今年も残すところ、あと3か月になるのか…。

デジタルデトックスをしたいと思うのですが…なかなか出来ないのが悩み。携帯電話を持っていて、何だか、追いかけられる感じがします…。

さて、今朝は多摩センター駅でいつものように街頭活動をしたのですが、議会でも話題になっていた「気候非常事態宣言のPR」ということで、駅前の階段装飾・・・キティちゃんが活用されることを否定するものではないのですが、多摩センター駅前広場は何となく私にとっては目がチカチカするような感じなので「もう少し、ハイセンスを…」という思うのですが、遠目で見ると、ハローキティ看板と色合い的にも何となく馴染んでいるかなーとは思います。

とにかく、階段装飾は装飾した時だけはきれいなのですが、あっという間に汚れますし、キティちゃんの顔が薄黒くなってしまうことは気にしておきたいですね。毎週金曜日の朝、私もチェックと言うか、フォローしていこうかなーなんて思っております。

 

市議会の定例会、来週の火曜日が最終日です。昨日は代表者会議があり、今日は議会運営委員会が開催されていましたが、私はメンバーではないので実質お休み。昨日は、友人とランチを食べながら、情報交換をしたり、今日はいのうえまゆみさんのお話しを伺う機会を得て、「今、大切にしたいことは何か」なんてことを、自分なりに考えさせられたりもしました。会派のミーティングがあったので、途中抜けしなければならなかったのですが、いのうえさんのお話にあった「土を大事にする」「水を大事にする」‥‥自分たちの暮らしを見つめ直していきたいものです。

 

ところで、前にも書いたと思うのですが、大規模改修されたパルテノン多摩を利用して、真っ先に気になったことが…「洋式トイレに蓋が付いていない」ということだったのですが、「公共ホールの安全対策として、ガイドラインに則って対応しています」という公式見解でしたけれど、やっぱり、気が利いていないと思っております。

私は今日もベルブ永山3階のお手洗いを使用して、ホント、職員さんの心くばりが行き届いているなあとしみじみ感じてしまいました。感染症対策、市民の方がとっても気にしていることなので、その気持ちを汲み取って、対応していることがわかります。

トイレの個室の中に「フタを閉めてから流して」とお願いの貼り紙があったり、「便座の除菌にもご利用ください」とアルコール消毒液が置いてあったり。

生理用品が置いてある個室の案内。

あと、これも大切だと思うのですが、「ごみの持ち帰りにご協力を」と呼びかける案内。それから、また、「だれでもトイレ」のところにもちゃんと大事な掲示がされていました。

議会でも「だれでもトイレ」とはいえ、本来利用したい人の利用が妨げられている場合が見受けられると指摘されていましたが、こうして「協力のお願い」を掲示しておくことは大切ですし、文章もすごく感じがいいなあ…と。

別に、ガイドライン云々とかではなく、日常的に市民の皆さんと接しながら、コミュニケーションをとる中で…「気づき」ってあると思います。マニュアルに沿ってやってます…ではないんですよね。きっと。

「掃除は、清掃会社に任しているから」とかではなく、職員さんたちもトイレ空間が清潔で、衛生的に保たれるようにちゃんと気にしているかどうか…私はトイレというのは、公衆トイレも含め、「まちの行政」の在りようと言うか、意識というか、「仕事の質」みたいなものを表すものさしの一つになるように考えていて、ついつい気にしてしまいます。

今日で9月もおしまい。もう、今年も残り3か月になりますね。「年賀状印刷」の案内などが届いたりして、早いなあと思います。週末はまた秋日和になりそう。やっぱり、空が明るいと気持ちも晴れやかになりますね。

昨年度決算は「認定」されました。

 

朝、いつものように駐車場から市役所の西側の玄関に向かう途中で、とてもいい秋の香り。どことなく漂ってくるので、どこかなあ…と思っていたら、玄関の入り口の金木犀がオレンジのかわいらしいお花をつけていて、そこからほんのりと。まだまだ満開までにはなっていないからこそちょうどいい感じ。金木犀は意外と香りがきついのですが、今日は本当にいい香りだなあと思いました。つまり、今日は気分よく、登庁できました!

決算審査は昨日からの続きでしたが、その前に、新型コロナウイルスワクチン接種に対応するための補正予算の審議もありました。もちろん全会一致で可決。ワクチン接種については疑義を抱く点もあり、「ワクチンを6割以上の人が接種すれば、感染はおさまります」なんて説明をしていたのはもう過去の、あの頃の話し…全然、そうはなっていない現実は直視したいですね。ワクチンを接種して具合が悪くなった人がどのくらいいるのか…特に小中学生についてはどんな状況なのか?…と問い合わせがあったので、質疑をしてみましたが、なかなか実数ですべてを把握できているわけではなさそう。接種した翌日、学校を欠席した子どももいるようですが、学校も「接種している接種していない」について把握することはしておらず、極めて個人情報にも関わる部分と言うことで、あえて触れることなく過ぎているようなので、やはり実数の把握は難しいですね。

いずれにせよ、ワクチンの接種はあくまでも「任意」です。今度はワクチンを接種するしない・・・による区別や差別が行われることの無きように…と京都市ではポスターを製作しているみたいです。「断ち切ろう、コロナ差別」…結構、インパクトあるな。

