きをホームページでチェックしています。ホームページを主にして情報収集をしようと考えている市民にとっては確かに情報不足感を感じる気持ちがよくよくわかりますね。特に審議会の更新情報などには「議事録」の掲載を期待するわけです。リアルタイムで伝えるということに照らし合わせると「議事録確認」作業との兼ね合いでなかなかそうはなっていない現実があり、難しいところです。
 そう言えば、また「団塊の世代の生涯学習に関するアンケート」をしているのですが、このアンケート調査を行って次は何をするのだろう?去年確か行っていたはずで、調査結果をどう生かしているのか選挙後にでもヒアリングしてみなくちゃ。

 それにしてお、東京都選挙管理委員会の東京都議会議員選挙に向けたPR活動にはお金かけていますね。残念ながら、そのPR活動の効果がなかなか発揮されておらず・・・・「へえ、都議選なんてあったの?」と言われることも多いのが私の日常ですが・・・・・。ホームページも立派!めいすいくんブログってどなたが執筆しているのだろう?このブログの情報が結構面白くて、私としては「めいすいくんトイレットペーパー」に注目!どこまでの啓発効果があるものかわからないけれどなかなかのアイデア商品かもしれません。私としては一体どのくらいの量を注文したのかが気になります。在庫が大量に余るほどの注文はしていないと思いますが「季節もの」です。

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2009年06月26日

雑感の続き?・・・私が伝えたいこと。

 今朝は朝から紫外線注意報で、顔にいつもよりも日焼け止めクリームを塗って外出。唐木田駅でのPRからスタートしました。その後、選対会議(選挙対策会議)があって、午後からは街宣カー(街頭宣伝車)に乗車して、団地内での演説・・・・心の中では「あー・・・大きい音で迷惑かな。」と思って結構恐る恐るマイクの大音量で演説しているのですが、ここは「政策宣伝のため」と心苦しく思いながら・・・団地の壁に向かって?ベランダに向けて?語りかけています。

 何と言っても私が伝えたいことは「機能していないと議会を機能させていきたいよー!」という叫びであり怒り。

 石原都知事の強力なリーダーシップは時には市民にHAPPYをもたらすかもしれないけれど、しかし、一歩間違えれば独断専行の単なる独裁者で市民がUNHAPPPYになるかもしれない。
 そんな強力なリーダーシップをしっかりとコントロールするために「都議会」があるはず!いわゆるお堅い業界用語?学者用語で言えば「二元代表制」というのは、独裁首長にしないための仕組みとも言えるのに、都議会が機能していなければ独裁首長は好き放題やりたい三昧になってしまい暴走止められなーい!となってしまうわけですね。


 その象徴ともいうべき出来事が「新銀行東京」のこと。この問題点については東京マニフェストでもコンパクトに問題が指摘されているけれど、累積赤字が3年間で1016億円も。そこにさらに400億円もの追加出資をしようとの都知事の決断を「ご英断」として支持してしまった議会は本当に機能不全としか言いようがなく。もちろん民主党は400億円の追加出資には反対しましたが、その声が都知事には全然届いていかないということは・・・・その責任を民主党は感じなければいけないですよね。


 400億円ってものすごく莫大!多摩市の1年間の財政規模は一般会計で460億円くらいの規模。つまり、新銀行東京に使われてしまった都民の税金は多摩市の予算の一体3年分以上ということになるわけです。「恐るべし」。
 都議会が普通に機能をしていたなら、「400億円の追加出資は都民の意向ではない!」と言い切って、都知事が何と言おうとも断固として戦うべきだし、戦ってほしい!少なくとも私が都民として支払っている税金はそんな風に使われたくない!!!


 だから、もっと都議会には頑張ってほしい。同じ400億円であるならば、別の使い方使い道、もっともっと都民や市民の生活に寄り添った使い方を提案できるはずなのに・・・・。なので、民主党に籍を置く私としては本当に悔しいし、情けやら。


 そのためにも私はまずは民主党が過半数くらいに議席をとることによって、都知事の独断専行を許してしまうような今の都議会を変えたい!


 今は安定過半数以上の議員さんに支えられている都知事だけれど、ある意味、民主党の議席が増えることによって「これは無視できない存在だな。」って都知事も都知事派議員のみなさんにも緊張感が生まれれば・・・・もう少しマシにというよりか、真っ当な判断の下せる都議会になり、独裁首長の剛腕に言論を封じ込められていた状況を解消できるのではないかしら?

 って思うのは素人考え?都議会はそんなに甘くない?!

 いずれにせよ、「物が言えない議会」「「物を言わない議会」であるならば・・・・行政改革の中でスリム化した方がよっぽどましかもしれませんね(これは多摩市議会でも同じことでこれぞまさに税金のむ無駄遣いで「議会不要論」につながっていく・・・・)。
 実質的にも破たんしている銀行に、救うこともできないような場所に追加の400億円ってこれは誰のお金ですか?都知事のものでも都議会のものでもないですよ?色のついていない私が支払っている税金の一部がこんな形で使われることだけには都民の一人として憤りを覚えるし、絶対に反対!

 きっと私だけではないだろう行き場のない憤りをきちんと解消するために都議会に役割を果たしてもらいたい。

 それが私の希望であり、期待。そのためにも、この地域で民主党の議席を増やすために貢献できたらな・・・・というのが都民の一人としての私の考え。共感を広げていかなくちゃ!
 


 新銀行東京の問題を誰のため?何のため?・・・ここを突き詰めて考え、その先にぼーっと見えてくるのは決して都民、市民の顔ではなくて・・・・「一部の誰かのため?」(口利きをしたという議員のこともかなりの話題に上っていたし)。本当はぼーっと見えてくるそこに再建された中小企業の姿、影も形がおぼろげながらにも見えてくれば儲けものだけど、きっとそこは見込めないんだろうなあ。それを立証するかのように、荒川区から新銀行東京の辞任した元役員の方が「身をもって知った都政の問題点を是正したい」として立候補の意向を固めたとのニュースが!

◇新銀行元役員が都議選出馬 荒川区選挙区に丹治氏
(2009/06/26 11:00 更新 秋田魁新報社HP)

 新銀行東京の元執行役の丹治幹雄氏(54)が東京都議選の荒川区選挙区(定数2)に無所属で立候補する意向を固めたことが26日、分かった。

 丹治氏は「新銀行がなぜ成果をあげられなかったのか、都議会の場で議論が必要だと思った」と出馬の動機を説明。また五輪招致や築地市場の移転には反対するとし「新銀行に限らず、現在の都政は開発独裁型と言うべきで、都民生活との間にギャップがある」と主張している。
 丹治氏は6月上旬に勤務先を辞め無職。政党との連携は今のところ考えていないという。

 新銀行は石原慎太郎都知事の主導で設立され、経営再建中。今年2月、旧経営陣に経営悪化を招いた責任があるとして、仁司泰正元代表執行役と丹治氏に損害賠償を請求すると発表している。
 荒川区選挙区は自民現職、民主新人、公明現職、共産新人の4人が立候補を表明している。

 やっぱり、変えないといけない!
 その思いをきちんと届けていきたいなって思っているところ・・・・。でもなかなか演説が流暢にいかないのが悩み。

 ◇民主党・多摩センター三越前・街頭演説会◇
 6月28日日曜日 午後3時~
 多摩センター三越前広場
 弁士 鈴木寛参議院議員・民主党東京都連幹事長
     小川敏夫参議院議員
     くしぶち万里・しのづか元
 

 鈴木寛参議院議員=すずかんさんの頭のなかみは本当にすごい。民主党大学でもご一緒しているのですが、・・・・政策立案力は抜群で、話がとてもわかりやすい!ぜひ皆さん、民主党の東京マニフェストのエッセンスを聞きにいらしてください。

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2009年06月25日

雑感。

 毎日何かしら都議会議員選挙向け活動をしているので、私の仕事用の脳みそはほとんど東京都政のことで埋め尽くされている感じ。でも大きく見れば政治は国、都そして市とつながっているので、都政のことを考えると自然に市政の方にも目が向くし、それは国の政治であっても同じこと。

 「何も、民主党何かに入らなくて無所属で活動したらいいのに。」と生活者ネットワークをやめて民主党を選んだ時もそう言われ、そして今だにしばしばお会いする方からは「なぜ?」と言われることも。でも、「大きな政治の流れ」を意識するならば、「民主党」に足場を置いて活動することは市民にとって決してマイナスにはならないと思っているのだけれど。(ここは色々と見解がありそう。)

 さて、今朝の読売新聞に「ニュータウン再生へ 多摩市諏訪・永山地区で」という記事が掲載されました。

◇国補助でバリアフリー
 多摩市は、国の住宅市街地総合整備事業を活用し、1971年に入居が始まった多摩ニュータウン内の団地「諏訪2丁目住宅」を中心に諏訪・永山地区の再整備に乗り出す。ニュータウン再生のために同事業を活用する全国初のケースとなる見通し。

 市都市計画課によると、同住宅管理組合の建て替え決議が前提。現段階の整備計画案では、少子高齢化や住宅・公共施設の老朽化などニュータウン共通の課題が集中している諏訪・永山地区(約3平方キロ・メートル)を「整備地区」として設定。そのうち、諏訪2丁目住宅や併設公園など約7万3000平方メートルを住宅整備を核とする「拠点開発区域」、京王・小田急永山駅を中心とした約73万平方メートルを「重点整備地区」としている。

 重点整備地区では、多様な世代が安心・安全に暮らせる環境を整備する。具体的には、国の補助金を活用し、歩行者専用道路や公園内通路の段差解消を進めたり、高低差が大きい地形にエレベーターを整備したりすることが検討されている。

 諏訪2丁目住宅は、約6万4000平方メートルの敷地に5階建ての23棟が並ぶ。総戸数は計640戸。

 管理組合は、23棟を一括して建て替えることを決め、昨秋までに高層の7棟に集約して総戸数を約1200戸に増やす計画案をまとめていた。

 しかし、資材費の高騰とマンション市況の悪化を受け、建て替え決議の延期を余儀なくされた。今年5月24日に開かれた管理組合の住民総会では、最高17階建てを14階に修正するなどして工事費を削減した計画案を作成し、今年度内に建て替え決議をする方針が承認された。市は来年度、諏訪・永山地区整備計画を国交省に提出する考えだ。

 永尾俊文・市都市計画課長は、「ニュータウン再生は一つの自治体では対応できない。国は、道路や公園などの建設促進に税金を投入することから、既存のストックが時代の変化に合わせて機能するよう、再整備を支援することにやっと目を向けた」と話している。

(2009年6月25日 読売新聞)

 「国がやっと目を向けた」ということですが、東京都の役割はどうなっていくのでしょうね?まさか見て見ぬふりではないと思っていますが、東京都HPで探せばわかりますが、今のところは「多摩ニュータウン宅地販売」ということでそれを担当しているのは「都市整備局 市街地整備部 多摩ニュータウン事業室」。ここの役割は、あと事業撤退の目途として2年後までに多摩ニュータウン事業の赤字を減らすこと。なので、事業清算に向けてとにかく所有している土地を売り尽くす・・・ということになるのでしょうね。「ニュータウンの再生」なんてことは東京都の視野には入ってなさそう。


 あっ・・・・多摩センターの北口側に広がっている空地も早急に売り払ってしまいたい土地のうちに入っていると思います。あの広大な土地へのアクセスを良くするためにペデストリアンデッキなるものを計画していたのは昨年のことだったっけ・・・・(昨年度の当初予算で市議会で抹消されてしまった事業:参考はこちら)。もしかしたら、この事業が目論見どおりにいかなかったから、ご立腹?!で・・・売却は諦めてしまったのかしら?


 いずれにせよ、ニュータウンの問題について言えば、国策で開発・建設されてきたということを考えたら、「まちの再生」に国が果たすというか、国の支援をもらいながら・・・というのは必要不可欠なことだと思うのと同時に、東京都も同じく素知らぬふりをするのではなく、例えば・・・・昨日のブログで話題にした「少子高齢時代にふさわしい新たな『すまい』の実現」プロジェクトとやらでえらくご立派な報告書だけをつくるだけでなく、その実現のために「世界一最速の高齢化」と言われる多摩市でその実現を目指してほしいと思うのは甘い甘い素人考え?!

 今、都議会議員選挙にどっぷりつかっていて思うことは、きっと地域から選出されていく都議会議員の役割で重要なことは、多摩市と東京都をどうやってつないでいくのか、そのつながりをどうコーディネートしていくのかについてその力量が問われていくのだろうと思います。もちろん私利私欲のためでなく「市民」のために。


 そういう政治ができる人材をこの地域から輩出していきたいものです。
 民主党公認の立候補予定者→しのづか元

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2009年06月24日

東京都政を眺めてみて。

 市長から職員給与に関するコメントが出されました。市民が納得できるような説明になっているかどうか・・・・。市長の努力をしようという姿勢がもしも市民に届くならホッとするわけですが、市民の視線は厳しく「ご理解賜りますよう」と容易いというか軽く理解が求められるような問題ではありません。市民からの信頼と期待感をどう受けて行動するのかが具体的に示されておらず、そこに合点いかないと感じさせてしまう印象の残るコメントのような気がしてなりません。しかし、市長の一存で具体的な行動が示せないこともまた事実で、なかなか難しいところでしょうね。

 今日で都議会議員選挙告示日まで残り9日間、投票日まで残り18日間・・・改めて東京都政全体を眺めてみようとか思っているわけですが、東京都の役割ってこれからどうなっていくのでしょう?最近は以前より頻繁に都の公式HPを覗くのですが、注目しているのはこちらのプロジェクト。何でも「少子高齢時代にふさわしい新たな「すまい」の実現プロジェクトチーム」というもので、住宅政策と福祉政策の融合なんだとか。あの都知事のことなので「さっさか報告書をとりまとめ」、あの剛腕ぶりで「新たな住まい」を実現してくれるのだろうか・・・なんて期待もしてしまいますが、「役所の縦割りを排して、横ぐしのプロジェクトチーム」(って多摩市でもよく聞くが)は東京都の場合、どんな風に機能していくのかについても追ってみたいと思います。もちろん、これ・・・「実現」させるところには自治体も何らかの形で関わるはずですし。

 それにしても選挙前を意識しての駆け込みの取り組みみたいな気もしてならず(新銀行もやっているけれど、ちゃんとそれ以外のこともやっていますよ・・・みたいな?)。


 なぜなら、高齢者の住まいについては民主党マニフェストや生活者ネットワークの政策にもずいぶん前から指摘もされていたこと・・・・。いずれにしても、ここで今まで見て見ぬふりをしてきた問題に重い腰を上げたところは○。縦割りを排するって簡単に言うけれど、職員は「縦割り」にどっぷりと浸かりきってしまっているので、「縦割りではない仕事のお作法」を身につけることそのものが苦手なんです。「誰が最後に責任取るの・・・えっ、うちじゃないでしょ、私のところではないでしょ。」って各部署で遠慮し始めると悲劇的で・・・「最悪」の結果。今回の東京都のプロジェクトチームも「知事部局」で猪瀬副知事が陣頭指揮をとっているみたいなので、そこに着目。さあ・・・どうなっていくのやら。「知事の本気度」見てみたいと思っています。

 さて、多摩市議会議会基本条例素案の出前説明会も残り2日間になりました。お時間ある方、どうぞご参加ください!お待ちしています。

   6月25日(木曜)19時~21時 諏訪地区市民ホール
   6月26日(金曜)19時~21時 総合体育館
   主催:多摩市議会 議会基本条例制定をめざす議会改革特別委員会
   (担当するのは・・・・・
      いずれもAグループ  安藤邦彦 遠藤めい子 佐久間むつみ 平野勝久) 

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2009年06月19日

インターネットが選挙を変える?!「e都政」スタート!

 待ち望んでいた・・・・・というか、今日から始まりました!

 「e都政」の配信が始まりました。選挙の際などには立候補予定者の公開討論会に熱心に取り組んできた東京青年会議所 、そしてまた日本インターネット新聞社『ザ・選挙~全国政治家データベース』  から配信されています。


 この選挙区(多摩市・稲城市)の候補者・・・・自民党の1名の方は参加されていないのかな?

 また、東京都議会5会派代表公開討論会も開催されます。「東京都政フォーラム 6兆円の使いみち」フォーラムもあります。こちらもかなり興味深いので、時間調整をして私も参加したいと考えています。お時間のある方はぜひ。


 いよいよ・・・選挙本番に向けて活動もさらに本格化してきました!

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2009年06月17日

「まず、見直すべき!」

 この間、日曜日の日経新聞に掲載された記事。

自治体職員の平均年収「700万円超」1割 08年4月時点
 都道府県、市区町村を合わせた全国の自治体の1割にあたる187の自治体で、職員の平均年収が700万円を超えていることがわかった。総務省がこのほど開示した自治体別の平均給料と諸手当、ボーナスを合計して2008年4月時点の平均年収を推定した。最高は東京都多摩市の845万円。民間の給与水準が低い地域を中心に、公務員の厚待遇への批判が強まりそうだ。

 地方公務員の給与水準はこれまで、国家公務員の給料を100とする「ラスパイレス指数」で基本給のみを対象に比較されてきた。今回、教職員と警察官、臨時職員を除く一般職員について、日本経済新聞が月額の給料や諸手当をもとに平均年収を算出した。

 このことが今日は日中のテレビでも報道されたらしく、数名の方からの問い合わせ。「議会がもっと頑張らないとだめ!」ってハッパをかけられたのと、「こういうときに労働組合だよりの民主党はモノが言えない」と言われたり・・・・日中のワイドショー的番組の威力はやっぱりすごい。


 市民の関心も非常に高い話題なので、次に市役所に行く時にでも説明を聞いてみないとって思っているけれど、多摩市の場合は「東京都職員給与」に準じていることは確か。


 でも、公務員の給与が高いのか安いのかについて・・・・残業づくめで仕事をしている人もいれば、就業規定時間どおりにしか仕事をしなくていい人(していない人)もいるわけで、一律に「高い」「安い」と言い切れないこともまた事実かも。


 そうはいっても、やはり民間企業で汗している人から見れば「もらいすぎ」「厚遇すぎ」との批判が避けられないことは当然のことでしょうね。

 「私には難しいことはわからないけれど、とにかくまずは見直して。」


 お昼過ぎにお会いした女性に開口一番で言われたこと。「市の財政が厳しいと言っているのに、人件費はそのまま温存しているのはおかしい。」と。

 でも、平均が845万!と見れば、やはり市民誰しもが驚愕して当然ですね。私もびっくりしました。多摩市の場合は職員の年齢層が高いことも一つの要因になっているのかもしれませんが・・・・。一方で、業務内容に対する責任の重さを異にしているのかもしれませんが、いわゆる「官製ワーキングプア」と言われるような非正規雇用の職員の存在も気になるところです。


 これは今後市議会でも大きく課題に取り上げられる問題になるのでしょうか?

 何か見直し云々の話題を持ち出すときには、近隣市平均、三多摩平均、類似団体平均とか・・・・何でも他市に横並びさせて「出っ張るのやめよう」と論を立てて説明する市長は、これに関してはどう考えるのかも気になるところです。もちろん、今のところこれについて市長コメントがあるわけでなし。


 でも、きっと見直すべき!という声が届いているのではないかと思うので「市民相談室」に聞いてみたいと思います。

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2009年06月11日

かたつむり探し・・・・。

 朝からしとしと・・・土砂降り・・・しとしと・・・と雨降りも昼過ぎから晴れて・・・ちょっと汗ばむお天気でした。今週の月曜日から毎朝駅頭での遊説活動がスタートしています。

 「大変ですね。」って声をかけていただけるのですが、正直・・・私が家を出る時間に毎朝毎朝通勤列車に揺られている市民の方々もたくさんいることを思うと「私だけが大変なわけではない!」ってそう感じます。毎朝毎朝どんなに前日に遅くに帰っても寝坊はできないし、定刻定時に電車に揺られて出勤している方々が本当に多いのです。そのことを思うと職住近接の私はまだ恵まれているなって感じがするのです。

 歩きながら私はかたつむり探ししていますが、そんなにスローペースではないのでかたつむりにはなかなか出会えないですね。でも、「紫陽花の葉っぱの裏に隠れているかな~。」なんて思いながら、歩けば雨が降っていても気分は軽やかです。

 というわけで、今日は厚生産業常任委員会改め健康福祉常任委員会がありましたが、そちらについては後日の報告にしたいと思います。でも一応「無難に終わった。」ということは聞いています。

 とかくここのところは日々「選挙」に向けて取り組みが本格化しています。これからどうなればいいのかって考えるわけですが、行きつくところ・・・・「税金を払いたくない!」という市民の気持ちをまずは受け止めることから始まると思います。「一生懸命働いて納めた税金がとんでもないところに使われている!」という市民の憤りは正直・・・行き場がない感じも受けています。「民主党だって・・ねぇ。」というため息に出会うこともしばしば(ではなくて多い)。
 「議員は市民の生活実態をわかっていない。」と・・・お叱りの声をいただきます。私は「毎日1円でも安く生活をしたい。」という気持ちで日々の暮らしを送っていますが、そんなレベルではないのかもしれませんね。


 「とにかく税金高すぎる、ますます苦しい。」・・・でも、高い税金を納めることにも納得ができればきっと不満も少しは解消されるのではないかと考えています。朝日新聞に「欧州の安心ー老いを支える」という特集があり、スウェーデンのことが紹介されていますが、スウェーデンと日本の決定的な違いは政治に対する信頼度であることがわかります。ラーション健康・担当相は、「現代史において汚職はない」と言い、「重い負担を国民が受け入れるのは、政治への信頼があるからこそ」と語っているそうです。


 政治への信頼・・・・・スウェーデンの政策の質を高めているのは「問題の先取り」と「プロセスの公開」だと書いてあったのですが、お世辞にも「問題先送りせず、プロセスは透明でわかりやすく公開されている」とは言えない私たちの目に映る政治の現状との隔たり、距離を感じます。


 何よりもまずすべきことは「政治への信頼を回復する。」ということでしょうね。私と同世代と話すと「貰えもしない年金を払いたくない。」という声を多く聞きます。「年金を支払う責任」を問い、若い世代の年金保険料未納率に「若者批判」がなされる場合もありますが、「まるでまるで信頼できない銀行」にお金を預ける人っているのでしょうか?・・・ミスミス大事なお金をどぶに捨てることはできませんから。「タンス貯金」のほうがよっぽどましで確実!って思うことしばしば・・・・。


 でも、そんな信頼しがたい政治の状況を創り出している原因を根本に根源的にたどっていけば、そこにはどうしても「政治家を選んだ市民」の存在があり、そこをやっぱり抜きにしては語れないんだよなあ・・・・。スウェーデンでは政治参加がさかんというか、投票率は80%を上回るみたいで市民意識がこれまた日本とは違う・・・・。「投票に行く意味や意義をきちんと感じられる政治があるからこそ!」でしょうね。

 「もう、選挙に行ったって変わらないのよ・・・・。」って私に呟いてくれた女性(今年で80歳になると言う)の言葉が今日は妙に印象に残った一日でした。

 

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2009年06月10日

今日から梅雨入りしました♪

 今日から本会議はお休みです。委員会がスタート。今日は総務常任委員会でした。委員会になると、それぞれ所属委員会のときだけ出席して、あとは「お休み」。そのことが実質的に議員が働いていない、にもかかわらず高い給料を得ているという批判にもつながるわけですね。例えば、私の場合で考えても6月議会の会期は6月1日から22日まで(もちろん土日は除く)。でも、そのうち一般質問の日も含めての1日から8日までと22日が本会議で7日間。委員会は子ども教育、議会改革、議会運営の3つに所属しているので3日間。つまり、実質稼働日で言えば10日の出席しかないわけです。

 なので「高給取り」!批判になるわけです。


 そんなところから福島県矢祭町の議会では「日当制」なんてものが導入されたのでしょうね。思い切った大胆な取り組みで全国的にも注目されましたが、そこに追随する議会は少ないというのが現状です。「日当制」ということは、議員は他に職業を持っていることが大前提となります。議員という仕事の大変さは人それぞれ、また地域によってもそれぞれ違うと思っているので比較考量などできないと考えますが、少なくとも「他の職業」を前提にするならば、日当制の導入で議員の仕事をするための諸条件を考えれば私などは即刻・・・「ここにはいられない」議員の一人になるでしょう。
 上記のような発言をすると「サラリーマン議員だ」と言われて更なる揶揄を買うこと承知ですが、事実を隠してもしかたありませんね。実際にサラリーマン議員でやっている議員の方が大半だと思います。

 
・・・・・・・・・・・・・・・ 「でも、それって本当に良くないこと?!」

 さて、今日から関東甲信越地方梅雨入りですね。平年よりも12日も遅い梅雨入りだとか。


 「しとしと降る雨にかたつむりに紫陽花」


 じめじめっとするのは少々困りものですが、やっぱり、この季節もまた欠かせないなと思います。でも日曜日晴れてほしいな!街頭演説会のご案内です!

 <民主党・岡田克也幹事長・街頭演説会>
 6月14日日曜日 午後2時半~
 聖蹟桜ケ丘駅交番前
 弁士 岡田克也幹事長・くしぶち万里・しのづか元

 個人的にもかなりミーハー気分。地元ではない民主党国会議員、それも三役に会える機会はそう多くもないので。

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2009年05月28日

議会人として。

 今日は明日の臨時議会と来週月曜日からスタートする定例会の議事運営について確認しました。今回は一般質問は21名。発言順と質問項目については議会のホームページからご覧ください。議会事務局もスピーディに確定情報を掲載してくれるので助かります。

 ところで、私は今日は厳重注意を受けました・・って・・・あっ厳重注意ではなく「アドバイス」・・・・議会事務局長から。


 私が先週末に書いたブログでもともと非公式の代表者会議のさらに非公式での議長の各会派代表者の召集の件。これは議会選出の監査委員をどうするのかについてを各会派代表者に議長が相談をしたというもの。
 私は「議会選出」ということの意味合いはとても重要だと思っていて、単に「充て職だから」というのではなく、そのポストにふさわしい人を選んで就任してもらうのがいいなと考えています。ですので、議長が「議会選出の監査委員をどうするのか?」ということについて、各会派代表者の意向を聞こうとしたことは高い見識だと評価しているわけです。
 

 何せ、今までは「議長に副議長に監査委員」が議会の3役でそこに議会運営委員長も加われば4役。この役職配分は大会派どうし(というよりは、市長と相性のいい議員たちが所属する会派中心で?!)で1・2・3・フィニッシュという感じでポスト占有合戦。
 つまり、とてもわかりやすく私基準で考えるとしたら、私のような立ち位置の人は役職ポストをどうするのか・・・について単なる部外者でお呼びもお声もかからないと言うわけですね。もちろん経験が浅いということもあるのかもしれませんが、「中枢部」にはもともとカウントもされていないわけで、箸にも棒にもかからない存在ということとなるわけです。


 なので、議長が非常にオープンに忌憚のないところで「議会選出の監査委員どうしますか?」なんて各会派代表者に呼びかけをしたこと自体が画期的。そして、その場では具体的に立候補した人もいれば、推薦者の名前もあったということでますます「すごーい!」と私は感心したのでした。その関心ぶりをblogで報告したことに「厳重注意」というわけです。

 どうやら代表者の非公式の集まりの場では「具体名が出ているということもあり、このことについては内密に」というお触れがでていたのかな。共通理解があったようですが、私のところにまでその「お触れ内容」が伝わっていなかったので、議長の行動に拍手を送りたかった私はとてもリアルに市民に情報提供してしまったというわけです。

 これはとてもデリケートかつ議会選出の監査委員とはいえ、市長が人事の提案権があるわけで私の情報提供は非常に見識に欠けるとの話でした。議会人としては書いてもいいことと悪いことがあると。
 私は議会人として云々ということの意識ではなく、事実として議長が代表者を集めて問いかけをした!という行為そのものがオープンでいいなあと思いましたし、もっと言えば、なぜ・・・議長がこのように代表者を集めようと考えるに至ったのかについても纏わるエピソードを知りたいと思ったくらいでしたが、それについては折戸さんも「まあ、議会運営はとても難しいねえ、初めての経験だから戸惑うことも多いしね。」と多くは語らないのです。またいずれ逸話を教えてもらえる時期が来るのかもしれませんが、私としては「議会選出の監査委員」の選び方も可視化しようとの試みの一つと大歓迎していることには変わりがありません。
 議会人事はもっとオープンに。今回のことについてもそこまで秘密にすることでもないような気もしているのですが・・・・。


 議会事務局長は私のblog をチェックして、当初は議長から私に対する注意を・・・・と促したようですが、折戸さんは「きちんと確認を徹底していなかった私のミス」として、今回の一件については「blog に事実と異なったことを記載しているわけではないから。」とおっしゃってくれたようです。議会事務局長は議長経由での「厳重注意」にはならなかったのですが、一応・・・注意をする必要があるとの見解をお持ちだったようで「局長として」私に対する助言をしてくださったようです。ちなみに、議会事務局長から厳重注意?ではなくってアドバイス受けたという事実をきちんと市民に伝えることは了解をもらったので本日のblog についてはお咎めをうけることはないと思っていますが。


 いずれにせよ、「議会人」として見識ある行動をしなければいけないということで「心がけ」はしたいと思っているのですが、極端な話・・・・例え議長であったとしても、議員のblogの内容について「検閲」に近いことが行われることがあっては大変!この場に責任を持ち責任を負うのは「私」です。市議会のホームページなんかとは全く位置づけも意味も違うものですし、この場自体・・・「私の独断と偏見」に満ち満ちた場所であることくらい市民・読者の皆様は重々承知だと思っているのです。私もそう考えて発信しています。なので、あくまでも私の考え方であってこれは私にとっての「正解」かもしれないけれど、誰にとっても「正答」であるとも思ってはいません。

 ということなんですが、これについて「議会改革特別委員会」だか何らかの場で議会事務局長は問題にしたいみたいですね。特段に私のblog云々ということではなく一般的に「議員のblog について」を話題にしたいということのようですが、それを話題にするということも疑問ですが、「話題にしたい」ということを「やめてください!」というのも変なので「話題にすることは結構ですよ。」と伝えておきました。

 そんなこんなで気分いい一日ではありませんでしたね。ちょうど今日の天候は私の心境にぴったりな感じ。


 あっ、でも多摩市のことが久しぶりに朝日新聞のTAMA版で記事掲載されていたので早朝はうれしかったんだけれど。

発達障害児 多摩市に専門窓口(2009年05月28日)

 多摩市の渡辺幸子市長は27日、発達障害児の相談などに応じる専門の「発達支援室」を置き、7月1日から事業を始めると発表した。発達障害者の日常生活の相談などは通常、都道府県が設置する発達障害者支援センターが行っている。市によると、発達障害児専門の相談窓口を市町村が設置するのは都内でも珍しいという。

 同市では子ども家庭支援センターが発達障害児相談の窓口となっていた。昨年の同センターの相談者約700人のうち、発達障害の相談は3分の1に当たる約220人にのぼったという。支援室を置くのは同市諏訪の諏訪複合教育施設2階。保健師1人、教職経験者1人、臨床心理士1人の計3人が相談に応じる。支援室では、総合的な相談のほか、幼稚園や保育園への専門相談員派遣による早期発見と適切な支援などを行う。

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2009年05月26日

教育委員会の方向性に新しいビジョンが?!

 何やら今朝のインターネットからの情報。・・・・「少子化・児童局を新設」 

少子化・児童局を新設 厚労省分割で首相構想
 麻生太郎首相が検討している厚生労働省分割の基本構想が25日、明らかになった。厚労省を社会保障省と国民生活省の2つに分割し、内閣府や文部科学省の一部部局と統合して再編。国民生活省には幼稚園や保育園などを一元的に担当する「少子化・児童局」を新設する。幼保一元化には与党内に慎重論が強く、首相構想がどこまで具体化できるか未知数だ。

 河村建夫官房長官、与謝野馨財務・金融・経済財政相、甘利明行政改革担当相、舛添要一厚労相ら6閣僚が26日に対応を協議する。今週中にもこうした首相構想を念頭に置いた厚労省分割・再編に向けた政府全体の基本方針を決める考えだ。 (日経ネット 09:37)

 ということで、行方が気がかりで楽しみ。


 私の6月定例会の一般質問の通告書から。

 ここへ来て思うことは0歳から18歳の子どもたちの成長を支えていく体制は教育委員会が責任持てるように組織替えをするほうがいいのではないかということです。長野県の駒ケ根市では母子保健分野、子育て支援分野も市長から教育長に事務委任され、「教育」「教育じゃない」と区別するような体制から脱皮し、「子どもの成長」を切り口にしています。他にもこのような体制で活動している自治体もあるようですが、「連携」ではなくて、否が応でも連動せざるを得ない形式にしていくことも手法のひとつではないでしょうか。行政の組織についても伝統や規範があるとのご指摘を受けるかもしれませんが、市議会の常任委員会も「子ども教育常任委員会」となり、所管事項の変更も行っています。市議会としても万全な体制、準備が整っているのです。今後の大きなまちづくりのビジョンとあわせ、市役所全体の組織編成と、その組織体制の大元になる考え方を古臭い発想にしばられず、しっかりと作るべきだと考えています。


 ってことで、私は厚生労働省の分割と文部科学省の一部が統合するとか云々とかは気にしていなかったけれど、案外・・・考えている方向としては‘あの首相’と一致しているのかも。

 今日は午前中は一般質問について市民アドバイザー(って勝手に私がつけている)方からご意見を伺い、その後・・・左肘の回復具合の診察に。今日の説明によると左肘の内側の骨折についてはほぼ骨がくっついたようだけれど、外側部分についてはまだ完治には少し時間がかかりそうだと。万が一のためにと添え木(木じゃないけど)は外せず。しばらくまだ不自由。


 横田由美子さんの「女性議員の品格」はなかなか的を得ていると思う。「女性政策以外が重要」という彼女の指摘はそのとおり。「女性」というだけで当選できてしまっているのは私も同じこと。彼女の指摘はご尤も。真っ向から否定できる女性政治家はいるのだろうか?


