6月議会3日目 一般質問

 

今日は週明けの月曜日!いつものように永山駅へ。そして、今日から本格的に「フェアな市政」でデビューです。

 

梅雨であることを忘れるようなお天気。しらた議員とさわやかな風を感じながら、市政報告をいたしました。主に、一般質問の内容について話しをさせていただきました。話していれば話しているほどに力が入ってしまうのですが、やっぱり「不登校対策」に力を入れて、この4年間しっかりと取り組んでいきたいと強く思います。子どもたちの可能性は不登校になったからと言って閉ざされるものであってはいけない。子どもたち自身の育つ力を応援し、多摩市で自分自身の力で夢や希望を見つけてほしい、そのための環境を整えていきたいと思うものです。

 

せっかくなので、多摩市議会のフェイスブックページを埋め込んでおります。事務局も工夫をしていて、議場の窓から見える青空がいい感じです。今日も5名が登壇をしたのですが、それぞれが取りあげた内容、テーマは幅広い。

板橋議員の東京都の豪雨対策基本方針の改定に伴う多摩市の対応方策についての質問はとても興味深いやり取りでした。きっと私以外の議員の皆さんも気になる課題だったのでは?と思いました。一度、都方針についてもチェックしておきたいですね。これ、私にとっても宿題。

ちなみに、これにも関連し、災害から身を守るという点では三階議員も話題にしていた「土砂災害」のことについては、危険個所などについて明示をしたハザードマップを作成し、全戸配布の予定とのこと。三階議員が「想定外」という言葉が通用しなくなっていると指摘していた通りなのですが、「想定外」なので結局は、想像が及ばないということでもありますね。いずれにしても、私たちは自分たち自身で身の安全を守り、災害に備えていく…その意識を高めていくことがますます大事。しかし、家の中で回転備蓄はしておく必要がありそう。我が家も…水、衛生用品など、もう少し買い揃えておかねばと思うものです。

他の議員の皆さんの質問を聴きながら、「ここ、調査しておくこと」といくつかもう少し踏み込んで調査が必要かな?とか知りたいこと等(ホントは、もう少し議員の方が再質問で突っ込めばいいのに)と思うことがあり。そこはちゃんとメモ。今後の議員活動にも生かしていきたいと思っています。それぞれ議員の考え方にもよるわけですが、私のように同じテーマをしつこくフォロー質問する人もいれば、常に新しいテーマについて取り上げて質問をする方もおられます。議会全体として捉えた時、複数の議員が「同じテーマ」を取り上げてフォローしていくと面白いのですね。多少意見に差異があることがわかるという意味でも。

明日も一般質問が続きます。

6月議会2日目 一般質問

一般質問2日目です。今日も5名が登壇し、フェアな市政からは、しらた満議員が質問しました。同じ会派から質問者がいると、なぜか一緒に緊張してしまうという…。

しらた議員の質問では「いじめ問題」がとりあげられていました。いじめについては、各学校ともに「いじめ防止基本方針」を策定しながら、未然防止にも取り組んでいます。年に3回くらい「いじめアンケート」もとっているはずです。この方針については全ての小中学校ともホームページに掲載されているのですが、まだ昨年度のものがそのまま掲載されているところもあり、新年度になったのだから、速やかに更新した方がいいのになあと思っていますが、学校にとってはITが得意な先生がいるかいないかでホームページの更新頻度もかなり差があるようですね。「いい」「悪い」は別として、いろいろやることがあって大変だなと思うわけです。一昔前からの学校とも違い、ホント、先生たちの雑務のようなことが増えている感じがします…。

それはさておき、しらた議員が質問を通じて訴えていたことを市教委はどう受け止めているのかわかりませんが、昨日の学校現場の状況を的確につかんでほしいとしつこく訴えた私の主張とも重なるところがあり、市教委が各小中学校をきちんとフォローをしてほしい、今、小中学校の現場で起きていることについて、風通しがよく情報が行き交う状況をつくってほしいということでした。それは市教委と学校との間で信頼関係が育まれていなければ成り立たないことなんですね。

なおかつ、いじめが発生したり、不登校の生徒が多かったり…そのことを学校や先生たちの力量不足などに結びつけてしまうような指導しかできない市教委であれば、きっと現場は疲弊しますね。もしかしたら、本当は少し力量不足もあるのかもしれませんけれど、でも、そうであっても私は、市教委が現場と一緒に問題解決をしようという姿勢があるかないかが「信頼関係」の在り方を大きく左右すると思っているのです。

いじめにせよ、不登校の問題にせよ、未然防止をしていくために学校任せにしないで、市教委としてもしっかりと組織的に対応できるようにしてほしい、今でもそうなっているのかもしれませんが、でも、もう少し頑張った方がよさそうな気がしています。学校現場も忙しい、もちろん、市教委もあれこれ会議づくめ会議づくしで忙しい…会議も大事かもしれませんが、市教委の皆さんには‘よそいき風’になっている学校を見るだけでなく、日常の学校の様子を見る努力を求めたいです。

そして、しらた議員の質問で「庁舎の建て替え問題」のことが触れられましたけれど、これについても同感してしまうことばかり。いつになったら、建替えに向けた動きが本格的に動き出すのだろう…と思います。「平成41年度には新しい庁舎を稼働させる」として、今まで公言されてきたわけで…。令和で言えば10年度になりますか?いずれにせよ、あと10年後には新庁舎竣工!ってことをめざすのが今まで語られてきたことです。さて、どうなっていくのでしょう?

