「議員の意識やね。」…という話しで。

 

本日は丹波市議会の議会運営委員会のみなさまが私たち多摩市議会の「決算審査を次年度予算につなげるためには」をテーマに視察にお越しになりました。ホームページを見る限り、丹波市議会さんの方が多摩市議会よりももっと先進的にあれこれチャレンジされているような感じ。特に、「たんばりんぐ」の名称で発行されている議会だよりは、私たちの先を行き、かなり読みやすい仕上がりであり、レイアウトもおしゃれ。やはり議員さんが広報などにも関わっておられるようでした。既にタブレット端末も導入されていて、さくさく使いこなされている方も多数。「慣れる!」ことが大切で、「なかなかうまく使えないなあ」を自覚されている議員さんたちは自主勉ではないですが、集まって練習するとかしていると。

「実際に足を運ばないとわからないこともあるし、いろいろ本音が聞けて良かった」と感想をいただいたのですが、多摩市議会での取組みはお役にたつかしら?…と思いつつ。「議員の意識やね。」ということで、やはり、何事にも議員意識が重要ですね。

ちなみに丹波市議会の事務局さんは5名だそう。それから、今日の視察には企画と財政を担当されている部長さんも随行でご一緒されていたのにも驚き。丹波市議会さんはフェイスブックもされていますね。事務局の方が上手に更新作業をされているようです。

 

さて、多摩市議会の話題から。午前中はパルテノン多摩・周辺施設整備等特別委員会でした。行政側が事業者に対し委託をしている調査の中間報告が提出されているため、その内容に対するヒアリングが中心。ちなみに委託内容は下記の通り。

・アドバイザー業務委託料(改修基本計画や設計に向けた条件整理などを行う)
・多摩センター地区活性化検討支援業務委託料(エリアマネジメントなどに対するアドバイスをもらう)
・市民ワークショップ実施支援業務委託料(さらに市民意見を聴く場づくりを行う)

何と言うか、議会側が想定していた委託内容とは若干認識がずれる感じがするのはなぜか?例えば多摩センター地区活性化検討支援業務の委託の場合、検討対象エリアが「パルテノン大通り+多摩中央公園内限定」となっており、ついでに言えば、関連で話題になっている「図書館」についても行政側が提案している桜美林大学の隣接地に建設されるようなイメージパースが描かれていたりして…。質疑応答でわかったのは、行政で保有している「今後の計画」を下敷きにしていること。委託するにあたっては何かベースになるものが必要なのかもしれないとはいえ、何と言うか、多分、議会側が想像していたものとは違う感じ…。さすが、建築事務所さんが描くイメージパースはセンスもよく、感じもよくて、絵もきれいだけれど、でも「こういうことじゃなくて」とする違和感が委員会全体に広がっていたような気がしました。

上記の委託に対し、最終報告は8月31日までに提出されるとのことで、議会でも中間報告の内容を受けてどう検討を進めるのか…これも要検討ですね。とりあえず、8月7日の意見交換会がどうなるやら…ですが。

それから、夕刻から議会運営委員会があり、次年度の議会費についての意見交換がありました。意見交換というか会派調整です。まあ、いろいろ意見交換を重ねて、最終的には議会で意見交換会をやる場合の「会場費」について一定確保することはできました。多摩センター地域で市民が足を運びやすい会場と言えばやっぱりパルテノン多摩ですが、借りるためにはお金が必要。しかし、これまで会場費としての予算を確保していなかったため、常に多摩センター地域の意見交換会などは「唐木田菖蒲館」をお借りしておりました(コミニュティセンターなら公共使用は無料なので)が、来年度はパルテノン多摩も会場の1つとして選択肢に入れられそう。

しかし、なかなか難しいなと思うのは、一応私は議長公約として「全議員研修」をやりたいと思って掲げていたのですが、そのための予算については賛同が得られなかったということ。提案の仕方をもう少し工夫すればよかったかなと思いましたが、会派調整で提案を出し合ったため「議長公約で『全議員研修』を掲げていた」ことは、みなさんの記憶にひっかかっておられなかった感じ。「研修をやるなら、事前にどんな人を呼ぶのかとか会場はどこにするのだとかちゃんと決めてから補正予算を組めばいい」という意見もありましたが、補正予算は緊急性のある場合に計上されるものであって、議会の研修が補正予算に馴染むわけもなし。さらに言えば、予算が0円しかないのに、呼ぼうとする講師がいたとしても事前交渉すらできないでしょう…と思います。実際に、講師を探して、いろいろ政務活動費を駆使しながら、勉強会などを開催してきた経験者からすれば、「予算がない」ことの壁はとても大きいのですけれどね。

ま、仕方がないので、予算はないけれど「全議員研修」がどう実施できるか考えます。要するに「議員の意識」がどうあるか、その在り様によって議会の姿は大きく変わる。旧態然とした議会なら、「ふるい議会をあたらしく」と言われてしまうんですよね。もっともっと市民が議会に対し望んでいることをキャッチしみんなでレベルアップし常に発展向上しているような前向きな議会でありたいですね…。全体で合意形成するのがなかなか難しいとはいえ、でも、少しずつでも進むことが大事ですね。チャレンジ精神を持てない議会が行政に対しチャレンジせよとは言えない!・・そ打思いますので。

あっというまの1ヵ月すぎ・・・。

パルテノン多摩大規模改修市民ワークショップが最終回を迎え、最後のところで「これまで全5回の議論の成果」を市長に手渡すというセレモニー。セレモニーにあたる時間だけ広く市民にも傍聴可能だと呼びかけをしたものの、そのために足を運んだ市民はゼロ(議員とあとは大学の先生はおられましたが)。そもそもセレモニーを「発表会」と称した呼びかけとは言え、ほぼ周知されているとは言えない状況なので当然の結果かと。

