3月定例会 閉会しました。

無事にかどうかわかりませんが…いろんなことがありながらも、3月定例会も滞りなく終了することができました。週明けに「予算特別委員会での発言を訂正したい」という申し入れがあってから、ここ3日間ほどの議会事務局の動きは・・・「こんなこと二度と経験できないだろう」と思うくらいのものであって(二度とあってはならないが)、見方を変えれば「いい経験をさせていただく」というプラス思考で受け止めたいと思います。

何より、議事係とか庶務係とか…関係なく、事務局のメンバー全体が細心の注意を払い、一つ一つ「間違いのない」議事運営を組み立ててくれました。今日に至るまでを考えれば、一昨日開催した議会運営委員会、予算決算特別委員会内でのちょっとした混乱もあったかなと思い、そこはもし分けなかったわけですが、最終的には「きちんと形が整った」と思いますし、結果オーライだと考えています。議会事務局があっての議会運営であることをしみじみと感じますし、このような事態が発生したときの議長の役割についても考えさせられる点も多くありました。

さて、予定通りに、4月からの新年度に向けては予算は賛成多数で可決し、市長が提出した議案もすべて可決しました。行政としては「いろいろあっても全部可決すればOK」なんだと思っています。とは言え、「終わりよければすべて良し」と…結果だけに満足するのではなく、議会内で出されている厳しい指摘、批判など含め、議論の過程も大事にしてほしいと願っています。各会派あるいは各議員のみなさんが、いろいろな立場からとてもいい意見を述べておられ、それは立場は関係ないというか所属している政党や会派とは別にして、頷けるなあと…議長席に座っていて「うんうん」「わかる」と共感できる内容の発言が多々あります。市民に最も身近な自治体の議会であるからこそ、イデオロギーを超えたところで「市民の生活」「住民の暮らし」に向き合っているからだと思いますが、結果はもちろん大事ですが、個人的には議論の過程にこそ「価値」があり、そこから学べることをきちんと取り出してほしいものです。

それにしても3月定例会を振り返る…と言ってもあまりにも長すぎて、そしてまたここ数日にかなり神経を使ったからか…1ヵ月前のことは、それよりも昔に感じてしまう。ただ、3月定例会が始まった頃は、ものすごく寒かった。今日の議場はひざ掛けが不要でした!

3月定例会が無事に終わって良かった。みなさま、どうもありがとうございました。