3月の議会に向けて準備中。

なんか冬らしいというのか、でも、日中のひざし、ひだまりがとてもあたたかい…そんな週末をこえて、今日は月曜日。来年度の市長の施政方針について案ベース(とはいえ、ほとんどコンクリートされているが)のものが示されました。3月議会に向けては、施政方針に対する各会派の代表質問が行われますので、会派でも意見交換をしたりしながら、準備しなければなりません。今回、私たち会派、フェアな市政では、折戸議員が代表質問を行う予定です。

私は一般質問を予定していますが、昨年6月の議会で取り上げた不登校対策に関連する内容で質問したいと考えています。来年度予算には「不登校総合対策」を策定するということや、発達支援室と教育センターの相談窓口を統合するような方向性なども見えてきましたが、子どもたちが不登校にならなくてもいいようにしていくフォローというのか、未然防止というか予防というか、そうした視点をもった対応策を重視したいと思うものです。それは指導者というか、先生というのか、学校側というのか…大人側の対応が問われるわけなので。子どもたちが安全に安心に学校に通えるような状態をつくりだすことができているかに関わっていますので。

今日は朝から市民の方とお目にかかり、その後、ベルブ永山のギャラリーで写真の作品展がありまして、お世話になっている方がいくつかの作品を出展されていましたので見に行き、その後、地域のみなさんで楽しんでおられるカラオケサークルにおじゃましたり、夕刻からも市民の方とお目にかかりと長い一日でもありました。

この間、カフェレストランで「手づくりベイクドチーズケーキ」なるものをいただいたのですが、食用のお花が飾りにつけてあり、でも、さすがに食べることはできず。高校生の時、ベイクドチーズケーキをしょっちゅうというのか、よく作っていたことを思い出しました。その味に近い手づくりのケーキでしたので、また今度作ってみようか。

そして、今日はいつもの月曜日ですからスタートは永山駅から。しらた議員と「背中が冷えてきた…」などと言いつつ、みなさまにご挨拶。視察などでなかなか他の駅には足を運べておらず…ですが、また、何もない限りは、しらた議員と‛フェアな市政’の宣伝活動を継続したいと思っています。

3月議会の準備がいよいよ始まるなーということで、市長の施政方針原稿を読んでおります。

子どもたちの居場所。児童館の‛いま’。

穏やかに週末を迎えています。平日最後の金曜日は市議会だよりの編集会議、東京都26市の議長会主催の毎年恒例行事になっている研修会。オリンピック・パラリンピックイヤーを意識してなのか、東京都体育協会会長の山本博氏でした。

粘り強さ、諦めない力を身につけていくことの必要性、そしてそのために身体を鍛えるというのか、スポーツに取り組むことの大事さが強調されていて、確かにその通りだと頷ける部分もありましたが、すべての子どもたちにそのことを当てはめることの難しさも感じてしまうのですね。

身体を動かすことが苦手な子どもたち。ちょうど、すくすく子育てで取り上げられていたのは「じゃれつき遊び」・・・これ、多摩市立貝取保育園が取材されていたので、しっかり視聴しましたが、園長先生がホントに素敵なこと述べられていました。「子どもたちが転んだときに(体を支えるために)手が出るとか、友達同士でぶつかりそうになったときに体をそらすとか、そういうことが自然にできていることが見ていてわかりますね」…体力づくりとかスポーツが得意になるようにとか…そんなこと以前の問題で、まずは身体を動かすことが楽しい!って思えて、ワクワクドキドキしちゃうような、そんな心と体をつくっていくというのか、そこが大事だなあって。そこを踏まえ、実践を重ねてきた保育園が多摩市にあることがうれしい。ただ、貝取保育園は3月末で閉園するのです。公立保育園については和田にある多摩保育園のみ存続する方針になり、今日に至るまで、在園児を大切に育みつつ、閉園に向けた準備もしてきたのですね。「じゃれつき遊び」の取組み、これからも大事にしてほしい。

