手話講習会中級クラス始まりました!

昨年度、手話講習会の初級クラスを無事に?終了できましたので、今年は中級クラスを受講することにしました。年間36回というのは、かなりハードですが、昨年も一年間一緒に学んできたメンバーの多くとともに進級することとなり、互いに励まし合いながら…スキルアップをめざしたいと思います。

講師の先生から「手話は見る言語」という説明があり、伝えようという強い気持ちを持つことが大切と秘訣を教えていただいたわけですが、相手のイメージ力を引き出せるように表現力を身に着けるということで、顔の表情、あとは正確な手話表現(と言っても、手話表現にも方言に地域ごとに若干の違いがあったりする)をしっかりと覚えることが求められます。…意外と…‘覚え込む’ということが大変なのですが、英単語を暗記するよりは楽しい感じがしています。出席日数をまずはきちんとクリアできるように臨みたいと思っております。

さて、今日は一般質問に向けたヒアリングなど、市民の方からお話を伺いました。いくつかの課題が見えてきましたが、何よりもスクールソーシャルワーカーの存在が大きい。そのあたり、現状を把握など、もう少し突っ込んで調査活動をしていかねばならないと考えております。…というよりか、今までいくらやっていても…ほとんどとは言いませんが、あまり成果が上がっていない不登校対策ですので、ここできちんとやり方を変えていくというのか、現状の課題と向き合わない限り、状況を変えていくことは難しいのではないかと考えております。調布市の「はしうち教室」の見学を予定に組み込めるといいのですが。

というような感じで、久しぶりの一般質問に向けた調査活動を楽しんでおります。市の取組みも、市教委の取組みも、着実なる積み重ねがあってこそ、力が発揮されていくような気がしております。スローガン頼みではなく…というわけで、今まで見に行けなかった場所に足を運ぶ、話しを聴きたかったところへ足を運ぶということを大切にした活動を重ねていきたいと思っております!

そして、手話言語条例制定に向けての取組みも進めたいなあと考えています。

さて、臨時議会に向けての。

 

市議会では新しい会派構成も決まり、臨時議会に向けた準備が進んでおります。私は新しくつくった「フェアな市政」という会派での打合せ、そしてまた、会派の人数が4名になったので、控室が半分に仕切られることとなりましたので、大掃除というか控室変更に伴った部屋のレイアウトの変更など・・・結構、雑多にいろんなことやっています。

先週金曜日には代表者会議があり、議会人事の決定をしました。一部事務組合、あるいは議会代表として出席をするポストがいくつかあるために、そちらを決定し、また、常任委員会など・・・まずは「会派」でポスト取りが行われました。大会派順にとっていきますが、常任委員会については、総務、健康福祉、生活環境、子ども教育と4つに分かれているため、私たちの会派の場合にはそれぞれ一人ずつということになります。具体的に誰(どの議員)が、どこを担当するのかについては、明日の正午までの会派ごとに決めて報告することになっています。ちなみに私たちの会派は3名以上で「交渉会派」になっていますので、議会運営委員会にも参加します。

そして、正式な決定は、今週木曜日16日の開催される臨時議会で決定します。ちなみに議長、副議長、各委員会の委員長や副委員長も臨時議会の際に決まります。議長は大会派から選出されていくのだろうなーという感じです。議長、副議長選挙の時の所信表明は希望者がいれば行われますが、いなければ実施されません。所信表明を行うかどうかによっても、開かれた議会に対する議長や副議長のスタンスも見えてくることは一目りょう然と考えています。

 

さて、週末、マンションのみなさんと一緒に高尾山に登ってきました。意外と混雑しておらず、とても快適に登ることが出来ました。100回以上も高尾山に登っているというベテランの方に案内をしてもらいながら、今回は6号路で頂上まで!下山は5号路を楽しみながら…たぶん半分弱くらい下山したところで、一緒に居た方の携帯電話がビジターセンターに届けられていることがわかったので…せっかくなので、再び頂上まで戻って、また下るという思い出深い一日にもなりました。予定では下山もゆっくりと楽しみながらと思っておりましたが、途中からはリフト。久しぶりのリフトを満喫!完全にリフレッシュしてきました。

そんなわけで、選挙後は連休に入ってしまったので、今朝は久しぶりに朝の永山駅にて街宣。同じ会派のしらた議員とご一緒しております。そして、会派で打ち合わせをし、遠藤議員、藤條議員が自民党の皆さんと一緒に会派を組んで議会活動をされるということですので、会派の控室の引っ越しをせねばならず、それにも立ちあいながら、掃除などを手伝ったり…それから、南大沢の法務局へ行き、選挙の際の「供託金」返還の手続きをしてまいりました。

ちょっとずつの用事も重なれば、結構いろいろあるんですよね。今週中に、今までやりのこしてきた必要な事務作業などをやったおかねばならないなーと思っております。税務署へ行ったりとか…。あとは、いくつかの宿題もありますので、そちらもやっておかないといけない。最近、いろんなことをお願いされることが多いので、きちんとメモをしておこうというのが新しいマイルール。

