明日は臨時議会です。

今日は朝からずっと会派で打ち合わせ。明日の臨時議会に向けて、補正予算の内容を勉強したり、あとは質疑内容の打ち合わせです。議場を「密」にしないため…ということで、今回の臨時議会は会派ごとに予め質疑者を特定しています。私たちの会派は代表者の折戸議員、議会運営委員会の大野議員が質疑することになっているので、私が質疑をしてほしいことについて、あれこれ力説をしていた・・・ということです。

「未来のだるまちゃんへ」の本が手元に届いたのですが、まだ、開けていない…。明日が終わってから、やっと落ち着いて読むことができそうです。

今朝、多摩市の一部の地域には会派の市議会レポートを新聞折り込みいたしました。届いていなかった地域にはちょっと手配が失敗しましたので、遅れてしまいますが必ずお届けいたします。新聞を購読されていないという方もおられると思いますので、こちらに掲載しておきます。

会派ニュース表面
会派ニュース裏面

ということで、明日の準備のために、ちょっといろいろ作図をしたりと作業をしていましたが、私の就寝時間(実は最近はとても早い)が来てしまったので、おやすみなさい…。

オンライン学習のこと。

早朝からウォーキングしてきました。もちろん、ブヨなどにやられないために、虫よけスプレーをシュッシュかやってからです。尾根幹線沿いを多摩東公園から、永山方面へ。かつて、尾根幹線整備に対し、地元の方々が激しく住民運動をされた歴史がありますが、当時の成果が道路整備予定地として確保されている広々とした側道?…ウォーキングやランニングでも活用されている場所。お仲間同士でウォーキングをされていた方がそれぞれのスマホをとりだして「7800歩になった」「私は8000歩になっている」…と会話をしておられ、私も歩かねばならないと思った次第です。

 

小中学生は分散登校が始まったのかな…ということで、子どもたちが登下校する姿も見かけました。久しぶりの学校に心が救われた子どもたちもたくさんいたことでしょう。秋ごろには第2波がやってくるかもしれないとも言われている中で、オンライン学習を可能にする環境整備は避けて通れないと考えています。日本全国で言えば、約20万人もの不登校の子どもたち、あるいは学校に続けて通えないような子どもたちがいることを思うとき、オンライン学習環境が進むことで、より「個別最適」を追求することもできますし、プラス面は大きいのではないかなと感じています。

 

今日は、都議会無所属東京みらいの皆さんや都内の議員の方々と一緒に、愛和小学校でも一人一台タブレットを実現され、学校ICTのことでは先進的に取組みをされていた松田孝先生をお招きしてオンラインでの学習会。松田先生、くもん出版からも本を出されるということですが、まだ店頭に並んでいないので楽しみにしています。KUMONがプログラミング教育に着目し、そして松田先生の実践を伝えるために本を出版するというのはとてもインパクトの大きいことではないのかと思っております。愛和小学校がもし一人一台タブレットの実践をずっと継続できていたら、今…どうだったのか?…ということは考えないようにするわけですが、しかし、正直言って、松田校長の実践をベースにしながら、その取組みをベースにできていれば、もう少し、いろんな意味で違ったかたちが多摩市にもできていたかもしれない…と思うと残念です。

 

従来通り、昭和時代の「黒板+チョーク」の授業にどっぷりし、そこから変えようとしない意識…学校はとかく遅れているといわれます。でも、私がSNSなどで拝見している限り、試行錯誤ながら、変わっていくべきところ、変えていかねばならないところには臨機応変していく意欲を失っていない先生たちもたくさんおられるんですよね。これから子どもたちが生き抜いていかねばならない社会のことを見据えた教育、そして学びの場をつくっていくことが求められますね。今、新型コロナウイルスによる学校休校で「意識転換」が迫られた先生たちの大半がいろんな葛藤を抱えつつ、でも、今の状況を受け止め、乗り越えていくための努力をされているのだと思っています。そこを温かく見守りつつ、しかし、オンライン学習でただただ、今までの授業風景を録画して流すだけでは子どもたちは満足しない…ことも認識しておく必要があるでしょう。