最も、現在、パルテノン多摩のバックステージツアーが行われていて、感度のいいというか、市政への情報アンテナを高くしている市民からは「参加してみようと思う」というお話しもありますが、市民にとってはこちらのほうがよっぽど興味深く、一見の価値があるかと思います。

ワークショップについて言えば、「基本構想レベル」で市民からの声を幅広く集め、大きな風呂敷を広げて…という感じ。参加した市民の皆さんの夢やら希望の声がてんこ盛になっています。参加者の中からは「これを全部実現するとしたら、一体どのくらいのお金がかかるのか知る必要がある」という至極頷けるご意見が出たものの、「それは、基本構想レベルなので、今後の中で具体化される」という説明で押しとどめる感じ。そもそもパルテノン多摩の問題は「改修費用に80億円!」とする試算が発端となっており、いかにコスト削減できるかも重要な視点です。ここについて気になり、いまいち、夢や希望などアイデアを盛る一方のように感じられるワークショップに対する違和感を覚えておられる方もいらしたようです。ファシリテーターをつとめる先生はそうした意見ももっと出してほしかったようですが、「なかなか言いにくい」というか、「出しにくい」雰囲気づくりになっていたのかもしれませんね。「場づくり」はとても難しい。

議会で来月行う予定の「パルテノン多摩大規模改修についての市民との意見交換会」についても、どんな進め方をすることがよいのか…。「場づくり」についての学習会というか勉強会も議会で開けるといいなあって思ったりします。明日、パルテノン多摩大規模改修の特別委員会が行われ、その中で市民ワークショップの成果も含め、説明が行われることになっています。改めてこれまでの検討経過をヒアリングし、議会でも見解を取りまとめていく必要もあります。どうなっていくかは、まだ誰もわからない。

ワークショップを傍聴してから、多摩市平和展市民会議のシンポジウム「『反差別』平和への第一歩」に足を運び、パルテノン多摩小ホールがほぼ満席の盛況ぶり。「差別は政治がつくりだすもの」…心にずっしりきた言葉です。今の日本社会はどこに向かっていくのだろう?ということもパネリストの皆さんのお話を伺いながら、不安も感じさせられました。「平和について考えるとき、日本では『反戦』で、戦争の話になりがち」…でも、その奥深いところには、文化、宗教、民族、肌の色などの違いに対する人々の意識がある…そこに優劣をつけていく、序列をつけてしまうような意識…差別…。シンポジウムが私たちに問いかけるのは、「差別をしてはいけない」ということのみならず、「私たち個々人の気持ちに、誰しもに『差別意識』が眠っている」ことだったのではないか?と思いました。

シンポジウムは後半ほぼ聞き終えたところで退席し、昨日に引き続き、永山自治会の夏祭りへ。娘がお友達と行くと言うのでパトロールがてら。土砂降りの雨で、お祭り自体は「中止」されていましたが、しかし、出店とかは昨日と同じように名店街のアーケードの下でひしめきあっており、雨上がりにたくさんの子どもたち、地域の方々でにぎわっていました。知り合いにもちらほら会うことができ、知っている子どもたちが見ないうちに背が伸びたりして、大きくなっていることがうれしい夜でした。

明日から、市内4駅で多摩市議会有志の街宣活動が始まります。パルテノン多摩の意見交換会の告知活動です!しかし、ついこの間都議選が終わったばかりと思ったら、もう7月も終わり…。時間がたつのが早すぎる。選挙が終わると、瞬く間に日常に戻る…まだ、都政が変わったんだなあは実感できない(当たり前か・・・・)。

 

ふれあいキャンプ&永山自治会夏祭り

乞田のふれあいキャンプを写真で振返り。もともとラジオ体操のごほうびとして開始したそうです。平成5年からなので、もう25回目になります!すごい!

「もう、だいたいカタもできているし、らくちん」…今回は子どもたちは約60名の参加です。本当は50名の募集だったけれど、抽選で来れない子どもが出てしまうのもかわいそうなので、全員を受け入れることにしたそうです。開村式では…市長をはじめとする、私も議長として出席しましたが、来賓がズラリ!

この地域は副市長以下部長や課長、担当職員さんがズラリという並ぶという光景が’ならでは!’なんです。そうそうたる面子が出揃い…子どもたちに紹介するのが副市長♪

ドジョウ掴みなど乞田川での川遊びにも安全対策が求められ、地元の消防団第7分団も参加!地域ぐるみですね。土嚢を積んで乞田川を一部堰き止めたり…と万全な体制づくりに協力。

 

水力発電も地元の方の手づくり!…「一人でも発電のことに興味を持ってくれる子どもがいたらうれしい」と。

子どもたちは早速、乞田貝取ふれあい広場にテントはりの作業。お手伝いの保護者の方も一緒に力を合わせて。様子を見ていると、この作業が高学年のリーダーを中心にした各班のチームづくりになっているなあと。

ペグを打つ子どもたちのトンカチ姿がかわいらしい。子どもたちがテントをはっている間に…今日のランチタイムの流しそうめんの準備。「秋そばまつり」などの恒例行事も行っている当該地域はもうみなさん手慣れたもので…。

18キロのそうめんがサクサク茹で上がっていく。流しそうめんの準備も万端!流れる缶詰フルーツの準備も

すごい勢いで缶詰が開封されて、色とりどりのフルーツ。これは地元のお寺さんからの寄附。

さあ!流しそうめんスタート!勢いよく流れてくる麺をすくうのがゲーム感覚。子どもたちには缶詰ミカンが大人気!

