3月議会が始まり…。

 

大幅に日程変更した多摩市議会。そして、初日も…小中高の一斉休校の要請への対応があり、開会時刻が大幅に遅れること1時間余り。そして、市長と副市長と教育長の三役は出席するものの、部長たちは緊急事態に対応が必要…ということで、答弁が必要なところだけは出席するがそれ以外は業務に注力をさせてほしい…との依頼に基づいて、異例の状態にて議会が行われたのでした。

施政方針演説があり、代表質問。しかし、再質問以降の答弁者については予め待機を依頼しておく…という状態なので、質問して、答弁をしてもらって、その答弁の内容に基づいて、必要な再質問をしていく…というような状況は許されない感じ。予め再質問内容まで執行部と調整していればいいわけですし、それぞれ議員によっても質問の仕方は異なることは心得ておりますが、しかし、その場で考えながら、再質問を組み立てていく場合には、「再質問の答弁者を限定」というのはなかなか辛いものがあるかも。

と言っても、私は今回は代表質問ではないので、会派代表の折戸議員がこのあたり、対応を考えていくはずと思っております。しかし、「どの部長さんを呼びますか?」ということで、議会事務局からはヒアリングというか、週明けに備えて催促されておりました。

多摩市議会は予めの日程変更でしたが、他市議会では予定通りに開会し、しかし、緊急事態への対応ということで急遽、休会するなどの対応が行われたようです。でも、多摩市議会のように「部長さんは基本的には業務を行い、答弁が必要な時だけ議会に出席する」という異例というのか、そうするしかなかったとも言えますが、これは「理解がある市議会」「物分かりがいい市議会」として評価されるのかどうか…見方を変えれば疑問も生じるかもしれません。「議会たる場所」という意味合いを改めて考えさせられるような光景になってしまった気もします。ちょっとした危機感さえ覚えるのです。

なぜなら、今回は特例中の特例中の特例…であってほしいと思うわけですが、「全ての部長が揃っていなくても議会は開くことができる」というような先例にもなってしまうからです。「議会たる場所」…どうあるべきか。確かに、緊急事態であって、それへの対応に追われていたとはいえ、しかし、この判断が今後にどう影響をしていくか。地方自治における地方議会の重要性、そしてまた責任と役割を自ら軽んずるというのか、手放すようなことになってはいけないと思うのでした。

 

 

週明け、フェアな市政は折戸議員が代表質問。そしてまた、3月補正予算の審議も行われます。こちらも、質疑する事項を予め通告するわけではありませんが、「どれを質疑するのか、予め項目を教えてほしい。」ということで…。言ってみれば、答弁に必要な人を予め待機させるためということですね。いくつか質疑をしたい内容があるので、ピックアップ中です。

我が家は中学3年生になった娘の卒業式もどうなってしまうのかとやきもき。英検の2次面接は予定通り行われるようなんですが、マスクを着用して面接するという感じになるのか…。

休会で3月31日まで議会開催…

 

風の冷たい朝でした。コロナウイルスへの感染対策に疑問だらけの朝でもありました。テレワーク、在宅で仕事をすることを命じられたり、時差通勤の方も増えつつあるのかなと感じさせるような朝。なんとなくいつもよりも人がまばらに感じました。

そして、質問調整のヒアリングなどがあり、その後、教育委員会にもコロナウイルス対応をどうするのかヒアリング。その時には「ちょうど、今朝の段階で小中学校に発信した文書について議会とも共有する準備中」という回答でしたが、昨日の段階で都教委から発信された文書に則ってというのか、まあ、それをなぞらえた対応にしたようですね。教育長名ではなく、教育部長名での各学校への文書発信になっていました。他地域では教育長名で文書が発信されているところもあって、まあ、学校にとっては発信者がどちらであっても変わらない効力を持つものかもしれませんが、何となく教育長名の文書のほうが重みがあるように感じました。あくまでも所感にすぎませんが。

そうこうしているうちに、市長から議長に申し入れがあるらしい…という情報が入り、その後、会派代表者の集まりがあり、議会運営委員会の開催。そして、市議会が明日開会するのですが、市長施政方針と代表質問だけが終わった段階で「休会」になるということが決まったようです。大幅に議会のスケジュールの見直しとなり、一般質問は月末にと日程変更です。委員会なども日程変更がなされたようでした。

各会派でどうするのか議論する暇もなく、勝手なる日程変更に戸惑っています。そして月末の一般質問ですが3日間しか予定が取れないということもあり、「質問項目を減らす」など各議員に協力を求めるようなことが漏れ聞こえてきました。さらには市議会が年度末ギリギリ31日まで開催されることにもなったようです。しかし、年度替わりになる月末31日までギリギリ議会を開会していて大丈夫なのだろうか?人事異動やら、仕事の引継ぎなどのことを考えても。人事異動のタイミングをずらすなんてことは不可能。何せ年度末で退職する方もおられるわけですしね。とはいえ、31日の市議会本会議は一般質問という予定、なおかつ日程変更した関係で朝から晩までぎっちりになることが見えている感じで…。

