6月議会 一般質問始まってます。

「屋外ではマスクを外してもいい」…文部科学省は「登下校、体育などの時にはマスクを外すこと」と徹底させる方に舵を切ったのに…子どもたちが自らマスクを着用していて、外せなくなっている景色が広がっているようです。悲しい。やっとやっと、子どもが少しはマスクから解放されると胸を撫でおろしいたママたちが涙しています。「外すことが難しくなっていて、無理やり外しなさいって…これも違ってるよね。」って。

そんなやり取りをしていたので、基本的には朝の活動時、マスクは外します。屋外で飛沫を飛ばすほどの会話をしなければ、基本的にはマスクは外しても良いのだから。白田さんとも話し合いをして、「自分たちも苦しいし」というのも一つの理由で、外すことに決めました。

改札に向かう市民の皆さんも…暑くなってきたら、その方が心配なのでマスクを外してくださいね…という気持ちで立つことにしました。そして、改札に入る前、電車に乗る前にはマスクをつけるで良いのではないかなと。「電車内などはマスク推奨」されていますので、それをひとつ目安にしていただけると良いのかなって思います。でも、あくまでも推奨…強制ではないところはポイント。

さて、あまりにも空気の悪い議場でもマスク外してみよう…と思って、しばらく話していましたら、ちゃんと議事係長がやってきて「議場の中はマスクをつけることになってます。」と。ルールに従ってください…をわざわざ言いに来てくださったわけで、「お仕事してる」って感じですね。ですので、時々、外しながら、基本はつけることにしましたが、でもおかしいですよね。飛沫などどこにも飛ばしていない。野次る人はマスクつけてください…ですが、黙って座っているだけなら、くしゃみするとかその時以外はまあ要らない。咳エチケットを意識していれば、そんなにマスクに頼らなくてもと思いますが、一応「ルール」になっているようなので、いちいち抵抗するのはやめます。

今日は5名の議員が一般質問をしました。藤條さんからは「学校でのマスク着用、黙食」についての市教委の見解を質す内容で質問が行われていましたが、今の学校の現状など、実態をどう把握されているのかわからず、一般論で質問していたのかなって印象。

中休みの時間などわざわざ「マスクを外しましょう」のアナウンスをしている学校もありますが、それでも半分の子が外さないで、マスクつけたまま外遊びしているとか…こんな状況が日常になっているのにな。ちなみに市教委は今までも「マスクの強制」はしていない…ただ、実態というか現実問題として「みんなでマスク」になっていて、さらにそこに…この国特有なのかよくわかりませんが、同調圧力も働いている感じ…今は「ウイルスよりも人の視線が怖い」という人さえいるわけで。

続く、石山さんの質問では連光寺6丁目の「農業公園」のことも取り上げていて、農林水産省の「オーガニックファーム構想」のことにも触れる内容でした。市長とも話をしていたのですが「『農』と『農業』は違う」という点を意識しながら、考えていく必要があり、たぶん、今話題になっている場所の「農業公園」では「業はつけられない『農』が求められる」ような気もしているので、そのあたりをきちんと整理し、何のための土地を取得し、みどりを守り、環境保全型農業に取り組むのかを見極めながら、必要な対応をしてほしいと考えています。

岸田さんからは「マイノリティの子どもたち」という視点からの質問があり、日本語指導の必要な子どもたちへの対応が話題の一つに。保護者の方が日本語ができない場合の対応の難しさを聞いたことがありますが、母国語が「英語」だけではありませんので、学校の先生たちだけでは対応しきれない現状があるのは事実。子どもと保護者と、そのご家庭が孤立しないようにフォローしていくにも周りの環境がとても大切ですね。ご近所づきあいを含めてですが、そこもまた地域・コミュニティが問われているところ。個人的にはあまり現状把握しきれいていないところで、機会があれば、実態を学んでおかねばと思った次第です。

大野さんからの質問では「にじーず」のことが取り上げられていましたが、良い活動ですね。その存在を知らせることは重要で、大切なことかもしれません。ただ、良い活動だからと宣伝するかどうか、大々的に知らせるべきかどうかについては議論が分かれそうです。なぜ、「大々的な宣伝を控えがちになるのか」という点にも配慮しておきたいかもしれません。そこにこそ今の社会の問題、課題が浮き彫りになると言えそうです。マイノリティと考えられる立ち位置の皆さんの存在を尊重していくとは、実はとても難しいことであって、アプローチの仕方を間違えるとかえって傷つけることもあり、とてもデリケート。もちろん、行政はこうした問題を無視せず(多摩市はそういう意味では多様性尊重ではかなり意識高いと思うが)、適切に対応をする必要はあります。同じ悩みを抱えている人たちどうしてつながっていくこと、「ひとりではないよ」に勇気をもらえることも多いですから、「にじーず」の存在は重要です。

それにしても、困ったとき、悩んだときにそっと相談できる場所…相談することさえ躊躇してしまうことの方が人間は多いのが現実かもしれません。その意味では、SNSを活用するとか、相談しやすい体制の確保も考えていかねば。「行政だから」の安心感、信頼感があることを忘れてはならないですね。これは、藤條さんが子どものいじめ問題など、もっと気軽に相談できる体制が必要では?と指摘していた点とも重なります。昭和時代からのやり方とは言いませんが、既存の仕組みにしがみついていても解決できなくなっている現状があります。

とはいえ…「相談することに躊躇し、相談せずに抱え込んでしまう」場合が今まで以上に増えていて、そのことがもっともっと深刻な問題ではないかと私は感じています。「相談してもいいんだから」…受援力についても着目されている今日この頃ですね。たくさんの相談場所が開設されて、多様なチャンネルがあっても、そもそも私たち一人ひとりに「受援力」がなければ、たどりつけない。「受援力」にこそ光を当てていきたいかな。