 

子どもたちには自分のお気に入りのYouTuberがいて、さらにいえば、学校の勉強を先生よりももっとわかりやすく解説してくれる人たちがたくさんいるんです。うちの娘でさえも「学校の先生より、YouTubeを見ているほうがよっぽどわかるし、そのほうが面白いし頭に入る」と言っております。まあ、娘にとっては当該授業時間は苦痛かもしれませんが、でもYouTubeがわからないところをフォローしてくれるので、救われてきた経験が多々あるようで。いちいち先生の授業に腹を立てなくても、文句を言わなくても済んでしまう…というメリットがありそうです。オンラインになれば、当然ながら、同じことを学ぶにも、つまらない動画を見ているのは「時間の無駄」→停止ボタンで済みますからね。

 

ですので、先生たちには、子どもたちが学ばねばならないことがあるとして、それを自分自身の作成した動画で学ばせなければならない…ということに捉われることなく、対応してもいい…くらいの自由な気持ちで臨んでもらいたいものです。ただ、それが学校現場で許されているのかはわかりませんが。退屈でつまらない動画を見させられることほど、苦痛なことはない。想像すればわかることでもありますね。ですので、子どもたちが習得しなければならないことが、きちんと身についているかを先生たちが確認することが大事なことであって、それは、これだけ世の中に子どもたちにわかる、伝わる、理解できる…という動画もあるので、そうした既にある有用な教材を見つけ、その情報を先生が提供してもいいんだ~!くらいの心の余裕が欲しい。

 

それにしても、オンライン学習で問われるのは子どもたちの自己管理能力ですね。学校だとチャイムが鳴って、とりあえずいやでも何でも席に着かされる…わけですが、決して、自宅学習だとそういうわけにはいかない。親が見張り番なんていうのも子どもも苦痛ですが、親も苦痛…。「ちゃんとオンラインで勉強させないと」というのが親のプレッシャーになり、ストレスになり、そのことが親子間トラブルにつながるようなことあってはならないと思っています。

 

オンライン学習環境を通じて、先生と保護者とも今まで以上にやりとりが円滑にできたり、あるいは先生と子どもたちとも今までにはないやりとりができたり…まずはそこから始まるのかなって思います。先生たちはこれまで以上に、一人ひとりフォローすることをしなければならず、その意味では先生たちにも「慣れ」が必要になるのかな。そういう意味では保護者の皆さんにも、先生たちを温かく見守ってほしい…とも思います。

 

決して、悪い方向に動こうとしているわけではないので。

 

松田先生が指摘をされていたように、健康管理についてもとても大切で、ずっと画面を見続けないこと、あるいは姿勢の問題など、付随してくるような話題にも対応できるようにしておきたいものです。すでに市教委でも考えられているのかもしれませんが。私たち議員も、いろいろ目まぐるしく変わっていく環境、そこに新たにでてくる課題…対応できるように学び続けていきたいものです。

ひとり親家庭等への多摩市独自の緊急支援策!

やっと…ブヨにやられた両足首…元通りになりました。軽く見ていて、普通に動いていましたら…腫れすぎて痛痒く、左足は靴が履けなくなりました…。まだまだ痒みが残りつつ、足も外見上は一応元通りになって迎えた週明けです。

昨日は「ひとり親支援のための地方議員ネットワーク」のオンライン座談会、ヒアリング。初めての取組みです。そもそも、このネットワークができたのも10日ほど前のことでして、とにかくやらなきゃ!という気持ちで準備などお手伝いをしておりました。午前と午後の2回を開催。「また、こうした場を設けてほしい」というお声もいただけたので、継続開催を考えていかねばと思っています。そこでも話題になっていたのは、やっぱり収入が途絶えてしまったこと、収入は変わらなくても休校に伴う出費がかさみ家計が厳しくなっていること等、直接お声を伺うことができてとても貴重な機会でした。そして、みなさん、「もし、自分がコロナに罹患してしまったら子どもはどうなるのだろう?」という心配を離されていましたし、オンライン学習についても「自宅の環境が十分ではない」ということも伺うことができました。