もちろん、そのくらい重大な事態になるとも言えるのかな。しかしながら、前代未聞ではないかと思います。正副議長の判断とそれを踏まえた議会運営委員会での議論の結果とは言え、やっぱり、このような日程の組み方で大丈夫なのかと心配になります。

個人的に思い出すのは東日本大震災が発生したときのこと。その当時、計画停電などの状況を勘案し、予算審議を途中で打ち切りにした経験があります。その時、周辺他市では途中で審議打ち切りをするようなこともなく、最後まで市議会の役割と責任を全うしていたというのか、議会日程を短縮するなど、一定の措置はあったのかもしれませんが、議会の審査を打ち切るようなことはなく、なるべく速やかに…と配慮はあったのかもしれませんが、多摩市議会のような判断と対応をした議会はほとんどなかったと記憶しています。震災への対応も開会されていた議会の中でその都度しっかりと情報共有されていたんですね。それだけに私たち多摩市議会の在り方に不信感を抱く市民がいたことも確かです。「市議会の見識を問う」とまで言われたこと、今でも覚えています。

その時、問題になったのは市長の専決処分でした。専決処分は市長に認められている権限ですが、濫用してはなりません。当時の議会で、「あまりにも専決処分しすぎ…(それほど急がなくていいものまでどさくさに紛れて専決処分していた)」との声が上がってたと思います。もちろん議会を開く暇がなかった…という理由があるのかもしれませんが、安易に専決処分をさせた議会の責任は大きいという反省をしたこと…朧気ながらの私の記憶です。

 

それにしても、今回の場合、他の市議会ではどうしているのか?…とも思いますが、すでに市議会が開会しているところもあり、粛々と淡々と、いつもどおりに、予定通りに進んでいるようですね。ちょっと諸事情あり、議長から直接連絡をいただいたのですが、「公共交通機関で通勤している職員さんたちもいたりして、市側もいろいろ大変らしくて、昨日からいろいろバタバタしていた。」という話を伺いました。確かに、いろいろバタバタしていたというのはその通りなのかもしれませんね。コロナウイルスへの対応に追われ、市長判断として、議会対応に時間が割けないということなのかもしれません。でも、他市でも同じような状況だと思うんですよね。多摩市だけが何か特別なのか???

 

そして、夕方になり、総理大臣が3月2日から全国の小中学校、高校にまで一斉休校にせよという要請。さらに混乱混乱という感じで、余計に不安が広がっている。これから一体全体どうなるのでしょうか?多摩市の場合には小中学校への対応になるわけですが、来週月曜日からいきなり休校なんてこと現実的にできるのかどうか。「要請」という言葉の意味を思わず調べてしまいました。卒業式も完全中止せざるを得なくなるの?!(ちなみに今日の段階では、卒業式はできる限り簡素化する方向が示されていました)

 

「はー」とか「ふー」とか…ため息から自分自身のやる気まで逃げていく感じ。ため息ついている場合じゃないと思っておりますが、とかく、今日はずっとヒアリングなどをしていて、夜は89歳のお祝い会にも顔を出したりして、帰宅。そしてテレビをつけたら…青陵中学校の千葉校長先生がいきなり画面に出てきて驚き!…新型コロナウイルス対応について取材を受けられていたようです。平静を装うというか、保ちながらも心の中では穏やかではないというのか、混乱しないためにどうすればいいかと最善策を考慮されているような雰囲気でした。こうした最善策づくりも学校任せなのかなあ…。市教委はこうした場面でどのように学校をサポートできるのでしょう。

いち早く方針を決定し、速やかに各学校に通知してほしい。もちろん、その前にしっかりと小中学校の現場からのヒアリングもあってしかるべきとも思いますけどね。現場が混乱しないような対応をお願いしたいものです。

しかし、国の動きに翻弄されている地方自治体の現場…という図が浮き上がってくる。

本日私を救ってくれたのは…諏訪商店街のカフェリバティでのひととき。チーズケーキは激うま!とてもおいしい手づくりです。そして絶品の焼き芋パフエもいただきました。焼き芋パフェのスィートポテトは砂糖不使用です。でも、信じられない甘味が口に広がり、絶品中の絶品。おすすめします。ちなみに、おしゃれな午後の昼下がり…カフェに行ったというわけではなく、これまた、市民の方との情報交換のひとときを過ごしたのですが、スイーツが私の心を手を差し伸べてくれた気がします。

