関東地区競艇主催地議会協議会から、「PARK MAGIC」の見学。

59歳の笹川良一氏が82歳のお母さまを背負っておられる像です。今日は関東地区競艇主催地議会協議会がありまして、三市収益事業組合議会の議長公務で出席してきました。久しぶりに江戸川ボートレース場まで行ってまいりました。今年は協議会の会長が東京都六市競艇事業組合議会の議長、副会長が三市収益事業組合議会が担当します。会長、副会長などの役職は持ち回りになっていますので、有無を言えず「副会長」。なんか、こうした肩書きのいかつさと、肩書つくだけで妙な威圧感を放っているようにも感じるのは私だけか…。

ちなみに今日の会議の内容は再来週の臨時総会に備えた役員会ということで、事前の打ち合わせ会でした。こうした会議の段取りの良さというのは、すべて事務局サイドの調整がすべて終わっているから。質問やら意見を述べる時にはあらかじめ通告するというのか、それこそ事前に事務局に伝えておくのがある種の礼儀にもなっているようです。

ちなみに、関東地区協定主催地議会協議会に所属をしているのは。

みどり市議会(桐生競艇場)
戸田競艇組合議会(戸田競艇場 戸田市・川口市・蕨市)
埼玉都市競艇組合議会(戸田競艇場 埼玉県内の15市で構成されている)
青梅市議会(多摩川競艇場)
東京都四市競艇事業組合議会(多摩川競艇場 国分寺市・小平市・日野市・東村山市)
東京都六市競艇事業組合議会(江戸川競艇場 八王子市・武蔵野市・昭島市・調布市・                 町田市・小金井市)
東京都三市収益事業組合議会(江戸川競艇場 多摩市・稲城市・あきる野市)
府中市議会(平和島競艇場)

他市議会のみなさんとも交流ができる貴重な機会の一つともとらえることができ、競艇事業のことのみならず、地方議会の将来などについても意見交換できる場にもなりそうです。

 

さて、海浜幕張にある「PARK MAGIC」。「一度、来て、見て!」という知人からのお声かけをいただいて足を運んでまいりました。そして、先日、丹波山村の地域おこし事業として実施しているイベントでも活用されているテントサウナも特別に設置されておりましたので、まだ未体験の皆さんが「これ、いい!」ということで、その効果効用を実感されていました。

実は…今月22日に実施する多摩中央公園でのパークライフショーにも来ます。ぜひ、体験していただきたいなと思っております。フィンランドでは軍隊でも使用されているもの。災害対策としても活用できるのではないかと考えております。

もちろん、場の雰囲気がとても素敵であることは間違いなかったわけですが、私、今日最大級の感激は「トイレ」でした。冷暖房完備…ということなんですけれど、これこそ、「おもてなしできるトイレ」のお手本みたい。

実にすばらしく掃除がされているというか、おうちの中のお部屋のような…そんなおトイレであって使う人たちが「きれいに使おう」って自然に気持ちが向く落ち着く場所にもなっているという。

大事です。みんなが使うトイレがきれいであること。きれいに維持されているということ。ここにも私、「PARK MAGIC」を運営する皆さんの美意識を感じました。それとともに、公共空間の使い方、広場づくり、空き地の活用、公園活用…それへのヒントが詰まった場所でした。とても有意義な見学ができました。

しかし、海浜幕張は遠かったな。

 

GO!トイレたんけん@パルテノン多摩歴史ミュージアム

今日はパルテノン多摩の市民ギャラリーへ行き、多摩市民美術会の作品展を見てまいりました。油絵よりも水彩画が増えてきたと伺いました。自宅で油絵というのは、アトリエにできるスペースがあればよいなあと思いますが、独特で特有のにおいがあるので、難しいのかなとも思いますが、でも油絵はどんどん上に塗り重ねることができ、層が積み重なることでえの風合いが出て、味わいにもつながるので、楽しいことは楽しい。

実は、中学生くらいまで絵画教室に通っていて、油絵もやっていました。嫌いではありませんでした。私のようにせっかちな性格の人にとっては、ある程度、乾くのを待たなければならない水彩画よりも向いている気さえしておりました。

ということで、市民ギャラリーもパルテノン多摩の大規模改修工事に入れば閉鎖されるので、気合の入った作品展だったようにも感じたのでした。

さて、私、パルテノン多摩の歴史ミュージアムの特別企画はおススメなのですが、最近では一押しなのが今回の「多摩ニュータウントイレたんけん隊」。この間の日曜日には実際に、トイレ探検ツアー「トイレさんぽ」があり、残念ながら私は別の予定と重なって参加ができずでしたが、この展示を見るのは実は2度目でもあります。何回見ても面白い。

教育委員会って、こんなものまで資料として保管しているのね!・・・と感心してしまいましたけれど、これ、なんだかわかりますか?