「どうせ、助けてもらえない」…こんな風に社会に対して見切りをつけてしまってる場合もあるのではないか。

私自身が突然に、何とも言えず、とてつもなく不安感を抱いてしまうようなこともあるのです。どうしてこんな社会になってしまったんだろう…と。子どもたちの自殺が増えている現状など話題を聞くたびに重たいものがズドーンと自分自身に。特に女子中学生、高校生たちへのアプローチが求められるような気もしていて、何とかしていかないといけないなと思っていることの一つです。

今日の最後は、斎藤さんの質問で「プログラミング教育」のことが話題になっていましたが、「プログラミング教育」と「プログラミング的思考の育成」がきちんと結びついた時、本物になっていくんだろうなとつくづく思います。しかし、そのことを教員が理解して指導することができているかと言えば…試行錯誤にしかならないのが現実ですよね…多くの場合。なぜなら、教員養成の過程で「プログラミング教育」を学んできたかどうかを問われれば…多くの場合は経験なしで「でも、やらなければならない」「やらされている」のが現実で、先生たちを責めることもできません。先生たちにも同情してしまいます。コロナ禍でいろんなことを見つめ直す機会も多いせいか、私は「学びの本質」ってところも改めて問い直した方が良いのではないかと思いますが、そうはなっていかないですね。

市長が「ニューノーマルな時代」というので、私もこの言葉を気に入って使うことにしました。「ニューノーマルな時代」に私たちは何を考え、どう生きるべきなんでしょうか?そういえば、市長は「ニューノーマル選挙」とか言って、選挙活動していたな。明日も一般質問が続きます。

6月議会 代表質問終わる。

今週は議会Weekが始まりました。定例の月曜日朝、さわやかに始まったのは良かったですが、本会議場の湿気の高さは頭がボーっし、酸欠を感じてまして、マスク着用によるものと確信しています。確か、図書館ではマスクは外していいはずでしたよね…本会議場も「発言する人以外」マスクは不要ではないかと感じています。会話しないわけですから。かえって体調不良の要因としか思えない…。「本会議場でマスクを着用する」というルールを緩和してもらいたい。そもそも「密を避ける」として、傍聴者を入れず、傍聴席まで議席にしてしまい、議員同士がぴったりしないように間隔確保していますし、議席にはアクリル板もあります。答弁する側の行政も、答弁者以外の部長はなるべく議場の外で待機していて、答弁の必要があるときにだけ本会議場に出入りする方式。

とにかく、発言者以外は黙っているわけなので、マスクなどつけなくていい。明日、外そうかな。

さて、今日はトップバッターで代表質問でした。代表質問とは何か?…って未だによくわからないながらも、自分としては「細かいところは聞かない質問」ということで、「大きな方向性だけ確認する」ことを心がけ、一般質問との差別化をしていてるつもり。「再質問は少なくする」を自分なりのルールにしています。「ここ、もうちょっと突っ込んで聞いておきたいんだけど‥‥」をそぎ落としてしまうので、なんか「突っ込み不足」を感じてしまい、手応えなく終わってしまう気がしてなりません。聞き足りなく、言い足りないところも数多くありましたので、今後の議会活動を通してしっかりフォローしていきたいと思っています。

それにしても…周りに聞き疲れを引き起こしそうなほどの早口にしてました。予め提出している通告書原稿の文字数をカウントすれば、再質問できる残り時間をだいたい計算できて、再質問もそれを意識して組み立てるのですが、できるだけ必要なところは再質問したいと欲張ってみたら、何となく、時間不足が発生する恐れがありました。のんびりやっていたらダメだな…みたいな。

「息つぎできてるの?」とか言われましたが、マスクはしていても、苦しくならないように口先だけで喋っていたので全然問題ありません。大丈夫。

今回は市長4期目のスタートですから、なるべく市長に再質問の答弁にも立ってほしいなあとか、この定例会ののち退任される予定の副市長からも答弁していただけるようにと事前にきちんとお願いもしていました。それに応えてくださり、ありがたい限り。感謝します。やっぱり、部長のみなさんがある意味、事務的に答えるのとは重みが違いますよね。「市民主権、市民が主役のまちづくりを進めていきたい」、そして、そのために「自治基本条例をベースに」と強調されていたのが印象的でした。これからの4年間、市の方向性というのは「市長の政策」がベースになっていきます。今後、長期ビジョンをつくる予定にもなっているので、議論がなされていくことと思います。その意味でも、市長の考え方や方針なりがまずはきちんと行政組織全体で共有されていくことが求められます。

「なぜ、市長はそう考えたのか?」

市長政策を具体化していくところに行政職員の力量が問われることとなりますから、市長の意図を理解すること、考え方の根拠みたいなところを知ることはとても重要だと感じます。同じ仕事をするにしても「質」が変わってくる気がするのです。

ということで、「不意打ち?」で事前にシナリオなくやることが本来なのかもしれませんが、それでも質問者の意図も理解してもらわないと的外れの答弁が来ても困ってしまうので、今回は「再質問したい内容」を何となくは伝えていて、市長は副市長がそれに真摯に対応してくださり、しっかり答弁を考えてきてくださったことはありがたかったです。でも、「議場」でやりとりされていることが、この箱の中だけで完結してしまうとしたら、これまた残念なんですよね。

職員の皆さんにも「議会の中での議論」に関心を寄せてもらえることが一番なのですが、そもそも「定例会が開催されている」ことすら意識せず、「あ、そうなんだ」レベルでしか捉えてくださっていない…と残念ではあるのですが、事実をつきつけられてきた場面がいくつもある私としては、結局のところ、部課長など管理職の皆さんの在りように注目していて、部下である職員の皆さんに情報を共有する力がもっとも問われるような気がしています。市民から選ばれた市長の想いがあって、一方では、市民から選ばれた議員の存在があるわけで、議員にもそれぞれの想いもあり、そして、議場の中では「市政運営」に関して、議論がされていく…、その受け止めをいかに職員に共有できるかがカギを握るというのが私の考えです。

