日々是…好日。

毎朝つくりたて…という青木屋さんの「くろどら」はやっぱり絶品ですね。青木屋さんは「武蔵野日誌」というミニバームクーヘンもあり、そちらもお気に入りですが、「くろどら」のふっくらかんと黒糖の味わいが好きです。お土産にするにも喜ばれるのでおすすめします。

さて、昨日は議会だよりの編集会議で2月5日に発行する予定のゲラ刷り原稿を確認。デザインを仕上げるのは委託している会社ですが、レイアウトの指示などは編集会議が行っており、より見やすく、そしてまた文章などについては正確性とわかりやすさなどを重視しながら、チェックをしています。議会の情報発信という意味では、かなり力も注いでいると思っていますが、実際にはどのくらいの市民に届いているのか、全戸配布しているものの、認知されているというのか、どのくらい読まれているのか?または、「発行を心待ちにされているのか?」なんてことが気になります。読者モニターというのか、市議会だよりにもモニター制度を導入してみてはどうか?とも思うのですが、特に、最終ページに設けている「市民×議会」の記事については、少々マンネリ化していることもあり、次の企画を考える時期になっているのでは?という認識があります。「読み物としても魅力的な議会だより」という点を意識しているのですが、そのコンセプトの意図通りになっているかなあという点も気になるところ。

早いもので今日は金曜日でした。今週は月曜日が何となくの仕事はじめで、朝の街宣活動も天候にも恵まれて休むことなく実施することができました。来週、再来週…いろいろと出張など用事が立て込んでいるので、できる日とできない日がありそうですが可能な限り、しらた議員と継続していきたいと思います。

そして、今日は「ジェロントロジー」というそれほど馴染みのない横文字を聴き、ふと、インターネットで調べてみたら検定試験まであるんですね。びっくり。多摩市が独自でやっている「ライフ・ウェルネス検定」にも通じる内容にも思いますね。ジェロントロジーの検定試験のほうが老舗って感じか?!

日日是好日。今日の夜空…雲の切れ目からすっきり見ることができた月はきれいでした。

児童虐待を防止するための在宅支援は自治体の最重要課題。

全国市議会議長会の「2040未来ビジョン出前セミナー」が開催されるというので、調布市文化会館たづくりに足を運んできました。「児童虐待をめぐる諸課題と地域の役割」というテーマで、講師が山梨県立大学の西澤哲先生。臨床心理士として、児童施設などで重ねられてきた豊かな経験をベースにした講演には説得力があり、子どもへ虐待を予防するために必要な家族支援のこと、そこに自治体が果たすべき役割がますます重視されており、求められていくと強調されていました。後方の座席に座っていたので、先生の話にうなづき、真剣に聞いておられる議員の皆さんの姿が印象的でした。今日の学びがしっかりと各自治体の子ども支援策につながっていくといいですね。多摩市の場合も、現場の職員一人ひとり、決して業務に対する責任感が不足をしている…というわけではないと思うのですが、「うまくいっているか」と言われれば、「必ずしもそういうわけではない」と答えるしかないような実態があることも事実。

こうした講演を聞いて、思うことは…「指摘し続けなければいけない。言い続けなければいけない。」ということに尽きるかも。理論や理屈は理解していたとして、そして、やらねばならないこと、やるべきこともわかっていたとしても、「実際に行動するか、できるか」というあたりにネックがあるというのか、特に、多摩市の場合には児童虐待の防止などについても一つの部署だけではなく、複数の部署が関わりながら、子どもや家庭をフォローしている場合も少なくありません。そこに、保育園、学童クラブ、学校などが関わってくると、それこそ、どこが責任を持つのか?とより難しくなっているような状況もあるようです。「支援すべき子どもや家庭」のことよりも、違うところに意識が向いてしまい、よりよい支援ができなくなっているとすれば本末転倒なんです。「連携を一層進めていきます」とか、「現場に働きかけをしようと思います」…とか、議会でも行政から一見前向きな答弁とも思われるような言葉は散乱しています。でもその実態は…ということですね。私たち議員に寄せられる情報というのもまた氷山の一角の一角の一角くらいのことであるという自覚と認識を持つことも必要だと思いますが、実際、「うまくいっていない場合も多い」と考えていて間違いがないような気がしてくる今日この頃です。

いずれにせよ、今日の講演を聞き、言葉の羅列だけで字面だけは整えられているとしても、その実態をしっかり見ていかねばならないこと強く感じています。私たち一人ひとり「本気で取り組む」ということも含め、問われているのでしょうね。子どもへの虐待を防ぐための、家庭への支援。今、多摩市でも一番力を入れていくべき課題ではないかとさえ思うのでした。子育て世代包括支援センターがどんな役割を果たすのか?ということとも深くかかわってきますね。

子どもたちにもサードプレイス。

今朝は一段と冷えた朝だったような…。聖蹟桜ヶ丘駅西口からスタートした一日でした。会派で新年初のミーティングやり、今月行く予定の視察内容について確認したり、情報交換。その後、ちょっとした用事を済ませてから、諏訪商店街のリバティ・カフェへ。毎週火曜日に開設している放課後カフェ「諏訪ハーモニー塾」のお手伝いをしてきました。いつもは手話講習会なのですが、今日はまだ冬休みでしたので、ピンチヒッターということで、足手まといにならないように…。