ぜひ、歴史ミュージアムにて解答を得ていただけたらと思いますが、なんか、すごく素敵なデザイン。誰がどこでつくったものなのか?どこで購入してきたものなのか?

以前、オランダからのおみやげ物で陶器製の「オランダ靴」をいただいたことがあるのですが、なんかそれとも通じるような感じもあり。地域の農家さんで使用されていたものだそう。高価なものだったのかなあ?ということまで気になっております。

そんなわけで、こちらの展示は来月11月11日まで。パルテノン多摩歴史ミュージアムへおでかけください!

満蒙開拓団。拓魂公苑。

定例会が終わったことを祝しての久しぶりのご褒美。抹茶白玉あんみつ。デザートというよりもメインディッシュになってました。

さて、今日からまた次の定例会に向けた準備がスタートするわけで、私がテーマにしている「すべての人に居場所と出番」ということを改めて考えていこうと思っています。それからまた、DVや性被害の問題についてもなかなか取り扱っていくには困難もありますが、考えていきたいテーマです。とてもデリケートであって、慎重に対応することが求められるからです。

おぼろげながら、今後の活動をどう組み立てていくかを考えつつ、今日は八王子はいちょう塾の公開講座に足を運んでまいりました。テーマが「八王子・多摩地域の歴史と考古1-聖蹟桜ヶ丘拓魂碑と満洲開拓団~広田弘毅内閣の『二十ヵ年百万戸送出計画』~」というもので、「聖蹟桜ヶ丘拓魂碑?」という感じだったからですね。日本の近代史など、それほど突っ込んでも勉強していない私ですので、私の周りには満州の暮らしを経験され、日本に命からがら戻ってこられた方もいらっしゃいます。そんなこともあり、満州開拓団のことについても、学べるチャンスかなあと思いまして…。

なかなか勉強になった公開講座でした。そして、お恥ずかしながら、ちゃんと足を運んだことすらない「聖蹟桜ヶ丘拓魂公苑」に行ってみなくちゃ!と思いました。講座のテーマは「満州開拓団」となっていましたが、講座では「満蒙開拓団」として解説されていました。

ちなみに多摩市に寄せられた「市民の声」にもありました…。「企画展示のテーマを考える際の参考にさせていただきます。」とあったのですが、なかなか私のアンテナには引っかかってこず。どこかで企画展示とか行っていたのかなあ。

会場は満席。参加者は予想通り高齢者の皆さんが中心でしたが、勉強熱や学習意欲を感じるひとときでもあり、感心させられました。

そして、中央大学のみなさんが作成した動画を見つけました。
(前編)https://youtu.be/tBN5JKRMnV8
(後編)https://youtu.be/S6WWADGZ5OA

多摩探検隊。とてもいい。現在は、休止になってしまったようですが、HPで過去の記録を見ていると、他の番組もかなり興味深いものが並んでいるので、ぼちぼち時間があるときに見てみようと思います。みなさまもぜひ!

9月議会が閉会しました。

グリナード永山の八ヶ岳南麓フェアへ。富士見町の井戸尻考古館から小松館長がいらっしゃると伺っていたのでご挨拶。会派で視察をした際にとてもお世話になった館長さんです。友好都市の富士見町から多摩市にいらっしゃるということで、せめてご挨拶くらいは…と思いました。縄文人になりきって記念撮影しておきました。

さて、残暑厳しい秋。多摩市議会の第3回定例会は最終日を迎え、無事に終了しました。私は昨年度決算に対する討論を行いました。

私たちの会派の討論はこちらです。1909平成30年度一般会計決算(討論)(PDF)