統一地方選挙の総括…ということで。

購読者の多くは議員…らしいのですが、「統一地方選挙総括」というタイトルで座談会企画をしているとのことで、参加させていただきました。北川正恭先生、小林良彰先生…お二方と並んで座談会をするのか…ということでちょっぴり気持ちが重たかったわけですが、せっかくの機会と言うことで加わらせていただいたのでした。

改めて実感したこと…それは「地方議会」と一言で表現されてしまうわけですが、その横顔はそれぞれの自治体ごとによっても多少異なるということですね。やっぱり、多摩市のように東京都(都会)に立地している自治体の議会と、いわゆる地方の町村などの議会との様子は異なるわけですし、十把一絡げに語ることはなかなか難しい。その土地土地の歴史風土そのもの、自治体議会が築いてきた歴史や文化とともにその在り方、あるいは選挙の様子なども違うのだろうなあと。そして、私が座談会の場で話せることと言うのは、‘あくまでも多摩市の場合には’ということに留まり、「統一地方選挙総括」ということで、先生方が全国を捉えてお話をされていることに安易に横から口を挟めない感じがありました。先生たちがおっしゃっていることは「正しい」けれど必ずしもその論評が当てはまらない場合もあるなと。そんなわけで、座談会とは言え、単に私は先生たちからのご意見に頷き、そばで聴いている感じに終始しておりました。例えば、北川先生は「地方議会が変わっていくきっかけ、兆し」を感じた選挙結果だったとの話でしたが、私は自分自身の選挙を振り返って、先生がおっしゃるような実感を持てていないとも感じたり。マクロとミクロの視点の違いかなと感じておりました。

いずれにせよ、とてもいい経験になったことは確かですが、地方議会の在り方を規定している法律そのものの見直しが重要であること等…小林先生がかなり丁寧に解説を下さっていて、それはおそらく座談会企画の紙面にも掲載される内容になると思っていますが、個人的に学びの多い座談会でありました。

そういえば、昨年…「政治分野における男女共同参画推進法」が成立したわけですが、しかし、結果的には女性地方議員割合…全国で見れば「約18%」に留まるということ…どう考えるべきなんでしょうね…。それでもこれ…過去最高!小林先生が「能力差」ではなくて「環境差」という指摘をされていましたが、やはり男性と女性では…立候補するにも取り巻く環境が大きく異なっていて、女性が出にくい…というのはその通りでしょうね。でも、環境を整えたところで女性がトライするかと言えば、なかなかトライしようと思える魅力が出せていないのが今の地方議会の実情ではないかとも自覚していますが。まちづくりや暮らしを変えていくために地方議員にならなくとも、NPOなど起業するという選択肢もありますし。

最終的に…私が思っていること…「有権者の半分以上が投票に行っていない」という状況や「投票率が年々低下している」という状況をどう受け止めるのか?ですね。地方議会に携わる自らを振り返り、「市民にとって地方議会は必要なのか?」と問い直してみることも大切かなと。逆に言えば、どんな地方議会であれば、魅力があり、市民に期待され、市民からも注目されるのか?ということを私自身でもその答えを探り当てることをしなければ、行きつく先…「地方議会不要論」になりそうな感じがしてしまいます。そんなわけで、また、明日からもがんばります。

福生市へヒアリング調査。 

福生市の加藤育男市長は桐朋つながりの大先輩で、昨年もそのつながりで教育施策についてヒアリング調査を行ったので、そのフォローも兼ねて、川越教育長にお話を伺ってまいりました。市長は忙しいかなあと思いましたので、連絡することを控えましたが、市議会議長会あるいは基地協でもとてもお世話になった福生市議会の杉山行男前議長にもご挨拶をさせていただきました。

「とにかく教育が大事。教育に力を入れなければならないということを議員はみんな現場を見ながら感じている。」と杉山前議長がおっしゃっていましたが、一般質問でも「教育施策」に関連する質問をする議員さんがとても多いそう。そういえば、「教育費だけがどんどん膨らんでいく…」というような(うれしい?)市長のつぶやきがあったやに思い出しましたが、福生市の教育に対する力の入れよう、そしてまたそのためにしっかりと計画をつみあげていく手法…非常に参考になります。今日の話の中心は不登校への対応にどう取り組んでいくか?という視点で川越教育長にご意見を伺ってきたのですが、「教育福祉」という言葉がひとつキーワードになりそうですね。私も自分自身の政策の中に「教育福祉」という言葉を用いているのですが、この視点から改めて施策を捉えなおし、そのために必要な体制を構築していくことも必要ではないかと思っております。一足飛びにはいかないはずなので、さて、ここをどうするのか?ですね。