さて、今日の質問…行政側の答弁に対し「言うことはない。」というのか「100点満点」なんていう議員側からの発言があり、びっくり…。この一言に、ボーっとしていた脳みそが目覚めてしまいました。

また、個人的には池田けい子議員が「学校給食」のことを取り上げ、「牛乳問題」を指摘していましたが…我が家は「牛乳は飲ませない」という方針でしたので、学校にその旨を伝えていました。各家庭で食事のポリシーがあると思っています。池田議員の提案しておられたように「牛乳を摂取するかどうか保護者の責任で選択できる」ようにすればいいのになあ。そして、牛乳については、ストロー問題…廃プラでも話題になっていることも指摘されておられましたけれど、いっそのこと廃れつつある瓶の復活!「紙パック」から「瓶」への変更とかも検討できそうと思います。

牛乳問題については知れば知るほどですが、まあ、業界団体とのいろんな柵もあるようで、「瓶」にするというのがかなり難しいというのは、以前に私が牛乳問題を調べた時に学んだことでもあります。日本人の体質に「牛乳は合わない」という説も思い出しますが、私は実際にも牛乳の合わなさを感じたことがあるので、我が家には牛乳を飲む習慣はありません。牛乳を一切飲んでいない娘ですが、子どものころに牛乳を飲んでいた私とほぼ背丈が並んでいますよ。

そんなわけで、学校給食の中で「牛乳問題」については、引き続き…池田議員とともに選択制の採用を求めていきたいなって思った次第です。週明けからも一般質問が続きます!では、良い週末を!

 

令和元年第2回定例会始まりました!

多摩市議会が始まりました。フェイスブックページでの発信力をアップすることが議長公約になっているので…事務局もいろいろ工夫しながらになるのかなあなんて思っております。フェイスブックページを公式に活用するというのも、事務局裏話的に言えば、なかなかの苦労があるのですね…「私的では無い」という点が難しいというわけです。事務局が更新することになっている限り、「面白さ」は期待できないのかもしれません。ただ、更新頻度を上げることは努力をすればできるかも。

いつもどおりに開会し、そしてまた、いつもどおりに議事が進み、一般質問が始まりました。しかし、今日は一番最後に発言順が廻ってくるということもあり、トップバッターからの他の議員の皆さんの質問が全く耳に入ってこず。自分のことだけに専念し、かなりの集中力を発揮している自分を自覚してしまうほどでした。

私が今回取り上げたのは「多摩市の不登校対策について」ですが、この問題については、4年間をかけてじっくりとフォローをしていくつもり。

さしあたっては今日の質問は‘導入’と位置づけることにし、「まずは現状を的確に把握することの必要性を共通認識にすること」を質問の目標としました。

「何をしなければならないのか?」については、常に現状把握したところからしか生まれていかないと思うのです。ですので、私としては「現状把握の必要性」をしっかりと認識してもらいたい、認識がされたなら、次には「そのためにどう努力をするのか?」を考えてほしいということですね。

インプットが良ければアウトプットは必ず良くなるわけであって、インプットが悪ければアウトプットも悪くなる…。私と同様に、市教委が「不登校対策に取り組む必要性」があると考えており、取組みの優先順位も上位に位置づけていくのなら…まずは実態把握を徹底的に行っていかねばならないと主張しました。今日の主張はこの一点に尽きると言ってもいいくらい。

不登校の子どもたちの状況、状態というのは深刻です。小学生も中学生もその数は減ることはなく、増える一方。特に中学生になると、学年が上がるずつその数も増えていきます。もちろん、市教委が何もやっていないわけでなく、学校現場も、教育センターも、あるいはその他機関でも相談対応など含めて取組んでいて、「現場は努力している」「現場は大変」ということはあるのだと思います。でも、解決されていかない。

だから、その現実をどう受け止めるのか?が大事です。つまり、「今のままで取組んでいていいの?」ということです。

今、取り組んでいることが「的外れ」なのかもしれない…くらいの厳しい視点を持ち、自分たち自身の振返りをしてほしいということですね。自分のやっていることを否定するというのは、かなり勇気のいること。でも、実際には「これで本当にいいんだろうか?」という視点を持たずして、次には進めないと思うのです。客観的に自分たちのやってきた取組みに評価を与えていく時、次に何をすればいいか、どう改善策や手立てを講ずればいいのかが見えてくるのではないでしょうか?

