哀しみと憤りのその先に。

ただただ言葉を失い、見つけることもできません。何をどう表現すればいいのかもわからないほどです。被害者が多摩市在住であったことから、市の公式ホームページでは市長コメントが掲載されています。

川崎市内で発生した事件に関する市長コメント
本日、川崎市内で多数の小学生たちが包丁で切りつけられ死傷するという痛ましい事件が発生しました。
亡くなった方の中には、本市在住のお子さんもいらっしゃいました。ご遺族には、あまりに突然のことで、お悔やみの申し上げようもありません。
事件の背景などは明らかになっていませんが、未来ある子どもたちを無差別に襲った許されざる犯罪であり、強い憤りを感じています。

令和元年5月28日
多摩市長 阿部裕行

私は尊敬する知人でもある藤田さんの発信を受止めたいと思います。

人間は原則として、自分が大事にされていなければ、他者を大事に思いやることはできない。

社会全体でこれ以上、凶行が繰り返されないように、他者への言葉の発信や想いの伝え方に注意をいただきたい。

哀しみ、そして憤り。想像するだけでも恐ろしい、痛ましく、言葉を見失ってしまいます。ただただ、被害に遭われた方のご冥福をお祈りするばかりです。

今日もいろいろなとこに。

今日はいつもどおりに永山駅での街頭宣伝活動の後、会派の打合せ。そして、多摩市手をつなぐ親の会の定期総会がありましたので会派メンバーとともに出席。毎回、全議員にお声がかかりますので、多数の議員の皆さんが出席しています。こうして多くの議員が参加して、共有できたことを議会活動につなげていけるとよいなあと思います。

その後…再び、中途になっていた会派でのミーティングを行いまして…その後、私は未だ使用しているWIN7のパソコンに不具合なのか、起動させるのが上手くいかなくなり格闘…何とか無事に立ち上がっていますが、そろそろ本気で買い替えなければいけないことを確信しながら、聖蹟桜ヶ丘で実施される「530キャンペーン」に参加してきました。

10月からはじまる多摩市受動喫煙防止条例に先立ち、今回は「ポス捨てタバコの実態調査」を兼ねるというのか、「吸い殻収集」にこだわり、ポイ捨てされていた場所はどこなのか?その本数は?などと細かく地図に書き入れることをしつつ、みんなで和気藹々とゴミ拾いしました。やはり店舗の前の道路などは、お店の人がきれいに掃除して下さっていることを感じますね。そのせいか聖蹟桜ヶ丘駅周辺、全体的にもきれいだったと思います。でも、吸い殻はすごかった。特に局地的というか、間違いなく「喫煙裏スポット」的な場所があるなあと言うことは実感しました。

ちょうど、聖蹟桜ヶ丘駅の公衆トイレが清掃時間だったようで、清掃の様子も少し拝見しておりました。高齢の方が清掃に当たられていることがわかりました。水を流して、便器をこすっておられる姿を見ていたのですが、使う人のマナーの問題がとても大切であること、そしてまた、昼間にもかかわらずトイレってどうしてこんなに暗いのか?とも思いましたね。節電なのか?何なのかわかりませんが、本当はトイレで用を足せば、すっきりするわけですが、公衆トイレと言うのはどうもトイレに入ると共に気持ちまで暗くなる感じ…いまどき、もう少し電気を明るくするとか、「明るい印象」を持たせる工夫が大切ではないかと思った次第です。

最後に参加者で集合写真を。

その後、私はずっと気になっていて足を運べていなかったので、ヴィータの7階に新しく設置された「オリンピック・パラリンピック推進室」を見学?してきました。ここの場所…紆余曲折しながら今は、社会福祉協議会のボランティア・市民活動センターが入居していますが、その奥のところに新たに市役所のサテライトオフィスのように新設されました。「室長」というのか、部長職が配置されているのですが、ここ担当する部長は、オリンピック・パラリンピック推進のみならず、市役所4階にあるスポーツ推進課の上司にもなっているため…市役所とこちらのオフィスを行き来しながら執務されていて、大変だなと思います。