各会派の皆さんからの討論も伺うことができ、とても参考になりました。また、議案などについてはすべて可決。私たちの会派では「多摩市西永山福祉施設条例の一部を改正する条例の制定に
ついて」は反対をしました。昨年12月の議会で新設された条例がまだ施設全体の運用も始まっていないにもかかわらず改正…倉庫部分についても賃料を設定することについては理解するのですが、共用スペースとして利用するだった場所を「多目的室」とし、原則無料とわざわざ条例で謳うのは、市全体で掲げている利用者負担の考え方とはそぐわないと思うため。昨年12月段階では、貸出するスペースでなかったはずが、今回、「貸し出すことにした」と方針を変更したようですが、先にも書いた通り、まだ施設は開所もしていないんですよね。施設運用がはじまってから、実態や実情に応じて、必要性が生じて、認められてから条例変更することで十分に間に合うと思われます。

なんか腑に落ちない。これが条例改正に反対した理由です。私たち会派とほぼ同様のスタンスで反対したのは生活者ネット・社民の会派でした。

2会派が反対をしても、条例そのものは可決されるわけでなので、執行部としては安堵されているでしょうね。

 

今年も多摩シャルソンに参加。今回の企画では特別に一ノ宮にある小野神社訪問があり、総代の小暮さんからお話を伺うことができました。めったに見ることができない貴重な文化財も特別に見せていただき、倉庫もあけていただき、山車や太鼓、神輿も見せていただいたり…とても貴重な時間をいただくことができました。ありがとうございます!

多摩シャルソンはゆるーく自分なりの参加のしかたで、まちを楽しむことができます。途中で離脱して、私は多摩市議会女性の健康応援隊で多摩センターと桜ケ丘で街頭宣伝活動もしました。充実した一日でした!

 

秋の雲のしたで。

残暑厳しく、蒸し暑さを感じます。空はすっかり秋模様なのになあと思いながら、今朝は唐木田駅でいつものように会派での街頭宣伝をし、その後、なかなか日程が合わずに先送りになっていた市民の方との面会、それから、永山にある医療的ケア児のデイサービスさんを訪問し、それからまた市民の方とお会いして、いろいろとご意見を伺い、またそれから、夜も引き続きでの会合がありまして、そちらに出席。

あっという間の一日でした。昨日の手話講習会で、手話の読み取りがあまりにもできていないことに気が付いたので、遅ればせながら、今日から手話ニュースを録画予約し、毎晩見てみようかと思います。今度の日曜日から、また「みんなの手話」もはじまりますので、そちらも録画予約をしてみようかなとか考え中。やはり日ごろの努力なくして、向上はしない…と今更ながら実感をしております。手話といえば、こちらのページはとても役立って、私も活用しています。でも、やっぱり、英語でとっさに話しかけられると、どぎまぎして思わず「English NO!」とか言ってしまうのと同じように、手話もとっさに使うことができないですね。手話通訳者の方とか、何年もの努力の蓄積でスラスラと手話を使いこなし、そしてまた、手話でとっても素敵にコミュニケーションをされているので、あこがれてしまいます。私にとっては英語よりも手話のほうがいい。日本語がベースになっているので…。ですので、ちょっとはやる気もわくものです。

明後日の市議会定例会最終日に向けて、準備しなくっちゃです。一日、外出しっぱなしで何もできていない。明日は一日、パソコンに向かう一日になりそう。

大規模化する学童クラブの苦悩。

 

今日は議会は代表者会議や議会だよりの編集会議があり、私は編集会議に出席。レイアウトのこと等など、9月議会の報告を兼ねて11月に発行する号の打合せでした。その後、しらた議員と一緒に愛和小学校内にある学童クラブに伺い、状況を見てきました。

待機児童をなるべく出さない…ということで、学童クラブを増設している多摩市ですが、しかし…定員が80人を超えているところ、あるいは第一、第二というかたちになっていても施設的には区切られていないためトータルすれば通う子どもたちの人数が100人超のところもあり、それはそれはとても大変な騒ぎになっていると聞いています。

そんなこともあり、第一、第二と部屋が区切られておらず、施設定員90名の愛和小学童クラブを見学させていただいたのでした。小学校1年生、2年生と低学年だけでも50人を超える数の子どもたちが、とてもにぎにぎしく過ごす様子。まずは、「なるべく宿題をやりましょう」ということのようですが、落ち着いて静かに学習に迎えるという環境とは言い難く、先に宿題を終えた子どもたちはどんどん遊びの時間に入るため、集中して取組めず、気が散ってしまう子どももいるだろうなあ…と感じた次第。