それとあわせ、子どもたちを取り巻く社会環境も大きく変わっていて、それに伴って子どもの暮らし方というのか家庭の環境も大きく影響を受けていることも事実ですし、外部環境の変化についても捉えて分析していく視点も必要ですね。

次なる施策の展開にステップアップしていくためには、かなり膨大にやることがあると思っています。そして、もちろん、今やっている業務をストップするわけにもいきませんから、それと並行してやっていくというのもまた大変な苦労が伴うこととも思っています。でも、「本気で何とかしたい…」と思う人たちが集まれば、エネルギーが発揮されるはずなんです。だからこそ、問われるのがリーダーシップだったりするわけですが。教育長が今まで以上の情熱を発揮してくれれば、動くのではないか?と思うのですが、それ以上にやっぱり、「支援の必要な子ども・若者へのサポート・体制づくり」を「健幸まちづくりの更なる推進」の3つの重点課題のうちの一つに掲げている市長のリーダーシップにも期待したいですね。

今回は市長には答弁は一切求めませんでした。なぜなら、市長が私の第一質問に対して答弁をしなかったこともあり、「その程度か」とも感じたからでした。まあ、答弁時間をどうするのか?などと内部では事務的調整があったのかもしれませんが、「市長の想い」があるところでは、やっぱり、市長には答弁してもらいたいものです。そんな内部調整などを超えてでも「これだけは言いたい」ということなら率先して答弁をしていただきたいですね。それこそ、市全体としても「重点課題」に掲げている「支援の必要な子ども」にピッタリくるのが「不登校対策」ではないのかなあ。

あ、「お手柔らかにお願いします」と教育部長から言われていたので、かなり今日は穏やかに質問をさせていただきましたけれど、他からは「随分厳しいねえ」とも…。でも、やっぱりこっちは真剣にやってほしいと思っているから、力も入りますよね。今日はまず「導入」という位置づけでしたので、また、次回…さらに私も調査を進めながら、他市の事例なども学びながら、多摩市で困り感を持っている子どもたちのために「もっとできること」「こうしたほうがいよいこと」を考えていきたいと思います。

ちなみに、今日、私が質問の目標として定めた「現状把握の必要性」については、答弁を聞く限りでは理解してもらえたようですが、理解されていたとすれば、きっと伴う行動が見えてくるはずなので、そこをフォローしていかないとなあ…。

少し解説が必要かもしれませんが、今日使用したパワポの資料はこちら(不登校の児童生徒の数の推移)です。市からもらったデータを一夜漬けで加工したこともあって、出来栄えはいまいちですが。

校則なくても大丈夫!と言える学校。

長年来の知人でもある林大介さんが担当されている国士舘大学の授業のゲストスピーカーに世田谷区桜丘中学校西郷孝彦校長がいらっしゃるというので、他の用事をキャンセルし、かけつけてしまいました。

何よりも「校則がないからこそ、子どもたちが自分自身で考えて行動するようになる」というエピソードは心打たれるものがありますね。実は、私の中学高校時代もいわゆるガチガチの校則はなかったので、先生のお話がすごく腑に落ち、そしてまた心に響いたわけです。

やっぱり、ルールがあればいい、つくれば良いというものではない。(そんなことで、私は受動喫煙防止条例についても今でも違和感がありすぎるのですね。)

桜丘中学校の生徒会の総会はものすごく活発だそう。見学してみたい。リンクをした校長先生のインタビューを読むだけでも、どんな生徒会が運営されているのかと興味がわきます。校則がないから自分たちで考えて行動ができる。自分たち自身が「ふさわしい」を考える・・・ということなのかもしれませんね。いいなあ・・・。そういうのはとても理想的。子どもの頃にそうした訓練ができていると、「管理」「管理」「管理」…なんてこととは全然違う、大人になってからの子どもに向き合う発想と言うのか姿勢も大きく大きく違ってくるというのは簡単に推測できます。

子どもたちがのびのびすることって、自由奔放で気ままで、自分勝手で自己中心的で…というものとは全く違うんですよね。

そして、今日の講演で最も心に残ったことは「うちの学校は、子どもたちが『これをやりたい!』ということについて、先生たちが『やらせてあげよう』というベクトルで(結果は別としても)行動してくれる!」と学校の日常の様子をサラッと発言されていたことですね。桜丘中学校では当たり前の光景…、子どもたちが「こんなこといいなあ」「やってみたいなあ」と思った発案したことについて、先生も一緒になってどうやったらできるのかを考える…それもまた実はすごいことですよね。そういう思考回路になっている学校と言うのがまた素晴らしい。

しかも、私立とかではなくて「公立の学校」。こんな風に学校づくりができるの!と思うくらいに素敵な学校なのではないか?実際に足を運んでみなければなりません。校長先生は生徒の皆さんと接する時間もとても大切にされているようですので、訪問をして先生の話を再び伺うということができるかどうかはわかりませんが、今年中に桜丘中学校に足を運んでみようと思います。

こうした学校があると他の学校はやりにくさあるだろうなあとも思います。たいてい・・・目立つ学校や目立つ先生というのは、目立つことに対するやっかみひっかみ何とやら…ということで、いろいろ言われてしまうのが常。でも、一番は「子どもの姿」です。子どもたちの目が輝いているかどうかが何よりも大切なこと。だから、必ず見に行こうと思います。

そんなわけで、明日は第2回定例会が開会し、しかも私は久しぶりの一般質問…一番最後に登壇予定です…とその前に、恒例行事の「反核・平和の火リレー」に参加してきました。今年は大野まさき議員、しらた満議員とご一緒に。私は「フェアな市政」として参戦です!

