若い人に期待したい!という声。

「チャレンジすることの大切さを伝えたかった!」…これ、かすがめ小判くんが最後に訴えたことでした。塾を経営している彼は「どうせ×××だから…」とため息をついている子どもたちと身近に接し、社会の不条理や矛盾を感じてきたと言います。選挙期間中、地域で演説をしていると子どもたちが寄ってくるのですね。「お兄ちゃん頑張って!」という声!が多数。そしてまた、部活動をやっている中学校の校庭のそばを通過するときには選挙カーをめがけて生徒たちがフェンスのところにまで駆け寄ってくるのです。こんな選挙風景って、彼ならではで他の人には絶対に真似できないことだって私は思いました。

なかなか思うように活動しきれず、インパクトのある名前のわりには知名度が上がらず浸透しきらなかったのが本当に残念ですが、選挙結果からはいろんな分析もでき、いずれにせよ、来年の統一地方選挙本選に向け、気持ちを新たに一歩ずつ進んでいくこと。一緒に選挙活動をつくってきた18歳、19歳の若い世代が「よし!次へ!」と捲土重来を心に誓い、とても前向きな姿勢が眩しく、そしてうれしく感じた次第です。

若い世代に期待したいという声をカタチにしていく。その時にはやっぱり若い世代が政治の現場で同世代に向けて発信し、働きかけをしていくことが何よりも有効。そのことを実感もしましたし、だから、議会には多様な存在が必要であることも思いました。選挙を通じて学べることはとてもたくさんあるのですが、そこにある人間模様ほどいろんな意味で面白く、そしてまたある意味、その人の持つ本質的なものが見えてくる場面はないなあと思うわけでした。

今日は永山駅で選挙結果の報告もしながら、議会へ。今月末から来月にかけてと各団体の総会のシーズンでもあり、議長としてお招きをいただく機会も増えます。「ずいぶん議長職が板についてきた」と声をかけていただくこともあるのですが、全然…自分ではそう思えませんし、自分らしさから言えば、ぶかぶかの洋服を着ているというよりか、趣味じゃない洋服を身にまとっているという感覚が未だに拭えないのです。「そういうガラじゃないよね」と言うのは、もしかすると「議員」という立場も含めて、そうなのかもしれない…とか、感じる今日この頃です。

市長選挙の結果は予想通りなので、何も変わらずに淡々と今までどおりが続いていくのだと思っています。議会としては私たちの役割、本分をきちんと果たしていくために活動するのみ。そうこうしているうちに、私たちもちょうど来年4月には改選時期を迎えるわけですから。あと1年、議会でどんな活動をしていくのか、4年間の集大成で一区切りを迎えられるようにしたいなあとは思っていますが、私の想いだけでは進まないのが議会ですので…議員の皆さんと協議を重ねながら、後退することなく…ちょっとの前進を手応えとして感じることができますように…と願っています。

私よりもはるかに若い世代…25歳の小判くんが議会に入ってくれるといいなあと思い、応援もしていたので…選挙結果はとても残念、そしてまた私自身の力不足も感じていますが、くよくよしている暇は無し。「明日があるさ!」なのです。

さて、日常に戻る。

昨日で選挙戦も終了。たんまりと…さまざまなことを考えさせられ感じさせられました。いろんな意味で、’しんどいなあ’と思うことがなかったわけではありませんが、何よりも後輩の春日亀小判くんに漲るパワーとそして、さすがの弁論部!さわやかな演説に聴きほれながらの一週間を乗り切ることができました。無事に選挙戦が終わったこと、まずはこれに感謝です。無事故無違反…これが何よりです。そして、平成世代と一緒に頑張れるっていいなあってしみじみ思いました。私の25歳の時と重ねあわせながら、そして、それからの月日の長さをある意味感じながら…。