この座談会、ネットワークに所属をする議員もひとり親当事者ということで、安心して参加していただける場になっていたような気がします。ここでヒアリングした意見も含め、政策提言をするためにあともう一息です。

 

そして、靴が履けるようになって良かった!…今日は臨時議会に先立つ議案説明でした。議場が「密」にならないためにと別室にて音声放送を通じて説明を聞いていました。手元に資料があるのでそれほど困りませんでた。多摩市でも独自の対応策が行われるのかどうかがポイント。特に、ひとり親の支援ということでは、この間、いろいろ情報収集もしてきたので注目していました。昭島市でも市長の肝いり!にて、ひとり親世帯への緊急対応が行われると伺っていて、ぜひ多摩市も…と思っていたのでした。ちょうど、議案説明の後、議会の災害対策連絡会があり、そこには「ひとり親の支援」だけに絞った要望書をあげるつもりでした。とにかく、ひとり親のみなさん、子どもたちは学校が休校になり、パートやアルバイトの収入も低下している…という声が聞こえてくるので、現金給付の必要性を感じていたからです。

一応、こちらが私たちが作成した要望書(200511確定版フェアな市政要望書)です。

ということで、気になる補正予算の内容ですが、なんと「ひとり親家庭等への臨時特別給付金事業」ということで、児童一人あたり5万円の給付金が行われることがわかりました。しかもその対象が児童育成手当対象世帯。児童扶養手当受給世帯に絞り込んでしまうととセーフティネットの範囲が狭くなってしまう。児童育成手当受給対象世帯にするとその範囲が広がります。そしてまた世帯ごとではなく、子どもの人数に応じて給付されるということになっているところも評価できる!と思います。私たちの要望書の取り扱い…今回の補正予算の内容と重なる部分もあるので、精査せよ!と言われましたので、もう一度内容を吟味し、精査したいと思っております。

 

とにかく、臨時議会は14日なので、議決されたら速やかに給付手続きに入ってもらいたいと思うばかり。わずかな貯えを切り詰めながら、家賃や光熱水費の支払いをしているという方々に少しだけでもホッとしていただけたら…。例の1人10万円の特別給付金も申請してから手元に届くまで相当の時間がかかりそうなので、それを待っていられないという現実もありそうです。

 

今回の対象児童数のことを最新の数値で聞いたところ約1500名ということでした。児童育成手当は18歳まで(高校三年生が終わるまで)支給されることになっているので、年齢別にもどんな感じなのか、調べてみたいと思っていますが、この中には家計を助けてアルバイトをしていた高校生なども含まれていることと思うと、実は、携帯電話などの通信費などのことも気がかりになりますね。

 

合わせて、今回の補正予算ではオンライン学習環境を整えていくための予算も計上されており、通信費についても助成する費用が見込まれていますが、対象になるのは多摩市内小中学校に通っている生徒ということになります。こちらについてはルーターなどを貸し出したり、タブレットの貸し出しなども行うようです。自宅にパソコンがあっても1台ということのほうが多く、兄弟が多いと…それはそれで大変ですしね。課題は多いと思われます。でも、すべての課題をクリアしなければ進めてはいけない…では前に進まない。今できることから少しずつ取り組んでいくことで「学びを止めない」ことが必要です

 

そのほか、いくつかの独自策が盛り込まれていましたが、「市内中小飲食店でのプレミア付き先取りチケット作成(10%のプレミア)」についても説明があり、「5000円チケットで5500円分」という内容も説明されましたが、これについては「いつごろチケットができるのか?」「6月中旬ごろかと思います。」「え、そのころには、もうお店は開いているのではないか。なるべく早く。」…というようなやり取りが行われていました。音声放送を通じて、別室で聞いていた私たちも「遅い!」と思わず口々にため息が漏れたわけですが、お店が再開し始めてからのチケット・・・#たましめし応援というのは確かにその通りだと思うのですが、時期の問題は大事かな。