明日から市議会は開会します。娘の学校は明日と明後日休校で来週明けのことからは未定…だったはずが、やっぱり来月2日からは休校になるのだろうか?とかく刻々と変化する新型コロナウイルス対策。戦々恐々という言葉がぴったりの様相。

賢明な判断がなされるべき。新型コロナウイルスへの対応。

  

他市ではすでに小中学校の卒業式簡略化の方針が市教育委員会として打ち出されていると聞いています。都の対策についても報道の通りだと思います。多摩市教委はいつの段階で、どのような判断をするのでしょうか?すでに学校任せ、校長判断と構えていられる状況にないと考えています。

マスク着用、消毒液を準備して子どもたちがスキー教室に行っている…本当に心配です。北諏訪小学校の子どもたちが無事に戻ってくれますように。

今日は文部科学省の講堂に出かける予定でした。麹町中学校の研究発表会を見に行くつもりでした。一般参加者については抽選ということでしたが、参加できることが決まり、ものすごく喜んでいたのですが…やはり、新型コロナウイルスへの対応ということで、一般参加者はご遠慮願いますいうことになってしまいました。

でも、オンライン視聴できるということになり、ばっちり自宅からの参加。臨場感を味わえないのが残念でしたが。ものすごい充実した内容で約3時間半はあっという間でした。自宅で視聴するというのも悪くはなかったなと思いました。資料などは後程、ダウンロードできるということですし、研究発表会の様子もあとからでも見ることができるように対応すると聞いています。

ぜひおすすめです。あえて、ここにはどんな話が行われたのかなど書くことはしませんが、麹町中学校の実践とは何なのか、そこで何が明らかになってきたのか、学校どうあるべきか、先生どうあるべきか、そして保護者は…なかみの詰まった発表で、もっと突っ込んで伺いたい話ばかりでしたので、機会を見つけて、麹町中学校にも足を運びたいですし、もっともっと子どもたちを応援し、子どもたち個々の育つ力を伸ばしていけるような教育環境にしなければならない、そんな学校づくりを多摩市でも進めていきたいという気持ちが強くなりました。

久しぶりにかりんとう。麻布かりんと…です。いただきものです。おしゃれなパッケージにすると味まで違ってきちゃうような錯覚。不思議ですね。でも、こういうことってあると思います。ただ、そこにごま化されてはいけないんですけどね。

今日はベルブ永山のギャラリーで市民の方の絵画作品展を見に行きました。油絵を描く人が少なくなってきたという話を伺いました。年を重ねることで、油絵はやっぱり大変なのかなあ。水彩画のほうが手軽かななんて思ったりしつつ、どんな場所をどんな気持ちで見つめながら完成させた作品なんだろう…とか想像しながら、見ておりました。

そう…絶対に見に行きたい!と思っています…「画家が見たこども展」。美術へのたしなみがあるわけではないけれど、これだけは必ず見に行こうと決めています。

それにしても新型コロナウイルスへの対応。多摩市も対策本部を立ち上げていますが、なかなかその対策というか対応が見えてきませんね。これからなのかもしれませんが…。いろいろな場面で賢明な判断が行われてほしい。「何かが起きてから」にはならないようにしてほしい。問われているのは危機管理能力、リスク管理をいかにするのか、できるのか…だと考えています。

新型コロナウイルスへの対策は学校長判断(学校任せ)になるのか。

春の足音近づきつつあり、しかし、まだまだ今週末は冷え込むという予測も。とにかく体調管理万全にし、免疫力を高めておきたいものです。

今朝、いつも通りに家を出たところ…ゾロゾロと大きな荷物を持ち、北諏訪小学校に登校する子どもたちの姿が…「えっ、まさか」と思いました。もしかして、宿泊で…この時期と言えば…。

その推測がぴったり当たりました。北諏訪小学校の5年生の子どもたちかな?…今日からスキー教室で、みんなでバスに乗車し、そして集団生活をするのだとか…。教育委員会に確認をして、驚きました。

折しも、多摩市でも…遅ればせながら新型コロナウイルス感染予防については対策本部が設置され、対応について協議が行われているという最中です。校外学習、しかも宿泊…これを決行させてしまっていいのだろうか?と素朴に疑問を持ちました。結果、何もなかったから良いというものではないと思うのですね。なぜなら、私自身も報道で知る限りですが、お隣は日野市でも感染者がいたことが判明していますし、どこでどうウイルスが広がっているかも解明されているわけではなく、万全を期すことが必要だと思われるからです。学校現場にも影響が広がっているということも周知のとおり。修学旅行などを延期するという判断がなされている学校もあるようです。もしくは行先を変更するなどなどとにかく対応が図られてると聞いています。都内でも教育委員会として校外学習については全て中止するという決断をしていた地域もあるようです。そして、この1、2週間が重要だとされ、企業などでも急ぎ対応が図られている様子。