7月21日はオリンピック本線に先立つプレ大会が開催されますので、職員さんたちも準備など等忙しくされているようです。やはり参院選挙の投票日と重なるのか?はたまた、ここに衆院選挙まで重なるのか…わかりませんが、今はまだ嵐の前の静けさという感じもしています。

オリンピック・パラリンピックへの取組みについては、いわゆる東京都、そしてまたもっと上部の団体の指示がなければ動けないらしい。推進室とはいうものの、「良かれ」と思って勝手に判断し動くのは禁物。いろいろ大変だなあということだけ理解できました。

個人的にはパラリンピックへの取組み、そしてまた、オリンピック・パラリンピックという祭典に合わせて実施されるアートプログラムの方にも興味関心がありますが、そちらは一体どうなっているのか?…よくわかりません。アートプログラムというくらいで、考えるなら、もっとパルテノン多摩が何か考えて動いてもらいたいとは思いますが、しかし、ちょうどオリンピック・パラリンピックの時期に合わせて大規模改修工事で閉鎖中等めぐりあわせになっているという…。

ま、きっとこれから機運が盛り上がっていくのか?とも思うわけですが、オリンピック・パラリンピックに向けてのまちの空気感そのものは「冷めている」と感じるのは気のせいでしょうか?

しかし、このクソがつくくらい暑くなっている5月下旬…7月下旬の頃はどうなっているのでしょうね?沿道沿いでの観戦と言っても、私はこの陽ざしには最初から負けてしまいそう。家でテレビで観戦するのでいいかなと思ってしまいます。チケット販売の抽選締切は明日ですが…。

そんなわけで、今日は530デーもガンガン日照りのなかでしたが、無事に終わって良かった。早く夕方になってほしいと思ってしまう今日この頃です…。先週の大雨が嘘のよう…。連休中の雹も…。

パルテノン多摩の事業計画説明会

 

 

今さらとはいわず、ようやく…と評価した方がよさそうですね…。多摩市文化振興財団による今年度のパルテノン多摩事業計画説明会なるものが開催されましたので、どんな感じなのかなと出席してきました。参加者は他の会場に比べて少なめということでしたが、ベルブ永山の視聴覚室に足を運んでまいりました。私を含めて参加者は6名でした。まあ、参加人数の問題は別にしても、こうして地域で説明会をして行こうと考えた意気込み?(意気込みはないかもしれませんけれど)というのか、「やったほうがよさそうだ」と一歩を踏み出したことについては前向きに受け止めたいと考えています。

参加者からの質疑応答を伺いたかったのですが、大規模改修工事内容の説明会と勘違いされていた方もいらっしゃり、説明会資料で出されていた改修後の図面などをご覧になり意見された方もいらっしゃいました。でも、多摩市文化振興財団としては「建物管理を任されている」という立場であって、改修工事内容のことまで踏み込んで回答することはできませんので、頷くこともできずに聞くしかないような雰囲気でもありました。

私は出席してよかったなと思ったのは「6月1日から館長職を置きます」ということだったこと。「館長兼事務局長」という肩書の方が就任するようですが、他市などでもかなり経験を積んでこられた方をお招きすることができたよう。今後にちょっぴり期待をかけようとも思います。すでに大規模改修後も多摩市文化振興財団は指定管理者になるような方向に話で調整が運んでいるようですし、工事中2年間、事業実施も大事かもしれませんが、それ以上に組織再構築をしてもらいたいと考えています。私個人的な意見ですが、パルテノン多摩が主催で新百合ヶ丘で「読響しんゆり名曲コンサート」が開催されていることには、いまいち納得しておりません。大ホールが使用できないことの代替措置なのかもしれませんが、そもそもそのために一体いくらの事業費が計上されているのでしょうか?

市民のための文化事業としてのコンサートなのか?…パルテノン多摩が「事業やっています」というためのコンサートなのか?…外向きのPRし、大規模改修後にパルテノン多摩への集客を向上させる目的なのかわからないのですけれど、私には何のための事業であるのか、どういう意図があるのか読み切れません。読売交響楽団をつなぎとめておくため?とも指摘される方もおられますが、大規模改修後にも「質の高い魅力的な文化芸術」を市民に提供するということが重点方針に盛り込まれているので、そこに則した取組みなのか?