 

もう一つ、気になっているのが、「給食代替食品等の購入」ということなのですが基本的にはこの内容は、日持ちすることなども考えた「防災備蓄品」を念頭に置いたものになっています。ここについては、会派として臨時議会の補正予算の質疑を通じて、改めて指摘したい点もあり。特に、就学援助の対象世帯に対しても現金給付をしていくほうがよっぽど有効ではないかって個人的には考えています。就学援助対象世帯と児童育成手当受給の対象世帯なのですが、就学援助対象世帯のほうが認定基準とか厳しいのです。「ひとり親」ではない就学援助対象世帯の数なども気になっています(だから、私たちの要望書にも付け加えています)。

 

また、今日は改めてPCR検査のセンター設置についても市長から説明がありました。これに関する情報は、市として公式な発表があるまでお待ちいただきたいと思います。見やすさ、わかりやすさについては人それぞれと思われますが、多摩市の新型コロナウイルス感染情報については特設ページが設置されておりますので、こちらからご覧ください!

多摩市はどこにお金を使うのか?新型コロナウイルス対策。国や都から交付されるお金。

「『つくろう子ども支援法』児童扶養手当の倍増を!」をテーマに野党合同WEBヒアリングが行われると聞き、主にコロナ被害のひとり親家庭の方々からお話を伺うということでしたので、早速視聴。しんぐるまざーず・ふぉーらむの一員として活動されている方々の生の声を聴くことができ、参考になりました。こちらでも録画視聴できます。

とても心配なのはやっぱりSOSを出し切ることができない人の存在。「支援の網」がこぼれてしまっている方々の存在。「助けてが言い出せない」方々いらっしゃると思います。もちろん、高齢者も同じなのですが。誰も頼る人がいない、そして、今まで居場所になっていたも閉鎖されてしまい、コミュニティや地域でのサロンや集会も今のところは中止…特に独居で、高齢者の一人住まいの方、心配ですし、実際に心配なことが起きています。

さて、新型コロナウイルスへの対策とし、各自治体の裁量が発揮できるようにと国や東京都から多摩市にお金が下りてきます(下りてくるといういい方もおかしいのですが…)。その金額ですが、国からは「新型コロナウイルス感染対応地方創生臨時交付金」が183,164千円、それから、東京都からは「新型コロナウイルス感染症対策緊急対策特別交付金」ということで、300,689千円となります。かなり自由度も高く、各自治体ごと、地域の実情やニーズに応じて使っていくことができるという点で、私も期待しています。と言っても、その使い方について、議会などで議論する場はありませんし、結局のところ、市長の予算調整権というのか、行政のというよりか、市長の胸三寸で決まっていくのだと思っています。

他市が市民生活の現状を捉えて対応している情報も日々報道されているのですが、「子どもの未来を!」といろんな場面で言われるわりに、こうしたときに「子ども」には目が向きにくいのだなあと感じています。川崎市が児童扶養手当受給世帯に一律2万円を支給することにしたというニュース。しかも緊急性を有するということで申請手続きも簡略化すると。

福田紀彦市長は同日の会見で、ひとり親家庭の約8割が、低所得者が対象の児童扶養手当を受給しているとし、「経済的に非常に苦しく、雇用情勢も不安定な人が多い中、働きたくても働けない状況。一刻も早く、少しでも支援できれば」と説明。「給付金はぎりぎりのところで捻出している。地方創生交付金も非常に額が少なく、国でも追加の手当を考えていただきたい」と述べた。

やっぱり、この発言からも市長の胸の内ひとつで決まるということがわかるような気もします。昨日の、野党のWEBヒアリングでもとにかく明日明後日の現金収入…の必要性が語られていたと思います。そして、フードパントリーなどの活躍にも感謝するものの、「現金が万能」という発言も出ていました。