ところが、多摩市は「学校ごとの判断」になっているようで、スキー教室についても「マスク着用の徹底(着用していない児童には学校にある備蓄品で対応する)、消毒液を持参」(いずれも、学校で準備してあるもので間に合わなければ、市教委にも呼びがあるのでその旨を言ってほしい)ということのようです。ですので、きっと北諏訪小学校の場合も、学校にある備蓄品であるマスクや消毒液を学校として持参して、うがいと手洗いを子どもたちに徹底するということで何とかクリアできる(クリアしなければならない)という判断をしたのでしょう。

でも、もし、何かあったらどうするんでしょう。スキー教室に行くのは長野県。バスの道中でサービスエリアとかでも休憩とかするんですよね…とかとか…気になって仕方ありません。

当然、学校としては学校としてのリスク管理をするでしょう。校長先生を中心にしながら、協議が行われているとは思います。しかし、苦しいですよね。学校側としてはものすごい戸惑うというか、困ると思うのです。あそこの学校はスキー教室を決行して、こっちの学校は中止にした…なんてバラツキがあるというのはマズいのではないのかと。子どもたちが楽しみにしているということも含め、すでにいろいろと準備が整えられている段階での「中止」というのにはものすごく勇気がいりますよね。だからこそ、こうした難しい判断が迫られるような時こそ、市教育委員会を頼りたいと思うんですね。やっぱり学校としてはこの辺りにこそ「横並び」になれるかどうかが重要なので。

とはいえ、あくまでも、素人感覚で思うことです。私は感染症の専門家ではないですし、偉そうなことを語れるような立場でもありません。ただ、報道されていることや他地域の対応などをネットから情報を得ながら、つなぎあわせながら考えたとしても…ここは市教委としてしっかりと方針を出すことが望ましいと思われます。各学校ごと、1校ずつの学校単位で方針を出させるというのは多摩市としてのリスク管理という観点からもどういう考え方、あるいは意図に基づく方針であるのか、ちょっと私の理解の範囲を超えているようです。

学校側にストレスをかけず、子どもたちや保護者にも市教委としての状況判断を「対応策」(危機管理対策)として、伝達すべきではないのかと思えてなりません。逆に言えば、「学校ごとに判断が違っていい」ということを市教委が認めることにもなり、ここにも違和感を感じます。そして、学校側から例えば市教委が相談をされた場合・・・どんな指南をしているのか?気になります。

 

それにしても、今日の状況を見れば、この状況も刻々と変化をしていますが、各学校に判断を委ねれば…と構えていられないように思うのは私だけ?…市教委で方針を確定すべきと考えるのは大げさなのでしょうか。保護者の方々の間には不安が生じていないのかも気になります。

市長や教育長はこうした状況を「良し」とできるのでしょうか。ここは市教委として、あるいは市としても勇気ある決断が求められるような気がしてなりません…多摩市(多摩市教委)としてのリスク管理とは「学校任せ」ではないはずなんです。…と言っても、すでに北諏訪小学校では校長判断、学校判断によりスキー教室が決行されていますので、とにかく何もないことを祈らずにはいられません。無事に何事もなく…念じるばかり。とても心配しています。

国の対策基本方針が決定しています。文部科学省の対応についてはこちら(新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応について)。

 

今週は火曜日からのスタート。聖蹟桜ヶ丘駅の西口。花壇にクリスマスローズが満開。

 

入手困難品。娘のためにとお届け物。そう…花粉症が辛くのしかかる季節に…。ありがたい。

ようやく次の週末にたどり着いた!

今週は…というか、先週末の疲労がずっしりと蓄積されながら乗り越えた一週間でした。それに…朝の駅頭活動も視察などでお休みしていたところを復活したために、皆勤賞の1週間でもありました。そして、盛りだくさんのいろんなことがあって、消化しきれないというくらい。久しぶりに「私、寝不足。」と感じつつ、週末にたどり着きました。そして3連休!

