オープンデータの話し。

昨日、おすそ分けしていただいた「ポンポン菊」が議長室にも。実は私は「黄色」がラッキーカラー(と思っている)。元気になれる色ですね。

今日も議長室と会派の控室を行ったり来たりして、あとは、市民の方と意見交換などをさせていただいたり…そして、調べものなどをしているとあっという間に一日が終わってしまいます。ちなみに、私は公務で外出する以外はほぼ議会に出勤していて、何か用事などがありふらりと議会にいらっしゃる議員さんと情報交換意見交換をしたり、時折、議長室をのぞいてくださる方とご挨拶をしたり会話をしたり…とそんな感じの日々です。

ところで、今日は「オープンデータ」のことについて話をしに来て下さった方がおられましたが、「もっともっと市が作成している資料などを市民に活用してもらいたい。とてもすばらしい資料が作成されているのに、市民に知られていないのはもったいない。」と力説されてお帰りになりました。

ご紹介いただいた「X-VIEW」なのですが、多摩市がようやく決算の資料をオープンデータで公開してくれた(多摩市公式HPオープンデータ)ので、すごく充実することができたというのです。詳細な仕組みなど私にはまったくわからないわけですが、しかし、「多摩市市政データ」のページからの情報、ちょっとしたスキルがあればデータを活用できてしまうというのに「わ!すごい」と。グラフなどもすいすい作成できてしまう…。すいすい活用しようと思うと、かなりスキルアップが必要かもしれませんが、「慣れ」の問題かもしれません。いずれにせよ、2016年度決算については、事業カルテまでリンクされているのがとても便利。

議会でもタブレット端末を導入し、12月定例会から本格的に活用する予定ですが、私たち議員の情報リテラシーの向上が必須だなと思っております。

自治労多摩市職員組合の第50回定期大会が開催されました。せっかくの節目の定期大会でしたので、大野議員と一緒に最後まで参加させていただきました。若い世代の組合員の皆さんが増えていて、いいことだなと思いました。これから、ますますいろんな意味で厳しくなっていく時代です。なおかつ個々人が分断されすぎている時代。本来は全体で共有すべき問題や課題であっても、そうされないままに通り過ぎてしまったり、個人の中にため込み、呑み込んでしまったり…という場合もあるかもしれません。歴史を紐解けば、労働当事者の立場から職場環境の向上と発展のために声を上げ、運動を積み重ねてきた結果とし、「今」があるのだと思います。改めて、労働運動と言うか、労働組合の役割、そしてまた在り方を考えていくことが必要でしょう。ただ単に賃金アップだけを求めるのが組合の役割ではありませんし、今日の定期大会でも職場環境の向上をめざしたいくつもの取組み方針が掲げられていました。スローガンの一つ「一人ひとりの悩みに共感でき、ともに支えあえる職場づくりを進めよう」はいいなと思いました。

そんなわけで、10月が去って行きました、明日から11月。11月1日はハローキティちゃんのお誕生日。市制施行記念日とも言いますが・・・。

いよいよ…聖蹟桜ヶ丘北側の再開発に向け。

長年の長年の思いがようやっと…と言ってもいいと思います。聖蹟桜ヶ丘駅の北側地域の土地区画整理事業が始まります。京王デパートの駐車場出入り口に向かうところの狭い道路も改善され、また、多摩川沿いに広がる土地一体が開発される予定です。公園も一部拡張される予定ですし、堤防側の道路も改良され、利便性がよくなる予定。まずは2年がかりの事業になり、その後、多摩川沿いの宅地にはランドマークになるような建物が建設されることになるかな?と思います。

ということで、今日は工事着手にあたっての安全祈願祭、「地鎮祭」でした。小野神社で開催されまして、工事関係者はもちろん、市長、こいそ明前都議(東京都土地区画整理組合連合会の顧問として)、市や東京都の関係職員、そしてまた小野神社を古くから守っていらっしゃる皆さんもともに工事の無事、安全をお祈りしました。

「玉串奉奠」のお作法など、こうした場にお招きを頂かない限り、全くの無縁のことでして、事前にグーグル先生からのレク。しかし、緊張しました。

直会のお席にも市長などと参加しました。工事施行者の代表者の方が「桜ヶ丘のまちづくりにも貢献できるような事業を進めていきたい」とおっしゃっておられました。ちょうど今、京王デパートC館と駐車場に隣接する保険会社の建物も建替えに向けて、旧建物を解体中です。北側一帯地域が外観もともに、変わっていくことと期待されます。

小野神社の皆さんが「昔は桜ヶ丘が多摩市の中心だった」とおっしゃっていたのが印象的でした。

帰る時に、「軒先にあるお花を持って行って」とたくさんのお花をいただきました。議会事務局の職員さんがとてもかわいらしく飾っていただきました。ポンポン菊(正式名称?)がかわいい。

小野神社の皆さんから「お囃子」の話などなども伺うこともでき、とても楽しいひとときでした。小野神社は知る人ぞ知るパワースポット!御朱印をいただいてまいりました。木枯らし一号が吹きましたが、秋晴れの気持ちのよい空の下…地鎮祭も滞りなく終了できてよかった。

雨の中でも、地域はホントに元気!