困っていらっしゃる世帯がある、そして、ひとりで子どもを育てておられる方…とても大変です。もちろん、誰もがみんな…だと思うのですが、地域からも孤立し、とにかくストレス、育児への不安が膨らんでいて、心細いというお話しも直接伺っています。市長には「どこに相談に行けばわからない」と途方に暮れておられる方々の存在、また、「行政の支援があるかもしれないけれど、でも知らない、わからない」という方もとてもたくさんおられるのです。今日まで締め切りで実施しているアンケート(https://forms.gle/PFBGnC5xurHVPwgAA)から浮き彫りになっているシングルパパ・ママの世帯の厳しさや辛さがフォローされていくように願っています。

#新型コロナ
#ひとり親支援
#シングルママ
#児童扶養手当上乗せ

求められるひとり親支援。

#Stayhome が求められた連休期間。いつもなら、多摩センターはこども祭りでにぎわっていたなあとか…いろいろ思うとき、その状況が一変し、私たち一人ひとり、ある意味で違った過ごし方を見出すチャンスにできたかもしれません。国が示した「新しい生活様式」については、「そんなことまで言われたくない」とか「すでにやっていること」というような声もありますし、確かにそこまで…とも思ったりしますが、でも、「あえてそこまで言う」という判断もあったのかもしれませんね。報道などを見ながら、私たちの地域社会のありようなども考えさせられるものです。

さて、これまでご縁のあった地方議員の皆さんと「ひとり親支援のための地方議員ネットワーク」を発足させ、5月4日から9日までの5日間でアンケート調査を実施しています(#ひとり親 #シングルマザー#新型コロナウィルス#アンケート#休校  https://forms.gle/n1oyZx4uiXBDsZv39 )。ネット上でのアンケートなので、「なりすましがいるのではないのか」などなど気になるところもあるのですが、それでも、回答を見てみると、みなさんとても真剣で、切実な声を拾い上げることができているような気がします。そして、回答されている方の約70%は困っていても「相談はしていない」あるいは「相談窓口がわからない」と回答されていることは注目すべきところではないのかと思っています。多摩市ではその状況をいかに掴んでいるのでしょうか。今回、アンケートを作成するにあたっては調べてみたところ、調布市では平成29年から毎年調査を実施していることがわかりました。どのような支援が行われているのか、少し落ち着いたころ、ヒアリングしに行きたいと思っています。きちんとニーズを拾い上げていく、そのための努力をすることが必要になっていると感じています。

先日は、NHKのニュースで多摩中学校のオンライン学習への対応について取り上げられました。そしてまた、昨日のニュースでは北諏訪小学校の先生たちの姿が報道されていたようです。


多摩中学校では「密を防ぐ」工夫や「分散登校」のこと、校長先生がお話しされていましたが、私は北諏訪小学校の先生がインタビューに答え以下のように述べておられたのが印象的です。

「教務主任の男性教員は、「スタートが見えない中で学習計画を立てては崩してを繰り返しています。こうしている間にも子どもたちが学習だけでなく給食や集団生活がない中でどういう生活をしているのかとても心配です。オンラインが使えれば、今の状況であっても、いい方向で支援できるのですが家庭の状況が違うため、難しい部分もあります」

ひとり親のみなさんのアンケートからもそのことが浮き彫りになっています。そしてまた、小中学校ではなく、高校生のお子さんをお持ちの方については、より深刻な実態ではないのか?という気もしてきました。パートやアルバイトなどの収入が途絶えた方もおられますし、養育費をもらっていた元のパートナーが雇用止めになってしまったなどなど個別回答を読んでいると、全国から集めているアンケートとはいえ、同じことは多摩市内でも起こっていると思われるのです。必要な人に行き届く支援策を講じていきたい。そのためにできることがあるように思っています。オンライン学習を進めることは、「求められていること」と理解しています。でもきっと、今、すでに対応できる環境がある子ども、そうではない子どもがいることは事実。ただ、すべて環境が整うまで学びをストップさせることはできないと思うので、そこは知恵と工夫をすべきではないかと思うのです。