一般質問を提出してからの、答弁調整…?調整にはなっていなくて、答弁を書かねばならない教育委員会からのヒアリングを受け、「小中学校に指示命令ばかりをだすのではなく、現場が困っていることなどをバックアップしたりフォローできる教育委員会であってほしい。」と伝えておきました。

そして、学校現場にある先生たち、もっと言えば、校長先生が「市の教育委員会から言われたから」…と「やらされる感」だけで学校運営や経営を進めていくようなことは避けてほしいと伝えておきました。

校長先生が市教育委員会の取り組み方針、考え方をご自身の言葉でも語れるようになってこそ、現場の先生たちに伝わっていくのではないのか?と思うからです。

多摩市教育委員会の傾向として、目新しいことにチャレンジしようとする姿勢は評価できる部分もありながら、なんか、現場を置き去りにしているように見受けられるというのか、そんな印象を感じることもあります。いろんなチャレンジが多摩市の教育委員会のための取組みになっているとすれば本末転倒ですね。子どもたちのためのはずが全くそうはなっていないというのか…この前も書きましたが、特に「オンライン英会話」。中学校2年生で2回、中学校3年生で1回…このオンライン英会話の導入を花火のように打ち上げて、そして「日本一英語が話せる児童生徒の育成」はないよね…って私はどうしても思うのです。もし、これを試行的とするならば、効果や成果があるならば、もっともっと回数を増やす工夫をしてほしい。オンライン英会話の時間が「苦痛」という感想を持っている子どもたちだっていますよ。「普通の授業をやってくれ!」みたいな。

もちろん、会話力が求められることはわかりますし、大事なことだとは思っていますが、しかしたったの3回ではねえ…。この取り組みをこれからも細々と継続していくのか。オンライン英会話、そしてまた外国語を指導してくれる先生たち、いわゆるALTによる授業時間もあるとはいえ、それがどれほど有機的につながり、効果を発揮しているのか、まったく見えてきません。そして、「日本一英語を話せる子どもたち!」ということを謳い文句にシティセールスにもしていきたいと市を挙げて鼻息荒かったわけなので、一体あれは何だったのか?と思うわけでした。

こうした取り組みも税金で行っているわけですから、やっぱりその効果を市民に説明できなければいけない。価値と意義のある取り組みだと市民からの合意を得ることができるか。問われるべき点ですね。私、オンライン英会話については、いよいよ小学校でも外国語活動に本格的に取り組むことになる時期だからこそ、改めて今後の方向性をしっかりと見定めてほしい・・・というのか、今のやり方で効果が発揮されていくかどうかを見極めてほしいものです。

さて、3連休。議会前の貴重な休日なので、どうやって過ごすか~…いい仕事をするためにはリフレッシュが必要だといろんな方に言われますので、自分なりに頭休めもできる時間を作ろうと思っております。

つじつま合わせ。

来月は桃の節句なので、とりあえず「雛あられ」だけ購入。関東風は砂糖がけで関西風はしょうゆ味らしい。2種類の味があるようです。でも、砂糖の味を食べたら、次はしょうゆの味、そしてまた砂糖の味・・・しょうゆの味・・・としたほうが楽しそうですね。ただ単に食が進み、食べ過ぎるだけかもしれませんが。

「つじつま合わせ」…という言葉が思い浮かんでは消え、思い浮かんでは消え…というような予算書を見ているとついついそんな気分になってしまうというか。分厚い予算書(と言っても、タブレットの画面で見ているのですが)を1ページずつ見ながら、新しく取り組む事業に必要な予算がどこに計上されているのか?とかチェック中です。

それにしても、パルテノン多摩が4月から閉館するというのに、文化振興事業等業務委託料で252,744千円なんですね。業務委託料なので内訳については「教えない」となるのかもしれませんが、委託先は公募するわけではなく、特命によって決定している先。ですので、見積とか出してもらいたいですね。パルテノン多摩が開館しているときであっても3億~4億の間で指定管理料…で、閉館するのになぜ指定管理料にも匹敵するくらいの金額を多摩市文化振興財団に支払うことになるのでしょうか?金額だけしか見ていませんが、ものすごい驚きです。市民への説明をいかにするのか、議員にも問われることですから、なぜ、このような予算になるのか、その必要性について納得のいく説明を求めていかねばと考えています。

正直、ちょっとかかりすぎではないのか?…が市民感覚ではないでしょうか?こんな場合には「つじつま合わせ」とは言わないのかもしれませんが、ある意味で、財団という組織を無理やり存続させていくためにあれこれと理屈をつけて支出している予算だとすれば本末転倒ではないかと思うものです。財団が今すべきことは何なのか?組織内部の改革や人材育成や、やるべきことに集中できるような体制になっていくのか気になります。

今回は多摩市から事業を委託するというわけです。財団存続のために、わざわざ「文化振興事業」について行政側から「仕事づくり」をして、それを任せるという発想では困ります。財団を維持するためにお金が必要で、そのために仕事をつくって任せてあげて、何とかお金のやりくりをしてもらう…?