いずれにせよ、館長という肩書のある事務局長が新たに設置されるようですし、組織再構築がスタートする=事業全体の在り方も再構築されると受け止めますので、引き続き注目をしていきます。

この週末も結構いろんなことがありました。

   

諏訪小学校の運動会、大学校友会のOB会の総会、そしてまた市の水防訓練が実施されたのですが、同じ時刻に娘の所属するボーイスカウトの団の総会がありましたので、今回は総会の方に出席。水防訓練は欠席してしまいました。あれこれと予定が重なるとどれかをチョイスしていかなければならず。ボーイスカウトの総会では飯島議員が顧問として挨拶をされ、そのまま水防訓練に向かわれたようですが、私は保護者として総会が終わるまでちゃんと出席。「組織を運営する」というのはやっぱりいろんな課題も出てくるし、難しいなあと…そんなことをいろいろ考えさせられた週末でもありました。

それにしても暑すぎる。この先が思いやられます…ということです。また、明日からの一週間!元気に乗り越えなくっちゃと思います。暑さ対策万全に!

「静」のある空間がいいなあと思う。

真夏日到来か…というくらいの暑さ。多摩中央公園…パルテノン多摩大階段上のきらめきの池の周りでは、カモの家族たちが遠目には大きな石ころにようにも見えるような感じで、避暑をしておりました。水温もきっと温くなっているというのか、この陽ざしにカモたちもまいっているのでしょうか?

多摩中央公園ではどこかの幼稚園の親子遠足?…とてもにぎやかでした。子どもたちの声を「やかましい」と感じる方もいらっしゃるのかもしれませんが、私は子どもたちの声は周囲に明るさをもたらすように思っています。そんな中、大池の周りの多摩中央公園のメンイの空間を通り過ぎて、園路に出るわけですが、だんだんと子どもたちの声が遠のいていくのがまたいい感じ。そして、私は富沢家に向かいました。恒例の「古代の器といけ花」の展示。今日から3日間開催しています。お花も素敵なのですが、古代の器…縄文土器を見るのもとても楽しい。いろいろ、想像力が膨らむので。

富沢家…展示がなくてもおススメです。お座敷の方から池を眺めるだけでも、「ん?ここはどこ?」と心が静まる空間です。わさわさと来館者がいるわけではないので、この景色を独り占めできるのがいいですね。自分なりの楽しみ方を邪魔されない感じがします。

今日は裏門側も開いていました。でも、私はいつもどおりで正面側から入りました。正面側からの風景が好きなのです。それにしてもこの暑さで、お花がすぐにクタクタになりそうで、3日間…展示をし続けるというのは、ケアがとても必要になりそうだなと感じています。

富沢家は周辺よりも気温はマイナス3度らしいです。独り占めできる空間には「静謐」を感じることもできます。とてもおススメ。大池のある周辺のにぎやかさを背中にした隠れ家のような場所。

ぜひ、「古代の器といけ花」…多摩市外からも楽しみに足を運んでくださる方もいらっしゃるようですが、市民のみなさんにも紹介したい企画の一つです。とは言え、人があまりワサワサといれば、それはそれで良いのかもしれませんが、私がこの空間に感じる静けさや佇まいを共有することはできないかもしれませんが。

せっかくなので、グリーンライブセンターへ。こちらも今週末でローズウィークが終わってしまいます。イングリッシュガーデンというのか、ピーターラビットを探したくなるような雰囲気。「和」を感じる富沢家から目と鼻と先にある場所に広がる異空間があることもまた、この公園の魅力だなあと感じるわけでした。

新緑美しい季節になると一気に森になってしまう…。多摩中央公園と言うのか、パルテノン多摩の駐車場です。もう少し見た目に配慮してほしいと思いつつ、手が入っていないこの感じに「天空の城ラピュタ」が重なるのも、悪くはないとプラス思考してみました。

そんなわけで、朝は会派で打ち合わせをし、会派紹介のための動画撮影(全部の会派が行っております)をし、市民の方と意見交換をしたりして、その後に足を運んだ多摩中央公園を堪能してまいりました。「静」を感じる自分なりの空間って、くらしにとって必要不可欠であることもまた実感できます。