  

宝蔵橋のところで、日野市から走ってこられた皆さんからバトンを受け取り、その後…多摩ニュータウン卸売市場のところまで走りました?歩きました?時々やってる・・・ランニング(と言ってもランニングマシーン)に成果と手応えはあまり感じなかったわけですが、いずれにせよ、筋肉痛にならないように祈るのみ。

不登校対策のこと…あれこれ調べていると、多摩市ももっとできることがあるなあって思うんです。明日はどこまで提案できるかわかりませんが、まずは第一歩、もう少し、地道に着実に効果が上がるように取り組んでほしいことを主張するつもり。

拓殖大学の八王子キャンパスへ行ってきました!

今年も、拓殖大学八王子キャンパスの「政治学」の授業にお招きをいただきました。私は市議会議員になったばかりの頃からのご縁にて…丹羽文生准教授に…というよりか、丹羽君にお声をかけていただきました。彼もかなりユニークな経歴を辿っている感じなのですけれど、お互い何年たっても…「全然変わらないねー」と同じように年齢重ねているだけの話しなのですが、思想的にはかなり私には相容れないというのか、理解できない見解もお持ちの点もありつつ、しかし、親しくさせていただき、ありがたい限りです。

毎年のことなのですが、やはり、その時点時点での話題なども取り入れながら、話しをすることにしているので、昨日の晩から今日の講義直前くらいまで、かなり根詰めてスライド作成に取り組んでしまいまして、すっかり、明後日の一般質問のために準備していたこともリセット気味になっております。

今回は4月に平成最後の統一地方選挙があったので、そのことも話題に追加したためにてんこ盛りになりました。しかし、無投票で選ばれる首長も、議員も増えている…ということ状態をどう考えるのか?やっぱり投げかけておきたいなって思いました。既に18歳選挙権なので、大学1年生はでも4月には…それぞれ選挙管理委員会から投票するためのご案内が届いていたはずなんですよね…。

ですので、「選挙権の行使」をする機会がなくなってしまう、つまりは「無投票当選」という状況がじわりじわりと広がっていることを頭の片隅にでも止めて置いてもらえるとありがたいなと思うのでした。私が話をした後に、意見交換などできる時間があるtおもっといいのですが、いまどきの大学生は出席チェックと言うことで、「感想」を書くのが一般的…。今回もみなさんの感想をいただくことができたので、なるべく早くコメントをつけてお返ししなくては!と思っております。

ところで、話しは変わります。

今朝…今年のはじめに子ども教育委員会で勉強会を開き、市教委から「コミュニティスクール」のレクチャーを受けた時からずっと気になってきた和田中学校の「朝プロジェクト」(ちょっと古いですが参考)…英検対策にむけた学習を地域の方々が支援をされているという取組みについて、しらた満議員と一緒に見学してきました。

生徒さんがいらっしゃるので、なかなか写真を撮影することも難しかったわけですが、早朝から地域の方が学校にいらっしゃり、今日は2次試験対策で面接の練習が行われていました。英検で2次試験があるのは3級から。3級、準2級、2級とそれぞれ生徒の皆さんはクラスを分かれてレッスン。今日は3教室に分かれ、4名の市民の方が対応されていました。もちろんいずれも、海外経験豊かと思われ…生徒の皆さんと英語で会話。

2次試験対策ということで、生徒の数は少なめでしたが、1次試験をめざして、このプロジェクトに参加していた生徒数は100人を超えていたというのがすごいですね。学校に定着し、お馴染みの取組みでもあり、生徒の皆さん(早朝から生徒を登校させる保護者の皆さんも含めて…)も積極的に参加し、活用している様子です。

校長先生は「子どもたちの勉強に対する意欲の向上を感じる。」とおっしゃっていましたが、出席欠席についても意外とゆるやかになっているようで、とあるレッスンでは「マンツーマン」体制になっていました。また、副校長先生は「英検の2次対策に特化した面接練習などを学校の授業時間で取り入れることは難しく、地域未来塾(多摩市が全小中学校で実施していて、授業時間以外に地域の方々が「学習支援員」として子どもたちの補習などを行う取組み)の一つのメニューとして行えることはありがたい。」と話しておられました。

確かに、こうした取組みで成果が上がっていればこそ…学校側もともに歩むことが出来そうですね。いつもよりも早い時間に子どもたちは登校し、地域の方々は子どもたちを迎え入れる側でそれよりも早くに来校される、そして、地域のお世話になっている方々をお迎えするためには、学校側も受け入れをしなければならないですから…副校長先生、あるいは校長先生もかなあ…相当早くに学校に来て、準備をされているようでした。そのことにも頭が下がります…私は。学校の先生の働き方改革云々と気にしていたらできないかもしれない取組みかも…なんて、ちょっぴり、私が思ったことでした。

そういえば…ということで、「日本一英語が話せる児童・生徒の育成」というすごすぎる目標を掲げ、多摩市をあげて、シティセールスの一環としても取り組んでいる「オンライン英会話」の取組みはどうなっているのでしょう?しらた議員と一緒に見学をしながら、「最も気がかりな点」として一致しましたので、その後のフォローについてもしっかりと成果のチェックをしていきたいと思います。

いずれにせよ、朝プロジェクトとして実施されている取組みは、地域の方々の協力合ってこそ!と思うわけですが、学校側の努力もあるんだろうなって感じたひとときでもありました。早朝からおしかけさせていただきまして、ありがとうございました!