さて、昨年度決算ですが、結果的には一般会計も、特別会計も…ともに全会一致で認定されました。私の会派もいろいろいろいろいろいろ協議を重ねて、最後、「認定」としました。決算審査にあたって提出されている資料に訂正、修正箇所が多数発見されたこともあって…「認定」にしてしまってもよいものかどうかと迷ったのですが、最終的には、しらた議員の質疑に対し、市長から「緊張感をもち、職員一人ひとりが、仕事に取り組んでいけるようにしていきたい」とする趣旨の答弁をもらうことができたので、「不認定」という判断にはしませんでした。もし、市長がこの件について、答弁を副市長以下に任せたままでいたならば、フェアな市政は「不認定」という判断をしたと思います。ギリギリまで迷っていたのは事実です。

そんなわけで、結構、エネルギー消耗した一日でもあり、帰る時にもまた、朝と同じように金木犀の横を通って、帰路に。

しばらくは、市役所の西口玄関前の金木犀を楽しみにできそうです。ちなみに、今日も気になっていた点について質疑することができて、指摘した内容を理解してもらえたかなあ…と思っているのですが(思い違いだったりして)、今後、質疑した内容が活かされていくと良いなあ。今日が終われば、あとは残すところは最終日。でも、これから、その準備作業に追われそう。決算審査を振り返っての会派の意見を取りまとめる作業などなど…が始まります。もちろん、今日は「終わったー!」と言う感じで、何も手に尽きませんが。市議会の最終日は来月4日です…あっ、気が付けば、あっというまに9月も終わってしまう…。

決算審査でヒシヒシと感じること。

決算審査も今日と明日と残すところ2日のみとなりました。今日は世の中的には一大行事があり、ワサワサしているというのか、日本の政治に対する揺らぎを感じていますが、私たちはいたって・・・平素であって、弔意を強制されるとか、半期を掲揚するようなこともなく、いつも通りでした。

私は今回の決算審査でヒシヒシと感じていることがあります。今までも、人口減少やそれに伴う税収入の減少などが言われ、行財政改革に取り組んでいて、多摩市の場合は、阿部市長時代以前のかなり早い段階から「将来に備えて」ということを重ねてきました。渡辺幸子前市長の時代の「行財政診断白書」のころを思い出すと、本当にシビアで、市民活動への補助金など含め、‵既得権′にもきちんと切り込んで対応していこうとする意識もあり、その路線を市職員も共に歩いていたような気がします。もちろん、それに対する評価は賛否両論ありましたし、私も賛成するものもあれば、「それは違う」と感じるものもありましたが、それでも、改革を進めなければならないという精神的な強さと言うか「芯」があったように思っています。

阿部市長に代わっても「行財政改革」はもちろん進めなければならず、むしろ、ますます進めていかなければならない状況。特に、時間の経過とともに公共施設はますます老朽化していきますし、手を入れていかねばならない・・・渡辺前市長の時よりも、突きつけられている現実はもっともっと厳しく、改革を加速化させなければならないという意識が私はあり、たぶん、市長にもあったと思います。でも、やっぱり、既得権というのか、改革を進めていくというのは、当然ながら、痛みを伴うというか、犠牲にしなければならないこともたくさんあり、そこも含めて、政治も引き受けることがどこまでできるのか?が問われることを常に感じてきましたし、ハードルの高さ、難しさを思い知らされ、簡単にはいかない…、今に至っています。市民と共に現状をシェアしていくって本当に難しい。物分かりが良すぎる人ばかりでは困るのですけれど、でも、「将来を思えば」…というときに描く「将来」の長さと言うか、そのスパンの違いはあるでしょうし、市民一人ひとりを頭に思い浮かべると…踏みにじるようなことはできないですしね。

そうこうしている間にも、目の前に降り注いでくるというのか、対応していくべきところは次々と。老朽化した施設は年限が経過すれば、最低限かもしれませんが維持補修はしますし、大規模改修が必要な場合にはそれなりの対応をしていきます。コミュニティセンター、パルテノン多摩、学校、公園、・・・道路、橋・・・などなど、それ以外にもまだありますが、手放すことのできないものに次々と「みんなのお金」を使っていく必要があります。

どれも私たちの生活、暮らしには必要不可欠な公共施設なのかもしれませんが、改めて、全部全部が必要であるのかを考えていかないと、この先、本当に本当に大変になっていくなと。決算書、決算内容を理解するための事業報告書のページをめくるたび、そのことを自分自身が背負ってる大荷物だと感じているのは私だけではないと思います。

市職員さんたちは一人ひとり、自分の受け持っている業務と向き合って、誠実に忠実に事務を進めていくことが求められるわけです。一つひとつの事業に着目し、そこに関わる職員さんたちにヒアリングをすれば、大抵の場合・・・「ちゃんとやっている」となるのです。まさか、議員のヒアリングに対して、適当なる対応をするわけないのですが。

でも、そこを聞いて、納得しているだけでは、いよいよ、市政運営が行き詰まるのではないかしら?‥‥という感触が今までとは異なった感覚で自分の中に印象づいてきた・・・というのが、今回の決算審査を通じて、私に得られつつあります。ちょっとこのままいくと…まずいかもと。

それは、「みんなのお金」を使ったパルテノン多摩の改修が終わったから?…まだ、コロナ禍だからと積極的な活動を打ち出せていないパルテノン多摩の現状を見ているから?…教育や福祉には一切関係のないお財布(都市計画税)から財源を活用しているので安心ください…とはとても言えなくて。