 

その後、公務。生活環境常任委員会の委員長になると充て職としてお鉢が回ってくるのが「三多摩上下水及び道路建設促進協議会」です。同じく充て職で出席することになっている総務常任委員長、健康福祉常任委員長、そしてまた議長とご一緒でした。

ヤレヤレ…と思いながら、総会はまあ、セオリー通りというのか予定通りに無事終了。国会議員、都議会議員のみなさんが多数来賓として出席され、名前を紹介されたなら、さっとお帰りになるというのもまた印象的な集まりとも言えます。

さて、週末は市内小中学校でも運動会のところが多そうです。私、昨日は娘の学校の体育祭へ行ってきました。ここ2年間は議長公務と重なって、ゆっくり見るなんて状態ではなかったので、朝早くから出かけ、ばっちり閉会式まで見てきました。母校ですので、懐かしい自分自身の中高時代を思い出しつつ。私は、「つなひきと玉入れ」というその他大勢参加の種目に出るだけでしたが、私とは異なって花形のリレーなどに出場する我が子…親ばかですが、なかなか応援のし甲斐があります。気分転換のできた一日でもありました。

土砂災害警戒区域等に指定されてしまうの?!

先週末から、対象地域を区切りながら開催されている、東京都主催の土砂災害警戒区域等指定にかかる住民説明会に出席してきました。会場のベルブ永山のホールの座席は満席で足りなくなるほどでした。行政関係の説明会でこんなに混雑しているのも珍しいと思ったのですが、たま広報での告知を見て参加をしたというよりは、実際に「警戒区域」の近隣地区、あるいは警戒区域指定される土地の所有者など関係者には個別に案内が送付されていたようですね。私もマンションの敷地内一部が指定される予定になっていて、掲示板などで告知されていたことから、今日の説明会に出席しました。

もちろん、東京都側はありきたりの説明と言うのか、土砂災害防止法にもとづく東京都に課せられている責任を果たしたまで…というような立場での説明だったわけですが、しかし、土砂災害のおそれのある区域として指定された場合にどう対応するのか?と言えば、「財政的にも人的にも厳しい」ということになるらしい。

結局、まとめてみれば…「自助、共助、公助」ということで、土砂災害に備えるためには「行政の『知らせる努力』と住民の『知る努力』で土砂災害による人的被害をゼロに。」(パンフレット引用)ということのようです。

つまり、この説明会は「行政の『知らせる努力』」、「住民の『知る努力』」を具現化したものともいえるわけで、言ってみれば東京都とすれば(あるいは多摩市としても…かもしれないが)…「知らせる努力を怠ってはいない」で終わってしまうのか…。

具体的に「警戒区域」に指定した場所をどうしていくつもりなのか?についても何ら次の一手が示されるわけではなく、よくわかったのは、多摩市内で指定される予定箇所は、警戒区域、特別警戒区域とあわせて387ヵ所であって、東京都全体では約15,000カ所に上るということ。例えば急傾斜地で崩壊の恐れがある場合などを想定した防災工事など・・・一足飛びにはできなくて工事をするにも一定期間も必要で’億単位’の予算が必要になるので、なかなか難しいということ。

そしてまた、区域に指定したからといって、すぐに工事をする義務などは発生しないということ・・・・が明らかになったということですね。つまり、義務は発生はしません…単に知らせる努力と知る努力…身の危険を察知したら「早めに避難」することが大切であって、「逃げなさい!」ということになるようです。

もちろん、「それはないでしょう!」という参加者の疑問の声は出されていましたし、そもそも、調査の仕方そのものも個々個別の状態などを加味されているのか?などの指摘もされていましたね。全体説明会の後で、個別対応での相談時間なども確保されていたわけですが、説明者の東京都や多摩市のところにも住民の方が殺到しておられました。

不安ですよね。ものすごく不安と心配だけが渦巻いた説明会であって、「だから、どうすればいいの?」が知りたくて参加をされていた方にとっては納得がいくものではなく、残念ながら行政に対する不信感さえ抱かせてしまうような説明と回答だったのではないか?とさえ…出席していた私も心配になったほどでした。