 ◇重くてファイルのサイズが落とせずに、やっと調整して掲載しました。
   →ほうれんそう4月号
 ◇5月号・6月号は合併でお届けします→ただいま作成中(^^ゞ・・・遅れ気味です。

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2009年05月25日

通告書の提出とか。

 通告書を提出しました。できたら順番的には遅い方がいいと思ったら、初日の2番目が発言順になりました。質問の内容については議会質問内容に掲載しておきました。今回も教育施策がテーマです。「教育委員会」「教育センター」のことを取り上げます。でも、一番尋ねたいことは「教育長の考え方」。多摩市の教育施策がどういう方向に向かおうとしているのかがよくわからないので、ぜひ尋ねてみないと。

 この間も日野市に学校の情報化についてヒアリングをした際に、やっぱり(行政資料室で)目についたのは「日野市学校教育基本構想」。「計画づくりが目的化」してしまって、計画をつくるところまではえらく熱心だけれど・・・・その先は?みたいになりがち・・・・しかし、やっぱり「計画なくして活動が進んでいく」というのは羅針盤なく航海しているようなもの。一定の計画を策定することは必要だと思っているのですが、いまいち多摩市の教育委員会は何を大事にし、何を重点的に進めていきたいのかが伝わってこないのが残念。
 
 「多摩市教育推進プラン21」があるとお茶を濁されて終わってしまうのか、教育基本法の改定にともなって策定している教育振興計画がそれにかわるのものになるのかもしれないけれど、少なくとも教育推進プラン21については「今年度取り組む教育委員会の活動メニュー」の羅列であって、将来展望にまでつながっていくような計画でもなんでもない・・・・というのが私の印象なので。

 教育長も就任してから2年を迎えようとしていて、いよいよ任期で言えば折り返し地点・・・・今後2年間にどんなビジョンがあるのかなあ・・・・。できたら、方向性を示してほしい。


 教育プランは「先が見えにくい。特に財政的な面で見通したちにくい。」と言って、年度ごとにローリングさせ、せっかく企画した計画内容をコロコロと変更させていく「戦略プラン」とは違うと思っているのですが、そうでもないのかな?・・・・・・・・・そこも含めて教育長の認識を確認しなくちゃ。

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2009年05月22日

一般質問の作成とか。

 来週明けが一般質問の通告書の締切なので慌てて通告書を作成しました。本当に慌てて・・・というのがぴったりな表現で、内容としては発言順までにきちんとまとまればいいのだけれど・・・。今回は学校の情報化の問題にプラスして教育センターのこと、それから教育長がこの秋で就任から2年経過するのでそのビジョンを尋ねてみようかと思っています。

 あわせて、今日は毎月発行しているニュースの原稿を・・・・って5月も末になっているのですが、来月は都議選前ということもあるので配布日程なども考慮すればと「5・6月号」は合併号でお届けします。やらなければいけないことが山積みですが、左肘骨折がやっぱり痛手。おかげさまで約2が月になる三角巾プラス眼鏡がすっかり私スタイルになっていて、これが普通になっていたり。「慣れってすごい!」

 最近気になるのが紫外線。両手で顔が洗えないからとすっかりノーメイクで歩き回っていましたが、紫外線対応しないといけなーい!と久しぶりにメイクポーチなんぞを開いてみました。


 ところで今、内々では議会選出の「監査委員」の人選のめぐってなにやら動いている模様。市長が提案するのですが、当然ながら議会の同意を得られる人でなければなりません。どんな人選をしてくるのかしら?と思っています。私は監査委員はその役割を考えると市長とは相対する立場で活動している議員が選出されてもいいでしょうし、その方が「チェック機能」にふさわしいのではないかとも考えてきました。でも、「監査委員」というのは「議長」「副議長」とともにセットで語られる大役でたいていは市長と近しい議員がその任につくことが多いのです。
 しかし、今回の場合は議会内のメンバー構成との兼ね合いもあり、議長も副議長も「完全市長側」と目されるような人選にはならなかったのと同様に、ある意味で「監査委員」も市長が人選を間違えると「同意できず」という風にもなりかねないわけです。

 実は先日、各会派の代表者が集まった場で「監査委員の人選をどうするのか?」という話し合いがもたれたようです。共産党の橋本さんは立候補され、公明党が今井さんを推薦し、自民党も今井さんをぜひ!と推したのだとか。その場では人選を一本化できなかったようですが、その理由は「議会のバランス」なんだとか。私にはこの「バランス」という意味合いがいまいちよくわからないのですが、バランス以上に大事なことは監査委員をやるに十分な経験を持ち合わせているかどうかだと思います。監査委員は厳格な守秘義務が求められますが、その立場から捉えることのできる行政活動の全貌・・・・色々あるのだと聞いています。
 市長からは、週明けの議案説明までに人選を行いたいとの意向が示されています。議長からは代表者会議で2名の名前が挙がっていることを伝えたのだとか。どうなるのやら?


 やっと週末・・・・というよりか、「もう、週末なの?!」というくらい毎日過ぎるのが早すぎる・・・・。

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2009年05月21日

裁判員制度のこと

 新型インフルエンザの話題で街中騒然としている感じですね。都内でも感染が確認され、ますますマスクが品薄に。お店に「メーカー在庫なし」の表示を見ました。多摩市がこの緊急事態に市民にマスク配布しなければならないとするならば・・・それだけの備蓄が必要ですが十分には持ち合わせていないと聞いています。

 ところで、今日から裁判員制度がスタートしました。私はこれに関しては積極的に賛成することができません。「司法への市民の参加」なんて言われ方をすると何となく司法が開かれていくようなイメージも彷彿するわけですがどうやら有識者のさまざまな見解に学ぶと問題点も多そうです。 
 参考→木村朗さん
     「裁判員制度を根源から問い直す―後世に禍根を残さないために(上)
     「裁判員制度を根源から問い直す―後世に禍根を残さないために(中)
     「裁判員制度を根源から問い直す―後世に禍根を残さないために(下)
     


 高校1年生の時、アメリカの「12人の怒れる男たち」を三谷幸喜が脚色した「12人の優しい日本人」のお芝居をやりました。その時、山下容莉枝さん扮する主婦の陪審員が「むうざい」って発言するんです。「難しすぎてよくわからない。有罪かもしれないし、無罪かもしれないし・・・・だから‘むうざい’」・・・・とこんな場面がありました。とても印象的な場面です。
 もし、私が裁判員になったら・・・・?と考えると、彼女の振る舞いって共感できます。あくまでも架空のしかもパロディの世界ですが。

 
 ・・・って高校時代の懐かしい話題。


 「人を裁く」・・・・その責任の重さを考えると裁判員に選ばれし市民は積極的にはなれないのも当然のこと。裁判員として候補にあがった皆さんの会見も行われたようですし。

「呼び出されても拒否」=裁判員候補者ら会見-東京
 裁判員制度が始まった21日、制度に反対する裁判員候補者の元中学校教諭の男性(67)らが東京都千代田区の弁護士会館で記者会見し、「裁判所からの呼び出しに応じる気はない。(不出頭で)過料を払うのは仕方がない」と訴えた。
 男性は候補者に選ばれたとの通知書のコピーを手に「最高裁に送り返した。被告を死刑だとか一生監獄に入れるとかを決める仕事はやりたくありません」ときっぱりとした口調で語った。(2009/05/21-12:35時事ドットコムより )


 この問題については市民の一人として考えていきたいものです。

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2009年05月19日

全員向けに議案説明会

 会派ごとの議案説明ではなく、全議員対象に6月定例会に向けた提出議案の説明などがありました。以前にも会派ごとの説明をやめて、全議員対象での説明会をしていたこともありますが、その当時は会派ごとにやらないと意見が出しにくい云々とのつぶやきが聞こえていました。どうせ「裏(?)会派説明」ならぬ、市長による会派別意見調整会が別に行われることは見え見え・・・・とも言われていました。なので、やっぱりすぐに「会派ごと」が復活。全議員対象の議案説明会はいつのまにかなくなっていましたが・・・・・ここへ来て、また「全議員」方式に・・・・・。
 ただでさえ忙しい市役所・・・と考えると、議案説明は一度で終えた方がよっぽどいいに決まっているので、何となく差別感、区別感のあった市長と距離の近い会派から順番に議案説明を受ける方式よりは全議員方式を支持します。


 ところで、現在、新型インフルエンザ対応に追われているようです。市内中学校ではすでに予定されていた京都・奈良方面への修学旅行を延期することが決まっています。保健所なども込み合っているようですし、使い捨てマスクの在庫状況・・・多摩でも品薄で売り切れ状態になっているのだとか。一応公式ホームページにも情報が掲載されています。公共施設のお手洗いなどの石鹸も「消毒液」として有効なものを発注して対応するのだそうです。


 新型インフルエンザ・・・怖いですね。地域で対応できるだけの受け皿があるかと言えば、十分とは言えず、たとえばお医者さんが着用するという「防護服」なんかも準備しなければならないと聞いています。とりあえずは手洗いうがいの励行です。


 さて、6月の定例会は補正予算はなし。人事案件を含み全部で13件が提案されます。人事は議会選出の監査委員、教育委員の新任、人権擁護委員の再任。議会選出の監査委員をどなたにするのかについては25日の議案提出日までには確定させるとの話でしたが具体的人選は今後進めるようです。教育委員はお一方が任期切れになり、そのままお辞めになるとのことなので新たな方の提案です。
 条例では文言整理や国やと制度の変更に連動するもの等それほど意見対立なさそうなものを除いて今回の議会で一番議論になりそうなのが「子育て総合センター」設置の条例。今、工事中で秋にオープンする予定の旧多摩幼稚園跡地にできる施設に関する条例です。振り返ってみると「子育て総合的施設」を設置するとし、子ども家庭支援センターやファミリーサポートセンターや子育て広場、人材育成機能と一時保育機能などの展開を図るとは聞いていたわけですが、そこを「子育て総合センター」という名称にすることが「わかりやすい」と言えるのかどうか・・・・。あとから愛称を募集するそうが、いずれにせよ、この施設についてはいろいろと評価も課題もあるので私の所属する「子ども教育常任委員会」では議論になりそうです。今だって「子育てセンター」と銘打って相談などを行っているところもあるし・・・私はいまいち「子育て総合センター」という名前がピンと来なくて。


 それよりなにより、一般質問の通告書を来週明けには提出しないといけないんだった・・・。頭の中整理しないと。
 

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2009年05月13日

「選ぶ権利は私にあるんだから。」

 私のところでインターン生として活動し、今は社会人になった後輩と話をしました。彼女は通勤途中に必ず政治家のチラシを受け取るようになったといいます。インターンをやる前までは街中で議員が議員が遊説をしてたり、チラシを配布していても「関心は全くなかったわけではないけれど、でも受け取ったことがなかった。」のだそう。
 その理由は・・・そのものズバリ・・・「受け取るということは、もしかしたら私はその人の支持者だと思われるかもしれないから。」というのです。

 よくわかる気持ち。

 私も毎日新宿まで通勤していたあの懐かしい自分には政治関係ののチラシなんぞ受け取ったこともなく、ましてや・・・・今朝遊説しているのは「誰なのか?」ということすら知らなかったので。通勤していた私にとっては女性であろうが男性であろうが・・・・誰であろうが・・・・「演説している人がいる。」くらいのことしかわからなかったですから。私は大学で一応政治学科を卒業していることもあり、もともと政治を志していたとか、関心があったなどと言われることも多いですが、「関心ないわけではなかった」レベルで、こと「チラシを受け取ることへの嫌悪感」については、彼女と同様に周囲からの視線を妙に気になり、とかく駅前では「改札に向けて一直線」という感じでしたね。

 そんな私がこの立場にあることは、本当にめぐりあわせだと思っています。


 ところで、今までチラシを受け取らなかった彼女もインターン生として活動をして「私が選ぶ権利があるんだから、選ぶためにはどんなことを考えている人なのかを知る必要があって、だから今度は必ずやチラシを受け取るようになった。」というのです。遊説している議員、候補者などなどに遭遇し、チラシを受け取る瞬間に「インターンをやっていたからだ」と実感するのだそう。気持ちが明るくなる話題ですね。政治に対するハードルがものすごく高い・・・少しずつそのハードルを低くしたいなあと思って活動をしているわけですが、そう簡単なものでもない現実は私としてもそこが‘やりがい’と言えるのかどうかは別として「甘くない」ということは身にしみているところ。


 今日は朝は多摩センター、夕は桜ケ丘の駅前で宣伝行動をしましたが「政治への関心が高まっている雰囲気」は感じられず、淡々としているのはなぜ?


 その状況に私たちがどう応えていくのかが問われている・・・そのことを一段と強く感じたところです。「選ぶ権利」を使わなきゃ!って思ってもらえるようにしなくちゃな。選挙活動に時間をとられるようになると毎回思い起こす?ある意味で奮い立つ?気持ちだったりします。

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2009年05月12日

今日は何の日?

 今日は何の日?と言うと、「看護の日」です。・・・・・超現実的には都議会議員選挙投票日(7月12日)ちょうど2か月前でもありますが。

 なぜ、看護の日かというとナイチンゲールのお誕生日なんだそうです。ちょうど先週の土曜日に新宿駅の西口広場が大盛況!一体何をやっているのかと言えば、「看護フェスタ2009」というキャンペーンで、大勢の人たちが、たぶん多くは‘時間に余裕のある’通行人が広場で行われている健康チェックに参加をしていたのでした。

 ちょっと覗いてみると、「自分のやりたい健康チェックだけでもどうぞ!」とにこやかに誘われたので、私もにぎわいの中に参加。まっさきに行ったのが「ヤニケン」。これは唾液を試験紙につけてしばらくして起きる色の変化により、肺がどのくらいニコチンにやられているのかを調べる簡易検査。私は喫煙者ではないですが、周りには喫煙者もありますし、会議などが長時間にわたると「喫煙しないといられない!」とばかりに愛煙家の権利を主張する人もいるということで・・・・・・・かなり受動喫煙の害を被っていると自覚していましたが・・・・・・予想は的中。喫煙しない私の肺も試験紙の変色から判断するにレベル3くらい。ちなみに全部で4段階あって、レベル3と4は喫煙者の域になるようなんですが、吸わない私もレベル3って・・・・。「居酒屋さんとかよく行きますか?」なんてヤニケンブースを担当していた看護師さんに言われたけれど、「吸わないのに吸っている人と同じくらいなのよ。こういう人も少なくないんだけれど、気をつけてくださいね。」と。


 「あー、おそろしい。」


 愛煙家の主張もわかるけれど、でもやっぱり受け入れられない。「他人の健康にも被害をまきちらす」って・・・・・・。ヤニケンで「がーん!」とショックを受けたところで、次に骨密度と血糖値を測るブースに。そうしたら骨折と骨密度との関係はないらしいけれど、とりあえず骨密度は同世代平均の約85%という判定が下されてこれまたショック。日光を浴びて、運動を・・・って最もにがtな分野なんですけれど。血糖値は正常。


 この3つだけで健康チェックは終わりにしたのですが、所要時間は40分。にぎわいのほどがわかっていただけると思います。
 このような「まちかど保健室」はいいですね。多摩市内でもやってもらいたいと思いました。しんじゅくだから成り立つのかもしれませんが、公共施設内ではなくて公共スペースでやるというのがいいですね。通りすがりの参加者が多数いるわけなので・・・・。


 今日は私はギブスが外れましたが、まだ固定は必要ということで、当て木をして三角巾です。三角巾なくても大丈夫なのですが三角巾があった方が楽チンなのです。お風呂に入るときだけ当て木を外すことにお許しも得たので、久しぶりに石鹸泡だてて左腕を洗浄しました。でも左肘の伸縮はまったくできず、「真面目にリハビリ」しないといけないこともわかりました。人間の機能低下・・・驚きます。

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2009年05月11日

都の役割って?

 東京自治研究センターが今日から3日間連続で行う学習会に参加しました。その名も「東京都政この10年・これからの10年‐3夜連続シンポジウム」。今日は福祉政策と言うことで、児童福祉分野からはカリヨンこどもセンター理事の前田信一さん、保育園を考える親の会代表)の普光院亜紀さん、そして障害福祉分野からはDPI日本会議事務局長の尾上浩二さんがパネラーでした。本当はお一方ずつじっくりと話を伺いくらいの発言者の面々。私にとっては'豪華版’の発言者がズラリ!でした。

 それぞれ活動されている分野は違うと言え、問題意識や課題には共通点があり、やはり最終的には「どこにどうお金を使うのか」というようなところにまで集約され、都政のかじ取りをするトップの意向こそ問われる、「知事を変えないとどうしようもない。」という印象を受けました。まあ、そのために?知事に対する牽制機能をきちんと働かせることのできる都議会が必要で、そのために2ヶ月後に迫った都議会議員選挙に向けていこう・・・・という話なのかもしれませんが。
 いずれにせよ、選挙云々は別にして・・・・福祉改革の根底に流れている「自己選択」「自己責任」「自立」という価値観の在り方にはどうやら問題がありそうで、社会全体でその「価値観」を問う必要があることは間違いなし。親を選んでいのちを授かったわけではない子どもやハンディを携えて生きることを余儀なくされている人たちに飛び越えることを要求しているハードルがあまりにも高すぎることに話を聞いているだけでも辛いものがあります。

 障害福祉分野からの発言者の尾上さんは東京都の取組がが国に与えるインパクトの大きさを語っていました。過去から検証してみれば国のロールモデル的になった施策もあり、もともと大阪府民であった時代には東京都をうらやましく思っていたと話をされていました。
 「なるほど!やはり東京都の影響力は大きいのか!」と理解したところで、保育分野からの発言者普光院さんが「今、東京都は認証保育所を国に売り込んでいる」と発言・・・・「ややっ・・・・・」これはどう考えれば?国が待機児解消のために認証保育所にお墨付き与える時期がすぐそこまで来ているとしたら?・・・・。

 また、「国の受け売りで地域の創意工夫に即した施策の展開を市区町村に押し付けているだけなら、東京都はなくてもいい!」と尾上さんの大胆な発言には私も賛意を表したいと思いましたが、まさに東京都が一体どんな役割を果たすべきなのかは焦眉の課題。一見・・・「地域の創意工夫」はご尤もだけれど、都は「やりたいならどうぞ」的な対応が多すぎるというのが当事者運動をしている方々の印象らしい。施策のメニューをどう選択するのかは市区町村に主導権=市区町村任せ。今どき、市区町村も自身の持ち出し分が多くなり財政負担が重くのしかかりそうな施策メニューは当然に遠ざけようとするわけで、それに目を背けているような傾向もあるのだとか。・・・・だったら「東京都はいらない」との憤るのも当然のこと。「ひと・もの・金」に都がどんな支援をしていけるのかを考え、障害者福祉全体の向上を誘導していくべきでしょうね。
 ということで言えば、児童福祉、とりわけ児童虐待分野の現場を歩いてきた経験者の前田さんは都児童相談所が担ってきた相談機能を市区町村の子ども家庭支援センターが肩代わりしていくような制度変更に危機感を示し、市区町村子ども家庭支援センターのスタッフの構成に正規職員が少なく、不安定職場になっている状態を改善する必要性とそこに都がどう支援していけるのかがポイントだと話をなさっていました。まさに担う「ひと・金」といった部分です。


 どれもこれも示唆に富む意見ばかりで「もっと話を聞いていたい」という心境だったのですが、一番切実に感じたことは「人材」の問題。福祉分野を担う人材の枯渇が進んでいることは間違いなし。低賃金でハードな労働環境の改善は都のみならずの問題だとは思いますが、担う人が育たなければどんなにかいい施策メニューを示したとしても動かないでしょう。福祉人材、とりわけ介護人材に関してはその低賃金が問題になりましたが、福祉労働は「ボランティア精神」が歪んで求められているようにも感じられるほど正当な対価を得られる職場にはなっていない場合が多いのが実態です。保育人材だって同様。保育人材で言うならば「公私格差」問題は昔からずっと指摘されていますが、多摩市内でさえ公立と民間保育園の賃金格差の開き・・・・議会でもあまり大きく問題にはされていませんが一目瞭然なはずです。公立の保育士賃金が基準になり民間の保育士への対価が支払われているわけではないのですね。そして、ここへ来て都独自施策で待機児を解消しようと進めている認証保育所の実態を把握すれば、若い保育者、低賃金・・・・という現場が見えてくるわけです。「低賃金では続かない」・・・続けられないと諦める人もいるのでしょう。

 どこにどう水準設定をするのか、その基準をつくるのか・・・・都の果たす役割はやはり大きいと思います。市区町村の創意工夫・・なんて言葉で片付けられたら困ります。やっぱり知事に物言える都議会をつくることが直近の優先事項ですね。都知事を変えるのはまだ先の話ですので。


 ちなみに、私は参加できませんが、明日は「まちづくり・都市再生」。明後日は「金融政策・新銀行東京」が学習会の課題です。

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2009年05月07日

「でも、ほっとした。」に込められた意味。

 知的のハンディをもつ保護者の方々を中心にして活動している「多摩市手をつなぐ親の会」の第41回目の総会がありましたので来賓あいさつのみ参加をしました。毎年は活動状況を知ることもできるので全部の時間に出席しているのですが、今回はごめんなさい・・・・都議会議員選挙まで残り70日を切って、時間のやりくり厳しいので・・・・という事情でした。「挨拶のみ」で立ち去るのも後ろ髪ひかれる感じです。

 さて、会の冒頭での会長さんの挨拶が非常に印象に残るものでした。「職員の現場の苦労も重々承知をしているので申し訳ないなあと言う気持ちもあるけれど、でも、正直、3月の定例会で修正案が可決してほっとした。」というのです。

 当事者団体として窓口の職員の方々との日々の交渉など重ね、職員の苦労や努力などを垣間見ることも多い、そして感謝も覚えている立場としては「要求ばかりをすることもできない。」という気持ちもあるのでしょう。市の台所事情の苦しさ厳しさにも当然ながら理解は及ぶでしょうし。でも、そんなにあっさりと理解良くなってしまっては・・・・・という思いを持たずにはいられない現実が存在するということなのでしょうね。
 「ここで立ち止まってもう一度当事者の立場に立ってきちんと発言し、行動もしていきたいと思った。」「福祉はおざなりの言葉では語ることができない。」という挨拶を締めくくる一言は参加者に重く響くことばだったように思います。

 市議会の修正案可決については今でもさまざまな評価があるとは感じます。福祉や教育など「聖域を設けずに見直していく」ことが持続可能な安定的な市政運営には不可欠だと主張する立場の方々の意見も決して理解できないわけではありません。そういう意味では私はあれは一つの通過点に過ぎず、実はこれからがより問われてくるのだと思っていて、議会として状況をきちんととらえて議論していくこと抜きには進めないだろうと考えています。

 そんな中で、修正案可決に「でも、ほっとした。」という気持ちは当事者として抱えている語りつくせない切実さに一瞬でも深呼吸できたということと理解したのですが、障害者を取り巻く状況、その家族の抱える察するに易しというわけではありません。議会として状況をきちんととらえるということも簡単ではなく、事情千差万別の市民の方々の一人ひとりの思いを受け止めていく必要性の認識はあっても、簡単に「それが出来得る」と言い切ることもできないでしょう。

 そして、仮に市民の思いを受け止めることができたにせよ、その思いをすべてすべてかなえることができないときに下さなければならない苦渋の選択があることも事実です。「福祉をおざなりな言葉では語れない。」・・・・私たちに投げかけられた宿題は大きいですね。
 

 その後、市長挨拶があり、もともと自身が提案した予算内容の説明が朗々と述べられました。苦労して予算編成をしたことや自分なりに福祉サービスの充実の視点で取り組んできたことを強調していました。市長の一生懸命さは理解しないわけではないけれど、「ほっとした」という会長さんの挨拶は市長にはどう響いたのかが感じられなかったのが残念。「福祉施策についても胸襟開いて大いに議論をしていきたい。」と最後に締めくくったのですが、市長の言葉がどことなく空しくて複雑でした。「地域で共に生きていくために」・・・市長もそのことは重要課題だとの認識を繰り返し強調はしていました。でも、「ほっとした。」・・・・裏を返せば切羽詰まっている状況、生きにくさ息苦しさに今は「ほっとできない状況」・・・・そのことに対する市長の言葉かけが欲しかったな。


 まあ、そんな言葉かけをしていられる余裕のないほどの厳しい現実が市長には突きつけられているのかもしれませんが・・・・。

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2009年05月01日

みどりの季節に。

 明日からゴールデンウィークですね。ゆっくり休みたいのですが宿題山ほどある感じで、早々休んでいられない感もあります。でも努めて休暇にしたいと心がけたいと思います。

 若葉の季節、市民の方からは花みずきのお写真をいただきました。桜の季節から花みずきの頃になったとのお知らせでした。忙しすぎて四季折々を忘れてはいけない・・・・とこれまた新たに心がけしないとと思いました。空の色を眺めて深呼吸する余裕がないと。

 今日は午前中は都議選に向けての会議・・・・これまたヘトヘトになるくらいに長いって・・・・。都議選投票日まであと72日と示されると長いようで短いなと思います。その間にできることもたくさんあるし、やらねばならないこと多くて・・・・。とつぶやきつつも・・・・午後からの議会改革特別委員会に行ったところで事務局職員から手渡されたのが「一般質問通告書」提出締め切りのお知らせ。議会活動の現実にも引き戻されたところで、今月スケジュールのやりくりをしないと。

 今回の一般質問は学校の情報化に関連することと思ってはいますが、昨日、「ひまわり教室」のある諏訪複合施設に出かけて行き、そう言えば「教育センター全体」の在り方も問われているんだったと思いだし、教育センター活性化に向けた取り組みがどう進んでいるのかも気になり始めたところです。情報収集をしながらどうやったらよりよくなるのかを考えていかないと。
 教育センターは条例で設置されている公の施設。公の施設と言えば行政がやるよりも効率よくパフォーマンスが上がるともなれば「指定管理者制度」なんて仕組みで運営することも可能です。しかし、まさか教育センターを指定管理者にするなんてことは考えられませんね。多摩市教育委員会が責任をもって運営しなければならない施設の一つですから、税金を使って運営するに値するパフォーマンスを上げてもらわないとと思っています。かつては小中学校を退職した校長先生たちの居場所だとも揶揄され、批判されてきた「教育研究所」が前身の「教育センター」ですが、今は、退職した校長先生たちもそうそうのんびりもしていられず、教育センター内でお茶を飲む暇もないくらいに活躍してもらねばならない教育課題は山積しています。それらの問題解決に長年の経験や実績をいかに生かすことができるのか?
 

 ・・・・実は活かすも殺すも教育委員会次第。いくら有能な人材があっても、活用の仕方がなっていなければ瀕死状態になってしまいます。日常的に教育委員会と密接に連携をとりたくとも、市役所庁舎と教育センターの場所が離れていることからも物理的な距離感が実は円滑な連携を阻んでいることも否めません。そういう点では「彼らのノウハウを活用する」ことがどう達成できているのかが見えにくい面もあります。一度またヒアリングに行ってくるか・・・・・。


 とりあえず、連休は半分以上は仕事で終わりそうです。でも、こどもまつりには行きますし、市内を楽しみます♪

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2009年04月29日

いろんな考え方がある。

 昨日は議会運営委員会があって、来月15日の臨時議会の日程決めをしました。来月15日・・・・議長・副議長選挙などがあります。人選どうなるのやら?

 私は昨日、左肘のギブスの巻きなおしをしました。この3週間ほどずっとギブス固定だったので左腕は筋肉が衰えているらしく、パソコン操作が日に日にしやすくなるほどにギブスが緩んでいました。なので新しく巻きなおしてもらえてよかったにはよかったのですが、またがっつり固定されてしまい動きにくくなっています。

 今日は「昭和の日」なんですね。「みどりの日」かと思っていましたが、「みどりの日」は5月4日になったみたいで。午前中は「さえずりの森」に出かけ、午後から武道祭に顔を出しました。

 「さえずりの森」は春の観察会。左腕に三角巾つけてる状態では森の中には入れないと思ったものの、「どうしても行きたい!」「楽しみにしていた。」・・・・とすっかりさえずりの森を気に入っているわが子の希望でとりあえず行くには行ってみたわけです。陽ざしのあたたかな一日。陽だまりと森の大気に少し触れられるだけでもいい気分転換になりました。

 そこで遭遇したのが・・・・・「さえずりの森」が市民サークルに占有されていると主張をなさっている市民の方。現在、さえずりの森には保全団体が立ち上がっています。もちろん誰にでも開放されているサークルです。普段は入口に鍵をかけ、月に一度の観察会や保全活動日には開放するということにしています。しかし、それは「おかしい」。市民全体の持ち物なのだから、いつでもどんなときでも入れるようにすべき・・・・と言うのです。私は専門家でもないので雑木林の適切な管理方法には詳しくないのですが、おそらく保全していくためにはどうしていくのかという話し合いの結果として今の対応になっているのではないかと考えています。行政側にも改めて考え方を尋ねておく必要がありそうですが、「さえずりの森を守ってくださっているのはありがたい。でも、常時開放しないのはおかしい。」という主張をどう受け止めるのでしょうか。現在、ここに関わっている「永山駅前雑木林保全育成の会」は勝手に鍵をかけたり・・・・としているわけではなく、当然ながら行政側とも調整を図っているのでしょうから。

 「このサークルはおかしい。」と異議を唱える声が結構響いていたので、我が子はきょとんとしながらも・・・・「どうしてあの人は怒っているのか。」「どうしたんだろう。」と状況を察しつつも素朴に質問をされた私。

 周りの参加者・・・・大人はそれなりの対応をしても、子どもは不思議な場面と不思議な空気を感じているのでしょうね。私は「いろんな考えがあるんだよね。」と状況を説明し、「みんなで話し合って、鍵をかけることにしているんだよ。」と伝えると「ふーん」と言っていましたが。

 午後から武道祭へ。こちらは毎年の恒例行事です。昨年からわが子と同伴で観覧しています。「武道」は日本の伝統文化・・・・ということもあり、今後は教育課程の中にもばっちりと盛り込まれていく分野。精神の鍛錬や行儀作法など学べるところは多そうですね。個人的には武道教育を「愛国心」という言葉につなげて語ることには違和感ありますが、いずれにせよこれからの学校教育課程では必須分野として強化されていくことにはなっています。
 武道館には老若男女が集まり、それぞれの団体(弓道、居合道、少林寺拳法、なぎなた、太極拳、空手、柔道、合気道)が日ごろの成果をお披露目していました。「気合」「集中」を感じさせる空気の緊張感は好きですね。
 さすが・・・・体育協会は東京国体(国民体育大会)などに向けても積極的ですね。当然のことと言えば当然ですが、これまたいろんな考え方ができるわけで、私なんぞはわざわざ東京でやらなくても・・・・と国体準備に要する費用は都のバックアップがあっても、そのために施設規模を拡大した後々のメンテナンスのことその他考える(分相応以上の施設を抱えることは財政的には痛手では?)と首を傾げたくもなります。・・・・・・・・・・・・・が、スポーツの祭典を歓迎する気持ちと言うのは理解できないわけでもなく。
 スポーツに打ち込んでいる子どもたちの姿などを見るとそれもそれで必要なことか・・・などと思ってみたりもする昼下がりはいろんな思いが錯綜しました。


 というわけで、「ブログを更新しているところを見ると、パソコン操作も支障がないように思える」なんてことを言われたりもしますが・・・・・左は小指のみ使用。3週間もこの状況でパソコン操作しているとかなり上達してきました。
 

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2009年04月20日

雑感。

 どうも週末前の金曜日は私にとっての鬼門のような日?!

 左肘を骨折したのも金曜日だったし。金曜日にパソコンを使うとなぜか失敗するらしく、先日も途中でパソコンがフリーズしたら作業中だったデータが失われてしまって、がっかり。気を取り直して・・・・というわけで、あっという間に4月も下旬になり、ギブスが外れるまで早ければあと1か月となりました。


 土曜日に多摩シネマフォーラム主催の上映会「大丈夫であるように COCCO終わらない旅」へ行き、心が洗われました。シネマフォーラムのスタッフは若い人の顔触れも多く、活気があるなあと今日も感じました。シネマフォーラムの生みの親は公民館。地域にかかわる人材を「映画」という切り口で発掘してきたという側面があるような気がしています。公民館講座のあるべき姿というか、人材発掘や人材育成みたいな社会教育(おカタイ!)のミッションここにあり!と体現しているのがシネマフォーラムかもしれませんね。


 さて、私は昨日の夕刻に川崎市の市民グループが主催をした「議会改革」をテーマにした学習会に参加してきました。多摩市議会の事例について発言してほしいということで、私たちが取り組んできた市民アンケート調査や出前委員会などのことを中心に発表してきました。川崎市議会でも議会基本条例を制定する動きがあるようですが、何とその議論が市民に「非公開」で行われているのだとか。それにはまずもってビックリ。多摩市では考えられないことだからです。

 「議会の改革=議員のためではなくて市民のため=公開が当然」

 これが多摩市議会の常識で否定する議員さんは一人もいないと思います。公開しないなんて考えられないですし、そんなこと考えもしないでしょうから。


 「原則非公開」にて進んでいることそのものに川崎市民の方は憤りと不信感を覚えている様子でしたが、当然のことだろうと思いました。私は今、多摩市議会で議論をしていて思うことですが議員は自らが議員として「議会基本条例」を使いこなすという立場と、もうひとつ重要なことは、いずれ議員を引退し一市民になったときに「議会基本条例」を使って議会にどうアプローチできるのかという視点で考えることだと思っています。どうしても前者の視点で考えがちで、「一市民になって何か困りごとができたとき議会基本条例があったら?」という観点が希薄になってしまう傾向があります。
 もう4年以上も前のことになりますが多摩市自治基本条例を議論していた時に私が意識をしていたのも上記のことで、「議員という立場」で発想するのではなく、私が議員ではない一市民の立場になっても市政にアクセス、アプローチしやすい状況をつくるためにはどうしたらいいのか?ということだったのを思い出します。いよいよ多摩市議会基本条例も素案が確定しますが、改めて「議員の立場」を忘れたところで条例全体を見ていきたいなと思っています。


 ところで、会場からの発言で考えさせられたこと。それは「私は在日ですが、在日の人たちも立派に地域社会の一員として暮らしていますが、私たちは議会にどうやって参加できるのですか?」という趣旨の問題提起でした。外国人参政権の問題はまだまだ解決していない大きな課題ですが、「共生という言葉が並んでいても、制度から排除されていることを知ってほしい。その上で考えてほしい。」という発言は結構衝撃的なものでした。「考えていたようで十分には考えていなかったかもしれない。」とハッとさせられるものでした。納税はしていても選挙権がなく、地域でずっと暮らし続けている市民の存在・・・・実は大学生の時、地域政治に関心を持ったきっかけは川崎市の「外国人市民会議」だったことも久々に思い出しました。


 明日午前中は「議会基本条例制定をめざす議会改革特別委員会」です。

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2009年04月07日

中学校の入学式とか。

 今日は諏訪中学校の入学式。来賓でご一緒した諏訪小学校の校長先生が今年の入学式は普通学級は19名だと教えてくださいました。これは、まぎれもなく多摩市教育委員会の学校の一定規模に反するけれど・・・・・・今後何かしらの対応があるのでしょうか?今は愛宕地域の小学校2校の統廃合を進めているわけですが、それが終わったころに・・・「やはり小規模校も認めざるを得ません。」って方針転換するのでしょうか?諏訪小学校には特別支援学級があるから例外にする?
 