あとは、今日も多摩中央公園の改修問題を取り上げましたが、今後、Park PFIにより運営を進めていくというその先を想像するとき、まだ私の中には「明るさ」を感じることができていないから?これから、公園内を見渡してみると…市民活動を支援することを目的の一つにする「活動室」「会議室」なるものが…一体、いくつ設置されていくのでしょう?「使い倒す」なんて言葉も仕切りに語られていたことがありますが、そんなに多くの諸室があって、使い切ることができるのでしょうか?常に諸室は「稼働率」が問われることになりますが、それに耐えられるのかしら?…と。

こうした一つひとつ、もちろん、GOサインを出していくところに議会があり、議員がいるので、責任放棄をすることができないと思うと、現状と照らせば照らすほどに…将来にわたって、私たち議会も共に「GOサイン」を出した結果に、市民も巻き込んでいくことを強く意識しなければならない気がするのです。

 

「わあああ!パルテノン多摩が新しくなってうれしい!」

とか

「公園がきれいになるのが楽しみ!」

とか

「新しい図書館ができるのがうれしい!」

とか

 

こんな風に思えない自分のマイナス思考を変えていかねばならないのですが、「わあい!わあい!」みたいになれていないのは、たぶん、私だけでもないというか。

 

児童館や公園で遊んでいる子どもたちのにぎやかな声を聴いていると、大人が下を向いていてはいけないと反省するのですが、多摩市政に関わる様々な課題、そしてまたそれ以外のところで、社会全体を捉えてみても、私たちは「今だけ、金だけ、自分だけ」になっていないかどうか、問われているのでしょうね。

「より良く未来に残していく」

ここ、ちゃんと貫いていかないと。

今回の決算審査、もう一つ感じているのは、提出されている資料に訂正箇所が多すぎるということ。決算審査に入る前に資料の訂正があり、再点検したはずが、また、しらた議員の指摘によって「資料の誤り」が見つかったというわけで。昨日はそのことで会議を中断したのですが、決算ですからやっぱり「数字」って大切ですよね。「て、に、を、は」を間違うとか、誤字脱字レベルではない誤り。市政運営の「質」にも関わる事項であると…会派内の話し合いで、そのことを重く捉える意見が出ています。こうした間違いが発生してしまうことの深刻さがあるなと…。確かにその通りですね。「ここだけのことなの?」と思わずにはいられない…という意見もあって当然です。

決算審査もあともう一息。

3連休明けです。昨日だけお天気が良かったものの、雨に見舞われてしまい…。ですが、今年は3年ぶりの永山フェスティバルも館内会場のみでしたので、滞りなく開催されてよかったと思っております。日頃から公民館を利用し、活動している団体を中心に、発表の場としてフェスティバルが存在することが大事であって、手づくり感のある文化祭のような雰囲気が重視されるべきなのかもね…と思い直したところです。パルテノン多摩のホールを借りなくとも、多摩市の公民館には立派な(他市からいらっしゃるかたには驚かれるほどです)ホールがあって、ある意味、「公民館のホール」が活きる使い方ってあるのではないかとさえ思いました。公民館のホールも音響、照明などは専門の事業者の方に業務をお任せしていますので、発表ごと、イメージに合う光を照らしてくれる感じも良いなあと。

とても、公民館らしい発表を鑑賞することができたなあと。ちょっとうれしかったのでした。

そういえば、先日、ピアノの発表会でも関戸公民館のホールを使用したのですが、初めてホールにいらした方も「すごい立派なホールで驚いた。パルテノン多摩がなくてもよかったのでは?」とおっしゃっていたことには苦笑いですね。多摩市の公民館のホールはそのくらいに良いホールなのです。

あと、永山公民館のホールはピアノがスタンウェイで、弾き心地が良いのですが、確かに、調律が十分にできていないところは残念。音の狂いあります。「オーバーホールが必要なのでは?」とおっしゃる方もいますが、もうそろそろ時期的には…ですね。オーバーホールするよりも、買い替えた方が良いという方もいらっしゃいます。コスト的にも・・・。

永山図書館前では本のリサイクル市が行われていて、とても盛況でした。これを目的にいらした方もおられるようで、「結構、いいものが手に入る。」と会話されながら、探しておられました。

私が足を運んだのは初日だったのですが、3連休中、無事に終了できたことは良かったです。今回は屋外ステージをつくらなかったので、屋内ステージを確保することとなり、永山公民館のホールともう一つ、竹取の湯のステージも会場として使用するような運びになったようですが、「竹取の湯ステージ」を観覧する場合には入場料が必要でした。運用上、入場料と言うか、入館料(スーパー銭湯竹取の湯の通常料金)を徴収せざるを得なかったと伺ったのですが、「公民館」が関わるフェスティバルなのに、「入場料」を取るのには違和感があります。かといって、では、今回、無料にできたのか?‥‥と言えば、それもまた難しいでしょうが。