そして、投票日の今日を迎え、午前中は東京土建一般労働組合多摩・稲城支部の第50回定期大会だったので、来賓として出席してきました。すでに議長公務、日常に戻っております。定期大会はとても立派な議案書が配布され、とても読み応えがあるものでした。来賓の挨拶が終わると、一緒にいらした皆さまがさーっとお帰りになってしまい…少しさみしく感じましたが、私は午前中いっぱい同席をさせていただき、昨年の活動報告など組合員の皆さんとともに議案書記載の内容を共有したひとときでした。「平和」であることが社会の基盤として何よりも重要である…報告では何度となく強調されていたのですが、頷き共感できる場面が多くありました。「暮らす」を支える、「働く」を支える…市民一人ひとりの行動で「暮らしの向き」(暮らし向き)、その在りようが‘カタチ’づくられていくような気がします。

「いろんなことを考えている人はたくさんいる。でも、その考えに基づいて行動できる人って実は一握りなんだよね。」…選挙戦の直後だっただけに、余計にこの言葉が身に染みるわけですが、どんなことに通じても「行動する」「行動を起こす」ためのエネルギーを持てるのか持てないのかで人生大きく違ってくるのかもしれません。

そして、久々に…「智に働けば角が立つ、情に棹させば流される」という言葉を思い起こす機会があり、これまた考えさせられるわけでした。

 

今日はなんだかんだ理由をつけては?…とにかく、美容院に行くよりも優先させるべきことがありすぎたのですが、思い立って…「そうだ、美容院に行こう!」というわけで、ご縁があって聖蹟桜ヶ丘の美容院へ行ってまいりました。この久しぶり感がすごい。やはり1000円、1500円とは違いますね。でも、今日は昨日の天気予報で美容院にキャンセルが出ていたというラッキーな事情もあり、予約がなくても対応していただけたというのが大吉でした。

では、これから、私は…開票をじっと待つことにします…。

ボトムアップ。草の根。

今日は夕刻から多摩稲城防犯協会総会後の懇親会があり、議長としてお招きをいただきました。地域の安全安心に目を配り、警察署や行政と連携しながら、活動されており、市内自治会で役員をされている方なども多数参加されていました。今年度も「犯罪0」をめざして、一致団結しようと心をひとつにし活動のスタートです。

今回は稲城市議会北浜議長が乾杯の挨拶。多摩市議会議長と交代になっているそうです。北浜議長のお話しを伺っていると「議長の格」を感じます。行政にとって「議長の格」がどのようなものであるか、多摩市議会とは随分と異なるなと思っています。それは、きっと私が議長だから…ということではなく、多摩市議会の「議長ポスト」の在り方、あるいは行政の捉え方にも大きく関わるんだろうと思います。北浜議長からは、多摩市と稲城市の歴史も含め、政治的なことも…いろいろとご教示いただいており、ありがたいのです。議長になり、イイコトもありそうではないt感じることもあるのですが、今まではご縁のなかった皆さんともお知り合いになれること…防犯協会にもこうしてご縁をいただくこと含めて…新しい発見がたくさんあることは確か。議長になって得られる出会いや学びに感謝することはあっても、それを嘆いてはいけない…ですね。きっと。

・・・ということなんですが、今日は、市議補選の応援に立憲民主党代表の枝野幸男さんがいらっしゃり、聖蹟桜ヶ丘、多摩センター駅前と想定以上の大盛況になったのはびっくりでした。市議会議員の補欠選挙に…こんな盛り上がりがあるのか?…いえ、必要なのか?!と思えるほどでしたが、市民のみなさんの政治に対する思いを肌で感じることが出来ました。

それほど呼びかけをしているにもかかわらず、どんどん人が集まってくる感じです。私は裏方で動くことに徹するはずが、現場の状況もさまざまな臨機応変な対応?!…こちらも想定外で多摩センター駅の演説会場ではマイクを握ってしまうという…私の中ではかなりのハプニングでした…。

そんなわけで、今日もまた、室内用ポスターの作成です。選挙の時は朝早くて夜も遅くて…でも、残すところあと1日!「岩永さんに出会い、’市議会’という議会が身近になった。やってみたいなって思った。」と言ってくれるのは先輩としてもうれしいこと。先輩面をしすぎてはいけませんけれど…。若い力を市議会へ。新しい時代の政治の仕組みを一緒に考える仲間を増やす!「ボトムアップ」そして「草の根」!民主主義!めざしていることです。みなさまもご支援よろしくお願いいたします!