週末…あちこち行きました。議長公務で伺ったのは、永山地域運動会と東寺方地域大運動会。パン食い競走に出たいなあ…玉入れやりたいなあ…という後ろ髪をひかれながら、今週末はあれこれイベントが立て込んでいて結構忙しかったです。勝手に自分であちこち出かけているわけですが、「よかったら、ぜひ!」「来てね!」とお声かけいただいているところにも出来る限り足を運ぼうとすると、結構まわり方が「雑」になっている感じがして、ややポリシーに反する感じ…。

そんな中、週末に足を運んだ中から紹介したいのは大妻女子大学での学園祭です。というのは、東愛宕中学校と大出ゼミのみなさんとのコラボ企画が実現!

いつもとは全然雰囲気が違い、スポーティで若々しい校長先生と副校長先生と地域連携コーディネーターの先生。そして参加したのは名乗りを上げてボランティアの生徒の皆さん…キラキラした女子大生の皆さんと一緒に、「AtagoHONEY」&「ぽん菓子」を販売。雨天のために、ちょっとお客さんは少なかったかな?

でも、中学生にとって大学のキャンパスで活動するなんて、夢のまた夢のようなこと。たまたま地域連携コーデイネーたーの先生のご縁から実現した企画とのことですが、中学生が高校を飛び越した「大学」という場に足を踏み入れる経験・・・想像するだけで、なんかとってもドキドキします(しかも女子大!)。もちろん、「自分たちのはちみつ」を販売する経験そのものも価値がありますが、それにプラスしたすてきな体験になったに違いありません。子どもと大人を行ったり来たりする年頃の感受性、とても敏感で、研ぎ澄まされていて、そしてまた、自分自身で将来をイメージしていく時期でもありますよね。その意味でもきっと心に残る活動になるだろうなあと!

私もいい場面に立ち会わせていただきました!ポン菓子はもちろん’プレーン味’と百花蜜(多摩が凝縮)を購入。

◇週末を振り返る写真メモ。

永山地域運動会。ここはスポーツ大会と芋煮大会!芋煮については、もう地域の方々も手慣れたもの。片付けのことを考えて、予め、大鍋にはクレンザーを塗っておくそうです。パン食い競走は地域の「どんぐりパン」さんで350個を発注します。この日のために「どんぐりパン」さんが特別の用意くださるそうです。

東寺方地域大運動会は大雨の中、体育館で実施。今年で40回目を重ねます。歴史ある運動会!和田、東寺方、一ノ宮、桜ヶ丘の地域に分かれた対抗戦です。子どもたちもそれぞれの地域代表と選手宣誓をするのですが、住んでいる地域への’誇り’を感じました。参加者が多く、ちょっとびっくりしました。永山でも東寺方の地域でも、子どもと大人が一緒になって、同じ色の鉢巻を巻いてチームで競い合っている姿を見て、「いいなあ。こういうの。」と思いました。

 

でも、継続していくのが一つ課題になっていくのかな。連光寺・聖ヶ丘地域の運動会は今年度で幕を閉じました。残念ながら、最後の運動会は雨で延期、延期した日も雨で中止となり、私も伺うことが出来ず心残りです。継続していくにも、地域全体の高齢化とともにいろいろな問題や課題があると伺っていました。

 

地域運動会に限らずですが、一つの行事を実施するにも「担い手」問題がますます重たくなりつつあるかなと…そんな印象を受けています。担い手の世代交代について言えば、「やりたい」とか「やりたくない」ではなく、とにもかくにも忙しすぎる時代…子どもも習い事なので忙しいし、大人もみんな忙しい。こうした行事に参加し、楽しめる余裕がなかなか手に入りにくくなっているのかもしれません。そして、地域で顔のみえる関係をつくり、仲良しになるきっかけも逸してしまうような状況なのかもしれません。「こうあったらいいなあ」との思いと現実と…地域の在りようを考えさせられますね。

 

春に続く、ママフェスでアロマ&オイルのハンドマッサージ。ワンコインで気軽に楽しめる。ちょっとした息抜きになりました。「多摩市はカタイ、多摩市はフルイ」…そんなイメージを払拭するために若いママたちのパワーを借りたいな。「もっとパルテノン多摩に入りやすくしてほしいし、子どもと一緒に楽しめるような、時間つぶしができるような場所が欲しい!」って声に応えたいな。

雨が降っていても、行く先々でお会いした皆さんがホントに元気いっぱいで、こちらがエネルギーをおすそ分けしてもらった感じ。さあ、明日から週明け。そして、11月になってしまう~。

関東市議会議長会理事会へ

いかにも公務。関東市議会議長会の理事会に出席してまいりました。開催にあたってはホストを務めたのが神奈川県座間市でしたので、相模大野のホテルが会場でした。座間市は関東市議会議長会の副会長市となっています。

