« 来年度予算については・・・とりあえずの「可決」 | メイン | 被災地支援に向けて・・・多摩市も取組みます! »

2011年03月18日

不安がたくさんの未来に向けて。

IMG_2376.JPG 
諏訪商店街から見える稜線。変わらない景色を見れて幸せを感じます。


 今日は市内中学校の卒業式でした。計画停電は朝の9時20分から予定されていました。そして・・・事前に市には連絡が入ったようですが、これで4日間連続で市内同じ地域が停電になった模様です。同じ多摩市内で・・・・ニュータウンではない地域を中心にして同じところが連続して・・・・計画停電の偏りに市民も状況がよくわかっている、我慢することが嫌なわけではない、協力はしたい・・・・でも、どうしてこんなにも不均衡で偏っているのだろう?不公平なんだろう・・・・市民間での感情のぶつかり合いが心配になってきます。


 実際に、なぜ、計画停電に偏りがあるのかと問合せもいただいています。でも、市役所に問合せをしても、私への問合せであっても「東京電力側の判断や対応に従うしかない。」としか言いようがないのが正直なところで、適切な情報提供ができずにいて申し訳なく思っています。計画停電の実施が、例えば消防署や警察署などがあるところを避けているのではないか?もしくは病院があるところ(永山には3次救急医療センターでもある日医大があったりするので)は避けて停電をしていて東京電力側で調整しているのではないかなど憶測が飛んでいます。実際のところは東京電力に問合せをしなければなりませんが、都内で調査をすれば消防署、警察署、東京電力の事務所であっても停電をしているところは存在しているようですので、そこへの配慮がなされいるわけではなさそうです。


 ただ、私は4日間も連続で一部地域の人が不便さを協力しているのかと思うと心苦しく、パソコンを開くのも最小限に、テレビだけは地震情報が欲しいのでつけていることが多いですが、エアコンなども使用を控えたり、なるべく計画停電をしなくても済むように過ごしています。「自分は停電にならなくてよかった。」と喜べません。


 さて、中学校の卒業式。学年ごとにさまざまカラーがありますが、今日の卒業生たちの様子を見ていると先生たちが生徒をまとめていくのが大変そうに見受けられました。中学校の卒業式ではもらい泣きしてしまうことも多い私ですが、ちょっと今日は違いました。卒業生の一人が大きな震災が起きたことも含めて、「将来にとてもたくさんの不安がある」と述べていました。大人になっていく不安は理解できる気がしますが、少なくとも日本社会が転覆しそうなくらい大きな大きな震災が起きている今を見つめている子どもたち・・・・その不安の大きさを私たちはどう理解していけるのか、そこにどう大人として適切に支援できるのだろう?と思います。4月から小学校に入学する子どもの親として、これから夢いっぱい、希望いっぱいで胸を膨らませる子どもたちの将来にきちんと道筋がついていくように力を尽くしたいと・・・・ますます思う日々です。


 「民主党の子ども手当その他・・・・今こそ全てを震災復興、被災者支援にすべき!」とのご意見をいただいています。


 被災地も大変です。でも、今、この多摩市でも・・・震災の影響で無期限で休みになってしまった、収入に大きく影響すると心配と不安を抱えている市民が存在しているのです。何とかしないといけません。
昨日のブログで有料指定ごみ袋が買えなかった話をご覧下さった方が20?の袋を分けてくださいました。郵便ポストに投函されていた袋に涙がじんわりと。ありがとうございます。不安がたくさんの未来も、こうして助けてくれる人の力がつながりあえば、きっと拓けると感じます。


 分かち合い・支え合い・そして助け合い。被災地のことを思えばこそ、みんなで乗り切らないと! 

投稿者 hisaka : 2011年03月18日

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
/2506