いつも明日に続いてく・・・。

今日は尾根幹線で東から西へと走りながら、ずっと空を見ていて…「また、明日に続いていくんだな」という不思議な気持ちになったわけです。昔、選挙をやっていた時・・・「あなたは偽善者だ」と突然言われ、心が折れたことがなぜか思い出される今日この頃ですが、私たち政治家は「市民のために」という言葉を裏切らないようにしないといけない…ってしみじみ感じてしまうのでした。もちろん、「’何が’市民のために」であるのかは、それぞれによりけり、考え方も異なると思っているのですが、「何のために」「誰のために」自分自身が活動しているのかを見失わないようにしたいと感じています。

そして、市民をごまかすようなことはしてはいけない…と思います。とかく言動不一致にならないように、きちんと自分と向き合いながら行動していくことがますます求められる感じもします。「ここが大事」と思うことは、しっかりとブレずに貫いていく強さを持たないといけない。いろんなことが曖昧、「なあなあ」で事が進んでいく…場合によっては、そういうこともあるのかもしれませんが、でも、何だかすっきりしない感やモヤモヤ感がある状態だとうまくいくものもうまくいかないんですよね。このあたり、セルフコントロールの問題かもしれませんけれど、とっても難しく、要するに自分がよりベストコンディションだとより良いパフォーマンスを発揮できるということ・・・ここだけは確信していますし、これはいかなる場合にも共通することだって思ってます。

そんなことで、明日は市議補選かすがめ小判くんの応援に、立憲民主党の枝野幸男代表が多摩市にいらっしゃいます。小判くんの選対は少数精鋭なので、私も明日はサポートに入らねばと思っています。小判くんの演説を聞いているとやっぱり若さがある。そして志の高さを感じられることがいい。「こうしたい!」「こうありたい!」を純粋に訴えることが若者の強みかなあなんて感じるところで、自分が年期入りすぎていることを実感するのでした。「よりベストコンディション」を維持する…私の日々の目標です。「よりベストコンディション」を日々日々重ねていくこと。いつもいつも続いていく明日に、成長を感じられるようにしていきたいですね。

いずれにせよ、市議補選も残すところあと2日。市議会にも新陳代謝が必要で、多様性が欲しい。市議会の活性化のためには平成世代がいてほしい。ぜひ、春日亀小判…本名です…ご支援ください!

健やかで幸せ。そのために必要なことは。

何よりも健康第一。最近、身にしみて感じます。そして、選挙活動に関して痛感していることですが、候補者が若く「疲れ知らずだな」ということ。私も昔々のその昔はそうだったかもしれないけれど、今は、いかに体力を温存しながら、持続的に選挙戦を乗り越えるか?を考えていて、「お菓子」と「黒ニンニク」が欠かせない感じですね。今日はみたらし団子にテンションが上がり、夜、ちょっと頑張れましたが。

今日はシルバー人材センターの理事長、専務理事、常務理事と事務局の方がいらしてくださいました。今年度から「たま広報」も私たちの市議会だよりも新聞折込ではなく、全戸配布方式になりますが、その業務をシルバーパワー(と言ってはいけないかもしれませんが)のみなさんが、やる気十分で担ってくれることとなります。市内全域10のエリアに分けたオペレーティングになるそう。そして、配布するためのスタッフは総勢で約100人。そしてまた、何かの時の緊急対応で控えているスタッフが30人ほどいらっしゃるのだとか。

市や市議会の広報を配布する・・・とても重要な仕事に従事するということで、緊張感たっぷり、モチベーションもアップし、体制を整え、会員の皆さん総力を挙げた取組みになっていくようです。

ポスティングってすごく大変。他の地域では既にシルバー人材センターさんが市広報の配布などを実施しているところもありますし、配布をしてくれるスタッフの会員の皆さんはそれぞれお住まいの地域の事情通であるに違いないので、きっと滞りない配布が行われていくだろうと思います。ただ、天候とかって大変ですよね。雨風がきつくて、紙がよれてしまったり、汚れてしまったりなどなど・・・「品質管理」もとても大事だと理事長さんが強調しておっしゃっていて、その意識の高さ、つまりは、仕事のクオリティが「多摩市シルバー人材センターのブランド力」に直結していくとする認識にはいつもながら学びをいただき、わが身をふりかえるわけでした。