指導員さんたち、トータルすれば施設長も含めて7名体制。子どもたちは指導員さんたちの取り合いですね。どの子どももみんな話しを聞いてもらいたそうで、指導員さんたち、一人ひとりの子どもに声かけをしたり対応をしたり…「この状況に私はついていけない」と正直思うくらいの騒ぎには、子どもたちが過ごす時間は1度も椅子に座れず、ひと呼吸を置くこともできず、時計を見る時間すらなさそう…そして指導員さん同士で必要なやりとりも大声を出さねばならないいくらい子どもたちの声、エネルギッシュというか、私などは、そこにいるだけでエネルギーが吸い取られてしまうようにも思ったのでした。

「これは、大変だ。」

正直、そう思います。そしてまた、指導員のみなさんも一人ひとりの子どもにていねいに接したいとする思いは空回りするというのではなく、いくらそう心がけたとしても、現実がそうはさせないという状況。そうした光景が目の前に広がっていました。個別対応や支援が必要な子どもたちに向けては、その状況に応じた指導員の配置も努力しているわけですが、それでは追いつかないようにも思いましたし、子どもたちのなかにはお世辞にも落ち着けるとは言い難い雰囲気(これは、指導員さんたちの責任とかではなく、子どもがあの人数集まれば仕方がない)に居場所を失っている場合もあるでしょう。

40分ほど滞在をし、学童クラブの空気感を共有していたのですが、「これは辛いかも。」です。指導員さんも子どもたちも。この大規模な中、一部子どもが外遊びをしに行っている時間は少しはホッとできるものの、雨の日、あるいは暑すぎて外遊びができない日は…一定の広さは確保されているとはいえ、空気も薄くなる感じ…。子どもたちのエネルギーをいかに発散させ、翌日の元気につなげていくのかを考えていく時、なかなか考えさせられるものがありました。

「託児所ではない。」というのは、そのとおりであって、学童クラブというのは単に子どもを預かればいいという話しではないはず。子どもへのフォローがあって、必要に応じて家庭へのフォローが求められる場合もある。一つひとつに応えきれるかたちになっているかは課題であり、今の現状に照らせば難題か。

いろんな意味での苦悩が感じられたのでした。他の学童クラブでも状況は変わらないのだと感じていますが、また一度、いくつかの学童クラブの実際を見に行ってみようと思います。それにしても、愛和小学童クラブはその規模、そして、建物の間取りなど、改善することはできないものか…とは思いましたね。

卒クラブした子どもたちも、帰りがけに学童クラブの中をのぞきに来るなど、いいなあという光景。そしてまた、指導員さんのおやつ準備を一緒に子どもたちが手伝う姿、連絡帳を持参した子どもたちには一人ひとり必ず声かけをして、そしてまた子どもたち一人ひとりが学童クラブに来た時には「おかえり~」と誰か一人の指導員さんたちは迎えてあげて・・・子どもたちが滞在するたった2時間から3時間はなりふり構うことなしに、ものすごい集中力と馬力を発揮しながら、仕事をされている指導員さんたちに頭が下がる思いでした。そんな状況に見学など行ってしまったことに、申し訳なささえ感じるくらいでもありました。

 

そして…昨日は「多摩市議会女性の健康応援隊」による初めてのPR活動でした。女性議員が多いという多摩市議会の強みを活かして何か活動したい…という思いを温めておりましたが、ようやく、「ピンクリボン月間」に合わせての、乳がん検診を受診してほしいというアピールとあわせた「がん検診受けよう!」キャンペーンです。ピンクリボンアドバイザーの資格をお持ちの池田けい子副議長が先頭切って下さるので、いい形で活動がまとまっております。健康推進課の職員さんが作成してくれたパンフレットがかわいらしくて大好評。女性だけでなく、男性の方にも多数受け取っていたき、あっという間に400枚がなくなってしまいました…。

「こうした取組ができるのは多摩市議会ならでは!」ということで、健康推進課の職員のみなさんもかけつけて下さり、一緒にキャンペーン活動ができたというのも議会としても新しい感じでした。このキャンペーン活動は今週末土曜日も実施いたします。多摩センター駅13時から、聖蹟桜ヶ丘駅15時からの予定です。