放課後カフェでは、子どもたちが勉強道具を持参し、ご飯を食べてから帰る…というのが流れです。今日はまだ冬休み中ですが、平常時は子どもたちはたいてい宿題を持参します。宿題をしっかり終えてから、夕食の時間。保護者がみな必死に働かなければならない時代になっている…その働き方もさまざまで、必ずしも子どもの時間に合わせるというのではない。保護者の帰宅を待ってからの夕食だと、ホントに遅くになってしまうという子どもたちは少なくありません。

たったの週1度かもしれませんが、まずは子どもたちの居場所づくりを始めようということでスタートしたのが諏訪ハーモニー塾です(塾…と名乗れるのは、塾講師経験者などがボランティアに入っているからです)。

さて、本日のメニューは定番のカレー。栄養士さんが調理をしてくれました。具沢山なカレーに仕上がりました!私はトマト水煮缶を入れるレシピに感心して、ニンニクを入れるとおいしくなるというのにもなるほどなるほど…と思いながら、横目で手早くズンズンと進んでいく調理を眺めていただけ。あっという間にカレーは出来上がりました。

こうした場を開設するにも、やっぱりボランティアの力が必須。やはり、子どもに人気があるのは、おじさんやおばさん(私も含む)ではなく、年の近い若者。今日も年の近いのは20代のお兄ちゃんということで大活躍!子どもたちが銘々に持参している勉強をそばで見守り、そして子どもたちと一緒になってカレーをモリモリと食べてくれる。もちろん、最後には一緒に片付けもしてくれる。

食べた食器を片付けるのが諏訪ハーモニー塾のルールです。

みんなとても上手に洗いものをしてくれます。「おうちでやるの?」と尋ねると、「やらなーい」という返事が元気にはっきり返ってくるのですが、ここでは、みんな進んで食器洗いをしています。

そんなわけで、今日が始業式の学校もあったようですが、明日から3学期が始まるという子どもたちのほうが多く、宿題を仕上げることができた子もいました。よかったよかった。

学校でも自宅でもなくて、子どもたちがちょっと息抜きできて、ホッとできるような場所。大人だけでなく、子どもたちにもサードプレイスが必要なんだなあって思います。児童館もその一つになっているのかもしれませんが、基本的には市役所時間で運営されている点で大きく違うとも思います。ですので、ここを頼りにしてくれる地域の子供たちが増えるといいなー。

そのため…というのか放課後カフェの活動を充実拡充していくためにはそれなりの投資も必要になっていく。なので、「カフェ・リバティ」のデイタイム時間がとっても大事です。ランチなど、利用者を増やし、収益を上げていくことが必要。活動を継続させていくという意味でも重要です。まだまだ始まったばかりですが、もっともっと宣伝し、利用者を増やしていきたいです。ぜひ、一度、お出かけください!大人の皆さんにはランチタイムに利用してもらい、子どもたちの居場所づくり、その活動を支えてもらいたいなと思うものです。

 

「フェアな市政」スタート!

今日から仕事始めという方も多かったのではないかと思います。私としらた満市議で継続している「フェアな市政」の街頭宣伝活動も本日よりスタートしました。

まずは新年のご挨拶から始まりましたが、私が今日の街宣で伝えたことは…ちょっと年明けから重苦しく、悲しかったニュースのことから。「お金がなかったから、病院に行くことができなかった。」と述べたママのこと。新生児を死なせてしまったというニュースのことです。このニュース、どんな風に受け止めますか。

なぜ、どこにもつながれなかったのか。もしかしたら、つながろうとしなかったのかもしれない。相談できる場所があっても、「相談をする」という一歩が踏み出せなかったのかもしれない。考えさせられるものです。「助けて」が言えないSOSが出せない人たちの存在と、そこにどう支援の手を差し伸べていけばいいのか…。「妊娠・出産から子育てへ」…切れ目ない支援って一体何なんでしょう。

「私、困っています。」

困っていたら、困っているって伝えてほしい。伝えられる場所=多摩市役所の窓口…になっているといいのですが。

年末と年始というのは公共機関もみんなクローズしてしまう。子ども家庭支援センターなどでフォローしている子どもたち、ご家庭はどんな風に過ごしていただろう…と考えるひとときがありました。気になります。そして、また、新しい年を迎える独居世帯、高齢者の皆さんも増えていることも気がかりでした。身寄りがなく、頼れる方がいらっしゃらないという高齢の皆さんにも少しでも前向きな気持ちになれるように言葉かけができるといいなと思ってはいますが、でも、現実的に言えば、すべてすべてに行き届いて…というのは難しい。ちょっとでもSOSを発してくれることが、実はほんのささやかな近所や周りからの心遣いにもつながることもあると思っています。私は年明けすぐ、何となく気になる方には連絡をしたりしました。

「ひとかけらの希望」という言葉を使った私に悲観的過ぎるという指摘をくださった方もいますが、でもやっぱり、現実の厳しさを思うとき、希望的観測だけで自分を鼓舞することがどうしてもできず。本当にいろんなことを考えさせられた年明けになりました。

そして、今日は桐朋女子の先輩でもある三宅雪子元衆議の訃報。直接、お目にかかったことはないのですが、メールでのやりとりをさせていただいたことはありました。ただただ、ご冥福をお祈りするばかりです。