 

 

 

やっと控室の環境が整いました!

今まで…7人で使用していた控室でしたが、会派の人数が4人になったので、控室の大きさが半分になりました。前は、控室を広くするために「壁」というのか「仕切り」を撤去する工事を行ったのですが、今度は縮小するために「仕切り」を再設置するというわけで、100万円以上もかかるということが代表者会議でも話題になったそうです。つまりは、「工事をするなんて、もったいない。」という主張があったやに聞いているのですが、「必要なものは必要。」ということに落ち着いたそうです。議会では3人以上が交渉団体。交渉団体になれば「会派」として控室を使うことができます。1人、あるいは2人の会派の場合には「その他」としてみんなで1つの部屋をシェアする感じ。半分になった控室のお隣を、1人会派の方々が使用することとなります。

そもそも「控室」というのは、議会が行われるときの使用される議員の居場所みたいな意味合いがあり、「仕事場」というわけではなく、あくまでも「控室」…舞台などなど出演待ちする人のお部屋の名前と同じですね…。要するに日常的に使用される場所ではないということです。
でも、今は、控室を「仕事場」として使用している議員さんも多く、議会がない時にはまったく使われていないということではなく、各会派ごと日常的にも打合せ等など、結構、活用されているような気がします。

そんなわけで、新しい仕切りが設置され、カラーが若干明るめなので、お部屋全体も明るく感じられます。今週は13日は木曜日から第2回定例会が開会します。会派での打合せや会派での意見交換や情報交換を落ち着く環境でできることが何よりもありがたい。ようやく会派での活動も本腰入れられるかなあ。

 

みどりがジャングル化する?!

梅雨入りしましたね。今日は、月に一度…かなり楽しく参加しているミーティングがあるのですけれど、そこに参加しておられる方がしげしげと多摩市の‘みどり’をご覧になりながら、「散髪をしてあげないと」とおっしゃっていました。まさに、「ジャングルになる前に・・・・」というのはそのとおりなんですよね。

雨が降って、薄暗くて…人通りが少ないと…こわい。私もそう思います。自転車のペダルをこぐ足が2倍速くらいになりますから…。

子ども教育常任委員会から生活環境常任委員会になったので、時間があると市内あちこちの公園、街路樹、道路など見るように心がけしている今日この頃です。

 

昨日の高尾山学園へ行って、見てきたことのいろいろが思い出され、午後からも一般質問に関連しても意見交換と情報交換などしていて、かなり白熱。やらなければいけなことはたくさんある。でも、できることはどこからなのか?そのことを一般質問を通じて、まずは明らかにできるといいなと思っています。

そして、未だ把握されていない子どもたちの実態を掴むことですね。先日話題になっていたNHKの調査でも登校することに気持ちが向かない子どもたちの存在が明らかになっているので、多摩市の実情をどのように把握をしているのか?その必要性を感じているのか感じていないのか、そしてまた、必要と考えるのであれば、そのために何をするのか?あるいは何ができるのか?そのことを少しでも前向きにやりとりできればいいなって思っています。それにしても2年ぶりに一般質問するわけなので、ちょっとドキドキしてしまいます。週末はその準備をもう少し進めておかないといけないと考えています。

高尾山学園に行ってきました!

 

パソコンを買い替えたのですけれど、設定が上手くいかない…ということで、やっぱり長年愛用してきたパソコンをしばらくは使うことにしました。昨日は帰宅してから、パソコンにかかりきり。

そして、今日は気を取り直して、朝は聖蹟桜ヶ丘駅で宣伝活動をしてから、一般質問の答弁調整というか、教育委員会で答弁書作成をしなければならない皆さんからのヒアリングを受け、意見交換をし…そして高尾山学園に行ってまいりました!斉藤れいな都議と同じ会派のみなさんとご一緒させていただきました。

まずは、やっぱり…昇降口のところで校長先生がお出迎えを下さったというのは印象的。事務員の人とか、副校長先生ではなく校長先生自らが!こうした心遣いというのか、ありように学校そのものの姿勢が感じられますよね。「かつてはクローズだったけれど、今はオープンにしている」とおっしゃっていて、年間を通じて多くの視察を受け入れているので、児童や生徒の皆さんも抵抗感は少ないとのことでした。

とは言え、環境変化に臨機応変に対応することが難しい児童や生徒の皆さんもいるのではないか?と思っていましたが、実際に学校内での子どもたちの様子を見ていて感じたのは、「安心して通うことができていること。学校にいる大人が何かあったら守ってくれるという信頼感を持てていること。」でした。つまり、見学者がいたとしても、落ち着ける状況にあるのではないか?ということですね。多摩市の適応指導室でさえ、「児童生徒への配慮」ということで、実際の授業の場面を見学するということはなかなか難しい。もちろん、先日伺った、調布市の「はしうち教室」の場合も同様でした。

うーん、どこに違いがあるのか。黒沢校長は「子どもたちは見学者が来ることを拒否はしていない」ともおっしゃっていました(拒否する子どもたちばかりではない…ということかもしれませんが)。