それにしても教育環境については、現場の教員そのものの認識を変え、意識を変えていかなければ対応できなうようなスピードで改革というのか、アップデートが求められていると思います。真剣に何とかしなければならないと奮闘されている方々の実践などをオンラインセミナーなどを通じて学ばせていただいていますし、またSNSなどのグループで飛び交う発言などれはそれは熱意に心打たれる感じもあります。今の状況を何とか打破していこうとする一人ひとりの思いがつながっていくこと、そして、現場のみなさんの声と思いが教育委員会にちゃんと届いていくこともまた必要だと考えています。

でも、とにかく「ひとり親の支援」をしていかなければならない。なかなか声を上げにくい立場の方々ではないのかと思うからです。調査結果をまとめ、また、オンラインで当事者の皆さんとの座談会などの企画も進めていく予定です。

今、私たち議員も活動が自粛モードになっており、「何をしているのか?」と連絡をいただくこともしばしばあります。今、できることをやっていく。目の前の課題は山積しています。今日は会派で集まり、情報交換をしたり、今後また提出したいと思っている要望事項など、検討をしました。

【お願い】ちょっと待って!ごみを出すときに。

新型コロナウイルスの感染拡大を何とか食い止めたい!

 

こうした状況で市民の皆さまにもご協力をいただいています。ありがとうございます。在宅勤務をされていらっしゃる皆さんもおつかれさまです。外出自粛…地域で過ごす時間というか、多摩市で「暮らしている」という実感が増しているのではないのかななんて思ったりもします。ベッドタウンと言われてきたニュータウンですが、都心に働きに行って、多摩市には寝に帰るだけ…というような生活が様変わりしておられるみなさんも多いのではないかと思っています。

生活スタイルも変わり、いろんな意味でストレスも溜まっていることと思います。私も計画していた活動をセーブしながらも、でも、制限がある中でもできることを…と思いながら、今日は久しぶりに発行したニュースのポスティングをすることにしました。ウォーキングも兼ねています。みなさんはこの外出自粛、在宅をどのようにお過ごしですか?

 

そんな中で、いきなり、本日の写真は「エコプラザ多摩」多摩市の資源センターの一枚です。

 

今朝、会派でちょっとした打ち合わせがありました。同じ会派の折戸議員からの問題提起があったので、早速、エコプラザに足を運んでまいりました。折戸議員はすでに今週火曜日に現地の様子を見に行ったということで、とにかく「行かないといけないし、行こう!」ということで会派で現地を見てきました。

 

コロナ断捨離…?…推進すべく、東京都もそのための動画を作成したようです。確かに、日頃できないことで…ともなると、掃除に気持ちが向かうというのは私もとってもよくわかります。でも、ちょっとだけ想像してほしいと思います。なんと!…断捨離流行りなどに後押しされて、今、エコプラザには平時よりも20%から30%増でリサイクルごみ?が運ばれているのです。

 

ただ、みなさんもおそらく、運ばれた「容リプラ」がどんな風に処理されていくかあまりご存じないのではないかと思います。

 

 

 

実は、まだまだ全体としては正しい分別が行われていない面もあり、異物混入も少なくないのです。もちろん、多くの皆さんには分別分別でご協力はいただいています。でも、なかなか完璧にはならないのが現実。そこで収集された「容リプラ」は、もう一度、その内容を点検しつつ、手作業により、異物が除去されているのです。なぜなら、ちゃんと適切に分別されていて、きれいに仕分けされているほうが高い値段で引き取っていただけるから。引き取っていただくときにも、その分別具合によってランクがあり、いいランクのほうが高価格が付くというわけです。

 

だから、作業員の皆さん、頑張ってくれています。でも、ここは密閉空間なのです。廃プラスチックのリサイクルを始める時の近隣区域との約束があり、密室、密閉度高くした場所で作業が行われているんです…。

 