乞田地域地元のお父さんとお母さんたちの総力戦!…そのお一人と言える増田匠議員は…「もっと、少しずつ麺を流さないと!」と腹ごしらえをしてからは「麺をさばいて流す係り」として参戦。

開村式からの2時間余りの手際よさに脱帽です。長年の経験が蓄積されているだけ合って段取りがすごい。そして…。

これは何?何の小屋?…お手洗は乞田ふれあい館を使えばいいわけだし…。

扉を開ければ、そこは…。

シャワー室!…以前は、ボイラーもついていて、温水が出ていたようですが、今は水のみ。川遊びをしたのちにシャワーをする場所。これも毎年、みなさんで組み立て作業をするそう。お水が出た瞬間に感激してしまった!私は流しそうめんを頂いたのち、次の予定に移動。後ろ髪ひかれる思いでした。この地域ならではのキャンプ。普段遊んでる公園がキャンプ広場になるなんて、素敵な経験だと思います。こうした地域づくりを担当している職員さんに伺うと、「この地域はふるまう文化が残っている」とおっしゃっていました。地域にとってのハレの日があるということかなと思いますが、ここに結集するエネルギーはある意味独特だし、特有です。だから、「地域」なのでしょう。午前中いっぱい時間を過ごさせてもらいありがたい経験でした。

しかし、その後、ものすごい激しい雨になったので、大丈夫かなあと心配になりました。週明けに増田さんに聞いてみないと。きっと危機管理体制も万全だったとは思うのですが。

 

話しは変わって、大学OBの皆さんと定期的にひじり館でカラオケをしておりますが、この度…新しい機器が導入されておりました!すこぶる良音。

こうした機器の入替えも、利用している団体の人にヒアリングをしながら決定をすると。機器更新をしていいものになったので、利用料金は若干プラスされるそうです。でも、利用者の合意はとりつけてあります。実際に、機器を試しに利用してから、意見ヒアリングが行われたそうです。

ゲリラ豪雨というよりも、ホントにすごい雨でした。夕刻から、永山自治会の夏祭りがあり、議長としてお招きをいただいておりました。注視かもしれないけれど、まずは足を運んでみないと…と。

もちろん中止でした。でもそのかわり、自治会の方と1時間ほどじっくりお話もすることができ、有意義でした。大先輩の住田けい子議員もいらっしゃり、団地の状況や古い時代の話なども聞くことができました。地域の子どもたちにとっては待ちに待ったこの日ですから…土砂降りになる前から準備されていた屋台は名店街のアーケードの下に移動していました。集まった子どもたちも中心ににぎわっておりました。

夜になると名店街のネオン(笑)と人だまりが何とも言えない風情を醸し出しておりました。聞き覚えのある声が…と思えば池田けいこ議員が売り子さんとして活躍!

焼きトウモロコシとホタテと枝豆のお店でした。もともと議員になる前から、池田家も総出で地域の方と一緒に出店をやっていたのだとか。高齢化が進み、お祭りへの出店も減ってきているところで…気合いを入れ直して復活させたのだとか!早朝からの買い出しやら準備やらと…夜まで継続している池田さんのエネルギーあふれる姿。私も焼きとうもろこしを1本お土産に購入しました。帰宅後に2本にすればよかったと後悔しましたが。

新しく名店街の一員となった中部地域包括支援センターは「救護所」としてオープンしていました。こちらもまた、地域ぐるみ地域総出です。高齢化が進んでいる永山地域ですが、名店街に入居している団体などがそれぞれに力を発揮し合い…「お祭りの2日間だけはお友達と夜遊んでもいいよ!」と許可を出してもらい遊びに来ているはずの子どもたちの見守り、子どもたちの居場所を作っているようにも思いました。

明日は天気が良くなるといいなあと。しかし、よく降る雨。地球を冷やすためなのか?…地域の熱気は雨が降っても冷めることなく、いつもにはない熱気が名店街に広がっていました。テルテル坊主に願掛けですね。

いろいろ起こる。

朝顔が満開の朝を迎えてうれしい朝でした。特に公務はないものの…ヒアリングをしたり、議長として参加する公務の事前レクチャーを受けたり。その後、たまプラーザまで何と!車で行ってしまいました。

横浜市長選挙の最中です。私の心の友でもある…長島有里逗子市議会議員が奮闘中。しがらみフリーと完全無所属で出馬をされているお連れ合いの長島一由さんの応援です。ずっとお手伝いに入っていた大学生のお嬢様が高熱でダウンしていると伺ったので、少しでもビラ配りのお手伝いができたらいいなあと参戦したのですが、突然マイクを振られて、戸惑った私…ハプニングだわ!と思ったわけですが…。

 

半年も前に出馬を決めてから、地道な活動をずっと広げてきたという努力努力の選挙。そしてまた、お金のかからない選挙戦を展開されていて、その徹底ぶりはものすごい!学ぶところが多くあり、候補者の演説を聴きながら、何度も何度も頷いてしまう。

そして、とてもうれしいことに…まさかの大学時代の同級生に再会!最寄駅がたまプラーザとは知っていたものの、まさかまさか!