「まずは、家から一歩外へ。そして、人との関わり、学力を」というのが高尾山学園の設立趣旨。学校に向かうことが辛くなり、足取りが重くなって充電することを選んでしまった子ども。動けなくなってしまった子どもたち…何よりも一番最初に子どもたちが「高尾山学園は大丈夫」と登校してくれることが目標なのです。安心感を得て、学園に足を運べることが第一優先なのです。もちろん、学校ですし、分類的には「不登校特例校」ということで、授業時間数が一般の学校よりは少なく設定でき、表現活動やソーシャルスキルの向上をめざすオリジナルのプログラムなどの独自の取組みはありますが、子どもたちの思い通りの好き勝手ではありません。個別学習も含め、各教科の授業もあります。でも、一般の小中学校のように「強制」ではない。授業の途中であっても、心が疲れてしまう場合には…プレイルームなどで休息をとることが可能です。

 

多摩地区初の民間人校長(今は都内で唯一のよう)の黒沢正明校長より、かなり中身の濃く子どもたちの様子、不登校支援の現状について説明をいただいたのですが、高尾山学園に併設されている八王子市教育委員会の「登校支援チーム」の方も同席を下さいました。

ちなみに高尾山学園には、高尾山学園に転学することをめざす適応指導教室「やまゆり」があり、こちらは市教育委員会の管轄。「まずは一歩外へ」ということで、いきなり高尾山学園に転学するのではなく、まずは、「やまゆり」に通うことで、登校することに慣れていくのかなと思いました。ちょうど「やまゆり」の帰りのホームルームの時間の子どもたちの様子を見ることができましたが、先生と子どもたちの関係性が良好であって、大人が子どもたちにていねいに関わっていることが伝わる光景でした。

その後、「やまゆり」の先生たちが、子どもたちが下校した後に一日の振返りをやっている職員室の様子。登校支援チームの事務室内の一角にあります。スクールカウンセラー、あるいはスクールソーシャルワーカーのみなさんと同じ事務室内にあり、日常的な意思疎通がスムーズにできる環境にありそうです。

学園内を30分以上かけて案内をしてくださったのですが、印象的なのは、各教室の一番後ろのところにテーブルがあり、ジグソーパズルがあること。クラスのみんなで完成させていくそうです。仲間がいて、協力して、一つのことを成し遂げる経験。学園の子どもたちはそうした経験に乏しい傾向があり、ジグソーパズルで一番最後の1ピースをおさめたときの感動をみんなで共有するとのこと。

そして、畑!ここは、近所のシニアの方にボランティアで支援をしてもらっているそう。学園の裏門から入ることができるとてもいい一角になっていて、ちょうどボランティアの方が木陰で休む姿をみることができました。不登校の子どもたちが通う場所だからと言って「閉じていない」…地域にもしっかりと開いている…「コミュニティスクール」とのことで、校長先生は地域との関係をとても大切にし、地域の力を学校の運営に活かしておられました。畑から収穫された実りを活かした「収穫祭」を行い、地域との交流も深めておられるようでした。

そもそもなぜ、高尾山学園?…開設当初は「特区」だった記憶があります。八王子でなぜこんな取組みが出来たのかと言えば、「今までにはない不登校対策をやる」という当時の市長の一声だったそうです。八王子市は高尾山学園の運営のために今年は予算が4800万円とおっしゃっていました。これは八王子市が支出している予算額です。東京都は一般の学校と同じように教員配置などをしており、その予算は別。八王子市は独自でスクールカウンセラー、プレイルームの運営(学校の中に児童館があるイメージ)に児童厚生員の雇用などなど…専門性のある、スキルのある人材登用をし、大人が子どもたちにしっかり向き合える体制をつくっていました(それでも足りないのかもしれない…とも感じましたが)

子どもたちのさまざまなエピソードを聞きながら、校長先生が何度かおっしゃっていたのは「たくさんの大人が子どもたちに関わって」ということでした。小学生の場合には、高尾山学園に通い半年くらい経つと快復に向かっていく兆しや手応えを感じ取れるようです。子どもたちが高尾山学園でどんな風にエネルギーを取戻していくのだろう?そのプロセスを肌で感じることができたとき、子どもたちにとって必要な支援がもっともっと見えてくるような気がしたのでした。

高尾山学園で「教員研修」をやってほしいと思いましたね。一般の小中学校で優秀な教員であっても、ここでは通用しない場合がある(というかそれがほとんどでは?)わけで、ここの教職員の皆さんの努力は並大抵ではないでしょうね。子どもたちにとってつまらない授業しかできない教員の場合だと…「心を休息させる」ために、児童や生徒たちが授業中に教室から退出してしまい…「そして、子どもが居なくなった」なんてこともあるかも。子どもたちが教室から退出をしてしまうような授業をする…ダイレクトな授業評価は教員の皆さんにとってもいい緊張感につながりそうですね。

斉藤れいな都議、森沢きょうこ都議、おくざわ高広都議、貴重な時間をご一緒させていただき、ありがとうございました!そしてまた、高尾山学園のみなさんもありがとうございました!