ですので、今日の代表質問の個人的な「裏テーマ」=「共有する」でした。私も日頃から感じるのは「想い」を伝えるのは難しいということですし、「考え方」を共有するというのも簡単ではないということ。でも、しっかり「共有」ができたとき、そこにグッと力が結集し、馬力あるエンジンができていく気がします。これからの4年間、市長にはしっかりリーダーシップを発揮してもらわねば困りますから、「共有する」に拘ってほしい…これが市長に私が最も訴えたかったこと。あ、ちなみに「行政、職員」だけではなく、もちろん、「議会、議員」にも考え方を共有していくことは必要ですし大事ですね。そうすれば、自然と「市民」とも共有されていくはずなのです。再質問でも取り上げた「市民、職員、議員」と三者が互いに肩書きを取っ払って「まちづくり」を議論できるような場のデザインをつくるという話しの根底にも「共有する」がつながっていました。

先週、朝日新聞の折々のことばで「人はどんなツールを使っても、100パーセント自分の考えを伝えられる表現などはない」…というドミニク・チェンさんの言葉を知ってから、ますます「共有する」を考えさせられる今日この頃です。

そして、子どもたちの未来を考えるには度外視できない環境政策にもっと力を入れて取り組まねばならないと思っていて、私も必死に勉強中。市長も「環境共生型都市」に向けてさらに重きを置く方向を示していることには賛同し、大いに後押しをしていきたいと思っていますが…目下マイブームは「土」。多摩市の環境行政をけん引されてきた浦野副市長(阿部市長が環境部を復活させたときの初代部長ですし)が答弁の中で、「土中環境」という書籍を紹介してくださったので…こちらもマイライブラリーに追加しないとと思ったところです。

再質問でも取り上げた連光寺6丁目の自然環境を守るために取得した土地で計画されている「農業公園」。今後設えをを整えていく方向になっているのですが、「整える」ではなく「調える」にしてほしい。最近はやりの「調う」が意識されると良いなと考えています。

この地球上で、人間が傲慢に生きてはいけないと思うので。「地球にやさしく」なんて悠長なことをいってられない状況であることもまた、私たちが共有できなければ、子どもたちの世代、未来に本当に「負」を押し付けることになってしまう。そんな大人であってはいけない。これまた最近、心底感じていることの一つです。

今日の代表質問ももりもりたくさんのことを質問して答弁を得たので、その答弁の中で大事なこと、自分にとってのポイントを忘れないように書き出しておかないといけないな。とりあえず、一番目に終わってホッとしていて、私に続いたネット・社民の会の岩崎さんの代表質問、そのあとから始まった公明党の本間さん、渡辺さん、共産党の安斉さんの質問も穏やかな気持ちで聞くことができたのは何よりでした。岩崎さんの質問を聞いていると、かなり視点がかぶっていることも感じましたし、本間さんの「お悔みコーナー」の設置、渡辺さんの「観光」にまつわる提案、安斉さんの「知的障害のある子どもたちの学校卒業後」を考える話題、どれもこれも勉強になるなあと思いました。聞いていて、「へー」とか「知らなかった」みたいなこと、多いので。明日も一般質問が続きます。自分の順番が終わったので、ホント、気楽。

6月議会 市長が4期目にあたっての抱負を。

4月に市長選挙があったので、定例会本会議初日は「月始まりと合わせる」ということで、通常だと1日から始まるところが、1週間遅らせてのスタートです。第2回定例会(6月議会)が開会しました。

ところで、参議院選挙の掲示板が早々準備されているのはいいのですが、大きいですね。大きいのはまあいいとして…。写真は聖蹟桜ヶ丘東口の看板なのですが、設置場所ってどんな工夫がされるのかしら?…と思うのは、こちらの看板、ちょうど駅の改札から降りて、歩いてきた人には…一番端っこ見えない。見る角度によるということですが、これだと、一番、左端にポスターを貼ることになった候補者さんかわいそう。

遮ってるのは「多摩市の看板!」(笑)

ということで、今日は市長選直後、初の本会議でしたので、市長が4期目にあたっての抱負を「所信表明」として述べられました。

私は、3期12年、市民、議会の皆さんとともに議論を重ね、歩んできた経験と実績をもとに、3月の第1回定例会で申し述べた令和4年度施政方針の内容を踏まえ、初心を忘れずに、市民主権のまちづくりに取り組み、4期目の市長としてリーダーシップを発揮し、市民の負託に応えてまいります。

私は阿部市長は「いばらない」ところを一押ししたいと思っていますが、「初心を忘れず」に対しては一言には留まらず、言いたいこといろいろあります。「次世代にツケを残さない。」「子どもたちに負担を先送りしない。」という点では、まあ、それなりにいろいろと策を練っているのかもしれませんが、私には不十分としか思えないところもあり、議員としては批判もしてきました。

「そこ、嫌われる勇気とか、捨てる神あれば拾う神ある…くらいの覚悟で臨まないと改革できないでしょ。」と…ですので、「真価を発揮する4期目を」と期待しますが、「いばらない」でみんなの意見をなるべく聞こうとする「聴く力」というのはやっぱり表裏一体のものなのかもしれません…と最近、強く感じております。

「おいあくま、さあほとけ」

おこらず、
いばらず、
あせらず、
くさらず、
まけるな、

さっそう、
あかるく、
ほのぼの、
ときめき、
けんきょ。

あまりにも有名すぎる言葉で、人生訓にされている方も多いのではないかと思いますが、大事なことですね。「怒らず」というよりは「奢らず」だなと思っていますが。ある意味、理不尽なこと、正義に反することに対する「憤り」はなくては困る…私は「憤りが原動力」なところもあるので、「怒らず」を「奢らず」と言い換えています。しかし、これを心がけはしても…という自分の至らなさを日々反省ですが。