 

候補者の一由さんは私が大学時代に逗子市で最年少市長になったころから、よく…大学のゼミなどで話題に上った方でした。その時もやっぱり同じようなスタイル。しがらみフリーで選挙をし、市民の後押しを得て当選された方。「横浜市民ではないのになぜ立候補?」と思ったりもしましたが、人口300万人を超える横浜市の政策選択が周辺自治体に及ぼす影響は大きいでしょうね…と思います。カジノの問題も含め、周辺の自治体住民もいろいろ問題意識を持ち不安を抱いている人も多いのだと感じています。

 

 

ところで、今日「選挙にちょこっとだけ顔だすね!」と言っていたものの…もしかして、行けなくなるかと思うようなこともありまして。週明けのパルテノン多摩改修問題特別委員会についてです。突然「参考人を呼ぶ段取りをしなければならないかも」なんてことを言われてびっくり。参考人を呼ぶためには、議会運営委員会を開催して確認するのが通常の流れです。それこそそれなりの手続きも必要です。もちろん、議会が正式に依頼をするわけで、費用弁償(謝礼ですね)を発生させることとなります。ところが、「費用弁償は支払わずして、参考人を呼ぶ必要が出てきた」…というのです。

「えっ?」

「特別委員会の中で、市がパルテノン多摩の改修や多摩センターの活性化について調査委託をお願いしている事業者の方から、直接に説明をしてもらう予定になっているので…」と事務局からの説明。

「いえいえ、議会側がその方から直接の説明をしてほしいとはお願いしていないでしょう。にも関わらず、参考人で招致をするなんておかしくないですか?」ということで、議会事務局職員と大野まさき副委員長と私とですったもんだあれこれやりとり。さらに事情を聴いてみれば、調査委託の内容には「市民や議会に対する説明」という項目が入っているため、参考人としてお招きをしたとしても費用弁償を支払う必要はない(二重払いになってしまう)とのこと。

しかし、どう考えても、私たちから「議会に対する答弁は部長や課長では物足りない。事業者の方から直接議会に説明してもらう必要がある。」と判断をしたわけではありません。あくまでも「『事業者の方から直接説明をさせたほうが、内容がよりよく理解できるのではないか。』という行政側の配慮に寄るわけでしょう(そもそも調査委託の内容に「市民や議会に対する説明」と盛り込んだのも担当部署)。私たちが参考人としてお呼びする手続きには違和感がありすぎます。」。

「参考人でお招きできないとすれば、委員会では答弁が出来ないので(出席要請をしていない)、休憩を取って発言してもらうことになる。」というので、大野さんは「休憩を取ってしまうと『公式記録』〔議事録)には残せなくなる。」から、費用弁償を支払わなくても参考人として招致するしかないのではないか?…ともお考えのようでしたが…。

最終的には「行政の説明者(部長・課長)の補足説明者として答弁することの了解を得ればさえ、答弁してもらうことができる」と結論を落ち着かせることが出来てよかった。文書法制課に内容を照会し、お知恵をお借りすることができました。こんなイレギュラーというか、前例では対応できないような事例と言うかが出てきたとき、一つひとつ状況を整理して、また議会運営的には一つ賢くなっていく感じですね。

いろいろ起こる。

そう思います。なので、何があっても何がなくても…議長室に足を運ぶことは必要なことだと思うわけでした!

 

 

多摩市平和展が始まってます!

今日から8月2日まで第26回を重ねる多摩市平和展が始まっております。今年はパルテノン多摩の開館時に記念行事として行われたキース・へリングさんと子どもたちが描いた壁画の展示があり、これはなかなか素敵なので、一見の価値があり。「平和」「ぼくの街」がテーマの作品。込められた思いに浸るひとときに…。議長としてオープニングセレモニーで挨拶をさせていただきました。

今回は先週土曜日にプレイベント「子どもワークショップ みんなで大きな平和の絵を描こう」が行われました。先生の指導の下、描かれた子どもたちの作品も飾ってあります。ワークショップには40人近い子どもたちの応募があったそうです!

平和展開催中にもう一度足を運ぼうと思っています。30日には「『反差別』~平和への第一歩」とタイトルのシンポジウムが行われます。時間があえば、そちらに参加したいと考えています。

夕刻から、航空自衛隊府中基地の納涼盆踊りへ。議長公務。招待者は500人近くいると伺いました!国会議員、都議会議員、地元府中市長、市議会議員、近隣市の市長、議長さんたちにお会いしました。

司令官と同席させていただいた大和国立市議長、宍戸三鷹市議長、木村国分寺市議長と記念撮影。こうした場所で議長さんたちとお会いして、情報交換などをさせていただくのは有意義。議会運営などにつき、学ばせていただいております!それぞれの議会で苦労があり、議会事務局の方々との接し方等など…いろいろと。「議長になってから、市長副市長としか話をしないように心がけている」という姿勢など…考えさせられます。「議長たるもの」なのでしょうか、頷けるところもあります。「議長が職員さんのところに直接行くよりも、電話で呼び出しする方がいいと思います」なんてアドバイスをいただいたこともあるので。でも、どうも呼びつけるのは苦手です。自分で行ってしまう方が早いし、息抜きもできるし。

しかし、炎天下はどこへ去ってしまったのか?このままフェードアウトしてくれるとしたら、そんなにうれしいことはないのですが。寝苦しくないし、朝も涼しくて快適。今日は多摩センター方面でトンボを見ました。

 

「さらけだす」が資質向上になっていく。

広島県庄原市議会のきずなと無会派(会派に所属していない)のみなさんが多摩市議会で導入している委員会のインターネット中継について視察に伺いました。議会運営委員長の遠藤ちひろさんとともに対応しました。

視察を受け入れする前には、先方についてもちょっとだけリサーチしますが、庄原市のホームページもきれいな仕上がりですし、市議会のホームページも私たちのよりもよっぽど見やすい。リニューアルした多摩市のホームページはまだ未完成のまま…なんですかね?