財団の存続は既定事項で既定路線であって、そのことにも様々な意見はありますし批判もありますよね。「財団がなくなったら困る」という声は意外と小さい。そんな中で財団が存続していくわけですから、相当に組織改革やらテコ入れなどをしてかねばならない時期。そのために必要な取り組みに来年度はどんなメニューがあるんでしょう?とはいえ、そのために多摩市がお金を支出する必要性はどこまであるのでしょうか?なぜなら、財団は時には「市から独立している団体」だと主張するわけであり、一線を画している場合も多いですね。それなら、組織改革やら組織の再構築にしても本来は自力でやるべきことですね。

 

今日は都内に出かけ、ものすごい有意義な集まりに参加をさせてもらい、新しい情報やら知識やら…また詰め込んできました。今回、英語教育のことについても質問内容に含めているのですが、そのことについてもアドバイスをいただいたり。

それにしても、「日本一英語を話せる児童、生徒」というスローガンを掲げてオンライン英会話を導入しているとはいえ、中学2年生で2回、中学3年生で1回という合計3回の体験というのか、経験で何がどう変わっていくのか…正直、他地域で英語の教員をなさっている方々にお話を伺いますと、「え、オンライン英会話はたった3回だけなの?!」と驚かれます。表向き、「オンライン英会話を導入!」とキラキラした感がありますが、その内情というか、実態を知るとびっくりされるというのには、「それだけで話せるようにはならないでしょう」という気持ちがあるからに違いないわけであって、私もそう思っています。高い目標を掲げることは否定しませんが、その目標を実現するための具体策が3回のオンライン英会話とあと何があるんだろうか?と思えてなりません。

ということなんですが、来年度の予算にもやっぱりオンライン英会話についての予算は計上されていて、そのことは〇だとしても、従来通りのやり方で一体何がどう変わってきたのか?について、こちらも納得のいくように税金を使っていることの説明責任を果たしてもらいたいなあと思うものです。

 

「雛人形をしまい忘れると婚期が遅れる」なんて言い伝えがありますね。その前に、毎年出していないとどうなるのか…と思っていて、ここ数年は「忙しい」を理由に片づけたままになっているので、今年は箱から出してあげようと考えています。

梅の花が満開に。

すっかり満開になっている梅の花。そこに陽の光がさしていて、春が近づいていることを感じますが、しかし、まだまだ日陰は寒くて冷たくて。

今日は一般質問の通告書をやっと書き上げて提出。ホッとしております。タイトルというのか、質問のテーマを決めないと、その先、文章のイメージはわかないし、逆に言えば、文章に書きたいことはある程度決まっていても、質問のテーマを決めないと、まったく筆が進まないというのか…。

今回、私が取り上げるのは教育のこと。昨年6月議会の不登校対策をフォローする質問内容とする予定です。通告書はこちらです(2020年3月議会 一般質問通告書)。通告書本文ではユネスコ憲章のことに触れていますが、「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとり でを築かなければならない。」という前文にある言葉をふと思い出したので、そのことを書きました。そういえば、多摩市の小中学校すべてがユネスコスクールに登録しているんだということも同時に思い出し。

とにかく昨日も朝から外出予定があり、帰宅してからようやく質問を書き始め、質問事項を整理し始め…ということで、今回の質問づくりはだいぶ時間がかかりました。

この週末は、多摩市ラグビーフットボール協会の30周年記念式典があり、たまたまのご縁でお招きいただいたり、乞田にあるコミュニティセンターふれあい館で「多摩市の財政」をお題にして研修をしてほしいと依頼がされ、行政職員に成り代わったような気分にもなりつつ、私の理解している範囲で資料を作成し、現状について講演をさせていただいたり。

 

ラグビーフットボール協会会長は昨年11月に市民表彰を受賞されています。30周年記念の冊子がとても力作でした。こうした記録に残る紙媒体はやっぱり必要だという気持ちになりました。これは多摩市の図書館にも1冊保存しておきたい記録集です。図書館の役割というのは、こうした多摩市にしかない、ここでしか手に入れることのできない資料を集めること。これが後々、まちの歴史を知る手掛かりになっていくのです。貴重な貴重な資料なのです。

市長からのメッセージを代読した部長。ものすごく丁寧な読みっぷり。代読するってとても難しいんですよね。読む人の人柄というものが、実は、普通に挨拶する以上に伝わってしまうのが代読だったりするので。

実は、はじめて…貝取にある「がやがや」行きました。すでに胃袋が限界に達した状態で入店したので、食レポは書けません。やっぱり体育会系のみなさんの飲みっぷりはすごい。

乞田ふれあい館では運営委員のみなさんに向けた研修会でしたが、その後、懇親会もあり参加させていただきました。地域の皆さん、ふれあい館のこれからをどうしていくのか、いよいよ大規模改修の時期を迎えていることもあり、かなり熱く、真剣に議論されていて、「自治だなあ」って思いました。コミセン担当の職員さんが「地域の方をリスペクトしている」っておっしゃっていることも意味が共有できる密度の濃い時間でもありました。

