6月定例会 子ども教育常任委員会

  20150626

お花のお裾分けをいただきました。いつもとは違って華やかな室内です。

さて、今日は子ども教育常任委員会でした。予定どおり、公共施設使用料の改定に関する条例審査。全部で7件ありました。「公共施設の使用料設定にあたっての基本方針」のそもそも論も含めて、多数質疑や意見が出たと思います。共産党さんから、公民館使用料改定については修正案が提案されました。修正案は否決され、最終的には条例7件とも共産党さん以外の賛成を得て可決です。

「公共施設の使用料設定」についての基本方針については「受益者負担」とする表現で 言わんとすることはわかるものの、それを「受益者負担」と表現してしまっていいのかどうか・・・・利用する人たちにその対価として「利用料」をお支払いい ただく・・・・という素直な表現でいいのではないかと思うのです。また、使用料の算出根拠に含まれている「減価償却費」についても、今後、施設にも年期が 入り、「減価償却費0」になるケースも出てくるとき、どうするのか?も課題であることも指摘しました。あとは、施設ごとにその性格によって、市民の負担率が変わってくる(施設の性質別負担率)のですが、その分類の仕方についても抜本的に見直すことが必要では?と指摘しました。

 

以上の指摘など等、私のみならず、私以外の委員さんからの意見についても行政側は「次回の使用料改定に合わせて、見直しも検討していきたい」とする回答をしていましたが、「いつの時期に、どのような形で見直すのか?」までは明らかにされなかったので、今回の条例が可決され、使用料の見直しが行われる来年の4月以降でもいいし(私は心の中では明日からでもやってほしいという気持ちがあるが)、とかくいち早く「公共施設の使用料設定にあたってに基本方針」の見直しに着手してほしいと考えています。

 

今日は、会派で議論した内容をもとに質疑をしましたが、やっぱり一番は「公共施設の見直し方針と行動プログラム」と「公共施設の使用料」の問題を一体的に議論していくことの必要性があるにも関らず、そうなっていないことへの課題を感じます。こういう時にこそ、市長のリーダーシップが発揮され、ちゃんと行政の取組みをマネジメントしていく視点が求められるはず。新人市長というわけではなく、市長も2期目であるし、もっと持ち味やら切れ味を活かしてもらいたい!市長にはいよいよ本領発揮してもらわねば。「スマートウェルネスシティ」・・・健幸都市にしたいという思いをひとつひとつ具現化する道筋にも、公共施設の在り方をどうするか?の問題もあるでしょうし。乞うご期待!・・・ということですね。

 

梅雨らしい1日でした。どうぞよい週末を!