まあ、個人的にはそもそも、「永山フェスティバル」のために支出する予算は、永山公民館の事業にの約半分を占めていて、正直言って、実行委員会形式で毎年、規模がじわじわっと大きくなっていき「駅前のにぎわい」創出に合致するような一大イベントになっていることを思うと、永山駅地区の活性化予算として経済観光課が予算を確保して、支出するほうがふさわしいと感じています。今日の決算審査で、自民党の山崎さんが「多摩センターや桜ヶ丘とは違って、永山地域の活性化を考えるための予算の確保がされていないのでは?」と指摘をされていましたが、まさに、「それ!」って思いました。「公民館」って、もっともっと本来やるべきことがあるのではないの?ということを含めて。

「公民館は何をすべき場所か」

って、本来的な目的に立ち返りながら、こうしたイベントにどう関わっていくか?という「立ち位置」が重要。もう一度、公民館の設置根拠となっている社会教育法を確認することが求められるように思います。

第五章 公民館
(目的)
第二十条 公民館は、市町村その他一定区域内の住民のために、実際生活に即する教育、学術及び文化に関する各種の事業を行い、もつて住民の教養の向上、健康の増進、情操の純化を図り、生活文化の振興、社会福祉の増進に寄与することを目的とする。

・・・

(公民館の事業)
第二十二条 公民館は、第二十条の目的達成のために、おおむね、左の事業を行う。但し、この法律及び他の法令によつて禁じられたものは、この限りでない。
一 定期講座を開設すること。
二 討論会、講習会、講演会、実習会、展示会等を開催すること。
三 図書、記録、模型、資料等を備え、その利用を図ること。
四 体育、レクリエーシヨン等に関する集会を開催すること。
五 各種の団体、機関等の連絡を図ること。
六 その施設を住民の集会その他の公共的利用に供すること。

 

(公民館の運営方針)
第二十三条 公民館は、次の行為を行つてはならない。
一 もつぱら営利を目的として事業を行い、特定の営利事務に公民館の名称を利用させその他営利事業を援助すること。
二 特定の政党の利害に関する事業を行い、又は公私の選挙に関し、特定の候補者を支持すること。
2 市町村の設置する公民館は、特定の宗教を支持し、又は特定の教派、宗派若しくは教団を支援してはならない。

永山地域で考えると、永山フェスティバルは年に一度のおまつりで、欠かせない存在なのですが、やっぱり、どう開催することが良いのか?については再考が必要かも。もちろん、今までの取組みには積み重ね、経過もあることは重々承知の上ですが。その歴史があって、今もなお公民館が関わりながらも、実行委員会方式になっていますが、当初から比べて、規模も大きくなり、「公民館がやる事業なの?」あるいは「これを公民館任せにしておいていいの?」という現状になっているのでは?と問いたい(永山にある公民館が全く関わらなくていいわけではないが)。

そして、今日も決算審査が行われ、私は「消費生活センター」のことに触れて質疑もしましたが、「消費者教育」と社会教育は親和性が高い。十分に公民館の範疇にあるものだと考えています(教育部長もそう答弁されていました)。「消費者行政」はくらしと文化部だから、公民館とは違います・・・などと、縦割り行政、「管轄が違う」などとそっぽを向かず、永山公民館と消費生活センターが同居していることを強みにした活動展開を期待したいですね。

あと、明日と明後日に決算審査が行われて、昨年度の市政運営について「よかった」「そうでもない」と決算認定するかどうかの判断をしなければなりません。明日、会派でも改めて協議する予定になっています。

今日の決算審査。

今日から再び、決算審査の全体会が始まっています。昨年度の行政活動の振り返りです。私の関心分野が含まれておりまして、特に、パルテノン多摩の大規模改修については議会として、何も質疑がないという状況はよろしくないだろう…と思っていたので、その点について気になっていることをしてきました。

しかし、他の会派の皆さん、社民党の伊地智さんが私の後にふと思い出したかのように質疑をなさっていましたが、他の会派の皆さん…もうパルテノン多摩の大規模改修には関心が無くなってしまったのかなあ。大規模改修をするかしないかの時には、議会で附帯決議をあげたり、特別委員会を設置したりして、何というか‥‥すったもんだしたのになあ。

私はパルテノン多摩の大規模改修については、その他、中央図書館の建設、多摩中央公園の改修工事なども含めて、いろいろいろいろいろいろ…思うこともあるのですけれど、でも、今は、大規模改修を終えたパルテノン多摩がこれから少なくとも30年間、よりよく運営していけるように考えることが重要だと思っていて、そのためにもフォローをしていかねばならないですし、税金で運営する施設として、まずは市民を大事にし、市民を支援できる文化芸術の拠点施設として相応しい活動ができているかどうかを評価していかねばならないと考えています。

まあ、まだ、グランドオープンしてから間もなく、ちょうど新型コロナウイルスの感染者数が増えてしまって…云々と、慎重なる運営が行われているようですが、「パルテノン多摩から、にぎわいが街(多摩センターエリア)に広がっていくように」というコンセプトを忘れず、言い訳せずにしっかりと取組みを進めてほしいと思います。そのために大いに叱咤激励しなければ。耳障りの悪いことしか言わないかもしれませんが、これからもよろしく…って思いますね。

正直、現状を見れば、どうも市民のための施設として運営されている感じが削ぎ落されている印象。どこか、敷居の高い都内の劇場やらホールやら、市民が近づきがたいステイタスみたいな雰囲気…醸し出している気がしてなりません。市民が普段使いして、市民が居場所にして、市民が喜んで使えるような場所にするはずだったのになあ。あまりにも殿堂過ぎて、市民を遠ざけてきたパルテノン多摩のイメージが変わることなく。払拭できていないなあ。