何かどこか「社会に役立っている」というちょっとした気持ちや実感は人を元気にすると思っているのですが、シルバー人材センターが「シニア世代の『役立ちたい!』を応援する」ことって意義あるなと感じております。単に「お金」という話しだけではないと思っていますが、やっぱり、「労働」への「対価」というのは何よりも「評価されている感」にもどこかでつながっていく気がするのでした。

「健やかで幸せ」・・・人間は社会的な存在なので、やっぱり、どこかで人とつながり、そしてまた社会あるいはどこかで誰かのお役にて手ているという気持ちが必要。理事長さんたちとお話しをしながら、そんなことを改めて感じました。

そして、ベルブギャラリーでの絵画展へ。こちらもシニアの皆さんが中心のグループ。こうした趣味を持ち、作品展などへの出展を励みにされている場合もあるのでしょう!「趣味」も何よりも大切ですし必要ですよね。

私も…じっくりと何か「趣味」に取組みたいなあと思っているのですが、手っ取り早いのがピアノ…もう一回、ちゃんと練習しようと決意しながらも、なかなかピアノに触れる時間がないのが残念。とは言え…実は発表会に出ることになったので、大慌てで練習しなければならないのです。

健やかで幸せ。表面的なところだけではなく、困っているところにきちんと行き届いて手を差し伸べられてこそ、このまちはきっと「健幸都市」と胸を張れるんだろうなって思っています。私がツラツラ書いてきたことも、「健やかで幸せ」になるために一つの観点でしかありませんので。私たちの多摩市が掲げているスローガンはものすごい奥深いものがあるなあ。

一日一日、ちっちゃい、あるいはささやかな喜びを見出せるセンスだけは失いたくないですね。

投票率が心配すぎる…。

選挙に関わっている人たちだけが勝手に盛り上がっているらしい…ということになりそうです。市長選が「無投票でなくて良かった」というわけでもなさそう。

いろんな意味で「期待が持てない」とおっしゃる方も多いので、「いえいえ…」ということで、25歳の若い力が市議会に加われば、「やっぱり変わる」ということを伝え歩いているところです。今日一日、最後の締め括りには川田龍平参議院議員がかすがめ小判候補の支援にお越しになりました。

私、日中…どうしてもという時以外は、いつもの通り、議長室にいて、資料を読んだり作成したりしています。特に、このところ「地方公会計」のことはおさらいをしておかねばと思っていて、時間ある時にはちょっと本を読んでみたり…しています。選挙ということもありますが、市議会のフロアは静まり返っております。でも、今回の選挙活動に全面的に関わっていない会派の皆さんは登庁され、控室で仕事をされている様子です。

いきなり、話変わりますが、市民の方からの陳情、あるいはいろいろと調べものをするとき・・・議員の「控室」で仕事するのが便利です。車を運転できるようになり、市役所へ行くのが億劫ではなくなったことが、私にとって「控室」は仕事をする場所としても、かなり身近な存在になったということもありますが。そんなことで、ふと思いましたが、この「控室」という表現は何とかならないものですかね。

単に、議会開会中の時だけ足を運んで開会時間を待つ、あるいは休憩時間を過ごすために「心の準備」をするために控えておく場所=「控室」というわけ。

今は、会派ごとに部屋を活用して、そこで仕事をされている方も多いことを思うと「事務所」にはならないけれど、せめて「会派室」くらいの呼び方にしていきたいですね。「控室」なんて…何と言うか…待合スペースのような意味合いが強くて、現状に照らせば何となく違和感ありますが、それは人によりけり、会派ごとに考え方も異なるかな?