コミュニティセンターの改修についても、今後30年間の使い勝手も考えてほしい、継続できる運営管理の仕組みを考えてほしい、財政面からの持続性も度外視をしないで考えてほしい…ということ。また、現状としてコミュニティセンター貸室の稼働率というのか、利用率に着目してその数字だけで評価するとどうなるのか?という点にも触れておきました。貸室の利用状況が低いからと言って、コミセンが利用されていないというわけではないですし。評価の視点をどう持つのか?については、実は議員の私にも問われることだなあと思いながら、今回の研修にあたって資料作成をしました。

そんなわけで、個人的には資料作成をするというところで、自分なりにも勉強することができたので、本当にいい機会を与えていただいたことに感謝感謝です。

さて、久しぶりに今朝は聖蹟桜ヶ丘駅の西口へ。顔なじみの方々にご挨拶しつつ「久しぶりすぎる~!」と街頭に立っていることを驚かれたりもしました。だんだん冬眠から覚めてきたんで…というのは冗談のようで、まあ、当たっているかもしれない。季節が心地よくなってくると、やっぱりやる気スイッチの入り方が違いますし、目覚めの良さも違います。

3月議会に向けても議案書も提出され、内容を見ていく必要があり。分厚い予算書と獲得する季節到来!

委員会で南多摩水再生センターへ。

 

生活環境常任委員会の行政視察で南多摩水再生センターへ行ってきました。「水再生」というのが、なかなか素敵な表現だと思っておりますが、下水道処理施設です。以前にも見学をしたことがあり、そのスケールに驚いた記憶を思い起こしつつですが、かれこれあれから何年経過しているのかしら…?

敷地内を最大限利用し、敷き詰められた太陽光パネル3776枚、あるいは新設されている汚泥処理をしつつ発生した熱を回収して再利用できる施設に小水力発電(とても小型)など、以前にも増して環境配慮型施設になっていました。ある意味、さすが都民の施設だといちいちに感心させられ、言ってみれば、ものすごいお金をかけなければ設置できない施設だなあとしみじみ感じてしまいました。

 

この施設のおかげで多摩川には鮎が甦ったとの話には「えー!そうなの?」と思うわけですが、なるほど…と納得したのは、多摩川の下流域に行けば、そこに流れる水の半分以上が水再生センターから放出されている再生水であることの説明があったため。この事実にはちょっと驚きました。消毒されているお水…という点も含めて。

そしてまた、下水道というのは24時間365日…休む暇なしの施設です。南多摩水再生センターももちろん休む暇はありません。年末年始もなく働いている場所でもあります。さて、写真の図は北多摩水再生センターとつなぐ地下7階(深さは35メートルのところにある)連絡管です。多摩川の下にもぐって設置されていて、バックアップ機能を果たせるようつないでる場所。通常は入ることができないところですが、特別に見学させていただきました。日常的に汚水などを相互にやり取りし、補完しあっているのだそう。ここの通路1時間くらい歩いていけば、北多摩水再生センターにたどり着くわけですが、この頭上には多摩川が流れているというのを想像すると神妙な気持ちにもなるわけですが、地震などが来てもここは大丈夫な場所というのか位置にあるそうです。

南多摩水再生センター…見学しがいのある施設。こうした場所を通じて「下水道」というものに対する理解を広げるということもまた重要かもしれません。私たちは蛇口をひねらない(今は‛ひねる’蛇口は少なくなっているか…)日はありません。そして、水を出すところには意識が向くわけですが、なかなか使用済みの水の行方については追いかけることも少ないように思います。ただ、なるべくお水は汚さないで…という心がけをすることは大切ですね。オイルボールを見てそう思いました。稲城市に立地しているので、多摩市にまで情報が行き届かないということもあるのかもしれませんが、サマーフェスタをやっているらしいので、これは子どもたちの自由研究ができる良い機会ではないのかな?とも思いました。今年の夏はイベント開催日時をチェックして宣伝しよ♪

 

そんなわけで、とても有意義な行政視察となりました。ありがとうございました。そして、すぐにその様子を市議会のフェイスブックページにアップしてくれるなんて…。うれしい。

今年のシンポジウム。多摩ニュータウン再生。

今年も多摩ニュータウン再生プロジェクトのシンポジウムが行われました。今年で7回目です。私がこのシンポジウムで楽しみにしているのは基調講演で、ある意味、基調講演をしてくださる方はネームバリューがあるというか、すごくギャラが高そうだなというか、そんな印象の方々なのですが、演題は魅力的ですし、確かに話の内容も面白くてとても参考にもなる。