と思っていますので、その点について今日はさらっと指摘しておきました。また、改修工事を行って、それ以前の不具合がどこまで解消できたのかについてもちょっと微妙…と思えるところもあり、音漏れ(これは人によって感じ方が違うとはいえ)とか、あるいは、ひとの気配がなさすぎたロビーやらの使い方などなど、課題が多い。じきにロビー改め、オープンスペースには無料Wi-Fiが設置されるそうですから、その後、ちゃんと利用者が増えるように工夫してもらいたいですね。

あと、私はパルテノン多摩を利用するたびに、洋式トイレの便座に蓋がついていないことが気になっていて。感染症対策って、トイレのふたを閉めてから流しましょう…なんですよね。感染症でなくともそうかもしれませんが…。「なぜ?」…。理由は簡単で、工事費用との関連があるようでしたが、蓋をなくしただけで、一体どのくらいのコスト削減になったの?って思いますね。あえて尋ね返すことはしませんでしたが。便座クリーナーとか、配置しておいた方がよいのでは?とも思います。永山公民館の3階の女子トイレには個室の中にも消毒液が置いてあって、「気が利いているな」って。気が付くか付かないか…の違いだと思っていますが、心くばりって大切ですね。

今日は随分と自分の持ち時間を消費したので、あとはしばらく他の方の質疑を聞くだけに終始してしまいそうですが、気になることはいくつもあるんですけれど。とりあえず「決算」ということを意識して、今、言わなくても間に合うことは後回しにするかな…とか考え中です。

夕方から、諏訪商店街のリバティに立ち寄りました。「お土産を買ってきたから、よかったら食べてください。」…移動教室に行ってきたという小学生から。いつもゲームに集中していて、大人から言わせれば「ちょっと、一息入れたら」と声かけするのも憚られるくらいに没頭している子どもであっても、途中で「どうぞ!ぜひ!」と逆に声をかけてもらうと、すごくうれしいですね。おいしくいただきました。ありがとう。

せっかくの3連休も。まさかの…雨でしかも台風?…予定を変更して、さて、どう過ごそうかなあ。

閑話休題_気晴らし。

今日も議会では決算審査が行われているのですが、分科会。私が出席する会議はなかったのですが、午前中は明日から始まる質疑にそあえてヒアリングなど。発言時間は持ち時間30分以内になっていて、さて、どうやりくりしようかなあと思っていて…。気になるところはいくつかあっても、全てを指摘することもできないので「これだけは」に絞って質疑を組み立てる感じです。

先日、「とても良いお店」ということで、案内していただいたレストランがあり、「ホイップクリームではなく、ホイップクレールなんです。」と…豆乳のホイップクリームのことを「ホイップクレールと言います。」と聞いたことがずっと引っかかっていたので、思わず検索してしまいましたけれど、「ホイップクレール」というのは、製品名のことなのかしら?…ともう一度、お店に確かめに行きたいなあ。甘くないティラミス…一口入れた瞬間はちょっと驚くのですが、おいしかった前菜。こういうすてきなレシピを考案できるというか、思いつけるセンスとか、感性がうらやましい。そしてまた、手間をかけるというか、ていねいな工程を重ねて、仕上げるというのも素晴らしい。いつか時間があったら、やってみたいのはお料理かもなあ。

友人が主催をしてくれて、趣味的に始めたという「身体が喜ぶレシピ」でフルコースのお料理を楽しむランチ会があるのですが、そこでも毎回…ゴージャスでしかしカロリーは高すぎないやさしいお料理が並び、「憧れ!」。

やっぱり、「食卓」がとても大切だと思う今日この頃。アリス・ウォータースさんの「スローフード宣言」が出版されるといいなあと思っていますが、出版社である海士の風で本をプロデュースされた方が「目の前の食事から未来が変わっていく」と言うことに心底共感するのです。私たちが日ごろ囲む食卓から見えてくる社会がある。目下、マイブームなのですが、次回の議会では、今、行政が取り組んでいる「食育」の視点をもう少し広げていくような、地球環境問題と「食」をつなげて質問できたらいいなあと考えています。

そんなわけで、今日はヒアリングを終えてから、自分の時間を存分に使えて…気になっていたいくつかのことをやり終えた。次の市議会レポートの原稿も完成することができて、あとは印刷発注をする段取りを。一つ仕事が終わると、胸のつかえが無くなります。

そして、かわいい玩具を見ることができて、気晴らしになった!いいなあと思うものに触れることができるひとときが、「頑張ろう!」という気持ちにさせてくれるので感謝です。

私はマトリョーシカが好きなのです。なぜなら、子どもの時、この絵本が好きだったから。妹と一緒に読んでいたことを思い出す一冊。まだ、絵本が残っているはずなので、探してみよう。今週末もまたお天気が崩れそうだなあ。予定変更か…。てるてる坊主吊るしたくなります。

「?」のやり方かもしれないなと。

今日と明日は決算審査の中で議会で取り組んでいる「事務事業評価」を行う分科会が開催されます。委員会ごとに評価をする事業を選び、各会派からの意見を踏まえながら、「評価シート」をまとめあげ、「議会の見解」として合意形成を図ったものを市長に提出する…というのが段取り。