いずれにせよ、そもそも、不登校に対する課題意識の高まりはあり、多摩市教委も一見取り組んでいるかのような印象もありますが、しかし、その取り組みが成功していれば、不登校の子どもたちの人数は減るはずですね。決して減少することはない、むしろ増加傾向にあるところ…。要するに、今の取組みが上手くいっていないとも言えるわけです。なぜ、上手くいかないのか?その要因を市教委が分析できていなければならないことを感じまして、早速、現場の実情なども調べていかねばと考えております。

川越教育長は諏訪中学校で校長先生を務めておられ、その後、福生の教育委員会を経て、落合中学校の校長へ。その後、福生の教育長に就任されました。そんなつながりで、時折、いろいろと意見交換をさせていただいています。川越教育長の素敵なところと言えば…やっぱり「生徒からの分厚い信頼!」ということにあるのではないか?と思っています。校長先生と生徒というのはやっぱり距離がありますし、それほど太いパイプでつながっている…なんてことは普通はあまり感じないと思いますが、私が諏訪中学校時代の川越先生の印象は違いました。校長先生と生徒との信頼関係がにじみだすというのか、子どもたちの姿からもしみだしている感じだったのですね。もちろん、そのことはひいては保護者との信頼関係にもつながってきますね。地域でもとても人気があったというのは失礼かもしれませんが、非常に評価をされていた先生でもありました。

そんなわけで、福生市のほそ川さんの川越教育長おすすめの「ごぼう天蕎麦」をいただきまして、もちろん間食しましたら、満腹になりすぎました。いろんな話を聞いてしまったので、それとも合わせ、消化するのが辛くなりつつ、帰路に就いたというわけでした。とても充実したヒアリングでした。ありがとうございました。

杉山前議長にもタイミングよく、お目にかかれてとてもうれしく思いました。杉山前議長もまた教育に対する想いがとても強く、意見交換が弾みました!

 

 

任期が変わって。

令和元年。10連休明けで、今日から本格始動なみなさんが多いのではないかと思っています。私、お休み中は…できる限り、何もやらずに過ごしました。パソコンも開かずに過ごずことを心がけ、SNSを見ることも極力減らし、その快適さを満喫してしまいました。

これからの活動をどうしていくのか?…とか、6月の一般質問に向けた準備…とか…あれこれ考えようかと思っていたのですが、それも一切やめまして…家事に徹した連休は「断捨離」がかなり進みました。モノが溢れすぎていることを改めて感じます。なるべく必要最低限でシンプルな暮らしをしていきたいと思っているのですが、なかなか思うようになっていないなと。それでも一体どれだけのごみ袋を捨てたでしょう?と思います。ていねいな暮らしを心がけていくことは、自分自身の振舞いもていねいにしていくと思っています。

一つひとつの物事に落ち着いて取組んでいく。

活動をしていく時に、今まで以上に大切にしていきたいことだと考えています。そして、地道にコツコツと積み重ねていくことの必要をいろんな人たちと共有していきたいと思います。「政治を変えてほしい」という要望…「今の政治のありかたがおかしい」とおっしゃる声を聴くことが増えていて、私も何とかしないといけないと思うことも多々あります。そしてまた、今の市政に対しても疑問の声を耳にすることもあります。ただ、不満の気持ちをつぶやいていてもきっと変わらないと思うので、どんなアクションをしていくことが必要なんだろう?ということも含めて考えていかないとと思うのです。一足飛びに変えることはできないけれど、でも諦めたら変わらない…現状維持がもしかすると自分たちが考えている前進とは全く異なるベクトルの方向に進んでしまうかもしれない…これは後退かな。

新しい会派‘フェアな市政’という名前にしました。‘フェア’…これからの時代のキーワードだと思っています。この言葉を一人でも多くの方と共有しながら、今の市政を含めて、政治の在りようを見つめ直していきたいなと。足元からできることは何かを考えていこうかなと。投票率がそもそも50%に届かない中で私たち市議会議員が選ばれ、活動しているということ…まずは、ここを肝に銘じなければなりません。ますます今まで以上の地道さが求められると考えているのです。

今日は朝は聖蹟桜ヶ丘駅で街宣活動を。同じ会派で活動する白田満市議と一緒に活動しました。その後、会派の会計を担当しますので新しく口座開設をし、その後、白田市議と一緒に新しい会派になったことなど含め、部課長の皆さんにご挨拶に伺いました。2年間…議長席に座ってしまったため、なかなか気軽に庁舎内を自由に歩くことができない感がありまして(当時の局長は「職員の立場からすると議長さんが直接、職員のところに足を運ぶというのは気になる」とアドバイスを下さったこともあり)…自分自身にとっては‘空白’を埋めなくっちゃなあ~という気分にもなっています。「職員を呼びつける」みたいなのがホント、苦手なんです…。

連休明け、徐々に活動開始。初めて議員になった時のようなドキドキした気持ちをちょっぴり味わっているのが不思議。議長と言う役職が外れる解放感でいっぱい。