 

 

 

全国初「はしうち教室」に行ってきました。


昨年4月に調布市で開設された「はしうち教室」の見学をさせていただきました。一般質問で「不登校対策」を取り上げるので、どうしても議会が始まる前に見ておきたいと無理無理をお願いして、対応していただきました。5月までは新学期が始まったばかりで落ち着かないということで視察の受入れはしていなかったようです。市教委も学校側も何かと忙しいわけなので、できればご遠慮いただきたいという感じだったのかも…とちょっぴり感じたわけですが、少しのj間でも対応していただけたことに感謝しています。

「はしうち教室」というのは、不登校特例校として開設された学び舎。調布市が全国で初めて、調布第7中学校として設置されています。しかし、「学校ではない場所」に設置する条件になっているらしく、第7中学校からも程よい距離にある大町スポーツ施設の一角にありました。とても静かで落ち着いた佇まいのある住宅街が子どもたちの居場所になっていました。ちょうど、私が伺った時間は子どもたちが下校するころでしたが、入り口ではとても明るく挨拶をしてくれる子どもたちばかり。本当は授業の様子なども見れるとよいなあと考えていましたが、繊細な子どもたちが多いということもあり、そこは今回はナシ…としたのですが、子どもたちにすれ違うことができ、ラッキーでした。

今日の視察の目的は、「どんな場所に不登校特例校があり」「どんな勉強スタイルになっているのか」そしてまた、「設置するまでにどんな経緯があったのか」を知るということでしたので、そこは十分に目的は達せられたと思います。不登校特例校にすると、東京都から正規職員(先生)が配置されることになり、そのことが一番のメリットと話をされていました。

確かに、多摩市でも学校とは疎遠になった子どもたちが通うことのできる「適応指導教室ゆうかり教室」がありますが、ここを指導している先生は、一度、ご引退されたというのか、定年退職を迎えられた方ばかりで、言ってみれば第2の就職をされた方が中心、そこにプラスしてフォローするピアティチャーなどが入っている感じ。ですので、正規の先生がしっかりと子どもたちの学習面をサポートできる点はプラスになるでしょうね。

クラスは学年別と言うのではなく、みなで一緒に学ぶ形ですが、でも教室は2つありました。特徴は子どもたちが向かい合って席に座ること。そしてまた、席は決まっているのではなく、毎日くじ引きで決まるのだそう。また、教育課程についてはいわゆる文科省の定めによるところの授業時間数の80%以上あれば良いと伺っていましたが、105時間程度少なくなっており、授業科目についても「表現科」やコミュニケーションスキルを高めるためのソーシャルスキルトレーニングなども取り入れており、工夫がされているようでした。個別学習の時間ももともと時間割の中に入っています。ちなみに、「表現科」を充実するために、東京都から配置される4名の正規職員のうち1名は「美術」の先生だと伺いました。

さて、調布市が「はしうち教室」を設置することとなった経過…やはりここが大事ですよね。全国で初めての取組みになるわけですから、それ相当の理由があったのではないか?と考えていました。想像通りのことでして、「はしうち教室」はその前身が調布第七中学校に合った「相談学級」だったと言います。相談学級と言うのは通級指導を行う学級であり、そしてまた、調布市には適応指導教室が存在しない…ということも伺いました。相談学級は昭和61年から設置されていたそうですから…って、1986年ですから、すごく歴史がありますね。ちょっとだけしか説明を伺うことができませんでしたが、不登校気味の子どもたちが通う場所として、地域でも定着する学級として存在し、認知されていたように感じました。

要するに、相談学級をバージョンアップさせての「はしうち教室」であって、新しい取組みであり全国で初めての取組みとは言え、不登校特例校としてスタートさせるために文科省や東京都との協議はかなりハードだったようですが、しかし、下地は十分に持っていたというわけですね。「調布市だから取組めた!」って正直、それが私の感想です。特に開設するまでのプロセスについての話し…サラッと聞いているだけではわからない苦労があったに違いないと思われます。しかし、関係者への説明など非常に丁寧に重ねられていることがわかりました。

 

ところで、「はしうち教室」…「はしうち」というのは、説明に寄れば「卵から雛がかえるときに、雛が殻の内側をつきやぶろうとする状況に、親鳥が外側から援護して殻を壊す行為」を表す言葉なのですが、子どもたちで決めた名称だと伺いました。もともと設置されていた相談学級で作成していた文集のタイトルが「はしうち」という名前だったので、子どもたちにとっては難しいものではなく、親しんで使うことのできる名前だと。個人的には…一番最初に文集のタイトルを「はしうち」と考えた人物に会いたくなりました。

パソコンのできるお部屋もありました。保健室がないのがちょっと心配…ということ。また災害時などの危機管理のことも少し課題があると伺いました。なぜなら、学校の管理職は日常的に「はしうち教室」にいるわけではないので。ただ、校長先生は「はしうち教室」にも気を配りながら、日々の学校運営をしている様子。子どもたちと一緒に課外学習というのか高尾山にも登ったようです。子どもたちうれしかっただろうなあって思いました。

校長先生です。今年の4月から異動されてきたばかりとのことです。でも、すごく前向きというか、お話しをしていて楽しく親しみのもてる先生でした。時間を経てから、もう一度お話しを聴きに来ようと思いました。