ところが、分科会当日…つまりは、今日と明日に開催される分科会は議会のインターネット中継で見れるのですが、それがあまりにも形式的であって、私の所属する生活環境分科会(生活環境常任委員会がそのままスライドして、分科会になっているだけ)は午後から開催されたのですが、30分もかからずに終了。

委員長がこれまでの経過報告を行い、「評価シート」を読み上げるという作業で終わりとなってしまったからなのですが、市民目線で言えば、かなり「?」がついてしまうなと。本当は今日の分科会当日を迎えるまでに、「評価シート」全体を纏め上げる作業があるのですが、残念ながら、その過程が市民には共有されていない…可視化できていないのです。以前は、「全体を纏める」ところの意見交換に協議やら‥‥その合意形成過程をそのまま見せていたというか、分科会当日に行っていたために、可視化できていた部分もあったのですが、コロナ禍となり、なるべくスムーズ、短時間に会議を終わらせることに重きを置き始めてから‥‥決して、何かを簡素化しているとか、そういうことではなく、「評価シート」の作成から、意見調整など…事前に終わらせることを優先したための結果なのですが。

とはいえ、今日の分科会の様子をインターネット中継でご覧になった方がいると、まるで「え?何、これ?」になっているに違いありません。結構、苦労して「評価シート」のまとめ作業をやっているので、そのことを伝えきれないところには歯がゆさも感じますし、とても残念で、議会の活動…が誤解される可能性もあるなあと心配。

行政に対し「もっときちんと議論の過程を共有して」…とか言っている立場からすると、何とも言い難いというか、「他人のことを指摘する前に」とか言われてしまいそうだなあ…。

でも、早めにというか、早々と分科会が終わったので、けぇどの会所で開催されていた個展を見に行くことができた!松永悠一郎さんのやさしさあふれる作品。絵本「ならんだよ ならんだね」の原画を見ることができてうれしかった。印刷では出すことのできない淡い感じとか、あふれる繊細さがあって、やっぱり印刷とは違うなあと。絵に透明感を感じて、何だかとても癒される空間でした。しゃぼん玉でも吹きたくなるような、そんな気分になりまして。

そのあと、ベルブ永山のギャラリーへ足を運び、多摩白門会(中央大学の卒業生の会)主催の作品展も見ることができました。多摩稲門会(早稲田大学の卒業生の会)の方々からも出展していただいたようで、一緒に並べられていまして、いい交流だなあと感じた次第です。こうしたギャラリーでの展示ですが、壁に作品を吊るしたりなど…年を重ねてくるとなかなかの重労働になると伺っていて、実際にも「すごく大変で」というお声を伺います。市民の高齢化と共に、こうした作業を支援できるような部隊がますます必要になってくる気がします。

一年一年を重ねていくうちに、精力的な活動をしていれば、作品も蓄積蓄積されていく一方ですよね。画家さんとか、いろいろと作家さんにお話を伺うと、作品の保存には結構、苦労されているようです。小ぶり、小さめの作品なら良いのですが、絵画など大きなサイズになると置き場所の問題、ありますね。絵画だけでなく、写真も飾られていまして、思い出深い作品ばかりなんだろうなあと…眺めながら、一つ一つの背景を勝手に想像したりしていました。

今日も雨で、風も強くて…でしたが、一気に秋の訪れとなるのでしょうか。議会は今日に引き続いて「分科会」。私だけでなく、「このやり方だと市民がよくわからないし、市民に見えない」と気にされている方はいそう。それでも今回は決めたやり方があるので、それを変更することは難しく、来年度以降にまた宿題にしていくしかないかな。議論はなるべくオープンに‥。決して、隠すとかそんなつもりはないのですが、「見せない」ということで、議会が閉鎖的と思われることがちょっと心配。

夕方からは青少年問題協議会の諏訪地区委員会。久しぶりの会議でした。諏訪小学校が夏休み中にトイレ改修を行い、洋式化にもなり、とても清潔感溢れる場所になったよう。「トイレに行くのが苦手だった子どもが使えるようになった。」…そんな感想を聞けることがうれしい。よかった。

決算審査が始まりました。

台風情報を気にしながらの3連休。私は台湾の地震のことも気になっていますが、現地に住まう友人から無事の連絡が届き、少しほっとしています。どちらかと言えば都市ではない地域での被害が甚大とのこと聞いていますが、復興にはしばらくの時間が必要だと思われます。台風については、予報、シミュレーションもひと昔前に比べると精緻になっていると感じていますが、とにもかくにも気を付けなければと思いますし、家族の住まう西日本地域のことが心配です。

さて、多摩市議会では先週末から決算審査が始まっています。各会派とも昨年度一年間を振り返った総括の視点から質疑を行うのですが、私の所属しているフェアな市政では折戸代表が行いました。昨年度の予算、私たちの会派は否決をしていますが、「予算を否決したから、決算も否決」というのではなく、可決された予算を前提にして、行政活動の評価をしたいと思っています。このあたりは、改めて会派内でも議論かなと思っていますが。

税金の使われ方。

多摩市のみならず、特に今…「国葬儀」問題に大揺れ揺れている状況にあって、自分自身も税金を納める一国民として考えさせられる点。きちんと国会で議論されないまま粛々とこのまま…国葬儀当日を迎えてしまうのかしらと思いますが、そのほか、旧統一教会問題などをはじめ、今を乗り越えたら、あとは「喉元過ぎれば…」の状態に持ち込もうとしているのかしら…と不信感しか持てない自分にも何だか嫌気がさすばかり。