市長選最終日の写真を。市長は時々、議会答弁の時に「え、そこ?」と思うようなところで、鼻息が荒くなる時があり、それはそれで良いのですけれど、とても議論好きな市長なので、もっと議会の活性化というか、「反問権の行使」をしてもらえるといいなあ。

今日は市長所信表明に対する大会派からの代表質問で、私は週明け月曜日に順番が回ってきます。他の会派の方が質問していたこともすごく参考になるというか、勉強になります。多摩市議会の議員の皆さんは政党に関係なく、わりと「人権・平和・多様性」みたいなことに理解が高い気がしています。だからかな、議会全体としてギスギス感がないのは良いですね。さて、週末は質問の準備とピアノの発表会に向けての練習…そろそろ本気でやらないとまずい。

明日から定例会はじまります。

 

昨日の夜から…突然、パソコンが起動しなくなるという恐ろしいことが起こり…いろいろスマホで検索して、復旧方法をトライするにも…全くどうにもならず。一晩置いたら、機嫌がなおってくれるかもしれないと期待したのですが、全く…そのままの状態に途方に暮れていたのですが、やっぱり、一日の疲れが蓄積している夜よりも、朝の方が冴えてるらしく、ふと「もしかしたら、バッテリーを外してみたらどうだろう?」と思いついてやってみたところ、何と!…復旧した。

電源は入り、動いているのに、パスワード入力をする画面が出てこないというわけで、こうした不具合が一回でも起きるというのは「よろしくない前兆」に違いないと思っているので、しばらく様子を見つつ、この中にあるデータだけは別に保存しておかなければホントに危険。

パソコンが動かなくなって、「あー、もう仕方ない」と昨日の夜は腹を括っていたので、復旧してくれてホッとする一方で、「強制終了される」って意外とありがたいことかも…とも思ったり。

気分を取り直して、今日は予定通りに知り合いの農場へ行ってきて、予想外にも体力が持続出来て…4時間くらい作業のお手伝い。何も考えず、田植え準備のための作業を黙々と手伝うことができて、本当に楽しかった。おなかペコペコの子たちが、ものすごい勢いで雑草を食べてくれている姿も見ることができて微笑ましく、なんて素直なんだ…と思った次第。

カンカン照りではなかったので、すごくいい日和。周囲を見回しても畑と竹林が広がるだけの場所。いつもとは違う環境に身を置くということは本当に大切なことだなあと実感するのでした。こうした場所にいると「パソコンが動かなくなった」ことなどどうでもよくなる感じで、明日から始まる議会のことなども全く忘れられて、頭の中でいろいろぐちゃぐちゃ考えていたことも…まあ、いっか…となれるところが吉。

作業が終わって、車に乗ったとたんに現実に引き戻される感じありますが、それでも、ほんの数時間は貴重ですね。その後、子どもの学習支援をするボランティアなどにも出かけて、「明日は金曜日だからうれしい」という声と「金曜日まで学校に行かなければならないのが嫌だ」という声を聞きながら、「学校が忙しくて疲れる」という子どもたちの本音は先生や学校にちゃんと伝わっているのかしらとも思ったり。「いいよいいよ、無理しなくても…休みながらやればいいよー。」と声をかけながら、一緒に宿題を。

子どもたちが一生懸命頑張ってるなあと感じてならない今日この頃です。私たちの子どものころはこんなに宿題あったかなあ…とか思ってしまう。

今朝の桜ヶ丘駅。忙しく改札に向かうみなさんの横顔や後姿を眺めていてもわかるのは「社会全体の忙しさ」…そしてまた、誰一人マスクを外していない(一応、私も声を出しているのでマスクしていますが)様子を見ながら感じる「窮屈さ、堅苦しさ」。子どもたちにしわ寄せになっているのではないかと。明日から始まる定例会。「忙しい気分にならない」ように、セルフマネジメントするのが鍵。

「まちピカ」楽しすぎた!

ふと目がとまった…「何?これ」…ということで、なんか、すてきな感じだったので、参加してきました。でも、宣伝されなさ過ぎた?…ポスターとか駅前で見ていない。私もホントにたまたま見つけたので。

主催が多摩市経済観光課…になっていましたが、経済観光課は企業連携の窓口的な役割?…職員さんたちが中心になりつつ、実際にはパルテノン大通りは「市道」ですから、道路交通課の職員さんたちが多数参加、もちろん「まち美化」に関わり環境政策課職員も参加、そして、企画課の職員さんも参加していたかな…図書館建設を進めている担当課長さんの顔もありました。定例で駅周辺の美化活動に取り組んでくださっている多摩センター地区連絡協議会のみなさまと合流した企画になっていたようです。

議会前のわりと忙しい時期でしたが、市民経済部長も都市づくり部長も参戦していて、職員さんたちと一緒に「まちピカ」してました。やっぱり、部長が率先する姿っていいですね!やっぱり部下任せにせずにね!「何事も経験してみないと」を共有できたのは本当に良かった。しかし、みんなでお掃除しちゃおう!でよかったにはよかったのですが、外に出た分、内勤考えればストップしていたりする?!多くの職員さんが参加していて、良いなあと思った反面…心配にもなりました。

 

今朝、「雨が降らなさそうだから、まちピカに行ってこようと思うんだけれど…」ということで、桜ヶ丘駅の街宣後、白田さんに話したところ「じゃあ、私も参加しよう。」ということに。さらに、たまたま折戸さんから届いたSNSにお返事をしたところ…「多摩センター駅まで用事があって…」と駅前にいらしたようなので、そこからの参戦!そして、私たちすっかり、童心に返ってしまいまして、貸出された園芸用スコップで泥、葉っぱのかきだし。お砂場遊びしている気分。