多摩市としては、まずはハザードマップを作成し、それを全戸配布して、とりあえず「知らせる努力」を行うようですが、多摩市所有の法面などが警戒区域に指定されている場合などどう対応するのかについては未定ですね。この件、昨年末に都が土砂災害の危険のある区域かどうかを調べるための基礎調査結果を公表する段階でも、市の担当者含め、市民に不安が広がることを心配もしていましたが、しかし、だから公表しないということにはならないため、粛々と決められた行程を歩んでいる感じです。とは言え、不安を掻き立てるだけ掻き立て、心配の声は高まるものの、「逃げてください」というわけでソフト対策が大事と強調するだけに終始するので精一杯なのかと思えるような状態もまた無責任を感じるというのは当然のことです。

想定外の豪雨など、常識を超えるような状況がいくつも発生していることを思うと、決して他人事ではなく、市民に最も身近な多摩市として取組めることは何か、考えていかねばならないと感じた次第です。

終わってからも、入口の受付けのところで不安を吐露されている方もいました。説明を聞いて、さらに不安が増した方もおられたのではないかと。

そして、市議会からも数名参加をされていたので、他の方とも一度、意見交換してみたいなと思いました。フェアな市政からはしらた議員と私が出席。私たちもきちんと情報収集をしなければならないと考えています。

つねに備えを!

大雨。とにかく、ものすごい降雨量でしたね。雨が止んでから・・・というか、雨が降っている時から外出する予定がありましたので、そちらはこなしたわけですが、立派なスイカをいただいてしまいました。これでSサイズですけれど、スイカは8分の1の大きさにカットしたものしか買ったことがない私にとっては…うれしい悲鳴です。さて、どうやって食べようかと思っておりますが。

今朝は聖蹟桜ヶ丘駅の交番前のところで、「フェアな市政」の街頭宣伝活動(この言い方もあまり好きではない)をやる予定でしたが、この雨では…と断念。しらた議員は、そのかわりと・・・地域の見回りというのか、川を見に行かれたと言います。

 

ものすごい勢いで流れていますね。大栗川の写真ですが、川に沿っての遊歩道…危険レベルですね。わざわざ面白がっても歩行する人はいらっしゃらないと思うわけですが、「工事中の堤防が心配」としらた議員が指摘されている通り、写真を見るだけでも恐怖というか不安です。

「想定外」という言葉も既に耳馴染のある表現になっているわけですが、災害と言うのは忘れたころに、そしてまた、想像もできないような規模で襲ってくるものだと思われます。その意味でも、「つね日頃からの備え」をしておく必要がありますし、なんというか構え…‛心構え’が必要だと考えています。「想定外」に対する備えと言うのは…やりきれないということになりますが、しかし「想定外が発生する!」という心構えはいくらでもできる。

夕方からは雨が上がったので、私はいつもの通り、手話講習会に参加しました。ちょっといろんなことがあり、バタバタしての参加になってしまいましたけれど、初級クラスとは違って、緊張感あるクラスです。一緒に頑張れるメンバーがいるのがありがたいことです。せっかく受講しているので、ここで学んだことを身につけて、活かせるようにならないといけないなあと思っています。とは言え、とりあえず大事なことは修了するために必要な出席日数をクリアすること。まずはそこが目標です。

魅力のある企画が人を寄せる。

週末土曜日、旧多摩聖蹟記念館で行われたクラシックコンサートへ。以前にも、議員ポストにチラシが投函されていて関心があったのですが、なかなか行くチャンスがなかったので…やっと日程確保できた!という感じです。来場者の方、どのくらいいらっしゃるのかしら?…と思いながら、比較的早めに到着したにもかかわらず、会場はもう満席。ちょうど座席を増やしているところでして…私も1席をようやく確保できたという感じでした。私が座ってからも、まだ来場者は後を絶たず…と言うことで、座っているのが申し訳なくなるくらい。大盛況ぶりに驚いたのですが、聴くところに寄れば、リピーターの方も多く、そしてまた、口コミで広がっているようですね。演奏者のファンの方もいらっしゃったことと思いますが、区部からもはるばる足を運んでくださった方もいらしたようですね。問い合わせがあったと伺いました。