今回は筑波大学の渡和由さんが「多摩ニュータウンの魅力を高めるプレイスメイキング」をテーマにして講演くださいましたが、「こんな風にできたらいいのになあ」と思えるようなヒントがたくさんちりばめられた話題提供。結局のところ「こんな風にできたらいいのになあ」と思うばかりでなく行動しないと変わらないですよ!…っていうメッセージが発せられていたと思います。

市長は「公園にはいろいろと規制もあって…」と話されていましたが、その通り、公園には「べからず」というルール事項がたくさんあり、ホント…あれもダメ、これもダメ…というような✖✖事項がたくさん掲げられていますね。受動喫煙防止条例が施行され、公園も一定時間「タバコ禁止」になっていますが、徹底されているわけでなく、守られているとも言えない状態もあるので、そのうち、巨大看板でも設置されるのではないのか?と思ったりしますが、「ダメダメ看板」はそれを目にすると、個人的には居心地悪くなります。

それにしても「シンポジウム7回の成果は?」

…あ、これ、市民の方にお尋ねいただいた質問です。どうも、すっきりとした答えが述べられないでいるのは私の勉強不足なだけなのか。いろんなことが、ものすごーく水面下で動いているのかもしれませんし、もがいているだけなのかもしれませんが(一生懸命、平泳ぎをしているのに前に進むことができないかつての私のように)、市民の方の素朴な疑問が的を得ているような気もしてきました。

いろいろ考えることと、それから、合わせて作成しなければならないものと…議会準備も含めて、締め切りだけに追われている感じがあります。明日は3月議会前の議案説明会。考えても、なんかわからないとか、作業の手が進まないという場合には、何も考えないでとりあえず寝るというのが良さそうです。最近、またそのことを実感しています。

国士舘大学陸上部「箱根駅伝」の報告会

グリナード永山のつばさ広場にて箱根駅伝に出場した国士舘大学陸上部の皆様の報告会が開催されました。生活圏ですので、グリナード永山で開催されるイベントごとはチェックしている私…せっかくなのでと足を運んでまいりました!

阿部市長もねぎらいの言葉を述べられましたが、「勇気と感動をありがとう」…という言葉を最後に2回も繰り返しておられたのが印象的でした。その勇気や感動が市長を通じて、もっともっと多くの市民に広がっていけばうれしいですし、その思いを国士舘大学駅伝チームのファンづくりへとつなげていってほしいものです。

この報告会の開催にはグリナード永山…つまりは、新都市開発センターの三木聡さんのご尽力があったわけですが、実は、昨年は箱根駅伝出場前に壮行会で実施し、私も議長として出席させていただきました。今回は諸調整の結果…レースが終了してからの「報告会」という形式での開催となり、たまたま出会った知人は「熱気が冷めちゃっているからなあ…。もうちょっと早く開催してほしい。」と話していましたが、それでも選手の皆さんを身近に感じれる場があることはありがたいとのことでした。

実は、国士舘大学は最後までしっかりとタスキをつなげたこと、そしてまた、歴代最高の速いタイムでレースを終えたとのことですが…しかしシード獲得にはまだまだ及ばないというのが現実のようです。確か、私の母校である中央大学も、国士舘大学と同様に歴代最速のタイムだったのではないかしら?

要するにレース全体、どんどん高速化しているということですね。なので、箱根駅伝のテレビ放送も時間が余り気味になっていたという話もありますね。

私としては、また来年もしっかりと予選会を勝ち抜いてほしい!その思いです。なので、応援のし甲斐があります。もちろん、中央大学も、国士舘大学も!まずは出場をかけた戦いはすでに始まっているわけ。

報告会のトークタイムでは三木さんが「選手のエントリー変更」のことについて質問し、それはいろいろ差しさわりがあるのでノーコメント…なんて監督さんが苦笑いされている場面もあり、予定調和とはいかないようなやりとりもおもしろかったです。報告会終了後に伺ったところ、実際には選手の皆さんに余計なストレスをかけないようにと事前の配慮も含め、トークショーのネタについてもちょっぴり仕込んでいたようでしたが、しかし、ノーコメントやりとりは予定外だったらしく。

「よし、来年も頑張ってもらわなきゃ!」なんてつぶやきながら、報告会の会場を後にされている方もおられたりで、こじんまりとしつつもよい雰囲気で終了。三木さんは来年は壮行会のようなこともやりたいし、報告会もやれたらいい…と今から考えてくださっているようです。地域にある大学が箱根駅伝に出場する…やっぱり、地域で応援できるって楽しいことではないかなって思った昼下がりでした。

今回は‛永どん’が来てくれなかったのがちょっと残念だったなー。永どんもグリナード永山のイベントでは引っ張りだこですからね…たまには休息もしないといけないですね。きっと。