ということで、市議補選ですが、「立憲民主党と言えば枝野さんだよなあ」と思っていたところ、何と多摩市入りが決定という情報が!ですので室内に貼れる掲示物作成してみました。せっかくの機会。立憲民主党を支持するしないに関わらず、お話聞いてみたいですよね!よろしかったら、ぜひ足をお運びください。

’まっとうな政治’…を訴える。

市長選挙と市議会議員補欠選挙は昨日から始まっています。しかし、盛り上がりに欠けているというのが市民からの偽らざる評価であると考えております。とは言え…選挙です。地域を回り、きちんと政策の訴えをしていくことが必要です。市長選挙に関して…また結果が出てから、この間とてもいろんなことを考えさせられたので、いつかそのことをお伝えしたいと思っていますが、いずれにせよ、私は「まっとうな政治」を訴えている立憲民主党には少なからずシンパシーを感じておりますし、今の多摩市にも「まっとうな市政を取戻していく」という言葉が必ずしも的外れではないと思っているので、そのことを市民のみなさんにも伝えることができたらいいなと考えています。

ということで、昨日は・・・・多摩センター駅に蓮舫参議と手塚よしお衆議がお越し下さり、そしてまた、民主党から民進党から立憲民主党へと所属を変えて活動している議員の仲間が多数かけつけた「かすがめ小判」の応援演説会が無事終了。蓮舫参議とは選挙以来にお目にかかることができ、うれしかった!知名度が上がれば知名度が上がるほどに、いいも悪いも評判がたってくるのがこの世界です…その意味で、すごく強い方だなって思っていますが、とても気さくでいつもパワフルで…応援演説会のこともロクに宣伝もできておらず心配していましたが、たくさんの方に足を留めて、演説に耳を傾けていただけたことでホッとしました。

今日は永山駅からのスタート。選挙に入っているなあ…ということをあまり感じさせない、いつもの月曜日と同じでした。朝遊説が終わってから、私は諏訪中学校の入学式に出席。顔見知りのたくさんの子どもたちが中学校の制服になり、とても大人びて見えました!保育園の時代から知っている子どもたちの成長はうれしい。そして、娘と同級生の子たちもこの一年でずいぶんと大人になったなあと来賓席からその顔を眺めておりまして、幸せな時間でした。

こうした時間があると気持ちがホッとするというか救われます。

・・・ということで、なんだかものすごい肩が痛い。なぜ?ものすごい肩凝りのような筋肉痛のような…に襲われまして、その原因を考えていましたが、思い出せず。そして、お風呂に入っていた時に、思い出しました。

こちらですね…昨日のお御輿。ぶら下がっていただけのはずが、実はそうではなかったのか…。筋肉痛というか疲労が現れるのが一日遅れというのはまさに「老化現象」であることを実感しております。

明日も頑張ります!

 

満開の桜が過ぎたころがいい。

週末…せいせき桜祭りプレ企画の「3.11を語る会」に参加し、7年前を思い出しながら、「現在」を知り、そして考える機会をいただきいました。お祭りの屋台村に出店する「浪江焼きそば」に合わせいらしていただいた浪江町商工会の原田会長の基調講演と同行されていた製麺やさんの鈴木さんのお話しは「言葉にすること」の辛い気持ち、痛みを乗り越えているだけあり、心に響きます。貴重なひとときであったと思います。にこやかに話ができるようになるまで…その葛藤は味わった人にしかわからないと思うのです。

そしてまた、多摩市内で被災地の支援を継続されているみなさんの活動、そこにある思いに触れれば触れるほど、こうした活動を支援できる環境づくり、後押しのできるまちでありたいなと思った次第です。被災者の皆さんの気持ちをわかった気分になり、被災地の支援をすることができなかった・・・「わかったフリはできない」と述べられた方の言葉がとても印象的でした。

被災地の支援に限らず、私もいつもそのことを心の片隅に置いているからです。その立場立場になっていないとわからないことがある。想像に想像をしても理解できないこともある。それが「当事者性」であるから。意外と、分かった気分になって話をしてしまうこともあるので、気を付けないといけないなって思うことも多いです。