 ところで、諏訪中学校は吹奏楽部を指導してきた副校長先生が異動されました。吹奏楽部は都のコンクールで表彰されるまでに力をつけてきましたが、これは指導者の力量によるところが大きいことは明らか。吹奏楽がある意味で諏訪中の特色にもなっているわけで、今後のことに一抹の不安を覚えているのはどうやら私だけではなさそう・・・・。指導者に「特色」が付随して回るというのはよくある話。教員にも人事異動があることは仕方がない話とは言え、せっかく育んできた成果を今後も発展させるように、後退しないように配慮した人事配置ができるのかどうかは、一見・・・・東京都教育委員会の問題のようにも見えるけれど、多摩市教育委員会の力量に委ねられている部分が大きいこと、教育長が持っている人事権の大きさを認識しておきたいものです。

 それにしても、肘の骨折はとんでもなく日常生活やらを不便なものにするわけですが、、、、手術はしないでとりあえずはギブスで対応することになり、少なくとも6週間はギブスっ子になります。「転ばないように気をつけて生活して下さいね。」と言われましたが、混み合う街中を歩くのが少し怖いですね。すすれ違いざまに人とぶつかったり、後ろから押されたりしないかと冷や冷やものです。
 知っている人に会うたびにぎょっとされていますが、みなさんに「右手じゃなくてまだよかったね。」と言われます。その通りなんですが・・・・心境複雑。


 3月定例会の予算修正案可決のことについては、まだまだ様々に街中で話題になっているようですが、「議会の意思を市長が潔く受け止めきれていないのではないか?」・・・・と尋ねられるので、それについては「直接、市長に伺ってみないと。」と答えています。どうやら市長メッセージをご覧になっている方が多いようで、このコメントから感じられる印象のようです。
 市長の座右の銘に照らせば、議会の修正案可決というのも「切磋琢磨」の一例になるような気がしていますが。


 今日は風が少し冷たくて、桜も花びらが舞い散る一日でした。春の息吹、生命力をいただける季節に感謝します。

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2009年04月06日

花咲く入学式日和

 小学校の入学式でした。北諏訪小学校は98名の新入生でした。つい先だっての卒業式はとても寒い日でしたが桜は満開、菜の花も輝いていて、彩りを添えていました。

 骨折姿。見た目は本当に大袈裟?!でも痛み止めは2週間分も処方されているのです。そういうことかと理解しています。「あぁ!三角巾姿」とは言え、動けることにありがたさを身に沁みて感じます。今朝の遊説も、入学式にも出席できてよかったと一日を振り返っていますが・・・・。


 ところで、定額給付金のこと。我が家にも申請用紙が到着しました。まだ開封して詳細を見ていないところに市民の方からご意見が届きました。申請書には給付金の振込先を記入する欄がありますが、そこには金融機関コードというものを書かねばなりません。「一般的には銀行コードと言っても馴染みがないですし、自分で調べるともなれば大そうなことではないのか。」「親切であれば、金融機関のコード表がわかる表とかが必要ではないのか。せめてホームページで見られるとか、何かできないのかと。」あわせて、釜石市のホームページのことを教えていただきましたが、釜石市のサイトでは定額給付金Q&Aが掲載されていて、確かにわかりやすい・・・。


 なので、早速・・・市の担当者に問い合わせをしたところ・・・・というか、朝遊説の時に出勤途中の担当課長さんにお会いしたので・・・・市民の方からのご意見をお伝えしました。すると即対応して下さり、金融機関コード表がホームページに掲載されました。ちなみに、直接に申請書を持参する場合には窓口のところに金融コード表一覧が案内されているそうです。
 「記入がなければ、こちらで記入するので空欄でも大丈夫なんですが・・・・」とのことでしたが、市民はまじめですから、「『空欄でも大丈夫』との一言がなければ、『金融機関コード調べないと。』って思うのではないかしら?」とお伝えしておきました。そのせいか、ホームページでは「 申請書中の金融機関コードがわからない場合は未記入でもかまいません。給付金対策室でお調べして記入します。なお、市内のおもな金融機関・支店コードは下記のとおりです。」と案内がされていますが、ホームページ見れない方にもそのことが伝わればいいのだけれど・・・・・。
 

 でも、こうして「打てば響く」・・・その必要性に応じてかもしれませんが、速やかなる対応をしてくれるのは、ありがたいことだなと思います。給付金対策室で仕事をする職員さんの顔が見える気がします。

 というわけで、定額給付金の申請をお忘れなく!

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2009年04月04日

しばらくはかなりスローの更新に

にで 昨日の朝に・・・・毎日小走りしている道で・・・・なぜか転びました。


 たぶん、すごい早足だったと思います。なので、転び方・・・想像するにかなりド派手だったと思います。


 なので、左肘を骨折しました。左手を地面についた証拠はあるんですけど。全体重が左にかかったのかしら・・・・一瞬の記憶が飛んでますが。


 右側じゃなかったのでよかった。


 と、しばらくはパソコンも右手だけでの操作なのでとてもとても作業にも時間がかかって大変。もちろん、日常生活にものすごく支障あって・・・・・泣きそうなくらい・・・・・。首からはしっかり左肘は三角巾にて固定中。


 3月定例会が終わっていたからよかった、顔面に損傷がなくてよかった等と○○だから、××だからよかった・・・と今の状況に対して「よかった探し」をして自分自身をなぐさめ中。春がやっと訪れた感、桜もちょうど見頃です。明日は市内随所でさくら祭りが行われます。見た目は痛々しく大げさな感じですが、出かけて気分転換しなくっちゃ!


 ちなみに明日は議会報告会もあります。
 日時 4月5日日曜日 14時~
 場所 ベルブ永山 学習室
 内容 3月定例会報告
 主催 民主フォーラムTAMA


 ブログの更新はできるだけ・・・と思っていますが少しペースダウンになってしまうかもしれません。じきに右手だけでのパソコン操作にも慣れると思いますが・・・・。

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2009年04月02日

ワークライフアンバランス。

 今日は民主党東京都連の男女共同参画委員会の勉強会があったので参加をしました。今は、都議会議員選挙に向けての政策提言を考えている(って今頃?と思われるかもしれませんが)のですが、23区と市部とではやっぱり随分と必要としている支援の内容が異なるなあというのが率直な感想でした。どちらにも「都からの財源手当てもっとがあったらなあ。」という思いでは共通なのですが、その度合いたるや天と地との差がありますね。
 例えば、保育園の待機児対策にしても杉並区は区独自で認可外の保育所を設置してしまうようですから・・・・。これは補正予算だったと聞いていますが、これは多摩市ではとても真似できないことです。それに教育分野でいっても、杉並区などは独自採用の教員、教員養成塾の設置など次々と斬新な取り組みをしていますが、それにしたって先立つものがなければ・・・ということになります。
 23区と市部とでは「厳しさ」の内容が違っているということ・・・・もっと共有していかなければバランスの良い東京政策にはなっていかない気がしています。
 

 ところで、男女共同参画と言えば「ワークライフバランス」。私もブログで何度か言及したことありますが、「ワークライフバランス」というのはそれを実践する人を増やしていかなければならず、思いはあっても実践を受け入れてくれる環境なくしてはなし得ないことなので、まだまだこの日本社会にとっては雲の上の話のようにしか響かないのが現実です。
なので、「ワークライフバランス」と言っても、そこをどうやって政策化していくのかがとても難しい。今日の勉強会でも話題になっていたことでした。


 「ワークライフアンバランス」


 今年もまた、厚生労働省からも「働く女の実情」のデータが公表されましたが・・・・「働く男の実情」はないのかとか思いつつ、概要にざっと目を通してみたところです。今年のデータは大卒女性に対する分析が結構深く行われているようですね。大卒女性が企業からどう期待されているのかという点がいまいち伝わってこない。就職氷河期さなかの私が直に感じたことですが、はたまたこの不況の新卒採用控えの中でその思いを共有している学生も多いように思います。もちろん活躍している女性は増えつつありますね。でも、厚労省のデータを見てもわかるように、それでも全般的に見たら「まだまだ」ということが一目瞭然です。
 いろいろな意味で支える制度の充実が望まれますが、それは女性だけ問題ではなくて男性にとっても必要なことだという認識がもっともっと広がらないとと思います。なので、女性にとっても男性にとっても「男女共同参画社会」とか「ワークライフバランス」の実現というのは必要なことなんですが、そうは言っても・・・・男性自身にとっては何となく他人事のようにしか位置付けられないんだろうなあ・・・・・・って思います。


 それはなぜか・・・・。


 今日の勉強会にしたって、男性議員の参加率は・・・・お恥ずかしいながら公表できるだの数ではありません。


 なので、民主党内にまずは「ワークライフバランス」を浸透させていくことが何よりも必要な気がしてならないのでした。

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2009年04月01日

新年度がスタート!

 今日から4月です。桜の花も半分くらい咲いてきたかな・・・と思いますが、待ち構えているのに春がやってこないという感じがします。

 相変わらず・・・一般会計予算に対する各議員の賛否の態度のことについては物議を醸し出しているというか・・・・この業界に通じている方々の間の話題の種になっているようですね。事実経過だけきちんと押さえておけばいいのだと思います。最終日の「予算の採決のときだけ」出席された議員がいたこと、修正案には12名の議員が可決の立場で挙手をしたこと、そしてその際に2名の議員が退席をしたこと。いろいろと取り巻く状況はあったにせよ「それぞれの意思」で決断した結果であると思っています。


 それにしても2名の議員が退席をしなかった場合には修正案は議長裁決により否決されていたとものと言い切れます(市長はがっつりと市長を支える会派に所属しています)。修正案が否決されていたら、市長が再提出した原案に戻って再度議決される運びになりますが・・・・その時に退席していた2名の議員がいたらどうなるのか?2名の議員が否決の立場であれは、すっかりと市長の再提案は「否決」されてしまい、ちょうど4年前の悪夢が繰り返されるのだと思います。予算が否決されたら、「暫定予算」の編成となるのです。職員はそれこそ「暫定予算」の編成にまた忙殺されることになるのです。
 もちろん2名の議員の考え方を私が勝手に慮っても仕方ありませんが、「退席」という意思表示を単に採決の放棄とだけ決めつけることはできないでしょう。


 2名の議員の退席という決断は市長の再提案を「否決」にしないための判断でもあったかもしれません。「否決」することがどんなにか大変であるのか・・・・予算特別委員会で動議が成立したその後、副市長と話をした時も「予算の否決だけは避けたい」とおっしゃっていたのが印象的でした。私も数名の職員の方とお話をした際、「予算の否決だけは勘弁してもらいたい」と言われました。


 議会は「予算を否決」だけすれば、それでおしまい。あとはその理由を説明すればいいだけ。でも、職員は違います。予算が否決されたなら、新年度までの残り1日間で・・・・・暫定予算の編成という膨大な作業を覚悟しなければなりません。文句は言えませんね。議会が決定したことですから、とにかく新年度から市役所が機能停止しないようにしなければなりません。でも、それはそれはとても大変な作業です。「できたら否決だけは避けてもらいたい」というのはと私が職員の立場であっても同じことを思うでしょう。であるからこそ、市長の責任は重大なのです。議会とどのような意思疎通ができているのか・・・・職員は市長の指示により行動しているわけですから・・・・。


 今回の予算に対し、議員がそれぞれの立場で下した判断について、それこそ議員どうし個々の立場で思うことや言いたいこともあるのだと思います。私も感じたこともたくさんあります。でもお互い、それぞれを尊重し合わなければならないのではと感じています。私自身は、今回の一連の事実経過をきちんと説明していきたいと思います。


 議会改革では討議できる議会、議論し合う議員どうし・・・・を目指していますが、正直、市長がカッチリと固めてきた予算案について議会全体でもう一度議論をし、質すべきところは質していこう、修正も必要かもしれない・・・・と考えてやりとりができる場が皆無であったことは事実です。そんな時間もありません。会派の意見討論でもその認識を示していますが、仕組みそのものを変えていかなければ、今後も議論する時間がとれないと思っています。


 民主党TAMAの一般会計予算に対する意見討論はこちら


 これからの多摩市議会がどう動いていくのか。私たち議員の任期も4月で前半2年の折り返し地点。議長や副議長、監査委員、そしてまた常任委員会のメンバー替えなどの人事をめぐってどうしていくのかについても協議が行われる予定です。

 そうそう、多摩ニュータウンタイムズの社主である横倉瞬三氏の筆舌。毎月1日発行で新聞折り込みで配布されているものです。先般の議会改革特別委員会でも自民党会派から推薦されて参考人として議会に対する見解を陳述された方です。「正常の市政ということはできない」・・・身につまされ、考えさせられます。

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2009年03月04日

休会・・・

 定例会が始まって、一般質問として予定していた日程が休会になったのは初めてのことだと思います。これは自民党公明党の2つの会派が「代表的一般質問」として、それぞれ会派から代表一人しか発言しなかったからですが、補正予算の審議の前日に休会日があるというのは結構いいかもしれません。ちょっとした時間があると考える時間やら余裕もできるので。

 今日は定額給付金も可決されましたので、明日以降・・・・追加議案として定額給付金についても提案される予定です。補正予算の審議も大事ですが、それよりも来年度予算書の内容を一つ一つ確認する作業が大変です。予算書と各事業のカルテ(事業評価シートにつながっていくもの)を合わせていかなければならないですし。とりあえず、いくつか取り上げたい事業をピックアップしているところです。


 予算などについてご質問・ご意見ある方→こちらまでメールでお問い合わせください!hisaka_box@yahoo.co.jp

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2009年02月20日

続・定例会前・・・

 今日は朝から会派で集まって打合せ。特に、3月定例会では予算の審議もありますが、それに先立ってすでに分厚い予算書が配布されていて、その内容を一つ一つ丁寧に見つつ・・・・会派でおそらく発言時間として与えられる90分(議員一人につき30分)の中でどんな質疑をすればいいかなど意見を出し合いました。そして、予算の審議をするために必要と思われる資料について行政に作成依頼、提出を求めることができるのでその内容も検討しました。これは「資料要求」と言いますが、資料要求も多すぎると職員の残業に響くので「なるべくなら資料要求をご遠慮いただいて・・・」なんて発言もちらほら耳に入る今日この頃。もちろんわざわざ資料の提出を求めなくても探せば何とかなるものもありますが、やはり膨大な情報量を持っている行政にお願いをしなければならないものもあり、そこは「ご勘弁を・・・・よろしくお願いします。」と職員の方に作業を懇願するという感じです。資料の作成にも時間がかかるので、必要な資料の請求締切が来週月曜日の午前中になっています。ちなみに回答されるのは予算特別委員会の直前ということで、そもそも、こんな性急なスケジュール組で余裕がない中で動いていることを問題視して、解決策を見出すことの方が重要ではないかと思ったりします。

 今回の予算でもまたまた出てきたのが緑地の取得。まだまだ多摩市には緑地が足りないとばかりに、次々と相続が予定されている場所などを購入しているのですが、一体・・・・どこまで取得をし続けるのだろう?云々と市民からも疑問の声があります。特に、先日お会いした市民の方は「緑地を取得するルールはあるのか。なぜあそこの土地を買うことになったのか。買うための優先順位はどのようにつけているのか。」などとおっしゃっていました。なので、ここ10年間でどのくらいの土地を取得したのかがわかる資料の作成をついに依頼してしまいました。普段は求めにくい資料でも、予算審議や決算審査の際の資料要求では議会活動に必要という観点から正式に依頼することができるのが利点です。

 さて、午後からは議会改革特別委員会の条例起草委員会の打合せ。月曜日の午後からの委員会に向けた準備作業でした。


 明日は午前中にパルテノン多摩の訪問コンサート♪「0才からのブラス・アンサンブル」。先着100名があっという間に締め切りになったようです。親子で楽しめる企画ってそうそうないので楽しみです。


 ◆民主フォーラムTAMA主催 3月定例会前の意見交換会◆
 日時 2009年2月22日日曜日 14時から16時
 場所 ベルブ永山 科学室
 内容 3月定例会について 
 資料代 なし

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2009年02月19日

定例会前・・・

 昨日も今日も一般質問関係での私の情報収集と行政側の情報収集が続いています。行政側の情報収集というのは、つまりはどんな意図で議員が質問をしているのかをヒアリングし、意見交換をするという感じです。別の言い方では「答弁調整」ということにもなります。

 「ここくらいまでは答弁できるんですけど・・・・。」みたいな感じです。特に「今後の方向性について」なんて質問の場合には本音、核心部分はあまりおおっぴらに公言することは避けておきたいという感じ。言質を取られたくないということなのでしょうね。そういう事情も何となくよくわかるようになってきた・・・・?あっ・・・・・ものわかりいい議員へのステップを駆けあがらないようにしないと。


 それにしても、過去からの経験で、事前に答弁調整をされていたとしても、実際にその調整の成果がある場合とまったくそうでない場合もあり、「あの…職員とのやりとりは一体何だったのか?!」と思うこともあります。


 特に、担当者と話をしている時にはある程度の意思疎通ができているのに、一般質問の答弁をするのは市長、副市長、教育長に部長さん方。彼らが担当レベルのことをちゃんと理解していなければものすごい頓珍漢な回答が来ることもあります。まあ、それもご愛嬌ということになるのかもしれませんが・・・・。中には意図的にわざとはぐらかした回答を述べるようなケースもあり、それはそれで見苦しいですが、本当に理解していなくてわかっていないで答弁しているのはやはり無様。


 仮にも一般質問などの事前通告制を廃止したとしたら、どうなるのでしょうね。


 「議会の効率的な運営」ということを建前にして、例えば予算特別委員会その他委員会の質疑に関しても、「事前の質問取り」なんてことが行われている状況も垣間見れる多摩市議会。答弁する行政側の醜態さらさないためにがっつりと鎧兜を事前に着こんでおくための準備が必要ということなのかもしれませんね・・・・と思っていたのですが、実はどれもこれも議員が恥をかかないために行われている作業とも言えるのかも?!
 というのは、別の自治体で職員をしている友人に尋ねると「頓珍漢な事言う人多いよなあ。」と嘆いていたから。議員の顔色伺い、機嫌を損なわないようにしなければならない配慮ってものすごい神経を使うのだそうです。


 
 ところで、「代表質問的一般質問」なんですが、あおぞら会派は1人で活動しているので「市長の施政方針について」という質問のタイトルにも関わらず、初日の発言にはならず、抽選くじの順番通りのよう。やはり1人会派の一般質問は「代表質問的一般質問」にはならないのですね。3人以上の交渉会派とそうではない会派の区別って必要な場合ってほとんどないような気がしているのは私だけでしょうか?今回の場合、同じ取扱いにしても何ら問題がないような気がしてならないのですが・・・・。

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2009年02月17日

一般質問だけれど「代表質問」。

 通告書を提出。11番目に発言順・・・・・ということは、普段の多摩市議会の場合は一般質問は議長を除く25人の議員全員が行うので、5日間ある質問日、1日に5人ずつ・・・・・だから2日目、もしくは3日目に順番がまわってきそうだなあと思っていました。(発言順を決める抽選籤は全部で26札あるので、1札は必ず残ります。ですので、「番号11」よりも前の番号籤が残った場合には私は2日目の一番最後。「番号11」よりも後の番号籤が残っていたとしたら、私は3日目の1番目が発言順という風になります。)

 ところが、今回は・・・・12月にすでに宣戦布告?されていたとおり、公明党会派および自民党会派は一般質問ではなく「代表質問」として一般質問を行うので、発言する人は1名のみ。なので、公明党会派は4名と自民党会派は2名が一般質問はしないのだそうです。
 

 というわけで、今回は11番とはいえ、発言の順番が読めないなあ・・・・・と思っていた昼下がりでしたが、夕刻頃に連絡があり、「代表質問」的一般質問の提出を考慮して、一般質問の発言順に一工夫を加えたいとの話でした。この発言順が正式に決定するのは来週の議会運営委員会になりますが、要するに「代表質問」的一般質問を集中させて、初日にしようというのです。

 要は、定例会初日には市長の施政方針演説が行われるので、その演説を受けた形で「市長の施政方針について」という質問を行うというわけですね。


 今回の場合は、公明党会派と自民党会派の他にも、共産党、民主党、あおぞらの会派から「市長の施政方針について」というタイトルの一般質問が提出されているのだそうです。・・・・と言っても、民主党TAMAの議員から提出されている上記の一般質問は会派としての協議調整の上で作成されたものではなくて、あくまでも個人作成の質問なんですが・・・・。


 いずれにせよ、「市長の施政方針について」と冠を施した質問を前段に位置づけるというのは面白いと思っています。各会派の市長に対する姿勢と立場の違いが明確になりそうですし、市長の答弁態度の違いが浮き彫りになるやもしれませんし。


 
 というわけで、一般質問だけれど「代表質問」が楽しみなのです。


 ちなみに、公明党会派および自民党会派の今回の行動は、「代表質問」という形式を復活させてはどうかという間接的な提案だと受け止めているのですが、その昔は公明党会派の方々が率先して「代表質問を取りやめてきた」という経緯もあるらしく、多摩市議会に長く在籍している方にとっては「なぜ、公明党会派が態度を変えているのかがわけがわからない」と困惑されている状況も。


 そういう経緯があるのか・・・とは思ったものの、その一方で私としては「時代も変わっているし」とも感じていて、「昔はこうだった」はきっと通用しないはず・・・・と思います。ただ、どうせなら、「代表質問」というものをきちんと復活させた上で位置づけることが必要で今回のような間接的な提案手法に批判非難が燻ってしまうのはどうかと。


 私たち民主党TAMAでも議会運営を大胆に見直して、3月議会は「予算審議」、9月議会は「決算審査」にもっと集中できる日程確保をするために一般質問の在り方を改善したらどうかと思っています。なので、3月議会の一般質問ではなく各会派代表による「代表質問」を取り入れることには前向きです。「ちょろちょろ」っとだけ質疑して終わってしまう予算特別委員会の在り方を変えていくことの必要性を感じているので。
 でも・・・・代表質問制の導入についてはまだまだ議会内賛否両論ありそう。そんなに簡単には合意できなさそうな取組みのひとつ。

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2009年02月09日

いつの時代も変わらない子どもたち。

 今日は午前中に会議があったので、間に合うかどうか心配していましたが、ギリギリセーフで6回目を迎えた多摩市公立小・中学校連合図画工作・美術展覧会に行くことができました。

 パルテノン多摩のギャラリーで行われていたのですが、「力作揃い」の作品の数々はどれも素晴らしく、会場全体に子どもたちの心の表現が溢れていることに元気をもらいました。中学生にもなると、篆刻、版画など作品も大人顔負け!図工室や美術室でどんな光景が広がっているのかなあと想像しながら、楽しく鑑賞したひと時でした。
 
 会場には今回の展覧会についてのメッセージが掲示されていました。その文章がまた非常に素敵なものだったので紹介したいと思います。たぶん、主催をなさった学校・・・というか図工の先生がお書きになったものでしょうね。

 「図工室で旅に出る子どもたち」

 「ねぇ、今日はなにやるのー」と、子どもたちは図工室にやってくる。
 そこには多くの出会いがある。人と人との出会い、人と物との出会い、ものと物の出会い・・・・。子どもたちは、自分自身に、人に関わり、×をかけながら、物語にくり出すように、自分の世界へと旅に出る。

  (略)

 つくる喜び
 ことばにならない時間や感覚を、移り変わる色や、形で表しながら、自分の存在を確かめ、見つけ出し、作り出していく。そして、「今、この時間を生きている」と自分の存在をふるわせる。
 出会いはたくさんのトキメキと喜びをと共に、作品という創造物と新しい自分を作り出していく。旅は人を育て、多くの発見と喜びが生まれる。

 「いのち」と語らい、表現、自立

 (略)

 ものをつくるという過程は‘生きていくこと’に似ている。
 素材やモノと出会い、試行錯誤の旅にでて、自分を探し、自分と出会う。
 こうして子供たちは、日々図工室で自己を実現している。


 会場には案内のパンフレットなどがなかったので、せっかくの素敵な文章も手元にいただくことができず、携帯のカメラで写しとってきたので不鮮明な部分もあり、ちょっと一部しか掲載できていません。。。。いずれにせよ、とても感激のある文で、市内の先生たちがどんな心で子どもたちの指導をなさっているのかがとても伝わるものでした。

 ところで、昨日になりますが、多摩市平和イベント実行委員会で「ヒロシマからイラクへ…小児白血病・がんをもたらす”体内被曝”の脅威~」という規格がありました。被爆医師と言われている肥田舜太郎さんからの講演会は前評判どおりに力強いもので、92歳とは思えない話しぶりと、その話の内容の重さを噛みしめました。
 それから、「日本イラク医療支援ネットワーク」の事務局長で佐藤真紀さんから劣化ウラン弾に苦しむイラクの子どもたちの現況報告もありました。


 あわせて、イラクの子どもたちの絵と多摩市の子どもたちの絵の展示も。テーマは「平和」。子どもたちの平和の表現が環境によって違うように感じました。でも、どの絵をとっても子どもたちの今の「心」が素直に表現されているのだろうと思いました。


 「苦しんでいるのは海外の子どもたちだけではない。」・・・・・海外支援のことを話すとそんな返答が返ってきたこともあります。もちろん、日本の中にも苦しんでいる子どもたちが少なくありません。でも、今年も少しだけカンパのためにチョコを買いました。「限りなき義理の愛大作戦2009」。一つ買うと子どもの医療費一日分になります。ささやかな支援で救える子どもたちもまた一部に過ぎないのかもしれませんが。でも、ささやかな支援が結びつきあうと大きな力になります。

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2009年02月05日

会議上手。

 とある知人が教えてくれた青木将幸さん。ホームページを拝見してみると、個人事務所を開設してファシリテーター事務所というものをやっているらしい。

 彼は「会議が変われば、社会が変わる」としているのがとても面白く、あちこちに呼ばれてはファシリテーターの育成講座みたいなことをやっている模様。

 
 今日は朝からずっと会議。時間が経過すれば経過するほどに、「しかめっ面」になるような会議は本当に避けたいもの。・・・・・「シワが増える」なんて冗談言って笑えない。ファシリテーターなるものについて、100%理解しているわけではないけれど、沈黙で無為に時間が過ぎゆくような状況にならないようにしてくれそうな感じ。


 というわけで、議会で自由闊達な討議をする時・・・・必要なのはファシリテーションの能力。「意見が言い出しにくい雰囲気」という状況や「言っても無駄だな」という何とも言えないムードが漂う議論の場が皆無とは言えない議会。なので、これからの議会では議長や委員長その他・・・取りまとめ役を担う人に最も求められ、不可欠な要素はファシリテーションではないかって感じるわけです。さらに、議会に市民参加を進めるということですが、それにつけてもせっかくの市民の参加意欲を減退させ、萎えさせないようにしなければならず、ここでもやはりファシリテーション能力が求められるわけです。要するに議会改革の先にある議員像にはかなり高い能力水準が求められるので、それに向けて市議会でも「ファシリテーター能力養成」というこれまでとは一味違った議員研修を行ってみてもいいかも。


 明日の午後からは議会改革特別委員会。今日の夕方も明日の委員会に向けての打合せ。いよいよ起草委員会が「条例素案」になるたたき台を提出するのですが、どんな議論になるのかが楽しみ。

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2009年02月04日

来年度の都予算は?

 民主党都連の主催で来年度の東京都予算案の説明会があったので参加してきました。東京都の予算はその額が大きすぎて。ただ、原案については前年度よりも2,580億円も減額になっているとのこと。
でも、「都民へ『安心』をもたらし、『希望』を指し示す予算」というわけで、必要なところには積極的に投資していく考えなんだとか・・・・。

 説明を聞きながら思っていたのは・・・・「そうだよなあ・・・都議会議員選挙もあるしなあ。」。


 財政当局の方のお話だったのですが、「公共事業も減ってはいません。」というようなニュアンスのことを何度もおっしゃっていたのが印象的でした。そのことは議会側の各政党会派からの要望をくみ取るために準備されている「復活額200億円」のうちの中でも、際立つのが「都市基盤整備の8,466百万円」にも色濃く反映されている感じがありますね。この復活予算の組み立てに政治力が物を言うとすれば、やはり都議会全体の構図を変えなければならないと感じます。
 でも、いわゆる土木系公共事業のことでいえば、私の見えている範囲外の地域の事情もあるわけなので、何とも一言で善し悪しを語れないことも事実ですね。どれもこれも必要な事業だとは思うのですが、結局はお金が潤沢で有り余っているわけではないので、その必要性に優先順位を付ける必要があり、その優先順位のつけ方や決め方をどうしていくのか・・・・・それがちゃんとオープンに納得できるような手続きや議論を経ているのか、調整されているのか・・・・・ここが肝心に重要なことで、それは市議会の中でも同じことが言えますが、いわゆる首長と議員との「票」というバーターで物事の優先順位が決まってしまうような構造がまだまだ根深く残っているのも否定できない事実です。
 
 選挙を見据えて、お互いの「実績づくり」が見え見えに行われているのを目の当たりにさせられるとたまらないなあ・・・・と思いますが、それは目に見えて城郭を完成させることができていない「野党的」立場の人間の羨望として片付けられてしまうのかしら?


 いずれにしても来年度の都の予算は都議会議員選挙を意識して編成されているんだろうなあと思うわけですが、都議会についてつぶさに観察しているわけではないので、理解の水準は低レベル。なのでこれ以上あれこれ言えないとは思っていますが、東京都が打ち上げている各部局の新規事業で多摩市に関わるものがどこにあるのかは把握しなければならないでしょうね。3月定例会、予算委員会に向けてやることがたくさん!加えて、一般質問に向けても・・・・提出日が刻々と迫っています。

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2009年02月03日

安心して子育てなんてできない。

 今日は子育て中のママに出会い、いろいろと多摩市の子育て・教育環境などの不安の声を聞くことができました。
 
 「安心して子育てできない。」

 保育園にも入れなければ、幼稚園に入るにも夜中から並ばないと入れない・・・何とかしてほしいと。そしてまた、友人が出産をした2年前よりも、もっともっと安心して産めない環境があるのは産婦人科がとにかく予約でいっぱいで、出産する場所がないという深刻な話題まで。そんな中で第2子を出産することも考えるけれど躊躇してしまうと。
 それにしても、ある程度の収入のあるパートナーがいる場合にはいいけれど、若い世代は2人で働いても働いても収入が上がらないという現実。本当は子育てを楽しみたいと思っていても、一人分の収入が手取り20万円に届かず、むしろ減給の一方で・・・・共働きせざるを得ない状況になっている人たちもいるという話まで。


 市内の子育て事情などについて情報交換をして、切実な声にどうやって答えていけばいいのか、「子育て支援」が重点施策になっていて、子育て施策・分野に税金を重点的に使っているように(見える)けれど、感覚的には「全然、充実もしていない」ということで、数年前よりも良くなったという実感がわいてこないのはなぜなんだろう?

 
 これでは、せっかく市長肝いりで進めてきた「子育て・子育ち施策」も功を奏さずか・・・・・来年度の目玉?公立幼稚園の跡地にできる総合的施設なるものに期待してもいいのだろうか?

 ようやく歯の治療が完了して、食事が快適に。これで本調子。歯が悪いとやっぱり体調がのらないし、気分ものらなかったので。周囲の人にも「元気ない」と言われていたらしい・・・・。

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2009年01月28日

ひと休み。

 「議会改革」・・・・「改革」という言葉は使いすぎると疲れる気がしてきました。

 というわけで、一夜明けていろいろと考えていますが、結局のところ行き着く先には「議員一人ひとり」の志やら意識やらがあって、そこにどう行動していくのかという姿勢が問われているような気がしています。「改革するところの本丸には議員そのものの意識改革がある。」とおっしゃる同僚議員の方もいらっしゃいますが、その言葉が思い出されて仕方ありません。今、進めている特別委員会での議論も決して安泰なものではなく、進め方そのものへの異論がくすぶっていることも確か。「『討議する議会』と言っているのだから、もっときちんと議論をしたいしすべきだ。」という声にどう耳を傾けていけるのかが重要な点だなあと。


 今日は午前中は地域でパワフルに活動されている方にお会いをして、いろいろと意見交換をしました。同い年の子どもがいるので、共感できる部分も多い・・・その上、彼女と私は誕生日が同じ♪という奇遇。それだけで親近感が湧いてしまうという不思議な縁なんです。子どもたちに私たちが伝えていけることってどんなことかなあと一緒に考えて、話し合うことのできる同世代の存在はとっても心強いです。
 ・・・・で午後からは歯医者に行きました。

 明日から開催される個展のご案内です。★「すぐそこの、むこうがわ」★版画家の猫野べすかさんは多摩市出身の方(ってたぶん言ってもいいと思います)。彼女も私と同世代です。作品を見ているだけでもほんわか幸せな気分になれるのですが、彼女もまたそこにいるだけで周りに安心感を与えてくれる癒し系。非常に素敵な方です。ぜひ、お時間ある方・・・お出かけください。

 猫野ぺすか版画展●Irelind vol.11
「すぐそこの、むこうがわ」
会期・2009年1月29日(木)〜2月4日(水)
会場・京王百貨店聖蹟桜ヶ丘店 7階 京王ギャラリー
   AM10:00〜PM6:30(最終日は午後4時閉場)
子供の遊び場は自由自在。
ほら、その道を曲がると、もう海が広がっているのです・・・
新作木版を中心に、孔版、消しゴム版画作品も展示いたします。

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2009年01月16日

落ち葉集め。

 今年は毎週金曜日の午前中に農作業を少しだけお手伝いしようと思っているのですが、今の時期は畑のお仕事も小休止中。先週はしとしと雨だったので作業は中止だったので、先週予定していた「落ち葉集め」をしました。と言っても、「落ち葉集め」の目的は来月に行う「焼き芋大会」の準備のため。お借りしている畑でのちょっとしたイベントです。落ち葉って集めるのはかなり大変なので、作業の中心になっている方の伝手を頼って、日野市のとある公園で「自由にお使いください」と確保されている落ち葉を頂戴しに行ったわけです。すでに公園の清掃で集められたと思われる落ち葉が一区画に集められており、それを袋詰めしてから車に積んで、畑に運ぶということです。


 とにかく落ち葉を大きな袋の中に詰め込むだけの簡単作業ですが、ちょうど背中にぽかぽかの陽ざしでとても楽しく無心に取り組める作業でした。午前中だけの作業なので、あっという間に時間が終わってしまったのですが、途中で持参した水筒のあったかいお茶をいただく瞬間の幸せな感は懐かしい気分でもありました。


 私がこの作業に関わって「土に触れる」ことをしてみようと思ったのは、子どもと一緒に土に触れたいと思ったから。さらに、そこに天や地からの恵みをいただける喜びを一緒に味わいたいと思ったからです。都会に住んでいると今や自然体験もお金で買う時代かと思わされるように、ネイチャースクールのご案内をいただいたりします。もちろん、それはそれで否定はしませんが、そうではない場所があるのならその場所を大事にしたいと思います。思っているだけだと、なかなか進むわけもないので、自分自身も直接関わり体験してしまおうと考えてみました。でも、いつまで続けられるかが心配。何せ、私は虫はあまり得意ではないので。虫ともお友達になれないと「農」を私のライフスタイルに取り入れることは難しいでしょうね。


 これ・・・すぐにあきらめないことが今年の目標かな?!