なかなか良き雰囲気のコンサートでしたが、改めて…立地とかではないなと…やはり企画内容の魅力が集客につながっているのだなあと感じたのでした。そのこと思えば、立地環境が駅から遠くない、徒歩圏で行けるような場所にもかかわらず、人の呼び込みが出来ているとは言えない公共施設(というか、頭に思い浮かぶのはパルテノン多摩であったりするわけですが)については、「なぜ、そうなのか?」の検証が不十分なのかもしれませんね。

とか、無伴奏のチェロを聴きながら、あれこれと関係ないことまで頭に思い浮かんでは消え…思いついては消え…というような時間を過ごしておりました。旧多摩聖蹟記念館の佇まい、静かで天井が高い空間に旋律が響くわけですが、ちょっと物悲しい響きもなかなか良い感じ…とか、自分なりに楽しむことができました。休憩をはさんで、座席はお譲りして、建物の外でも音を聞いていましたけれど、それもなかなかいい感じでした。

さて、今日は朝は永山の駅での市政報告からスタート。一般質問作成のための調査として、朝から夜まで…?情報収集活動でした。とても楽しく…意義ある時間を過ごすことができ、志高く地道に活動されている方の存在に触れることで、私自身のエネルギーもわいてくることを確信したところです。まとめの作業に入っていかねばと思っていますが、いろいろとヒアリングをすればするほどに、課題が次々と浮き彫りになったり、見えてくるのですが、それらを全て一気に解決することは難しいので、どこから取り組んでいけばいいのかを考えるのが次の仕事。来週は農業フリースクールを見に行く予定もありますが、梅雨時期なので、今からお天気を祈るばかり。

「誰のために」「何のために」…を問いながら、一つ一つの課題に誠実に、そして正直に向き合っていくことが大切だと確信した夜。わかっていても、意外と置き去りになっていることではないかな?と思ったので、あえてメモしておきます。

お花がきれいな季節になってます!

ぽかぽか陽気で気持ちの良い朝から始まり、今日は午前中は一般質問作成に向けたヒアリング。教育センターに足を運んできました。一つひとつ、自分の課題認識を整理していく作業を進めています。私は教育、福祉、医療の連携をきちんと進めていくべきと主張をしてきて、教育委員会にも保健師資格のある職員の配置をしてほしいと訴えていて、昨年、ようやく教育センター長として保健師資格のあるの課長が就任。これはとてもありがたいことでした。なおかつ障害福祉課とも兼務。これもまた私が実は私がずっと願ってきたことなので、体制が少しずつ整えられているので、さらにパフォーマンスを上げるべく工夫をしていく必要があるなと考えております。

実に2年ぶりに一般質問をすることになるので、2年前のことを思い起こしながら、取組みを進めているのですが…。まさに2年前の6月議会にも取り上げたかった「教育センターの改革」をテーマにし、今回は「不登校対策」を中心にして質問の組み立てを進めていくつもりです。上記にも書いた通り、教育センターや発達支援室含め、諏訪複合施設に入居している?部門の体制は遅々としてでもいい方向に向いていると感じています。でも、もっとより良くしていく必要があるのは、子どもに向き合い、子どもたちが抱えている問題を解決するためにはまだまだ発展途上であると考えるからです。

不登校の子どもたちは減っていません。というよりか、むしろ増える傾向がみられます。もちろん、子どもたちが不登校にならないようなフォローにも目を向ける必要がありますが、今は、不登校になってしまった子どもたちに手を差し伸べることのできる体制がどのくらいできているのか、あるいは、保護者はもちろんのこと、学校に対して教育委員会、教育センターがフォローできているのかも気になるところです。