何だか以前とは異なり、市役所に取り込まれた市議会ですね…何だか議会の独立性が損なわれたような印象…というお声をいただいておりますが、私もそう思ったので議会事務局に伝えています。

そして、庄原市のホームページと比べて気がついたのですが、庄原市は市長と市議会と教育委員会がちゃんと横並びの機関として意識されたレイアウト。ところが多摩市のホームページのレイアウトはご覧のとおりで、市長は上段で市議会と教育委員会は下段に。

まあ、レイアウトとは言え、このあたりの議会…見る立場によっては気になるものです。

 

ということで、話を戻しますが、庄原市議会では既にインターネット中継も導入されておりますが、「多摩市議会では安価に委員会中継に取組んだ」という話しをきいたとのことでお越し下さったそうです。パソコンとケーブルと家庭用のビデオカメラと…午前中に視察対応の時に導入時の費用の書かれた資料を見たのに…いくらだったか忘れてしまった…とにもかくにも100万円あればできる程度で「お金をかけないでやる」ことを条件としつつ、委員会室に設置されたカメラをみれば、まるでDIYのような作業だなと思われたに違いないと思います。もちろん、画像などはそれほどよいとは言えませんが、見るに堪えないというわけでもありません。

お越しくださった議員の皆さんはとても意識が高く、議会改革の意欲に燃えておられました。林高正副議長さんは「さらけだすことによって、議員の資質が向上すると思うんよね」とおっしゃっていたのが印象的でした。「議会改革のど真ん中には議員改革がある。」…多摩市議会が議会基本条例を策定した当時、折戸さんが議長でしたが、彼女がいつもそう述べておられたことを思い出しました。

合併した庄原市と多摩市とでは環境が全く違いますし、議員活動のスタイルも選挙活動の仕方も大きく違うでしょうね。何せ投票率が80%以上は当たり前で、それでも下がってきて、「この間は77%くらいだったなあ」とおっしゃっているわけですから。とても有意義な意見交換もさせていただきました。

午後は「南多摩ニュータウン協議会」の総会、そして都知事への要請行動でした。都知事への要請行動(と言っても都庁の職員さんが代理で出席する)があるためにはるばる新宿まで…。ひと仕事です。時間を取られるという意味で。

ちなみに南多摩ニュータウン協議会ということで、八王子市、町田市、稲城市、多摩市、日野市で組織しています。会長は八王子の石森市長、副会長は町田の吉田市議会議長です。一致団結して要請行動を行っていくわけですが、都への要望については各市ごとに市長が述べるというスタイルで。多摩市からはニュータウン再生に向けた取組みを中心に、①諏訪・永山まちづくり計画、②都営住宅の建替え、③住宅総合市街地整備事業への支援、④尾根幹線の拡充にあたっての4点につき強調して、阿部市長から陳情させていただきました。

都へ、国へ…私たち自治体は「陳情」するのです。

力関係と言うか、「国と地方は対等です」なんて、やっぱり言葉だけか…と思ってしまいます。まあ、「一緒にやっていく、そのために力をあわせましょう」と連携関係を築く…と考えることにしました。

しかし、陳情、要請行動を受け止めて下さった都知事側…どのくらい前向きに一緒に取組もうと…意欲をお持ちなのかなあって。個人的には「パリッ」っと感にやや欠けるような雰囲気と思いましたが、受け止める側も公務員さんですから「粛々と」なのでしょうね。

 

明日から多摩市平和展です。毎年この時期、「平和の大切さを草の根でつないでいくこと」の意味を感じています。よかったら足をお運びください!

多摩市議会には政治倫理条例がある。

過日…というか、この間の日曜日、パルテノン多摩のそばを通ったところ、何やら黒光りしたキン肉マンたちが見える。「何?」…。他にも通行していた人たちも、やっぱり興味深く、同じく私と同様に足を止めてしまう。

そのくらいいつもとは異なる違和感ある集い。

何をやっていたかと言えば…夏に似合うボディを競う大会でしかも決勝だったよう。大階段を背中にして、記念撮影している方々もいらっしゃり、これまたお見事で、私個人的には何と言う素敵な場面に遭遇できたのだろうと思いました。

その日は、昼間にひじり館でシャンソンコンサートがあり、岸本悟明さんがいらしてくださり、地域の皆さんとともにパルテノン多摩で同じようなコンサートをするとしたら…○○○○円のチケットなはずの歌声を堪能。岸本さんと古くからご縁のある方が地域にいらっしゃり、6年前にも一度お越しくださったことがあるとか。

パルテノン多摩ではなく、この場所で悟明さんの歌声を聴けることの意味。今日、集まっておられた地域の皆さんは「この場所」だからこそ足を運び、美声を楽しむことができたわけです。その後、コンサートでご一緒した方とお話ししましたが、「パルテノン多摩なら遠くて行けないし。」とのこと。

もちろん音響設備などはコミュニティセンターにふさわしいものが導入されているわけであって、パルテノン多摩のものとは異なります。でも、プロですから…設備云々ではないですね。素晴らしい歌声とコミカルなエピソードなども挟みながら、あっというまの2時間余りでした。

要するに、思ったことは…地域にコミュニティセンターが存在し、そこで活動する市民がいて、そしてこうしたコンサートが成り立つわけであって、これも20年を超えるコミュニティセンターの歴史があって育まれた文化があるということ。地域の方々が約100名ほどホールに集まり、シャンソンライブのひとときを共有するわけであって、ここは同じライブであってもパルテノン多摩では実現できない価値がある。文化を支える行政の役割をいろんな角度で捉え考えていくことが必要ですね。