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2009年01月13日

3連休明け

 今日は連休明け。何となくお正月過ぎから間もない3連休で、昨日まではどちらかというとオフモードという感じですね。

 昨日は成人式が行われたので出席しました。ちょうど昭和63年生まれ、昭和64年生まれ、平成元年生まれの世代で、1611人というのが新成人を迎えた多摩市民の数。華やかな着物姿は毎年毎年楽しませてくれます。

 平成元年といえば、私は中学校に入学をした頃。ものすごい世代差を感じてしまいました。平成元年生まれとはちょうど一回りの年齢差。平成元年は巳年ですから。ところで、当時新成人を迎えた頃の世代といえば、その時代は右肩上がり前提なバブリーな頃・・・・今年新成人を迎えた世代の置かれている環境を比較すると大いに夢を語り、希望を述べ、前途洋々としていたのだろうと想像します。その約10年後に新成人になった私は・・・・と言えば、いまいち記憶にはありませんが、少なくとも議員になろう5年後のことなんて考えたこともなかったですし、選挙権をもらえてうれしいなんて思ったことはなかったです。

 そんな私が今・・・新成人に向けて「政治を説法」してしまうような立場になり、成人式開催時には恒例の街頭宣伝活動でも「投票することの大切さ」を訴える立場になっていることはよくよく考えてみたら顔が赤くなりそう。


 それでも、やっぱり若い人たちに政治に関心を持ってもらいたい・・・・というよりか、「今がよければいい」「今さえ凌げればいい」ではないということを考えると自然に政治に眼を向けざるを得なくなると思うので、それを伝え続けなければいけないなって勝手に使命感を燃やしてみたりしています。なぜなら、私も年々年を重ねるので、新成人とも毎年一歳ずつ年が離れていくのが現実。なので、こうしてまだ若ぶってもぎりぎり許される今だからこそ、20歳への働き掛けもしやすい感じがあります。ちょっとした「親近感」が持てるかも?!ということで。


 今日は午前中は市議会ではストックマネジメントの特別委員会が開催されていました。明日は厚生産業常任委員会が行われます。市議会も年明けから起動し始めた感じです。


 たまたま出会った市民の方がおっしゃっていました。昨日の成人式の話をしたところ、「今の若い世代は物事を『好き』『嫌い』だけで判断しようとするんだよなあ。」とポツリ。その方はとてもご年配の方なので、おそらく・・・・その若い世代には私も入っているのでしょうね。「好き」「嫌い」だけじゃない判断を冷静に下していくというのは簡単なようで難しいですが、含蓄あるお言葉です。

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2009年01月08日

山ほどある課題。

 年明けから今日までは市民の方とお会いするなどして意見をいただいたり、情報交換をしたり・・・という毎日。今日も一般質問の内容を決めていかなければならないし、情報収集をしました。

 あっ、午前中には明日の民主党TAMAの新春の集いの打ち合わせ。いわゆる政治資金パーティと位置づけられるものですね。私の政治スタイルに照らし合わせると「らしくない」って感も否めないけれど、これは政党の「事業」にあたるもののようで、そこに所属をしている限りでは全く拒否もできない性格のもの?

 いずれにせよ、東京都レベルなどにまで行けばチケットが数万円だけれど、明日の場合には参加費として「3千円」というのは市民レベルなのかどうか・・・私は「3千円」でも高いと感じるのは、同じように参加費を払うのであっても市民はもっと自分にとって楽しい宴会に参加したいと思って当然だと思うから・・・・。「よし、これくらいの金額なら!」と民主党を応援したくなるような土壌はまだまだ作りきれていないのが現実で、それ以前に、政治そのものの存在が日常生活とかけ離れているところではそもそも政党が主催しているような場に出かけて行きたくもならないんだろう・・・・って分析。本当の本当に一般市民感覚に寄り添って考えるとしたら、政党の「事業」活動(政治資金パーティみたいなもの)はまだまだ縁遠く、敷居も高いものだなあという感じ。


 それはさておき、3月定例会の一般質問の作成にもそろそろ取り掛からなければいけないけれど、どんなテーマにするのか、ある程度は調査をしなければ薄っぺらな中味、表面的な提案しかできないし、そうであるならば質問しないほうがいいのかもしれないし・・・・という気持ちも。ただ、決して課題がないというわけではなく、課題を探せば山積しているのも実情で、少しでも山を切り崩すために一般質問の機会を活用することは必要なことでしょうね。


 というわけで、明日の天気が気になっています。雪が降るなんてことであれば私たちの明日の催しに出足が悪くなってしまう恐れもあるので。でも、「明日!雪が降って欲しい!雪が楽しみ!」なんて期待する声も私の背中に聞こえてはいるわけですが・・・・。子どもはいつの時代も無邪気ですね♪

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2009年01月07日

他人事ではない。

 テレビや新聞報道のニュースに一喜一憂することはあっても、悲しいニュースなどをどこまで現実的に受け止められているのかと言えば、実際のところ私も含めてですが、「他人事」としてしまっていることが多いと思います。それは悪いことではなくて、なかなかリアリティを掴み取ることができないのも現実で、そこを責めることはできません。

 知人からのメールが届きました。「まさか、昨年を象徴するような悲惨な事故が自分の身のまわりで起こるとは思いもしませんでしたし、その被害者が友人だなんて、やり場のない悲しみと怒りで、そして、このなんとも言えない閉塞感。窒息しそうなくやしさ、息苦しさを友人たちと共有しています。」
 ご友人の方がひき逃げ事故で亡くなられたのです。その方は争いを嫌い、子どもたちの未来が平和なものであるよう、とメッセージ性のある子ども服などを手がけるデザイナーをなさっていたそうです。


 「まさか・・・・・思いもしませんでした。」


 知人のこの一文が心に刺さりました。そう・・・私たちは「まさか・・・自分には」という気持ちがいつもどこかであり、その気持ちが無関心につながっている場合も多いですよね。ひき逃げ事故が発生したのは年末。知人は年末年始と事故現場周辺で目撃情報を集めるためのビラまきをしたのだそうです。でも、その現場でまた社会の冷たさを感じたと。確かにご友人は歩道のないところを渡ろうとしていたそうで、それが事実かもしれません。でも、ひき逃げをされてしまった・・・・・命を失ってしまったのです。命を失うというのは、それがいかなる状況であっても悲しいことですよね。しかし、ビラをまいていた友人は「歩道ないところを渡るほうが悪い。」という言葉を浴びせられたとか。

 想像をしてしまいます。心無い言葉、やり場のない怒り・・・・・。「命を失う」ということにこんなにも鈍感になってしまっていいのでしょうか。知人から届いたメールを何度も何度も読み返し、殺伐とした空気に私自身が息苦しくなってきます。


 「いつ、どこで・・・私も当事者になるかもしれない。」

 今は他人事でしかないことも、どこのどんなきっかけかで「自分事」になり、当事者になることもあるのだと思います。事の大小はあったとしても、そういう状況を誰しもが一度くらいは味わったこともあるような気がするのです。だから、私は他人にやさしくなれるんじゃないかなぁって思うのですが、それは違うのでしょうか。
 実は、それって政治に携わる人の原点になければいけない気持ちの一つのような気がしています。知人のメールに改めてその思いを強くしたのでした。

 ところで、「政治は生活」と言っておきながらもなかなかそのリアリティが掴めずに政治が一部の人のものになっているかのような、政治と生活がどのようにつながっていくのかもわからない・・・・そんな思いで様々な情報を見つめている人も多いのではないかと感じます。それは受け止め方の問題?

 何となく「自分には関係なさそうだ。」「あんまり興味も関心もない。」と・・・・政治への無関心につながっている気がしてしまいます。本当は税金もしっかりと払っているし、関係も密接であるのに。これも「他人事」の気分ですよね。


 でも、これについて「受け止め方」の問題と片付けてしまってはいけないですよね。それは、「命を失う」ことへの鈍感さも決して受け止め方の問題としてだけで終わらせてしまってはならないことと同様です。
 どうして、そういう受け止め方しかできなくなってしまったのでしょうね?一番はそこが問題です。それを考えるとやっぱりどこかこの社会の「教育」が子どもたちに伝え切れていないものがあると思えて仕方ないのです。


 「他人事」とはしないで物事を受け止める気持ちは単に感情的に事象を受け止めることとは違います。ただ、そこには他人への思いやりや想像力がなければなりません。私たち大人は子どもたちの想像力をきちんと育てていけるような社会環境をつくれているでしょうか?子どもたちの想像力を歪めてしまうような豊かな広がりを途中で断ち切ってしまうような空気をつくっていないでしょうか?


 この鬱屈として、深呼吸できない空気を変えていきたいものです。


 
 さて、ご案内です。昨年に引き続き、民主党東京都連の青年委員会では「民主党大学」を開催します。私も党に所属をしている一員として関わっています。今日の午後、打合せをして募集要項を決定しました。受講生とともに学んでいきたいと思います。ぜひご参加ください!→民主党大学東京 第三期生募集!!

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2009年01月06日

oneテーマ。

 市民の方とお会いをして、いろいろと意見交換。私の目下最大の悩みは3月定例会のこと。昨年末に定例会が終わったばかりで、年明け始まったばかり・・・・・・3月定例会は日程の関係で2月中にスタートするので、一般質問その他準備の時間が賞味あと1ヵ月半もない状態。

 正直・・・・それだけの時間で十分に調査を重ね、深みのある質問ができるかどうか・・・・・って疑問だったりするのです。

 その方のご意見によると「議会改革ってやっているけれど、本当に議会改革が進むのか疑問だねえ。」というもの。何しろ時間に追い立てられ、追いまくられている時代環境・・・・・・・「考える時間がなければ、いい仕事ができない。」というのがその方の持論。なので、「議員も大変かもしれないけれど、それに対して情報提供をしたり、資料を作成したりする職員も大変で、一般質問をしたとしても‘やりっぱなし’になってしまうのでは?」というのです。


 確かにそうなのかも・・・・・私たち議員が行う一般質問はあくまでも個人プレーの性格が強く、終わってしまったその後・・・・心して後追いしていかないと「検討します。」の市長答弁はそれ止まりになる傾向が強いというのが私の印象。せっかくの意見も提案もどこへやら・・・・と憤りを覚えることも少なくないわけですから。
 しかし、一方で、議員個人、議員固有の「発言権」として一般質問こそ議員の「ハレ舞台」と仰る方もあり。その意味合いについて、私もそこは頭から否定はしないけれど、一般質問は「発言してやった!」みたいな議員の自己満足に終わってしまうこともあれば、特に、市長と相密な関係にない立場の議員の場合は「焼け石に水」のごとく・・・・げんなりとしてしまう場合も多いことも。それはとても空しいことですよね。

 事実・・・・今、進めている議会改革で私たちは何を目標にしているのか、改革が進んだ先にはどんな議会があるのかを考えてみると、「議会の権能」を高めていくためには個人プレー以上に全員プレーが求められるわけで、それに対し、個々の議員がどうアプローチしていけるのかが問われそうですね。


 選挙のことを考えると、いかに個人を目立たせるのか、しかも実力の伴った個人プレーが目立つのであればいいわけですが、ある意味で足の引っ張り合いで個人を浮上させようとするようなプレーもなきにしもあらずなので、そういう状況を見ていると私は「大丈夫?議会改革?」なんて思ってしまったりするのでした。

 
 というわけで、その方のアドバイス。「一般質問は年に2回にしたらどう?」「一般質問より決算、予算に力を入れたほうがいいんじゃないの?」それから、「登別市議会では定例会を減らしているけれど、多摩市では減らさないの?楽するために減らすのではなくて、その分、別の活動ができるのであれば減らしてもいいのでは?」などとご提案をいただいたのです。


 それにしても一般質問をやったかやらないかを厳しくチェックして、一般質問をやらなかったら「サボり」とみなされる傾向があり。そういう評価がなされてしまうのも悲しいところ。市議会ウオッチャーの皆さんのご意見も拝聴してみなければ。


 ちなみに、登別市議会では6月定例会を減らし、そのかわりに議会フォーラムを開催しているようです。この議会フォーラムは市民も参加できる意見交換の場のようです。ちなみに従前、6月定例会で行っていた補正予算(はほとんどないと思うけれど)、その他重要な議決案件などは臨時会の開催で対応をしているとか。定例会を減らし、まさに議会としての調査・研究を増やす取組みの一つですね。一度、登別市議会の実際の話をどこかで聞いてみたいものです。

 さて、私のテーマはやっぱり「教育・子育て」。先日の市民の第5次総合計画の基本構想をつくるワークショップでも「学園都市」というキーワードが出ていましたが、多摩市には大層な産業があるとお世辞にも言えないからこそ、「教育」「文化」をどう育てていけるのかが鍵だと思っているので。


 でも、「教育」ってoneテーマになりそうで、その範囲は幅広く、そこから少し絞込みをしていくことも必要そうです。12月の定例会では「学校図書館」のことを取り上げてみて、かなりここは改革の余地がありそうだと思えたわけで、これを一つテーマにしていきたいと考え中です。さしあたっては他市の先進事例を見に行くべく・・・・今日はアポ取りをしてみました。議員が学校に視察に行くと言うと「構え」られるのですね。議員は市民で、市民の立場で市議会で発言していく人・・・・特別扱いなんて必要ないのに、何か勘違いされてしまうような土壌があることが本当に残念。

 こんな問題を取り上げて欲しい・・・・「one テーマ」にできそうなものがあったらお寄せください!
→hisaka_box@yahoo.co.jp

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2009年01月05日

仕事始め。

 今日から仕事始め。月曜日なので永山駅での遊説からスタート。新年明けなので、民主党TAMAで行いました。同じ月曜日でも、やっぱり新年明けは気分が少し改まった感じがして新鮮でした。今年もどうぞよろしくお願いします。

 年末・・・しかも大晦日の出来事。公園で遊んでいた我が子のおでこにキャッチボール中の兄弟のバットが直撃。「近づいたら危ないよ。」と何回も声をかけられたにもかかわらず、ボールを拾ってあげたくて周囲をウロウロしていた模様。案の定、振りかざしたバットの先が当たってしまったのでしょうね。病院・・・・と言っても、大晦日の夕方・・・・「開いている病院はどこ?」。
 忙しい救急車を当てにはできず、結局は自力で病院まで駆け込まざるを得ず。考えてみれば当たり前のことですが、年末年始もなく働く人たちも少なくないのですね。感謝です。何しろ病院そのものが年末モードなのか、事前に電話をしてみれば「他の病院にあたってみたらいかがでしょうか?」なんて言われるのでびっくり。「では、他にどこがありますか?」と聞けば・・・「東京都の電話サービスがありますから番号をお知らせします。」なんて対応。「すみませんけれど、私は消防署に電話をして教えていただいたから電話をかけているんですけれど。」「そうなんですか、でも、急患が来たら待たせますけれど。」・・・・・という押し問答続き。救急車で運ばれれば「急患」になるのでしょうが、自力でたどり着いてもそうはならないのでしょうね。「待ってもいいから、見てください。」
 ギャーギャー泣いている子どもと電話の対応にこっちが泣きそう・・・・って思いました。幸い大事には至らずよかったものの顔の傷が痛々しく。行った先の病院では「痛いことをしたら、痛いんだよ。」と言われたものの、レントゲン検査などしていただき安心して年末を終えました。と言っても、とんでもない一年の締め。「一年間分以上の怪我をしちゃったね・・・・」というのが娘との会話です。


 そんなこんなで過ごした大晦日・・・・年始は2日から開園する多摩動物公園に行ってきました。親子連れ、孫連れで賑わっている動物園は新年から子どもたちの笑顔が溢れる「幸多き場」でした。年末年始と世の中には不況、特に雇用不安の話題等など気持ち暗くなるような情報が多かったわけですが、子どもたちの姿はそんな暗い気持ちを吹き飛ばしてくれるような、そしてまた子どもたちのために今年も一年頑張りたい!って思えた一日になりました。


 年末年始というと政治家は様々なところへ挨拶回りをします。とある市議さんはこの年末だけでも200軒くらい訪問先があると言っておられました。私は「保育園の冬休みは私も冬休みで仕事はしない」と決めてパソコンさえ遠ざけた生活を送りました。以外に快適。


 なかなか実践できていない「ワークライフバランス」を心がけ、後から振り返ってみればあっという間に終わってしまう子どもとの時間を優先する一年にしたいと思っています。

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2008年12月26日

仕事納め。

 議会最終日で一息。昨日は民主党TAMAの会議が一日中。年明けに向けた活動その他諸々・・・内部事情を大っぴらにすることは正直できないけれど、とかく毎日があっという間に過ぎてしまい日々の反省がないままに「こなすだけで精一杯ぎみ」になっている感じ。ここで年末年始はしばらく充電期間にしたいかな?
 
 多摩市のホットな話題でうれしいニュースをご紹介♪何と・・・・「オリジナルエコバック」がインターネット投票部門で環境大臣賞で第2位に入賞したそうです。この情報を届けてくれたメールを見て、私は笑顔に。元気が出るニュースです。

 
 今日は議会だよりの原稿締切日だったので、原稿をやっと完成して提出。ちょうど議会改革特別委員会の報告をとりまとめていたのですが・・・・・元我孫子市長の福島浩彦さんの論考「市民の自治体をつくる」がとても参考になります。何度も読み返しては、頷いてしまいました。


 あわせて、今日はこんなニュースが・・・「市議年金12年度にも破綻」。これについてはしかるべき場できちんと話し合いをして、今後の方向性を示してもらうしかない問題。実際に私が年金をもらえるもっともっとのもっと先の時代のことなんてわからない・・・なんて言われているに人状況が容易に検討ついてしまいそう。老後の保障がどのくらいあるのかがわからないのに国民年金を支払う気持ちになれない!という同世代の気持ちは私も同じです。


 一年間の総括をしなければならないのに、その間もなく今日も一日過ぎてしまいました。私の仕事納めは明日かな・・・・明日は午後から民主党TAMAで年内最後の遊説をやります。

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2008年12月22日

最終日前日。

 今朝は年内最後の朝遊説。先週は諏訪第一公園は真っ白に霜が下りていたのに、今日は春先のような温かさに気持ちよい朝の活動をこなすことができました。

 その後、明後日の本会議を控えての準備を。

 
 何しろ、学校統廃合関連の条例提案が文教常任委員会では否決されていて(民主党TAMAも否決)、その後・・・・本会議の議決がどうなるのかでここ一週間ほど色々な動きがめまぐるしく。と言っても、「どうしても可決させたい。」との立場で教育委員会はあるはずなのに、その動きがとても鈍いとの声もあり。そんなこんなで、明後日を迎えることになるのかどうか・・・・・。私としては会派内で文教常任委員会に所属していると言うこともあり、朝から最終日に向けた討論原稿を準備して、これまでの流れなどを整理してみたのですが、なかなかまとめきるのにも時間がかかる作業。そんな中で、市公式ホームページで審議会での議論の経過などにも目を通したいと思ったのに、すでに情報が削除されているらしい。それで、すでにまた第3期として新たな審議会委員を募集している・・・・・。とりあえず当該事項の教育委員会の方針は掲載されていましたが、審議会の議事録はもう用済みということなのか・・・・?

 それにしても、今日は本件についての内部調整などが様々に行われているようだとの情報が届き、どうなっているのかと気にしながらの一日を送りました。でも、その結果がどうなっているのかまではわからず。一定の議論の積み上げをしてきたのにここにきて議会に否決されるのはたまらない・・・・とは言うものの、「否決」の態度を示している議員(会派)に対するアプローチなどがあるものではありません。私のところには「否決」という態度を再考してもらいたいとのご意見を市民の方から直接いただいていることも事実です。最終日の議決で可否の行方を睨んでみると「否決される」可能性が高いからこそ・・・・とご意見をいただいているのだと思います。
 しかし、そうであるならば「どうしても可決をしたい。」と考えたところで真っ先に動くのは教育委員会ではないかと感じますが、教育委員会は私たち会派の態度のいかんに関わらず「可決する」計算をしているのかもしれません。


 明日は祝日。最終日に向けて、小休止です。


 ところで、先だっての土曜日にベルブホールで行われた第5次総合計画の基本構想市民ワークショップを午後から傍聴しました。募集人数をはるかにこえる市民の方の応募があり、抽選で参加者50名を決定したそうですが、当日は36名の参加者。5つのグループに分かれて討議をしておられました。討議の前にはお決まりの多摩市の現状その他のレクチャーがあり、それを踏まえて意見交換交流をするというわけです。
 議論の結果を踏まえ、グループそれぞれがまちづくり像を示したのですが、最終的には参加者の投票で最も共感を得たのは「福祉と医療を大切にする学園都市・多摩」。

 「うーん、なるほど。」と思いました。


 まちづくりの市民活動をされている方々が傍聴に来られていたのですが、議員の傍聴が一人(私だけ)しかいないのは一体どういうことなのか・・・・・とつぶやかれていたのが印象的でした。年末迫り、さまざま地域での催しなどあり議員もそれぞれ忙しいと言った事情はあると思うものの、この場の雰囲気その他を共有することって「基本構想」への議決責任を果たすためには必要なことではないかなって感じた次第です。


 印象的だったことは事務局職員が「私服」参加をしていたこと。みなさんスーツ姿よりも私服のほうがアクティブかつ何よりも自然体!「お役人」VS「市民」という壁は服装だけでも取り除かれるようですね。市民協働をまちづくりの柱にしている時代。市民と協働する場に来るときは「私服」がいいですね。

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2008年12月17日

12月定例会 議会改革特別委員会

 今日の議会改革特別委員会には川崎市の市議会ウオッチャーの吉井さんが傍聴に来られていました。早速・・・・吉井さんのブログには本日の傍聴に言及が。詳細は明日以降にするとのことなので次回の更新がちょっと楽しみ。

 委員会の進行状況は・・・・というと、やっと議会改革の内容について「骨子案」の整理が完了。改革の必要性では合意できていても、各改革項目の詳細詰めて議論をすると、まだまだ意見の違いや対立も存在しているのが実情。・・・・・・・・・やはり「同床異夢」で進んでいる感が否めないものの、ここまで進んでくれば後戻りもできず、議会としていわば市民に公然と約束をしている「議会改革」は決して後ろ向きに進もうとはしていないことは確か。

 
 なので、無理やりに「検討することを検討しましょう。」というニュアンスでまとめた論点もあり。特に、新しい市民参加の手法については出前議会や市民が政策提言できる新たなルートの開発などなど・・・・具現化するためには運用ルール細部まで詰めなければならず、実現可能性は決して低いとはいえないまでも、実現までの道のりはまだまだ険しいものもあり。


 栗山町議会や伊賀市議会、会津若松市議会など実際に市民との対話の場を設け、意見交換をし、そして議会としての政策提言に結び付けるまでの活動ができる議会って神々しい。多摩市議会もいずれそうなるのかな・・・・・。


 そんな多摩市議会も全国的に見たら「先進地」なんですが。


 明日は今日の議論を踏まえて、「議会改革」の方向性について全議員に説明・意見交換を行う予定になっていて、特別委員会のメンバー外の議員との情報共有というか、認識や理解を深めていくための会を行う予定なのですが、どんな異論反論が飛び出すでしょうか?明日の会議は議会内勉強会という位置づけなので残念ながら「非公開」。


 ですので、今日の会議の総括については、明日の全議員勉強会を経てからまとめて論点整理をしたいと思います。

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2008年12月16日

12月定例会 閑話休題。

 今日はストックマネジメントの特別委員会が午前中に。2月に市民向けにフォーラムを開催するのでその内容、あとは学校跡地の問題をどうするのかで話し合いがあったとか。午後からは民主党TAMAでの打合せ。明日の議会改革特別委員会に備えての議論や昨日の文教常任委員会の条例「否決」に関する状況報告その他を。

 条例を否決したことに関しては、まだまだ委員会での話ですが、本会議でどうなるのかが話題になるのはもちろんのこと。「可決」に必要な人数のカウントをしながら、調整に入っているとか入っていないとか・・・・そういう状況の話を聞いています。私は昨日の結論を受けて、これからどうしていくつもりなのかを教育委員会の担当者に確認をしながらと思っていますが、今回の「否決」という結論に対しては市民の方からもご意見をいただいているので、それらも加味した上で今後のことも考えていきたいと思います。一つ一つ内容を整理してから最終日に望みたいと考えています。

 議会はそんな状況でてんやわんやしながらも、毎日が過ぎていくわけで、明日は議会改革特別委員会がありますが、こちらの議論もそろそろ佳境に入ります。最終的には「議会基本条例」の制定を目指している委員会なので、条例素案作成という段階に進めるのかどうか・・・・・進めていかなければ仕方ないのですが、そこへの道筋をどう描けるのかは議論の行方次第。委員長を中心にどうやって議論を進めていくのかが大きく鍵を握りそうです。副委員長と言う立場をいただいていますが、どうもその役目を果たしきれていなくって。委員長がものすごいやる気でエンジン全開なのですが、暴走してしまっては委員会全体が上手に運営できない場合もあるので程よくブレーキをきかせなければいけませんね。しかし、ブレーキ故障気味か?!委員長と副委員長の連携って非常に重要なんだなと・・・・それは議長と副議長との関係性でも言えるのだと思いますが、この立場を修行中ということで十分な機能を発揮できない「副」を自覚中です。

 ところで、先般日曜日。桜ヶ丘のヴィータホールで子育てママの合唱サークルSirenのコンサートに行きました。会場内は親子・・・それも就学前の子どもづれのパパ・ママとおじいちゃんおばあちゃんで満員で大盛況でした。私たちの世代は社会参加意欲が少ないなどと言われることもありますが、同世代ママたちが自分たちでサークルをつくって子育てだけではないつながりを持ちたいと活動している姿は「社会参加意欲」の表れとも言えるではないかって感じました。やっぱり誰かとつながって、助け合える関係がないと「暮らし」が潤い不足になると思います。

 反貧困ネットワーク事務局長の湯浅誠さんが大沸次郎論壇賞を受賞されました。湯浅さんは助け合える関係のなさ、つながりのなさが貧困問題をより深刻化させていくことを指摘しています。もう一度湯浅さんの著書を読みたいと思いますが、一人でも多くの方にもぜひ呼んでいただきたいと思います。「 反貧困―「すべり台社会」からの脱出」


 
 今年もあと半月で終了します。議会もあと一週間で最終日。でも、何だかそんな気分がしない今日この頃です。

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2008年12月12日

12月定例会 建設環境常任委員会

 予想通り、午前中からの会議が延びに延びたので傍聴することができず。「一体何の会議?」という感じですね。党活動のことやら選挙のことやら・・・話し始めると課題は尽きずということで、朝からずっと缶詰状態での話し合い。総選挙は延びるし、それとあわせて都議会議員選挙にも独自の候補者の擁立を決定しているので、今後の体制づくりを再確認する時期になっています。

 と言っても、この話し合いに会派の3名が同席していることもあり、話は途中で市議会の話題にも。私としては月曜日の文教常任委員会で学校統廃合関係の条例提案と陳情が提出されているため、これについての判断をしっかりと固めておかねばならないと思っています。
 議会改革・・・なんていって、議論や協議を深められる状況にいきたいとは思うものの、今回の案件については事前に会派の意向を固めておくことが必要で、例え意見交換や交流をしていったとしても会派の意向は変更しないとの方針で貫きたいと考えています。最初に結論ありきの議論では議員同士の討議は全く臨めもしませんし、討議をするだけが徒労に終わる場合もあったりするので、「議会改革」を訴えている立場の私にとっては矛盾極まりない状況です。まあ、これは「議会改革」を旗印に掲げている多摩市議会全体が問われていることなのだと思っていますが、「言うは安し」というのが実態で、「議論する市議会」や「討議する市議会」と言っても、現実問題としてその行動が言行一致しているかどうかがかなり厳しく問われるような気がします。

 さて、今回の統廃合の案について私たちの会派で新たな問題点となったのは新校の名称のこと。なぜ、「青陵北小学校」「青陵南小学校」になるのか。地域の名称を残し「貝取小学校」「豊ヶ丘小学校」にすべきではないのか・・・・という意見です。貝取も豊ヶ丘も古くからの地名であり、それを大事にすることがなぜできないのか?例えば・・・・「瓜生小学校」(南永山小学校と西永山小学校が統合)については、多摩村からの「瓜生」という名前に変更していることに見てもわかるということです。地名問題については「町界町名地番整理審議会」における整理もそう簡単には進まずに、地域の合意形成に時間がかかることに見てもわかるように、歴史を重ねている地域だからこそのこだわりと愛着があって当然で、機械的に線引きをして割り切れるような問題ではありません。それは学校の名称にもあてはまることな気がします。
 
 私が多摩市に引っ越してきた頃、当時住んでいた場所は「連光寺」で、いつの頃だったか途中から「諏訪1丁目」に変更した記憶があります。でもそれについて、大きな抵抗感を感じなかった私はやはり線引きをされるところの「新住民」に入っているのでしょう。


 
 でも、だから「旧住民」のことはわからないではないですよね。全国各地の合併問題を見ていても、新しい「市」の名前をどうするのかでもめていたりとか、また自分の町が隣町の大きな市に「吸収」されてしまっている事例などなど・・・・やはり住んでいる人たちの気持ちの問題は軽視できないなあと思えるので。仮にも多摩市がどこか近隣区域と合併するとして「多摩市じゃなくなる?!」なんて時にはやっぱり私も抵抗感覚えるに違いないので。


 というわけで、週明けの委員会に持っていく結論ですが「学校名も含めてを再考して欲しい」ということになりそうです。

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2008年12月11日

12月定例会 厚生産業常任委員会

 今日も傍聴に行けていないので委員会での状況はまた別途。

 審査案件としては私が、気になるのはコミュニティセンターの指定管理者の指定に関すること。行政側は各コミュニティセンターの運営協議会を指定管理者としてきたし、今回も引き続き指定管理者として住民の運営協議会を指定する段取りになっている。そのこと自体は全く否定するものではなく、反対するつもりもなし。
 ただ・・・・今後のことを考えて、特に唐木田のコミュニティセンターのことに言及してくれた議員さんがいてくれたらいいんだけれど。あとから委員会の要点録でも確認したいと思っています。唐木田のコミュニティセンターも施策の方向性としては住民の運営協議会がその運営にあたるはずで、指定管理者になるものと思われるには思われるわけですが・・・・・コミュニティセンターのオープンと同時に運営協議会も本格稼動するのだとすれば、全く実績にない団体を「指定管理者」に指定することとなります。もちろん、今もオープン時を睨み住民主体の活動はありますし、地域の機運づくりなどイベントが行われています。しかし、そのことと指定管理者になって担わなければならない業務の遂行能力があるのかないのかは全く別問題。

 既にあるコミュニティセンターでは各運営協議会が「業務委託」でその運営を任されてきたとの実績の上で「指定管理者」になっているわけで、一定の実績を評価することは可能でした。しかし、新たな団体を立ち上げながら、そこを同時に指定管理者にしていくことはよくよく考えてみると結構無茶な話かもしれませんね。まあ、他のコミュニティセンターから学びながらやっていくだけの話かもしれませんし、そうせざるを得ないということなのかもしれませんが・・・・。それでも指定管理者として指定する際に「実績なし」ということではどこにどう視点をあてればいいのかわからないですよね。


 コミュニティセンターは住民主体で運営してもらいたいから。これまでも住民の運営協議会に任せているから。この2つは指定理由としてなるほどと理解はできるのかもしれませんが、はっきり言って、それだけでは十分な指定理由とはならないかもしれません。ここは一つ、今後のサポート体制なども含めて行政として実績のない団体を指定管理者にする(ってコミュニティセンターの場合だけだと思いますが)ことの意味合いをきちんと整理して欲しいものです。


 明日は建設環境常任委員会です。また傍聴に行けるか行けないかが微妙な状況。建設環境常任委員会は会派のメンバーに所属している人がいないので、できる限り傍聴しておいたほうがいいのですが。

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2008年11月20日

ネットリテラシーのこと

 市のホームページでようやく報告が掲載されました。せっかくスタートさせた「市政メールモニター制度」の出鼻をくじくような出来事。メールモニターとして登録をしてして下さった市民の方から・・・・事故発生当日に連絡をいただいたので、担当課に今後の対応を問い合わせていたところです。おぼろげな記憶ですが、確か・・・昨日くらいまでは「市政メールモニター」の登録者募集の告知がホームページ上でもされていたのですが・・・・。

 このような事故は他にも発生しているとのことで、合わせて教えていただいたのですが・・・・。

◆内閣府から「国政モニター」のメアド流出 BCCをTOに
2008年4月11日
「内閣府大臣官房政府広報室」からの発表

◆経済産業省 特許庁
2007年10月23日2008年2月27日

特許庁は、一度やって、4ヶ月して同じ失敗をまた。


 ということのようです。これについてはネットリテラシーのことと深く関わるとのご指摘で、「Bccを本来の使い方以外に使っているために、おこるべきしておきた事故だと思います。」というわけです。私自身もネットリテラシーについては人に指摘できるほどに技量を持ち合わせているわけでもありませんが、個人情報を取り扱っているとの職員意識の希薄さということについては、USBメモリーの紛失などでも反省を重ねてきた点なので、やはり事故防止のための措置をとらねばなりません。「Bccを使用するということは、一定の確率で人為的なミスが発生する可能性が高いので、基本的は『Bccは使用しない』を基本姿勢にすべき。」が必要だと言います。

 民間企業などでは社員全員が毎年Web研修を受講して、当たり前でわかっていることを再確認する場を持っている場合も少なくありません。

 財団法人インターネット協会が実施する「インターネット ルール&マナー検定(ビジネス版)」もあるようですが、このような検定を活用しながらネットリテラシーを磨くことは一つの手法と言えます。

 市民の方にいろいろと教えていただけることは本当にありがたいことですね。これって市に対する市民提案としてもとても有効なものだと思います。やはり「人」が操作をするわけなので、「全くミスはしない」を前提にすることは難しい→そのためにどんなことに取組むのか?・・・ということになるでしょう。昨年のUSBメモリー紛失事件以降に多摩市ではどんなことに取り組んできたのでしょう。「電子メール取扱いの基準を徹底し、職員の認識をさらに高めてまいります。」というだけで対応しきれない気がします。


 「人のフリ見て我がフリ直せ」・・・私も「ネットリテラシー」を身につけていかなければなりません。

 明日は一般質問の通告書の提出締切です。私は「多摩市の図書館政策について~「わたしのまちの図書館」づくりのために~」をテーマにしました。

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2008年11月06日

密かにと言うわけではないけれど・・・・。

 今日は保育園の参観日でした。ちょうど諏訪中学校の男子生徒が職場体験に来ていて、子どもたちに大人気でした。子どもたちの姿はいつの時代もやっぱり変わらないのではないかって思います。変わってきたのは大人たち。大人社会のあり方、それに伴って子ども社会も変更を余儀なくされているだけの話。育児書などで「親が変われば、子どもが変わる」なんてことが述べられているものが多いですが、まさに「大人が変われば、子どもも変わる」ということでしょうね。

 さて、市のホームページに多摩市の全国学力調査結果概要が掲載されました。結果の公表は時代の要請で、学校ごとの結果公表はすべきではないが、多摩市全体の平均正答率などは公表するという方向に議論がまとまったのが先日の教育委員会。どんな風に公表していくのかに工夫が必要で、数字が一人歩きしないように・・・・というわけでしたが、私が知りたいのはまさに・・・・・結果分析で見えてきた課題に対してどんな改善策や対応を図っていこうとするのか・・・・というところ。「早寝・早起き・朝ご飯」が重要なので、それをさらに進めようとしていることだけはわかるのですが、それだけで学力改善できるものではありません。多摩市の結果公表の仕方はそれとして、前年度は公表されていなかったことを思うと前進だと思いますが、もう少していねいに情報提供する工夫があってもいいのかなあ・・・なんて他市の例と比較をしてしまいます。いずれにせよ掲載したこともトップページで確認できないので、「密かなる更新」という感じにならざるを得ないところが残念。これはホームページのシステム上仕方のないことですが、トピックスに掲載するかどうかの判断もきっと市長がしているのでしょうね(市長が直接しているかどうかはわかりませんが、結果的には市長がしていることになります。)。


 というわけで、議会情報も密かに更新されています。なぜなら、会派に移動があったから。自民党会派を増田さんが脱退して・・・・「一人会派」になりました。なので多摩市議会は以下のような構成に。
 
 公明党 5名
 日本共産党 5名
 多摩市議会自由民主党 4名
 改革ゆいの会 4名
 民主党TAMA 3名
 生活者ネット・無所属の会 3名
 あおぞら 1名
 日月会 1名


 意外とこれも知られていない事実。また、他市などに行くと驚かれそう!「まあ、多摩市って自民党系は最大会派じゃないんですね!」って。これまた結構多摩市議会の特徴だったりするんです。公明党と共産党がしっかりと拮抗している市議会は珍しいとか言われることもあります。

 ・・・・・だから議会改革が進むのかもしれません?!