この図がすごい面白い。通りがかりの方…「何しているの」と思いますよね。何か落し物でもみんなで探しているみたい。でも、全然…落し物はありませんでした。お金、落ちてなくてよかった。

かきだした泥泥たち。昨日、たっぷり雨が降ってくれたのが吉。やわらかくなっていて、水を含んで重たかったかもしれませんが、ある意味、作業するにはちょうどいい。それにしても、めっちゃ優良な腐葉土ではないかと思われます。ミミズが元気にピンピンしていて…これ、持ち帰って、マンション近辺の土壌に混ぜたいと思いました。うちのマンションの道路アダプトの花壇では…側溝から泥を混ぜたりして、土壌改良を重ねてきたんですが、実は側溝に積もっているドロドロはすごくいい栄養分があるみたい。

 

こういう作業を始めると、徹底的にやらないと気が済まないタイプの人たち…時間内には終わらないって…という感じ。当初は1時間の予定が…途中で切り上げてお昼までかけて作業する羽目になってしまったとも言えますが、一旦作業を始めると「全然、終わりが見えなくなる」というくらいに…膨大な作業量。これは想定内だったのか?時間内では終わるわけなし。さらには、どこまでいったら「キリが良く切り上げられるのか」という…やってもやっても終わらない、作業には困らないという感じであって、「キリがいいところ…」って言われても…と苦笑いです。みんなで悪戦苦闘。木の根草の根とも格闘。

 

「なるほどね…」‥‥だから、ひび割れするんだなあとか、作業してみるとホントに実感できます。木の根っ子にあたるたびに、その生命力にいちいち思い知らされました。「ハードを維持管理する」ということに、また一歩、理解が深まった。また、いろいろなタイミングで工事車両などが道路に進入することもありますし、それだけが一因かな?と思われるような傷みもありました。あああああ、すごい壊れ具合…と思われるとこもあり、モダンな大理石は素敵なんですけれど、でもね…とか、いろいろ感ずることもありました。白田議員は「工事事業者の力量もあるなあ。」とつぶやいておられました。

側溝のふたも目詰まりしすぎていますから、丁寧に泥の除去作業‥‥ですが、しかし、これ、1枚終わらせるのにどれだけの時間がかかると思う…みたいなクイズつくっちゃいそう。笑えないけど、笑うしかないくらい‥‥こうした地味な作業をやらなければ、「まちピカ」にはたどり着けないわけですから。

それにしても、パルテノン多摩大通り全体とかで考えると何時間、何人の人手が必要なの?!というレベル。

「ていねいにインフラを維持するとは?」…あるいは「手入れをするというのがどんなにか大変なことなのか」…そしてまた、やっぱりお掃除も日々日々の積み重ねだなあ…みたいなことが体感でき、「やっぱり。思った通りだった。」という気持ちが大きいのですけれど、「これからも、この場所をいい環境に維持したい。ここを大切に使い続けていくためにやるべき作業は何か?」などなどはっきりと見えた気がしました。おそらく職員の皆さんもそれぞれに感じたことがあるに違いないでしょう。貴重な体験になったのではないかしら?もちろん、私の経験値もアップ!

お行儀よく並べられた土嚢袋ですが(この中に泥がたくさんつまっている)、こんなものではないですよ!もっと、大量に…。それでも、今回、側溝掃除ができたというエリアはほんの一部にすぎません。

それにしても、こんなにも側溝が詰まっていたということは、つい最近のゲリラ雨の時など、どんな風に降雨は流れていったのか…。

こんな機会に合わせてと、パルテノン大通りなどに希望することをアンケート調査をしようということで、意見募集のボードも。これ、いいアイデアですし、いい取組みですね。

 

今日はとても天気に恵まれて、晴れ過ぎなかったし、雨も降らなかったし、曇り空の下で…ちょうどいい感じ。汗ダラダラにならずにすみました。そして、なんか、すごい楽しかった。目に留まった「チラシ」のごとく、なんか、すごくさわやかな感じで終えることもできて。もっともっとこれを大人数でやれれば楽しさが倍増しそうなのになあ。

 

みんなで、同じ作業をして、たわいなくおしゃべりもしながら…作業自体はラクチンと笑い飛ばすことができない感じも共有できて、余計に面白くなるというか。すごくコミュニケーションの場としても有効!ごみを拾うだけもいいけれど、これ、ごみを拾うよりも大変だから、余計にコミュニケーションが深まる(笑)…一か所にずっと留まって作業をする分、歩き回るごみ拾いよりも「密」になる(笑)…面白がって参加してくれる市民の輪が広がると、市役所がここから開かれていく気もしてしまう。市民の団体に呼び掛けるというより、一人、また一人…みたいな感じで参加者が増えてくるような図になっていくと、すごく楽しい。想像するだけで、楽しいから、たぶん、実際にそうなったら想像以上に楽しいと思う。

 

定例化してほしい。暑すぎる時期とかは外して、季節を選べばすごく楽しく参加できるイベントともいえる。そして、やり続けて、回数を重ねていけば、いつしか、パルテノン大通り一帯をまずは一巡、終わらせることができるはず!やりたい!「全体をやるぞー!」という掛け声をかけるにしても、なんか、おっかないくらい。気の遠くなる作業が待ち構えていそうですが、人数さえいれば…。ああ、市役所職員総動員か?!