共産党の橋本議員が「旧統一教会と関わりのある団体と市や市の外郭団体との接点」のことを質疑していて、いずれも「関わりはない」という答弁がありましたが、市民団体が私たち多摩市議会議員に対して「接点の有無」を調査していますので、そのうち、私たちについても状況が明らかになると思います。市長はもちろん「接点無し」ということでした。

SNSで「『五輪』。去年1月の調査では8割の人が中止を求めたにも関わらず、政府やJOCなどはこの声を完全に無視。あれこれ理由をつけて強行した。今思えば、多額の金が絡んだ連中が絶対に止めないヤクザの世界だったのだろう。そして今同じ道を歩んでいるのが『国葬』。」…「ここまできたら止められない、という声が最近テレビなどで聞かれる。戦争もそう言って始めた。で、あとでうんと後悔した。止めなきゃいけないものは直前でも止めなきゃ。まだ止められる。国葬。」…というつぶやきを眼にしながら、深く考えさせられてしまう。それでも、決定に直接かかわる人物たち=政治家を選んでいる、選んだのは私たちと思うので。自分自身の一票はその人たちに投じていなかったとしても…。

こうした国政の状況を見ながらも、多摩市議会のことを考える一日が過ぎていきます。結局、税金をいかに使うのか…市長が提案したとしても、そこにお墨付きを与えていくのが市議会ですので。市議会の決定があって、動き出すわけですから。昨年度の決算を見ながらも、その責任は重たいなあと。

ふと、市役所のエレベーターに乗ろうとして、目についたのが「点字」の案内板。しかし、ここに「点字」の案内板があることを、視覚障がいをお持ちの皆さんが、どのように知ることができるのかなあ。音も出ていないし。改修された公園などでも同様で、一応「点字」案内板はあっても、そこにあることがわからない場合が多いんですよね。ガイドヘルパーさん無しでお出かけをするとか、ハードルが高いというお声を聴くことがあります。例えば、こうした一つひとつも、「せっかく案内板を設置するなら」という視点から、税金の使われ方が問われるべきですね。ていねいに見ていくことって大切ですね。些細と思われるかもしれませんが。

コミュニティづくり。成功とか失敗とか。

 

コミュニティプレイスとしてオープンして2か月ほど。松ケ谷にある「まつまる」に行ってきました。町田市議の田つとむさんがインターン生と一緒に「見学できそうな場所を…」とおっしゃるので、ちょっと面白いかなあと思いまして。

 

 

「まつまる」のことを放映した番組の録画を視聴させていただいてから、店舗内を案内していただき、いろいろと情報交換をさせていただきました。田さんは市議選で連続トップ当選をされていて、「トップじゃないと嫌だ」とおっしゃるのですね。すごいなあって思います。私には持ち合わせないモチベーションをお持ちで、今日も政策宣伝用のスピーカー付きの…つまりは…わかりやすく言えば、選挙カーに乗っておられました。自家用車のようですね。

 

オープンして間もないころに、足を運んだ時とは異なり、「まつまる」全体の雰囲気も落ち着いているようにも思いましたが、それでもまだまだ住民の方と一緒によりよい運営をしていくことを考えていて、今週末には「図書委員会」を開催すると伺いました。近隣の方で書店のお仕事を経験されてきた方がおられ、その方を中心に立ち上げていくのだそう。「まつまる」においてある本の貸し出しは始まっているようですが、さらに「まつまる」に置く本のコンセプトというか、書棚それぞれについて話し合いをするのだとか。面白い取り組みだなあ。

 

 

そしてまた、入口のところには「ご意見箱」が置いてあって、どんな意見があったのか、利用者の皆さんともシェアできるようにしてあること、それから、改善したところや活かしたところをきちんと報告して‥‥双方向になっているところなど、「なるほど、なるほど」と頷けるところがありました。参考にできそう。

意見の一部だけでなく、全てを隠さずに、オープンにしていく姿勢っていいですよね。

全部が全部、取り入れられる意見や提案ばかりではないけれど、みんなでシェアしていくことから始まるのだと、改めて学んだ気がしました。

さて、「まつまる」のプロデュースをされている方々は、同時並行的に多摩市内でもプロジェクトを立ち上げておられ、私もそのことは耳にしていたのですが、今週末も住民の方を交えたミーティングが行われるようです。せっかくなので、見学させていただくこととしました。関心を持った人は誰でも参加できるオープンの場とは言え、やっぱり、周辺住民の皆さんが利用者となり「場」の支え手になっていくと思っています。議員と言う立場だと、どこか一つの場所だけに肩入れすることはなかなか難しかったりするので…(と私は思っているので)、「関わり方」ってとっても難しい。せっかく取り組むことであって、多摩市でもモデル事業としてスタートしていきたい意向もあるようですので、見守っていきたいと考えます。

ちょうど「まつまる」で、地域の方に声をかけていただき、結構、話し込んでしまったのですが、「こういう場所って、どうやったらうまくいくと思う?」とか詰問を受けたんです…どうやら、スタッフの一人だと思われたようです。成功とか失敗とか…どこを捉えるのかによって変わってくる気がするのですが、私は「失敗の中にも成功を探す」という思考でいるので、あまり「失敗」を感じないんですよね。常に学びがあるので…。そして、その場で私が出した答え…「正解はない気がする」…というものでした。