 どこかがものすごく大所帯というわけではなく、それぞれ穏便に?民主的な手続きや議論を大切にしていかなければ議会運営に乱れが生じそうなパワーバランスだから?!


 というわけで、今日は午前中は保育参観でそのまま親子で帰宅するという流れだったので昼下がりの時間で多摩急行で乃木坂まで。ピカソ展を見に行ったのですが、平日昼間でも本当に混雑をしていて・・・・どこからこんなに人が集まってくるのだろうと思ってしまいました。ピカソの描写は子どもにとってとても不思議な印象があるよう。「ちょっと、こわい絵」と素直に感想を述べていた4歳でした。

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2008年11月04日

冬支度。

 今月は連休からスタート。1日は青少協の釜炊き体験のイベントがありました。子どもと大人で150名ほどが集まり盛会でした。釜炊きで使用した「お米」がこれまたポイント!

 実は、諏訪中学校では修学旅行で岩手県の花泉町で農家にホームスティ(宿泊体験ではなくホームスティという表現を使用されていた保護者の方がおられるのですがなるほど!って)をして、田植えやらをお手伝いしています。今回使用したのは花泉からのお米とのこと。今年度諏訪中学校のPTAでは花泉の農家の方々の協力も得て、お米「ひとめぼれ」を格安で分けていただくことができたのだとか。私も3㌔ばかり購入をさせていただいたのですが、とても美味しい「採れたての新米」。精米したその日に直送していただいたものとのことで、花泉の農家の方々の諏訪中学校の子どもたちへの思いがたっぷり込められていることを思うと、美味しさも倍増します。

 それにしても昨日はとても寒い一日で、一気に紅葉色づき落ち葉焚きの季節になったように思います。子どもたちは焼き芋をするための落ち葉集めなどする季節でもあります。一気に冬支度・・・・・ということで、思わず私も足元ストーブを出してしまいました。これからますます寒くなると思うと考えただけで寒くなりますね。


 今日は朝は会派の打合せ、お昼には市民の方と面会してお話を伺い、それから活動を共にしてくれている大学生との打合せをして、それからまた市民の方と面会をしてお話を伺う・・・・ということで一つ一つ頭のスイッチを切り替えながら、それぞれ整理をしておかねばなりません。特に、市民の方とお会いして伺ったご意見などは自分なりに斟酌しながら、今後の活動や提案に活かすことが必要なので、その周辺の情報収集にも努める必要がありますね。内容の詳細についてはプライベートなこともありますので、ここで書くことは控えますが、「市民の期待に応える」ということや「市民の意に沿う」ということを考えさせられることがここ最近ますます多くなってきました。市政に対する不満などはその話を伺っている私にも直接向けられているものなので、その不満の声にどう対応していけるのかが問われます。なかなかその不満解消につながるだけのお手伝いを仕切れていないことすら感じます。

 
 というわけで、今日から11月が本格開始されましたが、連休中に母校のアメリカンフットボールの試合を見に行って学生たちの勇姿に元気をもらいました。あわせて宣伝ですが、多摩市議会ウオッチングニュースが発行されています。公民館などで手に入ります。市議会ウオッチングの会についてはさまざまな評価はありますが、とある集会にて今の事務局を担っている方が「議会の情報を公平な視点で知らせていきたい!」という熱い思いを語っておられたのが印象的で、私もこの場を借りて宣伝のお手伝いを。市民には伝わりにくい議会の情報などを伝えていきたい!とする思いは私とも共有できることなので。
 
★多摩市議会ウオッチングのホームーページ
 ・・・・・・最新号(第43号)の市議会ウオッチングニュース

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2008年08月21日

どっさりと資料が届きました。。。

 今週は月曜日に遊説をお休みしたので、今日に変更しました。久しぶりにお会いする方もいらっしゃいました。永山駅は駅の高架下で遊説することができるので本当に場所としてはベスト。とにかく紫外線のお肌への影響にますます気になる年頃なので。笑

 でも、今日は駅の北側で「ほうれんそう」を配布しました。ニュースを配布するためには駅の高架下でただ演説しているだけでは効果がないのです。なので、駅の北側、南側と場所を移動しながら、配布することがいいのですが・・・・・何せ、永山駅の高架下は「公共スペース」ではありますが私有地(電鉄会社、新都市センターの所有)なので、遊説をしていると追い払われるのが本当に悩み。京王線と小田急線のちょうど真ん中のところだけは高架下から外れているので、ここに立っているとクレームはきませんが・・・・・駅の南側にスポットをとると必ず駅の警備員さんもしくは駅員さんに睨まれてしまうのですね。そこがここ最近の駅遊説の悩みです。


 さて、今日は一般質問の通告書の締切でしたが、今回は10番目。唯一私と同期生の安斉さんにお会いしたら、彼女も「ひまわり教室」のことを質問するとのことでした。どうやら彼女は民間移譲や民間委託に反対のスタンスをお持ちのようですが、私はそこの考え方を覆すだけ十分な根拠と確信を得られているわけではないので、どういう議論を展開されるのか注目したいと思います。
 あわせて、今日は市長側から議案がどっさりと届きました。何せ、決算の資料はものすごい膨大。各事業それぞれの事業報告書をとりまとめた冊子は分厚さが10センチほど×2冊にわたっています。1頁ごとにていねいに目を通す作業をしていかなければなりませんが、途中でうとうとしても、寝心地悪い枕なので眠気防止にはちょうどいいかもしれません。昨年度のものはホームページからも見ることができますが、全く見る気持ちもそがれるような分量。情報を公開するということはとても大事なことだと思っていますが、「ガラス張りの財政」にしていくためには、わかりやすい資料提供が何よりも求められるような気がします。


 会派の控室でちょっとした打合せをしていたところ、「タマケン」の営業がやってきました。最近は検定ブームですね。今年は3級のみ実施されるようです。私としてはこちらの検定のほうに興味があります→夜景検定。決して、夜景に詳しいわけでも何でもありませんが、どんな受験生がいるのかに関心があるのです。夜景にものすごい通じている人ってどんな人なんだろう?
 タマケンの営業マンの話によると、タマケンの合格証で多摩地域の大学図書館が使用できるようになるとか、何かイベントやお祭りの実行委員会に参加できる資格が得られるとか云々・・・・そういう得点もあるのだそうです。退職した男性などには結構受けがいい特典が準備されているということですが、私にはその受けの良さにいまいちピンとは来ないのですが・・・・。


 9月定例会まであと1週間ほど。定例会の中で決算特別委員会も行われるので、終了するのが10月の3日。かなり長丁場の議会になりそうです。

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2008年08月20日

9月定例会の一般質問

 明日が一般質問の通告書の締切日です。今回はいくつか取り上げたい課題がありました。例えば・・・・インドネシアから医療・介護職に従事する候補生が来日しましたが、世界一のスピードで急速に高齢化が進む多摩市にとってもこの問題は気になるところ。今すぐの課題で云々・・・・というよりも将来的に少し長い視点で考えることが必要だと思っていますが、医療介護職に限らず、労働力不足の解消が社会全体の課題だといわれていることを考えると、海外からの労働者受け入れや移民の受け入れを進めていかざるを得ない状況にあるような気がしています。これから「多文化共生」というのが大きな課題になっていくでしょうし、そのために自治体が取組まねばいかなければならないことがあります。外国人市民、外国籍の生活者のために自治体がすべきことはどんなことなのか?課題認識を尋ねることの必要性を感じています。
 多摩市では「まちづくり計画」(ちなみに、今日付けの広報の1面記事によると、「まちづくり」というのは、市民の皆さんにとって、「多摩市で生活することは豊かだ」と感じられるようにしていくこと・・・・のようですね。)となる総合計画の見直しが進んでいますが、その中でも「多文化共生」について単なる「国際交流」という観点のみならず、外国籍の市民への支援という視点から本格的に取組むことが必要だと思っています。

 国では特に「外国人住民に関する防災対策」を中心に取組みを進めようとしているようですが、実際に震災のあった新潟の長岡市などでも外国人住民の方への災害対策の必要性を痛感させられたそうです。これに関しては多摩市では国際交流センターとの連携を進めて取組んでいく方針になっていて、少しずつ動いているらしいです。国際交流センターも外国人への生活相談室を開設していますが、今後は「外国人との共生」という視点から外国人への生活支援という視点で活動を展開して欲しいと期待しているところです。


 私自身は日本語が不得手な外国の子どもたちが日本の学校に通学する際の支援が大事だなって思っています。子どもたちだけでなく大人もそうなのかもしれませんが、日本語や日本社会・文化に関する学習支援の機会を提供していくことが必要だろうなあと思っているのです。もちろん国際交流センターでも日本語教室は実施していますが、国際交流センターが多摩市に在住する全ての外国人に知られているわけではないので、市として本腰を入れて国際交流センターを中心に外国人の生活支援をしていこうとするならば、それなりのPRと国際交流センターの活動支援をしていくこともまた求められると感じています。「市民との協働」でまちづくりを進めるということを否定するわけではありませんが、市民との協働は市民のボランティア精神におんぶすることとは違います。市民がまちづくりの活動をしたり、まちづくりに関する仕事をするほうがより「生活が豊かになる」というとき、市民に委ねたり、任せていくのだと思っていて、それは市民がやろうが行政がやろうが「仕事は仕事」。それこそ活動に見合った対価が支払われる必要があるでしょう。


 外国人との共生の問題を少し考えただけでも、課題は山積しています。もう少し整理をしてから、次回以降の一般質問で是非取り上げたいですね。
 小学校でも外国語活動が始まろうとしていますが、英語教育を進めれば国際理解が進むとか、国際人になれる素地ができるとか・・・・・何だか方向性が違っている気がしてなりません。(これは国の問題ですが)


 次に・・・・「新型インフルエンザ対策」のことが気になっています。危機管理という問題で一体どうなっていくのでしょうね。私にもまだまだどうなるのかわかりませんが、新聞でもチラホラと話題になっています。多摩市の対策って?
 少しだけ担当課長さんに聞いたところ、とりあえず今から考えます・・・みたいな感じで問題認識はあるそうです。東京都も行動計画やら策定していますが、多摩市でも行動計画を策定しなければならないでしょうね。これについても「やらなければいけない。」という課題。まちの安全って防犯条例の制定だけではないですね・・・つくづくそう感じます。


 
 あと、「移動の保障」ということも交通バリアフリーの問題とも関連して考えていきたいところ。高齢化の進展と坂道と階段の多い街の構造とを考え合わせれば、「移動の権利」の保障が今後ますます重要になってくるように思うからです。それから最近は「学校評価」のことも調査中です。さらには社会教育分野の公民館・図書館政策のことも考えていきたいなあと思っているのですが、そこまで余力がなくって。


 ということで、結構いろいろと問題が山積しているし、できるところから手当たり次第情報収集をしていますが、やっぱり最終的に一般質問の通告内容としては・・・・・これまであまりのしつこさで質問をしすぎて辟易とされている「ひまわり教室」のことはどうやら質問せざるを得ない状況にありそうなので、質問事項に挙げたのと、もう一つは「小中連携教育」ということを尋ねたいと思っています。貝取、豊ヶ丘地域の小学校の統廃合をめぐって、急浮上してきた新しい学校の特色が「小中連携教育」の推進ということ。どんな中味なのか関心があります。ご意見などある方・・・ぜひお寄せください。通告書全文は別途掲載いたします。

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2008年08月14日

お知らせ:民主党TAMAの議会前懇談会

 9月定例会の足音が近づいています。一般質問の締切は一週間後・・・・・。いつも情報提供しそびれて当日を迎えてしまうのですが、ちょうど10日前なので。

 議会前懇談会の日程をお知らせします。

 日時 8月24日日曜日 午後2時~
 場所 ベルブ永山4階 視聴覚室
 主催 民主フォーラムTAMA

 議会情報が知りたい!市政の動きを知りたい!・・・・今回の定例会は、やまばとホールの廃止、安心安全まちづくり条例(防犯条例に特化)、保育料の改定(条例化)などなど注目すべきいくつかの課題があります。
 それから昨年度決算で特別委員会も開催されますので、何かご意見のある方はぜひお越しください。このような会合は敷居高そう・・・・という雰囲気をどう払拭するのかが課題ですね。実際に始めてお越しいただいた方は「次も参加しようと思います。」との感想もいただいていて、一年以上続けてみるとリピーター(?)・・・必ずご出席いただける方もおられるんです。

 少人数で開催しているので、意見交換などもしやすいです。人数が多くないことのメリットがあります。ちなみに、今回は「市民への情報公開・情報提供について」とのテーマを設定し、みなさまとの意見交換を予定しています。行政の情報公開・共有ということありますが、議会についても同じことが言えるでしょうね。議会だよりを始めとする議会情報の提供についてもご意見をいただければと思っています。

 

 ようやく、ほうれんそう8月号が完成しました。気がつけば第70号。本当、編集人や地域に配布してくれている仲間に助けられていることにこの上ない感謝の気持ちでいっぱいです。彼らなくしては活動できませんので。彼らとビジョンやミッションを共有していることが私の明日への活動の励みになっている部分も大いにあります。いつも励まされているので。・・・・・・というわけで、完成してホッとする暇はなく、9月号の原稿を書かなくちゃ・・・・・やること山積み。


 昨日紹介した松田陽子さんの「桜の散る前に・・・」の動画はこちら♪今日、CDがリリースされます。

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2008年08月13日

きらきら輝いている人

 私がこの業界(?)に足を踏み入れたのは、今は亡き元都議会議員の新井美沙子さんに出会ったことがきっかけ。彼女は私の身近できらきら輝いている女性の一人でした。もっといろんなことを教えてもらいたかったし、学びたかったなあと・・・・思い出すとセンチメンタルな気持ちにもなってしまう私です。つい先日、「師匠を持つことが大事」という話を伺ったのですが、まさに私にとって彼女は師匠の存在で、道標になるような人物でした。「議員になること、政治家であることが目標ではない。」そんな後姿をいつも凛と示していたような気がします。

 そんな彼女がまた引き合わせてくれたきらきら輝く女性に出会いました。少し詳細を説明すると、美沙子さんのパートナー芳昭さんは放送作家として活躍されているのですが、その彼を通じて知り合うこととなりました。

 私がお会いしたのは松田陽子さん。アーティストです。彼女は美沙子さんに出会ったことはないそうですが、美沙子さんの生き方に共感してつくった「桜が散る前に・・・」という歌をつくりました。その歌が明日、陽子さんの誕生日にCDになりリリースされます。「ぜひ、ひさかちゃんにも。」という芳昭さんのご紹介で陽子さんから直接CDにまつわる様々なお話を伺いました。


 陽子さんはご自身も癌との闘病、そして離婚して現在はシングルマザー、うつ病で苦しんできたという経験の持ち主。けれど、そんな片鱗を全く感じさせない明るさとパワーのある女性でした。どの人の人生も価値あるもので、それぞれの人生を比較することなんてできないと思っていますが、彼女の強さに私は圧倒されました。そして、彼女を応援したいと思いました。そこで、私も彼女のCD「生命~いのち~」を多くの方に知っていただきたいと感じました。


 このBlogで宣伝することはどうかな・・・と思いましたが、「桜が散る前に・・・」はとてもいい歌。私は美沙子さんのことを思い出すから余計かな。


 さらにこのCDには陽子さんが国連の難民支援活動のためにつくった曲もあり、CDの売り上げ基金の一部は支援活動(国連難民高等弁務官事務所)に寄付されることになっています。


 大阪出身の陽子さん。「いのちは粗末にしたらあかん。いろいろ大変なこともあったけど、きっと私がそれを乗り越えることができるから大変なことが私のところにやってきたんだと思ってるんよ。だから、絶対、乗り越えられるんやって思って、前向きにしていたら、いいことあるよ~。頑張らなあかんなー。」・・・と関西弁で気さくにお話をしてくださいました。ちょっと政治つながり・・・・といえば、彼女は大阪府の橋下さんとご近所の家族ぐるみのお付き合いをしているのだとか。関西風には「めちゃめちゃ、よう知ってるんよ!」って感じですね。そこで橋下さんの選挙も全面的に応援したそうです。「最初は、この人あかんなあ・・・とか思ったけれど、最後のほうは絶対当選するわ~って思うくらいの選挙戦だった。」って感想を述べられていました。


 というわけで、彼女のホームページでは、彼女の義理のお母様が癌で亡くなられたときにつくった歌を聴くことができます。それから、ブログでは彼女の人柄を伺うことができます。でも、私は実際にお会いしたので、彼女の秘められたパワーはブログでは伝えきれていないなって思いますが。本当に深い深いところで人に力を与えてくれる女性です。


 もし、CD「生命~いのち~」に関心があるなという方・・・ぜひお声かけください。お届けします!陽子さんの活動を応援したいと思います。自分のできるささやかなことでも行動できたらうれしいし、したいと思う・・・・難民の子どもたちを支援したいという陽子さんの思いにも応えたいです。

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2008年07月30日

新しいコミュニティのあり方?!

 総務省では「新しいコミュニティのあり方に関する研究会」というのが発足したらしい。この研究科のメンバーに多摩市長が名前を連ねているのがポイント♪

 私としては・・・・「一体、ここではどんなことが議論されるのでしょうね?」ということと「ここで議論されたことは多摩市にどんな風に還元されていくのか。活かされていくのかしら?」ということが関心事項です。
 っていうか、市長は上記「新しい・・・・研究会」の前段で開催されてきた「コミュニティ研究会」のメンバーでもあったんですが。
 
 実は、「コミュニティ研究会」の議事録での市長の発言をざっと浚うと、改めて市長の認識が理解できるんです。例えば、ボランティアセンターやNPOセンターはあるけれど市民活動情報センターはあえて設置をした。その理由は市の職員との協働の拠点にしていきたいから。ここから行政職員の意識を変える、このまちの自治をつくるためには市役所の文化を変えていかなければいけない・・・という認識があったからだとか。(「拠点をつくったから変わるものなの?」っていまいち私の腑に落ちないけれど。)
 そしてまた、地方分権で言えば、三位一体の税源移譲を進めた小泉改革は50年後くらいになったらすごく評価されるような改革で、大きな時代の節目だという認識も。

 いずれにせよ、この「コミュニティ研究会」なるものの延長上に「新しい・・・・・研究会」が設置されたようなので、ここでさらにどんな議論が行われ施策展開に結びついていくのかぜひ注目してみたいと思います。もちろん国のコミュニティ施策が多摩市にフィットするものにもなっていくことを大いに期待して?!


 新しいコミュニティのあり方を議論すること自体は大いに歓迎。でも、コミュニティ論ってよくわからない。多摩市の場合もコミュニティ論は再編に再編を重ねていて、今は便宜的なのかコミュニティを10エリアに設定し、そこにコミュニティセンターを設置する計画はあるけれど、10のエリアの前は17エリアだったとも聞いているし。その時々で理屈づけがあるんだろうな・・・って思うけれど、その理屈を聞いたところでやっぱり「よくわからない」。


 今日は朝から缶詰状態で会派での会議。主題は9月定例会に行われる決算特別委員会の運営の仕方のこと。毎年毎年レベルアップしていくのかバージョンアップしていくのか???
 とりあえず多摩市の決算特別委員会での取り組みは全国の先進事例になっているものの、正直、毎年一貫性を持って積み重ねをしている手法と言えるものではありません。その都度その都度で「何となくこれがいいのではないか」みたいな議論をしていることは事実ですが・・・。まあ、いいように解釈をすれば「改良や改善を加えている」となるのかもしれませんが。
 

 今回は議会改革において「討議する議会」を目指していることも念頭においているので、議員どうしの意見交換をしようという流れになっているのですが、議員同士の議論と言っても、ただ単なる意見のぶつけ合いだけや批判や非難で終わってしまうのであればあまり意味があるとは思えず。ディベート大会になり、「○」か「×」か・・・を争ったり、その間で罵りあっているに近い状況になるのでは全く不本意。異なる見解や価値観を持つ議員同士が「一つの結論」を見出すための合意形成に結びつける意見交換や議論ができなければ「やらないほうがまし」なのかも・・・・これは私個人の見解。
 「討議する議会」に席を置く議員に求められる発言のマナーやエチケット・・・・ってありそうだなあ・・・。もちろんその中心には上手に議論をとりまとめていける敏腕のコーディネーターたる議長や委員長などの存在があるのでしょうが。
 
 議会コミュニティにも新しいあり方が求められそうですね。1会派の主張だけをゴリゴリと推し進めていくことだけが市民全体のためになるわけではないので。 

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2008年07月29日

市民と議員の交流会議に感じたこと

 週末に毎年恒例になった「市民と議員の交流会議」に参加。何と多摩市議会からは議長が「議会改革」の報告、副議長が「決算改革」の報告をするということで、‘特別’な取組みをしているとは思っていないけれど、多摩市議会の事例は‘先進的’とされていることを少しは感じます。

 さて、議長が報告者になった「議会改革」の分科会ではコーディネーター役が私の大学時代の恩師でもあり、多摩市の事例にどうコメントするのかな?と思っていました。

 まずは・・・・「議会がアンケートをするのは珍しい。」とのこと。今年行った無作為抽出1500名への市議会に対する意識調査ですが、これに関して言えば先進事例は京丹後市。京丹後市の場合には無作為抽出2500名と行政団体などの経験者600名(これは例えば自治会長とか民生委員とか、元議員のような方々)に調査をしているものです。ちなみに、2500名のうち戻りは約900名なので、多摩市とほぼ同じくらいの回答率(1500名中513名の回答)と言えるとは思っています。

 アンケートについては記憶をたどってみるのですが、それほどに反対の声が出たわけではなく、その必要性については疑問を感じていた人もいたのかもしれませんが、ずいぶんとスムーズに話が進みました。既に京丹後市での事例があること、そしてまた三重県の伊賀市でも市民へのアンケートを行っていたことが参考にしました。
 アンケート項目は、市民からその稚拙さが指摘される部分があったと認識していますが、議会改革特別委員会の中で最終的に練り上げたものです。


 私としては何の困難さも障壁も感じなかったのですが、もしかすると委員長が東奔西走?・・・・各会派にアンケート調査実施に向けての地ならし(水面下での調整)をしていたのかも。

 
 次のコメントとしては・・・・・「多摩市議会のような取組みは例えば世代交代があったとか、何かきっかけがあったのだろうか」というもの。これについては大いにそのとおり。やはり世代交代があるからこその今の取組み。多摩市議会は2期目、3期目の議員が多い。それから、どちらかと言えば期数を重ねていて老練な議員の皆さんは、かつて「改革」に対する意欲に燃えていた立場の方々が多い(言ってしまえば、反保守っぽくて‘革新’を名乗っていたような立場)。長く議員の席にいれば、それなりにやり過ごせば何とか4年間を終えることもできる・・・・という感覚が身に染みてしまいそう。しかし、現状に甘んじて胡坐をかいてしまおうという気分のかけらが少ない老練議員さんの存在が結構ありがたかったり。それが多摩市議会の改革を進める原動力になっているかな?


 でも、「市議会を改革するきっかけは?そして目的は?」

 議会改革を進めたその先にはどんな姿があるのでしょうね?

 そのことについてはまだ十分には議論できていないものの、実は一番肝心な部分が「議会改革の果てには?」というところかも。

 まあ、改革というのは日進月歩で進むものなので、いつでも現状に満足しない「よりよい」を求めて思考を凝らしていくのだと思いますが私たち多摩市議会も「何のためなのか?」・・・・という点で私が一番考えたいのは、、、、、、「市民を置き去りにしていませんか?」ということかな。この問題認識については先般頼まれた多摩学会の冊子に寄稿しておきました。
  

 ところで、市民と議員の交流会議ですが、毎年毎年参加者が増えている様子。大盛況なのはありがたい限りですが、ここが「議員の場」になりつつあると危惧しているのは私だけ?市民に比べて議員は3倍くらいの参加者数があったみたいです。地方議会の現状を憂い(?)、議会を何とか変えていこうとする気持ちをもつ議員が増えることは喜ばしいことかもしれませんが、一般市民参加者の顔が見えにくくなるということは残念(市民を置き去りにしていないよなあ・・・・)・・・・でも、それがこのようなネットワーク型の運動の姿なのかなとも思ったりしました。(あえて‘運動’って書きました。従来型の住民運動とは異なる運動体という意味で。)

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2008年07月23日

NPOセンターのこと。

 先般、今後のNPOセンターの在り方を検討してきた運営検討市民会議が終了しました。多摩NPOセンターをめぐる市の対応や手続きのまずさを指摘し、市民が再度、その必要性や今後の運営手法について議論をする場を設置すべきと主張してきた私にとっても議論の行方はとても気になるものです。
 
 この会議は全部で11回を重ねています。すべての会議に参加をすることはできませんでしたが、できる限りで顔を出し、議論を見てきました。議員はこのよう場にどう参加すればいいのか立ち位置がなかなか難しいのですが、議員も市民の一人ということでメンバーの一員で時折発言もさせてもらいました。会議の運営は参加しているメンバーの中から世話人を選出し、世話人を中心に議事進行を進めるという形式。民主的に進められていたと思います。最終の会議では「提言」をとりまとめました。市側によるとその提言を「最大限尊重する。」ということでした。

 「最大限尊重をする」ということは、そのままその提言を受け止めるということと同意ではないはず。これまで数々の事例を見てきて、そう思っていますが、今回の場合には市側はどのような対応をしていくのでしょうね。


 私としては「公設備・市民設立・市民運営」というNPOセンターのコンセプトそのものがわかりにくいと思っていて、いっそのこと「公設民営」として位置づけるとか、もしくは「民(市民)設民(市民)営」とかに変えるとか・・・・そういう意見交換もしてもらいたかったですが、残念ながらそこまで論議が深まらなかったのが事実です。会議では多摩NPOセンターの新たなステージ、新しい段階に進むために・・・という意識が先立っており、それはそれで前向きな議論が進んでよかったとは思います。しかし、肝心な多摩NPOセンターの位置づけや性格をどのようにすればいいのかを議論するまでには至っていないのが提言書としては少し弱いかなと感じていて今後にどうつながっていくのか心配です。とりあえず、現在のように特定のNPO団体に事務局機能を委ねる方式はなじまないという見解はあるようですが、では、市民が集まる運営協議会方式にシフトできるのかどうか・・・・・。そもそも多摩NPOセンターは市民の運営協議会方式でスタートし、それがなかなか上手くいかなかったので運営手法を変更したという経緯があります。つまり、ここでまた元に戻す(全く元に戻るわけではなく、新たな団体が立ち上がっていくとは思いますが)との判断を下せるかどうかにかかっている気もします。

 市民との協働は「行きつ戻りつ」がつきものだと心を広くして捉えることができればいいですが、果たしてどうなっていくでしょう・・・・・。誰がどこでその決定をするんだろう・・・・。


 今のところ、ちらほら聞こえてくるのは「存続はする」という方向性ですが、仮に行政がその責任において「存続する」という判断をしたからにはそれに見合った基礎体力をつけられるように支援すべきですね。そもそもNPOの中間支援センターなるものが自前で利益を上げ、稼ぎ出すまでになるには時間がかかるわけで、それまでの支援(とりわけ財政的な支援)がいかほどに必要か・・・・(については私が言うまでもなく、市側が最も痛感しているはず)。


 今回の検討会議では様々な分野で活動をしているNPO団体のメンバーが集えるサロン的なもの、事務所にできるブース的なものが欲しいとの意見もあり、それらを今後どう叶えていくのかが提言書の「最大限尊重」にもなっていくのかもしれませんが、そもそもNPO団体と言うのは「自主自立独立」して活動するものであることを認識しておくことは必要な気がします。サロン的機能は大事で、出会いや交流の場で新たな事業への発想が生まれたり、ヒントを交換し合ったり・・・なんてことがあるのだと思います。しかし、NPO団体ではなく、例えば中小企業・民間企業の経営者たちは特別に固定の場所を設けてはいませんが、異業種交流会などを開催しています。誰がイニシアチブをとっていくのかが最初の課題になるのかもしれませんが・・・・そのための多摩NPOセンターというわけではないでしょうし。


 私はこの際、ボランティアセンター(運営は市ではないが)多摩NPOセンター(公設備・市民設立・市民運営)市民活動情報センター(公設公営)東永山創業支援施設「ビジネススクエア多摩」(公設民営?ブースやサロン的機能がある)など・・・・・多くの市民にはわざわざ分けることの意義がどこにあるのかを説明しきれないところを解消してもらいたいと思っていますが、そこに一足飛びに行くことは難しいということが「答え」なのかもしれません。別々にはじめたものは別々にずっと存続していくしかない?