関東地域自治体議会からの議長の皆さんが集まるわけなので・・・「もう、大変!」という騒ぎなのだと思っております。遠方からいらっしゃる方々は宿泊の手配も必要です。宿泊された方は明日は視察をされるようです。私はもちろん日帰り。助かります。

それにしても、担当市になると、議会事務局も通常量の倍近い業務が発生するでしょうね。各市議会への連絡調整やら、会議資料の準備など等…あちこちへの気遣いはもちろんのことで、本当に大変だろうなあ。ちなみに関東市議会議長会の事務局は群馬県の桐生市議会が担当下さってます。つまり今は会長さんが桐生市議会議長というわけです。

会議では来年度予算の内容を検討し、あとは関東市議会議長会として全国市議会議長にあげるための要望書の確認。「医療的ケア児支援に関する要望」と「公共施設等適正管理推進事業債の期間延長について」の2議案を提出することになりました。医療的ケア児支援に関しての要望書は今を捉えて、タイミングが良く、現場自治体としての声をしっかりあげていかねばならない問題だと考えています。こうした場を通じても要望があがっていくのですね。

さて、会議は予定通りに円滑に終了し、その後は懇親会がありましたので参加。他市議会の議長の皆様といろいろと意見交換をさせていただきました。各市議会の取組みなども伺うことができましたし、経験豊かな他市議会の議長さんたちの振舞いにも学ぶことが出来ました。

少し時間に余裕がありましたので、相模大野駅前を探索。いかにも再開発ビルと思われる「ボーノ相模大野」に足を運んでみました。中には社会福祉協議会が運営者になっている地域福祉交流ラウンジにおじゃまし、その後…「ユニコムプラザさがみはら」へ。市民・大学交流センターとして運営されている相模原市の施設です。とても広々したスペース。いろんな機能が複合的に入居している施設かなとも思いました。

私としては、ちょっとしたスペースに高校生が勉強をしていたり、おしゃべりをしていたり、大学生がくつろいでいたり、本を読んでいたり・・・・その風景がとても参考になりました。ついついこうした場所を見ると、パルテノン多摩の大規模改修で話題になっているオープンスペースのことが頭に思い浮かびます。今日の出張は議会事務局長とご一緒でしたので、この空間の居心地や施設内容についても共有することができたよかった。プチ視察。

そんなわけで、満足度が高く、相模大野に行ってこれて良かったです。明日は各務原市議会の皆さんが視察にいらっしゃいます。

公園についての意見交換会。

公園に看板。意見交換会をやるそうです。「各地域内の公園の施設(主に遊具)を中心に意見交換」とのこと。かっこないにある「主に遊具」という点が妙に気になります。仮にも「主に遊具」であるなら、子どもたちにはどんなかたちで意見を聞いていくのかしら?と。平日昼間だと遊具で遊ぶ子どもたちは参加できないわけで…。

ホームページを見てみると、Webアンケートもやると書いてありました。11月1日からです。どんなアンケート内容であるかわかりませんが、意見交換会には参加できない方もアンケートのぞいてくださるとうれしいです。さらには回答して下さればもっとうれしいですが。いずれにせよ、公園に手づくり看板が立ててあって、意見交換会の告知をきちんとしていこうとする姿勢を感じますね。協力したいなと思います。

一方、改めて公園をぐるりと眺めてみれば、何と言う・・・・看板の多いこと。そしてまた「○○は禁止」という看板であるところが、見ようによっては感じ悪いわけですが、それくらい公園にはいろいろな形で苦情が殺到する場所であることもわかります。「子ども声がうるさい」という苦情はさすがにないと思っていますが、利用者のマナーの問題については、やはり私たち自身も考えなければいけないことですね。マナーの悪さが目についた瞬間、その場で注意し合うような関係性がなかなか生まれにくい地域社会になり、市役所には苦情が届き、そして立て看板がつけられる…居心地悪い公園になりやしないかと思うくらいに理想とはかけ離れていく感じです。残念。昔に比べて、立て看板が増えた気がするのは私だけでしょうか?

それこそ、周りを見回すと、「ごみを捨てるな」「ポイ捨て禁止」も含めて、いろいろなかたちで「禁止事項」がたくさん目に入るような気がします。時代環境ですかね…。考えさせられる今日この頃です。

さて、議会の動きを少しだけ。パルテノン多摩の大規模改修に向けては、議会内の意見をまとめていくために議員どうしお互いに会話したりとか、ちょっと顔を合わした時に意見を交わしたりなど一歩前進させていくための動きが活発です。個々の議員あるいはそれぞれの会派が主張し合うだけでは意見は対立するだけになることはいずれも重々承知なので、どこで折り合えるのか、合意点(妥協点)を見出していくことが必要です。こうした状況を他市の議員さんにお伝えすると驚かれるのですが、譲歩し合いながら「よりよい」を探っていくことは多摩市議会だと自然と行われます。市民の方からはなかなか見えてこない議会の状況かもしれませんが。「議員さんって、もっと何か偉そうなのかと思ったし、政党とかの意見を主張しあっているだけと思ったけれど、全然違うんですね。」と初めて議会を傍聴して下さった方に声をかけてもらえたのはとてもうれしいことでした。