こうした企画を継続されているせいせき桜まつり実行委員会、中心になっている桜ヶ丘商店会連合会の皆さんが「継続は力」、これからもこうした被災地へのまなざしを忘れずに、(かたちは変わるかもしれないけれど)支援はしていくとおっしゃっていたことが心強い。何よりも「風化をさせてはいけない」という言葉は重たいですね。先だって、小学校の入学式に出席したとき、うちの娘が入学したときはちょうど2011年だったなと思い出していたのです。そして、今年入学した子どもたちは「東日本大震災」のことは知らない。

そんなことで、多摩センター商店会が主催する「多摩センターさくら祭り」で、オープニングの祝い太鼓の演奏に感激し、オープニングセレモニーで挨拶をして、すぐに「せいせき桜まつり」へ移動し、こちらもオープニングセレモニーで挨拶をさせていただいてから、一日署長になったハローキティちゃんと交通安全週間に合わせたパレードに参加。それが終わって、急いで…「浪江焼きそば」のところへ…何とかおすそ分けを手に入れることが出来ました。

また、リニューアルした関・一つむぎ館には「お茶っこサロン」が開催されていて、民生委員の皆さんが全面協力。もちろん、どなたでも参加ができる場所ですが、もともと東日本大震災被災地から避難をされてきたみなさんが集まれる場として開設され、毎年継続されているようです。昨年に引き続き、今年も来訪されたという方(多摩市民以外の方ももちろんウェルカム!)がいらしていました。この場を楽しみにされていると話をされていました。「去年よかったから、今年も来てみました。」…この感想は本当にうれしいですね。

今年は桜の開花が早すぎて、満開も過ぎてのお祭り。でも、私、花びらが舞い散った後、今度は急に若葉が噴出してくるかのように木々の葉っぱが青々としていく…これを見るのも結構好きなんですね。すごく躍動感を感じるというか、夏に向かっていく感じがするというか…ただし、毛虫だけは勘弁なのですが。

その後、一ノ宮にある小野神社で末社祭があり、「ぜひ、いらっしゃい!」とお声かけをいただいていたこともあるので、足を延ばし…その後の予定を気にしつつ、神社をずっと守っていらした皆さんのお声に甘え、お御輿にもぶら下がって…まいりました。松田議員、飯島議員、萩原議員はすっかり担ぎ手で参加をしておられまして、そのスタイルもばっちりでした!そして、小田原衆議はナントナント…その場でスーツを脱げば担ぎ手になってしまうという早変わり…その場で地下足袋を履いておられまして…いやあ、その気合いに驚きました。

「散ればこそ いとど桜は めでたけれ うき世になにか 久しかるべき」…満開の桜が散るのもまた良し。そう思える一句です。

子どもの笑顔を裏切らないように♪

多摩市内小学校も入学式でした。私は諏訪小学校の入学式に出席。濃いピンクと真っ白の’しば桜’がとてもきれいに迎えてくれました。今年は諏訪小学校も通常学級は3クラス編成。だんだんと大所帯になっていきます…諏訪2丁目団地の建替えで子どもたちが倍増以上…。にぎやかな入学式となり、古くから参加している皆さんは人口増、若い世代の転入、子ども増え…その違いを実感されているようです。「ここで子育て!」と思って入居されてきた方が多いことがわかります。建替えが完成し、とにかく未就学児が増えたわけで、当時の小学生中学生は少数派でしたから。

かわいい子どもたちの笑顔を見ながら、夢をしっかりと育んでもらいたいこと、そこを後押しできる社会であり続けたいことを心に誓いました。

校舎南側のお庭では菜の花がとてもきれい。小さな背中と大きなランドセル…希望がたくさん!満ち溢れていました。

ということで、その後、いつもの通りに市議会へ。何もないけれど、何かあるかもしれないということも含めて、「議長職に徹する」。そんなわけで、ここ2日間気になっている内部通報話題なのですが、これは本当に内部通報と言えるのかどうか?そしてまた内部通報の対応として適切な取り扱いをされていると言えるのかどうか?…微妙な感じがしてまいりました。報道各社に対するニュースリリースの内容から受け止めるしかありませんが、通報されている事実の一つには「当市と学校跡地の土地交換契約に向けた協議に不適切な点があった疑い」があり、その処理に副市長の関与があった疑い…となっているのですね。