もちろん、作業空間、手選別のラインはできる限りの空調設備も整え、「密にならないように」って配慮がなされています。また、ゴーグルも着用して万全に予防対策をしています。ただ、しっかりと密閉されていますから、空気の循環は良くないと…というか悪い…というほうが正しいと思います。

 

 

どうか、みなさまには、こうした作業環境のことを、ちょっとでもいいので、思い浮かべてほしい。そして、いつも以上に「容リプラ」が運び込まれてきて…。エコプラザ多摩では一日にこなさなければならない作業量も増えていて、残業をせざるを得ないという状況になっていることも知っていただきたいと思います。

 

 

そこでお願いです。今一度、自分自身の手元で取り組んでいる分別の仕方…見直してみてほしい。そしてまた、やっぱり発生抑制で「リサイクルできるとは言っても、ゴミになるものは買わない」という強い意識を持っていただけないでしょうか。

 

 

また、リサイクル環境も大きく変わっていることもぜひみなさんとも共有したいです。今までならどんどん引き取りをしていた中国も方針転換をしているので、引き取り手を探すことに実はとてもとても大変な苦労があるのです。「リサイクルすればいい!」ではないのです。

 

 

また、「古布」。衣替えのシーズンでもあり、ここにさらなる断捨離行動の広がりが…。でも、今、いつもなら引き取ってくれる海外の国々も港などが閉鎖されていて、持ち込み先がなくなっているのが現状です。なので、ストックヤードにどんどんと積み重なっているというのです。

 

 

私たちはせっかく断捨離したなら、家もすっきりさせたいし、早く、リサイクルできるものを含めてごみを無くしてしまいたい、処分してしまいたい!って思いますよね。私もそう思います。とてもその気持ち、わかります。ただ、今の状況がまだまだ長期戦で継続するともなれば、私たち多摩市民の廃棄したリサイクルの品々をを引き取ってくださる先がストップしてしまっている状況にあっては、私たちが自宅で保管しない代わりの保管場所になっているエコプラザはどうなってしまうのか…。

 

要するに、置く場所がなくなるのです。ストックヤードがいっぱいいっぱいになってしまうのです。

 

ですので、ぜひ、少しの間でいいので、この事態が収まるまで…どうか、お家の中で保管をしていただけたらと思うのです。先にも書いたように、お家を快適にしたい、断捨離をすることは否定はしませんし、とっても大切なことだと思っているのですが、でも、ゴミ出しをするまえにちょっとだけ現況のことに思いをはせていただけると、どんなに助かることか。

 

 

こんなことをお願いすることはおかしい…というお声もいただくかもしれません。でも、この状態が日常ではないということは共有いただけると思うのです。

 

 

エコプラザ多摩はフル稼働しています。作業を委託されているのは民間事業者さん(市職員はエコプラザで事務仕事はしていますが、現場で汗をかいているのは民間事業者の皆さんです)。みなさん、自分自身の健康を気をつけて、私たちのためにフル回転してくださっているのです。容リプラだけではありません。ビン・カン・ペットボトルについても同様です。これも手選別ラインがあり、適正に分別された状態で引き取り先にお渡しできるように対応していて、手選別ラインでは蓋をしたままのペットボトルを拾い上げ、ちゃんと蓋を外す…いちいちと思われるような作業もしています(だから、蓋は必ず外してくださいね。)。それはそれはとても大変な労働です。

 

自分自身がこの作業を一日やり続けるとなれば…。

 

とにかく、エコプラザ多摩に運び込まれているリサイクルごみの量がいつも以上であること。そこに「密ではない状態」を維持しながら、作業してくださっている方々がいること。さらに、作業員も減員しながら対応しているということで、ちょっと想像すれば、どんな状態に置かれているのか察していただけるのではないかと思うのです。

 

ですので、ぜひ、今すぐ処分してしまわなければならない!…というようなモノ以外も…ちょっと部屋の隅っこ、ベランダの隅っこ…どこかに#Stayhome していただけないでしょうか。ぜひ、みなさまのご理解とご協力をお願いいたします。