副市長が私のところに来るたびに「チーム多摩市議会って議長はかねてから主張していることでしょう。だったら、ちゃんとまとめてね。」とおっしゃるわけですが、私がまとめようまとめようとしなくても、それぞれの議員が「今、目指さなければいけないこと」を意識し、その方向で前向きな姿勢で議論していると私は考えています。あともう少し時間はかかりそうですが、「議会が行政にケチをつけて」なんてことはありませんで、誤解ないことを願うばかりです。

10月も末になりました。いい季節なのに雨ばかり。たまには「秋探し」に行きたいなあ。

 

道路整備事業推進大会。おそうじ。

議長になり、実にいろんな会合があるものだと思っていますが、毎年開催されている「道路整備事業推進大会」に初参加。こちらは、生活環境常任委員会の公務にも位置づけられていて、委員の皆さんとともに砂防会館へ。

道路整備の状況について、国交省や東京都建設局の方にちょっとしたレクチャーをいただいたのち、あとは国会議員や都議会議員の来賓紹介で約10分、それから、国や東京都への陳情事項を全体で確認し、終了。都市基盤である道路の整備も重要であり、そのための財源を確保し、推進していきましょう…そのために都内区市町村で一致団結していきましょう…というのが大会開催の趣旨ですね。道路はつながっているわけですから。

久しぶりに大学院時代の同期生に。ミスター防災の早坂都議です。いつ見ても変わらぬ個性を発揮しておられました。

ところで、同じような集会?集まりと言えば、思い出すのは「河川改修促進大会」。こちらの大会では締めには「エイエイオー」があるのですが、今日はなくてよかった。

しかし、多摩市から砂防会館のある永田町まで出かけるというのは半日以上仕事であって、結構大変。生活環境常任委員会の皆様もおつかれさまでした!

衆院選挙の結果にいろいろ考えさせられ、昨日はブログを書いていたものの、途中から筆が進まず。とにかくも「草の根」というか、地道な活動を積み重ねていくことをもっともっと大切にしたいと思った…そしてまた、表面的な言葉でなく、語っていかないといけないことなど、自戒を込めて…振返っているところです。

ちっちゃなことでもできること。

中央大学グリーンバードのみなさんと多摩センター駅周辺のごみ拾い。多摩青年会議所とのコラボ企画にて実施(理事長の松田大輔市議にお世話になりました)。ごみ拾いを通じて、地域とつながり、活性化していきたいと考えている大学生たちの志の高さには正直、頭が下がります…。私が学生の頃にはなかった活動だなあと思います。月1度の定期開催をしていく予定です。私もなるべく参加したいと考えています。ちなみに、中央大学グリーンバードは、世界各地に広がるグリーンバードの支部の中ではじめての学生チームなんだそう。大学生が企画運営する支部としてモデルになっていけるといいですね。後押ししていきたいと考えています。

それにしても、ユニーク過ぎるごみ。今日はゲームセンターでキャッチしたと思われる大きなぬいぐるみが捨ててありまして、前回よりもごみの嵩が増えました。かっこよくごみ拾いをしている集団を目撃し、「我関せず」にはいられない…とごみのポイ捨てが少しでも減るとを願っています。タバコの吸い殻多すぎます。

暗くなって以降の多摩センター駅北口には家路を急ぐ皆さん、あるいはお店の宣伝のお兄さんたちがおられますが、「何やってるの?」とちょっと奇異な眼でも見て下さるだけでもありがたいかもしれない。来月は市内4駅周辺で「まち美化キャンペーン」も開催予定です。

◇まち美化キャンペーン◇
11月8日水曜日15時30分~ 唐木田駅周辺
11月9日木曜日15時30分~ 多摩センター駅周辺
11月10日金曜日15時30分~  聖蹟桜ヶ丘駅周辺
11月12日日曜日10時~ 永山駅周辺
(各回とも1時間を予定しています。天候によって変更有。問合せ先は環境政策課です)

委員会で視察からの週末…

子ども教育常任委員会での視察は行きたかったスマイルファクトリーへ。そして、箕面市へ。

スマイルファクトリーについては、松下政経塾出身の白井智子さんから直接お話を伺うことができて感激。そして、何よりも「市長がやると決めたから動いた」という一言に思いきり頷いてしまった私たち。多摩市で言えば、教育センターの相談事業の一部を民間NPOに業務委託するという思いっきりと言うか、決断力はやっぱりすごいですよね。教育ほど聖域になっている場所はないわけで、なおかつ多摩市の教育センターで考えても、いわゆる教職員(都の職員)の退職以降の職場(天下りとは言わないが)にもなっていて、何と言うか、民間NPOなどが入り込める余地もないような場。しかし、市長が白井さんの著書をお読みになり、「これ!」とピーンと来たのでしょうね。白井さんは市長からの要請で池田市の不登校対策に関わるようになり、今では廃校を活用した子どもたちの居場所づくりをし、学校復帰を応援する場を作っておられます。