まずは実態把握についてもどのように行われているか?的確な問題解決策を導き出せているか?という視点は教育行政をつかさどる教育委員会の責任になってきます。

今日は教育センター長(保健師資格のある課長)さんにヒアリングをしてきたわけですが、改めて感じたこと。それは「市教委はここに保健師資格のある課長さんを配置した意義をどう捉えているのだろう?」とふと疑問に。そしてまた、スキルのある人材を配置したにもかかわらず使いこなせていないとしたらそれは残念すぎる…とお話しを伺いながら感じてしまったのです。実は人材というのは、その人物のスキルとは無関係に、そもそも「何が期待され、何を求めていきたいか?」という観点を明確にしていく必要がありますね。そのあたりも含め、不登校対策を切り口にしながら、もっとよりよい教育センターの在り方を考えていくために質問できたら良いなあ。

ご意見あればお寄せください!…それにしても、お花が楽しめる季節になりましたね。グリーンライブセンターではローズウィークが始まりました。

臨時議会で議長・副議長など決まりました!

臨時議会が開催されました。多摩市議会の場合には立候補制、なおかつ、所信表明会を実施しています。議長に立候補をしたのは最大会派になった新政会の藤原マサノリ議員、副議長には共産党の橋本由美子議員、公明党の池田けい子議員。いずれも選挙が実施されました。議長の場合には信任投票的な形になるかと思います。

結果は以下の通りです。
藤原マサノリ議員 13票
三階道雄議員 4票
白票 9票

7票以上あれば当選できますので、藤原議員が決まりました。そして、副議長選挙…こちら、なんと投票結果が同数となり、くじ引きにより、池田けい子議員が当選され、副議長に就任することと決まりました。

橋本由美子議員 12票
池田けい子議員  12票
白票 2票

ちなみに…といいますか、私は、もともと副議長であった三階道雄議員を議長に推す声が多かったことを受けて、三階議員に投票しました。白票を投ずるというのも無責任な気がしたのです。それぞれ考え方はあるかなと思うわけですが、「議長・副議長」と組合せを考え、投票しています。実は、多摩市議会の議長、副議長選挙のルールでは立候補し、所信表明をしなかった人からも選ぶことができるルールがあるので、立候補していない三階議員の名前を書くこともルール上では認められているのです。

所信表明の時には普通は質疑なども行われるのですが、今回はものすごく静かでした。藤原議員に対しては岩崎議員がご自身の想いを吐露されるような発言をされていましたが、副議長選挙にあたっての所信表明に対しては質疑はゼロでした。あえて質疑することをしなかった…ということなのかもしれませんが。

ということで、議長、副議長が決定すればもちろんノーサイドになるというか、みんなでこの体制でしっかり市民のために信頼される市議会にしていきましょう!…となるわけなので、藤原議長、池田副議長のもとで新たな一歩がスタートします。

そしてまた委員会のメンバーが確定し、それぞれの委員会が開催されて委員長副委員長も決定しました。私は役職につかず、のびのびと活動しようと考えていたのですが…。何と言う巡り合わせなのか、同じ委員会に議長と副議長がいるということもあり、それ以外からの人選になってしまったため、生活環境常任委員会の委員長を引き受けざるを得ず。私もしくは橋本由美子議員のどちらかで委員長、そして、新人議員の斉藤せいや議員と岸田めぐみ議員のどちらかで副委員長…でという穏やかなる話し合いの結果、性別バランスを考慮して、私が委員長、斉藤議員が副委員長ということになりました。想定外過ぎましたけれど、その他バランスも考慮すると…仕方ないかと。

長年、子ども教育常任委員会に所属をしていたので、生活環境常任委員会と言う新たな場所で一から勉強するつもりだったのに…。役職など引き受けるつもりは毛頭なく…だったのに。