そして、ご縁があって諏訪児童館の「OSJ歌謡祭」に出番をいただいてしまい、久しぶりに…子どもたちの声で賑やかな広場に行ってきました。ちなみに「音楽の森、諏訪、児童館」(ん?あってる?)で「OSJ」らしい。今年で何回目になるんだろう…。

日ごろ、諏訪児童館に親しんでいる子どもたちであふれていました。そして子どもたちを見に来た保護者の皆さんも大勢集まりました。ピアノ、歌、ウクレレ、クラリネットとフルートのデュオ、ダンスなどのパフォーマンスが披露されて大盛況でした。

児童館の職員さんが日々、どんな風に子どもたちと接しているのか、何も言わなくてもわかるっていうこの雰囲気がすごい。子どもたちと同じ目線で、子どもたちと一緒くたになってというのか、子どもたちがみんな児童館の職員さんを頼りにしていて、大好き…という空気があふれていて、職員さんが子どもと一緒にダンスを披露したり、ギターを弾いたりするともう大盛り上がりでした。職員さんたちの体力がすごいです。特にダンスでは子どもたちにの引けを取らない、ものすごいジャンプして、息切れしているのかと思いましたが、全然平気そうでした…。

児童館の存在意義。

ここは、かねてからも考えさせられる部分ですが、児童館は子どもにとって必要な館だと思います。「児童館?何それ?」とか言われることもありますが、やっぱり、あったほうがいい。最近はますます安心安全に過ごせる場所が少なくなっている気がすること、あるいは、子どもたちどうしのコミュニケーションをうまくつなぐ大人がいたほうがいい場合も多いこと、保護者が遅くまで仕事をしていて帰宅してから独りぼっちの時間が長い子どもたちも多いことを考えると、子ども基地にできる児童館はあったほうが良いと思います。ただし、その運営は必ずしも直営である必要がないという議論や指摘はありますね。民間事業者であっても、きっとノウハウがあり、良き運営ができるでしょうし、実際にしているところもあるでしょうし。

でも、児童館が単に子どもたちの遊び場を提供しているだけではない!…という機能にもっと注目したいですね。そこはなかなか語りつくせず、書ききれない部分もあるのですが、児童館でプロ意識を持ち、仕事をしている職員さんたちの志に触れる時、なぜ、もっとその志がしっかりと市政運営につながらないのかなーとも思うのでした。

土曜日の昼下がり。地域の片隅、一角ともいえるような児童館がたった2時間だけ、子どもたちの舞台になる。子どもたちが思い思いに自分自身を表現すること、そして、拍手が沸き起こること、小さな舞台だからこそ、緊張するのもいつもの半分くらいで済むかもしれない…立派すぎないからいい。なぜ、こんな場づくりをするのか?…ここ、肝心で大事な視点だと思ってます。児童館の職員さんたちにありがたいなあって私は思います。誰もが主役になろうと思えば、なれる場所になっていると感じるので。

子どもたちが自由になれる場所がもっとあってほしい。子どもたち、みんな頑張っていると思うからです。家でも学校でも…なので、児童館は子どもたちにとってサードプレイスにもなっているのかなー…。子どもを支援する、子どもたち一人一人の主体性を見守る児童館はいまの時代だからこそ、実はその重要性が増しているのかもしれません。

「議員活動のコンプライアンスと政務活動費」の研修に参加。

今日は会派のメンバーと「議員活動のコンプライアンスと政務活動費」に関する実務講習会に参加しました。実務者…ということですので、議員バッヂをつけている方もおられましたが、議会事務局で仕事をされている職員さんもいらしたようです。

ある意味、当たり前のこと…とは思いつつも、法律に基づいた説明、あるいは政務活動費のことについては判例などの解説もいただきながらの説明があり、とても勉強になった時間でした。

特に政務活動費のことについては、もう一度、おさらいもできた感がありますが、裁判所での判断も意外と定まっていないというのか、明らかにNGの場合もあるそうですが、その都度その都度判断されているということを伺うことができました。