最初はもちろん・・・壁は分厚く・・・周りは冷たく’白い眼’で見られていたのでしょうね。でも確実に学校復帰の道のり、子どもたちを支援して、学校に再登校を促すという着実な実績を上げ、今では地域との信頼関係もしっかりと築かれているようです。池田市からの委託費では全然まかなえないという運営ですが、白井さんが自ら寄付を集めたり、いわゆる営業活動をしながら、そしてまた、先進的なモデルとしても文科省などからの支援も受けながらの取組みです。

しかし、素晴らしい。本当に素敵。ちょうど視察をするタイミングで「帰りの会」の子どもたちの姿を見ることができ、スマイルファクトリーには通うことのできる子どもたちに会うこともできました。いろんなこと考えさせられました。

子どもにはいろんな育ちがあっていい。画一的なところに押し込むことだけが全てではない。そんなことを改めて意識させられた視察でした。

視察二日目は箕面市中央図書館へ。箕面市の知のアクションプランについては以前に図書館長にも紹介したことがあるかなあという取組みなんですが、今、多摩市が突きつけられている図書館問題(中央図書館機能のある本館の再整備、地域図書館廃止への住民の反対にどう向き合っていくか)に対しても参考になりそうだなと思っていました。

「図書館をもっと活性化させていく必要」・・・も意識しながらの、箕面市図書館全体の再構築をプランですが、「指定管理者を導入しても、経費削減にはつながらない。」とするご意見を頂いたり、ICタグにより人件費削減はできたけれど、機械化に伴って年数経てば更新費用も必要であること等も伺うことができたのはよかった。また、佐賀県武雄市のTSUTAYA図書館のいいところを取り入れ、カフェスペース(飲み物だけ可能)を設置、更には図書館入口で珈琲を買うことができる等など工夫も見ることができました。

委員会視察としてはかなり充実し、個人的にはとても満足できる内容でした…「百聞は一見に如かず」なのですが、それでも足を運んでみて「ヒット!」と感じられるのはラッキーなのです。

・・・雨の週末。そしてまた選挙ですね。開票速報を見ながら、ブログ更新しています。開票速報以上に台風情報の方が気になりますが。

週末・・・土曜日は選挙戦最終日でしたが、もろもろいろいろ。選挙のことについて聴きたいという有権者のところにちょっと出張したりなど。そして、パルテノン多摩のハートウォーミングコンサートへ。このコンサートは市内近隣も含めて、障がい者やそのご家族や支援されているみなさんをお招きする年に一度の企画。読売日本交響楽団のみなさんのご協力により実現しています。大ホールでゆったりと聞くことができるコンサート。もう少し、幅広くお声かけをして、空席を埋めたいなあと思いました。とてもいいコンサートなので空席がもったいなくて。まだきっとPRが足りないかなあという感じ。

夕刻は、「多摩市の社会教育を考える会」のみなさんの集会。市議会議員との対話集会として実施され、議員7名を含め約40名ほどの方が参加。何か結論を出すというのではなく、見解の違いはそれぞれありながらも意見交換をするという有意義な会だったと思います。まずは意見を出し合う…どこまで議論を深められるか、煮詰められるのか…ある意味、粘り強さと言うか忍耐強さも求められる気がします。それぞれにとっての正義がある。そしてその正義には相対する別の正義がある。互いに違いを理解し合う、理解し合いたいという気持ちがあって、「自治」が磨かれていくのかもしれないなと。

図書館や公民館…社会教育を支えてきた施設に市民は何を求めるのか?建物の老朽化と統廃合問題と…それももちろん重要な課題になっていますが、それ以上に問われているのは多摩市の社会教育に対する取組み姿勢他ならないと考えています。社会教育は市施策全体の中でどのように位置づけられていますか?また、市長は社会教育に対しどう考えているか、教育長もまた社会教育をどう捉え、そしてまた考え、取り組んでいきたいと考えているのか?充分に議論されているとは言えません。一般質問ができるなら、そのあたりを質してみたいなあ。

それにしても、なかなか盛りだくさんの週末過ぎて、正直、一日を振りかえり、自分の中で納得し、消化できたと言えないままに日曜日を迎えました。台風大雨ですが、予定通りに行われた武道祭で議会代表として挨拶。地域で年一度の防災訓練には参加することができなかったのが心残りでしたが、議長公務は何よりも最優先なので、地域の皆さんには「ごめんなさい」。

にも関わらず、武道祭もじっくり観覧し、楽しむことができないまま…乞田の秋そば祭りへ。毎年恒例の秋そば祭り。同じ会派の増田議員から毎年お声かけをいただいていて、楽しみにしているイベントです。いつもは秋そばだけをたっぷりといただいて、満腹になって帰路についている私ですが、今日はふれあい館の2階の展示コーナーにも足を運びました。お華、編み物などふれあい館で活動されている皆さんの作品の数々。紙粘土の作品はブリザードフラワーのようにも見えました。

いつもいつも増田議員に声をかけていただいて、乞田の地域には足を運ぶ機会も多いので、ずいぶんと地域の皆さんとも顔見知りになっています。古き良き「多摩」を守ってきた皆さんが勢ぞろいしている地域です。そして、増田議員は「地域のために」に徹して、ホントに表に裏に?動いておられるんだなあとしみじみと感じるのは、周りへの目を配り方が違うことがわかるから。

帰りがけにも、「ほら、マイタケの天ぷら、食べて行ってよ!」と増田さん。三階副議長と議会事務局長と一緒に美味しく…手づかみでいただいてしまいました。ごちそうさまでした!