「はしうち教室」は各学年と言うか、中学生が対象になっていて、1年生から3年生まで各学年定員は15名です。でも、15名いっぱいいっぱいになることはなく、4月の始まりは余裕をもってスタートをしていると伺いました。これは多摩市の適応指導教室も同様ですね。学期が進むにつれて、転校する子どもたちが増えていくとの話です。ただし、中学校3年生については進路指導があるため3年生の1学期で転学受付は終わると伺いました。不登校の状況にある子どもですので、家から外出し、「はしうち教室」に登校するというのもとってもハードルが高いこと。まずは4週間ほど体験期間があり、その様子を見ながら、教室に入れるかどうかについても市教委含めて判定をするとのこと。ニーズが増えているようですが、先にも書いた通り定員もありますし、「はしうち教室」を不登校になってしまわぬよう、子どもたちの心の状態も見極めていくそうです。

まだ、昨年度開設されてから、第1期の卒業生を送り出したばかり。まだまだ取組みとしてはこれからこれから・・・という段階であることも垣間見えたような気がします。ただ、やっぱり不登校の問題については心を痛めている方がたくさんおられますし、調布市でも「はしうち教室」にも通えない子どもたちへの対応のことも課題と話しておられました。ただ、私が感じるのは…「はしうち教室」の存在により、不登校にある子どもたちへの対応について、長い目で取組んでいくことの必要、あるいは「学校に復活、復帰させること」を目的とした不登校の指導をしないことが何となく共有化されているかなと。そんな気がしました。これから多摩市でも不登校対策に取り組むときの大事な視点だと考えています。

しかし、やっぱり全国初めての取組み!着実に発展してほしいですし応援したいなと思います。注目されているだけに…。鹿児島などからも問い合わせがあると聞きました。不登校の子どもをお持ちのご家庭にとっては、こうした場所があるのなら…という気持ちにもなりますし、他地域からでも通えるのならば…とも思いますよね。残念ながら、今のところはもちろん調布市民が対象。

これが入口です。とても短時間のヒアリングとなりましたが、やっぱり現地に足を運ぶことは大切だと思った次第です。いただいた資料など、もう一度読み込んでおこうと思います。調布市教委の皆さんと、調布第七中学校の校長先生に心から感謝しています。ありがとうございました!

議案説明が行われました。

ピンクのガーベラが主役のアレンジメントをいただきました。私は「黄色」が好きなんですが、やっぱりガーベラは「ピンク」がいいですね。花言葉は「感謝」です。お花をプレゼントするとき、やっぱりちょっとだけ花言葉を気にしてみることは大切だなと思う時があります。ピンクのガーベラは、花言葉を知らずとも選びたくなるお花ですけれど。

さて、今日はいつもどおりの朝を迎え、永山駅へ。一週間ぶりの永山駅にもかかわらず、二日間も自宅で寝込んでいると随分前のことのように感じてしまい、「久しぶり感」がありすぎました。不思議です。

その後、会派の打合せがあり、市長から全議員に向けた議案説明会がありましたので出席してきました。大きな争点になるような議案は見つからないと言えば見つからないわけですが、それでも、公共施設の使用料改定、あるいは総合体育館や多摩東公園の駐車場の有料化の実施に向けた条例改正なども提案されていて、それなりに議論をしていく必要があるだろうなあと思っております。

ところで、6月の議会は新年度が4月から始まったばかりとは言え、やはり必要に迫られた補正予算も出てきます。今回は、3月の議会でかなり議論が白熱していた受動喫煙防止条例に関わり、喫煙スポットにおける環境整備の予算なども盛り込まれていて、それが結構バカにならない予算だなと思っております。しかし、多摩センターや永山駅前の喫煙スポットの環境については、条例が施行される10月までに場所の移動も含めて検討され、実現するかわからない状況なのか・・・?正直、今の喫煙スポットの場所・・・抜本的に環境改善が図られないと、条例を制定しておきながら…と言われかねません。そしてまた、条例制定を認めた議会にも責任の一端が問われかねないとも感じるわけです。多摩センターや永山駅前の喫煙スポットが今のままで継続されてしまうとすれば、条例施行時期をさらに延期する方が良いのではないか?とも感じます。

また、公園などについても喫煙は「原則全面禁止」となっており、そのこともかなり議論の的になっていました、特に子どもたちの利用が少ない夜間や早朝の時間帯については一定程度喫煙を認めるような方向になるようなことが説明されました。時間帯などどうしていくのかしら?と気になっていますが、そのあたりは改めて説明されることになるでしょう。いずれにせよ、公園には「禁止看板」がまた一つ二つと増えることになりそうですね。

それから、議会選出の監査委員の人事については橋本由美子議員が提案されました。「議長+副議長」にプラスして「監査委員」というのが議会では三役みたいに言われています。そんなこともあり、今回の生活環境常任委員会は議長がいて、副議長がいて、さらには監査委員も・・・・???などと予測し、私も委員長をお引き受けしたわけですので、この人事については「なるほど」というか「やっぱり」というのか・・・委員会に議会の三役が勢ぞろいしているのも珍しい。いよいよ6月議会、一般質問の通告書は提出締切が明日の午前中ですが、既に本日の朝提出できたので、気持ちはスッキリ…あとは議会に向けた準備をまた少しずつ進めていきます。

ちなみに一般質問はいくつかの課題を取り上げることも考えたのですが、項目はひとつに絞り込み「多摩市の不登校対策」といたしました。提出した本文を掲載しておきます!<2019年6月 一般質問通告書(岩永ひさか)>