 もっといいやり方を考えることはできないのかしら?「つくることは簡単だけど、廃止することは難しい」の典型?一度スタートさせてしまったことを途中で中止したり廃止することを躊躇ったら躊躇ったまま存続していけるのが「お役所仕事」なのかもしれませんね。民間企業の場合はそこに利益が問われ、躊躇するまもなく「廃止すべきは廃止する」という決断を迫られることが多いでしょうから。

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2008年07月17日

平和展に託す市民の願い

 今日は週末土曜日から開催される第17回を数える平和展の準備のお手伝いをしました。平和展は市民の実行委員会「多摩市平和展市民会議」と多摩市が主催しています。

 この多摩市平和展市民会議は団体でも市民個人でも参加が可能です。また、平和展期間中には別途、市民のボランティアも募っており、「平和を願う」輪を広げていこうとしています。私は普段はほとんど幽霊部員なんですが、多摩平和イベント実行委員会に関わりがあるので、そこの呼びかけで今日の準備作業と片づけの撤収作業に参加をすることになりました。

 さて、多摩平和イベント実行委員会は「ドキュメント 基地と沖縄」というテーマで沖縄タイムス社から100枚近くの報道写真をお借りした展示を企画しています。残念ながら、お借りした写真をすべて展示しきるだけのスペースはないのですが、一枚でも多くの写真に触れていただけるようにと敷き詰めて掲示しました。この展示にあわせて、沖縄タイムス社の論説委員長をお招きした講演会も開催します。講演料のみ「平和展」の予算にて経費が支出されますが、それ以外の経費(往復交通費・宿泊費)などは・・・・企画をしたものの責任の範疇です。

 というわけで、多摩平和イベント実行委員会も活動費用の捻出に知恵とアイデア、工夫の積み重ねで何とか乗り越えようと言うわけです。例えば・・・こんな映画会の実施も予定しています。ぜひ、ご覧ください。

 また、平和展でも上記の報道写真展示のみならず、アニメ映画「かんからさんしん」、田中優さんの講演会「石油を奪い合わない未来へ~自然エネルギーで暮らせる未来を~」の企画もしています。

○田中優さん講演会の案内♪

 環境、エネルギー、お金、どれもシステムを変えることが平和への道、と語る田中優さんの、戦争をやめさせ環境破壊をくいとめるための「新しい社会のつくり方」の お話は、とてもわかりやすく、胸にストンと落ちてきて説得力があります。

 今や日本の「アル・ゴア」とも呼ばれる田中優さんは、若者に絶大な人気で毎日、日本中で北から南から、講演に引っ張りだこ!

 お近くの方は、この機会にぜひ、多摩市平和展の講演会においでください。(会期中の催しは、全て参加費無料です)

▽日時 7月26日(土) 13:30~15:05
▽会場 パルテノン多摩 小ホール(京王・小田急多摩センター徒歩3分)
▽テーマ「石油を奪い合わない未来へ~自然エネルギーで暮せる未来を」

 市民もとてもわかりやすいというか・・・・数年前に同じく平和展の企画で吉永小百合さんの朗読があった時には会場のパルテノン多摩は大ホールにも関わらず、往復はがきでの抽選申し込み制でした。あの盛り上がりと言うか・・・・・「空前の大賑わい」は儚い夢であったかのような出来事でした。そんな派手さはありませんが、平和展の企画内容は平和への思いが込められたものばかりで・・・・「戦争反対」を真正面から主張するものだけではなく、「平和」を色々な角度から捉えようとしています。


 今年は・・・・「地雷・クラスター爆弾」に関する展示もあり、こちらは地雷廃絶日本キャンペーンからに展示品貸出を受けているようです。


 「すべてのいのちに平和な地球を」・・・・第17回多摩市平和展にぜひ足をお運びください。みなさんの平和に対する思いを毎年一度のこの機会に託していただきたいと思います。

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2008年07月15日

議論はつきないんです。

 曲がりなりにも・・・・・とりあえず作成した民主党TAMAのマニフェストの進捗状況確認と見直し作業が必要だと考えていて、できれば今月中に終わらせようと目論んでいます。・・・・突貫工事的にホームページにアップをした基本政策集も「素案」のままになっていますが、概ね、この内容をベースにしながらもう少し内容を整理していくことになりました。

 そのために時間の調整がつく限り、会派で集まることになったのはいいですが、一つ一つの政策内容を吟味して、点検見直し作業をするのって膨大な時間が必要ですね。・・・・・・そりゃそうか・・・・・・・多摩市の場合の第5次総合計画(いわば市役所のマニフェスト?!)なんて3年越しで見直しをするといっているわけですから。議論はつきないというか・・・会派3人で集まって、終わりなき意見交換をしていると多摩市の課題の多さとそれを解決していくための時間とお金、そして政策実現をしていくために見合った私たち民主党TAMAの力量のことなど感じさせられます。


 ところで、「政策実現」に向けて議会の各会派もしくは議員個人ベースでは市長に対し「予算要望」というのを行うみたいですね。先日、話題なりました。私たち民主党TAMAは「予算要望」をしておらず(私が生活者ネットワークにいたときには予算要望をしていたことを思い出しましたが)、むしろ「予算要望」はあえてしなくてもいいのではないか?という議論をしています。
 予算要望というか、市長に対する要請事項は「議会」にて行えば十分と言うのが私たちの見解。毎定例会の一般質問や予算・決算特別委員会や常任委員会など・・・・私たちにはさまざま発言をする機会があるので、そちらでフォローをしていけば十分だと思っています。仮に予算要望の内容が10項目あり、そのうち1項目だけが市長の予算案に活かされていた場合・・・・・「その1項目」のために予算案に疑問があっても反対し難い立場に置かれてしまう恐れも・・・・。

 地方政治の仕組みはもともと法的に市長に強い権限を付与していることを考えると、「意見の一部を活かしてあげたのに、賛成をしてくれないとは・・・・何事か。信頼関係の問題だ。」という趣旨のことを言われかねません。もちろん、そんなことをあえて発言しない首長もいるとは思います。


 しかし議会各会派もしくは議員からの「予算要望」のみならず、各種市民団体その他からも多くの要望を受け付けている市長にとっては「ただの一部」であっても予算案に反映させることも大変なこと、なおかつ議会には予算を認めてもらう必要があるわけで、そのために腐心するに違いありません。なので、市長が「活かしてあげたのに」との気持ちを強くすることも全く理解できないわけでもないんですが・・・・。


 というわけで、議会改革の提案で「予算要望をやめるべき」「予算要望をなくすべき」との意見もありましたが(私たちの会派が出した意見ではありませんが)、今のところ、その意見は反故にされている状況で未だ改革論議の中で触れられておりません。やっぱり予算要望は市長と議会各会派・議員個人との大事な「取引材料」を指南しているんでしょうか。


 市長は多摩市公式ホームページの一角にご自身のページを設けているわけですし、特に議会各会派・議員個人からの「次年度予算要望」申し入れがなどがあった場合にはそれを全部公開してしまえばいいのに・・・。そしてそれに、市長として「来年度活かす」「来年度以降で活かす」「活かすかどうかを今後検討する」「検討するつもりはない」くらいの4つくらいの分類で回答を付したならもっとわかりやすいですね。


 それにしてもやはり予算要望が「政策実現」の第一歩になり、そこに位置づけられるものであるかどうか・・・・ここの議論もつきなさそう。どこかで議論してみたい感じがします。私としては、政策実現をするために「議場」があると思っているので、議会の場で大いに議論をしていくことが市民にとって一番わかりやすく公平で公正な気がしてならないんですが。


 これは「正論だけれど、理想論にすぎない!」・・・・というわけで、わかってない業界人の寝言になっちゃうのかなあ。

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2008年07月03日

廃校施設はどう活用されていくのか。

 今日の朝日新聞の地域版に旧南落合小学校跡地への事業者公募の記事が掲載されました。早速、記事をご覧になった方からご意見もいただきました。

 学校跡地施設の恒久活用方針が決定したのは2004年の12月。今から3年半くらい前に確定をしたものですが、この方針に基づいていたのか定かにはならないまま・・・・図書館の本館が暫定移転で旧西落合中学校に移動したり、あの時はどこにも言及されていなかった総合福祉センター内にある「ひまわり教室」が旧中諏訪小学校跡地(諏訪複合施設。教育センターがある)に移動したり・・・・100%方針どおりに事態を動かすのは難しいとは言え、既に「これ(恒久活用方針)については破綻していたのかと思った。」と苦言を呈する人もいるくらい。
 そして、そうこうしているうちに市内にはさらに廃校施設が誕生しています。今年の4月には豊ヶ丘貝取地域に2校あった中学校が1校になりましたし、来年には竜が峰小学校が廃止をされることも決まっています。さらに、先日決定段階に話がぐっと進んだ豊ヶ丘貝取地域の小学校も4校が2校となります。数えただけでも・・・・・現在6校ある廃校に1+1+2増えることがわかっているわけです。また、教育委員会の学校の適正規模推進の計画によれば次に統廃合を控えている地域もすでに存在しているのが実情です。

 かつての住宅事情や子どもの数その他の時代背景環境を考えたなら、学校を次々と開校させる必要があったことも理解はしますが、まちの未来や将来をどこまで見越して学校建設を実施をしていたのだろうか・・・・ニュータウン地域内の学校が「場当たり的」に建設され、そして「使い捨て」されていくような印象を持たざるを得ず、複雑な気分です。


 多摩市の地図を広げて学校の配置図を見て明らかなのは、ニュータウン地域は面積の割りに学校が多いということ。それだけ子どもの人数が多かったこと、まちが若くて元気だったこと、活力みなぎっていたことを物語っているとも言えますね。しかし、ニュータウン地域内の住宅もそうですが、人口減少社会を迎えた今後にどうやったサイズをあわせていくのかをきちんと考えていかねばなりません。そういう意味で、廃校になった10校をまちの資源として上手く活用していかなければいけないでしょうね。


 旧南落合小学校の跡地施設については年間約1800万円のリースをするということです。「特色のある教育施設」にしていくことになっていますが、現在利用している市民などの立場にも配慮することも貸付条件には含まれているようです。どうなっていくのでしょうね。今月に情報を周知して事前申込み(必須)、来月に説明会で9月に応募締切というスケジュールで、日程的にはゆとりありそうな感じもしますが、応募してくださる事業者があるのかしら?
 

 そういえば、南野高校の跡地は恵泉女学園が購入をして、改修工事中と書いてあったのを見かけましたが、お金をかけずに廃校施設を活用すると言うのは結構厳しいものがあると感じます。「最低限のお金しかかけられない」状態の多摩市内の学校跡地施設は市民に万全に使いやすい施設にはなっていないと思うからです。


 それにしても、旧南落合小学校跡地の活用が具現化したことにより、あの学校跡地恒久活用方針がまだ生きていたことが証明されて良かった。半ば無きに等しいものかと思っていましたが、行政内部では時間をていねいにかけながらも粛々と方針に基づく取組みを進めているということですね。今後も増加する廃校施設を目の前にすると気が遠くなりますが・・・・・。

 ☆学校跡地施設・廃校施設の活用にご意見があればお知らせください。随時受け付けています!
  →hisaka_box@yahoo.co.jp

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2008年06月30日

書くことも結構疲れます。

 今朝は3時過ぎに起きて、ずっと「雨止まないかな」とてるてる坊主気分でした・・・・しかし、とうとう雨は止まず、定例の遊説を断念しました。雨が降るとチラシを配るのが難しいので。今週は木曜日の朝がどうやら雨降りではなさそうなのでそちらに移動しました。窓の外を眺め、激しい雨量だったり、しずかになったりと・・・雨って面白いなあと思い、日の出を迎えました?

 そんな朝からずっと私は「書き仕事」をやり続けています。7月号のニュースレターの原稿を書いたり、とあるところからお願いされている原稿を書いたり・・・・と今日は書いてばかりの一日で疲れました。一番疲れるのは「眼」ですね。パソコンの画面を一日中見ているのは本当に健康を害するなと思います。
 途中、昼休みの時間帯には明日の議会改革特別委員会の打合せ、その後もちょっとした会議をしたのですが、それ以外はずっと書き仕事ばかりし続けて・・・・疲れました。


 ところで、明日は議会改革特別委員会です。各委員が議会改革の骨子案なるものを作成するのが宿題になっているのですが、そちらもまだ完成していなくてこれからやらなければ。とりあえず、委員会でこれまで配布された資料と、それから多摩市議会関係例規にも目を通し終えたところです。


 私はテレビを見ない生活をしているのですが、ここのところ毎週月曜日は「CHANGE」を欠かさず見ています。主人公よりも首席秘書官の美山さんが素敵です。ついついやらねばいけないことを後回しにして、美山さんの可憐な姿を見入ってしまいました。

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2008年06月25日

名物職員を増やす♪

 今日は午前中にエコプラザに。北諏訪地区と諏訪地区の青少年問題協議会の合同研修会でした。施設の見学とごみの分別などについて話を伺いました。
 
 ごみの有料化・新たな分別方法について決定したのが昨年の9月定例会だったわけですが、その後10月の中旬から現在に至るまで、293回もの出前説明会を積み重ねてきてるだけあり、職員の方の説明は具体的でわかりやすいものでした。半年で293回も出前説明会をやるって・・・・やはり恐るべしという感じですね。一年365日しかないのに(あっ、今年は366日か)。職員は出前説明会だけをやるのが仕事ではないわけで、おまけにこの説明会を行う担当になっている職員がわんさといるわけではありません。しかも、市民からごみの分別について尋ねられた場合には適切な応答をしなければならず、かなり勉強をし、知識を蓄え、理解を深めておかねばならないわけで、まさにスペシャリスト的能力が求められます。
 今考えてみると、かつてはここの担当部署の名前が「ごみ有料化担当」だったのですが、何とセンスのない名称だったのでしょうね。今は「ごみ減量推進担当」に変わりましたが、本当・・・名は体を表すって感じがします。何を目的として推進している部署なのかって一目瞭然です。現在の名称が本当にぴったり。


 今日の説明会では改めて分別方法について確認ができ、参加をした方々も「よかった」という感想を述べられていました。分別にいまだに迷うことってありますよね。買い物行動と言うのはパターン化していて、日常的に出るゴミ・資源の種類もだいたい決まってくるわけですが、大掃除などをした際にはごみの分別読本が必須ですし、ちょっとしたものを捨てようとした場合にやっぱり迷うことが多いですよね。


 「いつでも、ぜひお問合せください。」


 この親切な一声が市民の方々の印象を変えますよね。わからないことがあれば、何でもお尋ねいただければ応対します・・・・ということで、「どんなところからの質問が飛んできても、応対できる」ように研鑽を積んできた(担当になったからには積まざるを得なかった?)職員の努力ってすごいなってこと。はっきり言って、市議会議員よりも知られていて顔が売れている職員たちだろうなって私は思いました。たまたま、今日は市議会に対する市民の意識調査の結果報告書を眺めていたのでなおさらそう思いました。


 「名物職員♪」


 市役所には一体「名物職員」と目される人がどのくらいるでしょうね。もちろん、たまたまその部署にいたがため・・・・・というめぐり合わせの問題もあると思いますが、やはり「名物」になるためにはそれなりそれなりの陰での努力があるのだと感じます。名物職員を増やすことが市役所を元気にするような気がしますが、名物職員が増えるために必要なことは職員のモチベーションを高めることであるはず。ファイトがわかないといい仕事ってできないでしょうから。

 とある情報誌の投稿で「働きがい喪失する自治体職場」というものを読んだのですが、「『職員削減』のための減員や欠員が日常的になり、その結果、職場にゆとりがなくなり、助け合うことを難しくしています。」と書いてありました。「人事異動のたびに病休者が発生し、最近では異動の内示後すぐに病休という事態も生まれています。」ということです。助け合うことが難しい職場にある職員たちが市民に対し、「市民が支えあう」とか「市民が助け合って」と市民に呼びかけても何だか空しいなあ・・・なんて思ったりしました。

 あっ、ちょうど今日から「おみせに返そう!キャンペーン」始まりました。紙パック30枚とオリジナルマイバックの引き換えスタートしています。牛乳パック30枚分でトイレットロール6個分になるそうです。
 それにしてもどんなに忙しくても前向きに取組んでいるごみ減量担当職員の意欲には脱帽です。ここの担当者だけを見ていたら「公務員はヒマ」なんていうイメージとは全然かけ離れた姿しかありません。「休みなく仕事してる」ことは事実なので。

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2008年06月23日

「興業的には・・・・。」

 今日は梅雨らしい一日でした。朝は雨が止んでいたので、駅前での遊説はよかったですが・・・・今朝は改札口に向けて思いっきり走っていた男性に「うるせーよ。」と言われました。「確かに、うるさいかもしれないな・・・・」。少しばかりマイクの音量を小さくしてみたりしたんですが。

 明日が定例会の最終日なので、今日は事務整理日なので休会。日中は人に出会って、打合せをして・・・夜はパルテノン多摩で評議会がありました。評議会の議題は「理事の選任について」ということで、「あー、これだけの議題のために評議会をわざわざ開くのか・・・。」なんて思いながら足を運びました。もしや10分もあれば終わってしまう会議ではないかと思っていて、そのために会議を開く労力その他に全然効率性・合理性を感じなかったもので。10分しか開会されない会議に参加をして、挙手をしただけで「手当て」が発生してしまうのに複雑な心境でした。
 予想通りにあっさりと理事のメンバーは決定。人選については予め事務局側から提案された人物が存在するわけで、何か評議会のメンバーがそれぞれに「この方を理事にしたらどうなのか?」とか提案をしながら意見交換して選任作業を進めていくわけでもありません。提示された人物たちに対し、その人物を詳細に存じ上げていない立場で「あーでもない、こーでもない。」と意見できる人なんてよほどのことがない限り難しいと思われます。
 ・・・・・これって、市長の人事案件に同意する立場の議会ととてもよく似ていて、単なるお墨付きを与える感じ。

 何はともあれ、理事の人選は異論もなく速やかに終了し、その後、パルテノン多摩の今後の方向と言うことで「新公益法人化」についての説明がありました。国が示した移行期間5年間の間に新公益法人化への手続きを行うと言うことですが、なるべく早めにやっていくとのこと。理事会と評議会からそれぞれメンバーを出し、プロジェクトチームみたいなものを編成して方向性をとりまとめていく予定とのことでした。まとまったもの=たたき台として理事会と評議会で議論をしていきたいという話ですが、「新公益法人制度」のこと勉強しておかなきゃと言う感じです。


 会議の最後で各評議員の自由発言の場があったのですが、かつてパルテノン多摩が力を入れてきた「演劇」が今はジリ貧なのでもう少し力を入れて欲しいとの意見が出されました。しかし、それについて「興業的には非常に厳しい」という話で、採算ベースで考えてしまうと成立しないと言うのが実情のようでした。・・・・「そう言っても」・・・・と「公の施設」であることの意味を主張し、文化を育てる必要性に踏み込んでいくよりは、赤字事業はなるべく抱えたくないという本音には誰も異論を唱えず。

 
 自治体が立派な文化施設を持つことがステイタスだった時代があるとしたら、今はどんな時代と表現できるのでしょう?口をついで出てくる「興業的には」を追求するばかりがパルテノン多摩の役割ではないはずだと思っているのですが。

 ちょうど昨日は大ホールで行われていた多摩管弦楽団のコンサートにも足を運びましたが、「もしこのホールがなかったらこのコンサートはどこで行われるのかな」と考えていました。多摩市を拠点にして文化・芸術活動をしているグループが市内で発表の場を持てるというのはとてもうれしことだと個人的には感じた次第です。

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2008年06月10日

休会になったので。

 思わぬ休会となったので、今日は午前中から会派で集まり、意見交換など四方山話をしました。特に話題になったことといえば厚生産業常任委員会に提出されている「妊婦健診助成拡大」の陳情のこと。多摩市では東京26市足並みを揃え、妊婦健診助成を5回行っていますが、都内23区内の多くは14回まで助成をしているところもあります。ここに明らかに財政力の違いを見て取れるわけですが、妊婦健診の負担が軽減されることによって、「子どもを生み育てやすくなる社会」に近づき、本当に少子化が回復するのかといえばいささか疑問もありますね。もちろん、経済的な負担が軽減されることはありがたいことですが、妊婦健診の負担だけが軽減されたとしても、生んでから以後・・・子どもを育てるということの経済的な支出を考えれば、出産に足が竦んでしまう人も多いのでは?・・・・なので、「一人っ子」で十分だという心境になる場合も少なくないように思います。
 現在、妊婦健診助成については、厚生労働省が14回まで助成するほうが望ましいが、それが無理ならせめて5回までは補助をすべし・・・というような方針を出しているんだとか。しかし、方針は出しても金は出さず・・・ということで、全て自治体が負っているそうです。しかし、本来は自治体の財政力に左右されないことが必要です。先般の、東洋経済(5月17日号)でも「子ども格差」を特集でも妊婦健診助成が自治体間格差につながっていることに指摘がされていました。

 いずれにせよ、多摩市の財政力で妊婦健診助成を独自で拡充することにはかなりの困難があるので、実現方策を考えるとしたら東京都もしくは国に財政的なフォローを求めることが近道のような気がします。それにしても少子化対策の一環として、どれだけの効果効用があるものなのか・・・・もっと根本的に解決されなければいけない問題課題があるような気がしてなりません。


 明日から総務常任委員会から始まり、特別委員会が開催され、定例会の最終日は24日となります。

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2008年05月30日

530(ごみゼロ)DAYキャンペーン

 今日は唐木田、多摩センターの「530(ごみゼロ)キャンペーン」に参加をしました。各地域で活動をしてくださっている「廃棄物減量等推進委員」の方々、たまごみ会議のメンバー、職員の皆さんとミニチラシとティッシュ、水切り袋を配布しました。今回は「お店へ返そう!」をテーマにしています。白色トレイその他店頭回収できるものは「お店に!」とPRをしています。明日は永山、桜ヶ丘と2箇所が予定されているので、そちらも参加したいと考えています。私がごみの減量のためにできることは、まずは自分のライフスタイルを見直して、自分の処分するごみを減らすことが一つ。そして、このような活動にできる限りで協力をすることだと思っているので、今回はたまたま時間がぴったりと合ったのでキャンペーン箇所全てでささやかに行動できることがうれしいです。

 今回のキャンペーンでは、トレイ、紙パック、ヨーグルトの容器・ふた、セロハンの窓付き封筒などなどを展示し、「分別案内」もしています。多摩センターの駅では足を止めて説明を聞いてくださる女性の方もいらっしゃり、「ごみ分別」の専門家?・・・たまごみ会議のメンバーがていねいな案内をなさっていました。「ふーん・・・・難しいねぇ。」という感想をもらしつつも、「やらなくちゃねえ。」と会話が弾んでいました。

 昨日はエコプラザに足を運んだわけですが、まだまだ新たな分別収集が始まったばかりで、「より100%に近づく」分別には程遠いのが現状。こうして少しずつ分別作業に「ひと手間」「ふた手間」を惜しまずに協力してくださる方の輪を広げたいものです。時間がかかる啓発活動にも手間を惜しまないことが必要で、途中で止めない!ということが何よりも求められるのでしょうね。・・・・・ということで、「まったなし!ごみ減量」ということで、市で昨年度募集した「ごみ減量標語」の最優秀作品2作品(小学生の部・一般の部)が決まったようです。近々表彰式も行われるとか。


 今回のキャンペーンで特筆するべきことは・・・・何といっても「手づくりの幟」です。職員の方が上記最優秀作品の標語を手書きした幟が2本立っています。ミシンでの手づくり作品に一同感激です。誰が強制したわけでもありません。職員に対する批判など厳しい目が注がれがちですが、実は・・・・ほんの小さなところで創意工夫をして下さっている方々って意外と少なくないのです。そういうことは全然知らされないし、知られていないこと・・・・・だから「価値ある」のかもしれませんが・・・・・。大っぴらにすることは決して望まずに「そっと」行動して下さる職員の方の存在に私も心が温まりました。


 明日もあいにくのお天気となりそうですが、私にとっては暑すぎず、日焼けすることも気にせずいられるのもラッキーです♪

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2008年05月24日

おしらせ・議会前懇談会

 先日5月20日に民主党TAMAの会派ニュースが新聞折り込みされました。ご覧いただいた方もいらっしゃると思います。そこでも宣伝をさせていただいたのですが、議会前・議会後にそれぞれ市民の方との意見交換会をしています。6月定例会前の懇談会・・・・実は明日です。お時間ある方お出かけいただければと思います。

 ◆民主党TAMA議会前懇談会(主催・民主フォーラムTAMA)
   日時  5月25日日曜日 14時から
   場所  ベルブ永山視聴覚室
   内容  6月定例会に提出予定の議案について
        最近の市議会の動きについて  他

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2008年05月20日

届く声・・・届かない声?

 今日は午前中は「ストックマネジメント(資産管理)計画と公共施設の配置のあり方特別委員会」でした。傍聴するつもりが市役所に行けば何かと用事があるので、職員に話を伺ったりしていたら委員会が終わってしまいました。実は、私は午後からも予定があり参加しなかったのですが、毎年恒例の「河川改修促進大会」というのがあり、多摩市議会も参加するために開会時間を早めて、早く終わらせたようでした。この「河川改修促進大会」というのは名前のとおり、河川の整備を都や国に大々的に要望するために地域が一丸となるための会らしいです。すごく仰々しい感じがするのですが、都内自治体全ての議員に呼びかけがあり、一斉に議員が結集するらしく、その場の雰囲気もすごいものがあるらしいです。全時代的に感じてしまうのですけど、やはり災害対策も含めて、このような大会を開催することは意義深いことなのでしょうか・・・・。きっと意味があるからこそ、この時代になっても都内自治体から1000名ほどの議員が結束するのですよね。


 実は今日は夕方にとても興味深い場に参加をさせてもらいました。永山商店街でデイサービスを行っている「もえぎ」の事務所にて、利用者・ご家族の方と職員の方との話し合いに立ち会うことができたのです。「ぜひ、現場を見て欲しい。」そして「現場の声を聞いて欲しい。」ということで、呼びかけをいただきました。私以外にも、永山にお住まいの辻議員、そしてパートナーが介護を受けていると男性数名がおられました。
 「介護の社会化」「介護は社会の仕事」ってお題目に過ぎないという現実を目の当たりにした気がしました。介護に疲れてしまう家族の姿がありました。行き場のない憤りを感じたわけです。認知症が進んで介護度が重くなっていく家族に怒りの矛先を向けたところで何の解決にもならないのが現実。「どうしてあげることができるのだろう。」・・・・答えが見つからないままに現場で抱えている困難について説明を受けました。制度疲労、制度の矛盾が起きていること、私たちのような地域にいる身近な議員が主体的に現場の情報を都や国に届けて欲しいといわれました。

 なので、私は「河川改修促進大会」のことを思い出し、それよりも今、私たち地域の議員で結束して主張すべきことがあるのではないかと帰り道はずっとそのことを考えていたのでした。
 でも、「どれもこれも」・・・・見方立場によって優先順位は異なるわけで、結局は「不必要なものはなし!」全部全部が重要!ってなってしまうのかなあと。優先順位をつけて取捨選択が迫られている時代だとは思うのですが、そう簡単には立ち行かないのでしょうね。声を届ける工夫として・・・・「河川改修大促進会」みたいな手法が有効ならば、介護の現場その他でも同様な取組みができていくのでしょうか?

 

 ところで、市議会のホームページには出前委員会の写真が掲載されています。何となく雰囲気が伝わるかなあと思いますが、やっぱり桜ヶ丘の会場は広くって、空席が目立ちすぎますね。

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2008年05月19日

「そう!・・・・・それ、それ♪」

 パルテノン多摩の評議会がありました。会場に向かう足取りは重い・・・・・って、事前に送付されてくる資料に直前に目を通して思ったのは「脱皮しきれない!」という感じを持ったから。

 議題は指定管理者制度が導入されてから2年目、昨年度のパルテノン多摩の事業報告書案と決算報告書案。ちなみに昨年は開館20周年で記念事業を実施したわけですがそこが起爆剤になれるほどの展開だったかと言えば疑問。「安くて良質な文化事業」を創り上げるのには苦労が多すぎることを感じずにはいられない・・・・というのが私の率直な重いです。正直、今後ますます厳しい財政状況を迫られる中、「パルテノン多摩の使命」をどこまで果たすことができるのだろう?って・・・・。

 財団の運営と言うのは多摩市文化振興財団に限らず、いずれの自治体も苦労に苦労を重ねているらしいけれど、何と言っても人件費圧縮のために人員は減ることはあっても増えることはなし。このような文化事業などは非正規雇用の職員などで対応しているところが多いとの話もあり、実際にパルテノン多摩の場合にも退職者補充は基本的に行わず、人員不足は場合によっては非正規で職員を雇用して凌ごうとしている感じです。その状況を安易に是認することはできないと私は思っていますが、他自治体の財団を研究してみようと思います。
 人員が減って、事業費も減って・・・・だけど「指定管理者になったのでよりパフォーマンス向上を求められる」・・・・・指定管理者になってからの成果説明を「財政削減効果」面でされたことに何だか違和感を覚えました。

 それにしても評議員になって2年目ですが、パルテノン多摩の評議会に期待されていることって一体何なのだろう?という疑問が沸々と沸いてくる今日この頃です。逆に言えば、これまで20年間・・・・組織的には「評議会」が位置づけられてきたわけですが、ここが果たしてきた役割にはどんなものがあるのか知りたいということなのかもしれません。・・・・・・・・・・・これ調べるとしたら、大層な作業になりそうですが、いわゆる「お役所的会議」で評議員どうしで活発に意見交換が行われるわけでもなく、予め事務局が準備した式次第どおりに会議が進み、ただ説明を聞いただけで終了・・・・・・という旧態前とした在り方からも脱皮したいと願っているのですが・・・・。


 ところで、そんな評議会ですが私が今日の会議で最もヒットだと思った発言はまさに市民感覚に基づいたもの。ホスピタリティの向上につながることなのですが、本当に「ささやかな気くばり、心遣い」の大切さを提案したご意見でした。パルテノン多摩は、これも人によるらしいですが、例えば午後の時間、13時から部屋を借りている場合には13時からしか鍵を受け取ることができません。仮に5分前に到着をしていたとしても、「13時ルール」は厳格で、その5分を待たされることが多いですね。(ここは「THEお役所仕事」として評判が悪いところでもありますが、)
 しかしその場合に・・・・・・


 「あと5分お待ちくださいますか。」


という声かけをして下さる職員の方と、

 「13時になるまで貸せません!」

ときっぱりとお断りする職員の方の2タイプがあるそう。

 当然ながら、ホスピタリティの向上から考えれば前者の対応が望ましく、残念ながら後者に対応された場合には一挙に「パルテノン多摩」に減点がつくというわけですね。


 「そう!・・・・・・・・・・それ、それ♪」

 それが大事なんだって私もハッとさせられました。こういう場面で問われて来るんだと。


 そこで、思い出したのが「接客向上キャンペーン」。私は市役所で「接客」という言い方がふさわしいとは思えないので、庁舎の目に付くところにある「接客向上キャンペーン」PRの貼り紙を見るたびに「違うんだよなあ」と思うわけですが、パルテノン多摩でこそ「接客向上キャンペーン」が必要です。これは「きほんのき」ではないかと思った次第。
 ・・・・・とは言え、経費削減だけが強いられる職場でギスギスせずに「にこやかに」って・・・・・・難しいのかもしれませんが。これは多摩市役所だって同じことが言えそうです。


 ☆パルテノン多摩に対するご意見随時募集中です☆

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2008年05月15日

こんな日があってもいいか。

 今日はとあるグループが主催をした学習会に参加するために都内へ。ところが、講師が時間帯を間違えていたとかで学習会が流れてしまう・・・・・。いつになく満員の会議室。それだけ講師の人気があったということかもしれませんが、30分経ってもこないので主催者側もおろおろ。。。ようやく連絡がついたところで開始時刻を間違えていたことが判明し、改めて日時を設定することで終わってしまいました。でも講師待ちの時間にお隣に座っていた方とお話することができてラッキーでした。たまたま都内自治体の元区議さんで今は引退されて通信教育その他で勉強を続けておられるとか。「時々、さぼることを覚えないと駄目よ~。」なんてアドバイスをいただいてしまいました。


 何にせよ、今日はさぼったわけでもなく思わぬ昼下がりを過ごすことができたのでした。何をしようかと考えましたが、やっぱり読書。「生活保護VSワーキングプア 若者に広がる貧困」を再読して、それからすっかり有名人の勝間和代さんの「勝間和代のインディペンデントな生き方 実践ガイド」まで再読。


 それから、昨日の出前委員会での市民の意見を頭に入れなおしてから、一般質問の質問項目を考えたり・・・・・。


 ところで、昨日の出前委員会では「差し支えあるかもしれないが」と前置きをされてから「近所に住むトップ当選の議員は姿も見えないし、何をやっているのかが全然わからない。」というご意見をいただいたんですね。その発言をされた方は「連光寺在住」とおっしゃっていたので私の「ご近所じゃないんだけど」と思いながらも、気になりました。要するに自分も含めて議員の活動とは得てして「自己満足的」に終わっていて、市民にはなかなか届いていっていないと理解をしました。そのことは市民の意識調査アンケートからもよくよく伺えることですので。
 明日は討議グループ分科会で、明後日が出前委員会の最終回。「議員は3ヶ月に1度の定例会のときしか仕事をしていない。議会に足を運ばない。」という従来のイメージをお持ちの方も多いのかもしれませんが、今はそんなことありません。結構、委員会活動は活発で、その分議会事務局も今までのように「ゆったり仕事のできる場所」ではないんです。


 さて、出前委員会の最終回・・・・・・実はとても気が重い。


 というのは、場所が関戸公民館のヴィータホール。永山公民館のベルブホールは階段席を使用せず、ホールをフラット形式で利用したのですが、ヴィータホールはベルブホールとは違ってフラット形式で利用することが不可能なんだとか。定員が250名なんですよね・・・・。今までの会場から比べると100名以上大きいですし、議員は壇上で市民が客席という立ち位置で会場をつくらなければならなそう。会場づくりというのは非常に大事なポイントだと思っているのですが、対等に意見交換をしたいと願っている真意が伝わらず、会場の雰囲気そのものがもともと敷居が高いなあと。その高い敷居を乗り越えられるように進行していきたいなと思っています。出前委員会では副委員長と言うことで司会者をやっているのですが、その労が報われているかどうかは別として・・・発言しやすい空気をつくるために意外と心配りしている私でした。

 久しぶりに晴れた昼下がり。気持ちいい5月の空に感謝の気持ちでいっぱいでした。

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2008年05月13日

スポーツで地域を変える。

 民主党では毎年1度、全国の地方議員が集まり研修会が行われます。今日はそちらに足を運びスポーツジャーナリストの二宮清純さんのお話を伺いました。私は自分自身がスポーツをするということは考えられず、私でもできるスポーツがあればぜひとも参加をしたいと言うくらいに大の苦手で運動音痴!なので、私の中ではスポーツで地域づくりを進めることへのハードルが高いです。でも、今日の話を聞いてなるほどなと思いました。イギリスなどでは老若が共に地域のクラブチームでラグビーをやっている事例(例えば高齢者には配慮をしながらタックルをするとか何とかと体力差は配慮の精神で乗り越えて、とかく楽しむと言うことのようですが)を紹介していただき、沸きにくいイメージも光景として少し浮かびました(もちろんそれとは反対に子どもプレーヤーにも大人の配慮もあるそうです)。
 二宮さんが指摘するところのスポーツで地域を変えていこうとの発想、地域づくりを進めていこうとする提案は頷けるものです。また、「スポーツ」ってもともとは「遊び」を語源にしていているそうですが、日本では「スポーツ=体育」となることが一般的ですね。明治の時代に「スポーツ」という言葉が輸入された際、その和訳を「体育」としたところには、富国強兵論で「兵隊を育てよ!」との当時の為政者の意図を感じるとおっしゃっていましたが、それもあながち外れていなさそう。