当然ながら、「学校跡地の土地交換契約」と言えば、既に市民にも周知のとおりの学校法人桜美林学園との件だと思われますが、それについても「第三者委員会」を設置して事実関係の調査をするということですけれど…。もし、それが明らかだとすれば、最終的には「土地交換はしない」とする議会の多数意見を受け止めた結論で現在は落ち着いているものの…しかし、この間あれこれとすったもんだした経過は一体何だったのか?とも思います。どのような関与や不適切があったのかは明らかにしてもらわねばと思っていますが、「公有財産」をめぐっては国会でもえらい騒ぎにもなっていますし、それこそ事実についてしっかりと報告をもらわねばなりません。この件、副市長も「当事者であることから、誠実に調査に協力してまいります。」とのコメントを発表していると伺っています。ブログを読まれた方からお問い合わせをいただいたのですが、私がお伝えできる内容で、議長として書面をもとに今、言いたいことと言えば…「事実関係をいち早く明らかにしてほしい」ということです。

 

今、民主主義が問われていると思っています。公文書の改ざんをはじめとし、無かったはずの文書が出てきたり…信頼できる行政とか信頼できる政治とか…何だか何を言っても信用してもらえないような雰囲気が漂っている気がしてなりません。そして、十把一絡げみたいにならないかも心配します。マスコミ報道の影響力はものすごい。でも、行政職員のみなさんは仰々しく私たち議員のことを「先生扱い」するかと思えば、まるで「邪魔な存在」であり、見下していらっしゃるんだなと感じることも多いのですね。これは偽らざる実感です。そして、私たち多摩市議会を支える議会事務局に対しても、ぞんざいな扱いがなされていることも実感しています。とても失礼であり無礼な話であると考えています。市議会事務局の仕事をしたことがない行政職員の方は、その大変さや気苦労がきっとわからないと思うからです。私も議長にならなければ、ここまで感じたり見えてくることはなかったと思いますが、ほぼ毎日、議会事務局の隣の議長室にいれば、「空気感」含めて、さまざまなこと痛感させられます。

入学式の子どもたちはそんな大人世界の事情とは無関係に、きらきらしていて・・・裏切ってはいけないなと思ったのでした。

 

 

 

 

さくら色ににっこり。

今日は・・・と言えば、一日・・・控室で種々雑多に事務作業を行っておりました。議長室だと「Wi-Fi」がつながらないのです。控室だと何とか電波が届くようです。ただし、これもまた気まぐれなところがあり…控室の扉を閉めると電波が突然断絶されてしまうという環境なのです。「平成41年の4月には新庁舎が稼働する予定」として示されているわけですが、あまりにも環境が悪すぎると思っています。

まちの中はずいぶんと舞い散る桜、花びらが落ちてしまった木々を見かけるのですが、それはそれで良しかなと感じています。選挙が近くなると、いろいろなことがあるのはわかるのですが、昨日も書いた「内部通報」のリリースに関し、今度はまた、市長名でマスコミ宛てに「取扱には注意してほしい」とする文書が発信されたそうで、これまた「どういうことなのか?」という軽い問合せがありました。正直、どういうことなのかがよくわかりません。とりあえず、例規などを眺めてみて、多摩市には「多摩市職員等の公益通報に関する要綱」が存在することはわかったのですが、何だかこれに照らしてみても…経過が不明という指摘をされる方もおられ、私も改めて公益通報について制度を見ておかねばと思っております。

明日は市内小学校の入学式です。我が家は長きにわたる?春休みが終了。春休みにも宿題が若干出され、そしてまた、中学生にもなると部活やら、あとは習い事やら…と弁当を作らなかった日の方が少ない。中学生になればちょっとしたご飯なら自力で何とかしてくれるのが助かるわけですが、毎朝弁当(おにぎりだけの時もあるけれど)を作るのは私の重要なお仕事です。

さくら色。まさに花より団子ということで、「さくら色」のモンブランと「さくら餅」をモチーフにしたおいしいケーキ。これに’にっこり’♡4月らしさを感じております。

明日もいいことがありますように。