 

大事なことを忘れないようにもう一つ記しておかなくっちゃ(備忘録がわり)…こうして高度に都市化した街では側溝掃除なども含めて「役所のお仕事」になっていく。致し方ないのかもしれないし、そのために市民が税金を納めていると言えば、そうなのかもしれない…でも、何となくモヤモヤ感が胸に残っているには残っている。こぎれいな街は感じがいいし、美観のいいところに身を置くと、気分も違う。そのために私たち市民も心がけできることってあるんだよなあぁぁぁぁぁ。

 

ちなみに、もう少ししたらかな?そのうち、駅前広場の階段のところには「地球温暖化防止」にまつわるハローキティキャラクターのペイントがお目見えするはずなのですが、薄汚れたキティちゃんになると台無し。なので、定期的に「キレイ」を維持する活動と行動が必要ですよね。高圧清浄機とかあったら、「キレイ」のために手伝いたい。毎週金曜日、多摩センター駅前で朝活やるときに「キレイ度」チェックできるし。

梅雨入り…

関東地方も梅雨入りとなりましたね。湿度が高くなるのか…と思うと、ちょっと気が滅入るのと洗濯物がカラっと乾きづらいことも悩みの種ですが、アジサイとカタツムリとしとしと降る雨…というのは良きかなと思います。

いつものように月曜日は永山駅からのスタート。もう、ソーシャルディスタンスで…マスク外してもよいかなあとか思っています。コロナウイルスよりも人目の方を気にして着用するマスク…。

まさに…こちらのニュースにある通り。

 “ノーマスク出勤”長野県がきょう解禁 それでも多くの職員「外せない」

国の方針を受けて、6日から長野県で、“ノーマスク”での出勤が始まった。
皆さん、久しぶりのマスクなし通勤を楽しんだかと思いきや、現実はそうでもなかったもよう。

6日午前8時、長野県庁に出勤する人たちの顔を見てみると、マスクをしていない。
ノーマスクで出勤し、建物に入る際にマスクを着用する人の姿が見られた。

一方、全部は外しづらいのか、あごマスクの状態で出勤する人も見られた。

実は、職員の大半が、外していいと言われていたにもかかわらず、マスクをつけていた。
出勤の様子全体を見ると、ほとんどの人が、マスクをつけて出勤していた。

上司である知事が、ノーマスクでいいというのに、なぜ、マスクをつけるのか聞いてみると…。

自転車通勤 マスクありで出勤「今までかなり、(マスク着用が)習慣になってきていたので、周りの方がしているのなら、(マスクを)しても問題ない」

長野放送 2022年6月6日 月曜 午後6:22

大人社会はそのままダイレクトに子どもの社会にも。子どもたちのマスク、外してあげたいけれど、外すまでにはまだまだ時間がかかりそう。でも、熱中症というよりも、マスクをずっとつけていると成長の妨げになって、良くないと言われていることを頭に留めておきたいものです。学校もいきなり舵を切るのは難しいのだと思っていますが…。

ベランダの向こう側で降り注ぐ雨を見ながら、午前中はこまごまと自宅で作業をしてから、午後から市役所へ。総務常任委員会が市役所建替え問題についての勉強会をやり、委員でなくとも参加できるというので傍聴してきました。先だって、有識者懇談会で説明されていた内容のおさらいと、また委員からも意見が出されましたが…。すでに、有識者懇談会は10名の議員が傍聴をしていましたので、その様子を共有できていて、話は早いな…という感じ。

「有識者の方は『多摩市議会のことをきちんと理解されているのでしょうか?』」という素朴な疑問が投げかけられ、結局は「そういうわけでもないらしい」ということが明らかにされた感じです。担当者は「私たちがきちんと情報共有できていなかったので。」とおっしゃっていましたけれど、「そういう問題でもないかなあ。」と思ったりしますが…まあ、まあ、そんなところなのか…と。

ところで、7月と8月に2回実施予定の市民フォーラムは「無作為抽出」によって、市民の方に案内を出し、参加者を募る方式で実施するそうです。悪いやり方とは思いませんが、「限定する」やり方であることは確かです。要するに最初から「意見をお持ちの方」というよりか、「フォーラムに参加したい」…というような意思をお持ちで、自発的に参加したいと考えている方は優先しないという考え方。たまたま「無作為抽出」で招待状が届けば別ですが、そうでない限りは参加したくともその想いは行政には受け止めてもらえないということになりますね。

それで良いのかなあ…。

また、もう一点、総務常任委員会のメンバーの中からは「有識者懇談会の話しを聴いていると、市役所の建替え場所は『現在地』と決め打ちされているようだった‥‥。」という感想とご指摘が。

私も同じ印象を持ちましたが、いろんな諸事情を考えあわせ、今までの議論を前提にせず、環境変化も合わせて「やっぱり、現在地に建替えよう」ということが腹の中にでもあるなら、それをはっきり示した方がよっぽど議論が進む気がする。場所をどこにするのかをあいまにすることで、議論はどうしてもぼわっとして、曖昧になるような感じもしてなりませんし。ま、私は永山駅前での建て替えが一押しでしたけれど…多摩センターでも聖蹟桜ヶ丘の中間をとるイメージで悪くはないと思いました。ただ、その選択肢はもう無さそう(すでに一掃されていて選択肢の中にすら入っていない)ですし、かといって、他の場所の選択肢も取れそうになく、そんな雰囲気も感じないので…だったら、どこの地点(駅)からも近くはない現在地での建て替えを決め、その後、現在地の不便さを解消するための手法を考えていく、解決策を議論していくことのほうを優先させたら?と感じてしまってなりません。

駅前で利便性の良い立地に移転させることも選択肢にある…みたいな素振りを中途半端に示しておくようなことでは(今の場所はありえない!本気で移転させる!!くらいの意気込みがあるならいいが)、却って市民の不信感につながる恐れも?そうなるとプラスにはならない…と危惧しております。今日の説明会を聞いても、これからどんな風に場所問題も含め、市民との合意形成を図っていこうとするのか?その道筋の描き方が見えてこず。ここ、一番気がかり。