その後、私は長靴に履き替えて、人形げきまつりに足を運び、子どもたちの笑顔をつくりたいと日々日々活動されている市民の皆さんにお会いし、人形劇のお人形たちに触れ、工作をする子どもたちのキラキラした顔を見て、29回目を迎える人形げきまつりには担い手として児童館が加わり、ガッツリと支えている様子を見学。その後は、多摩中央公園へ移動し、話題の「広重がくる!」で歌川広重(私は安藤広重の名前の方がなじみがあるけれど)の浮世絵を見てまいりました。浮世絵も素敵でしたが、雨がしとしと降る中の富澤家の風情に趣きを感じてしまいました。

 

「広重がくる!」は長蛇の列だったと伺いました。例え、雨が激しく降っていても、「魅力ある場」には足を運んでくださる方が多くいらっしゃること・・・実感できたのではないでしょうか?建物まで来ることが出来れば、あとは室内で楽しむことができる。要するに企画力が問われるのです!天候には関係なく「人を動かす」ことのできる内容こそ重要。富澤家に足を運んだことがない皆さんに、この場所を知ってもらう良き機会にもなったと思います。

時間が経つにつれ、雨だけでなく風もだんだん強くなり…。そして、私自身が関わり見守っていきたいと考えている集まりに参加しました。医療的ケアの必要な子どもとご家族のみなさんを支援する場づくり。先日、お伺いしたラフさんの企画でした。

医療的なケアが必要な子どもたちを育てる大変さ。ママたちと意見交換もしましたが、短時間ではまだまだ理解しきれない…いろんな思いがこみあげて涙がウルっとなったママと会話をした時に味わった気持ち…胸がいっぱいになります。会場のパルテノン多摩ですが、やっぱりバリアがありすぎる。大規模改修を機に、もっともっと多くの方々に利用してもらうためにも施設環境そのもの、バリアフリーも含めて改善をしていかないといけないことを切実に感じました。

 

市民に寄り添って問題解決できる政治。開票速報を見ながらも考えさせられます。私の仕事は?私の活動は?…私はなぜこうして活動が続けられるの?

 

誠実に、謙虚に、そして正直に…。

 

自分一人だけの力で成し得ていることはひとつもないこと。多くの人に見えない力も含めて、支えてもらっていることに感謝するとき、いろんな意味で自分を高めていく努力を怠らず、そしてまた奢らず。「実るほど頭を垂れる稲穂かな」とのことばをいつも心に留めて…さあ、また明日からも頑張ります!

自衛消防操法大会@多摩ニュータウン卸売市場

自衛消防操法大会にお招きいただき、議長として出席してまいりました。

「何?」「どんな大会?」「どんな挨拶をすればいいの?」…今までご縁のなかった場所に行き、挨拶をするというのが最も悩ましいことです。議会事務局の次長に相談をして、「毎年、こんな感じで挨拶されていますよ。」という挨拶文案を作成していただいたわけですが、しかし、そもそも自衛消防操法大会なるものの存在も初めて知り得たわけなので、「うーん困ったなあ。」と。

でも、今回はとてもラッキーなことに、昨年度、この大会に多摩市役所自衛消防隊として出場し、準優勝したチームのメンバーが議会事務局にいてくれて…そしてまた、さすがいまどき…昨年の本番風景やらの映像を見せてもらえたので、「ああ、なるほど。」とちょっとだけ事前勉強できたので助かりました。

スーパーやデパート、病院等など…私たちが普段足を運んでいる場所に「消化栓」ってありますよね。モノは見たことがあり、何気なく視界には入っている見慣れたものだと思います。その横を素通りしている場合が多いと思いますが。この大会では、消火栓(1号消火栓、2号消火栓とあるようですが)の扱い、使う技術を習得するとともに、実際に火災などが発生したことを想定し、消防隊が駆け付けるまでの間の初期消火活動、またお客様や患者様を安全に誘導するための行動等など…発災現場での動きについてその技術を競い、決められた行動をどのくらいの時間で行うことができるのか、タイムを競います。

そんなわけで、市内33の事業所から35の自衛消防隊がそれぞれの訓練成果を披露し、競いました。多摩市役所自衛消防隊からは女子チームが参加!夏のころから練習を重ね、この大会に臨んだそうです。10回以上も練習したと伺っています。その甲斐あって、多摩市役所女子チームは1号消火栓女子隊部門で見事優勝!一生懸命練習を重ねてきた成果が結果となり、本当によかった!私もうれしく思いました。入庁して1年目、2年目と若い職員さんたちなので、緊張したことでしょう。

