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2010年12月21日

やっと12月定例会も終わりに近づく。

 定例会最終日前の議会運営委員会。今日は日程の確定をして、その他協議事項がてんこ盛りでしたが、別途日程を確保して、各会派で協議すべき内容に対する意見をまとめてくることが宿題になりました。

 ①議員報酬と議員定数の件
  →これについてはもちろん・・・削減・現状維持・・・・などを議論。
 ②請願や陳情に対する議決方法の件
  →以前から懸案事項になっている「趣旨採択」をやめる方向にするかどうか。「一部採択」という手法をとりいれるかどうか。
 ③3月定例会についての運営。
  →代表質問を実施することは決定。そのやり方について少々協議が必要。質問時間をどうするのかなどなど。
 ④一般質問の発言時間について
  →今は議員一人当たり質問時間35分が基本になっている(しかし、随分古い時代の申し合わせでは、20名以上が一般質問をするときには30分という決まりもあるらしいが)。これについては議員の発言時間を確実に35分ないし30分保障するというやり方ではなく、議員の質問と市長の答弁時間をトータルで60分にするとか70分にするとか決めてしまうべきではないか?という意見がある。議員の質疑時間だけを保障する現在の運営方法で進めると、議事がダラダラする場合もあり、職員の残業につながってしまうこともある。質問の内容をコンパクトにすることを考え、より水準の高い(って一体誰が水準の高さを決めるわけ?)質問にしていくためにも制限をすることが有効であるらしい・・・・。そこで、発言時間のあり方を再検討すべきとなっている。


 という4件なのですが、かなりこれは大変!全員一致の合議制で運営されている議会運営委員会でとうてい結論がさっさか出そうにないわけですが、以上の件に対する会派の見解をまとめていかねば。


 議員はみな・・・・来年4月の改選を意識しているので、なるべく年明けの時間を・・・○○活動にと思っているわけなのですが、そういうわけにはいかないのが最近の議会活動。議会運営委員会のみならず、常任委員会など・・・・私の場合も年明け1月中旬からは1週間に1度のペースで公務が入り込んでいます・・・・。

 そんなこんなでとりあえず今日の議会運営委員会は無難に終わったのですが、ちょっと面白かった出来事と言えば・・・3月定例会の日程決めのこと。3月と言えば卒業式。中学校、小学校と卒業式が行われます。地元の議員はほぼそちらに出席を・・・というわけなのですが、委員会などと重なれば当然ながら出席することはできません。「公務優先」原則があるからです。
 で、従来は代表者会議は任意で非公式の会議と言う位置づけだったので、たまたま卒業式の日取りと会議の日取りが重なる場合には、会議の時間をずらすという措置をしてきました。しかし、今は代表者会議は議会基本条例にしっかりと明記された公式会議。ですので、今までのように議員個人の都合(?)により、時間変更の配慮を要する必要があるのかないのかがちょっと話題になったのでした。
 結論から言えば、ずらす必要はない・・・ということに。当然と言えば当然なのですが、話題にしなければ「代表者会議」だけ特別扱いされる寸前でした。


 さて、私・・・・最終日に向けては、第5次基本構想に対する態度をどうすべきなのかを検討中。これについては会派でも改めて考えてみようということで附帯決議をつけてみるとか、修正案を出してみたらどうかとか・・・・ナイ知恵振り絞りながら検討しています。
 「総論賛成」してもらえばOK!喉モト過ぎれば熱さ忘れる・・・みたいな感じで、言ってみれば従来にほとんど変わらないような市政運営になって欲しくないのですが、何となくそういう雰囲気が漂い始めています。緊張感があってないような感じです。それは何だか全ての議案が「全会一致」で通過してしまうという不思議現象があるからかもしれません。

 阿部市長はかつて・・・市民として議会の態度、議会のあり方にものすごく批判的だったことを思い出します。「議会では一体、何を議論しているんだ!」との憤り、憤慨をしていたこともあります。・・・・そんな市長のかつてのことを思い出せば、市長が理想とする議会の姿、市政の在り様・・・は「現状」ではないだろうと私は考えているのです。
 だとすれば、「全会一致」であったとしても、それで「ホッと」して一段落で「ハイ終了・・・・」にはならないと思いますし、そうしないために市長がどんなリーダーシップをとるのかが問われていると考えています。阿部さん(あえて、市長とは呼びませんが)が市長選挙に出馬の意向を固め始めたのが昨年末くらい・・・・となれば、その時から考えたら1年が経とうとしています。もう早であっという間なのか、やれやれようやく・・・という道のりなのかはわかりませんが、市長のそもそもの「志」がどのようにこれから貫かれていくのかが問われます。年明けになれば予算もそろそろ固まってきます。

 と人のふり見て我がふりです。私自身も自分の「原点」をしっかりと見つめ直して、活動を立て直す時期が来ているのかもしれません。年末年始と駆け足で過ぎて・・・・あっという間に4月の改選を迎えるのかと思うとゆっくりもできない大晦日とお正月だと・・・・気持ち晴れやかではありません。

投稿者 hisaka : 2010年12月21日

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