多摩市の場合には月2万6千円の政務活動費。事務所費や人件費、あるいは議員個人の広報費用などに使うというよりは、視察や研修などへの参加費、交通費、書籍購入費などに使われることのほうが多いのかなと思います。そしてまた、政務活動費だけで活動費すべてを賄うことはまず難しいですね。でも、最終的には返還金が生じてしまうという…。例えば、交通費は月に5千円までと決められていたりと正直、行動範囲を広げて、都内のほうに出かければ…あっという間に上限を超えてしまいます。

それにしても、政務活動費…基本的には議会活動に資するものと言われるわけですが、そこには「政治活動の自由を尊重する」ことが保障されていて、それはとても幅の広いものであって、最終的には市民に対して説明できる内容であるかないかが問われるだけのような気もします。多摩市議会の場合にも事務局職員さんが年度末になり、政務活動費の使途報告についてもチェックをされているのですが、かなり幅広で活動の自由を妨げないようにと気遣っておられる気もします。

いずれにせよ、私たち議員一人ひとりの意識が大事になりそうです。会派全員で研修会にしたので、内容を共有しつつ、もう一度、ルールを見直してみたいと思います。久々に議員活動とは何か、どうあるべきかの原点を振り返ることのできる良き機会でした。

しかし今日は寒さに挫けそうな一日でした…。

三市収益事業組合議会の行政視察でした。

三市収益事業組合議会の行政視察で、ボートピア呉とボートレース宮島に行ってきました。こちらの視察には、管理者である市長も同行するというのがポイント。管理者の稲城市長、副管理者のあきる野市長もそれぞれ3月の予算議会前で忙しい最中、ご一緒下さいました。競艇業界というのか、施行者である私たち側でとても大事なのはネットワークでもあり、こうした機会を通じて、他地区他のレース場の方々とつながりを作ることは実は大事だったりします。

一般的にも議会が実施する常任委員会の行政視察の場合、執行部側からも関連部署の部長、課長が同行され、議員と共に調査や研修を実施されている場合があります。実は、これ、とても有効であって、見聞を広めてきた議会側が提案したことを、行政が受け止めやすいというのが利点です。

ボートレース組合議会の視察の場合にも、一緒に行動することで、ともに得られ、広げられる知見がある。なおかつ、一部事務組合で三市で構成し、普段はほとんど接点のない市長、議長の皆さんともご一緒できる機会でもあり、意見交換や情報交換など交流することも大事かなと思っています。

ボートピア呉。私たちもボートピア習志野の活性化は課題になっていますが、その運営にはなかなかご苦労されている様子でした。呉市と言えば、海軍ですし、大和ミュージアムということで、ちょうど休館日でしたので賑わいの様子まで伺うことができなかったものの、ボートピア呉を所有する施設会社が大きな立体駐車場も保有し、そこをミュージアムの駐車場とし、呉市として利用しているようなので、ある意味、迷惑施設とも言われるボートピアであっても呉市さんとの関係性はまずまず良好にいっているようですね。
ボートピアなどを立地する際には「周辺環境整備費」が必ず計上されますし、合わせて警備体制などもかなりしっかり強化されるという面があり、必ずと言っていいほど警察OBの方が雇用されているのです。
平日の日中で客入りはまずまずといったところです。ボートレース業界全体はさまざま業界努力により最近では増収になっていますが、直接、レース場などに足を運ばなくても電話というよりかインターネットを通じて舟券の販路拡大に成功している結果とも言えます。要するにボートピア、あるいはレース場に直接ファンを集めることにはいずれも苦戦中…ということで、その傾向は全国いずれも同様と言えそうです。

  

そして、ボートレース宮島。昔は「競艇場」と言っていたようですが、今ではそんな表現をする人はいないそうです。なんとなくカタカナ語になると印象が異なるかもしれませんが、まあ、競艇をするレース場のこと。