 

さて、今日は多摩市議会政治倫理条例に基づく政治倫理審査会の人事改選があったので、議長として委嘱状の交付をさせていただきました。多摩市議会の政治倫理条例は市民世論によって議会が動き、制定されたものだと伺っています。改めて全文を読み直したのですが、第1条で「この条例は、多摩市議会基本条例(平成22年多摩市条例第4号)第4条第3号の規定に基づき、多摩市議会議員(以下「議員」という。)が、政治倫理の確立と政治腐敗の防止を図り、主権者である市民の信託に応え、良心と責任感をもって政治活動を行い、議会制民主主義の健全な発展に資することを目的とする。」となっていて、当時、制定に携わった議員さんたちの想いを心に留めておきたいなと思った次第です。

政治倫理審査会は開店休業で、開かれないほうがいいわけです。開かれるということは何か「コト」があったということにもなりますので。委員の皆様も「万が一がないことを願いたい」とおっしゃっていましたが、審査会が始動することがないように、私たち議員はしっかり襟を正し、日々を過ごしていかねばなりません。

政治倫理条例は全国の自治体議会全てにあるわけではなく、半分くらいの議会でしか制定が出来ていません。多摩市議会は全国から見ても早い時期に制定しています。このこと一つとっても、私は多摩市議会というより、市民も誇りにしてもいいことだとも思うのです。いずれにせよ、市民世論…ここが背景になっています。ありがたいことです。

市議会の運営はいろいろ手続きもあって大変です。やはり合意形成を丁寧に進めていくこと、時間がかかり回り道のように思うかもしれませんが、「急げば回れ」とも言うことをいつも意識しています。時間はかかっても、時間がかかればかかったなりに一歩進みだしたときの安定があるなと思うからです。今日も議会運営委員会があり、いくつかの議論がありました。議会の情報発信を強化する意味でSNSの活用を進めたいと思っていますが、とりあえずガイドラインが作成されていて、ここに合意があれば試行でも進めることが可能です。先進的に取りくんでいる議会があるので多摩市議会がやらない理由も見つからないと思っていますが、もしできないとしたら、その理由をしっかり説明したいと思います。私はやりたいと思っていますし、少なくとも半数以上の議員はもっとタイムリーで、なおかつ手軽な情報発信が必要だと考えているわけで、それについて「やる必要がない」と考えるあるいは「今はまだやれない」などと考えるとしたら、その立場から市民に対し納得説得のできる理由をきちんと説明してもらわねば。

そんな感じです。来月8月7日に「議会と話そう!」と呼びかけているパルテノン多摩の大規模改修に関する意見交換会…「たくさんの人に呼びかけて、押しかけようと思うけど。」と言われて、「受け止める私たち大丈夫かなあ」と少し心配にもなっております。特別委員会が中心になっている取組みなので委員長副委員長中心に、きっとうまくまとめてくれると思っておりますが。

ぜひ、ご関心のある方お集まりください!

セレモニーも必要か。

本日は…「多摩地域都市モノレール等建設促進協議会」の第36回総会に出席してまいりました。生活環境常任委員会の板橋しげる委員長とあとは市長もご一緒に。

会場は立川のパレスホテルでしたが、会場に入って…この総会が「三鷹・立川間立体化複々線促進協議会」第49回総会と同時開催されることを知りまして…ちょっと驚き。多摩市は第49回目を重ねる「三鷹・立川間…協議会」には加盟しておりません。これは中央線のことですから、私たちには関係ないです。

しかし、多摩地域全体の公共交通網を考えていく意味で?

合同で開催されるのがスタイルになっているようです(むしろ両方の促進協議会に加盟している自治体にしてみれば、一緒にやってしまった方が合理的で効率的というのが理由かもしれませんが)。

多摩都市モノレールは平成12年1月に開業したということで…多摩センター駅と上北台駅間約16キロとのことですが…これはまだ一部らしい。「上北台から箱根ヶ崎」「多摩センターから八王子」「多摩センターから町田」への延伸により全線開通で全線93キロ!…つまりは、まだあと77キロも工事が必要ということになるのですね。板橋さんと思わず、顔を見合わせてしまいましたが、加盟団体は一致団結協力して全線開通に向けて取組んでいくことが決議されました。

 

それにしても、何と言うか、古典的スタイルは昔から変わらず、伝統を守りつつ総会は開催されているのだろうと…思います。

昨日から任期がスタートした都議会議員の皆さまがずらり。「新しい感覚」をお持ちになって「古い」を徹底的に見直すことを公約にされていた方々も多く来賓でお越し下さったわけですが、この場をどう受け止めていらしゃるかしら?と。

個人的には、「この場は一体何だったのだろう?」と思いました。開会宣言から来賓挨拶から来賓紹介までの所要時間は約45分、総会の時間は両方の促進協議会ともに約10数分…。総会については質疑もなく、シャンシャンで終わる。何とも微妙な場としか言いようがなく。しかし、こうした場が必要不可欠なのは、やはり国や都に対し、「一致団結」を示し、プレッシャーをつくるためなのか?