以下、その他の委員会の構成メンバーです。◎委員長 ○副委員長

総務 ◎松田だいすけ ○板橋茂 あらたに隆見 安斉きみこ 折戸小夜子 しのづか元 藤條たかゆき

健康福祉 ◎三階道雄 ○きりき優 いぢち恭子 遠藤ちひろ 大野まさき 小林憲一 渡辺しんじ

生活環境 ◎岩永ひさか ○斎藤せいや 池田けい子 岸田めぐみ 橋本由美子 藤原マサノリ

子ども教育 ◎いいじま文彦 ○大くま真一 岩崎みな子 しらた満 本間としえ 山崎ゆうじ

議会運営委員会 ◎小林憲一 ○大野まさき あらたに隆見 いぢち恭子 大くま真一 藤條たかゆき 松田だいすけ

また一部事務組合などに「多摩市議会」を代表して派遣する議員のメンバーも決定しまして、私は三市収益事業組合の議員になりました。そして、議会だよりの編集会議のメンバーにも会派の代表で加わることになっています。新しい役割を得て、心機一転…議会活動に落ち着いて取り組むことを何よりも大切にしながら、日々を過ごしていきたいと思います。いろいろ詳細は多摩市議会のホームページなどでも情報が更新されていくと思います。藤原議長が所信表明で情報発信を強化していくとおっしゃっていたので、さらに発信力を高められる多摩市議会になるといいなあと思っています。

 

コミュニティに参加するというハードル。

カーネーションも色によって花言葉が違います。赤も好きですけれど、個人的には淡い黄色のカーネーションが好きなのですけれど、花言葉を知ると…買うことに気がひけてしまいます。

さて、とある会合で、どんなコミュニティに参加しているのか?という話になりましたが、コミュニティに参加をするというのもなかなか一歩を踏み出すことに勇気がいるというのか、結構、難しいものだなあと感じたわけです。特に仕事一筋で、地域に関わる時間を持つことを考えもしなかった方が地域とのつながりを持つためにアクションを起こすためにはきっと背中をそっと押してあげることが必要なのではないのか?と思いました。

数年前と言うよりか、ずいぶんと昔には退職した男性向けに「お父さん、お帰りなさいパーティ」というような名前のイベントと言うのか、会合が行われて流行っていた時期もありましたが、今はそのブームもすでに過ぎ去っています。意外と…コミュニティに関わることをしなくても、上手に時間を過ごすことを楽しめる人も多いようにも思っているのですが、しかし、やっぱり他者と関わりあっての私たちのくらしではないのか?と感じることも多いです。実際に、コミュニティに参加して、日々の暮らしをより豊かなものにしようと活動されている方々を見ていると、そのことに納得させられます。

ところで、「開かれた○○」とかって、よく言いますね。「開かれた市政」みたいな言葉です。現状が開かれていないからこそ「開かれた市政」という言葉が生まれてくるのかもしれないなあと思うわけですが、同様に、私が所属する会派の名前「フェアな市政」と伝えると…「多摩の市政ってフェアではないの?」と尋ねられる不思議…。「フェアであってほしい」というのは誰しも共通に政治に対して思っていることだと感じているのでそのことを表現してみたのですけれど。今日もそんな風に言われたので、いろいろな受け止めがされるのだなあと…。市民の皆さんの想像力というのか、私たちのつけた会派の名前にちょっと注目されるとすれば、それはありがたいことです。

それにしても、「どんなコミュニティに参加しているのか?」という話題なのですが、やはり趣味でつながるということ、あるいは同じ大学とか、会社とか…そんな結びつきは強いなあと感じます。「地縁」はあまり人気がないみたい…。とは言え、「地縁」をつくりなおしていくというのか、防災・災害ともなるとやはり「地続き」というのが大切なんですよね…そのことをいかに市民に皆さんに伝えていくか…ここは悩ましいところ。伝え続けるしかないとは思うのですが、秘策は見つからないですね。

そしてそれと同じくして…。開かれた市政といい、開かれた市政にもっと市民にも参加してほしいと願っているわけですが、なかなか秘策が見つからず。投票率がなかなか上がらないままに、今度は国政選挙が控えているのかと思うと気が重くなる今日この頃です。市民にとっては物理的距離が近い市議会も心理的には距離がほど遠く、物理的には距離が遠い国会は…日々、何となくマスコミ情報で身近に触れているけれど、やっぱり別世界の様な出来事のようでもあり。遠ざけているのはどちらなのか?という話になるのかもしれませんが、やはり、単に「関心を持って!」というだけでは不十分でその先の一歩が必要なんでしょうね。

コミュニティの必要性は何となくは気がついていても、ちょっと覗いてみようかと思えばハードルの高さがあるとすれば…もしかすると、政治の現場も同じような感じなのかもしれませんね。ホントはコミュニティも政治も…暮らしの一部なんですけれど。