 今日は少し気分転換になるような話を聞くことができてよかったです。


 ちなみに、今日の研修では二宮さんの講演に先立っては分科会ごとに分かれ、それぞれ民主党の掲げている政策に関する講義を受けたのですが、私が参加をしたのは「地域主権政策」ということで、地方分権に関するもの。目指す方向としては私と同じだと思いつつですが、「権限・財源」はもちろんのこと「人」についても移譲してもらいたいということ強調したかったですね。福田昭夫、逢坂誠二両衆議院議員共にその認識はお持ちのようでしたが、自治体に権限と財源を移譲したところでそれらを十分に活用しきれる受け皿のある自治体はあるのだろうか?・・・・・・・・ごく少数ではないかと思うものです。地方公務員も数が多すぎる、削減せよ・・・と言われるわけですが、人を減らしスリム化しすぎたところにドッと権限と財源が降ってきたのでは持ちこたえることができません。仕事の範囲、中味を精査してから分権してくれるのであれば、話は別ですが。業務量を見直しせずに人件費の削減をと進めてしまうことで逆に市民サービスが停滞し、劣化しているのは多摩市だけに当てはまることではないはずです。そこをもう少し考えてもらいたいものです。

 話を冒頭に戻して「スポーツで地域を変える。」それは「スポーツを楽しむ」という感性を身につけることが必要ですよね。でも、学校時代の私にとってスポーツは楽しむべき存在ではなく、苦痛なる存在。その意味では学校教育での「スポーツ」を見直してみることも必要かもしれません。

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2008年05月01日

晴れのち曇り

 今日から5月がスタートしました。月初めは幸先よくスタートとしたいですね。


 私は本日も福生の市長選挙にお手伝いに行ってきました。前回同様にすっかりと宣伝カーのウグイス姉ちゃんになりきっていましたが、街中を走っていて一番気になったことは「ガソリンスタンド」・・・・閑散としているんです。テレビカメラが取材にも来ていたという街角の小さなガソリンスタンドは、先日その前を通過したときには従業員の方も忙しそうでフル回転の様子でしたが、今日はお客もなくひっそりと佇んでいました。

 今朝は快晴だったのに、夕方からどんどんと曇天になり、涼しくなりました・・・・日付変わる前後のガソリンスタンドの状況をそのまま天気にしたような一日だったなあと思いました。


 今更ながらですが、本当に多摩市って坂道が多いまちですね。福生の街中をめぐっているとそのことをつくづく感じます。市長選の告示は連休半ばの5月4日。選挙をやる前から結果がわかるような選挙戦ではない市長選は40年ぶりくらいだというのには驚きましたが、それってある意味で「平和」ってことなのかしら?・・・・・とかいろいろ考えさせられますね。他市に出かけていくと、その街の風土や地域性などから学べることも実に多い。勉強になります。

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2008年04月29日

雑感・・・・いろいろ。

 この週末は・・・・市民グループがベルブ永山で朗読劇の舞台公演を行ったのですが、私もセリフをもらって友情出演?をしました。お客さんの入りを心配していたわけですが、2日間で250名の方が足を運んでくださいました。舞台は世界的にも有名になった絵本「茶色の朝」(参考にこちら)と童話「野ばら」(小川未明)の2つの作品を演出したもので、テーマとしてはシリアスで重いもの。原作本を読むと非常に考えさせられるものです。
 
 というわけで、練習に練習を重ねると言うよりは、メンバー皆さんそれぞれにお忙しい方ばかりなので公演の一週間前くらいから「危機感」を募らせて練習に励み・・・・・やっと本番に。「アマチュアの良さは、上手い下手は関係なく楽しく元気に演じること。」というわけで、自分なりには楽しいひとときを過ごしました。「岩永ひさか」を捨てられる舞台って新鮮。私としては勝手に「アンネ・フランク」を想像しながら演じていました。ファシズムは怖い。

 公演が終わるとやっぱり緊張の糸が切れる感じですが、次回公演は9月の永山フェスティバルで・・・と決まっていて、そちらにも参加させてもらうことが決まっています。

 さて、ちょうど朝日新聞の多摩版でも記事になっていましたが、福生市で市長選挙が始まります。40数年ぶりぐらいに本格的な選挙戦になるとの話です。民主党・社民党・生活者ネットワークと推薦をしているのが田辺恒久さん。どこの選挙でも人手不足が常・・・というわけで昨日は手伝いに行ってきました。そこでもすっかりと宣伝カーでウグイスさんになりきってきました。田辺さんは市役所ご出身なんです・・・・・うち(多摩市)と一緒だ・・・・と思いました。現福生市長も職員出身だとか。役所の内情に精通していると言う面ではいいのかもしれませんが、精通しすぎていて良くないということもあるのかもしれませんし、どんな人選をするのかってとても難しい問題です。
 いずれにせよ、「人として」という部分が何分にも問われるのがこの職業だと感じます。他人ことばかりあれこれと言わず、「自分自身の頭の上の蝿も追えぬ」なんてことがないようにしなければ。


 というわけで、せっかく福生市に伺ったので、新庁舎の見学にも足を伸ばしました。立派な庁舎・・・、奇抜?っていうかデザインが変わっていました。ちょうど日曜日に新庁舎の完成記念式典があったそうですが、多摩市長も出席をされていて興味深くご覧になっていたとか。
 多摩市でも庁舎のあり方について議論が進んでいますので、市長の関心の程が何となくわかる気もします。でも、今、ちょうど多摩市の市役所は耐震工事を進めているところです。以前は技術的には不可能であったけれど、日進月歩の技術力の向上により工事も可能になったと聞いています。なので、新庁舎の建設と言うのはしばらく先に延ばせるだろうと考えています。福生市の新庁舎の建設については、さすがに市民の関心も高かったのだと思いますが、ホームページにも進捗状況が随時報告されていて参考になります。
 これを機に福生のホームページを見ていたら、「福生スクラム・マイナス50%」の取組みが掲載されていたのですが、こちらも非常に興味深く参考になります。やはり環境の世紀・・・・環境に関する事業を発信していくことは必要ですよね。多摩市のホームページも環境への取組みをもっとPRしたらいいのにって思います。トップページを見てもどこにも掲載されていないことは残念です。


 
 4月もあっという間に終わりに差し掛かり、連休に入ります。連休・・・・・たまには家でゆっくりと過ごしたいと考えています。

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2008年04月22日

知らなくて済んでしまうことはこわい。

 今日は観念して?・・・・眼科に行きました。昨日は頭痛もするし・・・と活動報告お休みしました。ずっと眼がおかしい、充血する・・・・コンタクトレンズが原因かと思っていたのですが、今朝起きたら目やにで瞼が開かない状態になってしまいました。「ウイルスによる感染」と言われました。目薬を処方してもらって一安心です。


 さて、昨日はストックマネジメント(資産管理)計画と公共施設の配置のあり方特別委員会が開催されていました。ようやく個々個別の公共施設の件について議論に入っているようです。まずは前回から引き続き「やまばとホール」の廃止を射程に入れての検討を進めています。ここで廃止をすることも止む無しとの意見に流れていくかと思っていましたが、そうは簡単にいくものではありません。約500名強規模の「やはばとホール」は大変使い勝手がよく、廃止をすると市民サービスの低下につながるとの強い意見がある限り、特別委員会としての見解を一本化するまでには相当な時間が要しそう。特別委員会では議会として改めて市民に意見を聴くべき・・・という話も出ていたとか。


 民主党TAMAでもこの件では議論の最中ですが、やまばとホールと同規模の施設が市内外にないのか、そこを市民が利用するとしたら利用料金はどのくら必要なのか・・・を含めて検討すること、そして仮に「やまばとホールを廃止するのであれば」、例えば市民が利用する際には一定の補助をするなど対応策を検討することもできそうだと考えています。
 しかし、ここからは個人的な見解になりますが、補助をするにしても補助率、補助額を決めるための基準をどう作るのかが悩ましいと感じます。市内の公共施設を利用する際にも使用料が発生しますが、その使用料徴収の基準、そしてまた使用料設定の考え方をどのように当てはめることができるのでしょうか。納得のできるルールが必要です。新たな理屈づくり?がになるのかもしれません。
 もちろん「やまばとホール」がなくなることが一つの大きな要因にもなりますが、今でも「やまばとホール」ではなくて市内外の同規模施設を利用して発表会など行っている市民も少なくありません。今、それらの団体が使用する際の補助はありません。施設がなくなるということは市民にとっての損失。でも、その損失が市民活動その他を大きく後退させるものなのかどうか・・・・逆に言えば、新たに補助の制度を設けることが市民活動などの進展にどのくらい大きく寄与するものなのかを考えてみることも必要かなあと思います。もしも廃止をするとなれば、この案件は文教常任委員会での検討事項にもなりますし、私も特別委員会の議論の行方を見守らねばと考えています。
 

 ところで、今日の午後からパルテノン多摩で「六ヶ所村ラプソディ」の上映があったので足を運びました。あわせて監督の鎌仲ひとみさんの話も聞くことができました。基地を抱えているまちと同じように・・・・地元の村民が再処理工場を職場としている・・・・ことの深刻さを思います。
 そして映画の中でインタビューを受けた方が「ここの電力を求めているのは都会の人」という言葉が印象的でした。また、「ここで私らが反対してもはじまらない。ここが決めるわけではないから。」ということもまた心に痛い言葉でした。「誰のために誰の都合でこの場所での再処理が行われているのか。」・・・・この問題は都会で暮らす私たちにとっても他人事ではないはず。六ヶ所村のことを知っているのか知っていないのか・・・いずれにしても騒ぎはなし。ひしひしと私たちの生活には暗い影が忍び寄っていることを感ずるわけで、せめてもと私ができるのは「日常生活でできる地球資源の節約」かなと。私の今の暮らしは当たり前に存在するわけではないことだけ心に留めておきたいですね。

 でも、世の中・・・「知らなくて済んでしまうこと」も多いのかもしれませんが、知らなくて済んでしまうことの脅威ってありますね。気が付いたときには「知らなかった」では済まされないことがたくさんありそうな気がしてなりません。今、ものすごい問題になっている後期高齢者医療制度のこともしかり。だから、情報をきちんと届けていく責任の重さを感じます。市議会の場合も同じです。ただ、一議員のHPだけでは限界ですね。ここはやっぱりあくまでも個人的見解にしかすぎず、独り善がりな面もあるでしょうから。

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2008年04月18日

春の嵐・・・。

 今日はものすごい悪天候でしたね。私は14時から教育委員会の定例会があるので傍聴することを予定に入れていました。


 ところが、開始時刻の10分前に会場に到着したものの・・・すでに傍聴席は10人の定員でいっぱいで入ることができませんでした。とても残念です。後から議事録を読んでも、臨場感などまでは伝わらないので、やはり見ることが一番だと感じるので。

 
 こんなに天気も悪い中、足を運んでくださる市民の方の熱意には頭が下がります。ちょうど豊ヶ丘、貝取地域の小学校の統廃合問題の議論も佳境に差し掛かりそうということもあり、当事者になった市民の方々はいてもたってもいられない状況なのだろうと拝察しました。この件では、6月議会まで文教常任委員会の開催は予定されていませんが、確実に次の会議では進捗状況も最終段階に入った報告がなされるのではないかと思っていて、動きを抑えておきたいと考えています。前回の教育委員会、10日に臨時会が開催されていましたが、その様子によると4校を2校にする際の学区設定についても改めて意見が出されていたとの話もあり、今後の行方が気になります。
 議会、議員としては教育委員会での議論を踏まえて、学校の廃止云々に関わる議決をするわけですが、教育委員会での決定を覆すまでの力を発揮できるかといえば、正直・・・そこまでの力を持ち合わせていないのが現状かと思います。ですので、教育委員会での慎重審議はもちろんのこと、議会での統廃合に関する議論の様子も加味しながらの判断を進めていただきたいと考えるものです。

 
 それだけに・・・・傍聴したかったのですが、できなかったのは残念。「議員だから特別扱い」をしないというスタンスは公平・公正という点でも必要な対応ともいえますが、傍聴者が定員10名以上になった場合を想定して、別の部屋で「音声放送」するくらいの臨機応変な対処ができるようにしてもらいたいなあと感じました。


 これは議会についても同様のことが言えるのですが、案件によっては傍聴者が殺到することもあり、傍聴者用の資料が不足したらどうするのかその他課題ともいえる点です。

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 広報・宣伝★市議会出前委員会開催します!
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2008年04月11日

また・・・・紛失。

 急遽、代表者会議が開催されることになり、傍聴に。内容は市内小学校での「緊急連絡カード」の紛失のこと。すでに公式ホームページでも報告が行われています。事件性は極めて低いものと判断されているようですが、警察にも届出をしたそうです。

 ここのところ個人情報紛失事件が続いています。児童館職員がUSBメモリをなくしたことに始まり、結果的には発見されたものの市内小学校でも紛失騒ぎがあったところも記憶に新しいところです。既に市役所全体での情報管理体制の見直し、そしてまた教育委員会でも小中学校の情報管理の徹底を進めていた矢先のことです。

 ただ・・・今回の場合は1クラス28名分の「緊急連絡カード」=紙に記載されていたものがそっくりそのままどこかに消えてしまったとの話で、いわゆるUSBメモリなどの小さな小物の紛失とはわけが違うのです。しかし、紛失は紛失として、教育委員会には再発防止のための対策委員会が設置されるとのことです。


 代表者会議では紛失するまでの一連の状況が詳細に確認されましたが、とりあえず「学校外に持ち出してはいない」ということ。学校側も校長以下職員全体で捜索をしたようですが、どこにも見つからず今日に至っているとの話でした。・・・・・・狐につままれたような気分に陥りますね。
 年度始めの配布物は緊急連絡カード以外にもあったようですが、その他の配布物はなくなっていないというのも不可思議な事実。首をかしげるばかりです。紛失場所は「職員室」ということのようですが。。。


 いずれにせよ、このような騒ぎが起きないよう対応が求められますが、紙媒体で保存・保管されていたものを紛失するというのはパソコンが普及して何でもデータを保存しておく現代風なやり方以前から行われていたことなんだけどなあ・・・と思わずにいられません。とかく、今後も捜索を続けるということなのですが、相当探した上で「紛失」が判断されたことでしょうし、見つけることができない可能性のほうが大きいですね。
 従って、「児童の安全対策として、不審電話等への対応についての指導と、学区内のパトロールを実施します。」との当面の対応をしっかりとお願いすることとなり、議会としては今後の常任委員会などでさらに協議をするなど検討することとなりました。


 
 さて今日は読売新聞の朝刊(地域版)に議会の出前委員会のことが掲載されました。市民の反応はいかに?・・・プレスリリースするまえに取材に来てくださったのだそうです。
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2008年04月10日

フェンスの向こう側。

 今日は民主党の地方議員の皆さんと横田基地の視察をしました。身分証明書のパスポートを持参しての視察。緊張しました。東京ドーム150個分の広さの横田基地。アメリカ軍の第374空輸航空団の拠点ということになるようです。ちなみに、私たち民主党も早期の返還を求めている多摩市と稲城市にまたがる多摩弾薬庫跡地・・・いわゆる「米軍多摩サービス補助施設」は横田基地の管轄下にあります。
 横田基地の視察コースは指令本部棟での概要説明(こちらは公式のHPらしいが読みこなせない・・・Yokota Air Base)と基地内にある放送局(American Forces Network)の見学でした。基地の中には初めて立ち入ったわけですが、日本の中にある「アメリカ市」ですね。その中で全て生活が完結できるのはもちろんのこと、映画館、野球場は2つ!、屋内プール・・・その他諸々とエンジョイできる施設も完備しています。幼稚園から小中学校、高校に大学の分校(大学は兵士が通って単位が取得できるようになっている)もありますし、もちろん生活雑貨を購入するスーパーマーケット(これは利用者が限定されていて、部外者は立ち入り禁止)もあり。生活に不自由することはなさそうですね。何せ・・・広いので、この基地の中でドライブだってできるくらい。


 大体、2年もしくは3年間滞在して一旦帰国するようですが、希望によってはそれ以上の場合もあるそうです。滞在を延長する場合にも本部からの許可が必要になるとか。横田基地に来て「日本が好き」になる方もいらっしゃるようですが、基地の外に一歩も出なくても生活できることを考えると日本にいても日本にいない同然の暮らしが一般的なんだろうと思います。ちなみに放送局のニュースでは横田基地に在住の親子が先般行われた東京ドームでのメジャーリーグの試合を見に行ったことが話題にされていて、そのニュースは全世界の米軍基地などに放映されるのだか。軍に入り、放送局のDJなどになりたい人は希望し、みっちりと研修を受けるのだそうです。なので放送局と入っても働いている人は軍人。アーミー服を着用して任務をされていました。


 ところで、視察した私たち一行から「横田基地はカルフォルニア州なんですか?」という質問が出たのですが、実際はどこの州にも属していないのだそうです。また、米軍に所属している女性に割合が増えていること、日本人も約2000人ほど基地内で働いていることなども伺いました。「思いやり予算」のことについてはちょっとの遠慮もあってか、あまり突っ込んだ質問はありませんでした・・・・。また、6年ほど前から横田基地には「SAMURAI」が一つの精神になっていることにはちょっとびっくりしました。「サムライ」の精神こそ何よりも学ぶべきことなのだとか。

 毎年の友好祭(今年は8月23日と24日に開催される)のことは話には聞いたことがありましたが、実際に横田基地に立ち入るなんて考えても見たことがない私。それでも、フェンスと隣りあわせで暮らしている市民がいることも目の当たりにし、周辺自治体はそれなりの課題を抱えていることもわかりました。でも、例えば福生市には国から年間約20億円ほどの交付金(迷惑料)があり、財源としては無視できないものになっていることも知ると複雑ですね。沖縄の基地問題とも同じような問題を抱えながら時間が刻々と経過しているのが現実です。
 今は、府中からの航空自衛隊司令部を移転するとかで大規模に工事が行われていました。石原都知事の軍民共用化の推進もありますし、地元としては気の抜くことができない「基地問題」の行方。「関係ない土地の話」とすることはできないことを改めて感じたところです。


 騒音ということでは私たちの多摩市でも問題になっていますし、多摩弾薬庫跡地の問題も実は基地問題に深く関わることとして捉えることもできますね。市民としても関心を寄せていきたいフェンスの向こう側はそんな遠い場所にある問題でもなく、実はすぐ側にある課題です。

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2008年03月31日

年度末です。

 今日は朝からとても寒くてびっくりしました。真冬に逆戻りしたかのようで。

 明日から4月1日。今日の市役所はいつになく人が多いように思いました。特に住民票の移動などなどの市民課の窓口は混んでいました。そしてまた、市民活動団体エコフレンドリーのみなさんが行っている「ごみの収集」に関する説明ブースには人だかりも見られました。家庭系ゴミの収集方式が変更することもあり、市役所に立ち寄った市民のみなさんが質問などをしている様子でした。いよいよ明日から有料化がスタートします。無料配布する紙オムツ用の袋などは在庫切れになっているようですし、我が家も一歩遅れて収集袋の購入をしようと思った先のスーパーではプラスチック専用袋が売り切れになっていました。
 我が家では週に2回出している燃えるごみを週に1回20㍑袋に減らすことを目標に減量活動をしています。ひとまずは20㍑+10㍑袋で合計30㍑までくらいを上限に頑張ってみる予定です。紙ごみを徹底的に取り除くこと、プラスチック製品類でリサイクルできるものはそちらに分別するだけでも、随分と燃えるごみは減るようです。なるべくゴミを出さない生活を心がけて、簡易包装の製品を購入することに努めたいと思います。
 ・・・・汚れたプラスチックは燃えるごみでOKなのですが、とりあえず私は洗ってみることにしました。洗うことは水を汚すことにもなりますが。そこで、これまで台所で使っていた石けんを液体石けんから固形石けんに変えてみることにしました。今までも台所でも固形石けんを使って不自由はないと話だけは聞いていましたが、台所では何となく液体石けんのほうが使い勝手がいいように感じていました。泡立ちが違いますし。しかし、固形石けんの泡立ちの悪さが魅力・・・・実は「泡ぎれ」がとても良いと考えればこちらのほうが優秀ですし、不自由もありません。エコライフの実践に今まで以上に取り込みたいと思っているところです。
 というわけで、我が家の地域は火・金曜日が燃えるごみの収集日なのですが「金曜日ルール」とすることにしました。

 これからはハンカチ・ティッシュと同じようにマイバックも忘れないようにカバンの中味を確認してから外出しないと。


 ようやく来月号のニュース原稿を書き終えました。満開の桜・・・・入学式までぎりぎり持てばいいなあ。


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2008年03月29日

番外編・どうして陳情を取り下げたのか。

 市民が提出した陳情。今回の委員会では「継続審査」として、次の会議に結論が先送りされたにも関わらず、昨日の市議会最終日を目前に提出者が「やっぱり取り下げることにした。」

 その理由は・・・・。(提出された方に許可をいただいたので掲載いたします。)

 ・・・・・・陳情書取り下げ理由・・・・・・
 
青森県下北半島太平洋岸にある六ヶ所村の再処理工場は、ほんの数%のウラン・プルトニウムを取り出すために、原子力発電所の使用済み核燃料を切り刻み高温の濃硫酸で溶かす作業を行っており、その過程で大量の放射性廃液を海に垂れ流しにしています。試験段階の現在でさえ、たとえば昨年10月には 1回あたり約600tの放射性廃液を10回も海に排出しています。排出回数は2006年3月の試験運転開始以来約180回にのぼっています。本格稼動が始まると、海に捨てる放射能は倍増します。そしてそのとき、その廃液に含まれる放射能の年間経口致死量は4万7000人分に及ぶことになります。
 事業主体である、全国の電力会社の共同出資株式会社に日本原燃は、大量の海水で薄まることを安全性根拠としています。しかし水銀やカドミウムを4万7000人を死に至らしめる量を毎年流すということが、常識的に許されるでしょうか。そしてある行為が許されるかどうかを判断するのは結局のところ、法律家でも科学者でもなく私たち一般市民です。
 六ケ所から南下している対馬暖流は、その東に並行して南下している千島寒流つまり親潮によって、三陸海岸側に押し付けられています。したがって放射性物質もサンマが水揚げされ、わかめや牡蠣が養殖されている三陸海岸を這うようにして南下することになるのです。こんな暴挙はとても許すことができません。岩手の漁業者や県民が中心になって、再処理の規制を求める署名提出等の要請活動が行われてきています
 今まで三陸の海がきれいさにひかれて、選んでわかめや牡蠣を購入してきた私たち多摩市の住民にも、この問題は他人事ではなく、本格稼働が5月に迫っていると聞き、いても立ってもいられない気持で、放射性廃液の排出規制をせめて原子力発電所並みに行うことを国に求める意見書を提出してくださいという内容の陳情を思い立ったものです。
 
 14日の総務常任委員会までのわずか20日間あまりの間に七百名近くもの賛同署名が集まりました。その後も追加署名が  筆もあつまっています。食の安全への関心の高さと多摩市議会への期待のあらわれではないでしょうか。

 3月14日の総務常任委員会で、陳情審議の前に趣旨説明を許可していただいた事には大変感謝しています。
 上記委員会では陳情を継続審査とすることになりました。
 陳情の審議は委員会を休憩した中で行われました。独自に資料を用意してくださる委員もいらっしゃいましたが、それらが生かされるような議論は残念ながら無く、一、二の委員から陳情の是非に直接触れる見解が述べられたのみで、食の安全性からの廃液放出に関する実質的な審議は殆ど行われませんでした。 協議は内容に乏しいだけではありませんでした。「我が会派は陳情書には賛成できない」といったなぜか結論だけが先行している宣言もありました。また私たち三陸のサンマとワカメを愛する会とは全く別の「全国ネット」という団体名をもちだし、しかもそその団体の指示にしたがって陳情をしたのではないかとか、「本来は再処理そのものに反対しているにもかかわらず、意見書提出に繋がるように内容をソフトにしたのではないか。」といった邪推をしたり、捕鯨船を襲撃したことで名前が報道されているシーシェパードなどの名をもちだし、私たちの会がその団体とあたかも関係があるかのように示唆したりと、一般市民が聞いたら驚くであろう発言がなされました。
 しかも、このような陳情の趣旨とは直接関係のない発言は、委員長がなぜか「休憩」を宣言した後になされました。休憩中の委員の発言は委員会の要点筆記にも残されません。なぜ継続審査に決めたのか、傍聴していなければわからないのです。
 今回の陳情で多摩市議会のいま指摘したような実態を目の当たりにして、継続してやっていく意義はあるのだろうかと不安になりました。
継続審査といっても、休憩中のやり取りだけが続き、揚げ句の果てに審査未了という事もありえます。最悪の事態を回避するには取り下げしかないという結論に至りました。そしてこれはまた総務常任委員会への抗議の意味も込めて行うものです。
 
 多忙な中署名集めに奔走してくださった皆さん、陳情に賛同し署名してくださった方々の期待を背に負いつつ行った苦渋の選択です。もちろん再処理への厳格な規制を求めて、世論喚起・国への働きかけ等は、今後引き続き行っていく決意です。

 ・・・・・・ここまで(全文を掲載)・・・・・・ 

 これを読んで、やっぱり考えさせられます。これと同様の取下げが今後二度と起こらないようにしなければなりません。私たちの議会では、それぞれが責任ある立場から発言し議論を行うわけです。やはりそれはきちんと記録をなされなければならないのでしょうね。意見交換などは「休憩中に」というのは悪しき傾向ですね(もちろん、すべてがそうはないですよ。)

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2008年03月27日

広がる格差の中で。

  週末に反貧困フェスタ2008が開催されます。私はいろいろと用事を抱え込んでいて、行くことができないのですが、お時間のある方や関心のある方には足を運んでいただきたいと思っています。


 今日は東京自治研究センターで主催をしている月例フォーラムで生活保護制度の課題について話を伺いました。セーフティネットとしての制度の根幹が揺るごうとしていることに危機感を感じておられる研究者からの講義でした。日本の生活保護制度はその実態が十分に調査されていないおらず、保護率の低さが特徴という話でした。制度の適用は受けられずに、貧困に苦しんでいる人が多く、そして増えていることは社会全体の課題であることは言うまでもありません。生活保護が必要だと思われる人の約20%くらいのところにしかカバーできていないとの推測はあるようですが、そういう社会の実態は調査されず、つかめていないとか。そんな中で、国の法改正では「加算」分が軒並み減らされて言う傾向にありますね。
 特に「母子加算」の廃止は、本当に弱いものいじめ。ギリギリの生活を迫られている日本の母子世帯は、世界に比べると就業率が高いにも関わらず、低賃金という境遇に置かれている現実。母子世帯に対する手当てなどの施策に助けられて生活がようやっと成立している場合も少なくありません。企業などに多様な働き方の導入を求めたり、待遇改善を求めたりと・・・・「母子加算」を廃止する前にやることもあると思うんだけどなあと。そう思ったのが数年前のことです。


 それにしても、市議会でも話題にされてしまうのが「生活保護の不正受給」のことや「偽装離婚の母子世帯」のこと。確かに福祉の制度を悪用し、あり得ないような事件(北海道滝川市の生活保護詐欺事件など)が起きていることも事実ですが、そういうマイナス面だけ主張することは本当に良くない傾向。厚生労働省は滝川市の生活保護詐欺事件をこれ幸いに・・・・・生活保護受給者の交通費補助基準を改定しようとしているようです。もちろん保護費全体の削減に向いていくような改定になるわけです。
 適正に、そして公正に福祉施策を運用していけば、本来は不正受給なんて行われないはずなんですが、そこはあまり触れず「制度を悪用した人だけが責められる」というには疑問です。悪用されるような実態、わきの甘さがあることこそ問題なのに。
 結局のところ、生活保護制度の窓口である自治体がどういう体制になっているのかが大きなポイントと言えそうです。板橋区などでは職員が独自で作成した「自立支援プログラム」があるそうなので、そちらを調べてみたいと思います。


 ワーキングプアの存在など、新たな貧困問題が浮上し深刻化が進む現実を抱え、果たさなければならない自治体の役割とは何か。考えさせられた一日でした。

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2008年03月26日

3月定例会 議会運営委員会

 議会運営委員会で明後日、最終日の議事日程の確定が行われました。何と言っても、来年度予算一般会計については修正案の提出が予定されており、挙手を間違えないようにしなければならないのです。

 実は、先般の予算特別委員会においては・・・・若干・・・・違和感のある挙手が行われた場面がありました。


 というのは、予算の組替え動議と2つの修正案が出たのですが、いずれも可決されず、最終的には「原案」に戻って、改めて採決が行われたのでした。修正案が可決されていないわけで、私は当然ながら、「原案」に戻っても挙手する人(賛成)はいないと思っていました。ところが、何と、私が提案者の一人として名前を連ねた修正案とは別の修正案の提出者全員が「原案」そのものに挙手をしたのでした。
 修正案が可決もされていないのに、なぜ「原案」に賛成しているのか・・・・・?とても不思議だったわけですが、どちらにしても予算特別委員会で「原案は否決」という結果になったことは周知の事実ですね。

 明後日は予算特別委員会の結果を裏切る喜ばしい結論が待っているためか、市役所内はとっても落ち着いた雰囲気で、年度末と年度始めに向けて着々と準備が進んでいるようです。何よりも組織改正が行われますし、庁内レイアウトの変更も行われます。(庁内レイアウトの変更とは例えば教育委員会が新しく完成するプレハブ建物に移動したりします。)
 市長は副市長一人体制にて円滑な組織運営を行うべく戦略を練り上げていることでしょうし。しかし、「副市長二人」にはこだわり続けるとの話も伝え聞いているので、次なる人材発掘をしているのかもしれませんね。議案提出をしたものの、議会の同意を得られる見込みがないとのことで取り下げになった人物は「某大手銀行」の出身者だったのですが、市長自らが頭取に頭を下げて人選をお願いしたという話も伺っています。

 いずれにしても3月定例会は歯車がかみ合っているようでかみ合っていない、市長と市議会との関係を如実に表しつつあるのだと思っています。市長は市議会に対し常に「切磋琢磨の関係を」と求めているようですが、市議会は必ずしもそのような意向で市長と向き合っているわけではありません。切磋琢磨の関係は「信頼関係」の上に成立するものであると考えるからです。


 さて、残念話題を一つ。


 実は今日の議会運営委員会では先般の総務常任委員会で継続審査になっていた陳情の取下げがあったとの報告を受けました。陳情者の方が取下げをされた限り、議会が引き止め工作をするようなことはありませんが、「なぜ、取り下げたのか。」を綴ったその理由を読むと議員としては非常に複雑な心境に陥るものでした。端的に言えば「市議会に対する不信感」だからです。陳情の審査について、意見交換を休憩中に行っている様子(これは議事録に残らない)などへの疑義を抱いたことなどが綴られていました。

 
 これは市議会として重く受け止めなければならないことだと感じているところです。「何で取り下げるのか意味不明。」とせせら笑うのではなく、議会改革の優先課題にしていくべき点を市民が示したと受け止めたいと思います。

 明後日の最終日が終わるまで、まだまだホッとはできません。


 

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2008年03月25日

3月定例会 ・・・・・非公式会議

 今日は代表者会議でした。でも、代表者会議は非公式に開催されるものなので、市議会の日程には掲載されておりません。ちょっと不自然な一日休み・・・・という感じですね。代表者会議では地方議会の意見表明権を活かすべく、「意見書」を提出するための調整が行われたようです。各会派からかなりの数、「意見書を出そう」という提案がありました。この意見書については「党利党略」が見え隠れするものも多く、代表者同士の調整がなかなか上手くいかないことも多いですが・・・・。
 

 さて、今日は小学校の卒業式でした。先日は中学校の卒業式にも出席をさせてもらいました。地域にいる議員は日頃から青少協などにも関わっていることなど、多少小学校や中学校との関係性があるわけですが・・・・・必ずといっていいほどに届く「お決まりの電報」・・・・・「from 衆議院議員」「from 参議院議員」「from 都議会議員」・・・・・・地域に全く無関係とは言えないまでも、こうして市内全部の小中学校に電報を送るというのが「議員の政治活動」になっているのだなあとしみじみ感じさせる私です。お三方の場合には電報も名前だけの紹介ですが、「名前を読み上げてもらう。」ということに私にはピンとこない意義や価値が見出せるのでしょうね。


 卒業式を終えてからは久しぶりにお休みにして、家の片づけをしました。しかも「写真の整理」をし始めたのですが、整理をするはずが古い写真を見入ってしまってあっという間にタイムオーバー。途中までしかできませんでしたけれど。


 明日は議会運営委員会です。最終日に向けての日程調整など行います。最終日も来年度予算に対する修正案が提出される予定になっているので、議事進行に混乱なくいくようにきちんと確認をしておかないと。

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2008年03月20日

パルテノン多摩の今後は?

 夜にパルテノン多摩の評議会に出席。その席上で感じたのは「悶々とした空気」。

 パルテノン多摩が存在する以上は運営していかねばならない。けれども、財政的には厳しい状況で、それを打開するだけの明るい話題提供や企画提案がそんなに次々とは沸いてこない・・・・・。(それは評議会の一員である私の自己反省も含めて)


 ・・・ってこんな状況だから?


 今年度は20周年を迎え、来年度は指定管理者になって3年目。新しい取組みをしていきたいとするものの、前途多難といった雰囲気がなぜか流れてしまうのは何故?