 

「郷に入っては郷に従え」を思い出す一方で、こうしたスタイルがずっと踏襲されていく不思議も感じます。しかし、「変だな」と思っても、ずっと議長としてここに関わるわけでなければ、過ぎてしまえば過ぎてしまう…なので、ずっとこのスタイルで存続するのかもしれませんね。セレモニーは必要。セレモニーこそ必要なのかもしれません。忙しい首長さんたちも大変ですね。

 

ところで今日は新しい任期がスタートしたということで、2期目になられた石川良一都議、新人で当選された斉藤れいな都議がいらっしゃったので、お会いしました。都政と市政をつなぐパイプ役ですから、この際、党派云々は関係なく、しっかり連携して多摩市の発展を考えていきたいですね。

相談できる「人」がいないと始まらない。

落合商店街に4月に開設されたコロノアで、NPO法人WingPROの新堀和子代表がお越しになるというので、お話しを伺ってまいりました。落合夏祭りのこども御輿の音を耳にしつつ・・・。「就労 自立のために今からできること〜輝く未来のために〜」をテーマに、ご自身の経験談も踏まえ、発達障害者の民間企業への就職状況も含めた状況のお話し。

新堀さんのお話しを伺うのは2回目です。我が子の育ちの状況ん日々向き合い、どうしたらいいか悩み迷っているママたちにとっては、その経験談がとても重たい。発達障害であることを子どもにどう伝えるのか、そして親も子も含めた受容の問題もあれば、周りに対する理解をどう求めていくのか…「障害者雇用」の枠で就職するためには「障害者手帳」を取得しなければならないけれど、それが本当に我が子にはプラスになるのだろうか?…これから療育を重ねていくことによって我が子はどう成長していくかもわからない…。

今、小学生の我が子が中学生になったら?…そして進学先としての高校どう選んだら?…特別支援学校の方がいいの?…その先の就職はどうなっていくの?知的レベルは高いけれどコミュニケーションが苦手な場合には?…大学に入学できたその後にはどんな支援があるの?やっぱりその先には就職があるけれど、どうなるの?

誰にどうアドバイスをもらっていいかもわからない。公的機関に相談に行ったところで、ママたち、家族には本当の意味で寄り添った支援が出来ているとはなかなか言い切れない現況を感じます。多摩市にも教育センターや発達支援センターあるいは子ども家庭支援センター…健康センターもかな?…相談しようと思えば「場所」だけはあると思っています。でも、「重たい悩み」に押しつぶされそうになりながら、発達にでこぼこのある子どもと向き合っているママの気持ちは受け止めきれていないかもしれない。「場所」はあっても、「人」が必要。そして「人」といってもやはり相談する側される側と「相性」の問題もある…とは言え、相談される側は「プロ」であるはずなので、「相性」とかなんだとか本当は言ってられないはずなんですけれど。

相談は「人」。「人」がいないと始まらない。相談員の「当たり」「外れ」という話しも耳にすることもありますが、「外れ」がないような環境づくりを進めておきたいですね。そこに行政の役割と責任があり、議会が後押しすべきところがあります。今日の午前中のひとときを過ごし、「まだまだ」を感じましたので、特別支援教育の充実、発達支援室や教育センターの環境を整えるために継続してウオッチしておかないとと思っております。

本当は、こうした講演の場に職員さんたちも来てもらいたい。ママたちの心の声、生の声を聴くことができると思います。「市民に寄り添って」と言っても、行政の相談窓口には「言い出せないこと」もあるんですよね。それもひとえに「人」の問題かもしれませんが。新堀さんに自身の気持ちを吐露されているママの声…とても悩み苦しんでいることに共感もでき、私も胸が苦しくなりました。

そして、関戸・一ノ宮コミュニティセンター「つむぎ館」のお祭りへ。知り合いが出店しているので遊びがてら見学がてら。雨がポツポツしていたお昼時でしたので大盛況!で人が溢れるほどではなかったものの、地域の方々や子どもたちが楽しむ様子も見ることが出来ました。私個人的には、薬剤師会の方が2階で開いていた健康チェックがとてもありがたく…簡易でできるコレステロール測定をやっていただいたら「基準値内」におさまっているという…「ん?」…めったにない診断結果でしたので、「ああ、そういえば特定健診に行かないとなあ」と思い出すことができました。コレステロール値が高いのは遺伝です…これだけはどうしても改善されることなく今に至っております(子どもの頃からなのです)。

健康センターの職員さんもテーブルを出しており、「野菜ファースト」のパンフレットを配布したり、お菓子などのカロリーのクイズなど…「食育推進」の取組みで啓発をされていました。そのきっかけとして「肌年齢」というか「肌水分量」を診断して下さったのですが、もちろん診断結果は「乾燥」でした…これも私の悩みですが、昔から改善されることなく今に至る。

あと、お口の健康診断ということで、市から仕事が委託されているそうですが歯科衛生士さんからもお話を伺うことができました。とても気軽に話しができるのはありがたいですね。市内に健幸スポットがあり、グリナード永山の2階エントランスにも場所が設けられていますが、やっぱり「人」がいてくれないと活用もされていかない気がします。私がそばを通る時にはいつもたまたま利用者がいないだけの話かもしれませんが。こうしたお祭りなどの場で啓発活動を工夫する方が効果が高そうにも思います。

午後はひじり館にシャンソンコンサートに伺い、その後、昨日と同じく落合の夏祭りへ。やっと同じ会派の大野さんにも会えて、来場されていた折戸さんにも会えて!あとは、昨日はお会いできなかった小野路囃子連で参加しているお世話になっている方にもお会いできたしよかった♪

そして、娘の誕生日で私もママ13周年!をささやかにお祝い。誕生日くらい、ゆっくり過ごすのも…と思いましたけれど、誕生日なはずの当人もあまりの忙しさに自分の誕生日であることも忘れて出かけていたらしい…昨日も今日も陸上部の大会で応援に出かけておりまして。場所取りのために朝7時集合がかかるという…「なんだかいかにも中学生!」という生活をしております。そんなこんなで無事に終わった一日に感謝します!そして、娘の成長にも感謝します。思春期入る娘と対等になっては「負け」と思っている私自信も成長しなければと思います。

さあ、夏の始まり!