明日から、多摩市議会は決算審査です。日程が大まかに決まっていて、明日の予定は昨年度決算に対する各会派の総括質疑と歳入が中心になっていくと思います。私は自分の持ち時間を歳出で使うつもりなので、明日はただ議場で座っているだけになりそうです。明日が終われば3連休、そしてカレンダーを見たら…また、連休が続くという…お休みがすごくたくさんあるんだ!と気がついて、ちょっとうれしいです。心配なのは週末のお天気かな。

あ、今日は9月15日なんですね。昔は「敬老の日」でしたね。

 

「記録」が大事だなあと。

今日は生活環境常任委員会がありましたので、出席。住宅開発地に敷設される道路を「市道」認定するための議案、多摩中央公園で初めて取組みPark _PFIに向けて、改修工事からその後の公園運営を進めていくための事業者を決定するための議案などを審査して、議案は全て全会一致にて可決しています。

最近、「過去はどうだったのか?」を知りたいと思うことがあったり、「あの時、どうだった?」を尋ねられたりするのですが、自分でも「記憶頼み」のところがあり、やっぱり「記録をしておく」って大切だなと感じています。特に、公式なのか公式でないのかわからない要は打ち合わせの記録など、どのように残すのかしらと。

 

そういえば、永山駅前にある都市再生機構所有の土地と交換した旧東永山小学校の解体工事が始まったようです。古い校舎はまだ健在ですが、あっという間に更地になってしまうんだろうなあ‥‥。この週末に、写真撮ってこようと思っています。間に合えばいいけれど。

先日、補正予算の時に庁舎が手狭になった…ということで、市教育委員会が丸ごとベルブ永山に移転することが決まりました。「決まった」というのは、そのために必要な工事費用や移転の費用が決まったということです。しかし、ベルブ永山に移転して、本庁舎の手狭さは解消されるけれど、逆に…教育委員会の仕事のしやすさなど、何も改善されません。今、教育委員会が使用している第2庁舎とほぼ同じ面積を確保できるから大丈夫です‥‥という説明がされていますが、面積だけの問題ではなく、かえって、窮屈にならないのかしら?と思っています。それにしても、教育委員会と子ども青少年部など…両方に用事があるような市民にとっては不便極まりなくなります。

今は、「パソコン一つあれば、どこにいても仕事ができる。」と言い切りながら、市役所建替え問題について、市民説明を行っているのであれば、教育委員会とそれ以外の部署に用事がある市民がたらいまわしにされ、あっちこっちと移動しなくて良い環境を整えてほしいですね。「不親切な市役所」というレッテルが貼られないようにと思います。

明日は子ども教育常任委員会があるので、すでに共有されている資料をちらっと見ていたのですが、「パルテノン多摩グランドオープン以降の運営状況について」報告があるみたい。資料にはやったこと、これからの予定がツラツラと書いてありますが、私が知りたいのは参加者の数、利用者の人数、収支はどのくらいだったとか…っていうことですね。いまだプレオープンなのかな?…と思うような状態にあります。これから、オープンスペースの活用を進めていくようなことも記述されていますが、それと共に、私は新設されたオープンスタジオこそ、もっと活用してもらいたいですね。

 

オープンスタジオというのは、「部屋が貸出されていないときは、解放された、市民が自由に表現活動や練習の場として使用できる自由な空間」なはず。

 

大きな鏡があって、ダンスなどの練習ができる場所…それこそ…この場所が知られれば高校生などが集まれるような空間。いろんな人に日常的に使ってもらえるような場所にしたいという想いを込めて、新設したところです。「コロナ禍だから…」が理由なのかもしれませんが、全くそうはなっていない。それどころか、先日足を運んで様子を見に行ったところ、オープンスタジオを遮るような展示物。これはないよなって思います。展示されている資料の内容は問いません(もちろん、シカのはく製とか、レプリカの像…については思うところありますが)。

 

 

ちょうど、私が足を運んだ時には、オープンスタジオ内では何かが行われていて、そのために黒カーテンでシャットアウトしていたのかもしれませんね。「壁」をつくる必要があったのかもしれませんが、仮にそうだとしても、こんな風に、展示物が堂々と配置されてしまうこと、「モノを置く」とは!

 

まるで、パルテノン多摩の大規模改修にあたって市民と共につくったコンセプト、管理運営方針や計画を丸無視しているとしか言いようがなく。困ったことです。運営している事業者さんたち、方針とか計画とか読んでくださっているはずだしなあ…。熟読した結果のコレ?!ちなみに、こちら博物館スペースについては、多摩市文化振興財団が担当する場所。大規模改修プロジェクトを手掛けていた時には部長だった方が、今は退職をされたのち、財団の常務理事として手腕をふるっておられるはずなのに。決算審査の時に指摘しないといけないですね。さすがに…これは酷すぎる(すでに、担当している課長には伝えましたが)。

 

パルテノン多摩のことについては、過去の記録をもう一度見てみようと思っているのですが、全部が全部資料として公開されているわけでもなさそう。「あの時どうだったか」を辿れるからこそ、見えてくること、わかることもある。記録をどう残しておくか…そして、誰でもアクセスできるようにしておくか…とても大切なことですね。実感しています。