それにしても、ずっと使い続ける建物づくりを考えるのは難しい。例えば、私は議員26名を前提にした議会エリアを考えることがそもそもナンセンスと思っているので。

週末のいろいろ。

高尾山に連れて行っていただきました…。まさに、私の場合…自分が率先して登山計画をたてることができるわけでなく、近所の方に企画をしていただき、そこに後からついていくだけですから、「連れて行っていただく」ということで、本当にありがたい限りです。自分一人で「ちょっと、山に登ってくる。」にまで意欲を出し切れるところまではまだまだ。登山初心者の入り口に立っているだけで、それでも結構、あちこち連れて行っていただいて、その度ごとにいろんな意味で心身ともにリセットされる気がして、自分にとっては貴重な時間でもあります。

何せ、代表質問の通告書を提出すると、「答弁調整」という名のもとで、別に答弁を調整するのではなく、「質問の意図を根掘り葉掘り聞かれる」ということと、私の場合には主張したいこと、提案したいこともほぼ決まっているのでそれを伝えるわけですが…今回はそれでも狭めたとはいえ、いろんな分野にまたがって質問事項を揃えていることもあり、各部各課から「逆質」を受けている感じですね…。

各部各課の担当職員の皆さんのバラエティに富んでいるというか、個性あふれる対応に‥‥こちらもいろんなことを感じ取ることができるわけですが、妙なへりくだり…に触れると、私の気持ちはげんなり。なので、ものすごく疲れるわけですね。「議員が考えていること、言うことが常に正解でもなければ、職員(市長)が考えていること、取り組んでいることが常に正解でもない。」わけであって、意見交換というのは対等に行われるべきと考えていますが、何に気を遣ってなのか、私にとっては妙なへりくだり感と、警戒感を感じると、とにかく疲れるんです…。

この週末は聖ヶ丘商店街の「ほくの家」(子ども食堂やっています)さん協力のもと、フードパントリーのあるコインランドリー「あらあら」の「レモネードスタンド」に顔を出したり、聖蹟桜ヶ丘駅の西口交番前の広場で開催していた「KAOFES」企画のマルシェに足を運んでみたり…。

レモネードスタンドは思いの外、盛況だったとのことで…最後のレモン1枚…レモネードに入れてもらうことができてラッキー。レモネード1杯は小児がんを患っている子どもたちの支援に。そして、桜ヶ丘のマルシェでは本当は多摩中学校の「ハチミツ」を買いたかったのですが、すでに時遅し…それでも、企画メンバーに参加されている石山ひろあき議員(4月の補欠選挙で当選された)にお取り置きをお願いしていた地元の和菓子屋さん「花鳥風月」の「聖蹟ハニーどら焼き」はしっかり買うことができて、よかった。こちらハニーどら焼きは「多摩中学校」の「聖蹟ハニー」とコラボした商品!

ぜひ、「聖蹟ハニー」とコラボした「ハチミツレモンソーダ」…誰かやってほしい。ところで「学校産ハチミツ」の元祖は東愛宕中学校の活動ですので、「Atago  HONEY」もぜひお忘れなく!コロナ禍で地域のお祭りなどが中止をし、入手できる機会がめっきり減ってしまった感じでちょっと残念。地域でこうした活動をもっと応援してあげたいなあ。地域が応援すると、学校のやる気が出るというか、生徒はもちろんのこと先生も引きずられていくのではないのかなって思うので。

ところで、青少年問題協議会の北諏訪地区委員会があり、役員の引き受け手が話題になっております。端的に言えば、時代は「令和」なのに、青少協の活動そのものが昭和時代からなかなかアップデートしきれていない感じで、次の世代に役職をバトンタッチしたいと思っても、なかなか担い手が見つからず、組織の継続そのものが危うくなっているというのか…。地区委員会そのものの活動は地域の情報交換だったり、子どもたちに向けたイベント企画だったり、過去から比べると会議の数は減らしたり、企画内容も見直しをするとか、いろいろ工夫もしているとはいえ、家庭と仕事とボランティアとと両立することが難しいと判断されるのは当然と思いますね。小中学校のPTAも活動形態というか、組織の在り方を見直したりと保護者一人ひとりの負担を軽減していることを考慮しても、今の時代に合った活動ができるようにしていかないと継続することすら難しい。そんなことも考えた週末でもありました。そしてまた、「その活動の本質は何だろう?」ということも含めて。

古き良き時代のように、行政が「地域で次の引き受け手を探してください」というだけで「あとはよろしく」と住民たちに委ねていれば、何とかなるような時代も終わっていますね。まあ、だからといって、役所から「お願いします」と人探しをしても、見つけることも困難だろうな…とも思うわけですが。ま、いずれにせよ、「ちゃんとアップデートしないと」いけませんね。させてほしいものです。「皆さんの話し合いで決めてください」と‘対話’を丸投げしていても、なかなか答えは出なさそうな課題のヒトツです。

「犬、怖くないかも。」…セラピーで活躍するワンちゃんたち。

私は動物は得意ではなく…特に、犬は大きくても小さくても…「怖い」という気持ちの方が先立ち…犬と散歩している市民の方を遠目で見ることは嫌いではないのですが、近くには立ち寄れず、とにかく、子どものころに補助輪を外したばかりの自転車に乗って公園で遊んでいた時に…割と大きな犬に追いかけられて、ジャングルジムに上って逃げた記憶があり、それ以来…「近寄らないようにする」というセオリーがあって、以心伝心で…「怖がっている」が伝わらないようにと心がけてきました。

 