表彰式もきりっとしていて素敵でした!こうした場面になると「公務員」という肩書きが一層身に染みるのではないか?とも思いました。なぜなら、ここでの活躍ぶり、取組む姿を通じて「多摩市役所」の評価にもつながるわけですから。いい場面に立ち会わせていただきました。

さて、同じく女子チームでこちらは2号消火栓部門で準優勝をしたサンリオピューロランド自衛消防隊。ピンク色、キティちゃん付きのオリジナルヘルメットは目を引きました。背中の「サンリオピューロランド」のロゴもかわいらしい。せっかくなので記念撮影をさせていただきました。

ちなみに自衛消防操法大会ですが主催するのは災害防止協会と多摩消防署。講評をされた多摩消防署長さんが「訓練でできないことは本番でもできない」とお話されていましたが、訓練することって本当に大切ですし重要なこと。自宅でも同様ですよね…触ったこともない消火器が使えないのと同じです。ですので、やっぱり防災訓練あるいは避難訓練など、真面目に取り組むことが大事だなあと思う今日この頃(地域で実施される防災訓練など、なかなか参加者が増えないのは悩みです。)。

さて、この大会が終了した後は中央大学へ行き、シンポジウムに参加してまいりました。「「ことばの力」を考えることをテーマに「詩」をめぐって研究者などがそれぞれの立場から発表されていました。久しぶりに毛色の違う場に身を投じたのはよかったですね。「リフレッシュできた!」と思いました。

日韓で活躍する詩人の皆さんも参加され、シンポジウム終了後の交流会もとても盛り上がりました。韓国語もわからなければ英語を話すのもとても苦手で・・・韓国からのお客様とお話することはできませんでしたけれど。

さて、明日から子ども教育常任委員会で視察調査に。大阪府の池田市、箕面市に行ってまいります。また明日から雨になり、しかも寒くなる予報…防寒を忘れないようにしないと。ホッカイロの季節ですね。準備しないと。どうぞみなさまもお気を付け下さい!マスクも必須の季節です。

「見えてこない」…の一言に集約される。

今日は、福島県いわき市の議会改革調査検討委員会のみなさまが視察にいらっしゃったので、議会運営委員会の遠藤ちひろ議員に対応をお願いし、私はパルテノン多摩大規模改修の特別委員会の方に出席。

9月定例会で「なるべく早く大規模改修をしてほしい」という市民の陳情が採択されたことを背景に、市側は「これ幸い!」と思っているようですね。「議会でも陳情が採択されたので最短でやらなければならない。」などと話していますが、そのためにも各議員の判断に必要となる情報提供をお願いしたいものです。いずれの議員も「いたずらに改修時期を延期させよう」などという思いを持っているわけではありません。はっきり言って、大局的な観点で、将来にわたって責任の持てる判断をしていきたいと思うからこそ慎重になるだけの話。

市側の意向としては12月の定例会に「基本計画策定」に向けた補正予算を計上したいと考えているようで、それに向けた議会との合意形成を図りたいのが方針。現状で、基本計画そのものも宙ぶらりんで完成していないことを思うと、まずは「基本計画」だけでも策定完了することをすべきかもしれませんね。

それにしても、そこにGOサインできるだけの状況にあるかと言えば、もう少し議会内でも議論することも必要で、特別委員会では別途作業部会も設けながら議論を進めていくことになりました。委員会の様子はインターネット中継でも配信されていますが、会議終了間際、最後のあらたに議員の市側に対する質疑にこそ、大規模改修に対し慎重姿勢を見せている多くの議員の心境を集約するものになっていたと思います。ちょうどこちらから1時間45分くらいたったところあたりからの発言。私の聴きたいことというより、指摘したいことを代弁してくれた感じ。

さて、10月31日はパルテノン多摩開業記念日とのこと。マジックサウンドルームが特別に…無料開放されるようです。いつもは閉鎖されている平日火曜日の開室なんて貴重です。マジックサウンドルームに展示してある自動演奏楽器についても、今後どうなっていくか…。

議会としてはもう一定の役割を終えているのではないか?今後も持ち続けるのは、メンテナンスや維持管理費なども含めて考えた時、難しいのではないか?と考えた提言も出しています。にもかかわらず、いまいち市側の見解がどうなっているのか?そのために、どう行動しているのか?…も全然見えないまま既に2年経過…。「大規模改修どうするのか?」と私たち議会に対し「早急に結論を」と求めるのであれば、ぜひ、既に提言していることに対する市側の方針も明確にしてもらいたいですね。「どう対応するのか」…という以前に、「どうしようとしているのか?」「どうしたいのか?」という方針は未だ明らかにされておらず、実に、あいまいなまま今に至っていることは議長としても指摘せねばと思っています。なにせ、「議会からの提言」ですから。