立地する廿日市市の松本太郎市長もわざわざお越しくださり、ご挨拶くださいました。そして、ボートレース宮島企業団の議会からは堀田憲幸議長(廿日市市議)がお迎えを下さり、私たちの視察の最初から最後までお付き合いくださいました。ご当地に立地するボートレース場ということで、感覚的には私たちよりもボートレースが身近であり、レース場にも思い入れがあるようにも感じます。ボートレース場がまちづくりをする上でも一つ無視できない存在になっているということです。

そこが、私たち三市組合とは若干というか大きく異なるのかなと思います。遠く江戸川に立地するボートレース場ということなので、市民にとっても縁遠い存在。ちなみにボートレース宮島企業団については、廿日市市と大竹市が構成市になっています。そして、企業団の組織も三市組合のように事務局員4名であれこれ兼任で兼務というようなことではなく、企業団の議会には「議会事務局長」がちゃんと存在するというような感じ。
同じようにボートレース施行者であっても、施設を所有しているかどうかなど環境が違うので、それに伴って運営者側のありようも変わっていくということですね。江戸川の場合には施設会社があって、そこでレースを施行させていただいている…というような関係性になるのかな。

 

最近改修したという施設。有料フロアについてのトイレ環境がすごい。使用頻度にもよるのかもしれませんが、トイレ掃除の行き届き方って重要だと思うのですね。有料で観戦していただくことを思うと、より快適性が問われると思いますが、トイレ環境というのは施設管理者の美意識にも深くかかわるところですね。施設が大切にされているかどうかというのは、トイレに行けばよく分かる…と私は思っています。

これは、壁面緑化。造花(草?)ではありません。虫がつかないのなら、いいですよね。目に優しというか、気持ちが和むエントランスになっていました(これも有料席の入り口)。ファミリーで楽しめるスペースが確保されていたり、あるいは、5000円というある意味ラグジュアリーとも言えるような有料座席なども個別ブースになっていて、居心地悪くない仕事スペースにもできそうでした。(施設ガイド)。

そして、ボートレース宮島。実は…レース場の向こう側には厳島神社の鳥居が見えるはずですが、この度は70年に一度の改修工事とのことで。

すっぽりと覆われていましたので、レース場の向こう側の景色に捉えることはできませんでした。私たちは堀田議長からの案内もあり、宮島のほうまで足を運んできましたが、やはり私、ここでも注目したのは「おもてなしトイレ」。


私の撮影よりも、ホームページを見れば、よくわかるのですが、これ…いい!観光案内所と一体になっていました。

そして、「りらっくま茶房」。喫茶店にまで立ち寄る余裕の時間はなかったのですが記念撮影だけ。いいなあ。こういうの多摩センターにも欲しい(リラックマじゃなくていい)。おまけの写真です。なかなか充実した内容で行政視察ができたと思います。

2月のスタート!

今日は節分。明日は立春。近づく春を感じさせるようなお天気の一日でした。今朝はいつも通りに永山駅で遊説をし、その後、東京自治会館へ。三市収益事業組合議会の定例会でした。来年度の予算などが主な内容。そして、三市収益…あきる野市、稲城市、多摩市への今年度配分金についても例年通りの2千万円と決定しました。

会議は比較的速やかに終了し、その後は、雑務を。いろいろお願いされていることや、尋ねられていることなどもあり、それらについてわからないことは市の担当者にヒアリング。市民の方に間違えて情報を伝えてはいけませんし、確認しなければならないことも多いです。

「次のほうれんそうはいつ発行ですか?」と尋ねられましたので、その原稿の再作成も進めていかねばと思いますが、まずは、明日からまた三市収益事業組合の視察研修に参加です。三市収益事業組合の場合には首長と議員が一緒に研修をするというスタイルになっているのですが、多摩市長は欠席とのこと…。首長だと議員以上に忙しい公務があり、チョイスしなければならない…というのはわかるのですが、この予定は春先くらいから決まっているはずなんだけどなあ…とか思ったり。予定調整をするというのもなかなか難しいですね。私も悩むことも多いです。

ちなみに行先は広島のボートピア呉、ボートレース宮島です。それぞれに集客の努力などなどされていることと思うので、施設環境も含め、見学も楽しみにしています。