そんな私ですが…「ドッグセラピー」というのを伺い、セラピー犬になるためのトレーニングをしている場所があることを知り、足を運んできました。

「私、大丈夫かなあ…」

と思いながら、ちょっと緊張しながら会場へ。思った通りにラブラドールレトリーバー、ゴールデンレトリバー、ボーダーコリー…と大きめのワンちゃんたちがズラリ。

でも、全く吠えない。ものすごくお行儀がよく。飼い主でもあるトレーナーの皆さんの指示を理解して、場の雰囲気を「読んでる」という感じで。トレーナーの皆さんは必要な知識を得るための学校にも通われていて、「犬の行動学」をきちんと学んでおられる方々です。保護犬などを引き取りされている方もいらして、中には6匹のワンちゃんたちと一緒に暮らしていているという話しも聞いたりしてもうびっくり!もっと驚くのは、6匹のワンちゃんたち、1匹ずつと向き合うことが必要なので、まとめて複数ではなく、1匹ずつと散歩に出かけてコミュニケーションをとって、信頼関係を築いておられるそう!セラピー犬として一人前になるためには数年はかかりそう。

私の知らない世界を垣間見ることができ、好奇心が揺さぶられました。ちょうど、新米で参加していて、これからセラピー犬になるための訓練を受けているトイプードルちゃんがいて…トレーナーさん同士でもアドバイスをしあいながら、技術を磨いている感じでもありました。

彼ら彼女たちは…高齢者の施設などに出向いて(コロナ禍で今は中止しているそうですが)、心穏やかなひとときや癒しの時間をプレゼントしています。とても喜ばれているそうです。いつもお世話ばかりされている高齢者の方が、セラピー犬を撫でてあげたり、ブラッシングしてあげて「お世話をする」行為をすると、とっても良いらしい。調べてみると、セラピー犬によってストレスが軽減されて、心が安定するとか効果があるようで、活躍の場が広がっていそう。

もちろん、子どもたちにも。児童館とか学童クラブなど、子どもたちの集まる場所に出かけて、ふれあいを通じて、いのちの大切さを伝える活動をしてるそう。

ドッグダンスの世界大会にも出場されている伊藤さん。ワンちゃんたちにも個性があって、それは犬の種類によっても特性があるようですが、もちろん1匹ずつの個性があるので、それを見極めるが求められるのでしょうね。

今日、来てくれたサニーと伊東さんの演技。息がぴったり。

おまけの写真。20キロのむつみ。スタンダードプードルです。普段、トイプードルしか見たことがないので、大きくってびっくりしました。お風呂に入れてあげて、ブラッシングして、乾かしてあげるのに…所要時間4時間とか!それに、トリミングするのにも1回あたり…数万円と伺ったのにも驚き。なので、トレーナーさんはトリミングの技術まで習得しておられるとか!お世話するために必要なのは「お財布」かもしれない。

そして、こっちは…タイニープードルのミミちゃん。体重は1.6キロ。スタンダードプードルとの大きさの違いに驚きました。3歳。これ以上大きくならないと。めちゃくちゃ小さい。

とにかく、「犬って…怖くない。」って思えたこと、「かわいいかも。」と思えたのが私の最大の収穫かもしれません。セラピー犬を受けいれてみたい施設…どこかないかなあ。そろそろ、コロナ禍ももう…ね…と思いますが。

私のお部屋にいる思い出がたくさん詰まっている犬。これに紐をつけて、犬の散歩気分を。私には「癒し」をくれる一匹。

やっと、スタバに行ってきた!

 

今日の正午に…6月議会の質問通告書の提出締切だったので、早朝にメールで提出をしてから、いつものように唐木田駅で街頭宣伝をやり、ものすごい久しぶりのママ友が手を振ってくれたのに、大きいマスクで顔の3分の2以上覆われているから…すぐに反応できなかった自分にショック。その後、国立駅にあるスターバックスへ行ってきました!

ずっと、行きたいと思っていたのですが、なかなか行く機会というのか、自分できっかけを作ることができなかったのですが、何かとお世話になっている東村山市議の佐藤まさたかさんと久しぶりのよもやま話というか、情報交換がてらです。佐藤さんも地元の手話講習会にも参加されていることもあって、手話仲間というか、「手話、できるようになりたいね!」という共通項も。東村山市議会の議会報告会では議員メンバーが手話を使って、自己紹介をする(名前だけですが)ような場面がいつもあったりで、すごくいいなあと思っているのですが、「週に1度の講習会に通っていたとしても、すぐに忘れてしまうよね」…ということで、互いに悪戦苦闘してきたわけですが、コロナで講習会が休止となるとますます・・・。

そういえば、阿部市長は「手話言語条例」を公約に掲げておられましたし、市長も先だっての聴覚障害者協会の総会の時には手話で挨拶されていました。「手話が言語」…これが意味することは?…「言語であるとは?」を私たち一人ひとりが理解することがとても大切だと考えています。私も当事者の皆さんから、そのことを改めて学ばせていただいたと思っていますが、何よりも重視しておきたい点です。

しかし、レジのところで、そんなに簡単に…手話でオーダーできるわけではなく。ただ、「ありがとうございます」だけ手話でやってみたんだけれど、伝わったかなあ。

そして、昨日の堀越けいにんさんがおっしゃっていた「1人の100歩より、100人の一歩」ということが…なんと店頭の案内に書いてあったので、なんか、「昨日の今日」でまったく同じことを耳にし、目にしたこともあり、より、自分の脳裏にこの言葉がこびりついてしまった一日でした。

「未来のために私たちにできることから、一緒に始めてみませんか?」

本当にその通りだなあと思うのです。今日はいろんなことがあり、伝えきれないくらいの想いが心の中に広がっているのですが、「ありがとう」の気持ちを忘れてはならないこと、その気持ちをしっかり自分自身のこれから、生き方につなげていきたいと噛みしめた一日でもありました。「多様性を受け止められる社会」…そもそも一人ひとりが違う「個」のはずであって、「違って当たり前」なのになあ…と感じることも多い。

翻って、自分自身の在り方はどうか?

ここ、やっぱり問われますね。今日から6月。来週から始まる定例会の準備もコツコツと進めていきたいと思っています!