昨日はいろんなことを考えていたら、「んーーーーーーーーーーーっ。」という感じになった一日でした。総務常任委員会の集まりがあったので同席したり、その他書ききれない色々…。議長という立場から議員の活動などを見ていると、お世辞とかではなく、本当、それぞれに各議員は地域で奮闘しているし、活躍していることに改めて気がつく。

今日は国士舘大学のオープンキャンパスへ。さすが!国士舘大学のセブンイレブンにはサバスのミルクプロテインがずらり!これは珍しいので記念撮影。施設の見学をしたりして、改めてキャンパスの広さを思い知りました。そして案内してくれた学生さんがとっても素敵な笑顔すぎて(陸上部の女子)、いいなあ~って思いました。「国士舘大学の陸上部は入りたい人は入れるし、大所帯の他大学の陸上部とは異なって、監督さんが全部員の名前を憶えてくれるし、目も配ってくれていいなって思ったんです。」…というエピソードなども伺うことができました。学校の雰囲気が伝わってきますね。陸上競技場では毎月1度は競技会が開催されていて、学生主体で運営されているそうです。中央大学のグランドも周りが山で、空と緑のコントラストが印象的だったわけですが、国士舘大学の陸上競技場も同様の環境。「いいところだなあ!」。大学と地域と。

いよいよ夏祭りの季節。都立桜の丘学園へ。連光寺小学校の4年生が「よさこいソーラン」を披露していました。校長先生が出番を前にした子どもたちのところに声をかけている姿を見かけ、これまた学校の雰囲気が伝わってくるなあと。私が子どもの頃と比べて(ってもう30年近く前ですけれど)、全般的にも先生たちが子どもたちに’寄りそう’気持ちが行動としても表現されている感じがします。私の子どもの頃は校長や教頭(今は副校長)はものすごく縁遠い存在だった記憶しかありません。民生委員さん、社会福祉協議会、連光寺児童館のみなさんも場づくりに協力されていました。特別支援学校と地域と。

こばと第一保育園の夏祭り。一時保育まで入れると200人以上の子どもたちが通っています。ですので、夏祭りに足を運ぶパパ・ママ・ジジ・ババ…までいれると本当に大勢すぎて、グランドは少し狭いくらい。卒業した子どもたちにも参加賞を配布する園長先生をはじめとする先生たちの声かけがあったかい。「戻ってこれる場所」。保育園と地域と。

鶴牧東公園の野外コンサートへ。35回目を迎えるということでご縁があったので、どんな感じなのかなあと足を運びました。今までも話には聞いていて、いつだったか一度だけ伺ったことがありましたが、それ以来でした。天気もちょうどよく涼しい風も吹いていて、鶴牧中学校吹奏楽部の演奏とともに心地の良いひととき。娘との約束もあったので、チラッとだけしか覗くことができませんでしたが、この日を楽しみに待っている地域の方にお会いすることが出来てよかった。

続けていくってとても大変なこと。地域の夏祭りもそうですが、裏方に徹し、準備などで汗をかく皆さんにありがとうですね。

明日、もう一度行く予定なのですが、落合夏祭りに立ち寄りましたら松田大輔議員が!ここのお御輿は明星大学の学生さんたちも参加するのですね!以前、地域には明星大学付属幼稚園があったのでそのご縁だそう。それにしても落合夏祭りは地域の人が総がかりの一大イベントになっていますが、ホントに盛況!

そして、永山六丁目のお祭りでは…池田けいこ議員。池田さんに浴衣がとっても似合っておりまして。何の準備もせずに足を運んだのに、「ご挨拶を…」と、池田さんから促されてしまった私…しかし、そんな私を察して下さるところが池田さん!フォローばっちり。国士舘大学の学生さんたちが櫓を立てたり、撤収したりに全面協力。地域にあるワークセンターつくしもフランクフルトや焼きそばなど出店に協力。大学や障害者の施設と地域のみなさんが大事にしている関係性があることを耳元でそっとささやいてくださいました。池田さんは現在、総務常任委員会の委員長を務めておられますが、昨日の委員会の進め方が何と言うか男性議員にはない細やかさというか気くばりを感じるわけです。その場にいなければ感じ取ることができない不思議な空気感なんですが。助けられました。感謝。

池田さんが「地域の方々が全て手作りでやっていて、頭が下がる。」とおっしゃっていたこと、自治会の方が「新旧住民でずっとやってきたんだ。誰でも受け入れるんだ。」ってお話しして下さったことが印象的でした。大学や障害者の施設含め、「関係性」というのはは一朝一夕に出来上がるものではありません。長年の歴史、蓄積を感じます。ここに独自性があり、地域性がしっかりと築かれていることを再認識させられます。

まち全体が着実に歴史を重ねている、そしてまた、将来に向けてまちを再構築することが今まで以上に求められているからこそ、「どんな場所ををつくりたいと思って歩んできたのか」…いろんな方にお会いして、一人でも多くの方に聞いておきたいと思います。私たちにとって守りたい地域、豊かなくらしとは?

 

天に向かって響く太鼓の音の心地よさを聴きながら、夏がいよいよ本番だなあ!と実感。屋外でビールを飲むのはおいしい!