あと、議長としては…。特別委員会を設置すると、メンバーとして委員会に参加している議員とそれ以外の議員との情報量の違い、そこからどうしても生じてしまう温度差やら、当事者意識の違いなどをならしていかないとなあと思ったりしています。あとは、「市長の考えがちっとも見えてこない」という声も聞こえてくるので、このあたりも気になっております。そんなわけで、あらたに議員が指摘した「見えてこない」という意見は「市長の意思」が感じられないということにもつながるのかな?と思ったり。今後、議会全体としてもどう取組んでいけばいいのか、少しイメージしてみよう…。

議会運営委員会で日野市へ。

議会運営委員会とメンバー以外で議員1期生の皆さんとともに日野市議会の「議員連盟」の取組みをヒアリングしてきました。日野市議会では「がん対策」「子どもの貧困対策」「公契約条例」「空き家対策」について、議員連盟がそれぞれ組織され、集中的に調査活動などを積み重ね、最終的には行政に提言し、着実に政策に反映させてきた実績をお持ちです。

どのような経過でそれぞれの議員連盟が結成されるに至ったかの背景から、提言書作成に至る取組み、市長に提言を手渡すまでの歩みをそれぞれ中心メンバーとして活躍された方々から直接伺うことができとても有意義でした。

西野議長、窪田副議長、鈴木議会運営委員会委員長、奥住議会運営委員会副委員長にご対応いただいたのですが、みなさんそれぞれの議連で中心メンバーで活躍された経験をお持ちでした。特に、窪田副議長は議員連盟の取組みにも積極的に関わっておられたようで、非常に分かりやすく明快な説明をしてくださいました。そしてまた西野議長は議員間や会派間の調整をされてきた経験を踏まえ、表にはなかなか見えない労を重ねていらしたことが伝わるエピソードをご披露してくださいました。

議員連盟は「いつまでに」「何に取組み何をするのか」を明らかにし、複数会派3人以上で結成することができるようです。できれば全ての交渉会派からの参加を呼びかけることになっていて、例え、交渉会派からの参加がなかったとしても「議員連盟」が設置されていること、活動していることの認識は全会派全議員で認識される仕組みになっていました。設置された場合には議員連盟の代表と議長とで市長(行政)に挨拶に行くことになっていて、市長側にとっても「気になる存在」として一目置かれることになるそうです。もちろん、議連の活動に必要な情報は行政側から提供され、かなりキーを握る活動にもなっていそうです。

議連の活動はフットワークの良さが魅力のように感じます。ただ、多摩市議会の場合には、委員会がそれぞれ非公式にも集まって意見交換や勉強会も実施しているので、その頻度を高めていくことで日野市議会の議員連盟に近づく活動が出来そうです。ただし、議連の活動の場合には、その分野に精通していたり、関心の高い議員を集めることができ、「やる気のかたまり」になることが出来そう。常任委員会方式だと、必ずしも所属している委員会の分野に興味関心が高い議員がメンバーになっているとも限らないため、議連のような「かたまり」にはなれないかもしれません。ただし、そうは言っても、かなり多摩市議会の場合も委員会の活動は活発になっているので、議連方式でなくとも取組みを進めることは可能でしょう…というのが、視察後にメンバーと意見交換をした時の主な感想でした。

もう一つ、日野市の「市政図書室」に行ってまいりました。ここ、日野市役所に視察調査に来ると必ず足を運ぶ場所。多摩市で言うところの行政資料室的な感じですが、スキルの高い図書館司書さんが3名も配置されていて、クオリティの高い情報提供が行われています。新聞スクラップコーナーには「多摩ニュータウン」とタイトルのついたファイルもありまして、もし、何かの時にはここに来ればいい!と再認識しました。図書館利用は「7市連携」をやっているので、多摩市民でも日野市の図書館は利用できますし。各議員の発行しているニュースなども議員名ごとのファイルがあり、スクラップされていました!

シティセールス推進のために配属されたというリンネさんが図書室にいらしたので、日野市議会の事務局長さんにご紹介いただきました。とてもチャーミングな方。国際交流員としてお仕事されているのだとか。リンネさんは日野市を海外にPRするために、もっともっと勉強したいと意欲的でした!日本語と英語で海外に向けた情報発信を担当していると話しをされていました。せっかくなので副議長とリンネさんと一緒に記念撮影。

多摩市にはシティセールス政策監という役職が市長の肝入りで配置され、東京都からの職員派遣という形をとっております(と言っても、報酬は多摩市がお支払しております)。今年はシティセールス方針や計画をつくるそうで、さらに外部からアドバイスをもらうための費用についても追加の補正予算(学識経験者、アドバイザーの報酬)が確保されたばかりです。どんなシティセールス方針になっていくのでしょうか?また、大手広告代理店での経験豊富な方を係長職で迎え入れたばかりです。人件費的なもので考えると、かなり力を投入しているわけですが。どのような成果を市民に披露していただけるでしょうか?

いずれにせよ、今日の視察を受け、我が多摩市議会、多摩市も頑張らないとね!と思った一日でした。