 会議の雰囲気がどうも重たい感じがしてしまう理由の分析についてずっと考えながら、自席に座り続けていたわけですが、私なりにどうしてこうなってしまうのかを考えて・・・・今日のところは「味方が少ないから。」という答えに辿りついてみました。
 結局、「パルテノン多摩」は市民にもそこそこ知られてはいるものの、愛されている?施設ではないということになるのでしょうね。「なくては困る施設」という市民的な位置づけがまだまだ獲得できていないような気もします。

 来年度からは「市民のサポーター制度」の検討に入るそうですが、サポーターを増やすためにはまずはパルテノン多摩が市民にとってもっともっと「行きやすい」とか「使いやすい」とか・・・・そんな場所になる変わっていく必要があるように感じています。社会教育施設である公民館などとの違いを出そう出そうと気張って、「文化の殿堂」になってしまいすぎると市民との距離は離れていく気もしますし。


 「そんなに無理して運営するんだったら、別にしなくてもいいよ。」「なくてもいいよ。」なんて言われないようにしたいものです。そのためにはもっともっと市民の応援団を増やさないと・・・という危機感?にようやく友の会であるアテナクラブの他にも方策を探そうと動き始めたことはうれしいこと。「もう少し早くからやっていればよかったのに・・・」なんて今更言っても後のお祭り。


 
 とにかく知恵を出し合って、せっかくある施設を活かせるようにしたいものです。なかなか知恵のわかない私・・・・パルテノン多摩に対するご意見、ご提案随時募集しています。まずは、何だか「疲れきっている」パルテノン多摩の雰囲気を変えたいものです。そこが変われば、評議会のあの重苦しい雰囲気だって変わるような気もします。  

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2008年03月19日

3月定例会 建設環境常任委員会

 今日も傍聴はできず。民主党TAMAは建設環境常任委員会にメンバーがいないので、明後日に審査の結果など確認したいと思っています。

 明日は我が家は燃えないゴミの日なのですが、最近、ダストボックスのゴミの量が増えているように思います。やっぱり4月を目前に年末の大掃除以上の掃除等など・・・・しているお宅が多いのかもしれませんね。私も改めて、今のうちに処分できるものは処分してみようかと見回してみると、「もったいない」気分でいっぱいになってしまいました。毎日の生活を反省して、これからはもっともっと節約生活をしなければとの思いをさらに強くしました。

 ところで、今週末に「多摩エコ・フェスタ2008」が開催されます。テーマは未来の子どもに残せる環境。同時開催で毎年恒例になった「2008 EARTH VISION多摩」も。多摩センター地域といえば、同じく今週末に「子ども読書まつり」も開催されますし、多摩中央公園を散策しながら楽しむことができそうですね。「晴れますように。」

 ぜひ、お出かけください。

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2008年03月14日

3月定例会 総務常任委員会

 傍聴はせず。
 
 事後に伝え聞いたこと。陳情を提出されていた方々が発言をする委員の態度に対して「大変失礼である」として憤りを覚えるようなことがあったらしい。まるで提出した市民を馬鹿にするような態度で、怒りを通り越して情けない気持ちになったよう。はっきりいって傷ついたのかもしれない。


 「(一市民の意見として理解してもらいたいとせっかくだした陳情なのに・・・・)陳情を提出するんじゃなかった。」と唇をかみ締めるような思いをしたらしい。


 実際にその場に居合わせたわけではないが、そのようなことは許されないと思う。とても残念。

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2008年02月25日

明日から定例会です。

 今年の第一回定例会は明日からスタートです。それに先立って昨日は議会前の市民との意見交換会を行いました。予想通り・・・・?少人数での開催になりましたが、新しい参加者の方もあり、密度の濃い意見交換をすることができました。
 
 特に予算内容を中心に話を進めたのですが、多摩センター駅の北口側に整備が予定され、着々準備が進もうとしているペデストリアンデッキ計画については「必要性の優先順位が低い。」ということ、そしてまた「仮に、国や東京都の補助金を活用して工事を行うにしても市民の税金。」という観点からも、疑問の声が出たのは言うまでもありません。市民感覚というか生活者感覚で判断してもらいたいという意見をいただきました。やはりこのあたりは慎重に予算審議において判断する必要があると思った次第です。
 また、多摩市は財政的にはまだまだ豊かで恵まれた自治体で、「今ならまだ間に合う」という視点で行財政改革を実行し、健全な財政運営を行っているかのように説明がされているものの、実際には将来、未来に向けての貯え(基金)で言えば今年度末の残高は約98億円です。さらに来年度の残高見込みが約88億円にまで減る予定です。・・・・・なんと多摩地域26市の平均は約100億円だとの話。それを下回るわけです。


 ちなみに多摩市の来年度予算案の概要では、‘たくま’ちゃん(予算案概要に出てくるキャラクター)が「市民ひとりあたりで比べれば平均額くらいではないかと推測しているんですが。学校や公共施設が一斉に古くなっているのでその対応とか、扶助費が増えているとか、決して無駄使いしているのではないのですけど・・・・とにかく油断できない状況なので、公共施設の配置を見直すとか、毎年かかるお金(経常経費)を本当に最小限にするとか、これからもっともっと工夫して、できるだけ貯金が減らないようにがんばりたいです。」というコメントしています。


 このコメントから考えたら、いわゆるハコモノの建設事業を新たに着手する時期ではないように思えてなりません。「橋(ペデストリアンデッキ)については、一度建設されれば、維持管理費用はそれほどかからない。」・・・という説明も受けてみたものの、いずれ老朽化するし、いずれメンテナンスは必要です。そう考えても多摩センター北口から、モノレールの橋脚に沿うようにペデストリアンデッキを架けるとの計画・・・・「昔から計画があった。」・・・・・「昭和56年」の頃の駅前再開発計画以来のものとは言え、やはり時代にあって考える必要があるように思うのは私だけでしょうか。

 また、もう一つの話題としては「副市長二人制」のことがありました。今回新たな人事提案が行われるわけですが、こちらについては「二人制云々を論じるよりも、新たに提案された人材が即戦力になるのかどうかで判断して欲しい。」というご意見をいただきました。これについてもまた慎重な判断を進めていきたいと思います。

 ここ一年間ほど実施をしてきた議会前と議会後に開催する市民との情報・意見交換会。主催者側としてはもう少し人数を増やし、多くの方に集まっていただきたいと思うわけですが、参加者は規模的には10名弱で意見交換が十分にできるような参加者が消化不良にならず、何か発言できるような場にしてもらいたいという希望がありました。
 そしてまた、初めての参加者からは「議員も私たち市民と変わらないんだな。」と思った。「いい意味で、私たちと同じようなレベルで物を考えているんだとわかった。」「とても議員が身近になった。」という感想をいただきました。次回もまた新しい参加者が増えるように、、、そしてまたリピーターが増えますように。

 市長にも市議会にも問われているのは説明責任。市民にはまだまだ十分な情報が届いていないのだと思います。市民の判断と選択が仰げるように・・・・市民が判断し、選択できるように。そのためには自分自身の考え方を述べつつも、状況が的確に伝わるようにしていきたいものですね。

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2008年02月21日

予算審議に向けて。

 明日の正午が予算書に関わる資料要求の締切日です。会派で集まり、予算の審議にどんな資料が必要なのかなど検討をするために集まったのですが、結局は予算書を1ページ目からめくりつつ、途中で意見交換などをしつつ・・・時間を終えてしまいました。

 寝心地の悪い枕にできる分厚い予算書ですが、予算特別委員会でこの内容を全て網羅して審議をすることはとうてい不可能。ポイントとなるところだけしか質疑できません。それはどの議員も同じこと。一人当たり30分の持ち時間しかなく、ちょっと内容を詳しく聞こうと思うとあっという間に時間を消化してしまいます。その時間だけで市長の提案してきた予算内容を審議するとしても大部分はスルーしてしまうというか・・・・・・・・・・・。lそこで、現在は予算特別委員会は5日間ですが、これをもう少し増やすのはどうかと思っています。仮に、現行のスケジュールを前提にしながら考えれば、予算審議時間を増やした分、どこかで日程を削る必要が生じます。そうでなければ、会期を延ばすということも考えられますが、今でさえ、議会開会中はどうしても上司(部長)不在になり市役所内部の動き的には停滞しがち・・・・・そのことを思うと何かもう少し上手な議会運営を検討してもいいかなと思います。
 ・・・・というか、市長と議員(議会)でのやりとりは今までどおりで、議員同士での議論の時間を増やしてもいいのかもしれませんね。

 結局のところ予算審議の中で質疑をし、さまざま注文をつけたところで最終的に「可決」してしまえば、批判的な内容の質疑などもあってなかったようなものと化してしまう・・・・・「総論賛成各論反対」「各論賛成総論反対」・・・・・・議員は常にどちらかの立場。大事なことは市長がどこまで「反対」の意を汲み取りながら市政運営を行うのかだと思っていますが・・・・・「可決した」「議会は賛成」ということだけで進んでいくのが今までの傾向。そのあたりは、ひとえにその時々の長のスタンスにもよるのかもしれませんね。

 
 明日は議会運営委員会です。明日一日だけで従来の予算審議の手法(ただ単に市長に各々会派や議員が質疑をして終わるだけ)を変えていくことはできないと思いますが、これからは議員同士で議論する時間がどこかで確保できるような議会運営を目指したいものです。

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2008年02月18日

議会で答弁する人は?

 あっというまに来週26日から今年第一回定例会が開催されるので、お約束の1週間前(土日の除く)。今日は一般質問の事前通告の締切でした。体調を崩されている1名の方、そして議長は除く24名の議員が一般質問をするという盛況ぶり?・・・・・毎回毎回、全議員が一般質問をする議会は全国的には珍しいようですね。

 さて、私は再び・・・・「発達障害児支援」のことと「教育委員会」のことについて尋ねることにしました。発達障害児支援のことは6月定例会から毎回毎回取り上げさせてもらっていて、担当者からは「もうやめて!」なのかもしれませんが、毎回毎回の質問項目にはなっているものの、結局は再質問する時間が十分にとれていないので、私としてはいつも消化不良気味。・・・・というよりは、あまりにも毎回毎回取り上げすぎて明らかになったことは、そんなに簡単に事態は変わらないということ。当然といえば当然ことですが、市長の経営改革などは「スピーディ」を売りにしているのは周知のこと。なおかつ「総力を上げて」とか「一丸となって」とか「横の連携を強化して」ということを繰り返し発言し、そのために副市長二人制にしたのは決して記憶に古くはなし。
 なので、私としては「なるほど!副市長が二人いることの意味が実感できた。」となれるといいなといつもいつも感じているわけです。殊・・・・「発達障害児支援」のことに関しては市長も優先課題に位置づけているようですし、そうなるとますます毎回のチェックとフォローが必要になります。私のみならず、他の議員の方からも後押しされているのがこの課題。市長も迷わずに・・・・そして着実に・・・・現場の声を聞きながらよりよい方向を目指すことが可能です。ポイントは「現場の声を聞きながら」ということかもしれませんが。


 ところで、先般12月定例会の一般質問では「教育委員会」に対し、私が課題だと感じているいくつかの点を指摘しました。教育委員会の会議は「議事録」になっているところだけを読めば、本当に形骸化していると言わざるを得ません。実は教育委員会は正式な会議の前段で「協議会」を開催していますが、そちらは傍聴することができません。もちろん、個人情報に関わることがあれば傍聴が制限されなければなりませんが、そうでない限り、教育委員同士の議論を覗いてみたいものです。多摩市の教育施策はどのような議論を経て、確定されていくのでしょうね。ベールに包まれたままです。
 
 今回は4月からの組織改正を見据え、教育委員会がどう変わっていくのか、もしくは変わろうとしているのかを尋ねることにしました。なおかつ、事前通告の中では答弁者を指名する欄があるのですが、わざわざ「教育委員長」としてみました。通常は「教育長」とするわけですが、ぜひとも「教育委員長」の答弁を聞きたいと思ったからです。
 しかし、「教育委員長」に答弁を求めたところで、その必要性があるかないかも含めてご本人が判断されるわけで、たぶん・・・・我が多摩市の教育委員長はその発言について「教育長」に委ねるのだろうと思われます。
 私が「教育委員長」を指名していることもあり、事務局では色々と調べてくれたようです。何せ、教育委員長はこれまで一度も(少なくとも私が議員になってからは)議会に出席されたことはありませんし。議長が求めれば出席しなければならないようですけど(?)。いずれにしても、多摩市の場合には「教育委員長」は教育委員会事務局長である「教育長」に対し、議会対応は全権委任しているのでしょうね。私はたまには????教育委員長が議会に出席してもいいのではないかと思いますが。

  
  閑話休題。


 
 今日はお昼頃市長が会派の部屋に突然来られました。「副市長の人事」に対してどういう考えなのかを尋ねられました。民主党TAMAではこれから議論をすることになっていて、まとまった見解は出ていません。でも私は「副市長を一名増やしたことで、市民にそのことの意味や意義を伝えきれない。」という理由で市長が提案されている人物がどんな方であるのかを知る前に、今の段階で「どうしても必要だと市民に伝えられない。」ことをお伝えしました。

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2008年02月08日

国民保護協議会

 今年度第一回の国民保護協議会が開催されたので傍聴に足を運びました。傍聴者は私を入れて4名でした。


 この協議会は会長が市長。冒頭で挨拶があった後、会議の始まりは「自己紹介」から。特に行政機関からのメンバーは人事異動により変更をしています。そこで今日は初顔合わせだったのですが、民間事業者などお忙しいところは本メンバーが代理者を出席させていて、初顔合わせと言っても顔合わせにはなっていない自己紹介でありました。


 さて、議題は「多摩市国民保護計画の修正について」とその他案件で避難施設の指定(東京都が市の申請に基づいて指定するらしい)と対策本部の設置について詳細な規定を定めた要綱の制定について。
 上記3点とも質問もなく、静まり返ったなかで粛々と進み・・・・いずれも異議なし。傍聴席から見えた協議会メンバーの方々のお席には「新品なままの多摩市国民保護計画」の冊子がのっていた感じ。きっと皆さん全てに詳細に目を通すのは難しいんだろうな・・・・と思ってしまいました。お忙しい市長も同様で、国民保護法の158条の規定上にある「特殊標章と身分証明書」のことをご存じなかったようです。(多摩市国民保護計画の36ページに掲載されているんですけど。)担当課長が特殊標章と身分証明書の交付に関する要綱を説明したところ「私も初めて聞きました。」なんてつぶやいていたので・・・・(事務局にいた職員は一瞬慌て気味)。


 結局、会議は30分であっという間に終了したのですが、次回の会議はいつ?


 最後の説明によれば、現在の協議会メンバーの任期は今度の4月末になるらしく、そうなるとまた次回もメンバーの初顔合わせと自己紹介から進むのかしら・・・・・と傍聴席で失笑せずにはいられませんでした。


 
 それにしても多摩市の国民保護計画の内容のすみずみまで熟知しているのは・・・?私を含めて議員でさえも「熟知」とまでは達していないように思います。もちろん対策本部などを設置して、そこには本部長、副本部長、本部員と職員も動員されるわけですが、その役割を認識できている部長さんも多くはないと思いますし。
 

 また、今日の会議では4月の組織改正を見据え、組織改正以後に対応する要綱を制定した云々と説明があったわけですが、それなら国民保護計画の内容についても組織改正以後を見据えた修正をしておけばいいのに・・・・とお節介ながら感じてしまったのは私だけではなかったようです。

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2008年02月06日

東京都の予算その②

 今日は民主党の地方議員で東京都の予算について説明を受けました。以前の説明では未定だと説明をされた一般会計内「復活予算200億円」の中味も明らかになりました。

 復活予算は下記の通り。○区市町村の振興7,060百万円○福祉・保健・医療の充実3,692百万円○商店街の活性化1,050百万円○都市基盤の整備6,790百万円○教育の充実1,388百万円○地域力の向上20百万円。

 東京都の予算は「百万円」の単位で表記されるので、「千円」の単位で表記される多摩市の予算に見慣れている私は・・・実は数字を見るのに結構あたふたしてしまいます。


 復活予算の特徴はひと目見るとわかります。大きいのは「区市町村の振興」と「都市基盤の整備」のところ。区市町村の振興については詳細わからないわけですが、都市基盤の整備については市町村の実施する土木事業への補助、道路の路面補修や道路整備、歩道の整備、交差点の改良、無電柱化など。いわゆる土木系公共事業に復活予算が認められています。必要な事業ではあるけれど、優先順位的にはさほど高いとはいえない事業が「復活予算」に該当してくるものなのでしょうね。どうしても必須の事業であれば復活前に予算化されるはずですので・・・・・。


 というわけで、「商店街の活性化」については「新・元気を出せ!商店街事業」には10億円の復活で、合計25億円の計上しています。東京都はこの事業にどんな評価をしているのでしょうね。ちなみに東京都補助金に各市区町村の補助金を加える形で事業展開されるので、それをあわせて考えると金額的にはもっと大きなものとなります。ちなみに多摩市の要綱はこちら。商店街への活性化事業が不必要と言っているわけではありませんが、多摩市の場合にはどうしても「?」がついてしまう。この補助事業に対し、多摩市の議会では「それほどの評価」ではないのですが、それは多摩市に限っただけの話なのでしょうか?私の頭は東京都の予算規模についていけないので10億円の復活と言うのは都にとっては微々たるものなのかもしれませんが、大金が使われているのだなと感じます。それだけこの事業に対する期待値があるということですよね。(とは言え、オリンピックのためには毎年1,000億円積立しているのと比較もしてしまう。)


 ところで「復活予算」と言うのは聞くところによると議会サイドとのやりとりによって決まる部分が多いそうで、その内容を見ると議会(都議会議員)の趣向?が何となく感じられるものとも言えるのかも。私としては「多摩市のために復活したものはどちらになりますか?」と具体的に聞きたい気がしましたけど・・・・・そんなことを質問したら場違いになりそうだったので、また場を改めて情報を得たいなと考えています。

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2008年02月04日

マクロな視点で財政を捉える。

 今日は自治労が主催をした地方財政セミナーに参加しました。会場は満員で全国津々浦々から関係者が集まり大盛況でした。来年度の国家予算案、地方財政計画と地方財政健全化法についての講義を伺いました。

 多摩市の場合には地方交付税の不交付団体になっていて、赤字を抱え込んでいる公立病院や大型開発事業の借金の返済で首がまわらないと言う状況にはなっておらず、「地方財政健全化法」のことが話題になりにくいのが実情。けれど、地方では財政の健全化にかなりピリピリとしているようですね。特に公立病院改革のことが指摘されていましたが、経営改革を進めなければあっという間に民間活力導入で指定管理者などに移ってしまいますよ・・・・と講師が何度も強調していました。多摩市は公立病院を持たないわけですが、近隣市を見ると市民病院があり、多摩市民も利用をしています。その意味で、多摩市には全く無縁の問題とも言い切れないと思いながら話を聞いていました。


 それにしても、地方財政計画の講義の中で「国が地方の歳出の7割弱を義務づけている」という話があったのですが、「自治」「分権」とは言うほどに現実的な制度や仕組みが追いついていないのかもしれません。というよりも、財政的に余裕がある自治体は独自の裁量に幅をきかせ、独自施策の展開が可能になっていても、全国見回せばそのように恵まれた自治体は数少なく、結局は法令遵守するだけでギリギリ精一杯なのではないかと思われます。「自治体は地方分権の『受け皿』になれるのか?」の問いかけに通ずるものを感じます。


 「多摩市の財政」だけを捉えがちな日常とは少し視点の違う話を聞いたので、随分と頭の中が活性化した午後でした。全国見渡して、多摩市の財政を見ればやっぱり「優良」にランクインしますし、財政的にもまだまだ余力もありと判断されるのも当然のことだなあとしみじみとしてしまいましたが・・・・。

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2008年01月30日

キンボールに挑戦

 今日は青少協の地域交流会と言うことで、子どもたちとともに初めてキンボールに挑戦しました。キンボールというのはカナダ生まれのスポーツで、最近とても普及しているようですね。多摩市でも体育指導員の方々が指導者として各地域で出前講習会を開いています。誰もが参加でき楽しめると言うことで、市内でも広がりつつあります。もちろん今日も体育指導員さんの指導をばっちり受けながら、身体を久しぶりに動かしました。

 なので、2日後ぐらいから筋肉痛になりそうです。私はスポーツを見ることは好きですが、めっちゃ運動音痴なので、自分では積極的にやりたいと思わない。「できるスポーツがあったらぜひ教えてもらいたい!」といつもいつも思っているのですが、キンボールは運動音痴な私でも楽しめるスポーツなようです。ただし、今日の場合はキンボール初めての子どもたちと大人ばかりだったので、体育指導員さんも「キンボールの面白さ、楽しさ」を伝えるところに重点を置き、スローテンポに試合が運べただけの話・・・・だから私にもちょうど良かったのかもしれませんが・・・・。


 子どもたちにも大好評で、「また、やりたい!」と口々に話をしていました。スポーツ嫌いの私の場合は「また、機会があったらやってもいいな。」ということで、私と同じようにスポーツと聞いただけで全くやる気が持てない方であっても、他のスポーツよりは取組みやすく運動不足解消には適していておすすめです。

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2008年01月25日

東京都の予算規模

 今日は午前中に全国女性会館協議会が主催をしていた「女性関連施設ネットワークセミナー」に参加してみました。たまたま紹介を受けたので顔を出してみたのですが、やはり顔ぶれとしては圧倒的に女性が多数。いわゆる女性センターや男女共同参画センターは女性職員中心で運営されているのか、管理職は男性であってもこのような場には女性職員が派遣されるのか・・・・そのどちらかはわかりませんが、男性が半数くらい参加するようになるとまた一味違った会になりそうだなと言うのが印象でした。何となく「仕事で参加した」風の男性が数名いらっしゃったのですが、途中会場の出入りをするなど落ち着かない様子・・・・つまらなそうな表情で話を聞いているのもまた印象的でした。午後からは各地域の女性センターの職員や関係者などが「拠点施設としての連携を考える」ということでワークショップを行う予定になっていたのですが、そちらについては私の出る幕はないかなと思ったので、午後からは東京都の予算原案についての説明会に参加しました。


 いよいよ多摩市の来年度予算も来月1日に議員全員で説明を受ける予定になっています。その後プレスリリースするのだと思いますが、その説明に先立って東京都の方向性について説明を聞くことは結構大事かなと思っています。それにしても東京都は「いち早く財政再建を行ったから、健全財政に近づきつつある」ということが仕切りと強調されていた説明会でした。私としては・・・・というか東京都の馬鹿でかさに本当に驚くばかり。どのくらいかと言うと一般会計は68,560億円、特別会計と公営企業会計をあわせたら133,855億円。一般会計と特別会計等をあわせれば、スウェーデンに匹敵する規模。ちょっと想像つかないです。

 さて、東京都の来年度予算は「『10年後の東京』の実現にむけた取組を加速させるとともに、いかなる状況変化の下でもその取組を支え得る持続可能な財政基盤を気づきあげる予算」と位置づけたとの話でした。総論としては「異論なし」。でも各論を細かく見ていけば、いろいろと問題点があるのでしょうね。特に私が目に付いたのは、多摩市でもやっている公共施設の管理計画と同様に「大規模施設などの改築・改修に関する実施方針(仮称)」の策定と言う話でした。今後10年間の都内公共施設の維持管理補修費に必要なのが約8000億円!!これは警察やら都立学校の建て替え等が主になるとの話でしたが、都にとってもなかなか頭の痛い話で、現在抱えている塩漬けの土地その他資産については積極的に活用(不動産業?!)を進めるようです。


 「東京都はいわゆる赤字債への依存度も低いし、全国水準から比べても健全だ。」という説明は財政的な数字を見ても頷ける部分・・・・・しかし、その裏で都内自治体が(他に比べれば、多摩市の場合、厳しい中にも厳しいとは言えないと一蹴されてしまうのかもしれないが)、新たに起債をさせられ土地購入を余儀なくされている実態もあるやに聞いています。ちなみに、東京都の積極的な資産整理を支援すべく?多摩市も多摩第一小学校の土地を購入する段取りで、既に来年度予算に経費計上をしています。


 いろいろと10年後を見据えたやりくりをして、しっかりとオリンピックへの準備金は来年度も1000億円の基金積立。もし、オリンピック開催地にならなければなあ?!・・・・積立基金はやっぱりオリンピックではない道に活かされるほうが有効な気がしてならないというのはケチな私の考え???
 ちなみにきらびやかな?豪華施設の都庁舎は上記8000億円には含まれていないそうですから、そこも含めると・・・・・・・・ということになるでしょうね。どうせ積み立てるのなら、やっぱりオリンピックのためじゃなくて将来に対する基金を備えておいてもらいたいと私は思いました。東京都の見方では景気は減速傾向で、今後は法人税も軒並み減収傾向になりそうだとの話ですし、「あのバブルはもうやってこない。」というのは誰しもの共通見解で、人口減少社会は目に見えていることを思えば、「身の丈にあった」という状況に軟着陸できるようにしてもらいたい。どうやって軟着陸するのか・・・・という絵がどう描けているのかまで見えてこないという状況は東京都のみならず、国も・・・市でさえも同じ状況と言えるのかもしれませんね。自分自身も含めて、「政治家の責任」を身にしみて感じながら・・・・トボトボ歩いて帰路についた夕刻でした。

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2008年01月22日

特定不妊治療費助成制度

 他市の議員から多摩市の特定不妊治療費助成制度について問い合わせがありました。今年度からスタートした制度で東京都内26市では初めて実施したもの。私は以前のブログの中で不妊治療について書いたこともありますが、実は「特定」ではない一般不妊治療の部分への助成を望む声もあることを考慮に入れたいものです。すでに一般不妊治療にまで助成を実施している自治体もあるようですね。

 多摩市の場合には東京都の認定に準じて「特定不妊治療費助成」からスタートしたわけですが、「特定」に限定する理由を考えてみると、実は不妊治療をしている市民の数を把握できていないことが要因かなと思っています。特定不妊治療を受けた市民の人数を把握する場合には、東京都の助成制度に申請をした市民の数などを調べることが可能ですが、一般不妊治療を受けている市民の数を把握することは難しく、不妊治療の助成範囲を拡大するとなれば、対象者の人数がどのくらいまで広がるのか想定できないといったところでしょうか。


 友人や知人との会話の中では「特定不妊治療ではなくてもお金がかかる。」という声を聞くのですが、一般不妊治療にまで助成を拡大するためには東京都の制度も拡充してもらうのが一番早道ではないかと感じています。もし東京都の制度が拡充すれば、多摩市もそれに準じるのではないかと思われるからです。
 「体外受精とか顕微授精だけが不妊治療じゃないのに。」・・・・本当はそんな声に答えられると制度に変えていきたいものです。

 今年度は特定不妊治療費助成事業費として200万円の当初予算。現在までに16名(延べ人数)の方が助成を申請されたということです。この制度についてどうやってPRしているのかが気になりますが、ホームページが主に情報源のようです。しかし、カテゴリー別に見ると「子育て」のところからしか探すことが出来ず、そこがまた不便。特定不妊治療費助成事業は「子育て'前’」の話ですから。ですので、公式HPのカテゴリーを「出産・子育て」という風に変更したほうがいいかもしれませんね。

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2008年01月12日

3連休です♪

 しぶとい風邪菌はなかなか我が家から退散せず。週末3連休初日・・・ようやく咳が止まりかかり、熱が下がりました。今日は何とか民主党TAMAの12月定例会報告会に出席することができました。

 想像どおり・・・といって、想像できるならもっと人集めの努力をするべきなのですが、参加をしてくださった2名の方。人数が少なかった(少なすぎた)ので、それぞれの方のご意見をじっくり伺う時間を確保できたとは思っていますが、報告会開催の在り方については今後も模索(試行錯誤)が続きそうです。参加してくださった貴重な2名の方からも、今後の開催にあたっては示唆に富むご意見もいただきました。まだまだ未熟な段階で不十分さばかりの目立つ私たちの取組みですが、それについて不平や不満を述べる前に前向きなご意見をいただけるのは本当にありがたいこと。一層の努力をしなければならないと考えています。

 ところで朝日新聞に「地方議会に市民の目」という記事が掲載されていました。「地方議会を市民が傍聴して、議員の仕事ぶりをチェックする動きが全国に広がっている」ということでした。我が多摩市にも市議会ウオッチングの会がありますが、全国的に見れば「老舗」の一つになるのかもしれませんね。
 ウオッチングの会の議員評価活動については「新人議員と女性に甘い」という言われ方もしますが、新人議員に甘いというよりはベテラン議員にはより厳しい視線を送っているだけの話に過ぎませんし、女性に甘いと言う点については概して女性のほうが真面目に活動しているように見えるというだけの話なのかもしれません。私自身はウオッチングの会の評価については「当たらずとも遠からず」と思っています。

 それにしても「議員の仕事ぶり」というのは、まずは議会活動において評価されるべきと思うわけですが、議会活動だけで評価されないのが「議員の仕事ぶり」なのではないかと思いますし、事実その通りではないかと考えています。ここは市議会ウオッチングのテリトリー外のようなので、議員通信簿にも言及されていないところなのが残念。議会活動の上で評価を得ている議員ランキングと議会活動以外で高い評価を得ている議員ランキングが双方あり、選挙結果とつきあわせて考えてみるともっと面白い地域模様が浮彫りにされるのかもしれません。

 この3連休と言えば、公式行事としては消防団の出初式があり、成人式があったり、地域では新年会やどんど焼きなど等・・・・・・地域の行事が目白押し。議員(市長も?!)は東奔西走する3日間になりそうです。

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2008年01月07日

今年の抱負は?

 新年明けのご挨拶を兼ねて定例の永山駅での朝遊説。年末年始あまりにもゆっくりし過ぎたので、今月号のニュースがまだ完成できておりません。ニュースを一ヶ月に1度作成するのはなかなか大変な作業。毎週ニュースを発行している共産党議員団の皆さんの活動ぶりにはいつも頭が下がります。

 ところで、今日は午前中に会派での打合せ。今年は毎週一回、各駅での朝遊説をすることにしました。昨年は統一地方選挙以来なかなか体制を整えることができなかったのですが、私たちの会派の主張など伝えていくことも必要だと考えてきたので、ようやく行動に移せる段階に来た・・・・(遅すぎ?!)というわけです。手始めに今週の木曜日からスタートすることになりました。
 加えて、民主党TAMAマニフェストの進捗状況の確認と更新作業を進めていかねばならず、計画的に取組んでいきたいと考えます。議会前、議会後に実施している意見交換会なども参加者を増やす努力をしていきたいものです。議員や政党の主催する会の場合、顔の見える支持者など呼びかけて人集めをすることに粉骨砕身することも多いのですが、そのような手法をとらないでやっていくことを方針にしているので、参加者の輪を広げることが頭の痛い課題です。顔見知りの人に声かけをして、依頼をして参加を呼びかけていくこともそう容易いことではないと考えていますが、不特定多数に呼びかけをして参加者を募るということはさらに困難を極めます。それでも、この手法で呼びかけを続けることのほうが大事だと考えているので、当面は方針を変更せずに実施したいと思います。


 政治的にも宗教的にも中立な行政がさまざま市民参画と称して実施している説明会や懇談会などの参加率を上げることすら簡単ではない・・・・特定政党が中心になっているとしたらますますハードルが高くなることは想像に難くないことです。

 それでも労を惜しまずに継続することにまずは価値を置いてみたいと考えています。

 「継続は力」を信じて活動をするしかないですね♪この言葉はやっぱり偉大だと思います。

★ご案内★民主党TAMA定例会後報告会
日時:2008年1月12日土曜日 14時から
場所:ベルブ永山 学習室
内容:12月定例会報告、来年度予算について
お問合せ:岩永ひさかまで hisaka_box@yahoo.co.jp 

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2008年01月05日

仕事はじめです。

 年末年始はゆっくりと過ごすことができました。今年は本当に暖かな日が続きます。個人的にはうれしいですが、地球環境の危機がヒタヒタと押し迫っているのかな?と感じると複雑な気分です。


 昨日が仕事はじめだった方も多いのではないでしょうか。定例会が終わってしまえば議員の活動はフリーになるので仕事をするもしないも本人次第。というわけで、私の活動は本日からスタートしていきたいと思います。今日は午後から民主党TAMAで新年の挨拶も兼ねて遊説を行いました。聖蹟桜ヶ丘駅、永山駅、多摩センター駅と3駅を順番に巡りました。「民主党しっかりね!」と見知らぬ方からも声をかけていただき元気が出ました。

 もしかしたら年末年始返上で選挙活動???とも考えていましたが、そこは何とか回避。けれども「解散総選挙間近?!」と言われ続けることは間違い無しです。今後も国政の動向を見据えながら、緊張感を持って活動をしていきたいものです。「緊張感を持つ」というのは、常に自分自身の活動を振り返りながら、政治の状況をどうしていきたいのか、私たちが抱えている課題等をどう解決していけるのかを考え続けることだと思っています。


 ところで、今日は遊説をしているときに顔見知りの方から声をかけていただきました。福島県矢祭町議会では議員報酬を月額制から議会への出席ごとに実費支給する日当制にする変更を決定しましたが、多摩市議会もそれに見習うべきとの提案をいただきました。議員報酬の在り方についてはまだまだ議論の余地があるのではないかと考えています。実質的に議会に出席するのは50日そこそこだとの指摘もありますが、議会に出席するだけが議員の活動ではないことを考慮しなければならないでしょう。
 最終的には市民が市民にとって必要な市議会のかたち、市議会議員の在り方を決めていくのだと考えています。市議会でも議会改革の取り組みを精力的に進める予定はしていますが、市議会だけが手前味噌で改革を進めることはよろしくないと考えています。

 多摩市自治基本条例では第8条で市議会の設置を謳っています。

第8条 住民の直接選挙による議員で構成された、市の意思決定機関として市議会を設置します。

 市議会は重要な重要な意思決定機関として設置されています。そのことを踏まえた議会全体の活動が展開されているのか、議員一人一人がその活動を行っているのかが問われるのだと思います。やっぱり最後には議員一人一人の姿勢に関ってくると考えているので、とにかく自分自身の活動スタイルは貫いていきたい。


 「継続は力なり」


 この言葉を信じて、今年も自分ペースを崩さずに努力をしていきたいと思います。本年もどうぞよろしくお願いいたします!


★ご案内★民主党TAMA定例会後報告会
日時:2008年1月12日土曜日 14時から
場所:ベルブ永山 学習室
内容:12月定例会報告、来年度予算について
お問合せ:岩永ひさかまで hisaka_box@yahoo.co.jp

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